<< NEW | main | OLD>>
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 - -

自分でもなんでこんな予定になったのか分かりませんが…独身時代にもめったに体験しなかった「1日おき観劇」です(爆)。つまり1週間に3本というハードスケジュールに。観たい作品の予定がどうしても1週間に集中してしまって(汗)。
で、安蘭けいさん宝塚退団後初のミュージカル『AIDA~宝塚歌劇"王家に捧ぐ歌"より~』を東京国際フォーラムまで観に行ってきました。

この作品には私が長く応援している宮川浩さんが出演しているので観に行こうと思っていたのですが、いかんせん不況の波が家計を圧迫しだしまして…(苦笑)、もう少し余裕ができた頃に・・・と発売日からしばらく購入を控えていたんです。最近どこの舞台も空席が目立ってきてるし、今回も大丈夫だろう・・・なんて甘く見てたんですが(爆)・・・ようやく購入できそうな状況になってチケットサイトをチェックしたらどこも完売状態でビックリ仰天!!!え!?なんでどこも売り切れ???
ようやく観劇間際に譲ってくださる方を発見して行かれたわけですが…、売り切れたことについて後でネット友さんに聞いてみると・・・やはり安蘭さんの人気じゃないかということで。宝塚の女優さんが退団されて初めての舞台はけっこうチケットを取るのが大変な公演が多いのですが、彼女の場合はかなり多くのファンの方がいらっしゃるということで・・・納得。そうだったのか・・・。私はどうしても宝塚の世界観が苦手で一度も観劇したことがないので、そういった情報にはまるきり疎かったということか(苦笑)。

とにもかくにも無事にチケットを確保できたので今回も宮川さんにお花を贈る事ができました。
o0800060010245454438.jpg
ちょっとボケてしまいましたが(爆)こんな感じ。この花が少しでも宮川さんに元気を分けられますように。
ちなみに劇場入り口にはものすごい数の楽屋花が!この前の「あまかけ」以上にお花畑~(笑)。宝塚の方から届いたお花も多いようで、ファンの方がたくさん集まって写真を撮っていらっしゃいました。


と、ちょっと大変な思いをしてまで確保したチケットでしたが・・・全体的な感想はちょこっと辛口になるかなぁ。あくまでも個人的な感想ですが・・・。



主な出演者
アイーダ:安蘭けい、ラダメス:伊礼彼方、アムネリス:ANZA、ファラオ:光枝明彦、アモナスロ:沢木順、ウバルド:宮川浩、神官:林アキラ



以下、ネタバレ的なレビューになります。ちょこっと辛口っぽくなってます。他意はないのでご容赦を。





このミュージカル「TheMusical アイーダ」は6年前に宝塚で上演されて大絶賛されたという『王家に捧ぐ歌』がモチーフになった作品とのこと。そのときは今回伊礼君が演じてたラダメスが主人公(湖月わたるさん)で娘役トップだった檀れいさんが今回ANZAさんが演じてたアムネリスを、そして今回同様に安蘭けいさんがアイーダを演じていたそうです。
それを外部で新たに上演するとどんな化学反応が起こるのか・・・いろんな意味で観劇前は期待と不安が入り混じったような気持ちがありましたが、結果的には・・・うーーーん・・・全体的になんだかちょっと中途半端といった印象を持ってしまった。なんていうか・・・宝塚でやっていたことをそのまま出したかったのか、宝塚でやっていたものをリニューアルして違うものを見せたかったのか、よく分からなかったんですよ。どっちつかず・・・みたいな印象。

セットは大きなピラミッドを自在に操って色んな場面に活用したりしてすごく面白かったです。巨大ピラミッドを中央に分けてふたつのセットに分割、それが屋敷になってたりバルコニーみたいな役割を果たしたり。シンプルだけどいいアイディアだなぁと思いました。
衣装は古代エジプト時代を表現すると・・・やっぱりエジプト側の人間はああいった被り物になっちゃうんでしょうかね(笑)。ラダメスは頭になにやら白鳥みたいなものをつけてたし、アムネリス様もマンホールの蓋というか・・・パラボラアンテナというか・・・そんな感じのものが乗っかってて、笑っちゃいけないんだろうけど慣れるまではちょっと吹き出してしまった(爆)。そんな中で、一番それをモノにして威厳を保ってたのは光枝ファラオだったかな。かなーり重そうなキラキラ衣装でド派手だったんですけど違和感がなかったです。さすが!

あと、個人的には音楽はけっこう好みでした。宝塚とほとんどナンバーは同じということらしく、ショー的要素の強いメロディラインが多いなと思ったんですが、盛り上げどころとかの旋律はとてもきれいだしリズム感もよくワクワクさせられるものばかりでした。特に1幕ラストのアイーダとラダメスの二重奏に全体の声がかぶさるシーンはとてもよかった。
ただ、ちょーっと歌詞が稚拙なものが多かったかなぁ。"エジプトはすごく強い"とか(←宝塚でスゴツヨと言われてた伝説のナンバーらしい 笑)"エジプトにはお金があるぅ"とか・・・子供に言い聞かせてるんじゃないんだから(爆)。それから同じフレーズの繰り返しがちょっとシツコイなぁと感じることもちょこちょこと・・・。アムネリス様がファラオの娘だってことはもう十分分かりました・・・とツッコミ入れたくなったし(笑)。
ダンスは独創的でなかなか面白かったんじゃないでしょうか。蛇使いみたいなクネクネとか(笑)。戦闘シーンのスローモーションはちょっと微妙でしたけど。私はダンスよりも女優さんたちのスタイルのよさに釘付け状態でした。どうしたら、あんな美しい体系を維持できるんだろうか…。

私はオペラでも四季でも宝塚でもアイーダを観たことがなかったので、これが初めての「アイーダ」体験になったわけで・・・あぁ、こういう悲劇のストーリーだったのねということはだいたい分かりました。細かいところを観るよりもストーリーを重視しながら観てたんですが・・・うーーーん、全体的に流れが感じられなかったのが残念。役者さんもいいし、音楽も好みのものが多いし、ダメだと思う要素は特にないはずなんですが・・・舞台の世界に入り込んで感情移入したり、みたいなことは残念ながら一度もなかったんです。サラッとなぞって観てしまったって感じ。
冒頭は宮川さんの見せ場があって「おおっ」とワクワクさせられたのですが・・・その後はなんだかタラタラと続いていくといった印象で途中ちょっと疲れも(苦笑)。特に1幕のテンポが悪かった。一つの場面がほぼ歌い上げ系で終わって、そこでいったんピリオドが打たれて次の場面・・・みたいな流れに違和感を感じて仕方なかった。一場面ごとにその人の見せ場シーンを作るのはいいんですが、いったんそこで区切りみたいな間を持たせる演出にちょっとイラッとすることも正直ありました。もっとテンポよくつながりのあるストーリーを見せて欲しかったなと。
2幕に入るとストーリーが大きく動いてテンポもよくなっていったので、1幕よりは楽しめました。戦争から平和になったことで丸く収まると信じていた世界が、逆に負の方向へ向かってしまうという矛盾。戦いは新たな戦いを生むっていう言葉も印象的で色々考えさせられました。

ただ、疑問なのがラスト・・・。これってツッコミ入れちゃいけないんだと思うんですけど・・・アイーダはどういう経緯であのラダメスの牢に入ったんでしょうか?台詞で一言あったみたいなんですけど、よく聞こえなくて・・・二人の愛のデュエットよりも「なんであそこにアイーダが???」といった疑問ばかりが渦巻いて舞台に集中できませんでした(爆)。確か、アイーダ、エチオピアに戻ったんじゃ?ラダメスが処刑されるってことはあの地下牢が埋められて・・・って刑だと思うんですが・・・何ゆえあんなに呑気に構えてられるんだ?とか・・・なんつうか、危機感というか悲劇みたいな色が感じられずちょっと拍子抜け(苦笑)。
あのクライマックスシーンはこんな余計なこと考えて見ちゃいけないっていうのは思うんですけど・・・どうしてもツッコミ入れながら観てしまった(汗)。

と、久しぶりに辛口気味な意見になってしまいました(苦笑)。これはあくまでも個人的見解ですのであしからず。

キャストの皆さんはとても素晴らしく皆さん熱演でした!

アイーダ@安蘭さん
ずっと男役を演じてきた方ですが、歌声は女性的で高音もとてもきれいに出ていたと思います。アイーダは宝塚で経験済みだったこともあってかとても役に馴染んでました。スタイルもいいし綺麗だし、何より歌がうまいのはかなり強みでは。人気が高かったのも頷けます。今後も女優として頑張ってほしいですね。
ちなみに、私の安蘭さんのイメージは・・・ミュージカル雑誌で見た『エリザベート』の少年ルドルフだったんで(笑)、いつの間にトップになって退団されて・・・と思うと時の早さを痛感した次第です。

ラダメス@伊礼くん
1幕はほとんどが上半身裸状態だったんですけど(笑)・・・いやぁ、素晴らしい肉体美!かなり鍛えて頑張ったのではないでしょうか。動きも軽やかで凛々しく清廉潔白なラメダスはとても素敵でした。歌も上手い・・とまでは思いませんでしたが、声がよく出ていて歌い上げるところなんかはとてもいい感じだったのですが・・・ただ、将軍というイメージとはちょっと違うかなぁとも思ってしまった。将軍というよりもあれは王子って雰囲気だよなぁ。頑張れ、伊礼君!

アムネリス@ANZAさん
久しぶりにANZAさんの舞台を拝見しましたが、気高い王の娘といった雰囲気がよく出ていてとても良かったです。あんなお芝居もできるんですね~。ラダメスのことになるとちょっとヒステリックになってしまうのですが、それも人間らしくてよかったかなと。個人的には好きでした。

ファラオ@光枝さん
あれはもう、完璧にファラオですね!さすがは光枝さんです。あのキラキラの重そうな衣装も完璧に着こなし、ファラオの威厳充分。懐が深く、人々に慕われる王というのがとても良く伝わります。それに歌声も王の貫禄たっぷりで感動的でした。

アモナスロ@沢木さん
ほんっとにこの方の舞台を観るのはお久しぶりで・・・懐かしかったです!あの気が狂った振りをしていたときの『ハトポッポ』な芝居は独特の雰囲気をかもし出していて最高(笑)。そこから正気に戻って野心をむき出しにするところの落差もとても面白くて楽しませていただきました。

ウバルド@宮川さん
1幕と2幕の冒頭に出てくる重要な役柄で、あまり出番が少ないとは感じなかったかも。こういったいつもギラギラした熱いものを持ったキャラクターは本当に宮川さんにハマりますねぇ。ソロの迫力もすごかったし、存在感バッチリです。特に印象的だったのはいつも何かを狙っているようなあの目!ラダメスがエチオピア兵を解放すると宣言したときも、喜び感動するアイーダの後ろでものすごい怒りの感情が篭ったような目つきをしてて迫力がありました。
そしてあの、ファラオを殺害した後の見事な切腹!「ジキハイ」のときに観た死に様よりも格段よかったですよ~。最後の最後までメラメラした熱いものを持ち続けたウバルドの最期はすさまじかった。死んだ後も、ずーっと目を見開いてるんですよね。思わずオペラグラスで凝視してしまった!

神官@林さん
アンサンブルではなくメインキャストだったんですね~、神官(笑)。いやはや、あの、何ともいえない中世的なキモカワ系なメイクが個人的にツボ(笑)。歌声はとっても美しく素晴らしいのに、存在感が面白くて楽しませていただきました。しかし、ほんと、きれいですよねぇ、林さんの歌声。


まだ幕が開いて日が浅いので、上演を重ねていくにつれてさらによくなっていけばいいなと思います。


関連記事

テーマ : ミュージカル - ジャンル : 学問・文化・芸術

Musical観劇作品 comments(4) -


コメント

Re: お久しぶりです

HARUKOさん、どうもお久しぶりです!
コメント、ご指摘、ありがとうございましたm(__)m。

檀さんの漢字は全く気づいてませんで失礼いたしましたっっ(爆)。
パソコンの変換ってそのままにしちゃうことが多いんで
今後はもう少し気をつけないといけませんね。
それから、安蘭さんのルドルフの件ですが・・・よくよく考えたら
チラシではなくてミュージカル雑誌でしたww。失礼しました~。
私は宝塚は苦手なので一度も生で見たことがないんですが
雑誌では"こんな人がいるんだ~"程度にはチェックしてます(汗)。

今回の「アイーダ」に関してはけっこう辛口に書いちゃったんですが、
(特に演出が個人的に好みに合いませんでした 汗)
役者さんたちはとてもよかったと思います。
楽しんできてくださいね。

Re: AIDAは・・・

hattiさん、こんにちは!
2日間、お会いできてとても楽しかったです♪ありがとうございました。
あ、TBの件、ごめんなさいね~。
最近妙なものが多かったので拒否にしてしまいました(汗)。

「アイーダ」の舞台感想は辛口になりましたが(苦笑)
(宝塚的な演出が合わなかったのかも・・・汗)
役者さんはとてもよかったですよね。
特に、ワイルドな宮川さんが堪能できたのはよかったです♪

また劇場でお会いできる日を楽しみにしてます!

お久しぶりです

えりこさん、こんばんは。『TITANIC』の時に、カルドザ関連の
誤りを指摘したワタシです。すみません、また、間違いを発見…。

宝塚版アムネリスは檀れいさんですが、土へんの“壇”ではありません、
木へんの“檀”です。これはよくある間違いで、あの「笑っていいとも!」の
テレフォンショッキングに出演した時も、画面に“壇れい”と
ド~ンと全国的に出てしまったそうです。

あと、安蘭けいさんは、エリザ初演(1996)で少年ルドルフを演じて
いますが、成長した大人のルドルフを演った事は一度も無いので、
エリザベートのチラシに安蘭ルドルフの写真?…他の誰かと勘違い
なさっているのでは?

私は『AIDA』は来週観劇予定。宝塚版アイーダは観ていて、あまり
好きではなかったのですが(笑)、宮川ウバルドが観たいからという
理由だけで、早々とチケットGETしました!
そうですねえ、宝塚版も、演者と音楽は良いけど、脚本がチョット…
って印象でした。

AIDAは・・・

こんばんは~♪
ばったりとロビーでお会い出来ました。(笑)
『AIDA』えりこさんと同じような感想。
宮川さんの”熱く燃える男”は嵌りますね

安蘭さんの華を存分に感じさせる舞台
・・で肝心の物語は、ちょっと印象が薄い(爆)

次回、リピートでもう少し深く
見る事が出来るかも?
でもねぇ~
最後の突っ込みはやはり感じてしまいそうです(笑)
TBさせていただきま~す。


フォーム

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
<< 2017 >>
今何時?
感謝です!
現在の閲覧者さま:
カテゴリー
プロフィール

えりこ

Author:えりこ
★1973.5.16生 大雑把なO型
★丑年牡牛座
牛三昧で牛的性格
★趣味は舞台観賞
(特にミュージカル)
◎基本的にミーハーですw

★特に応援している俳優さん
合田雅吏さん、加藤虎ノ介くん、大沢たかおさん、葛山信吾さん、瀬戸康史くん、中村倫也くん、間宮祥太朗くん、大泉洋くん、内田朝陽くん、井浦新さん、北村一輝さん、堺雅人さん、大東駿介くん、田辺誠一さん、宅間孝行さん、ジェラルド・バトラーさん
★特に応援している舞台俳優さん
片岡愛之助さん、飯田洋輔くん、福井晶一さん、泉見洋平さん、宮川浩さん、畠中洋さん、渡辺正さん、北澤裕輔さん、岡田浩暉さん、石川禅さん、石丸幹二さん、鈴木綜馬さん、光枝明彦さん

★日記風ブログ
ウシの歩み


★本館HP
eribn.gif


メールフォーム
個人的にメッセージのある方はこちらからどうぞ♪

名前:
メール:
件名:
本文:

お気に入りブログ
月別アーカイブ
ブログ内検索
人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

ミュージカルDVD

ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
大好きなミュージカル映画です。これを見れば誰もがハッピーな気持ちになれるはず!

レント
レント

魂の歌声とはまさにこのこと!今を生きることの大切さが伝わります

オペラ座の怪人 通常版
オペラ座の怪人 通常版

ロイドウェバーの美しい音楽の世界を堪能。これ絶対おすすめです!

エリザベート ウィーン版

来日公演の感動をぜひこの一枚で!

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)
ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)

オスカーを獲得した新人女優J.ハドソンの歌声は圧巻です<

キャッツ スペシャル・エディション
キャッツ スペシャル・エディション

現在劇団四季公演中のCATSを観れない方、このDVDでも楽しめますよ♪

レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-
レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-

世界のレミゼをこのDVDで堪能してください!

ミュージカル 星の王子さま
ミュージカル 星の王子さま

白井晃演出のミュージカル再演バージョンです。個人的には宮川さんがオススメ♪

ノートルダムの鐘
ノートルダムの鐘

日本語吹き替えは当時劇団四季に在団していた役者さんです。退団した人も多いので貴重な一枚かも!

アナスタシア
アナスタシア

曲がとにかく素敵です。日本語吹き替えで石川禅さんがディミトリ役を熱演してます♪

PR

Powered by FC2 Blog    Templete by hacca*days.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。