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予告のときからずっと行きたいと思っていた映画『クィーン』をやっと見に行くことができました。
クィーンクィーン
田浦 智美


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日比谷シャンテシネに30分前に着いたのですがその時は既に長蛇の列が!レディースデーとはいえ、公開から1ヶ月以上経っていながらまだこんなに人気があるんですね~。主演のヘレン・ミレンがアカデミー賞を受賞したことも大きいかもしれません。

ストーリーはダイアナ元皇太子妃がパリで恋人と事故死した日から7日間の英国皇室と首相官邸を中心にほぼ史実どおりに描かれています。"事実は小説よりも奇なり"という例えがありますが、この映画はまさにその真骨頂だと思いました。それほど面白い…と言っては語弊があるかもしれませんが…非常に興味深い作品でした。もう最初から最後まで息を詰めて見入っててしまって、2時間弱があっという間でしたね。私的にはこの作品こそアカデミー賞に相応しいと思っています。

以下、ネタバレを含みます。




ダイアナが事故死したのが1997年8月30日・・・あの日は私は「ラパンアジールに来たピカソ」初演を観る為に両国のシアターXに行くところだったのですが、その道の途中でふと目に入ったスポーツ新聞の見出に大変衝撃を受けたのを今でも覚えています。最初「デマだ」って思いましたからね。だから、あの当時のイギリス市民は計り知れません。ブレア首相はまだその時は就任したばかりだったっけ。あれからもう10年経つのか…。

ダイアナが亡くなってからの騒ぎは本当にすごかった。日本でもかなり過熱報道していたのですが、イギリスはそれ以上。その裏では女王のエリザベス2世や首相になったばかりのブレアたちの苦悩に次ぐ苦悩があったということをこの映画を見て初めて知りました(どのあたりまでが真実かは微妙ですが)。
確かにあの時、エリザベス女王はダイアナとの確執があったせいかなかなか彼女に対する哀悼の意が示されず
「女王はダイアナが死んだ後もまだその確執を引きずっているのか」
と思ってしまったものでした。しかし、実際の女王の意図はそんな小さな姑根性ではなく王室の誇りと権威を貫く為にマスコミの創り上げた騒ぎからあえて遠ざかっていたんですね。

「イギリス国民は静かに死者を弔うものだ」

という女王の言葉がとても印象的でした。しかし、国民のダイアナ熱はますます増していくとともにエリザベス女王はじめ王室への批判が日に日に高まっていく。そんな事態になると思わなかった彼女は一人になったとき、耐え切れぬ「孤独」が押し寄せてきて初めて涙を流すのです。このシーンが本当に感動的で、いつの間にか涙が溢れてきてしまいました…。この時現れた一匹の大きな鹿が本当に美しく印象に残りました。

そんな窮地に立たされつつある女王を救うべく活躍したのがブレア首相だったんですね。これも知りませんでした。ブレアは女王にあまり良い感情を持っていないのだと思っていたのですが、彼は女王の孤独を誰よりも感じ取っていたのです。恐らく、同じトップに立つものとしての苦しさという部分で共感したんでしょうかね。初めはブレアに対して批判的だった女王が次第に彼の言葉に耳を傾けていく過程がとても興味深かったです。

イギリス皇室をも敵視してしまうほど、ダイアナ元皇太子妃はカリスマ性のある人だったんだなぁということを今回痛感しました。死後更にあそこまで人々を熱狂させたダイアナ・・・その影響力は本当にすごかったんですね。

また、あの当時ブレアの人気は絶頂期でしたが・・・イラク戦争後から急速に支持率を落としていって・・・ついには退陣することになってしまいましたから、今の時期に輝かしいブレアの姿を見るとなんだか複雑な心境でしたね(苦笑)。

主演のヘレン・ミレン、アカデミー主演女優納得です!!素晴らしい!忠実にエリザベス女王を演じています。淡々とした中にある気品は女王そのものでした。そして女王たる故の孤独感の表現がまた実に素晴らしい!
ブレア首相を演じたマイケル・シーンも素晴らしかったと思います。たしかにブレアに似てるかも(笑)!でも、チャールズ皇太子はあまり似てなかったかな(汗)。それからエリザベス女王の母である皇太后がとてもチャーミングでいい味出してました(葬儀の計画云々のところは笑えました)。

普段はほとんど印象になかった女王の夫であるフィリップ殿下や女王の母親である皇太后のことも知ることが出来たし、エリザベス女王の活発な一面(一人でジープを運転して川まで渡ろうとするんですから 笑)もビックリしたし、動物愛のある一面も知ることが出来たし・・・この映画でイギリス王室について以前よりも興味が沸きました。
機会があればもう一度映画館で見たいくらいです。



「クィーン」サウンドトラック
音楽も重厚でとても素敵でした!これは買いだな(笑)。
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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