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亀治郎の会を観に東京国立劇場(小)へ行って来ました。国立劇場へ行くの・・・高校の歌舞伎鑑賞教室以来!思えばあれが生まれてはじめての歌舞伎鑑賞だったんだよなぁ。猛暑の東京でしたが、着物を着た方も多く見受けられ千秋楽らしくなかなかの盛況ぶりでした。

5日には大河ドラマで共演するGacktさんが来ていたとのことでしたが、今回の千秋楽には主演の内野聖陽さんがいらしてたようです。というのも、私全然気がつかなかったんですよ(爆)。ロビーにいたとき、どうも一般の人とは違う雰囲気の人がいるなぁ・・・とは思ってたのですが、帽子かぶってるしよく分からなかった。思えばあれが内野さんだったのかなと。噂によると金髪だったらしいですよ(笑)。千秋楽に来るっていうのがいかにも舞台人らしい内野さんだなと

それにしてもロビーの雰囲気、すごい華やかでちょっとビックリ。明らかに京都瓜生山の時のロビーとは違ってました。亀ちゃんの色々な扮装のポスターがグッズ売り場の周りに飾ってあったり(なんか女装っぽいのもあった 笑)スタッフの人が「ウサギの耳」を頭にかぶっていたり(笑)、とにかく派手っ!亀治郎Tシャツもおそらく京都より売れ行きが良かったのではないかと。
この光景に、なんとなくキャラメルボックスロビーを思い出してしまいました

で、なんと言っても今回の「筋書」がまたすごい豪華!120ページオールカラーで(でも愛之助さんはじめ共演者の写真は白黒 笑)どこを切り取っても亀治郎でいっぱいです。これはファンにとっては堪らないでしょう~。かる~く本屋に並んでいてもおかしくない内容で読み応えありです。演目の説明も瓜生山のものより細かくて分かりやすいのも嬉しいし、著名人との対談やヨーロッパ公演の旅日記も興味深い。
でも一番面白かったのは最初の皆さんによる寄稿三谷さんによる「パルコ歌舞伎」秘話や、坂元健児さんによる「出会いのきっかけ」談、そして来年大河で共演する内野聖陽さんの楽しいコメント、などなど盛りだくさん。特に内野さんの「おい、亀治郎!」っていうタイトルから始まる独特のエールコメントがめちゃくちゃ面白いです(笑)。

ちなみに、この豪華「筋書」を購入すると”漏れなく”終演後の亀治郎サイン会参加券がついてきました。ここまでするのか!亀治郎!!もうすぐ大河ドラマで舞台に立てなくなるためか、まさに怒涛のファンサービスです
私は愛之助さんのファンなんですけど・・・でもやっぱり並んでしまった(爆)。出遅れてしまってそうとう後ろのほうになってしまいましたが、待つことおよそ1時間半(苦笑)、筋書にサインいただきました。当然といえば当然ですが、舞台から降りれば普通の若者「亀治郎くん」。さすがに何となく顔に疲労感が滲んでいましたが、『大河ドラマ頑張ってください』と声をかけると笑顔で握手してくれました。結局300人から400人近くの人にサインしてたのかな(筋書以外にもTシャツにもサインしてたし)。本当にお疲れ様


と、前置きが長くなりましたが(爆)舞台については以下に続きます。



この日私が座った座席は舞台中央からやや上手よりの『最前列』!!。正直、未だに何故、愛之助さんファンの私にこの座席チケットが回ってきたのかです・・・(爆)。
最前列に座っている方々の顔ぶれを見ると、明らかに熱烈な『亀ちゃんファン』といった雰囲気の方たちばかり。舞台中の盛り上がり部分になると熱心に「澤瀉屋!!」と大向う(っていうのかな?最前列の場合も)をかけていてその迫力に完全に押されてた私(苦笑)。いや、愛之助さんの熱烈なファンの方に囲まれたらそれはそれで気後れすると思うんですけど。今回の歌舞伎最前列デビューは私にはけっこう刺激が強かったです(笑)。

でも最前列ならではの楽しみもありました。まず歌舞伎の定式幕ですが・・・最前列で見るとものすごい迫力ありますね!特に開幕直前に前のほうに押し出されると、あの三色ストライプがグネグネ大波打ってきてまるでこちらに襲ってくる怪物みたいに見えました。あの迫力は最前列ならでは。
それから、黒子さんたちの適切で迅速なお仕事も細かく見えました。特に「安達原」では上手く仕掛けを見せるために絶妙のタイミングで仕事をしている姿に感動!そうそう、始まりの『柝』を打つ方も舞台袖に見えました。これも最前列にいたからこそかな


●奥州安達原~袖萩祭文の場

瓜生山歌舞伎で一度見ていたおかげで、物語がスーッと頭の中に入ってきて非常に分かりやすく舞台を素直に堪能することが出来ました。京都まで行って本当に良かったです。
以前頭が混乱してしまった最初のシーンも内容が理解できたので、落ち着いて愛之助さんを鑑賞(なにせ最前列だったので舞台全体を見渡せるのが困難だったため、ある一定の人物に焦点を絞って観ることにしました 笑)。ただ愛之助さん演じる義家は高い段の上にずっといるのであまり近くには感じませんでしたが、それでもやっぱりちょっと嬉しい。今回の義家も確かに「バカ殿」に見えてしまったのですが、近くで見たせいかちょっと”立派な”バカ殿って感じだったかな(笑)。以前よりもどっしり落ち着いているように見えました。
でもやっぱり前半の義家は個人的にはあまり好きではないんだよなぁ。公家っぽいしどこかひ弱に見える。メイクは意図的かどうか分からないのですが、なんとなくちょっと”老け顔”・・・(苦笑)。亀鶴さんの宗任がとてもハキハキした猛々しいキャラなので、二人のシーンになると薄く見えてしまうのがちょっと残念でした。

袖萩のシーン、京都で見たときはかなり長く感じて少し疲れてしまったのですが、今回は内容が分かっていたこともあってか余裕を持って見ることが出来ました。心なしか、京都で見たときよりもテンポも良かったように思います。亀治郎さんの袖萩が弾く三味線も前よりずっと上手くなってました
ところが私は会場から親子愛に対する嗚咽が響いている中、トークショーのときに「車一台買えるくらいの値段」と言われていた三味線本体に注目(笑)。こういったものの価値というのは私はサッパリ分からないのですが、「車一台分かぁ・・・」と思いながら観るとなんだか有難味が沸いてきたような・・・。前回以上に神々しく見えた亀治郎くんの三味線(自前らしい!)なのでした。
それから、大雪のシーンも迫力ありましたねぇ~。ここは袖萩が両親の姿が見えなくなった後半狂乱になって泣き崩れる、まさに『泣き所』のシーンなのですが・・・私は舞台上の”雪”に注目(笑)。最前列からだと”雪”の篩がよく見えたのですが、「これでもかっ!」ってくらい激しい勢いでグオングオン振られまくってました。あの迫力はすごい!客席が涙にぬれている頃私はまた違う方向を観て感動していたのでした(爆)。
前にも書いたとおり、私はあまり子供が絡んでくる歌舞伎の人情ものは好きではありません。前より観やすくなったとはいえ、やはり今回も『感動した』とは言えませんでした。が、役者さんたちの『泣き』は素晴らしいと思いました。亀治郎さんは目元化粧の『赤』が涙に変わるほど泣き濡らしていたし、竹三郎さんも最初から涙が止まらない状態、段四郎さんも奥でグッと涙をこらえたような表情。それぞれの熱のこもった演技に感動しました。お君役の澪夏ちゃんの目もウルウルしてたのはちょっとビックリ。将来、いい女優さんになれるのではないでしょうか。

クライマックスで貞任が正体を見破られる場面は大迫力でした!やはり前で見ると迫力が違います!目の前で次々に見得が切られたり、迫力の舞台踏み鳴らしも間近で聞けたり、とにかく贅沢な時間を過ごさせてもらいました。やはり歌舞伎はこういう派手なものが好きだなぁ。
後半の貞任が虫の息の袖萩に言葉をかけるシーンも印象的です。ここでは貞任と袖萩が舞台に背を向け亀治郎さんが声で2役を使い分けるのです。貞任の猛々しい扮装をしながら袖萩の声を出している姿は愛之助さん演じる義家が観ているということになるんですね(笑)。わたしもちょっと覗いて観たい気も・・・。
義家はやっぱり後半のほうが私は好きです。大人の貫禄があるし何より武士っぽく見える。勝負をつけるのは戦場、戦場~!と言い放つシーンが印象深いです。貞任、宗任が激しく立ち回るのに対して義家はほとんど動きません。トークのときにも愛之助さんが言ってましたが、これは本当に難しそうな役だなと・・・。動かないで威厳を表現しなければならないですからね。上手いか下手かとかいう批評は初心者の私には分からないので言えません。ただ、ちょっと物足りないかなという想いも…。愛之助さんのイメージではないかもしれないけれども、今度は貞任や宗任のような派手で猛々しい役も観てみたいなと感じました。まぁ、これは素人のファン視線から想ったことなのですけどね。

あ、気がつけば愛之助さん寄りの感想に(爆)。やはりついつい偏った視線で観てしまうなぁ・・・。いかんいかん。
そういえば、ちょっとしたハプニングもありました。お君ちゃんが貞任に「ととさま~」とすがるシーン、振り向いた貞任の刀鞘が澪夏ちゃんに直撃しそうになりヒヤリとしました。最前列で見ていて本当にドキッとしましたが上手いこと交していた澪夏ちゃんに拍手です


●天下る傾城

これは京都では観られなかったので今回初観劇。どんなものか前知識もなかったので(舞踊だということは分かっていましたが)ぶっつけ本番状態でした(笑)。
初観劇なのですが、最前列である為に舞台全体像がよく分からない・・・(近すぎて全体が見えないんです)、ということで、この演目はほとんど亀治郎さん演じる傾城をガン観状態(笑)。花魁っぽい姿がとても華やかで、それでいてなんだかドッシリとした貫禄のある傾城でした。でも一番印象に残ったのは亀治郎の”手”!特に指が細くて長くてとにかく美しいのです。そんなイメージがなかったので亀ちゃんの指は私的にかなりカルチャーショックでした(笑)。

この演目の最大の見所は後半、傾城が獅子の精に変わるシーンです。歌舞伎で有名なあの『鏡獅子』に登場してくる”獅子の精”ですよ!一度生で観てみたいと思っていたのですが、まさかここで観られるとは!感動でした、ホント。特にクライマックス橋の上で長く赤い鬣をふりまくるシーンは圧巻!!何回くらい回していたんだろう?とにかく、これでもかっ!ってくらいの気合で回してて本当にすごかったです。あれで目を回さずにちゃんと『決め』る事が出来るんだから本当に歌舞伎役者ってすごいよなぁ。

ただ、傾城に従って出てきた「禿」のお二人が・・・あまり可憐に見えなかったのが残念。これは一番前で観てしまったせいかもしれませんが、どうみても『少女』に見えませんでした・・・。なんとなく、おカマっぽく見えちゃったんだよなぁ・・・


●口上

千秋楽という事からか、特別カーテンコールとして亀治郎くんによる口上がありました。獅子の精から着替えて裃姿に。この姿で出てくるまでの時間は扇乃丞さんと京紫さんが繋いでました(笑)。

今回の亀治郎の会は東京では3日間だったのですが、金曜と土曜は連続昼夜公演でものすごく大変だったことを告白。昼と夜の間の時間はなんと30分くらいしかなかったとか!自分は何でこんな辛いハードなことをしているんだろうと思ったけれども、お客さんの拍手でその苦しみが喜びに変わったというようなことを言ってました。
それから、今回の舞台は大河出演前の最後の大きな舞台ということで特別感慨深かったということも言ってたかな。9月の歌舞伎が終了したら来年の亀治郎の会あたりまでテレビ撮影に入るとのこと。その来年の亀治郎の会はついに国立大劇場に進出するとか
一番力を入れて語っていたのはやはりこれから始まる大河ドラマのこと。笑ってしまったのは「自分は女形が主なので武田信玄なんかやって大丈夫なのかと思ったけど、今回、貞任を演じたことによってどうにか信玄をやることが出来そう」と言ってたこと(笑)。これには会場大ウケでした。舞台はなかなか遠かったりお金が掛かったりで毎日観に来てもらうことは出来ないけれども、テレビはスイッチひとつで見ることが出来るので毎週欠かさず見てほしいと熱烈に大河アピールしてました(笑)。私も楽しみにしてますよ!

これで第5回亀治郎の会は終了。来年の国立大劇場での「亀治郎の会」は復帰作としてまたかなり派手なものになるのかも!楽しみです。
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テーマ : 歌舞伎 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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