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昨年末から公開されている映画『永遠の0』を見に行ってきました。

永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
百田 尚樹

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百田尚樹さんのベストセラー小説を映画化したこの作品。映画化することが決まったと同時くらいに小説を購入しているのですが、映像を先に見てから読もうと思い今の今まで封印していました。原作が好きすぎると映画にガッカリしてしまうパターンも有り得たので(苦笑)。

公開されてから興業成績も好調ということで…レディースデーということもありましたが、私が見に行った映画館も大きなスクリーン部屋であるにもかかわらずかなりの人数が入っていました。
前評判だけは聞いていたので、絶対に泣くなと予測してタオルハンカチを用意していた私w。ちらっと周りの席を見たら…同じようにタオルを膝上に準備している人がかなり多かったので、皆思うことは一緒なんだなと思いましたw。

原作を読むのを封印していたために、ゼロ戦パイロットの話…ということくらいしか知識を入れずに見ました(本屋でサザンの歌と同時に流れているPVも極力見ないように心がけてたw)
結果、私が最初に想像していたのとは違う流れだなと思いました。メインはV6の岡田くん演じる零戦パイロットの宮部久蔵の話なのですが、彼の物語は彼の孫である健太郎が生き残った人たちから聴く証言話で紡ぎだされている。なので、現在と過去がクロスする形で進んでいきます。だいたいこういう過去と現在が行き来する作品というのは分かりにくいものが多いんですが…、この作品においては、ものすごく自然にスーッと心の奥底まで沁み込んできた。
それぞれが見た、それぞれが感じた、宮部久蔵という人物。宮部と共に生きた人々から語られるエピソードの一つ一つを紡ぎ合わせていくうちに、彼の本当の想いみたいなものが形作られていく。そして最後にたどり着いた真実…。

この作品はちょっと謎解き部分みたいなのもあってネタバレになってしまうので詳しくは語れないのですが・・・宮部久蔵の姿が色んなエピソードで明かされていくに連れてもう、胸に迫るものがあって・・・橋爪功さん演じる井崎の最後の言葉あたりからサザンの主題歌が流れる最後まで涙が止まりませんでした。

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サザンのあの歌・・・反則だよなぁ。宮部の事を思い描きながらあの歌を聴くと本当に涙止まらなかったですよ・・・。

戦争ものの映画ではありますが、"なぜあの無慈悲な戦争が起こったのか"みたいなところに焦点を置いているのではなく、極限状態の中で生きた人たちの"想い"に焦点を当てたヒューマンドラマ中心のストーリーになっていると思います。「戦争モノは避けたい」と思っている人にもこれはぜひ見てほしい。
戦闘シーンのVFXはさすが山崎監督…!と唸るほどすごくリアルに再現されていてまるで当時の記録映像を見ているかのような迫力がありますが(戦争体験者の方の中にはこの映像を見れない人もいるのではないかと思ったくらい)、基本は人間ドラマだと思います。多くの人が「臆病者」と宮部を罵る中、数人は彼の中の真実を見て心を寄せている。彼らはなぜ宮部という人物に惹かれたのか…。それが明らかになるとき、見ている私も宮部を感じ…そして涙しました。

私の母の叔父は南方戦線で若くして命を落としたと聞いたことがあります。どんなことを想い死んでいったのだろう…。その話を知る人は今はもういないので聞くことはできませんが、ふとそんなことを考えました。
現代の平和な世の中は、あの戦争で失いたくない命を散らしていった人たちの上に成り立っているのだと思います。そのことは絶対に忘れてはならない。あの時代を体験していない私たちはせめて、当時の人たちに想いを馳せて戦争の愚かさを感じていかなくてはいけないと思います。終戦の日がいつなのか知らない若者が増えている中、人気のある役者さんが出ているこの映画を見て考えるきっかけになればいいなと…。

V6の岡田准一くんは何と言いますか、アイドルという枠を超えた役者だなぁと改めて思いました。「静」の部分が多く感情表現が難しい宮部という役を見事に熱演。「生きることに執着する」人物という点では今年の大河ドラマ『軍師官兵衛』に通じるものがあるなと思いました。誠実な芝居が心を打ちました。
現代パートに出てくる三浦春馬くん、最初は現代っ子のような雰囲気だったのが話を聞いていくうちに宮部という人物にのめり込み彼に想いを馳せていく姿を熱演。春馬くんは少年の頃から見てきたので本当に大人になったなぁと。ラストシーンには賛否あるようですが、私はあの時の彼の表情に泣かされました。
他にも濱田くん(大河でも岡田くんと共演)や染谷くん新井さんなどといった若手の実力派役者さんたちが素晴らしい熱演を魅せてくれていました。それと同時に、生き残った人を演じるベテラン役者さんたちのオーラがすごかった!平さん、橋爪さん、山本さん、そして田中泯さん。田中さんの迫力は特に印象深かったです。春馬くんとのクライマックスは涙なくしては見れません…。
そして、今は亡き、夏八木勲さん…。まさに、命を削るかのような魂の芝居に涙が止まりませんでした…。最後に一人静かに語りかけるシーンは特に心に残りましたね。エンドクレジットで"亡くなった方に捧ぐ"といったような形でお名前がもう一度出てきた時も涙しました…。
戦争中の出演者である若手俳優さんたちと、現代の出演者であるベテランの役者さんたちのバランスがとても良かったと思います。

見終った後、なぜかもう一度見てみたくなった映画でした。原作を読んだ後、まだ上映していればまた行きたい。




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