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赤坂ACTシアターで上演中の上川隆也さん主演『真田十勇士』を再び観に行ってきました!最初に2回分チケット取った時は"1回でよかったかな"とか思ったりもしたんですけど…、前回観て本当に面白かったのでリピートで来たわけで。いやぁ、ホンっとに、2回分あってよかったと思えるほど面白かったです!!

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あれから日にちが経っているのでさすがに楽屋花の数は減っていましたが、それでもまだまだたくさん届いていましたね。里見さん宛ての「北島三郎」札がやたら目立ってましたww。

あと、
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賀来千賀子さん宛てに愛之助さんからもお花が届いててなんか嬉しくなっちゃいました。大阪で上演された『花の慶次』で共演されてましたよね。あれ、ほんとに面白かったからなぁ。関東にも来てほしかった。

平日マチネということもあってか、前回以上に年齢層が高い客席。ちょっと自由な方が多くて…それだけがちょっとね(帽子脱がなかったり、前かがみになったり 苦笑)。上演中に静かにするとか、飲食禁止といった最低限のルールはいくらお年寄りだからと言っても守っていただきたい
でも、今回の座席は本当にすごい良席だったなぁ。某役者さんの事務所に手配してもらったんですけど、オペラグラスなしで毛穴が見えるくらいのところだった(笑)。ほぼ中央だったし、位置としては申し分なし!すぐ目の前で繰り広げられる迫力の殺陣と熱い芝居にただただ感動でけっこう泣きました。後ろの方には立ち見のお客さんもチラホラ。こういう盛り上がりは本当に嬉しいですね。


主な出演者
真田幸村/上川隆也、徳川家康/里見浩太朗、淀の方/賀来千香子、猿飛佐助/柳下大、ハナ・花風/倉科カナ、霧隠才蔵/葛山信吾、服部半蔵/山口馬木也、由利鎌之助/松田賢二、真田大助/渡部秀、豊富秀頼/相馬圭祐 ほか  


以下、ちょいちょいネタバレを含んだ感想です。





ストーリーの背景は前回書いたように大坂冬の陣前から大坂夏の陣で豊臣政権が徳川に滅ぼされるまでを描いています。
家康からその才能を買われ自分に味方しないかと打診を受ける真田幸村と十勇士たち。しかし彼らの豊臣方への想いは強くその誘いを突っぱねる。このやり取りを見ていたハグレ忍びの鎌之助佐助は幸村の配下になることを決意。しかし、大阪城の淀気味や大野たちからは今ひとつ信用を得ていない幸村一党。それを苦々しく思いつつも打倒徳川への策を立て、冬の陣では見事に徳川群を追い払うことに成功。
しかし、次々に大阪城へ大砲が打ち込まれたことによりは降伏を決断してしまう。その条件として堀を埋め立てられ次の戦の影がすでに忍び寄る。再度家康から味方するように打診を受ける幸村。その腹を探るべく出向いたものの、逆に家康との論争に負け敗北感に打ちひしがれてしまう。自分のいく道を幸村が見失い、十勇士たちの結束も揺らぎだした時、佐助に纏わる重要な秘密が明かされる。

今回かなり近い場所から舞台を観たんですけど、あのウォータースライダーみたいな傾斜舞台のすごさに改めて圧倒されました。あそこで忍者や十勇士たちが激しい殺陣を披露しているわけですから、もう、本当にすごいとしか言いようがありません。絶対滑り止め必要だよな、とか思ったり(笑)。滑り台を上り下りするみたいな感じなんだろうか(もっとハードに違いないけど)
斬り役もすごいけど、斬られ役の役者さんたちの迫力のアクロバットも本当に素晴らしかったです。一歩間違えば大怪我だよっていう動きばっかりですから。よくあんな傾斜のところで真後ろに倒れたり転がり落ちたりできるなぁと…。稽古の時も含め本番も生傷が絶えないに違いない、とか、余計なことまで思ってしまった。

この舞台の大きな見どころの一つである殺陣。とにかく一人一人の十勇士たちがカッコいいのです!!これこそまさにエンターテイメント時代劇って感じ!皆目がギラギラして輝いてるし、剣さばきも前回以上にキレがあって迫力満点。動きがとにかく早いのも見どころの一つです。あれを間近で観れたんですから、もうほんとにドキドキが止まりませんでしたね。
十勇士それぞれ闘い方に特徴があるのも面白いです。特に沸いたのは1幕の冬の陣での三津谷くんによる一輪車パフォーマンス。鉄砲を持ったまま華麗にあの傾斜を上り下りするんだからビックリです!抜群の安定感と体力に脱帽。松田さん演じる鎌之助は名前の通り鎌を振り回しての殺陣で、こちらも迫力満点でカッコいい!あと植本さんによる飄々とした扇子裁きの殺陣も軽妙で面白かった!こんな風に、それぞれの見せ場がちゃんとクローズアップして描かれているのが良いなぁと思いました。

そして見る者を飽きさせないドラマチックなエピソードの数々も見どころの一つ。前回観たときよりも皆さん感情がすごい乗ってて、思わず涙してしまう場面がいくつもありました。
印象的だったのは、幸村が夏の陣の前に家康から呼び出されて再度誘いを受けるシーン。絶対的な存在として描かれていた幸村が、家康と対峙して戦の是非を論争した時に「他に良い案があるなら言ってみろ」と迫られて何も言えず敗北感に打ちひしがれてしまう。自分は父の存在にも兄の存在にも勝てないのではと悶々としつつ、圧倒的な存在感で十勇士たちを引っ張ってきた幸村が、家康に味わわされた敗北感で弱さをさらけ出してしまうんです。酒におぼれ、「自分は大した男ではない」と自暴自棄になる姿がとても人間らしくて…そんなところも含めて幸村がものすごく魅力的な男に思えました。
このあたりの感情表現の流れが上川さんは本当に素晴らしいです!!家康に論破されて屈辱を味わって涙ながらに震えてる姿とか、本当に見ていて切なくなりましたし。酔っぱらって自暴自棄になっている姿も幸村の苦しみがリアルに伝わってきて痛々しかったし。カッコいい殺陣ももちろん大きな見どころではありましたが、こういった内面の芝居も実に魅力的でした。

あと、ビックリしたエピソードはやっぱり佐助の秘密ですね。そもそも真田十勇士じたいが実在していなかったのではないかと言われているということもあって、こういうドラマチックな展開も描けたんじゃないかなと思いました。ここではそのネタバレは控えますが、幸村が再び立ち上がるきっかけにもなる出来事で説得力も大きい。なぜ佐助が秀頼の寝所へ勝手に潜入してしまったのかも全て繋がります。
この関連で一番おおっ、と思ったのがクライマックスでの後日談エピソード。"えっ、ホントなの!?"って思うことが語られてて、後でネットで調べたら真実だった!こう繋げてきたのか!とビックリすると同時にものすごい腑に落ちるものがありました。これを念頭に2度目を見ていたので、なおさらドラマチックで泣けました。

あと、佐助の真実を知った秀頼と淀が大阪城と共に最期を迎える決断をするシーンもすごく切なくて泣けました。淀を演じる賀来さんも秀頼を演じる相馬君も涙涙の大熱演で思わずもらい泣き…!母と子の悲壮な覚悟が浮き彫りになっていて本当に感動的でした。
あと、霧隠才蔵たちの仲間想いのシーンも感動的だったなぁ。そこまで策を練ってまで…!って。幸村の大きさも感じられてこれも泣けました。

クライマックスの夏の陣では十勇士一人一人にスポットライトが当てられその最期が描かれているのですが、事切れた後もずっとライトがそれぞれに当たってて…。そのなかを幸村が最期の激闘を魅せるんですよね…。皆の魂を感じながら戦う幸村の姿は誇らしくもあり痛々しくもあり…。でも、死に瀕した時笑顔があって…、あぁ、幸村は満足して死んでいくんだなって思いました。
この場面で中島みゆきさんの独特の歌声と大きな月が昇ってきて、それも非常に印象深かったです。


真田幸村役の上川隆也さん、本当にすごい輝きをもつ役者だと改めて感動いたしました!目のギラギラ感がハンパない!!圧倒的な存在感で個性豊かな十勇士たちを見事にまとめていた。強さだけではなく、自分が何者なのか悩む姿や、家康との論争に負けて敗北感に浸る姿など弱い部分も実に魅力的に演じられてて・・・これまで見た真田幸村象の中で一番カッコよかったんじゃないかなと。殺陣のキレと重さも抜群でした。
カーテンコールは客席ほぼスタンディング状態になっていたので(私も2度目で立ちました)胸いっぱいって感じの表情で頭を下げていたのが印象的でした。ほんっとに素晴らしかったです!

猿飛佐助役の柳下大くん、前回初めてこれまでと違った彼の魅力を発見した喜びがあったんですけど、今回またさらに佐助としての芝居に厚みが加わっていてすごく良かったと思います。しかもあの身体能力、ほんとにすごいですね。側転も美しいし、バック転も軽々とこなしてたけど・・・一番びっくりしたのはジャンプ力。音をあまり経てずによくあそこまで飛べるなと驚かされました!
複雑な生い立ちを生き抜いてきた強さも感じられたし、何事にも物怖じしないヤンチャな顔も可愛かったです。

ハナ・花風を演じた倉科カナさん、一人で二つの顔を持つ難役を本当に頑張って演じてたと思います。あまり上手いとは言い切れませんが、花風になった時の低い声でのダークな雰囲気はよく現れていたんじゃないかな。めしやのハナの時の笑顔は可憐で可愛かったし。もう少し花風の哀しみを踏み込んで表現できればもっと良かったかなとも思いました。

霧隠才蔵を演じた葛山信吾さん、いつも冷静に周囲を見てるあの冷静さがたまらなくカッコよかった!特に上川さん演じる幸村と一緒のシーンでの安定感って言ったらなかったですよ。まさに腹心って感じ。最初見たときはあの長髪姿に若干の戸惑いも感じましたが(笑)、2度目の今回はすんなり受け入れられてデキる男・才蔵!って感じで観てました。葛山さんのあの優しく穏やかそうな声色が、大人な雰囲気の才蔵にピタリとハマっていたのも良かったんじゃないかな。
後半には違う顔も披露。その不敵な表情に佐助のみならず私もすっかり騙されておりました(笑)。こういう変化も上手いですよね。あと殺陣はクモの巣みたいなのを投げたり霧の爆弾を投げたりと随所随所で大活躍。殺陣姿も迫力があって本当にカッコよかったです!

真田大助を演じた渡部秀くん、彼も本当に目がすごくキラキラ輝いていて魅力的でした。幸村の息子として父を心から尊敬している感じがすごく出ていていじらしく可愛らしい。だけど、心の内にはギラギラと燃えるものもあったりしてとても魅力的でした。カツラもスゴイ似合ってたし、殺陣も前回以上にキレが出ていてカッコよかった!
最期、目を開けて絶命してて…息子を見た幸村が静かにその目を閉じさせてやるシーンがとても感動的でした。

服部半蔵を演じた山口馬木也さん、家康の忠実な忍として暗躍するわけですが…この芝居の中ではどちらかというと悪役的な立ち位置。常に獲物を狙っているかのようなギラギラ感はゾクッとさせるものがあったし、この人に睨まれたらみんな殺られてしまうといった恐怖心すら与えるほどの迫力があって素晴らしかったです。身のこなしも良かったし、最後なんてスゴイジャンプも披露!あれはビックリしたなぁ。
家康役の里見さんとは水戸黄門の時に共演してますから、なんだかちょっと懐かしい感じはしましたね。あの時は甲賀の忍者で謎の存在でしたがw。

淀君を演じた賀来千香子さん、本当に力強い女性を熱演!衣裳がとにかく豪華でとても重そうなのですが、そう感じさせないくらい上手くさばいていて立ち姿も綺麗。幸村を叱り飛ばしたりするときの目のギラギラ感もすごい迫力でした!常にヒステリックな感じで強気の姿勢を貫いていたのですが、最期には母親の顔があったりして…。ここの心情の移り変わりの芝居がとても感動的で泣けました。攻めの姿勢を崩さない女性ではあったけれど、一方では息子の秀頼を誰よりも大切に想う母の顔があったんだなと…。涙涙の大熱演でした。

豊臣秀頼を演じた相馬圭祐くん、彼の演じる秀頼はどちらかというとワガママお坊ちゃまって雰囲気。母親に大切に育てられたせいで高慢な態度も取ってしまうみたいな幼さがある。だけど、凛とした部分は崩してなくて、豊臣のトップにいるプライドみたいな部分は常に感じさせてくれました。外の世界に憧れを持ちつつ、最後は自ら次の世のために死を選ぶ決断をするシーン、あれは本当に感動的でした。なかなか良い芝居する若い役者さんだなぁと思いました。

徳川家康を演じた里見浩太朗さん、現在76歳とは思えないほどの若々しさにびっくり!あの傾斜舞台(平らな部分にいたときが多いですが)で上川さんと殺陣シーンを演じてる時の圧倒的存在感はすごかった!上川さんもすごい存在感を発揮してるので、二人がぶつかり合うシーンはもうすべてが見どころでしたね。
とにかく、出てきただけで"おおっ"と圧倒されてしまうようなオーラ、半端なし!徳川家康という男が幸村たちにとっていかに大きな壁だったかというのがその存在だけで伝わってしまう。その偉大な壁を見事に演じぬかれていました。印象的だったのは2幕で幸村を論破するシーン。「わしの首を斬ってみよ!」と迫るあの鬼気迫る感じ!幸村が何もできなかったことも納得。まさに獲物に迫る蛇のようだった。それとその時の葵の紋が入った衣裳がさらに迫力を増していてすごかったです!!何から何まで、さすが、里見さん!って感じでした。

そのほかの十勇士たちもとにかくみなさんカッコよくて!!一人一人の個性も分かりやすかったし、本当にカッコいいという言葉がぴたりと当てはまるくらいの熱演で素晴らしかった。

先日、撮影カメラが入っていたそうなのでおそらく映像化するんだと思います。その時は絶対購入したい!



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