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再び日本青年館大ホールで上演された『銀河英雄伝説 初陣-もうひとつの敵-』を観に行ってきました。上演期間が短いので前回から間があまり開いてませんか(汗)、大好きな間宮祥太朗くんのラインハルト…そして間宮くんの初主演舞台はしっかり見ておきたいということで通ってました。

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ちなみにこちらは前回アップできなかった元祖ヤンからの楽屋花です(ちょっとボケちゃったけど 汗)。ヤン、オーベルシュタイン、ポプランと大きな楽屋花が飾られていると存在感すごいですね。

そういえば、開場前の仕切の悪さについて前回このブログで苦言を書いてしまいましたが、今回はちゃんとスタッフさんが階段下まで降りてきてお客さんを誘導してくれてました。開場前には列が3つから4つくらいに分かれてましたから、やはり階段下にもスタッフさんがいてくれてよかったです(しかも階段長いし 汗)
ところが、開場時間18時になってもなかなか入口が開かない。10分くらい過ぎてようやく中に入れてくれまして…この日は外が猛烈にジメ暑かったのでちょっと参りました(苦笑)。さらに、なぜか、開演時間18時30分を回ってもなかなか始まる気配がない。だいたい5分遅れとかせいぜい8分遅れとかはどの演劇でもありがちなんですけど、10分過ぎても始まらないっていうのは初めて。お客さんももう席についてたし扉も閉まっていたのに気配がなかったので、まさか誰かキャストさんが倒れたとかセットのトラブルとかかな?と心配に・・・。
幕が開いたのは開演時間過ぎてから約20分弱くらい経ってからだった。後から聞いた話では、この日は大物関係者がかなり来ていたようで、その挨拶に時間を取られたのが一つの大きな原因だったらしい。開演時間過ぎても関係者が挨拶してる姿を見た人もいるらしいんですけど…それっていったいどうなんだろう?と思ってしまった(苦笑)。
これだけ遅れてしまったので、当然終演時間も大きくズレこみ・・・本編を最後まで見れなかった人やトークを見れずに帰らざるを得ない人(きっと終電の関係かと…)が多く見られたのが残念でした。

まぁ、そんなトラブルもありましたが・・・舞台は熱かった!!この前見たよりもセリフを噛んでしまう人もチラホラいましたが、それも気にならないほどの熱演に次ぐ熱演に胸を熱くいたしました。パンフレットの売れ行きも好調なようで休憩時間には売り切れてしまっていたようです。
今回の舞台って招待客もけっこう来ていたようですが…こうしてグッズの売れ行きも好調なのを見るとなんか嬉しくなりましたね。前回パンフレット買っておいてよかった~。


で、終演後のアフタートークショー。今回も司会はフーゲン高山(←フーゲンベルヒという役なのでww)こと高山猛久さん。トーク始まる前に開演時間が遅くなってしまったことを詫びていましたが、高山さんが悪いわけじゃないからね。こうしてキャストが矢面に立たされてしまうのはなんだかちょっと気の毒だなと思いました。
そしてゲストは・・・間宮祥太朗くん、橋本淳くん、根本正勝くん、藤原祐規くん4人。ラインハルトとキルヒアイスコンビと双璧コンビが登場するというかなーり豪華な組み合わせでした。間宮くん、今回は年齢が近いキャストと一緒に出ているということもあって前回のときよりもリラックスしてましたねw。それぞれ椅子に座ってましたが…改めて…みんな、足が長くてきれい!!4人並ぶとなんというか・・・壮観でした。

いつものように高山さんが進めていこうとしてたんですけど、これに対してロイエンタール藤原くんがやたらツッコミまくりwww「いつもこんなまったりした感じで進めてるんですか?」とか「フーゲン高山って、プロレスラーの名前みたいじゃない?」とか、もう色々攻撃しまくりでみんな大爆笑でしたよ(笑)。高山さんが「これでもサクサクやってるんですが」と返すとコケてたりして大盛り上がりwww。高山さんってこんなイジられキャラだったのか(笑)。

微妙に司会とトークのリズムが噛み合わないまま(笑)、まずは初参加組から銀英伝の舞台に出た感想を。

藤原君は原作やこれまでの銀英伝の舞台でのロイエンタールのイメージがお客さんのイメージにあると思っていたので、それをどう乗り越えようかとかなり悩んだそうです。それに対して高山さんが客席に「素敵なロイエンタールでしたよね」と振ると大きな拍手が起こりちょっと安心したような表情になっていました。
根本君も藤原君と同じく、これまでのミッターマイヤーの固まっているだろうイメージがあるのがすごいプレッシャーになったって語ってましたね。
あと、二人が一番気にしていたのが「双璧」感。二人がそこにいたときに"あ、双璧がいるね"って納得してもらえるような役作りをするのに一番気を遣ったというようなことを話していたのが印象的です。
橋本君もやはりお客さんの持ってるイメージがあるということでそこは気にしたようです。ただ、そのイメージに沿って演じるつもりは全くなかったので、原作をしっかり読んで自分なりのキルヒアイスを作り上げることに集中したと語ってました。しっかりしてるなぁ、あっちゃん!
間宮くんはそんな橋本あっちゃんに対して、とにかく「いろいろ助けられてます」と。前回は「田中圭さんがホントに優しくて」と何度も語ってたけど、今回はあっちゃんがすごい助けてくれているということを強調。いつもアミノ酸をさりげなく置いてくれるそうです。これ、ツイッターにもやり取りが書いてあって"あぁ、ちゃんと普段もラインハルトとキルヒアイスみたいな関係築いてくれてるんだなぁ"と嬉しくなったんだよね。

そういえば、高山さんが双璧の二人に「お花の話題は」と曖昧な振りから始まった日帰りネタ(←この司会進行に関してもツッコミ満載で会場爆笑だった 笑)。劇中、花言葉を言うシーンが出てくるんですが、ここは毎回違う花の名前を言うことにしてるらしいです。アドリブではなく、稽古で最初から取り入れてるっていうのがすごいw。
ちなみに前回観たときは「マリーゴールド」だったけど、今回は「ヒヤシンス」になってた。そのあとのアンネローゼ様の花言葉返しがかなり面白かったww。

で、そんな双璧役の根本くんと藤原くんですが、実は稽古場では二人揃うことがあまりなかったようです。藤原くんの仕事がけっこう忙しかったみたいですね。なので、いつも代役で稽古していたらしいのですが、そのたびに皆から「ただの壁だね」とツッコミ入れられてたらしいwwww。
しかも、やっと一緒になれたと思ったら気が付くとどっちかがフラフラいなくなってたりww、ツイッターで藤原くんが天気の話とか振っても根本君からの反応が返ってくるのが翌日だったりするなんてこともあったとか(笑)。「明日は傘忘れるな」と打つと「もちろん」みたいなのが返ってきたときも、ふと横を見ると本人がその場に居たりっていうこともあるらしい(ツイートの意味あまりないじゃんwwwww)

続いては大岩さんの演出について。オーベルシュタイン編も大岩さんの演出だったわけですが、間宮くんを始め皆さんこれが初めてだそうです。大岩さんは銀英伝の熱狂的ともいえるほどの大ファンとかで、かなーり読み込んでいたりアニメも通しで何度も見ているそうですね。

これに対して間宮くんは、女性の演出家から受ける銀英伝の演出は男性とは違って色々と新鮮だったようです。解釈が男性と女性とは違うなぁというのを感じたそうで。たとえば、自分は男なのでついラインハルトを男っぽく(ここで「僕男の子なんで」と何回か連呼してたら藤原くんから「何回男の子っていうんだよ」みたいに突っ込まれてましたww)演じたくなってしまうのを「男くさくならないように、軍人くさくならないように」と何度も指摘されたそうです。なるほどねぇ。
根本くんは、会話劇にかなりの時間を割いたことを熱く語ってくれてました。「ラインハルトとキルヒアイスの会話」と「双璧の会話」の微妙な感覚的なところを何度も調整したりして綿密に作り上げていったそうです。
橋本君は、基本的に自分たちにゆだねてもらっているけれども、言われたのは男の子っぽくなりすぎないようにということだったとか。その上で原作を読んで自分で感じたキルヒアイスをイメージを崩さない程度に自分らしく演じることに集中したと。ラインハルトをいかに輝かせるかに一番重点を置いたそうです。

ちなみに、キルヒアイスが髪の毛をいじるシーンが出てくるんですが、幕が開けてから3日目くらいに大岩さんからそういう演出を加えるようにということでやっているそうです。稽古場ではあっちゃん、坊主頭に近かったらしくて髪の毛いじろうにもできなかったらしいので(笑)。

最後に一人一人挨拶。
藤原くん「魂込めて演じてるので明日の千穐楽もぜひ来てください」
根本くん「初日の時に祥太朗が伝説を作りたいと言いました。この言葉がすごく胸に響いてその想いでここまでやってきました。最後まで応援よろしくお願いします」
橋本くん「本番始まるとお客様に見てもらえて本当に嬉しいです。明日で終わってしまうけど、お客様の心に残るように頑張って良い芝居をしたいと思いますので明日も来てください」
間宮くん「こんなにたくさんの人に見ていただいて本当に幸せです。あと、この舞台は転換が大変でスタッフさんがものすごい尽力してくれているのでぽくらはここに立っていられます(拍手)。初主演で最後に一人挨拶するのが初めてですごく嬉しいです。明日精いっぱいやります。それから、11月も出演が決まったのでぜひ来てください」

だいたいこんな挨拶で今回のトークショーは終了。いやぁ、間宮くんの最後のエピソードや言葉は胸にズーンと来たねぇ。初日に「伝説を作りたい」ってみんなに伝えたんだね。その意気込みと熱い想いに皆胸打たれるものがあったんだと思う。そして、挨拶の時にスタッフさんに対する気遣いまでみせて・・・本当に立派な座長だよ!そんな間宮くんの成長ぶりに思わずウルッときそうになりました。
そして高山さんをはじめ、みなさんのトークっぷり、本当に楽しかった!皆さん遅くまで楽しい話をありがとうございました。


主な出演者
ラインハルト/間宮祥太朗、キルヒアイス/橋本淳、ヤン/田中圭、アンネローゼ/白羽ゆり、ミッターマイヤー/根本正勝、ロイエンタール/藤原祐規、シトレ/三上市朗、クルムバッハ/岸祐二、ラップ/三上俊、グレーザー/鈴木健介、ベーネミュンデ/広田レオナ


以下、ネタバレを含んだ感想(今回も軽めww)です。







前回観たのは2日目でしたが、それに比べると全体的にテンポが良くなっているなぁと感じました。あと、間宮くんと橋本くんのアクションシーンが前回以上にキレがあったのも良かった!
それから大きく変わったのが、イゼルローン要塞でクルムバッハに追い詰められたラインハルトが手すりから落ちそうになるシーン。ここ、客席からはラインハルトの表情が見えないので別に映像で映し出しているのですが…前回観たときには事前に撮ったものを流していたために間宮くんのセリフと映像の口の動きが合わなくてなんだか妙な感じだったんですよね。それが、今回見たら実況生中継になってた!!リアルに落ちそうになってる間宮くんのラインハルトの表情がクリアに映し出されてて緊迫感大!!すごく良いシーンになってました。

あとは、トークにも出てきた双璧の「お花」ネタw。
ミッターマイヤーが妻であるエヴァに求婚する際に黄色いバラをプレゼントしたとアンネローゼに話すのですが、それに対してアンネローゼが「その花言葉はたしか…嫉妬」と言ってミッターマイヤーを絶句させるっていうシーンがあるんです(笑)。それにひっかけて、そのシーンが終わる前にアンネローゼに今度は花束を持ってくるとミッターマイヤーが言うところがあって。ここが日替わりで。前回は「マリーゴールド」で即「その花言葉は嫉妬…」と返され再び絶句するってなってたんですがww、今回は「ヒヤシンス」「その花言葉は静かな愛」と最初に持ち上げといて「それと嫉妬…」と続けてミッターマイヤーをやはり絶句させてました(笑)。アンネローゼ様、Sですかwwww。

あと印象的なのはキルヒアイスとラインハルトの関係がより濃密になってたことかな。前回もすごい濃密な関係でとても感動したのですが、この日はそれ以上だった!クライマックスでキルヒアイスと語らうシーンでは、間宮ラインハルトの目にうっすら涙も…!!!前回はキルヒアイスを失って号泣するシーンがありましたが、今回は常に一緒なのであまり弱いところを見せないラインハルト。だけど、間宮くんは心の微妙な変化を実に繊細に演じてくれているなぁと感動しました。

それから、客席を使ったシーンですが・・・H列は本当に美味しいよなぁと(笑)。あの列の中央部分にはたぶん関係者がたくさん座っていたと思うんですけど、なるほどそういうことかと納得。特等席だよ、あそこはホント。
一般の御客さんも、すぐ近くに立っている間宮くんたちに目が釘付けでハート状態になっててwww、遠くからその様子が見えてちょっと笑いそうになってしまった。その目がハートになる気持ちはよーく分かるよ。あんな間近に立たれたらねぇ。ちなみに、そこにはのちに根本ミッターマイヤーもやってます。

双璧がアンネローゼと食事をとりながら談笑するシーン、前回は少し違和感がありましたが…今回見てみるとあまり変な感じしなかったな。今回全体的に笑いどころも少なく重い雰囲気が多いのであそこで息抜きを試みてるのかなと思いました。まぁ、ラインハルトたちがいない時にアンネローゼがああして接待するっていうのはあまりありえない話ではあるよなとは思うのですが。

笑いどころといえば、もう一つはヤンがシトレに珈琲と紅茶を持ってくるシーンでしょうか。「コーヒーを押したら紅茶が出てきて、紅茶を押したら・・・」と田中くんのヤンが訥々と語って出てくる。その雰囲気が本当にホンワカというか、まったりというか、何とも言えず絶妙で可愛いのです!!
田中くんのヤンは富山敬さんの雰囲気のものとは少し違うのですが、ヤン・ウェンリーのホワッとしたような部分というのはしっかりと受け継いでいてとても新鮮で好印象です。若いころのヤンはあんな感じだったのかなって思えるし。何より圭くんが自分なりのヤンを演じてくれているのが嬉しいです。

切ないのはベーネミュンデ侯爵夫人のシーン。アンネローゼやラインハルトには恐ろしいほどの憎悪を燃やしているのですが、愛する陛下のことになるとすごく可愛い女性になる。このあたりのメリハリが広田さん本当に上手い!陛下を愛するが故の憎しみだっていうベーネミュンデ像がハッキリ見えます。それだけに、ラストの自殺させられるシーンは本当に泣けますね…。それを目の当たりにした間宮ラインハルトの表情もすごく繊細で見ていて胸が痛くなります。

このほかにも語りたいシーンやキャストさんがたくさんいるのですが、それは千穐楽が終わってから…。



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