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4月7日に開幕したばかりの劇団四季新作ミュージカル『リトルマーメイド』を観に行ってきました。劇場は大井町にある夏劇場です。
今年始めまでは『美女と野獣』の雰囲気だった大井町も今やすっかりマーメイド仕様となり、劇場へ続く道も海色に装飾されていました。劇場前の階段も綺麗なブルーで統一され、中に入る前から海にいるような気持にさせられます(笑)。ちなみに表のボードは電光っぽいのになっていて、BBの時にあった「○×回目」みたいなカウントはついていませんでした。ロングランが続きそうならばまた改良されるかもしれませんが。

今週の日曜日に開幕したばかりとあってものすごい人人人…!たぶん満員御礼状態だったんじゃないかな。
プログラム売り場は1階席入口に一か所だけしかないので、女子トイレに並ぶ大行列と混在していて大変なことになっていました(汗)。二階でも売ってるかもと思って上がってみたのですがその気配もなく(まぁ、あそこ狭いですからね…)結局また戻って一階の長蛇の列の最後尾に並んだんですけど、売っている係りの人が少なくて列の進みが悪い。開演ギリギリになってようやく購入できましたが、あれ、どうにか改善できないものかと思ってしまった。

あと、人が多いとどうしても気になってしまうのがザワザワ。オーバーチュア始まってるのに、コソコソではなく普通の話声で喋ってる人が異様に多くてちょっとビックリしました(苦笑)。客電が落ちてきたらみんなもう少し落ち着いてほしい。

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主なキャスト
アリエル:谷原志音、エリック:上川一哉、アースラ:青山弥生、トリトン:芝清道、セバスチャン:飯野おさみ、スカットル:丹下博喜、グリムスビー:星野元信、フランダー:大空卓鵬、フロットサム:一和洋輔、ジェットサム:中橋耕平、シェフ・ルイ/リーワード:岩城雄太 ほか


以下、ネタバレを含んだ感想です(少し辛めなのでご注意を…)




ディズニーと四季がコラボした今作品。今までのところ全種類のステージを見ていますが、舞台を観るまでベースとなっていたアニメを一度も見ていないというのは今回も同じw。リトルマーメイドというと人魚姫の話を想定していて、ラストに人魚が泡になって消えちゃう悲劇ものとしてくらいしか頭にありませんでした(爆)。ところが、ディズニーがそんな悲劇のラストを作るわけもなくww、ハッピーエンドでした、ちゃんと。

人魚のアリエルは海の中で仲間たちと楽しく暮らしていましたが、地上の生活にも憧れを抱いていて父親であるトリトンの目を盗んでは水面に行き人間の落としていったものを拾って楽しんでいます。トリトンは人間に妻を殺されたと思い込んでいるため、アリエルが水面に遊びにいくことを良く思っていない。
そんな親心を知らない彼女はある時船が遭難して海に投げ出された青年を救うことに。青年は地上の王国の王子エリックだった。気を失った彼に一目惚れしたアリエルですが、そのことを彼女の友達のフランダーが喋ってしまいトリトンの怒りを買ってしまう。絶望したアリエルはトリトンの姉で追放されていたアースラのもとへ誘い込まれ、声と引き換えに人間の足を手に入れる。
人間になって大喜びのアリエルの元に、自分を助けてくれた人を探していたエリックがやって来て二人は急速に距離を縮めていく。しかし、アリエルは3日のうちにエリックからキスをされなければアースラに捕らわれてしまうことに焦りを感じ始める。またエリックも3日後に結婚するように強制され焦っていた。声が出せないアリエルは必死にボディランゲージをするもののエリックには伝わりづらく、やがて運命の3日目が訪れる。

簡単にはこんなストーリーだったと思います。ディズニー作品らしく、可憐な主人公と王子キャラがいてそれを邪魔する悪キャラもしっかり存在してました(笑)。愛する二人を邪魔する悪キャラが最後の最後に退治されてめでたしめでたし、みたいな…王道ストーリーなのでw安心して見ていられるっていうのはあるかもしれません。

まず良かった点は、フライングでの役者さんたちの動きが本当に泳いでいたり風に乗って飛んでいたりしたように見えたことです。四季が芝居にフライングを入れるのはこれが初めて…くらいじゃないでしょうか。テレビでたまに海外スタッフさんに特訓されている様子が映し出されていましたが、本当に大変そうで!それが、本番ではいともたやすく見えるように滑らかな動きで見事に表現。特に主演の谷原さんは半分以上フライングしてる状態なのですが、スムーズな腰の動きで水中を泳いでいる雰囲気を出していました。相当訓練しないとあれは絶対腰を痛める(汗)。
そう、この舞台、役者さんたちが常にフライングしてるんです。1幕は特に。2幕の王子との生活とクライマックスくらいじゃないかな、ずっと舞台の上で芝居してたのはw。なので、前方過ぎるとかえって見づらい演目かもしれません。私は今回1階席後方だったので全体が見えてよかったんですけど、前過ぎると常に上を観なきゃいけないし役者さんの表情も分かりづらいことが多いのではないかと思います。2階がおすすめって言ってる人の気持ちが分かりました(笑)。

アラン・メンケンの曲はなかなか素敵なものが多かったですね。特にソンダン55で何度も聞いていたアリエルの歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」はとても良かったです。あぁ、こういうシーンで歌われるのねって納得。
それから、カニのセバスチャンが歌う「アンダー・ザ・シー」もソンダン55に出てきた曲(企画ものでしたが)。色んな色の海の生物が登場したりして、この舞台の中での一番の見せ場ではと思わせる楽しいナンバーでした。でも、個人的には、演出的にはソンダンのほうが楽しかったな。この音楽聞くとナベさん思い出してしまうww。

それから、アリエルと王子のストーリーはけっこう個人的に好み。ようやく再会できた二人が戸惑いながらも急速に距離を縮めていって。そんな若い二人がとにかく可愛かった。ボートのシーンが特に好きでしたね。
ラストシーンで全てが丸く収まった時、王子はアリエルをお姫様抱っこして舞台袖に走っていくのですが、そのあとすぐにウェディング姿になって現れたときはあまりの早業に思わず笑いそうになってしまいました(笑)。なんていうか、余韻がないと言いますか…そこまでの流れが急速すぎてww。だけどあの二人の可愛い幸せそうな笑顔を観ればそれも許せてしまうかな。

谷原@アリエルは歌声もしっかりしているし、何より可愛いので雰囲気にピッタリですね。たまにお国訛り出てましたが、イントネーション的にはさほど気にならなかったし。笑顔がすごく良かったです。

上川@エリックは想像以上に王子姿がハマっていてちょっと驚きました。笑顔も可愛くて初々しいし、苦悩している顔なんかもちょっとキュンとくるほど良かった。エリックは出番が少ないと聞いていましたが、予想したよりはかなり出てましたね。フレッシュさがあってとても良かった。ただ、開口がけっこうキツかったかも。あれでもう少しなめらかに話せるようになればもっと良くなるのになぁ…と思ってしまいました。

飯野@セバスチャンはとにかく頑張っていたなぁという印象。何だか途中でちょっと息切れみたいな感じにもなってたし、大丈夫か?といらぬ心配が…。セバスチャンは時折言葉遊びというか親父ギャグというか、そんなセリフを発することが多いんですけどw、半分ウケて半分失笑って感じでした(汗)。なんかアクセクしてる飯野さんはあまり見たくなかったかもって…。トリトンのほうが雰囲気合ってるんじゃないかな。

芝@トリトンは威厳があってなかなか良かったです。人魚なので尾ひれがついているわけで、フライングも頑張っていらっしゃいました。カテコではちょこちょこ歩きになってて可愛かったw。

青山@アースラはさすがの迫力。圧倒的な歌唱力と悪のオーラがすごかったですね。

他の海のキャラクターの役者さんたちもフライングしたりして熱演でした。ただ、皆さん本当に開口が激しくて(汗)。久しぶりに四季を見るとどうしても気になってしまいます。もう少し小慣れてきたらマシになっていくのかもしれませんが。


さて、ここからはちょっと辛いです(爆)。あくまでも個人的な感想なのであしからず。




実は私、ライオンキングが苦手で開幕直後あたりの1回しか観ていません。前半が子供劇だっていうこともありましたが、もう一つダメだったのが動物の操りです。人が鳥を持って走り回ったりしているあの演出…。裏方が丸見えなので素直にストーリーの中に入れなかった。
なぜLKを例に挙げたかと言いますと…今回のリトルマーメイドもアンサンブルさんが魚を泳いでいるように動かしているシーンがいくつもありました。あれ、私、どうしてもそれだけで夢の世界に入れないんです(汗)。あぁ、動かしてるの大変だろうなぁとか色々思ってしまう。ストーリーと違うところに意識が飛んでしまうんです(爆)。一番最初にそういうシーンが出てきたので、正直、"あ、これはヤバいかも…"と嫌な予感が走ったのですが、結局最後までそれを引きずった感じ。

影でアンサンブルさんが活躍するものの一番の見どころはたぶん、アースラの足だと思います。タコの化け物みたいな恰好なので(笑)足の部分を多くのアンサンブルさんが同系色のスーツを着てアースラの感情とリンクした動きを懸命に操作。私、アースラというキャラクターよりも、その足を動かしてる裏方アンサンブルさんたちのほうに目が行ってしまい、あぁ、大変そうだなぁ…と(汗)。
大迫力ではあるんですが、そのキャラクターとして観れなかったんですよね。ストーリーよりも裏方の動きにどうしても目が行ってしまう。そこですごい現実世界に戻ってる自分がいるんです(苦笑)。

それから、フライングを多用しているのはいいんですが…ワイヤーが丸見えで…実はこれもちょっと興ざめ。キャストさんの安全を考慮すれば仕方のないことだと思うんですが、エリックの船が現れるシーンなんかはもう舞台中央に太いワイヤーがもろ見えで(苦笑)まるで海の上に弛んだ電線が通っているみたいな感じw。
しかも、そのセットもダンボールで作りましたみたいな…ペラペラのものなのでなおさらチープに見えてしまって思わず苦笑い。この舞台ってセットにあまりお金かかっていないのかなって思わせるものが多い。絵本の中という設定で魅せたいのかもしれないので、それはそれでいいんだけど、でもなんか安っぽく見えてしまったというか…。

セットの安っぽさも気になりましたが、時折舞台が殺風景になってしまうのも気になったかも。フライングで泳ぐシーンが多いのであまりごちゃごちゃさせたくなかったのかもしれませんが、そのことに神経を注いでいるので他の部分まであまり気が回らなかったんじゃないか、みたいな。
アンサンブルさんの数も比較的少ないし、カラフルで派手な衣装で場を盛り上げようとしているものの、それだけではなんだか寂しいと思わせてしまうようなスカスカ感があったのも否めない。

でも、私が一番ダメだったのが、アリエルとエリックの恋物語以外の部分です(爆)。1幕なんか二人が再会を果たさないままで魚やらなんやらのシーンが多く、正直退屈してしまったし。アースラは確かに迫力あるんだけど、そこのシーンがなんだかものすごく長く感じてしまって、いつになったら先に話し進むのかと思ってしまったくらい(爆)。
リトルマーメイドってストーリーよりもショー的要素が多い演目なのかなって思いました。ストーリーを止めてキャラクターたちの見せ場を魅せる、みたいな。2幕のカモメのダンスとか、シェフの魚料理ショーとか、私正直、観ていてドン引き(爆)周りのお客さんはすごく楽しんでいたのでなおさら肩身が狭くなってしまった(汗)。なんかアリエルとエリックの物語は添え物か?みたいな…


ライオンキングほどではなかったものの、そんなわけで、『リトルマーメイド』は個人的好みにあまり合わなかったというのが今回の結論です。たぶん、ファミリー層とかにはすごくウケるんじゃないかなと思うんですが、私はダメでした。
クライマックスの王子サイドのストーリーはけっこう好きだっただけに、今後行くかどうかは微妙なところ。ただ、竹内君のエリックはちょっと気になるので…、客足が落ち着いたあたりにもしかしたらもう一度行くかもしれません。



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