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今年1月にBSで放送された歴史ドラマ『火怨・北の英雄~アテルイ伝~』が地上波で放送されています。BSから地上にドラマが降りてくることはよくありますが、アテルイ伝は最初から放送日がだいたい決まっていたためけっこう早かったと思います。

すでにBSで4回分見ているのですが、今回再編集しての放送ということで少し感想を書いてみたいと思います。

火怨・北の英雄 アテルイ伝 オリジナルサウンドトラック火怨・北の英雄 アテルイ伝 オリジナルサウンドトラック
TVサントラ 川井憲次

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音楽は2年前にBSで放送された「塚原朴伝」も担当していた川井さん。ところどころであのドラマを彷彿とさせるような古典的でダイナミックな曲調が多く、今回の世界観にも合っていたと思います。

まずはこのドラマのキャスティングですけど…、待ってました!と言いたくなるような組み合わせ!!

大沢たかおさん と 北村一輝さん

私の大好きな役者さんが2人…しかも仲間として共に行動することが多い設定!!いやぁ、放送前からテンション上がりました(笑)。
北村さんは大河ドラマ経験してますが、大沢さんはまだ役者デビューした時の1回しか経験ないんですよね(しかも1日か2日しか参加してなかったらしいし 汗)。これを機に大沢さんにも大河ドラマ長期出演の依頼が来ないかなぁなどと余計な期待をしてしまいますw。


以下追記へ





前篇の「蝦夷と呼ばれた人々」

現在の奈良が中央集権国家だった頃。そこは"ヤマト"と呼ばれており、この支配下に属さない北のほうの人々は"蝦夷"と呼ばれ常に侵略の危機に瀕していました。現在では東北地方のあたりに住んでいた人々だったそうな。何だか昔、歴史の授業で習ったような気がしますが、古代史はドラマなどで扱われる機会が少ないためほとんど記憶が飛んでしまっていた(汗)。
最初の頃の蝦夷の人々が自由に平和に暮らしているシーンは印象的です。大自然の中で皆表情も生き生きしているし伸び伸びしてる。狩りをしたり、踊ったり、たまに喧嘩したり、ほのかな恋心があったり。この生活がいつまでも続いてほしいと誰もが思っていました。

ここでは、アテルイを演じる大沢たかおさんの野性味あふれる生き生きとしたお芝居が非常に魅力的です!馬を走らせ獲物を射る姿は野生児・阿弖流為そのもの!雄叫びを上げたり、大声で思いっきり笑ったり、それとは対極に可愛い妹に向ける穏やかで優しい視線だったり…とにかく、自然体の表情が素晴らしい。嫁に行く妹を見送った後、「ワは悲しい…」と本音を口にして涙ぐみながら背を向け走り去るシーンはグっときました。アテルイの純粋な幼さが出てるっていうのかなぁ…。大沢さんの芝居見てると切なくてたまらなかったです(涙)。
大沢さんの表情見ているだけで当時の人々の暮らしの匂いが感じられます。やっぱりこの人の芝居はすごい!と改めて実感。

そんな時に、ついにヤマトがアテルイたちの暮らす地を侵略するためにやって来ます。その時に複雑な胸中のままともに進軍してきたのがアザマロ(呰麻呂)モレ(母礼)です。彼らはいち早くヤマトに恭順を示していたものの、そのやり口の強引さには否定的な考えを持っていました。アテルイたちが暮らす大墓の村に到着した時も、武力制圧しようとする大将を抑え、話し合いで解決しようと必死になっています。この二人がいなかったら、アテルイたちはあの場で皆殺しに遭ってたかもしれないよな…。
アテルイの父は里人のためにモレたちの話を聞き入れ土地を離れようとしましたが、納得がいかないアテルイはモレたちに叫びます。

「ヤマトは何故里を荒らす!?里を焼く!?ワ達を憎む!?ワ達を殺す!?」

切々と自分が育った土地への愛情を説くアテルイの言葉に胸を熱くするモレ達…。私もこの大沢さん演じるアテルイの言葉にはグッとくるものがあったよ。なんだろう、この人の発する言葉のあの説得力の強さは!「何故今まで通りこれまでのように暮らさせてくれぬ!?」という言葉に、アテルイの最後の叫びに思わず涙ぐんでしまったよ…。モレたちが心を動かされるのも分かる。

この時のアテルイの言葉で皆奮起してヤマトを追い払うものの、妹が嫁に行った村は焼かれ、彼女は連れ去られてしまいます。そのことを知ったアテルイは兄と共に奪還に向かいますが、その混乱の最中に兄とはぐれてしまう。仲の良かった兄弟がこんな風に裂かれてしまうのは悲しい(涙)。
その頃、アテルイの元に密かにモレとアザマロが訪ねてきます。アテルイの言葉で目が覚めた彼らはもう一度蝦夷の一員としてヤマトと闘う決意をしたようです。「自分の里人の命は守れたが、他の里人の命を奪う手助けをしてしまった」と悔やむアザマロの言葉が切なかった(涙)。二人のことを信じたアテルイはヤマトを攻める火星をする決意をし、それに乗じて妹のサトを救い出すことを考えます。

こうして大沢@アテルイと北村@モレが仲間になりました!これだけでテンション上がるわ(笑)。

アザマロの乱で多賀城は焼け、アテルイは無事に妹のサトを救出。火を放つときの大沢@アテルイの表情がめちゃめちゃワイルドで真に迫ってて迫力あった!!あのパワーはハンパないよ。だけど、サトは連れ去られた時の混乱がもとで記憶を失い幼児化してしまったんだよね…。
この乱に怒り狂ったのがヤマト。桓武天皇はますます蝦夷への憎しみを募らせます。蝦夷からすれば桓武天皇は"敵"という立場になるんですよね。これまではその逆として伝えられたことが多いのでアテルイが悪役として描かれることが多かったらしい。うーん、見方によっては色々と立場も変わってくるけど、同じ日本国という観念がこの頃にはまだなかったから仕方のないことだったのかもな。哀しいけど。
追われる身となったアザマロはアテルイたちに匿われていましたが、逃げきれないと覚悟を決め、里人たちのことを託しながら自ら命を絶ちました…。切なかった(涙)。「みんないなくなる…」と落胆するアテルイに

「ワは離れぬぞ!そなたの傍について、離れぬ!」

と永遠の友情を誓うモレ!なんか告白のようにも聞こえなくはないですがw、二人の友情がこれまで以上に深く結ばれたことは嬉しかった。大沢さんと北村さんが友情関係の役で演じてるからなおさら。

その頃、平城京ではアテルイの兄のアマヒコが坂上田村麻呂と遭遇。命を救われヤマト側の人になってしまいます…。
そうとは知らないアテルイは偵察のためヤマトへ行きその賑やかさに圧倒される。彼らはこれ以上何を望むのか、蝦夷から奪わなくても十分足りているではないか…!本当にその通りだよ。蝦夷の生活を奪わなくてもヤマトは十分に満ち足りているように見える。その時、アテルイたちの傍を田村麻呂が通るのですが…後ろには兄のアマヒコが!衝撃を受けたアテルイは追いかけようとしますが隠れるようにヒコ兄は立ち去ってしまう。

そのさなか、アテルイたちは延手という人物に出会います。橋本じゅんさんがいい味出してます!っていうか、じゅんさんと大沢さんが共演してるだけでめちゃめちゃ私にとっては贅沢な映像なんですが(笑)。ヤマトと戦うには鉄が必要だと悟ったアテルイは延手に協力してくれるように頼みこみ、延手もそれに応えます。
同時にアマヒコが蝦夷であることを捨てヤマトの人として暮らしていく決意をアテルイに話にやってくる。ショックのあまり言葉を失うアテルイが切なかった…(涙)。

大墓に帰ったアテルイたちは父や里人たちにヤマトに決起しようと訴えます。特に熱く訴えたのがモレでしたが、彼は最初はヤマト側の人間だったために周囲の反応は冷ややか…。モレ、切ない(涙)。そんな場の空気を換えたのがアテルイです。その話方のダイナミックなこと!微妙な空気を一気に熱っぽくさせるだけの力のある言葉の数々。すごいよ、大沢さん。そのなかで、アテルイはヤマトで見てきた出来事を話すのですが…、欲しくないものが二つあると語ります。

「みんな広場にあるその二つに向かって石を投げとった!首だ!蝦夷の首だ!!ワらの仲間の首がさらし者になっておった!!ワは悲しゅうて悲しゅうて…涙が出んのに悲しゅうて仕方なかった!」

アテルイの心からの叫び声がこだまする。死んで石を投げられてもいい奴はいるか!?と問いかけると、出兵に反対だった仲間たちの顔色がみるみる変わっていく。そして彼らはヤマトを攻めることに賛同するのです。なんでしょう、あの説得力!!心にグッときます。
最後まで出兵に反対していた父はアテルイに大墓の長を譲り全てを託します。やがて来るであろうヤマトとの戦に備えてアテルイを中心として一丸となって準備を進める里人たち。躍動感のある良い映像でした。

そしてついにその時が来ます。大伴の里の佳奈と結婚し、すぐに旅立つアテルイ。アテルイに密かな恋心を秘めていた古天奈ちゃんはちょっと可哀そうだったけどね…。しかし旅立つときに母は不吉な夢を見たとアテルイに話す。母のアマウラを演じてる江波さん。「塚原朴伝」のときにもお告げを予言するような人物を演じてましたが、また同じような力のある人を演じてますねw。

ヤマトの大群とアテルイとモレが率いる蝦夷たちがどんな戦いをするのか。後編は切ない展開がたくさんありますが、再編集版も楽しみです。




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テーマ : ドラマ感想 - ジャンル : テレビ・ラジオ

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