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シアターコクーンで上演されているM&Oplaysプロデュース『八犬伝』を観に行ってきました。

この公演、始まる前から本っ当に楽しみにしていまして…。というのも、キャストがビックリするほど私好みが揃ってるんですよ。

昨年のNHKドラマで一気にファンになった瀬戸康史くん
昨年の「RENT」でのロジャーの芝居が強烈に印象に残った中村倫也くん
ドラマ「ガラスの仮面」の速水真澄役を見てからずーっとファンだった田辺誠一さん
数年前の駄作大河の中で数少ない印象に残るキャラを演じてた太賀くん
渋い演技が光る増沢望さん
そして一度は生で見てみたかった阿部サダヲさん
などなど・・・

どうよ、この揃いっぷり!と言わんばかりのキャスティング!さらには脚本が私の好みと相性が合うことが多い青木豪さん!もうこの名前のラインナップ見ただけでテンションが激上がりしまして(笑)まさに個人的には奇跡の舞台って感じです。
なので、色々な伝手を使いましてwwチケット4回分も抑えてしまいました(爆)。

今回は初日開けて間もない頃の1回目。シアターコクーンは昨年秋以来でしたが、中2階からの観劇はものすごく久しぶり。前に一度当日券かなんかで立見席で中2階で見たことがありましたが座っては初めてだったかな。舞台との距離はかなり近いです。
が、サイド席になるので見切れるシーン多々あり(汗)。乗り出さないと見えないシーンとかけっこうあるわけですが、あまり乗り出すと隣の人に迷惑かもしれないし…ということでけっこう気を遣いつつな観劇でした。これ1回きりだったとしたら確実にストレスがあったかもしれないんですが、私の場合は残り3回あるという余裕があったので意外と平気だったかも。
それに、客席を使ったシーンがちょいちょい出てきたときにはかなーり間近で役者さんの表情が見えたりしてそれはそれで面白かったです。1階席のお客さんを見渡せるっていうのもできますし、見づらいながらもそれなりのメリットはありましたw。


主なキャスト
犬塚信乃:阿部サダヲ、犬川荘助:瀬戸康史、犬坂毛野:中村倫也、犬江親兵衛:太賀、犬村大角:近藤公園、犬飼現八:尾上寛之、犬山道節:津田寛治、犬田小文吾:辰巳智秋、浜路:二階堂ふみ、網乾左母二郎・里見義実:増沢望、亀篠・雛衣・伏姫:内田滋、ゝ大法師(金碗大輔):田辺誠一 ほか


以下、ネタバレを含んだ感想です。




八犬伝関係の舞台観劇は2年前のクリエ公演、昨年秋の新国立劇場公演、今年2月の大阪歌舞伎公演に続いて今回で4演目目になります。登場人物などはどの八犬伝も概ね変わらずで、犬塚信乃が仲間を探す旅に出るというコンセプトまでは一緒でした。ただ、クライマックスの展開はどれも違っていて…。今回の『八犬伝』が見ていて一番びっくりする結末だったかもしれません。
『八犬伝』ってその物語の中心を誰に置くかでけっこうストーリー構成とか変わっていくもので面白いですね。クリエの時には信乃と浜路の関係が中心、新国の時には伏姫と玉梓の関係が中心、歌舞伎公演の時には網乾左母二郎にスポットが当たっていて独自の物語になってました。

今回のコクーンでは「犬(畜生)」と「人間」が大きなテーマにあるなと思いました。混沌としたあの時代の中で、"人間"であるべきか、それとも"畜生(犬が象徴になってます)"として生きるべきかそれぞれが葛藤していきます。
キーパーソンは浜路金碗大輔八犬士のうちの一人です。まだ舞台が開けて間もないのでこのあたりのネタバレは次回に持ち越しますが…、ホントにあのクライマックスには驚かされたし、なにげに…ショックでした(汗)。ショックというのはストーリーに不満があるっていう意味じゃなくて、ああいう結末にあの人たちが深く関わっていたことがショックだったってことで。もう、ラストシーンあたりは「えぇ!?(涙)」の連続でしたw。
ちなみに、今回の『八犬伝』では伏姫と犬の八房の話はあまり深く関わってこなかったような気がします。これまで見てきたものでは伏姫はメインキャスト扱いだったのに対し、今回はサブキャラクターですからね。こういう描き方もあるんだなぁと思いました。八房のほかにもう1頭の犬が登場してくるんですけど、その行動が結構今後を暗示させてるっていう展開にしていて興味深かったかも。

全てが終わった時の信乃のセリフがとても心に響きました。あれって、震災で被災した現実のことも絡めてのものじゃなかったかなぁ…なんて。なんか、勇気づけられるような、そんなセリフだった。

ストーリー的なことは今回はこのくらいで(笑)。

河原雅彦さんの演出舞台は今回初めて見たのですが、エンターテイメント性の高いスピーディーな感じでテンポもよくとても面白かったです。暗転して舞台セット入れ換え、というのではなくて、舞台を上下に分けて途切れることなくドラマを継続させていたのがとても良かった。
それと、和太鼓の競演!!上手と下手に大太鼓と小太鼓の櫓があって、場面ごとに黒子さんが縦横無尽に動かしていました。八犬伝の世界観に和太鼓はものすごくマッチしてます。特に面白かったのはやはり信乃と現八の決闘シーンでしょう。素晴らしい叩き合い!さらにはサダヲさんと尾上くんが実際に櫓を乗っ取ってww競演するというすごい展開も待っていたりして大迫力!!客席も大いに盛り上がってました。

そういえば、信乃と現八の決闘シーンで信乃役のサダヲさんが使ってる刀の柄がすっ飛んで刃だけになってしまうハプニングがありました(笑)。これには現八役の尾上君もビックリしたらしく「ど…どうすんだよ!?」とマヂで心配(戦ってる最中なのにwww)。すると信乃@サダヲさんが「や…やるしかないんだよっっ!」と途中まで刃だけで殺陣をするというすごいことをやってのけてました(笑)。
次のシーンになって再び登場した信乃@サダヲさん、思わず「いやぁ、刀ってこんなに簡単に直るもんなんだ」とニコニコしながらアドリブセリフ飛ばしてて思わず吹いてしまいました(笑)。


印象に残った役者さんについて簡単に。

信乃@阿部サダヲさん
意外にも生のお芝居を観るのはこれが初めてだったのですが…本当にすべてが素晴らしかったです!これまで見てきた信乃というキャラクターはどこか線が細くて繊細なイメージだったのでサダヲさんはちょっと想像つかないなと思っていたのですが、実際に見てみるとこれがものすごくハマってる!信乃とはこういうキャラクターだっていう確かなものが感じられるっていうのかな…。全く違和感がなかった。さらにすごいと思ったのはセリフ回しです。あんなに大量のセリフ、しかもものすごい運動量のなか、ほとんど澱むことなく聞き取りやすい発声で・・・ちゃんと観客の心に響く力がある。サダヲさんのセリフには見ているこちらを納得させるだけの力強さがありました。これは本当に素晴らしい!!クライマックスのセリフは特にグッときて思わず涙です。

荘助@瀬戸康史くん
一度見てみたかった、瀬戸くんの生のお芝居!ファンになってからこんなに早くその機会が訪れるなんて本当にラッキーです。ブログなどでは役作りについて相当深く悩んで苦労していた様子が伺えましたが、立ち姿、セリフ回し、存在感共にすごく良かったと思います。あぁ、瀬戸くん、舞台にも向いてるなと思いました。ただ、まだ少し硬かったかな?周りの役者さんたちがけっこう余裕ある芝居をしているのでなおさらそう感じてしまったかも。セリフの響きとかはすごく良かったんだけど、まだどこか迷いがあるのか引き気味になってしまうところもあったりして…そこだけが気になったかも。だけど、すごく頑張っているのは伝わってきました。もう少し慣れてきて肩の力が抜けた頃、もっともっと良くなる予感がします。頑張れ、瀬戸くん!

毛野@中村倫也くん
「RENT」のロジャーとは真反対のキャラクターです、今回(笑)。毛野は乱世を生きていくために男でありながら女として育てられたという設定なので終始着物と女性メイク。これまで見てきた毛野はクライマックスで戦闘シーンが多くなってくると女性から中性的な男性姿になることが多かったのですが、今回は最後まで女性のままでした。髪の毛を金色に染めたらしいんですけど…この舞台ではそれを披露するシーンはなかったですね(笑)。いやぁ、それにしても、倫也くん、素晴らしかった!!!芸達者な役者さんが多い中でものすごく光ってたよ。改めて彼は良い役者だなぁと実感しました。女装という出で立ちなのである程度は目立つわけですが、それだけじゃなくて毛野というキャラクターとしての存在感がハンパなかったです。女性的な立ち居振る舞いも優雅だし、セリフ回しも美しく透き通った声がグッとくる。見せ場での活躍は大拍手もの!!予想以上のものを魅せてくれました。今後も楽しみです。

信兵衛@太賀くん
某駄作大河のなかで数少ない光る存在感を放っていた太賀くん(もう一人印象的だったのは瀬戸くんでしたが)。あの時に、彼は只者ではないなと思ったのですが…本当にすごい子でした!少年ぽい幼さでミステリアスさを感じさせ、クライマックスにあの熱演!そのギャップの出し方が素晴らしかったです。出番は少ないんですけど、たしかな存在感を出していました。

左母二郎@増沢望さん
増沢さん、私かなり好きなんですよね。なんとなく上川隆也さんと雰囲気が似てる気がするんですけど、上川さんに負けず劣らずこの方もかなりの演技派です。左母二郎は超悪人なんですけど、そのエゲツなさがハンパない!ギラギラした悪のオーラ全開でいながらどこか艶っぽくてカッコいいです。やっぱいいなぁ、増沢さん。

金碗大輔@田辺誠一さん
田辺さんの舞台観るのいつ振りだろう?ってくらいお久しぶりになってしまいました。ドラマで見る田辺さんはちょっと滑舌が気になったりもするんですが(汗)舞台だとそれを感じさせないんですよね。力強いセリフ回しだしどこにいてもセリフがなくても何となく目で追ってしまうような存在感もあります。それにしても田辺さん、改めて見ても細いし背が高い!舞台映えします。クライマックスの殺陣は大きな杖を武器に振り回して大奮闘されてました。

浜路@二階堂ふみさん
昨年の大河「平清盛」での徳子役が記憶に新しい二階堂さんですが、舞台でもすごかった!!声もよく通るし表情も多彩。特にクライマックスの芝居は圧巻でビックリしました!どこまで行っちゃうのーー!?みたいなw。今後の芝居にも期待です。

近藤さん、尾上くん、津田さん、辰巳さんも本当にすごい印象的で素晴らしい名演を魅せてくれました。次の機会に感想をアップしようと思います。


終始目が離せないエンターテイメント性の高い今回の『八犬伝』。次回もすごく楽しみです!



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