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久しぶりに観劇してきたので、記録を残すためにもwひっそりと再開します。

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昨年新しくできた劇場の東急シアターオーブで上演されたロックオペラ『モーツァルト』を観に行ってきました。

オーブは初めてだったのですが…渋谷駅からすぐのところにある劇場で、ビル11階にあり…やたら広いです!想像していたよりも空間が広くてビックリしました。大きなガラス窓からは渋谷の街が一望できます。とても開放的な印象でした。
今回S席がなんだかやたら予算オーバーな価格だったのでランクを落としてA席の2階後方席からの観劇。前の人の頭も気にならないし、見晴らしはとても良かったです。が、劇場そのものがやたら広いので…、予想していたよりもけっこう遠くに感じました(汗)。暫くすると目が慣れてはきますが、オペラグラスがないと役者の表情までは見えなかった。ただ、ライティングを楽しめるというのが2階席や3階席からの利点ですね。この舞台はシーンごとに様々な種類のライティングが出てくるのでなかなか面白かったです。

とても広い劇場だったにもかかわらず、お客さんの入りもかなり順調。ところどころに空席は見えましたが、それでも8割くらいは埋まっていたのではないでしょうか(2階A席はほぼ満席でした)←値段的にっていうのもあるけどw。
カーテンコールではスタンディングする人も多くものすごく盛り上がってましたね。この日はフランス人スタッフさんも客席にいたということで、レオポルト役の高橋ジョージさんが紹介してさらにテンション高いカテコとなってました。アッキーはノリノリで投げキッスしまくり(笑)。対する耕史くんはちょっとクールに投げキッスしてて、二人の対比というのも見ていてなかなか面白かった。間に挟まれてたAKBの秋元さんも二人に触発されてかw最後に「ありがとうございましたっ」とテレながら投げキッスしてて可愛かったです。


主なキャスト
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:中川晃教、アントニオ・サリエリ:山本耕史、コンスタンツェ・ウェーバー:秋元才加、セシリア・ウェーバー:キムラ緑子、レオポルト・モーツァルト:高橋ジョージ、酒場の主人/運命:鶴見辰吾、ナンネール・モーツァルト:菊地美香、アロイジア・ウェーバー:AKANE LIV、フリードリン・ウェーバー/ヨーゼフ2世:酒井敏也、コロレド大司教:コング桑田、ローゼンベルク伯爵:湯澤幸一、アンナ・マリア・モーツァルト:北村岳子、歌姫(カヴァリエリ):北原瑠美、ダ・ポンテ:上山竜司 


以下、ネタバレ含んだ感想です。




ミュージカルのモーツァルトと言えば、東宝のウィーンミュージカル『モーツァルト!』がまず最初に浮かぶと思うのですが、今回はフランスが制作した舞台です。これまでウィーン版を長く見てきたので、ところどころにそれを重ねて見てしまうことが多かったかも(笑)。ストーリー的にもあまり大きくは違っていなかったのでなおさらかな。今回はサリエリも絡んでくるので、ウィーン版とはかなり違うのではないかと予想していたのですが・・・意外にもストーリーの中心に居たのはあくまでもモーツァルトだったという印象。

ウィーン版と違う点は、時間の流れがやたら早いことかな。フランス版はあれよあれよという間に時が過ぎて行きます。なので、モーツァルトの背景を全く知らないで見る人はもしかしたら途中で置いてきぼりにされるような感覚になったかも?
ウィーン版ではやたら存在感が大きかったコロレドもフランス版ではあまり出番がなくw、代わりにクローズアップされていたのはモーツァルトの母親と最初の恋人のアロイジアの存在。この二人はウィーン版ではほとんど無視された状況でしたから(母親なんかいなかったも同然 苦笑)、そういった点では興味深かったです。

で、今回の目玉はヴォルフガング(モーツァルト)とサリエリの対峙するドラマってことだったと思うのですが…前述したとおり、サリエリはあまり重要視されていなかったように思えてならなかった。
耕史くんとアッキーが陽によって役を入れ替えて演じるというのが売りになっていて、さぞかしこの二人のドラマががっつり描かれていくんだろうなと期待していたんですが…サリエリはヴォルフガングと出会うまでのドラマが殆ど描かれておらず、1幕では狂言回しにちょこちょこっと出てくる程度。2幕になってようやく存在感が出てくるといった感じなので、ドラマの中心はあくまでもヴォルフガング一人なんだなという印象が強くなっている気がしました。まぁ、タイトルが"モーツァルト"なのでそれでいいのかもしれないんですけど、個人的にはもう少しウィーン版との差別化があってもよかったんじゃないかなと思ってしまいましたね。

音楽は面白いナンバーが多かったですが、"ロック"と銘打っている割にはちょっと大人しい感じだったかも?もっとガンガンに押しまくるようなロックナンバーを想像して期待してしまったので、多少の肩すかし感は否めなかった。ロックしてるんだけど、どこか柔らかい上品さも漂う…みたいな?ウィーンのクラシック性を感じさせるものとはまたちょっと違う…尖がってないロックナンバーとでもいうんでしょうか。個人的にはウィーン版の音楽のほうが好きかもしれません。
同じフランス初のミュージカルで『ロミオ&ジュリエット』がありますが、あの音楽は最初に聞いた時から好きになれたんですよね。あちらの方がロックな印象がなくもないような…。とか言いながらも、ライブCDの予約はしてしまった(笑)。もしかしたらこの音楽、1度きりじゃなくて2度・3度と聞いていると病み付きになってくるのかもしれない?

キャストについて。
今回私が観劇したのはルージュバージョン。中川くんのヴォルフガングと耕史くんのサリエリです。

ウィーン版以来久しぶりにアッキーのヴォルフガングを見ましたけど・・・もう、ドンピシャリですね!!存在そのものがヴォルフと同化している。全くの違和感もなかった。自由で激しくてヤンチャで・・・まるでこの役をやるために生まれてきたんじゃないかと思わせるくらいでしたよ(笑)。束縛を嫌い、感情の赴くまま解放させて舞台を縦横無尽に駆け巡るアッキーのヴォルフガングはもう最高です!誰に対してもこびへつらうことなく、常にオープンな感じ。その自由な振る舞いがやがて破滅へと向かってしまう危うさも見事に体現。まさに、作品が描きたいであろうヴォルフガングの姿がそこにあるといった感じでした。
歌声も相変わらず素晴らしいです。ハイトーンの音も無理なくスコーンと出してるし、何よりも聞いていて心地良い。安心して聞いていられるあの安定感。出来ればウィーン版でもう一度アッキーのヴォルフを見たいなと思ってしまった。

耕史くんのサリエリは1幕は狂言回しで顔出し程度にしか出てこないんですが、冒頭でアッキーのヴォルフと魂の会話をするシーンがあって…その時の雰囲気を見たときに「おっ!?」と惹きこまれてしまった。自由奔放なヴォルフのセリフに神経質になりメラメラと苛立ちを募らせていくサリエリ。この時の耕史くんの感情表現がすごく良かったんです。苛立つ想いをヴォルフの様にガッと表に出せない性格のサリエリが内に感情を押さえつけて追い込んでいく様がなんだかとても色っぽく見えた。今まで見てきた耕史くんとはちょっと違う、大人の色気を感じた瞬間だったかも。
感覚的で自由な芝居をするアッキーに対し、綿密に人物像を練ってしっかりとした存在感を出す耕史くん。あぁ、彼は役者だなぁってなんだか今更ながらに思ってしまった。今までよりも大人に見える耕史くんのサリエリは非常に魅力的です。彼があんなにサリエリにハマるとは思わなかった。
1幕で出番がない分、爆発させるように2幕冒頭でヴォルフガングへの嫉妬心を歌い上げるシーンは圧巻!なんか今まで以上に声が太くなってしっかりした印象。耕史くんのサリエリの魅力が所々で炸裂していただけに、もっとヴォルフとの絡みが多くあればなぁと勿体なく思ってしまいました。

コンスタンツェを演じたのはAKB48の秋元さん。AKBのなかでは意外と歌唱力があるなと思っていたんですけど、こちらが予想していた以上に魅力的なコンスタンツェでした。ウィーン版よりもキャラ的にクローズアップされていなかったのも幸いしたのかもしれませんが、すごく頑張ってて役にハマってました。ただやはり、歌声がアイドルの歌い方からちょっと抜けていないせいか他のミュージカル慣れしてる役者さんと一緒に歌うと軽く聞こえてしまったのが残念です。舞台映えする顔立ちしているし、芝居も思っていたより自然で良かったのでまた見てみたいなと思いました。

高橋ジョージさんは今回が初舞台らしいですが、堂々としていて良かったですよ。歌い方がちょっと癖があるなと最初思ったんですけどそれも後半は聞き慣れていったしw。でもやっぱりウィーン版での市村さんを長く見てしまったので、レオポルトの存在感といった意味ではちょっと物足りない印象は否めなかったかな。菊池さんのナンネールは歌声がとてもしっかりしていて良かったです。
ウィーン版ではフィーチャーされまくっていたコロレド大司教もフランス版ではただの暴君といった印象。ですが、芝居的には私は今回のコング桑田さんのほうが好きでしたね。声に威厳があるのも大きい。ドッシリとしてるし迫力もありました。緑子さんのウェーバー夫人はコミカル担当といった感じ。あざとさやズルさなんかも上手く表現されててとても面白かったです。面白いと言えば…酒井敏也さんw。ウェーバーのダンナは威勢よく、逆にヨーゼフ2世はナヨナヨしまくってて非常にコミカル。かなり笑わせていただきました。湯澤さんのローゼンベルク伯爵もテンション高かったなぁ。メイクからして強烈だし、心なしかサリエリ役の耕史くんが何度か吹きそうになっているように見えた(笑)。
オペラシーンでは歌姫役の北原さんが大活躍。本物のオペラを観るかのような迫力の歌唱力にびっくり!二期会の方のようですね。いやぁ、さすがだなぁと思いました。鶴見さんは良い役者さんなだけに役柄的にちょっと勿体なかったかも。アロイジアはウィーン版に比べるとかなりクローズアップされててドレスも立派。AKANE LIVさんの歌声も素敵でした。

今回、山本サリエリ×中川ヴォルフの組み合わせで見たのですが、この二人があまりにも役にハマっていたためにその逆を演じるというインディゴバージョンの想像がつかなくなりました(汗)。どんな感じになるんだろう、とものすごく興味をそそられたんですけど、2回観るだけの財政力がないために断念。代わりにCDを両バージョンお買い上げしてしまった(笑)。早く聴き比べしたいです。


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