<< NEW | main | OLD>>
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 - -
清盛が大きくなればなるほど周囲に影が広がっていくのを感じますが…今回は特に辛い展開でした(涙)。これまで正面切って清盛に堂々と意見してきた兎丸についに悲劇が…

その前に冒頭部分では遮那王と弁慶の有名な五条大橋での決闘エピソードが。遮那王役の神木くんはなんだかとても清々しくて可愛い。弁慶は義経がまとっていた赤い衣を見て彼が禿だと勘違いして因縁つけちゃったみたいですね(汗)。殺陣シーンはなかなかスピード感溢れてカッコよかったです。で、結局は義経に「弁慶の泣き所」をやられて負けてしまうとw。っていうか、ムネくんの泣き所がやたら細くて気になるんですが!そりゃ痛いでしょう、みたいな。
999人と勝負して勝ち続け武器を奪い取ってきた弁慶の目的は源氏再興。これまでずっと見守ってきましたからそれなりに情が移ったんですね。すでに義経と出会う前から源氏再興を思い描いていたっていう展開はこれまでにはなかったので斬新だなと思いました。遮那王が牛若であるってことも気づいたみたいですし、今後どう動いていくのかも注目したいところ。神木@遮那王が目をまん丸くして弁慶に振り回されてるシーンはなかなか可愛かった(笑)。

福原では積を懺悔する灯りをともす「万灯会」が厳かに行われていますが、清盛の傍らにいるのは…お久しぶりの西行ではないか!あぁ、あなたの顔を見ると思いだす…崇徳上皇様への酷な仕打ち(涙)。清盛の親友という割には本当にピンポイントにしか出てこないのはなぜだ?泊の普請については自分の手柄というよりも兎丸やそれにかかわる民のおかげだ、と西行の前では素直な気持ちを告白する清盛。直接兎丸にもそれ言ってあげればいいのに。
一方の京では「平家にあらずんば、人にあらず」という時忠の信念のもとに、その分身でもある禿たちが平家の愚痴を呟く者たちを次々に捉え断罪されている。あの基房兄弟でさえビクビク怯えるありさま。まさに一党独裁の恐怖政治の世界って感じで・・・ここまでくるとホラーに思えてきます。

万灯会を終えて本格的に泊の普請に着手する清盛ですが、そんな彼に兎丸は禿に対して「このままでいいのか」と問いただしますが「いいと思っている」という回答に愕然。禿を放ったおかげでたしかに清盛の事業に対する邪魔者は減ってやりやすくはなっているわけですが、孤児を集めた集団をその道具にしていることじたいが兎丸にとっては許せないんでしょう。彼ももともと孤児でしたからなおさら…ね。
清盛としては大輪田の泊は兎丸がかつて思い描いていた世界の一つだと考えているようですが、兎丸としてはそれを実現させる為に行っている出来事に対して激しい違和感を覚えている。このすれ違いがなんだかとても痛々しい…。




徳子が中宮になったことで平家一門はますます繁栄。時忠たちも出世して宴を開き歌舞音曲をいそしむなど、武士であることが信じられないような光景に。清盛曰く、それが貴族の嗜みだ…とのことですが…なんだかかつて清盛が嫌っていた貴族の世界と似てきたような気がするんだけど…。そのことは西行も勘付いたみたいで「人は変わるものだ」と思わず笑ってしまう気持ちも分かる。
近頃の清盛は生き急いでいるように見える、と呟く西行に時子は「それでも常に平家は一蓮托生」と言いどんな修羅の道でも共に歩んでいく覚悟があると告げます。時子なりに何かこの先に待ち受ける修羅の世界を予感していたんだろうか…。

やがて宋のお偉方から清盛と朝廷に贈り物が届く。清盛はいよいよ宋国が日本との貿易を認めた証拠だと大喜びしていますが、朝廷では「上から目線で無礼千万」と贈り物に対しても苦い顔。宋国が自分たちよりも立場が上だということを絶対に認めたがらないよな、この人たちは(笑)。で、贈り物も突っ返そうとしますが、珍しいもの大好きなゴッシーは誰からのものであっても欲しいものは欲しいw。
ということで、最高のアイディアで返書は清盛に書かせ贈り物は後白河法皇様がめでたくいただけるということに落ち着きました。

いろんな人たちの協力で懸命の泊造りが進められている中、清盛は兎丸に半年かかる普請を3か月で終わらせろと無理な注文をしてきた。現場の苦労を知らない清盛は、宋国の偉い人が3か月後にやってくるからそれまでに何とか完成させたいと言い放つわけで…「この国の頂に立つのは平清盛だということを示したい」と大きな野望を語る。あぁ、ついにその野心を剥き出しにしてきたな…清盛!
その2か月後、とうとう現場で重傷者が出てしまった。無理な働きが募り募ってみんな疲労困憊…そりゃけが人が続出してもおかしくないよな。清盛はそのあたりのことを全く考えていない。先のことばかり見つめすぎて目先の、自分たちのために働く民のことが目に入らなくなってしまった…。人は強大な力を手に入れると知らず知らずのうちに野心を抱きそれに飲み込まれてしまうものなのだろうか。下から這い上がってきた清盛はなおさらだったんだろうなぁ…。

自分がこの国の頂に立つために、どんなことがあろうともあと1か月で泊を完成させろと強引な清盛についに兎丸がキレる。清盛にとっての大輪田の泊が民のためのものではなくなっていることが彼にとってはすごく哀しかったんだと思う…。その様子を見た重傷を負った蝉松は、自分を人柱にして泊を完成させてほしいと懇願する。「それで清盛の夢が叶うなら嬉しい」って…なんて健気なんだ…(涙)。かつては一緒に駆け回っていた仲間にこんなことを言わせてしまうなんて…。
清盛はその言葉に対してNOと言えない。仲間想いの兎丸はそのことがさらに許せず清盛に食って掛かる。蝉松の上に泊ができて国ができても何の値打もない、という兎丸の叫びは清盛に届かない…。

「今こそ自分たちを見下してきた王家を見返してやる絶好の機会、些末なことでこの機会を逃すわけにはいかん!」

民のことを全く無視したこの発言…。清盛の夢のために人柱になるとまで言った蝉松の想いを踏みにじるようなこの発言…。疲労困憊し傷つきながらも必死に働く者たちを顧みないこの発言…。これまで自分を見下してきた者たちを見返してやりたいという湧き上がる野心に支配されてしまった清盛は、民の苦労を「些末なこと」という一言で片づけてしまった…。かつて虐げられた生活を送ってきた心の歪が今になってこんな形で表れてしまうとは…哀しすぎるよ、清盛!
自分たちはもはや清盛の野心の道具にしか過ぎないのか、と感じた兎丸は哀しみのあまり激怒する。

「お前のやってきたことは悪や。悪と悪がひっくり返っても、また悪が昇るだけや!」

このセリフは兎丸が海賊船で清盛に「いつか兎丸が義となり、民を虐げるお頭さんが悪になるという寸法だ」と熱っぽく語ったシーンと対になってますよね…。あの時その話に「面白い!」と乗った若き日の清盛はもういない。
その国造りがいつの間にか民の為ではなく清盛の野心のためになってしまったと感じた兎丸。「お前の国造りは、盗賊が物盗むんと同じや!」と吐き捨て仲間を引き連れて福原から立ち去ってしまう。瞬きもせずお互いの顔を厳しい目で見つめ合った二人…。まるで何かを語り合うかのような清盛と兎丸の視線のぶつかり合いはなんだか見ていて胸が苦しくなった…。本当は最後まで共に歩き続けたかった二人なのに(涙)。
兎丸たちが去った後、清盛は「まるで白河院のようだ」と暗に語る盛国に、自分の気持ちは誰にもわからないと寂しく呟きます。さすがに今回の出来事で心に穴が開いているんだろうな、清盛…。

京に戻った兎丸は五条大橋の下で仲間たちとヤケ酒。心配して駆けつけてきた妻の桃李に「なんであんな奴に何十年もついてきてしまったんだ」とぼやきます。それに対し彼女は「面白いと思ったからにござりましょう」と返す。たとえ敵の子であってもしばしば喧嘩してしまう相手であっても、清盛の描いていた夢に乗ることが楽しかった兎丸…。でも、今では清盛は平家がのし上がることしか頭にない。そのことが兎丸にとっては腹立たしい事であり哀しい事だったんですよね…(涙)。兎丸の心の傷みを感じて何も言えなくなる桃李…。清盛が大好きだったからこそ、許せないんだよね…。その心情を想うと本当に泣ける。

桃李を家に帰し、仲間たちと清盛の悪口を言いながら笑って酒を飲む兎丸。でも、無くなった酒を仲間たちに買いに行かせ一人になると素に戻り虚しい気分に襲われる…。そこへ禿のリーダー羅刹が現れます。清盛や平家の悪口を一言たりとも逃すまいと見張っていた彼らには、あれだけ大声で叫んでた兎丸に目を付けるのは容易な事だっただろうなぁ。もともと禿に同情的だった兎丸は近づいて「もっとまっとうに生きろ」と諭そうとしますが、羅刹は表情一つ変えずに兎丸の身体に赤い羽根を突き刺す。
追いかけて五条大橋の上に駆けつけた兎丸を禿たちが取り囲み、一斉にその身体に赤い刃を突き刺します…。さすがの兎丸もあれだけ刺されてしまってはどうしようもない。そしてそのまま命を落としてしまった。清盛と激しいケンカ別れをした、あれが、今生の別れになってしまうなんて…!!兎丸的にはおそらくまた少し時が経ったら福原に戻ろうとしていたんじゃないかという気がしてなりません。その時には清盛と分かり合えていたんじゃないだろうか。そう思うと本当に無念でたまりません(涙)。
それにしても、兎丸が遮那王と弁慶が決闘した五条大橋の上で…まるで弁慶の立往生の場面のような死に方をするとは…。何か意味があるのかな。何もないにしてもなんだかとても象徴的なシーンだった。

兎丸を探しにやって来た仲間たちの気配にただならぬものを感じた清盛は京へ向かう。そして五条大橋の上で大量の赤い羽根に埋もれた兎丸が身に着けていた装飾品を発見…。そして村人が手を合わせる先には赤い羽根の刃で絶命した兎丸が…(涙)。物言わぬ親友を涙ながらに抱きしめる清盛…でも、すでにもう遅いんだよ…(涙)。このシーンは本当に辛くて辛くて涙が零れた。禿に殺された兎丸は、結局清盛に殺されてしまったも同然ですよね…。悔やんでも悔やみきれない清盛の哀しみ、そして仲間たちや桃李の絶望と悲しみ…そのすべてに胸が痛くてたまらなかった。
京の館で兎丸の葬儀の件を告げる清盛。その姿を庭の隅から嬉しそうに見つめている禿たち…。清盛の役に立てた喜びで無邪気に笑顔を浮かべている彼らの顔がなんだか痛々しくさえ思う。それを目にした清盛は時忠に禿を始末するようにと残酷な裁断を告げる。そうとは知らずに無邪気に笑顔を清盛に向けている禿の笑顔が哀しすぎる(涙)。

福原に戻った清盛に盛国は「すべては殿が邁進するために起こったこと、いくら欲しても兎丸は戻りません」と静かに告げる。兎丸を失っても清盛の心の中にある国のために邁進する覚悟があるかと静かに問いかける盛国。それに対して何も言葉を発しない清盛でしたが、盛国はもう引き返せないところに来ているという悲壮な覚悟を清盛が抱いていることをその背中に悟ります。そして…

「ならば…盛国も共に。命を賭して殿に食らいつき、この修羅の道を共に参りまする」

と告げる。盛国もまた、清盛と共に地獄まででも歩んでいく覚悟を決めたんですね…。上川さんの声を殺しながらも力強いセリフ回しにグッときました。そんな頼もしい盛国の言葉に清盛は涙をこぼしながらも前を見据えている。どんなことがあってももう後には引けない二人。運命共同体。兎丸の死を乗り越えてでも邁進し続けなければならない悲壮な覚悟が伝わってきた…。
そして京では時忠がやるせない気持ちで禿が着ていた赤い衣装を焼き払っている…。時忠もまた清盛の野望の犠牲者でもあるよな。どんな想いで禿たちを…と思うと胸が苦しくなる(涙)。清盛のために、その一心で働いてきた自分の分身を消され、また進むべき道を見失ってしまうのではないかと心配です。

五条大橋の下で兎丸の息子の小兎丸が父親の名前を泣き叫んでいる。その光景を見た清盛は、かつて兎丸が父親を失って泣き叫んでいた姿と重ね合わせたに違いない。
その夜、清盛は敵を討ちに来た兎丸の仲間たちに石に経文を書いていると告げる。人柱を立てず経文を書いた石を沈めていけばいい…と。兎丸のその想いはこうして今になって清盛の心に深く響いている。清盛の中に兎丸が生きていると感じた彼らは仇討ちを断念し、泣き崩れます(涙)。彼らはあの時初めて哀しみと正面から向き合って涙したんだろうな…。兎丸は死を賭して清盛を軌道修正したことになるのか…。切ない(涙)。

兎丸の志を想いつつ綴った経文を刻んだ石が船に積まれていく…。手を合わせる人々の脳裏に兎丸の姿がよみがえる。清盛は海賊船で初めて出会った日、熱く夢を語った兎丸の姿を回想する。清盛の夢に賭けてくれた親友・兎丸はもう傍にはいない…。清盛に真正面から意見してくれる親友はもういなくなってしまった。全ては清盛が招いてしまったこと…。この兎丸との出来事は後々まで清盛の心の傷として残っていくだろうな(涙)。
大輪田の泊は結局1年かけて完成し、無事に宋国のお偉いさんを招くことができたそうな。

加藤さんの兎丸、最初の頃は色んな人から煙たがられていたようですがw・・・終わってみれば清盛にとって欠かせない人物となっていたわけで。兎丸の回想シーンを見たときにあんなに哀しい気持ちにさせられるなんて予想外でした。私にとっても兎丸の存在って大きかったんだなぁって思い知らされた気がします。加藤さん、お疲れ様でした!

次回、平家とゴッシーを繋いでいたあの方がついに…。予告のゴッシーの涙にグッときてしまったよ…



関連記事

テーマ : 大河ドラマ 平清盛 - ジャンル : テレビ・ラジオ

大河ドラマ 平清盛 - -
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
<< 2017 >>
今何時?
感謝です!
現在の閲覧者さま:
カテゴリー
プロフィール

えりこ

Author:えりこ
★1973.5.16生 大雑把なO型
★丑年牡牛座
牛三昧で牛的性格
★趣味は舞台観賞
(特にミュージカル)
◎基本的にミーハーですw

★特に応援している俳優さん
合田雅吏さん、加藤虎ノ介くん、大沢たかおさん、葛山信吾さん、瀬戸康史くん、中村倫也くん、間宮祥太朗くん、大泉洋くん、内田朝陽くん、井浦新さん、北村一輝さん、堺雅人さん、大東駿介くん、田辺誠一さん、宅間孝行さん、ジェラルド・バトラーさん
★特に応援している舞台俳優さん
片岡愛之助さん、飯田洋輔くん、福井晶一さん、泉見洋平さん、宮川浩さん、畠中洋さん、渡辺正さん、北澤裕輔さん、岡田浩暉さん、石川禅さん、石丸幹二さん、鈴木綜馬さん、光枝明彦さん

★日記風ブログ
ウシの歩み


★本館HP
eribn.gif


メールフォーム
個人的にメッセージのある方はこちらからどうぞ♪

名前:
メール:
件名:
本文:

お気に入りブログ
月別アーカイブ
ブログ内検索
人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

ミュージカルDVD

ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
大好きなミュージカル映画です。これを見れば誰もがハッピーな気持ちになれるはず!

レント
レント

魂の歌声とはまさにこのこと!今を生きることの大切さが伝わります

オペラ座の怪人 通常版
オペラ座の怪人 通常版

ロイドウェバーの美しい音楽の世界を堪能。これ絶対おすすめです!

エリザベート ウィーン版

来日公演の感動をぜひこの一枚で!

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)
ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)

オスカーを獲得した新人女優J.ハドソンの歌声は圧巻です<

キャッツ スペシャル・エディション
キャッツ スペシャル・エディション

現在劇団四季公演中のCATSを観れない方、このDVDでも楽しめますよ♪

レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-
レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-

世界のレミゼをこのDVDで堪能してください!

ミュージカル 星の王子さま
ミュージカル 星の王子さま

白井晃演出のミュージカル再演バージョンです。個人的には宮川さんがオススメ♪

ノートルダムの鐘
ノートルダムの鐘

日本語吹き替えは当時劇団四季に在団していた役者さんです。退団した人も多いので貴重な一枚かも!

アナスタシア
アナスタシア

曲がとにかく素敵です。日本語吹き替えで石川禅さんがディミトリ役を熱演してます♪

PR

Powered by FC2 Blog    Templete by hacca*days.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。