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まさかこんな事態になろうとは…(苦笑)。アイーダの中の歌詞じゃないけど「自分がー信じられな~い」です、ほんとにw。2年前ほどではないにしてもこの短期にこれだけ『アイーダ』凱旋公演に突発しまくる日が来ようとは思いもしませんでした。
本当は、この日は昼に私個人の中での一大イベント(1つ前の記事参照)がある日で…アイーダ突発予定は全く考えていなかったんです。なので火曜日に入れていたわけなのですが…、なんと、その公演が終わった直後にアイーダのキャストが突然変わってるじゃないですか!!しかも、その組み合わせになった『アイーダ』は史上最強という呼び声がやたらに高い。さらに追い打ちをかけるように、"福井さんのラダメスは今週いっぱいだろう"というどこからともなく沸き起こってくる噂(汗)。

最初のイベント先から浜松町の劇場まで約40分ちょっと・・・。計算してみると、ギリギリで間に合う・・・。「行かないで後悔するくらいなら行っちゃったほうがいい」というツイ友さんの声が決定打となりハシゴ決定ww。"生・新"の感動の余韻を抱えつつ、飲まず食わずの状態でダッシュして電車を乗り継ぎ・・・開演7分前くらいに劇場到着しました。
本当にねぇ…こういう無茶なハシゴだけはしたくなかったんですが…そうしないと居られなくなるくらい私の中で福井ラダメスが大きくなってしまっていたということで。キャスト予定さえわかっていればこんな無謀な行動しなかったよ(爆)。見事に四季戦略に乗せられてしまったようで悔しくもある(苦笑)。

土曜日ソワレ公演ということもあってか、1階席も2階席もほぼ大入り満席状態。私が間際に確保していた座席の隣はけっこう空いていたはずなのですが、いざ行ってみるとすべて埋まっていたので当日券を買い求めた人がかなりいたんだなと思いました。
そしてものすごいカーテンコールに圧倒された!!あれはまるで千穐楽ですよ!1階席も2階席もオールスタンディングとなり客電がついてもいつまでも拍手は鳴りやまず。プラス3-4回は出てきてくれたかなぁ。嵐のようなすごい拍手の音に、いかにこの日のお客さんが今回のアイーダに感動させられたのかを改めて実感いたしました。
聞くところによると、ここ最近はほとんどこういった現象らしいということで…。返す返すもなぜ適度にキャスト入れ替えをしなかったのかと思わずにはいられません。役者さんの予定とかもあるんでしょうけど…それでも舞台の活性化のためには必要な事なんじゃないかと。本当に"作品主義"ってなんなんだろう…


主なキャスト
アイーダ:朴慶弥、アムネリス:光川愛、ラダメス:福井晶一、メレブ:有賀光一、ゾーザー:飯野おさみ、アモナスロ:高林幸兵、ファラオ:石原義文、ネヘブカ:桜野あら ほか


以下、ネタバレを含んだキャスト感想になります。


この日は久しぶりに2階席より観劇。1階席とはまた違った景色が見えて『アイーダ』という作品をさらに一歩進んで楽しめた気がします。
一番の違いはやはり舞台上に映し出される様々な照明が見えることでしょう。シーンごとに色んな色や形が映し出されていてストーリーがよりドラマチックに思える。特にゾーザー軍団のダンスの時の○や▽や□が形を変えていろんなところに登場してくる様は本当に面白いです。なんか漫画を見ているかのように劇画チック。さらには全体が真っ赤に染まる「儚い喜び」のシーンも印象的。1階席からは分からないのですが、2階席から見るとあの"赤さ"にはハッとさせられるものがあります。
こうして見ると、照明もドラマの一部なんだなぁと思いますね。特にこの『アイーダ』は照明デザイン部門でトニー賞に輝いてますからなおさら。アイーダを初めて観る人にはまず2階席から見ることをお勧めしたいところです。あれは一見の価値あり。

以下、キャスト別感想。簡潔なようでやっぱり長いかもww


アイーダ@朴慶弥さん
もうこの楽間際になって朴さんのアイーダは東京には出てこないだろうなと思っていたので、突然再びキャスティングされたことにまず驚きました。もしかしたら前回の夢子さんの盛大なお国訛りが出てしまったのが要因だったのかも?そのあたりはよく分からないけど…。
思いがけず、再び朴さんのアイーダを観ましたが、前回よりも少し歌声が太く迫力が出てきたように思いました。特に前半部分がイイですね。少し声を低くして感情を押し殺しながら歌う朴アイーダになんだか心打たれるものがありました。ただ残念なのは、「ローブのダンス」のナンバーの最後の歌い上げでの声の伸びが足らないこと。あそこはもう一歩頑張って伸ばしてほしい。なんかプツッて感じで途切れてしまってちょっと期待外れでした。
後半になってラダメスへの愛に目覚めていくアイーダのナンバーになるとだんだん声が少し高くなってきますね。低い時には迫力があるけど、高くなってくると貫禄が削がれて恋する一人の女性っていう雰囲気が強くなります。そうすると少し線が細く見えてしまうんですよね…。あのあたりをもう少し頑張れって思ってしまう。
朴さんのアイーダはどちらかというと"王女に目覚めきれていない女性"というように映ります。秋さんのアイーダは"王女"としてのプライドがものすごく感じられた故にラダメスへの恋心のはざまで苦しんでいる様が納得できたのですが、朴さんは"王女"になる覚悟が最後まで定まりきらずラダメスへの恋により深く傾倒し立場の違いから結ばれないことに対して苦しんでいるといった感じ。恋する乙女度がとても高いのが特徴的だなと思います。
雰囲気的にはやっぱり"守ってあげたくなるタイプ"。なので可愛いです。ラダメスへの恋に対して純粋。少しおっとりとした話口調は王女としてはちょっと…って思うけど(汗)ラダメスとアイーダの恋物語というところにだけ焦点を置けば、最高の恋愛ストーリーとして作品を観れるなと。それはそれでまた一つのアイーダの見方だと思います。ただ個人的には、やっぱり"王女"である雰囲気も持っていてほしいんだよな。王女としての責務とラダメスへの恋との間で苦しむアイーダであってほしい。歌声も危なげないし、セリフもちゃんとしっかり聞こえてくるし、素晴らしいアイーダだとは思うんだけど…あと一歩「強さ」を表現してほしいなと思ってしまった朴さんです。まだ演じられて日が浅いのでこれからの進化に期待したいです。
ちなみに、多くの方が朴さんと濱田さんを重ねて見られているようですが…声質は似ていても雰囲気はかなり違うと思いました。朴さんには朴さんにしか出せない良さがある。その部分を伸ばして彼女なりのアイーダを今後も作り上げてほしいです。

メレブ@有賀光一さんは相変わらず上手い。ヌビアの国のことを心から思う様が手に取るようにわかる。ローブのダンスでの懇願するかのような決死の眼差しが特に泣けます。
アムネリス@光川愛さんも安定していますね。おしゃれナンバーでのキャピ度がこのところちょっと上がってきたような気がしてとても可愛いです。
ゾーザー@飯野おさみさんのあの安定感と若さには本当に脱帽!そこにいるだけで悪の色気がビリビリと伝わってきます。
そのほかの皆さんも本当に熱演で素晴らしかった。


そしてラダメス@福井晶一さん
"今週で抜けちゃう可能性があるらしいよ"っていうどこから湧いたか分からない噂に心乱され突発してしまったではないか(笑)。火曜日に見てきたけど、ラストになるかもしれないんだったらどうしてももう一度だけ見たい…そんな想いに強く突き動かされてしまった。それほど福井さんのラダメスは私の中でドンピシャです。恐るべし!以前から上手い役者だなとは思っていましたが、ラダメスがこんなにハマる人だとは予想外ですよ。

「勝利ほほえむ」では相変わらずの大迫力な歌声で魅了。しかも冒険に対する純粋なワクワク感が十分すぎるくらいに伝わってくる。歌も芝居もとにかくとても大きいしハッキリしている。非常に魅力的!!この日印象に残ったのはアイーダに対しての気持ちが少し動いたなって感じさせられた船の中のシーン。「お前はもう奴隷だ」って手枷をした後に立ち去るのですが(この日の手枷は非常に順調だったw)、その時にチラッとアイーダに振り返ってるんですよね。あぁ、この時点でラダメスの中ですでに何かが変わってきたんだなって思わせる。そういう細かい仕草がすごくいい。
「儚い喜び」でアイーダと夢を語り合った後に我に返って動揺するシーンは本当に毎回大好き。ラダメスの動揺からくる心臓の鼓動が聞こえてくるかのよう。さらにはアイーダから説教されてる時の表情がイイ!!!キツいことを言われるたびに一つ一つが彼の心の中にグサグサ突き刺さってるのが分かる。それ故に「お前が正しいと分かったんだ」と後から言うセリフがものすごく説得力あるものになってるんですよね。ちなみに王女の寝室に入る寸前にチラッと様子をうかがうのも可愛くて好きです(笑)。
洗濯シーンでは相変わらず「見ていたーー」がガキっぽい言い方で面白い。あそこいつも吹きそうになる(笑)。そのあとアイーダに「お前を助けたいのだ」と迫るシーンも印象的です。仲間が苦しめられてるのに一人だけのうのうとしていられない、という言葉に福井ラダメス、すごいハッとした表情を見せてるんですよ。もうねぇ、本当にこの人のラダメスはアイーダの言葉一つ一つに影響されていく様が分かるんですよ。ラダメスが「何かが変わった」と歌いだすナンバーに一番説得力を感じるのは福井さんだけかもしれない。

自分のものをヌビアの人々に与えているときの生き生きとした表情がまた素晴らしい!!私は今までこのシーンはナベさんが一番だと思ってきたけど、福井さんも同着で一番です(笑)。アイーダの役に立てている自分が嬉しくて、変わっていく自分が嬉しくて、ものすごい幸福感に満ちてるって表情してる。あれ見たら本当に泣きそうになります。
そして「迷いつつ」。朴アイーダが恋愛体質が強いのでとても濃厚なラブシーンを見ているような感じだった。なんっとかアイーダに自分の気持ちを伝えようともう泣けるほど真摯に真っ直ぐ一生懸命彼女に向き合おうとする福井ラダメスに涙…。あんな真っ直ぐな気持ちで必死に愛を伝えられたら誰でも落ちちゃうよ。しかもすごく優しいし温かみがある。アイーダがラダメスの胸に飛び込んでいく気持ちが痛いほどわかった。ただイチャイチャシーンは福井ラダメスはちょっと間を空けてセリフを言い出すので短めなんだよなぁ。それだけが残念だよ(笑)。
ヌビア王を捕らえたという知らせを聞いたときのはしゃぎっぷりは今まで見てきたラダメスの中で福井さんが一番喜んでるかもしれない。まるで子供みたいに無邪気に喜んじゃってて…で、そのあとにハッとしてアイーダの存在に気づき胸が苦しくなってしまう。逃げるようにその場を立ち去る姿が印象的だった。

アムネリスに「話のタネにはなるでしょう」と言った後に「話題にすら事欠く間柄だってこと」と攻められた直後の表情も本当に印象深いですね。これまで見てきたラダメスはあそこですごい気まずいって顔してるんだけど、福井ラダメスは"アムネリスのことを傷つけてしまったかも…"って感じで表情が固まってるんです。彼は彼なりにアムネリスのことを大切に想ってるんだってわかる。クライマックスで牢屋で彼女と再会した時に「いつだって大切な人だったよ」というセリフが真実だと感じさせられてしまうのは、こういった福井ラダメスの芝居があってこそだと思います。
ゾーザーへの反抗は見るごとにカッコよさが増してますね。いつの間にかナベさんのラダメスと同じくらい好きになってしまったよ(笑)。最後にお父ちゃんを突き飛ばすときの迫力なんかすごかった!あのシーンもアイーダへの気持ちで満ち溢れているのがイイよな。
手紙のシーンは、まるで目の前にアイーダがいるかのようで、囁くように温かい言葉で綴られてる。歌を聞いているというよりもラダメスの手紙を読んでいる感覚にさせられる。ああいった歌い方も本当に上手い福井さん。

「星のさだめ」でアイーダに駆け寄るシーンも泣ける。死にそうな気持でそれまでの時間を過ごしてきたんだろうなって伝わるから。だからこそ、そのあと切々とアイーダに愛を歌うのが泣けるんです(涙)。彼女を絶対に話したくないと言わんばかりに熱く熱く抱きしめる姿は本当に胸が痛む。「エジプトから去るんだ永遠に」っていう言葉をどんな想いで発したのかと思うとなおさらね…。
そこまで愛したアイーダが、実はヌビアの王女で自分の結婚を利用したと知った時の絶望感は相当なものだったと思います。本当に命がけともいえるまっすぐで真摯な愛を向けてきた相手ですから、ショックのあまり語気が強まってしまうのもすごく納得できる。でもアイーダの「信じて、お願い」という言葉を最後に受け入れるんですよね。そして本当に愛していたから船に乗るように促し、アモナスロ王の船も逃がしてしまう。すべてはアイーダへの愛から…。

墓場へのカウントダウン、「迷いつつリプ」での福井ラダメスの表情はもう何度見ても号泣ものです(涙)。墓の中では死への恐怖を振り払うようにアイーダをしっかりとと抱きしめ、肩をポンポンと叩いてまるで子供をあやすように彼女の不安を取り除いてやろうとしてる。迫りくる死に怯えながらもラダメスにすがってくる朴アイーダに対して極限まで顔を近づけて「たとえ100回生まれ変わってもきっと君を見つけ出すよ」って、まるで諭すように優しく力強い言葉で必死に勇気づけてる福井ラダメスにまた号泣…。極限状態に置かれた中での愛情表現というものが実にリアルで繊細に演じられてて涙が止まりませんでした。
その流れで、あの博物館シーンに戻るわけで。やっぱりあの博物館のラストを見て胸震えるほど感動できるのは福井ラダメスあってこそだなと思いました。

と、やっぱり今回も十二分すぎるくらいに魅了されてしまった。来週の千穐楽のチケットはあるんですが、福井さんが来る保証は全くないわけで…もしかしたらこの日が最後になるのかも、と思うとなんだか切ない。なんとか最後の1週間、福井ラダメスでいってはもらえないだろうか…。見れば見るほど会いたくなる、そんな福井ラダメス…本当になんでこんな終わり間際に出会ってしまったんだ(汗)。
もしかしたらこれが本当に最後になるかもしれないので…。素晴らしいラダメスをありがとうと伝えたい。福井さんはたぶん外の世界でもやっていけると思います。四季の舞台だけでは勿体ないって今回見て感じたので。これからも応援してます!!


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