<< NEW | main | OLD>>
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 - -
この回を以て第2部が終わるそうで…、それに相応しく色々な意味で記憶に残るものとなりました。

まずは、清盛生ツイート第3弾が行われたこと!しかも、崇徳上皇最終回ということもあってか演じた井浦新さんご本人がツイートしてくださるという超贅沢な企画が敢行されまして・・・、もう、始まる前からテンションアップですよ(笑)。ドラマ開始前から磯Pと新さんがこまめに呟いてくれていやが上にもワクワク感が募っておりましたw。
しかし予期せぬ出来事も発生。もともとオリンピック中継が延びるのを踏んで21時から放送開始とされていたのですが、柔道の勝負が長引いていて開始時間になっても始まらないというハプニングが!清盛ファンも磯Pも大混乱になるなかww、井浦新さんの「柔道で放送が遅れるなんて、最期まで、なんとも崇徳らしい」という胸熱なツイートがっ!いやはや、本当ですよ…。

そして放送開始時間が定まらない中、清盛ファンと新さんたちは柔道の応援に。新さんとオリンピックの応援がこんな形でできることになるなんて思ってなかったよw
この日戦っていたのは柔道男子の海老沼選手。延長戦の末に誰もが「優勢勝ちだな」と確信する中、疑惑の判定が発生!この瞬間、清盛ファンの脳裏に走る"崇徳院の呪いか!?"の想いww。しかし判定に関して大揉めになった結果これまでありえなかった判定の覆りが起こり海老沼選手が勝利。この一連のゴタゴタ…やはり崇徳院が何かしら関わっているのでは!?と思わずにはいられなかった(汗)。
そんなわけで、清盛待機組の脳裏には柔道の海老沼選手の名前が深く刻まれることになったのでした。ちなみに海老沼君は銅メダル獲得。疑惑の判定に泣いた韓国の選手も銅メダルが取れて良かった…。あれは本当に選手が気の毒だったから。

で…一通り柔道の試合に区切りがついた後、ようやく清盛の放送時間が決定。結局21時始まりの予定が22時2分始まりとなりました(汗)。これって、崇徳上皇が「まだこのドラマから去りたくないっ」と念を送っていた結果なのだろうか!?新さんの中に住みついてる崇徳の主張だったのかもしれない…なんて思ってしまったり。
とにかく放送前から色んなことが重なって、なんとも崇徳院最終回に相応しい!?回になったような気がします。

以下、ドラマの感想です。ちょっと長いかも。


讃岐へ流されてしまった崇徳上皇が再び登場するという話はかなり前に聞いていたので、この日が来るのを楽しみにしていたわけですが…それは同時に新さんの崇徳上皇との別れも意味していて…当日はなんだかとても複雑な心境に襲われてました(涙)。
6月の頭に坂出まで日帰りで行って新さんの崇徳上皇トークショーを聞きに行っていたこともあり、この日の放送は本当に格別の想いで見ることになりました。あの時はまだこの撮影をする前だったので…その時語られた新さんの話を思い出したりするともう、崇徳上皇が出てくるだけで泣けてしまった(涙)。

冒頭の説明で崇徳上皇のこれまでの悲劇の数々が出てきたわけですが…その映像見るだけで涙が…。
「その生まれ故に裏切られ続けてきた人生」っていう解説がなんともグサリと突き刺さる。そしてあの、「なんと思うままにならぬ我が一生よ!生まれてよりこの方、何ひとつ…」っていう涙のお言葉が追い打ちをかけるよ(涙)。もうこれだけでのっけから哀しい気持ちに包まれてしまった。

ストーリーの最初は讃岐の木丸殿での崇徳上皇シーンから…。外を眺めながら歌を詠む上皇様…。この場面、讃岐トークショーで語ってたことがすごく生かされてるなと思いました。「帰ったらスタッフに木丸殿でのロケのことを話したい」ってすごく熱く語ってた新さん、実際に鼓岡神社の木丸殿で外を眺め風を感じながら歌を詠んでいたあの姿にすごく重なる。ご本人も、自分の意見がすごく反映されててこのセットには感動したとツイートしてたしね。なんか、それだけでも胸が熱くなってしまうよ…。それにしても、そこに存在するだけで美しさと儚さを表現してる新さんって本当にすごい役者だなと思った。
傍らにはお世話人と思われる村人が「上皇さん」と親しげに話しかけている。それに対してとても穏やかに「それは楽しみじゃ」と笑みを浮かべる崇徳上皇…。あの微笑ひとつで、これまでの讃岐での暮らしがいかに彼に平安をもたらしていたのかが分かる。都へ帰りたいという無念の気持ちもあったけど、全てのしがらみから解放されて穏やかな気持ちも抱いていたんだと思う。自らが起こしてしまった戦を反省する崇徳上皇の姿を見ていたら、なんだか泣けて仕方なかった(涙)。

一方、後白河と滋子の間には無事に皇子が誕生したということで清盛が献上の品の用意にアタフタ振り回されているw。ゴッシーの喜びそうなものを取り寄せるのって本当に大変そうだよなw。それで博多に兎丸たちを派遣して西洋の椅子を持ってきてもらったらしいのですが…到着が遅いとご立腹。それに対して「自分が行ったわけでもないのにエラそうにするな!」と猛反発する兎丸たち・・・そりゃご尤もだわw。もう、まるで、子供のケンカ(笑)。その流れの中で
「文句があるなら博多を都の隣に持ってこい!」
と言う兎丸のセリフが出てきます。ただのケンカの中での一コマではありますが、これが後々清盛に影響してくるとはね。

清盛と重盛が出かけた隙に時忠が基盛と教盛を呼びつけて何やら吹き込もうとしている様子。「よいことを思いついた」という時忠に間髪入れず「断る!そなたの良いことはろくなことではない」と猛ツッコミ入れる教盛が笑えた。いや、ほんと、君の言うとおりだからww。
で、時忠の提案というのは本当に"ろくでもないこと"でして…、つまりは後白河の皇子を次の帝と定めてもらおうという腹づもり。ゴッシーの妻は時忠の妹の滋子なので、その息子が次の天皇になればますます平家が反映するという魂胆。まぁ、いかにも時忠らしい提案ですよw。しかしながら、その話にツッコミ入れてた教盛や不安げな顔をしていた基盛はまんまと乗せられてしまうんだなぁ。特に教盛、単純な奴だ(笑)。
しかしながらこの企てはすぐに二条帝にバレてしまい清盛が呼びつけられて怒られることに。ゴッシーの息子を東宮にしようということはすなわち二条帝に反旗を翻すのと同じですからね、怒るのも当然。冨浦くん、なんか、声のトーンも変わって威厳が出ててよかったよ!その結果、清盛の怒りが時忠以下3人に向けられ…官位剥奪という厳しい処分を受けてしまうのでした。ほんと、教盛の言うとおり「ろくなことではなかった」時忠の提案だったw。

上手い話に流されて乗せられ、清盛の怒りを買ってしまった基盛はすっかり凹んでしまいます。が、そんな彼に清盛は「若い時の自分に似ている」と優しく語りかける。出来のいい兄弟がいるとそれに寄りかかって好きな事をしたくなってしまう…そういう経験は清盛も体験してきましたからね、基盛の気持ちが理解できるんでしょう。
「お前にはお前の役割があってこの家に生まれてきた。重盛も基盛も誇らしい我が子ぞ」
という温かい父・清盛の言葉に救われた気持ちになる基盛。よかったね(涙)。なんか清盛の大きな父親としての愛情が感じられて私もちょっと胸が熱くなったよ…。でも、それを影から複雑な表情で見つめていた重盛も気になるな…。彼には彼なりの…出来がいい息子ゆえの悩みがあるんだと思うし…。

その翌年、崇徳上皇は過去の行いを悔い改める意味も込めて写経を書いています。その姿さえもなんだか神々しく儚げな新さんの崇徳上皇!なんか、見てるだけでも切なくて泣けてくるんですが…(涙)。なんだろう、あの存在感。明らかに新さんの中に本物の上皇様が降臨しているように思えて仕方ない
ちなみに、この時上皇が書いていた写経は「法華七譬」の「長者窮子」だそうです。それって…晩年の鳥羽院が息子である崇徳上皇にこれまでの詫びの気持ちを込めて一心不乱に書き綴っていたものですよね。巡り巡ってそれを崇徳上皇自身が書き記す日が来ようとは…なんとも切ない話です(涙)。つまりは、弟である後白河上皇との和解を望んで綴っていたということですよね…。そこには一点のやましい心がなくて、ただただ心静かに悔い改める気持ちが込められていた。
写経の途中、フッと思い立ったように歌を詠む上皇様…。
"浜千鳥跡は都へかよへども、身は松山に音をのみぞなく"
都への切ない気持ちが詠われている(涙)。讃岐での穏やかな時間に身を置きながらもやはり都への思いは断ち切れなかった崇徳上皇の無念の想いを演じている新さんが心を込めて詠んでた…。それだけで本当に泣ける(涙)。
ちなみに、崇徳上皇が後白河帝に書き記した写経は血書「五部大乗経」と言われてるそうな。自分の血で書いたらしいんですけど…それ、かなり、凄まじいわ…。しかしながら資料が少なくて存在自体本当にあったのかどうか微妙らしいですね。なので、このドラマの展開もありかなと思いました。

心を込めて書き記した崇徳上皇の写経が後白河上皇の元に届くわけですが…呪詛が込められているのではないかと疑ったゴッシーは「気味が悪い」と送り返すように指示。しかも、その写経を幼い皇子様がキャッキャ言って破いてしまうという…(汗)。
コラーーー!!!後白河ーーーー!!!どんな想いで崇徳上皇がこの写経送ったと思ってんだよーーー!!!という全国の崇徳ファンの悲鳴が聞こえてくるかのようなシーンでしたよ。いや、私もその一人ですが。取り次いだ成親、オロオロしてるだけじゃなくてちゃんとフォローしてよっっ!!というツッコミの一つも入れたくなりますがな。

そして、あれだけ心を込めて書いた写経がビリビリの無残な状態となって崇徳上皇の元へ送り返されてくる…。ショックのあまり言葉も出ない上皇様…(涙)。あれは本当にひどいよ…!!!さらに悪いことは続くもので、そのタイミングで仁和寺に入っていた息子の重仁親王が急死してしまったという悲報も飛び込んでくる…。なんて残酷な展開なんだよっっっ(涙)。讃岐と京とで離ればなれになってしまいながらも息子のことをずっと気にかけてたんだろうね…崇徳上皇…。この知らせで、これまでの寂しいながらも平穏だった日がガラガラと音を立てて崩れてしまう。
あまりの哀しみと絶望で「何故じゃ!!??」と激しく泣き叫ぶ崇徳上皇…。もう、このシーンは、見ているだけで涙が溢れて仕方なかったですよ(涙)。胸をかきむしるような絶望感と悲しみが見ているこちらにも痛いほど伝わってくるんです…。舌を噛み切り、目を赤く染め、

「日本国の大魔王となりて、皇を民に引き下ろし民をば皇になしあげん!」

と修羅の形相へと変わっていく崇徳…。その姿は恐ろしいんだけど…だけど…ひたすら哀しいんですよ(涙)。新さんのものすごい鬼気迫った芝居を越えた形相に圧倒され…、そして、泣かされた。
なんか、新さんを通して当時の崇徳院の姿を目の当たりにしているような感覚になったな…。まさに憑依してる感じ。新さんの体を通して崇徳院がこちらにその怒りと悲しみを訴えかけているかのような…。きっと新さん自身もその想いを受け取っていたのかもしれない。

ところでこのシーン、原作ノベライズとはちょっと違う展開になってるんですよね。崇徳上皇が修羅の形相になるまてでの過程が放送ではカットされてた。あの舌を噛み切るまでの間に崇徳はこれまで自分に降りかかった数々の悲劇を回想していくんです。
いくつかのシーンが脳裏を巡り、一番最後にたどり着いたのが鳥羽院の臨終に駆けつけたときの出来事だった。それまで自分のために動いてくれていた清盛に最後の最後で刃を向けられ裏切られたあの雨の出来事です。あの時の衝撃が崇徳の中で強烈に残ってて、そこで時計が止まってもいたんですよね…。それ故に、恨みの対象が清盛へとロックオンされて修羅の姿へと変わっていくという展開でした。
個人的には、あまり長く回想シーンを入れるのもどうかとは思いますが…やっぱりこのきっかけになる鳥羽院臨終のところは入れてほしかった気がします。それでないと、なぜ崇徳の恨みの対象が後白河ではなく清盛の身の回りにばかり及んだのかがぼやけてしまうから…。

崇徳院の激しい怨みの念は清盛の身の回りに及びはじめる。最初の悲劇は清盛の二男である基盛の死。高野山へ出かけた折に事故死してしまったらしい…。父親から優しい言葉をかけられた直後の死だけに切ないよなぁ(涙)。ある意味、清盛のとばっちりを受けて死んでしまったようなものだし…。
でも、池禅尼の言葉に張りつめていた気持ちが崩れ、息子の亡骸を抱いて号泣する清盛の姿は痛々しいものがあった。その脇で号泣してる重盛の姿も泣けたよ(涙)。基盛、こんな形であっけなくこの世を去ってしまったなんてね…。存在感を発揮する前に居なくなってしまって本当に無念だったと思う。

基盛の法要にやってきたのは懐かしの西行。基盛の死の原因について「讃岐の院の怨念だったのではないか」と言いだして一同騒然。…っていうか、西行!!その言い方はないだろう!かつて義清と名乗っていた頃に孤独だった崇徳が唯一頼っていたのはあなたなんだよ!? それなのに・・・「怨霊」呼ばわりするとは・・・何とも冷たい仕打ちではないかーーー(涙)。それが分かってるなら、早く讃岐に行って上皇様をお慰めしてあげてほしいよ!!
と、思わずツッコまずにはいられない西行の言動だった(苦笑)。こんな西行見たら、崇徳上皇はますますショックでおかしくなっちゃうよ…。そう思ったらものすごく哀しくなった。

西行の話を聞いた清盛は平家一門を集め、これまでの失われた命を供養するためにも鎮魂の意味を込めて皆で写経をしたためようと提案。一人一巻ずつ煌びやかな経典に一文字一文字刻んでいく。その様子もみんなそれぞれ個性的。
重盛は几帳面さが出てるし、経盛は優雅な雰囲気が出てる。知的な気配が漂う盛国に対し、文字を書き損じて焦ってる教盛(笑)。彼はこういうことは大の苦手だろうねww。こうして財をなげうって取り組んだ豪華で煌びやかな三十三巻の写経が完成。これが世にいう「平家納経」です。創作過程がけっこう細かく描かれていて面白かった。全てレプリカだそうですが、あれ作るの大変だっただろうなぁと。
完成した経典をさっそく厳島へ奉納しようという時に、時忠が二条帝呪詛の嫌疑をかけられ出雲に流されてしまう事件が発生。激しい崇徳上皇の怨念はお調子者の時忠にも及んでしまったようで。まぁ、彼の場合はこれくらいのお灸は必要でしょうw。流される時忠を途中まで見送りに来た清盛はその場所が大和田だと知ります。かつて子どもの頃に鱸丸と名乗っていた盛国と船で繰り出していた懐かしい場所…。そうか、こう繋がるんだ。

時忠の事件の後、いよいよ船で厳島に向けて出発する清盛たち。そこにはなぜか西行も乗り込んでいますが…彼は何のためにあそこにいたんだ?私も兎丸と一緒にツッコミ入れたかったよw。ちなみに6月某日に一度スタパ行ったとき、この船が撮影スタジオにデデーンとあったんですよね。どう映るのか楽しみにしていましたが、実にリアルな映像でビックリした(船の前には館が建ってたけどww)
しかし、船を進めていくと突然の大嵐に遭遇。黒い雲が立ち込める場面が出てきましたが、あれ、よく見ると、怨霊化した崇徳院の顔になってるんですよね。生ツイでそれを知って改めて見たら本当に怨霊の顔になってました(汗)。激しい嵐が清盛たちの船を襲うと同時に、讃岐では以前の面影が全く見られなくなった崇徳がのた打ち回りながら呪いの言葉を呻いている…。髪は伸び放題、爪も伸び放題、部屋は荒れ放題で血の臭いが立ち込める…そのさまはまさにホラー映画真っ青な状況
一心不乱に呪いの言葉を唱え続ける崇徳の姿は夜中には見れないような形相ではありましたが(汗)、その声はなんだか怒りではなくて泣き叫んでいるように聞こえるんですよね…。哀しみと絶望に押しつぶされた者の断末魔みたいな…。怖いんだけど、なんだかものすごく切なくて痛々しすぎて涙が溢れてしまう(涙)。
とにかく新さんの凄まじい怪演が本当にすごい!!!ご本人の生ツイ解説によるとあの時はとにかく無心で何も覚えていないそうですね。まさに、崇徳が新さんの身体に降りてきていたんじゃないだろうか!?

怨念からの大嵐で沈みそうになる船の中では「経典をもう海に投げ込んでしまえば」という重盛の言葉が響き渡っている。しかしながら清盛はかたくなにそれを拒む。経典にはこれまで敗れ去った者たちへの想いが込められていて…そこには崇徳上皇へのものもこもっているからと。船の外に出て兎丸や盛国に全てを託す清盛。この時に清盛は盛国のことを久しぶりに「鱸丸!」とかつての名前で呼びましたね。船に関する絶対的信頼を彼に置いているといった清盛の熱い想いがこもっているようで印象的なシーンでした。
しかしながら、こんな大嵐・・・崇徳上皇の怒りと絶望と悲しみに比べれば大したことないよって思えてしまうんだよ。どうしても、"平家の皆、嵐に負けないで頑張れっ"って思えない。それどころか、このまま遭難しても構わないよって思えてしまうくらい(爆)。船の中ではひたすら西行が経を唱えていたみたいだけど…あれは何のための経なんだろう?まるで、悪霊退散って言ってるかのような唱えっぷりだったんですが…。「経典を海に投げるんじゃなくて西行をまず海に投げるべき」っていうツイッター仲間さんたちのツッコミに思わずうなずいてしまった私です(苦笑)。ホントに西行、ここまで追い詰められた崇徳上皇様に対して何か思うところはないのかい!!

やがて波は静まり穏やかな海になります。呪い尽くして干からびたように倒れている崇徳上皇…。うぅぅぅ…気の毒すぎて涙が止まらん(泣)。そんな時、明るい陽射しが荒れ放題の部屋に差し込んできました。まるでその光に救いを求めに行くかのように這っていく上皇様…。やっとの想いで立ち上がり、日差しを浴びると般若のようだった顔がスッと消えて人間の表情に戻ります。しかし、その顔には笑顔はなく、ただただ儚げで哀しみが浮かんでいた(涙)。光を浴びながら一筋の涙を流し事切れる崇徳上皇様…

切ないーーーーー!!!あまりにも切なくて哀しすぎる最期じゃないかーーーー(号泣)

何の救いもないままこの世から哀しみだけを残して去ってしまうなんて(涙)。ショックのあまり、そのあと展開された厳島神社でのやり取りが全く頭に入ってこなかったよ…。平家の皆は無事について笑顔だし、兎丸は桃李ちゃんとなんかいい雰囲気になってたけど…、正直、あんな上皇様のシーン見せられたら全く笑えないよ!!!
それに西行!!あんたなんでそこで、平家の皆に交じって笑顔なんだよ!! 上皇様の無念の気持ちを分からないはずはないのに…何たる酷い仕打ち。

えぇ…ここ一連の崇徳上皇が亡くなるまでのシーンも実は原作とニュアンスがだいぶ違っていました。
呪い続けて嵐に巻き込まれるっていう展開までは同じなんですけど、嵐がやんだ後の描写が放送とはずいぶん違う形で描かれているんですよね。力尽きて倒れている崇徳の耳に、西行の
「身を捨つる、人はまことに捨つるかは、捨てぬひとこそ、捨つるなりけれ」
という歌が聞こえてくるんです。これは西行が出家するときに詠んでいた歌で、その時の心情を物語ったシーンになってたんですよね。それを崇徳にも問いかけてくるという展開。出家したからと言って本当に自分自身を捨てたことになるかと言えばそうではない、出家しない人こそが実は自分自身を捨てているのだという歌。崇徳は出家をしたけれども結局はしがらみに捕らわれてしまった。本当に出家するというのはどういうことなのか…西行はそれを崇徳上皇に伝えたかったんでしょう。
その歌の意味を悟った時、救われたような気持になった崇徳は光に包まれて静かに世を去る…といった結末になっています。

実際に崇徳院の怨霊が発生したのは亡くなった後だと言われているそうですが、その御霊を慰めたのが西行だと伝わっています。今回のドラマでは生霊として描かれていたわけですが、そんななかでも崇徳上皇と西行の最初に交わした友情の約束だけはドラマの中でも描いてほしかった気がします。
原作では少しは救いのある最期だったのに、ドラマの中では全く救いがないまま世を去ってしまった崇徳が哀れでなりませんでした(涙)。なんで西行との関係を中途半端にしたまま終わらせてしまったんだろう…。原作エピソードのほうが個人的にはまだ納得いくものだったような気がします。

だけど、頼朝の
「なにひとつ・・・何ひとつ思うままにならぬ一生を、崇徳院は生き切った」
というナレーションは泣けた(涙)。「生き切った」という表現にせめてもの崇徳院への想いを託したんだろうな…。制作側としたら、徹底的に崇徳院に悲劇を生き抜いてもらうという魂胆があったのかもしれない。それはそれで…このドラマ的にはよかったのかな…。なんだかちょっと複雑な心境です。

しかしながら…本当に、本当に、井浦新さんの崇徳上皇は素晴らしかった!!!

この崇徳最終回ともいえるエピソードの中に、これまでの想いをすべて擲ってましたね。あの壮絶な生霊のシーン、ご本人も当時のことを覚えていないというくらいの没頭した芝居を越えた崇徳…。見ていて胸の内をかきむしられるような気持にさせられた。激しい怒りの表現をしつつ、そこに果てしない哀しみを込めた芝居は言葉には言い尽くせないほど心揺さぶられて泣きました(涙)。
ここまでずっと井浦新さんの崇徳上皇に魅せられてきたわけですが…、見終って最後に思のは、やはり、彼には本物の上皇様が憑依していたんじゃないかということ。まさに一心同体みたいな…そんな感じがする。それはきっと、新さんが深く深く崇徳のことを想っていたから為せたことなんじゃないかな。讃岐のトークショーを観に行ったときにその想いの深さに感動して涙が溢れたくらいだったから。
これから先も、新さんの崇徳上皇を超える芝居をする人は出てこないかもしれない。それはたぶん、新さんは崇徳上皇が自分を演じることを許した…というよりも演じてほしいと願った唯一無二の人だったと思うから。きっと、白峯陵で崇徳上皇は涙を浮かべて彼に感謝しているはずです。そう思ったらなんだかものすごく泣けてきます(涙)。

井浦新さん、本当に素晴らしい崇徳上皇を演じきってくれてありがとうございました!!!もうこの大河で会えなくなるのが本当に残念無念で…(涙)。
それから、ドラマ終了後も約1時間生ツイートに参加してくれたのも嬉しかったな。オリンピックの影響でちょっと短くなっちゃったけど…色々裏話もしてくれて楽しかったです。また怨霊になってでもいいから参加してほしい(笑)。

ちなみに、今回のストーリーの中でひっそりと藤原忠通様も退場されてしまいました…。何かとインパクトのあるお方だったので残念です。今度はその息子たちが何やら動きそうですね。

第三部はいよいよ本格的に清盛の活躍が描かれていくことになりそう。OP映像も変化するらしいので楽しみです。


関連記事

テーマ : 大河ドラマ 平清盛 - ジャンル : テレビ・ラジオ

大河ドラマ 平清盛 - -
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
<< 2017 >>
今何時?
感謝です!
現在の閲覧者さま:
カテゴリー
プロフィール

えりこ

Author:えりこ
★1973.5.16生 大雑把なO型
★丑年牡牛座
牛三昧で牛的性格
★趣味は舞台観賞
(特にミュージカル)
◎基本的にミーハーですw

★特に応援している俳優さん
合田雅吏さん、加藤虎ノ介くん、大沢たかおさん、葛山信吾さん、瀬戸康史くん、中村倫也くん、間宮祥太朗くん、大泉洋くん、内田朝陽くん、井浦新さん、北村一輝さん、堺雅人さん、大東駿介くん、田辺誠一さん、宅間孝行さん、ジェラルド・バトラーさん
★特に応援している舞台俳優さん
片岡愛之助さん、飯田洋輔くん、福井晶一さん、泉見洋平さん、宮川浩さん、畠中洋さん、渡辺正さん、北澤裕輔さん、岡田浩暉さん、石川禅さん、石丸幹二さん、鈴木綜馬さん、光枝明彦さん

★日記風ブログ
ウシの歩み


★本館HP
eribn.gif


メールフォーム
個人的にメッセージのある方はこちらからどうぞ♪

名前:
メール:
件名:
本文:

お気に入りブログ
月別アーカイブ
ブログ内検索
人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

ミュージカルDVD

ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
大好きなミュージカル映画です。これを見れば誰もがハッピーな気持ちになれるはず!

レント
レント

魂の歌声とはまさにこのこと!今を生きることの大切さが伝わります

オペラ座の怪人 通常版
オペラ座の怪人 通常版

ロイドウェバーの美しい音楽の世界を堪能。これ絶対おすすめです!

エリザベート ウィーン版

来日公演の感動をぜひこの一枚で!

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)
ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)

オスカーを獲得した新人女優J.ハドソンの歌声は圧巻です<

キャッツ スペシャル・エディション
キャッツ スペシャル・エディション

現在劇団四季公演中のCATSを観れない方、このDVDでも楽しめますよ♪

レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-
レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-

世界のレミゼをこのDVDで堪能してください!

ミュージカル 星の王子さま
ミュージカル 星の王子さま

白井晃演出のミュージカル再演バージョンです。個人的には宮川さんがオススメ♪

ノートルダムの鐘
ノートルダムの鐘

日本語吹き替えは当時劇団四季に在団していた役者さんです。退団した人も多いので貴重な一枚かも!

アナスタシア
アナスタシア

曲がとにかく素敵です。日本語吹き替えで石川禅さんがディミトリ役を熱演してます♪

PR

Powered by FC2 Blog    Templete by hacca*days.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。