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今週から待ちに待った福井さんのラダメスが登場し、その最初の日に観に行ったとき衝撃を受けた私。もうすぐ東京凱旋公演も千穐楽ということもあり、福井ラダメスがレアキャストになりかねないと感じたので無謀だとは思いましたが(爆)突発してしまいました。

この日のお客さんも半分以上…いや、もっとかなぁ?福井ラダメスを見たくて来た人が明らかに多かった。私もこの日のチケットの前日予約するとき電話が5分くらい繋がらなかったですからね(汗)。四季の人と座席の相談している間にも「あ、今このお席埋まってしまいました」っていうことがあったりしてw、あぁ、みんな思うことは同じなんだなぁと感じ入った次第です。
2階席にもかなりのお客さんが入っていた模様。これを見逃したら次にいつ見れるか分からないといった不安に駆られた人がいかに多かったかを物語る現象ではないかと…。そういえば、劇団の人も1階席後ろのほうに固まって来ていたようですね。明らかに一般人とは違うオーラがあったのですぐに分かったww。

で…、この日のカーテンコールですが…まるで記念日か千穐楽か!?ってくらいの大盛り上がりですごかったです。福井ラダメス東京初日の時には皆感動で精いっぱいの拍手をしてそのまま放心状態…みたいな雰囲気で通常のまま終わってしまったんですけど、この日は福井ラダの評判を聞いた人が多数駆けつけたであろうこともあってか客電が付いた後にも拍手鳴りやまず。そのあと幕が開いて…そしたらもう、会場中がオールスタンディング状態になりました。聞くところによると、2階席もほぼ全員が立ち上がっていたらしいです。そのくらいすごいカテコでした。私も今回はかなり早い段階からスタンディングしました。本当に素晴らしかったから!!
通常カテコの後3-4回くらいはあったかなぁ。後ろの劇団員の人たちもヒューヒュー言ってものすごい盛り上がってたし(笑)。この時期にこれだけのすごいカーテンコールが見られるとは予想できなかったんじゃないかなぁ。やはり新しい風が入ることってすごい影響力を及ぼすんだなぁと感じました。福井さんへの拍手が本当に際立ってすごくて…舞台上の福井さんは嬉しそうにしながらもちょっと恥ずかしそうにはにかんだりしてて可愛かったですww。



主なキャスト
アイーダ:秋夢子、アムネリス:光川愛、ラダメス:福井晶一、メレブ:有賀光一、ゾーザー:飯野おさみ、アモナスロ:高林幸兵、ファラオ:石原義文、ネヘブカ:桜野あら ほか


以下、ネタバレを含んだキャスト感想になります。



『アイーダ』は2年前に初めて観たときから大好きな作品で、凱旋公演を見てもやっぱり素敵だなぁと思っていました。でも、キャストと自分の相性が合わないと心から満足できないっていうのもまた事実で…そんなこともあってほとんどリピートしないまま終わろうとしてた今回の公演。
会員限定の"運命の再会キャンペーン"の条件ももしかしたら満たないまま終わるかもって思ってました(前回公演の条件は十分すぎるほど満ちているんですがwww)。それが、ここにきて一気にそれがクリアされるとは(笑)。ひとつ楽しみが増えました。

今回観劇して思ったんですけど…私にとってこの『アイーダ』という作品はラダメスがあくまでもストーリーの中心にいるんだなって。ラダメスに感情移入できるかできないかによって私個人の中での『アイーダ』の印象がずいぶん違うんだということを実感しました。
それは役者の力量がどうの…っていうのが重要ではなくて、役者がその人物をどう捉えているかによって大きく違う。阿久津さんのラダメスは奔放で少しヤンチャな雰囲気が漂う感じ。イケイケ系で女性からはモテそうだなって感じさせるワイルドさとセクシーさを持ち合わせた将軍だなと思います。それに対して、福井さんのラダメスは純粋さと真面目さが同居したような頼れる兄貴的な将軍。冒険が大好きで部下たちからも慕われる優しさを持ち合わせた人という印象でした。

こう比べてくると…本当にタイプが真逆なんですよね。それ故に、観る者の好みもきっと分かれると思います。私は福井さんのラダメスがものすごく理想にピタリと当てはまった。こういう人物でのラダメスが見たかった!と思わせてくれた。そういうことです。演じる役者によって人物の捉え方が違うだろうしそれによって作品の色も変わってくる。だから舞台は面白いんだと思います。
返す返すも、この数か月間で主役キャストの入れ替えをほとんど行わないままきてしまったことが残念でなりません。そうすればもっと活性化しただろうに…。四季の言う、作品主義っていう定義はこういう変化のことをどう捉えているのか…今一つよく分からないんだよなぁ。
まぁ、2年前はもっと大変なことになってしまったわけですが(苦笑)。あのころ、もしも、適度に違うキャストのラダメスを見ていたらどうなってたんだろうとふと思いますw。でも、ナベさんのラダメスが世間の評判に反して大好きだったことは今でも変わらないな。本当に好きだったので…。ということで、ナベラダは私の中ではやっぱり特別枠(笑)。


以下、キャストについて。

アイーダ@秋夢子さん
王女の気品、凛とした美しさは本当にこの役にピタリとハマるなと思います。歌も以前より安定感があるし、感情表現も個人的にはすごく好きなんです。特に♪人生の苦しみ♪のナンバーではラダメスへの激しい恋心と葛藤しながら涙をこぼして歌っている姿がとても感動的。あと、ラストのお墓のシーンでは福井ラダメスにしがみついて声を出して涙する姿も本当に泣けました。
ただ、ここ2回見ただけですけど…お国訛りからかセリフを言う時の舌がうまく回らないことが多くなってきてしまっているのが残念。濁点のセリフに苦戦しているのは個人的には皆が言うほど気にしないんですけど、セリフをうまく言いきれないところはちょっと気になるかも。日本語って難しいですからね…。

メレブ@有賀光一さん
やっぱり何度見ても有賀さんのメレブは素晴らしい!セリフの抑揚が他のメレブ役者とは一味もふた味も違います。なんていうか、余裕があるんですよね。アイーダに自分の素性を話しているときに彼女がそっぽを向いたのを悟り「ちょっ…」って言いながら追いかけるところとかも真に迫ってるし。アモナスロに脱出作戦を話しているときの策謀家の顔も実にリアル。ゾーザーに殺された時に泣けるのは有賀さんのメレブだけかもしれません。
動きにしても、セリフの抑揚にしても、歌にしても、表情にしても…どれもとても人間らしいメレブ。全てが体の中に入っているからこそできる芝居だなと思います。段取りではない自然な芝居ができる貴重な役者さんの一人です。

アムネリス@光川愛さんは相変わらず見ると細いって思ってしまうんですがww歌もセリフも安定感があっていいですね。ただ、もう少し「おしゃれ」ナンバーとかでも音を伸ばしてほしいなと思う歌とかがあるんだよなぁ。プチッて切れちゃうようなところが少し気になったのが残念。
ゾーザー@飯野おさみさんはいつまでたっても若々しく魅力的で素晴らしいです。アムネリスに作戦を話し終った後「チッ」って感じの溜息つく細かい芝居とかも好きです。ホントにカッコいい悪役。
アモナスロ@高林幸兵さん、前回ちょっと声が心配な状況になっていましたが、この日は回復していたようでほっとしました。見た目以上に威厳のあるwあの声が本当に魅力的なので。
ファラオ@石原義文さん、アムネリスの父としての側面とエジプトの王としての側面をしっかりと出してくるとても分かりやすいファラオ。ドッシリとした存在感がいいです。
ネヘブカ@桜野あらさんは最初に見たころよりも本当にずいぶん声が出るようになったなと思います。特に♪ローブのダンス♪での「踊れーー」はいい感じに歌っています。お国訛りも少し出ますがあまり気にならなくなりました。


そして、最後に…
ラダメス@福井晶一さん
本当に、BBで見たビーストは私の心にピンとこなかったのに…ラダメスでこんなに私の心にドンとくるとは思いませんでしたよw。今回は前回以上に大泣きさせられました…(涙)。私の中の一番の理想に近いラダメスは福井さんかもしれません(ナベさんの場合とはまた違う感覚なのでw)。歌、芝居、表情・・・総合的にこれまで見てきたラダメスの中でナンバーワンです。以下、印象に残ったシーンをいくつか挙げてみたいと思います。

♪勝利ほほえむ♪
登場してくる時には勢いよく…というよりかはけっこう余裕をもってゆったりと登場といった印象です。しかしながら、いざ歌い始めると…まぁ、なんて勢いのある迫力ある歌声!しっかりと一本芯が通ったような感じで一気に心を掴れる。歌いっぷりの中にラダメスの純粋な冒険の高揚感が伝わってくるんですよね。きっと部下たちからも頼もしい兄貴って感じで慕われているんだろうなと思わせる。彼らを信頼してるぞっていう雰囲気もすごく伝わってくるので。あんな人の元だったらついていきたいってみんな思うんじゃないかなぁ。

アイーダが現れたとき、彼女の動きに最初は顔をしかめる福井ラダメスですが「俺にもっといい考えがある」と彼女と顔を合わせた瞬間から少し何かが彼の中で芽生え始めるのを感じます。体を洗ってくれと頼むときにも阿久津ラダよりも桶の扱い方とかが丁寧(←一番丁寧だったのはナベさんでしたがw)
反抗するアイーダに「跪け!!」と叫んでも物怖じしない姿にズキリと何か感じるものがあったようになるのも特徴的です。手枷をはめる時にも心のどこかで動揺心が芽生えているなと感じられます。ちなみに前回見たときはこのシーンで手枷がなかなかはめられなくてちょっとドキドキしました(汗)が、この日は慎重に上手くやってました。やはり久しぶりだと色々緊張するのかなと思ったり。

メレブに対してもやはり誠実に接しているんだろうなと思わせるような雰囲気。「またか」では笑顔は見せてなかったけどゾーザーに嫌味を言っているときには後ろでハラハラしながら見てて彼に害が及ばないように慌てて隠しているといったような優しさは垣間見れた。
運ばれていくアイーダを見て「こいつはダメだ」と自分のところへ寄せるわけですが、そのあとの「お前は特別だ」というセリフにラダメスの彼女への興味が膨らんでいるのがすごく納得できる言い方や表情になっていたのも印象的です。とにかく福井ラダの場合、アイーダと出会ってからじわじわじわじわと彼女に対する想いが大きくなっていくのを感じるんですよね。メレブに「王女は喜んでくれたか?」と尋ねたときなんか結構心の内が単純で分かりやすい感じになってるw。メレブが「何も言いませんでした」と慌てて立ち去るとめっちゃ残念そうな顔してたのでww。

♪晩餐会♪
アムネリスと最初に話しながら入ってくる時、遠征に一緒に行きたいという彼女に戦場の厳しさを伝えるシーンがありますが…ここの持って行き方も阿久津さんとはかなり違いますね。阿久津さんの場合はちょっと彼女をからかうような感じで話すのに対し、福井さんの場合は真面目に戦場の状況を説明してるって感じ。そこに二心が見えてこないんですよ。なので、アムネリスに対しても彼は真面目に向き合っていたんだなと思わせます。
だけど、結婚しろと言われるとものすごい渋い顔になる。ただそれはアムネリスとの結婚そのものが…というよりもこの先エジプトを出られず冒険に繰り出せないことへの苛立ちのほうが大きい。福井ラダは女性との付き合いよりも冒険第一にここまで来たんだなというのが分かります。カップの投げ方はやはり遠投ではなく近投w。ちょっと振りかぶった感じだったかも!?

♪儚い喜び♪
印象的なのは立ち去ろうとしたアイーダを引きとめた後の福井ラダの行動。周りにだれもいなくなったことをキョロキョロして確認してるんですよねw。アイーダと二人きりになっているところを他の人に知られたくないなって思ったんだろうなと思うとなんだか微笑ましくて可愛い。土地について話しているうちにアイーダと気が合ってきて話し出す姿はまるで少年のように純粋です。ここまで積み上げてこられたアイーダへの興味が彼の中でブワッと大きくなるのが分かる。それがいつしか恋心へ変化していくっていう過程が実に自然なんですよ。
アイーダから叱責された時、何も言い返せなくなってグッてなってしまうシーンも印象的です。あぁ、彼は彼女の言葉を自分の中で受け入れる体制が整っていたんだなって分かる。それ故に彼女が立ち去った後に感情が不安定になってしまって「どうなったのだ」と胸をかきむしりながら悩み苦しむ姿がなんだかとても愛しくて泣けました。この時点からも福井ラダメスがいかにアイーダに対して誠実に向き合おうとしているのかが分かるから。

♪アムネリスの寝室♪
アムネリスの寝室へ入ってきたとき、アイーダと二人でいる姿にちょっとドキリとして戸惑った仕草を見せたのも印象的で可愛い福井ラダメスw。アイーダと二人で話すためにアムネリスを寝室へ行くよう促すわけですが…ここの接し方も実に誠実さが滲み出てます。なんていうか、彼女を騙すために寝室へと行かせたのではなくて本当に後から寝室へ行くんじゃないかと思わせるような態度なんですよね。それって罪なことでもあるんだけど(汗)。つまりは女性の扱い方が慣れていないような感じがするんですよ、福井さんのラダメス。
「お前が正しいと分かったんだ」というセリフ。これまで見てきたラダメスの中で…一番私の中でストーーンと腑に落ちたかもしれない。ナベさんも結構納得できたんだけど、福井さんの場合はここまでの芝居がとても細やかだったのでさらにその上を行くかもしれないw。そのあとアイーダへの自分の想いを伝えようとするラダメスですが…すごい必死感が漂ってて見ていてグッとくるんですよ。それが恋心だとは気付かずにただただ、アイーダに対する自分のどうしようもない感情を懸命に真っ直ぐ伝えようとしてる。一番彼が誠実だなって思えるのが「奴隷の身でありながら…」と言ってしまった後に"しまった…"という表情をすることです。今まであのシーンでアイーダが奴隷であると言ってしまったことを反省したラダメスを見たことがなかったので驚いたと同時にものすごく感動しました。
そのすぐあとにアムネリスが怒ってやってきますが、他のラダメスが慌てて彼女に向く中、福井ラダメスはアイーダへの説得の最中にその流れで自然に振り返る感じ。あれはかなり新しい表現方法。とりつくろわないでその時の感情のままにアムネリスに向き合ってるからなんだかとても哀しそうな顔してるんですよ。だから「そういうつもりでは…」っていうのもそのまま苦しい言葉に繋がって、いたたまれなくなって立ち去ってしまう、みたいな。こういう表現もあるんだなぁって何だか感動してしまった。

洗濯場でアイーダと目が合った時の福井ラダメスは結構積極的ですw。アイーダに目があったことを得意げに話すシーンがありますが、「今はグラスなど持っていない…なのに…」と言った後にアイーダの顔をジーッと覗き込んでニヤッと笑みを浮かべながら「見ていたぁー」って得意げに言うんですよww。そういう子供っぽい一面も見せてくるから本当に面白くて魅力的。
そのあとつれなく立ち去ろうとしたアイーダを引きとめて「お前を救いたいのだ!」と話すときにはとても真剣モード。アイーダに魅せられている彼は本当に純粋に彼女を助けたいんだなっていうのが痛いほど伝わってくる。だからそのあとの「仲間を助けることは自分を助けるのと同じ」というアイーダの言葉が心に響いたんだろうなっていうのが分かるんですよね。その流れからの自分の持ち物を与える行動がすごく説得力あるシーンになってる。ものすごく嬉しそうに自分のものを分け与えてる福井ラダメスの表情が実に印象的でした。

♪どうもおかしい♪
キスシーンもなんだかとても真面目モードな感じ。アイーダに振り向いてほしくて本当に夢中でキスしてしまったって感じなんだけど変に強引さがあるわけでもない。そんな自分に戸惑って歌うこのナンバー。とてもソフトに歌いだしているのが印象的です。アイーダへの愛に覚醒してそんな自分の気持ちに戸惑いつつも満たされてる感じ。ここもなんだかグッときちゃったなぁ。
自分のものをアイーダの仲間に与えるという行動は=アイーダへの愛情なんだっていうのがとても納得できるような雰囲気だったのがとても良かった。

♪迷いつつ♪
そしてこのナンバーで私ついに落涙です…!アイーダから「なぜあなたがこんなことをするのか分からない」と言われた後、少し憂いを含んだ感じで…「わからないのか…」と言葉を発する福井ラダメス。この言い方が、もう、私の心にズドンと響きまして…ここから先ホントに泣きました(涙)。
このナンバー歌ってる時の福井ラダメス、自分の中に抱えているアイーダへの想いを実に誠実に真っ直ぐ…そして一生懸命伝えてるんですよ。初めは切ない感じで…そして「君に捧げる」あたりから一気にその感情をアイーダに訴えかけていく感じ。ぶつけるっていうんじゃなくて、訴えよう…伝えようっていう気持ちが強いんだろうなって感じさせるんです。そんなところから福井ラダメスの深い優しさを感じました。アイーダと気持ちが通じ合った時も包み込むようにとても大事に彼女に触れているのが分かる。とにかくここは泣けた。

イチャイチャするシーンはこの日面白かったなぁ。アイーダから「愛してるわ」と言われた福井ラダメス、「聞こえたぞ!?」って言い方がすごい衝撃受けたみたいな感じになってて。「もう一度言ってくれ」と真面目に行った後アイーダが口を紡いだのを見て嬉しさのあまり「命令だっ」って言わずに「あーー、もう、コラッッ!!」って彼女に駆け寄って行ってた(笑)。
この前はちゃんと「命令だっ」って言ってたのに、この日は嬉しさのあまりこのセリフ飛んじゃったのかなって思った(笑)。でもこういったところが誠実で優しい福井ラダメスっぽくていいなあって。全然違和感なかったし。この二人の仲良くしてるところ、もう少し長く見たいので朱涛さん、もう少し時間を置いて出てきてほしかったわw。
ヌビア王が捕らわれたと聞いたときにはアイーダがいるのも忘れて素直に喜んでしまうラダメスですが、ハッと後ろの気配に気づいて「俺たちの国は戦争してるんだ、それは変えられない」と辛そうに叫びます。アイーダの悲しそうな顔を見て言葉を失いつつも立ち去る後姿もなんだかとても切ない。


♪この父親にしてこの息子あり♪
寂しいから一緒に過ごしたいと話すアムネリスに対して「よろしい、そうしましょう」というセリフがあるのですが、この言い方もほかのラダメスと比べると実に紳士的なのが印象的です。「私たち話題にも事欠く有様なの」というアムネリスの言葉に申し訳なさそうな苦い顔をしていたので…。決して彼女をぞんざいに扱おうとは思っていないんだなっていうのが伝わるのが福井さんのラダメスかな。
そしてゾーザーとアイーダについての言い争いが始まるわけですが…その怒り方もなんというか、実に真面目さが滲み出てる感じ。アイーダを本当に大切に想っているからこそその想いを分かってくれない父親に対して苛立ちをぶつけている印象です。最後の立ち去り方にその怒りが頂点に達したような感じが出ていてよかった。
ただ、このシーンに限っては…私の中では、ナベラダがいまだにナンバーワンですw。ホントに好きだったので。

♪ラダメスの手紙♪
いやぁ・・・久しぶりに聞いたなぁ・・・優しく深い深い愛が込められたラダメスの手紙。なんていうか、切々と一生懸命訴えかけてくるものがあって…ここでも私、落涙でした(泣)。福井ラダメスの場合、歌としての手紙というよりも、語りとしての手紙っていう印象が強かったな。

♪星のさだめ♪
生きていたアイーダを見つけたときのあの喜びっぷり!!それだけで本当に泣ける福井さんのラダメス(涙)。真摯に真っ直ぐアイーダを愛してきたから、どんなにか心配で心細い想いをしたんだろうって思うと泣けて仕方ないです…。そんな彼女をもう危険な目に遭わせないと約束しますが、その言葉にも一点の曇りもない。この人ならばどんな危険からも守ってくれそうな気がする…そんな風に想わせるとても誠実で真っ直ぐな福井ラダメス。
無理だと言い続けるアイーダにも本当に泣きそうになりながら必死に自分の想いを伝えていて…思い出すだけでもホント涙が溢れますよ(涙)。とにかくいです、その愛が!彼女を抱きしめて顔をうずめる時なんか、もう、心底愛しいって表情してて見ていて胸が痛くてたまらない。
それだけに、歌い終わった後のアイーダのキスを拒絶してしまう姿がまた哀しみを誘うんですよね…。どんな想いでそれを絶ったのかと思うと…。一刻も早くこの国を出て二度と自分の前に現れないでくれと頼みこむラダメスの気持ち、切なくて切なくて涙なしには聞けません。最後のキスはとても優しくて温かいです。あんな繊細で愛情深いラダメス見たの、初めてかも…。

桟橋に駆けつけたとき、アイーダがヌビアの王女だと知るわけですが…「全て嘘だったんだ」と語る口調がまた切ないです(涙)。ここまで見てきて、福井ラダメスがどんなにか真剣に深く彼女を愛したのか知っているから…。あのセリフを聞きながら涙が溢れたのは初めての体験かも。でも「愛しているといったことは嘘じゃない」と必死に訴えるアイーダの言葉を信じるんですよね。だから、ゾーザーたちが駆けつけてきたときにとても大事そうに、そして必死になって彼女を抱えて守ってる。それだけでも泣ける(涙)。
そのあとメレブがアイーダたちを庇ってゾーザーに刺されてしまうんですが、最後にメレブとラダメスはアイコンタクトするんですよね。この日の二人のわずかな時間でのアイコンタクト…でもそこにものすごい強烈な意志を感じました。福井ラダメスはメレブのことも大切に扱ってきたし弟のように思っていたこともあったと思う。だからこそ、最後の彼の願いをラダメスはあの視線に感じ取って縄を切ったんだなと。このやり取りにものすごくグッときてしまった。メレブの死にも打ちひしがれたような表情をした福井ラダメス、本当に優しい人で泣けるよ(涙)。

♪裁判♪
アムネリスに「私を一度でも愛してくれたことがあった?」と聞かれた時に「君はいつでも僕にとって大切人だったよ」というセリフがあるんですが…ここでもその言葉に嘘がないことがはっきりと伝わってくるんですよ。アムネリスを傷つけるような形になってしまったけれど、ラダメスは彼女に対しても彼なりの誠意を尽くしていたのではないかと。最後に彼女の頬に涙目になりながら触れようとした福井ラダメスの表情に泣いた(涙)。
そして、判決を受けた後にアイーダと近づいていくシーンですが…もう、福井さん、すごい泣きながら彼女に向かって行くんですよ(涙)。あれ見たらもう、涙腺決壊です(号泣)。ありったけの彼女への愛を涙を流しながら切々と訴えて歌う姿は言葉には言い表せないほどの切なさで満ち溢れてました…。
そしてお墓の中。アイーダをしっかり抱きとめたとき、秋さんアイーダが思わず声を上げて泣いたんですよね。もうそれ見ても私号泣…。その気持ちがものすごく分かる!!アイーダを抱きとめたときの福井ラダメスの、なんとも優しく大きな愛!!しっかりと包み込むように彼女を安心させるような感じで抱きしめてて…「たとえ100回生まれ変わってもきっと見つけ出すよ」っていうセリフがものすごく納得いく言葉として響いてくるんです。優しく、そして力強い言い方だった。この人なら、絶対に見つけてくれるっていう確信が持てる。哀しいラストだけど、なんだかその言葉にものすごく救われたような感動に包まれました。
それ故に、最後のあの博物館のシーン、ものすごく泣けました(涙)。何年もの時を越えて、本当にラダメスはアイーダを見つけたんだなって納得できるから。

いやぁ・・・ホントに書いててもちょっと涙ぐんじゃうほど素晴らしい福井さんのラダメスだった!!!これでもかってくらい私のラダメスの理想像にピタリとはまってくる
これまで何人か見てきたこの役の中で、一番アイーダを深く真剣に愛していたのは福井さんじゃないかなと思います。ストーリーの中の"ラダメス"という役柄として一番納得できる。ナベさんの時とはまた違った感動を与えられました。ここにきて、こんなドンピシャなラダメスに出会えるとは!!本当にもっと早くに会いたかったよ…。

あと2週間、どういうことになるのか全く読めません…。もしも次の週も福井さんが配役されていたら…間違いなく突発するだろうなw。こんな楽間際に何回も逢いたいラダメスに遭遇してしまうとは!



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★1973.5.16生 大雑把なO型
★丑年牡牛座
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★趣味は舞台観賞
(特にミュージカル)
◎基本的にミーハーですw

★特に応援している俳優さん
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