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原作のノベライズ第2巻の一番最後のエピソードがこれだったわけですが…もう、読み終わった後に涙止まらなかったんですよ。なので、この第23回は本当に心の準備を以って臨みました。

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藤本 有紀

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ただ、印象としては、ノベライズよりもドラマのほうが深いなと感じました。「斬る」というところにクライマックスがあるように感じられるノベライズと違い、ドラマでは「斬る」事件を経たそれぞれの心の動きというものに焦点が当たっていたように思います。そのあたりがよかった。
でも、ノベライズにしかない…ドラマではカットされてしまった部分もあったりするので(個人的には保元の乱のときに兎丸が忠正に「清盛は海賊船のときにお前が助けなければ俺が殺してたかもしれないんだぞ」と叫んだシーンを入れてほしかった)、そういった意味では楽しめます。第3巻は夏以降ということで、それもきっと買ったらすぐに読破しちゃいそうだな(笑)。

それにしてもこれまでの中で一番泣いたエピソードになった第23回。BSと地上波と2回見ましたが…終わった後に魂がどこかに浮遊してるんじゃないかと思えるくらい泣きました(汗)。これまでドラマを牽引してきた…しかも、武士の世の中が来るのを心から望んでいて、そのために尽力を注いできた人たちが命を絶たれてしまうのは本当に辛くてたまりませんでした。
オープニングが始まる前から目が潤んでしまったのは今回が初めてだったかも…。

今回も熱く長くなること必至なので(爆)最初から追記にします。長くても付き合えるぞwっていう方はどうぞ…。



保元の乱で崇徳上皇方についた忠正に「死罪、斬首せよ」という無慈悲な伝達が信西から告げられ清盛は逆上してしまいます。この時代、最高刑が「流罪」だったとのことですから「死罪」なんてまさに寝耳に水の話。清盛が食って掛かるのも無理もない話ですが、「従わぬならば官位を剥奪し領地もすべて召し上げる」と告げられると何も言い返せない。平氏の棟梁として、一門のためにそれだけは避けなければいけないからね…。長い付き合いで心が通じ合うと思っていた信西からこの無慈悲な言葉を聞いたことも清盛にはショックだったと思う…。
ちなみに、映像には出てきませんでしたが、信西はこの後「逆らえば平氏一門女子供に至るまで死罪にする」と恫喝までしてるんですよね…。これ読んだときホントに信西の首絞めてやりたくなりました(苦笑)。

なんとか執り成してもらおうと家成の息子の成親に助けを乞いに行った清盛でしたが、「私にはどうしようもできなくて…」とオロオロ泣かれてはそれ以上強く言えない。ところがこの成親、清盛たちが立ち去った後にシレっとした顔で頭上げてるんですよね(苦笑)。全くの嘘泣きで清盛たちを煙に巻くとは…恐ろしいやつ!今後の彼の動向にも注目です。
演じてる吉沢君はこのシーンが入ってて嬉しかったってこの前スタパで話してたな。成親の黒い部分が出せて面白かったと。たしかに今後清盛たちをかき乱すんじゃないかって予感させるキャラのようだし色んな意味で期待w。

そして義朝にも信西から父の為義と兄弟たちを「斬首」するようにと言い渡される。これまでずっと"強く逞しい男"を貫いてきた義朝がこの時に初めて崩れてしまう…。保元の乱のときに父親とまともに剣を合わせることができなかった義朝でしたが、その心の弱さが一気に噴出してしまったんですよね。信西はこれまた意地悪く、保元の乱で殿上に昇らせろと言い迫った時の義朝の言葉を持ち出して追い詰める。
「親兄弟と本気で戦う気があるのか」
興奮状態にあった義朝は「無論」と自信満々に答え殿上人となった…。そのことが今になるとは(涙)。師光はあの時「あれでは左馬頭が気の毒だ」と呟いてましたがそれがここにつながってくるんですよね…。
義朝は取り乱し、自ら官位も返上するから命だけは助けてくれと信西に懇願する。このあたりが清盛とは違う。比べてしまうと棟梁の器は清盛のほうがあるように感じられてしまいます…。

清盛は館に戻り重い気持ちで忠正とその息子たちに「死罪」が言い渡されたことを伝えます。忠正もまさか「死罪」になるとは思っていなかっただろうからショックは受けたと思います(涙)。それでも従うつもりはないと清盛は忠正に告げますが結局どうやって助ければいいのか意見はまとまらないまま…。だけど、それでも忠正を死なせたくない…!清盛の心の葛藤が泣ける(涙)。
そして忠正は「死罪」を受け入れる覚悟を決めます…。平氏のためにこれまでずっと尽力してきた忠正…、そんな彼が平氏の禍の種になってしまうことに耐えられるはずがない。戦に敗れ、清盛たちにかくまわれた時点で忠正はもう自分の居場所が平氏一門のどこにもないことを悟っていたのかもしれません(涙)。そう考えると忠正が静かに「死罪」を受け入れたことは自然なことのように思えるんですけど…でも…やっぱり辛くて辛くて私号泣(涙)。
忠正は清盛に斬ってほしいと頼みます…。忠盛に引き取られて来た時から何かと清盛に辛く当たってきた忠正。家盛が死んでしまった時には「お前が死ねばよかったんだ」とまで言って詰ったこともあった。でも、清盛が平氏の棟梁になってからは彼の力量を認め始めていて…。清盛に斬ってほしいと告げたのは忠正が彼のことを平氏の棟梁だと認めたいという心情からきているのかなと思いました。そう思うとなおさら泣けた(涙)。

一方、義朝は動揺した気持ちを隠し切れないまま父を連れ戻した由良を激しく責め…さらには髭切の太刀を庭に激しく投げつけたりと自分を見失っている。そもそも髭切の太刀を為義が弟に渡してしまったところから為義と関係が一気に悪化してしまいましたからね…。あの時は「友切」を取り戻すために息子を使って兄を無慈悲に殺してしまった義朝でしたが、やはり実の父親ともなると違う感情が生まれてしまうのかな…。なんかそう考えると兄の義賢って哀れな奴だったなと思ってしまう(苦笑)。
義朝が投げつけた太刀を拾ったのは為義。由良をすごい形相で殴り飛ばした現場を見て為義は自らの運命を悟ってしまっていたようです(涙)。あんなにいがみ合っていた親子が、静かに…穏やかに縁側に出て語り合う。なぜその機会がこんな哀しいタイミングになってしまったんだよ…(涙)。お互いにそうなるべきだって分かっていたはずなのに…そう思うと哀しくて仕方なかったよ(号泣)。
父に逆らっていた頃が嘘のように小さく弱々しくその話を聞く息子。そんな彼に父はかねてよりの念願だった殿上人に息子がついに上りつめたことに対し「まことに孝行なせがれじゃ」と感謝の気持ちを伝える…。その言葉に涙ぐむ義朝に「我が首をはねよ、源氏の棟梁の証であるその太刀で…」と静かに語る為義。

「親兄弟の屍の上にも雄々しく立て。それがお前の選んだ道…源氏の栄華へと続く道じゃ」

為義…為義いぃぃぃぃ(号泣)。もう、泣きました、このセリフと小日向さんの芝居に(涙)。為義は義朝が強くなりすぎたことに対し危機感を抱き源氏の棟梁として相応しくないと判断した時がありました。義朝はそんな父の気持ちに傷ついてこれまで情を捨てて戦ってきた。だけど、ここにきて為義は源氏の将来を義朝に託そうとしてる…。源氏の未来を託せるのは義朝しかないって確信したんでしょうね。そのために自分たちが斬られることは必然なんだって覚悟している。その源氏再興への熱い想いに…息子への想いに…泣きました(涙)。

執行前夜、頼盛は泣きながら忠正に頭を下げる。辛いよなぁ、頼盛!!自分が清盛の意見に反旗を翻さなければこんな結果にならなかったかもしれないのに…。彼は一生この十字架を背負って行かなければならない(涙)。そんな甥っ子に静かに

「わしの苦しみは平氏が潰えることじゃ。ここで身内を斬る痛みを乗り越えてこそ一門は栄える」

と告げる叔父…。自らが犠牲となってまで平氏の繁栄を願い続ける忠正…その心に、頼盛ならずとも私も号泣ですよ(涙)。
一方、家貞は忠盛の鎧兜に向かってひたすら詫びている(涙)。忠盛の大切な弟の忠正をこのような形で失おうとしていることへの申し訳なさ…。その流れを止めることができなかったふがいなさ…。様々な悔恨の念が家貞を襲っていたに違いない(涙)。

そしてついにその刻限が…。ちょっ…なんか、早くないですか!?早いよ…まだ早いよ…って何度も思っちゃったよ(号泣)。

忠正は息子たちに詫びを入れたうえで一門を恨んではいけないと説いている。「恨むならばこの父を恨め」と…。涙を流しながら息子たちを諭すその顔はまさに父親の顔…(涙)。死の間際でさえも平氏のことを想う忠正の心にまた号泣(涙)。放送では出てこなかったけれど、息子たちもこの後「父上とともに黄泉路を歩けるのは我らの喜び!」って言ってるんですよね…。忠正は家族をとても大切にしてたんだなって思えてノベ読んで泣きました(涙)。
まさに刑場へ向かおうとしたその時、竹馬を壊してしまった竹三郎が無邪気に「できましたか?」と聞きにやってくる…。もうここからさらに号泣する私(涙)。約束していた竹馬だけど、忠正にはもうそれを作ってやることはできない…。だけど、敢えて笑顔で「帰ったら作ってやろう」と優しく微笑む忠正…。あ゛あ゛あ゛ーーーーー(涙)もう、このやり取り書いてるだけで涙出てくるよ(泣)。本当はとっても身内に優しいんだよ、忠正は…。ここで竹馬エピソードを持ってくるなんて、藤本さん、やられたよーーーー(涙)。
ちなみにこの清三郎は将来の宗盛ですね…。同じくらいの年ごろの鬼武者は父が祖父を斬る現場に赴こうとしている。ここにも将来の伏線の対比があるのかなと思いました。

そしてついにその時が…(涙)。斬られるのを待つ忠正も、為義も、哀しいくらいに美しく神々しい…。

間際の間際になって感情がこみ上げ刀を振り下ろすことができない清盛。そんな清盛を鼓舞するように

「それでも平氏の棟梁か!!これから会う兄上に清盛は平氏の棟梁の器ではなかったと言ってほしいのか!!」

と叫ぶ…。忠正は清盛に平氏の未来を賭けたんですよね…。この男ならば平氏はきっとこの先栄えるに違いない…そう思っていただろうし願っていた。そのために今、この苦境を乗り越えてほしいという切なる願いがあの叫びに込められていたような気がして…涙が止まらんかった(号泣)。

同じころ、為義は同じく斬るのをためらう息子に

「わしの最期の願いじゃ…。お前の手でわしを黄泉路へ旅立たせてくれ…」

と静かに懇願する(涙)。息子の気持ちを少しでも和らげようとするその心遣いが泣けるんだよ…為義お父さん(涙)。

「斬れ!!!」

その声に弾かれるように、叔父の心を感じ取った清盛はついに刀を振り下ろした。忠正の息子の長盛は目を潤ませながら父の姿が見えるうちに自分たちも斬ってほしいと懇願…。取り憑かれたように次々と刀を振り下ろしていく清盛…。
こうして忠正親子は忠盛の元へと清盛の手で送り出されていきました(号泣)。忠正ーーーー(涙)。もうこれ、泣くしかないよ…。

しかし義朝は斬れなかった。まるで人が変わってしまったかのように刀を落とし地面にひれ伏してただ号泣する。そんな義朝をなだめるように

「泣くでない…泣かずともよい…、義朝。もうよい、もうよい…」

と静かに語りかける為義(号泣)。この時の穏やかで優しい父親の顔をした小日向さんの表情が…もう、思い出しただけで…(涙)。これ以上待たせるのはかえって残酷なんだよ、義朝…。ただ泣き崩れるしかない義朝の耳に鈍い音が聞こえる。為義の想いをくみ取った正清が代わりに刀を振り下ろした。正清…辛い役目を自ら進んで引き受けてくれたんだね(涙)
しかし、義朝はその現実を見て「父上!!!」とただ慟哭し続ける。そんな姿を見て兄弟の一人である頼賢が「最期の願いも聞き届けられない奴が父上なんて呼ぶな!」と怒鳴りつける。他の兄弟も次々と正清に斬れと懇願していく…。彼らの気持ちは痛いほどわかるよ…。この期に及んであんな兄の姿は見たくなかっただろうし、腹立たしく思ったに違いない。義朝の代わりに正清は彼らに太刀を振り下ろしていく…。切ないよーー(涙)。

清盛は叔父とその息子たちを断腸の想いで自らの手で黄泉の旅路へ送り出した。しかし、義朝は父と兄弟たちを自らの手で黄泉路へ送り出すことができなかった。義朝の場合は血の濃い父親や兄弟だったからというのもあるかもしれないけれども、私は清盛ならばたとえそれが近しい関係であっても斬ったような気がします…。
ここにこの先の二人の伏線が潜んでいますね。平治の乱へつながる重要なシーンだったと思います。哀しくて辛いシーンだったけど、必要不可欠だったと思う。このあたりの展開の持って生き方が上手いな、藤本脚本。それにしてもここまで約20分ちょっと…。クライマックスの時間帯にくるかと思ってたんだけど、早くに斬られてしまってこの後どう持っていくのだろうと思ってしまった。

忠正一党と為義一党が斬られたことが師光から告げられます。静かに冷静にその話を聞き「晒せ」とさらに非情な言葉をかける信西…。でも、その言葉には悪意は感じられなかった。
師光が言うように信西は藤原摂関家の力を削ぐためにここまで策略を練ってきたと思います。人が変わってしまったかのように次々と冷酷な態度をとり続けてきた…。でも、それはただの権力欲からくるものではないと思うんです。国を建てなおしたいという強い意志が彼をそこまで突き動かしてきた。そのために軽蔑されるようなこともやってきた…。ここ最近の阿部サダヲさんの芝居にはそんな信西の苦しみがどことなく滲み出ていたように感じます。信西も今回の出来事で心に傷を負ったんですよね…。だから涙を流した。私はあの涙は納得がいきました。
原作ノベライズではこれとは正反対の描写が描かれていたので(汗)、正直読んだときには信西の首絞めてやりたくなりました。ドラマのような雰囲気になってて良かったです。

でも、師光が信西の後ろ姿を見て泣きそうになっていたのにはどうしても納得できないんです。彼は一番初めに清盛に会った時から腹に一物抱えていそうな雰囲気だったし、今回の出来事も信西の見事な手腕に惚れこんでついてきていると思っていた。彼がこの事件に心を痛めることじたい納得ができないし、信西の涙する姿に同情するような人物だとも思えない。少なくともこれまでそう匂わせるような芝居はなかったはず。彼だけは原作ノベライズのままのブラック師光であってほしかったし、そういう人物であり続けてほしかった。
師光は成親のような野心家的な男だというような設定じゃないの?嘘泣きしていた成親のほうがよほど納得できる。あのシーンで泣きそうな顔をした師光を見たとき、ものすごく違和感があったし卑怯だと思ってしまった。泣いていないとしてもあんな中途半端な表情作ってほしくなかった。虎ちゃんに長セリフがあったのは嬉しいけれども…ここまで大河を見てきた私としては、あの芝居は受け入れがたいものでもあります。最初に笑った時の感情と繋がらないし。虎ファンを敵に回す覚悟で言えば…(爆)、たぶん初めて、虎ちゃんの演技に嫌悪感覚えたかも…。まぁ、演出の指示かもしれないけど…。

身内を斬る痛みを抱え寝込んでしまった清盛の元に後白河帝主催の宴に参上するようにとの知らせが飛び込んでくる。今の清盛にはあまりにもむごい事ではありますが…彼は心に傷を負いながらもそれに応じることにする。誰よりも平氏一門のことを想っていた叔父・忠正だったら「行け」って清盛に言ってるよね…。だからこそ決意したんだと思う、平氏の棟梁として…叔父の想いを汲み取って。
そんな清盛の心の傷みなど他人事なのが後白河帝。あのふてぶてしさといい、狂気じみた表情といい、あの方は本当にブレませんねぇ(笑)。かえって気持ちがいいくらいですよw。帝になって権勢を振るえるようになってから生きる実感をひしひしと感じている後白河。挑発的な目線で清盛に宴を楽しむように強要する姿は、なんだか違うものが取り憑いているかのような妖気のようなものすら感じられたな(苦笑)。
その後白河帝に対し、沸々と怒りの感情がこみ上げてくる清盛ですが…それをグッと押し殺したままひれ伏します。このシーンがとっても印象的で良かった!!清盛が身内を斬った傷みを抱えたことで一段階大人になったように感じられなんだか見ていて胸が熱くなりました(涙)。涙をこぼしながらも感情を抑え、平氏一門のために頭を下げた清盛…。あの時の松ケン君の表情が素晴らしかったな。あれを見たとき、忠正たちの犠牲は無駄じゃなかったんだと思えたし。
あの宴の席でブレない人がもう一人…側近の信頼ww。ひたすら楽しんでヘラヘラ笑ってた(笑)。あれはあれで興味深いものがある。

誰もいなくなった内裏に信西と二人きりになる清盛。彼はその時初めて感情を爆発させます。怒りに震える清盛の前で信西は

「宝となれ、清盛。すべての重き荷を背負うてこの国の宝となるのじゃ」

と告げる。彼は清盛のことを裏切っているわけじゃない。それどころか買っている。心傷を糧に清盛がさらに飛躍することを願っているし確信しているんですよね。だからこそその言葉をかけた。だけど、清盛にとってはその言葉の重みを理解することはできない。それは仕方がない事…。殴るっていう描写は原作にはなかったのでビックリしたけど…でも、あの時の清盛の気持ちは痛いほどわかる。その時初めて信西は本心を明かします。

「この腐った世を根底から叩き直すため、目には見えぬ太刀を…。その返り血と…おのれの知恵を糧に生きておる!!」

このセリフは聞いていてグサグサと心に刺さったなぁ(涙)。信西も心の底では苦しんでるんだよな…。それを今までずっと表に出さずにやってきた。初めて聞く、信西の心の叫びに思わず涙が…(涙)。

この信西のセリフのところあたりから原作ノベライズと展開がちょっと変わっているんですよね。原作では憤る清盛に対して「そなたには知恵がないから分からないかもしれないけど」とかけっこうひどいことを言い放っている。かなーりブラックな信西が描かれています(汗)。それを言われてグウの根が出なくなった清盛を説き伏せるっていう顛末だったんですけど…ドラマではそれとは違う形で描かれていたのに驚きました。

涙を浮かべながら「もう馴れ合いは終わりじゃ」と清盛に言い放つ信西。この先知力を持ってその野心を支えると約束する…。

「清盛!共に世を変えようぞ!!」

信西が本当に言いたかったのはこれなんですよね。初めて出会って意気投合した時からその想いは変わっていない。信西の本気を清盛はあの時強く感じ取ったはず…。松ケンくんとサダヲさんの本気の芝居のぶつかり合いに胸が熱くなってまた泣いてしまった。よもや、ここにきて信西に泣かされようとは(涙)。
正直、こういった展開になって私は良かったと思っています。ノベを読んだときにはこの先清盛はどう信西と向き合っていくのか疑問符だったんですが、ドラマの展開だとそれが納得いくものになる気がします

今回の出来事を経て精神的に大きく成長したのは清盛だけではない。時子もまた、武士の妻としての自覚を強く持つようになり、妹の滋子に後宮へ勤めに出るよう勧めます。そこにはもう恋に恋する時子の姿はありませんでした。
由良は常盤の元へ行き義朝を精神面から支えてほしいと頼み込む。本当にこの人はどこまで強くなれるんだろう…って思うよ。その強さが逆にものすごく痛々しくて切ない。息子の鬼武者を立派で強い武士に育てるためにすべてを捧げる覚悟なんだろうな…。その鬼武者は今回の顛末を幼いながらもその目でしっかりと見つめたことによりさらに精神的に強くなった様子。まるで廃人のようになってしまった父の義朝を見て
「早う大人になり、強い武者となって父上をお支えしとうござります!」
と元服の意思を告げる。これって、かつて義朝が為義に宣言したのと同じ展開ですよね…。あぁ、親子だなって思った。このあたりのリンクの仕方も上手い。

まだあどけない年頃の鬼武者が元服して「頼朝」と名を変えたころ、清盛は改めて一門に「平氏は常に一蓮托生!」と団結を呼びかける。源氏と平氏が今後どのようにかかわりあっていくのか大いに注目したいところです。






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