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千秋楽間近のミュージカル『ハムレット』を観に行ってきました。今回2回目です。
本当は今月は飯田くんの「壁抜け」があるので極力他の演目は入れないようにしていたのですが…、今月頭に観たこの作品にすっっかり魅了されてしまいまして(汗)あっさりと自らの掟を裏切って足してしまいました(爆)。もうあの日から頭の中にハムレットのロックなナンバーが染みついてしまいまして。それくらい激ハマりしてしまった。

楽が近いこともあってか、満員御礼札が出ていました。…っていうか、私が追加したころからすでにほとんどチケット残ってなかったんですけど(運よく譲ってくださる方がいらっしゃり観に行くことができました!超感謝!!)。このところの不景気でなかなか劇場に足を運ぶ人が増えない中、連日大盛況だったこのミュージカル。キャストも魅力的だったけど、音楽が本当に素晴らしくて…私以外にも曲の虜になった人は多かったのではないか…なんて。

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劇場前にこうして「満員御礼」って文字があるとなんだか嬉しくなります。


で、前回GETできなかった輸入CDがあるかなぁ…と思いながら少し早めにクリエ入りしたわけですが…

売っていたという痕跡そのものが無くなっていた(爆)

ガーーーーン!!ショック!!CD購入資金も持って行ったのに…(苦笑)。銀座の大手ショップにもなかったし、噂に聞くところによるとチェコ版は既に絶版らしい…。久しぶりに喉から手が出るほど欲しかった輸入CDだったのになぁ…。
と、観劇前からいささか凹んだ私。これはもう、今回の舞台を前回以上に全神経集中させて聞き入るしかないなと覚悟を決めたのでした(←ちと大げさだけど 爆)


主な出演者
ハムレット:井上芳雄、オフィーリア:昆夏美、レアティーズ:伊礼彼方、ガートルート:涼風真世、クローディアス:村井国夫、ボローニアス:山路和弘、ホレイショー:成河、亡霊:阿部裕 ほか


以下、ネタバレありの感想です。




CDが手に入らないことが分かったので、そりゃもう、かなーーり気合入れて見入ったわけですがw…そんなことしなくても自然に夢中になって見入ってる自分がいました。前回観に行った時よりもさらにパワーアップしてた!!やはり舞台は生物ですよね。観終わった後の感想はとにかく「すごかった」という言葉に尽きる。
改めて思ったんですが、ほんっっとうに、私はこの『ハムレット』の音楽が好きなんだなと。なんていうか、自分の本能が求めている楽曲が後から後から出てくるんですよ。こんなに私好みの曲が勢ぞろいしているミュージカルというのもそう簡単にはお目にかかれないんじゃないだろうか。どちらかというとここ最近は"役者"目当てで舞台に足を運ぶことが多かった私ですが、『ハムレット』は"楽曲"第一という気持ちでした。

♪闇と光の間に♪から♪ささいなこと♪
一番最初に私の心をつかんだ冒頭の楽曲。デンマーク王の葬列に一人参列せず離れた場所から父との思い出を吐き出すように歌うハムレット。この旋律がたまらなく好きだった!!厳粛な雰囲気の中にロックが流れて…思い出すだけでもゾクゾクします。
後半に何度か形を変えつつ同じ旋律が出てくるので、もう頭の中に今でもぐるぐる回ってますよ(笑)

♪愛があれば♪から♪ずっと待っていた♪
クローディアスとガートルードの披露宴パーティーでの楽曲。これもほんっとに大好きでしたね!聞いているだけでも踊り出したくなるような明るいナンバーに、ハムレットが登場することによって少し暗い影が差してくる。その時の音楽の移り変わりが個人的に最高にシビれるんですよ(笑)。明と暗の融和みたいな感じ?それがものすごく心地よい。

♪なぜ僕が♪
やり場のない感情にいらだつハムレットを親友のホレーショーがなだめる。「そういうもんです、そういうもんなんです」っていうホレーショーの合いの手の入れ方が好き!ハムレットとの感情のぶつかり合いがものすごくスリリングなナンバーでお気に入りでした。

♪妹♪
フランスへ旅立つレアティーズとオフィーリアの別れの歌。これなんか、ちょっと演歌チックな雰囲気なんですよねw。「ブラザー!」とか「シスター!」とか、ところどころに入ってくるこの二つのフレーズにちょっとプッてなりそうになったりして(そんなシーンじゃないんですが 爆)

♪この世界を越えて♪
派手なロックナンバーが多かったのですが、これは静かで張りつめた緊張感すら漂うバラード。これがまた泣けるほどいいんですよ!ここまで激しいものが多かった分、なおさら胸に迫るものがある。井上君の緩急ある歌い方が最高に上手いと思ってしまった。まるで聖歌みたいな響きの素敵な楽曲です。

♪狂ってる♪
山路さん扮するボローニアスがクローディアスとガートルードにハムレットが狂っていると訴えるナンバー。この舞台の中で一番のダンスナンバーだったかな。面白い楽曲です。山路さんが息を切らせながらも必死に動き回っている姿に萌えていた私(笑)。「He is crazy!」って旋律がなんか頭にこびりついてますw

♪ビー・ノット・ビー♪
父親の敵を討つと決めたハムレットが心の葛藤を歌うナンバー。「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」っていう有名な文言を歌ったものですが、ハムレットの苦しさがじんわり胸にしみるような静かで切ない旋律です。これもすごく印象的だった。
そのあと旅芸人たちによってクローディアスの犯罪を暴くのですが、それを見た後の6重奏もすごく胸に来ましたね!それぞれの葛藤が手に取るようにわかる旋律にゾクゾクしっぱなしだった。

♪私は不実♪
ガートルードが自らの結婚の過ちを悔いるナンバーですが、銅像カルテットの「どこにあーる、操は~」と歌う旋律が頭から離れません(笑)。涼風さんの熱唱も素晴らしかったです。

♪チャペル♪
クローディアスが教会で懺悔するシーン。後ろからハムレットが彼を襲おうとするのですが「悪事を働いたときじゃないと意味がない」とこの時は身を引きます。この場面、ものすごく印象深い。クローディアスの黒い心がこの時だけはなんだかとても哀れに見えるんですよね。この時の旋律がまたゾクゾクするほどいいんですよ!!

♪人殺しの名前♪から♪妹2♪
ハムレットに父のボローニアスを殺されたオフィーリアがショックのあまり気が狂ってしまうシーン。この緊迫感ったらすごい!!レアティーズの血を吐くかのような哀しみ、オフィーリアの空っぽの心、もうこの一連はすべてが痛々しくてたまりません。時に激しく、時に悲しい音楽の旋律がものすごくこのドラマに生きている

♪おいらは一生墓を掘る♪
数少ないコメディタッチの音楽シーンですね。ところが、そのあとハムレットはオフィーリアの葬列に遭遇してしまう。哀しみにつぶされそうなレアティーズが涙ながらにオフィーリアを墓に納めようとする姿に胸が痛む…。そして居てもたってもいられなくなったハムレットはレアティーズの手から奪うようにオフィーリアを抱きしめ、二人の間に激しい火花が!
前回このオフィーリア取り合いシーンを見たときは"昆ちゃん、腕ちぎれないだろうか"と心配してしまったんですが(爆)今回はあまり激しい引っ張り合いはしてなかったですねw。それどころか、井上くんと伊礼くんの烈火のような激しい応酬がすごすぎて…気が付いたら涙してたよ、私!!

♪決闘♪
ハムレットとレアティーズのあまりにも激しすぎる決闘。それを見守る人々の「ドミヌス」っていう旋律が頭の中ぐるぐる回っている。二人とも本当に死ぬ気で剣を交わらせてて…前回より迫力が数段増しでびっくりした!下手したら本当にグサッとどちらかやられてしまうのでは…みたいな緊迫感がすごかったですよ。
そしてラスト、この事件にかかわった人々はすべて死んでしまう。ハムレットが♪ビー・ノット・ビー♪を歌いながら息絶え、ホレーショーがデンマークの旗をその上にかぶせながら「おやすみなさい、殿下」とそっとつぶやく。静寂のなかの終焉。胸に迫るものがありました。

井上@ハムレット
前回あまりの激しい歌いっぷりを見て"最後まで喉が持つのだろうか?"と心配してしまったのですが、全くの杞憂でした。いやぁ、すごいよ井上君。あれだけ激しい歌を全身全霊で歌っているにもかかわらず音程がしっかりしていた。以前に比べると本当にすごく安定した歌唱になっていると思います。正直驚いた。カテコの時には放心状態になるくらいすごい熱演。次の「ルドルフ」も楽しみになってきました。

伊礼@レアティーズ
前回もめちゃくちゃ熱いと思ったのですが、今回はさらにその上を行っていたような気がする!!伊礼くんの激しい役は以前にも見たことあったけどそれを超越してたな。あんな張り裂けそうに熱い伊礼くんの芝居は初めて見たかも。前はその激しさからちょっと不安定だった歌も今回はほとんど問題なく歌いきっていて素晴らしかった!

昆@オフィーリア
見た目が可愛らしいのでとても幼く見えるんですよね、昆さんのオフィーリア。なので恋するシーンとかはすごい無垢な少女って雰囲気。ただ、ストーリーが全体的にハムレットの苦悩中心となっているため存在感は薄かったかも。

涼風@ガートルード村井@クローディアス
相変わらず大人の魅力満載で濃い~~二人(笑)。涼風さんはいつ見ても歌唱力にブレがないところがさすがですし、今回は前回以上にハムレットへの母性が感じられました。村井さんはこのカンパニーの中では歌唱力といった点では少し落ちるのですが(汗)それ以上にクローディアスの黒い部分を存分に発揮されていて見応え十分でした。

成河@ホレーショー
動きがとても軽やか!特に旅芸人たちと歌い踊るシーンでのジャンプ力には目を見張るものがありました。それに歌唱力もとても安定しています。今後ミュージカル界から多数お呼びがかかるのでは!?

山路@ボローニアス
前回以上にコミカルな国王の腰ぎんちゃくになってましたww。まさに中間管理職が振り回されて冷や汗かいてる…みたいな状況で。動きやセリフ回し、間の取り方が本当に上手いです。♪狂ってる♪のナンバーではヒーヒー言いながら必死に動き回ってる姿が面白かった。前に観たときにちょっとコミカルに見えてしまった殺害されるシーンでしたが、隠れるときは面白いんだけど殺された時の芝居は圧巻で今回はゾクっとしてしまった。こういうお芝居もさすがです。

阿部@亡霊
前国王の姿が本当にドンぴしゃりって感じの阿部さんw。あの風貌と存在感!亡霊の出番は少ないのにハムレットをたきつける芝居は本当に圧巻です。ほかにもアンサンブルとしていろんなシーンに登場。頑張ってらっしゃいました。

アンサンブルには本当に実力派のキャストが多かった。平田さんや照井くんはもっと上の役でもよかったと思えるくらい。俵くんもカッコよかったな。


東宝さん、ぜひともCD化していただけないものでしょうか!?もう、ほんっとに大好きだったんですよ、この作品の音楽!!ぜひとも出してほしい…!!あーー、もう一度聞きたいなぁ、あの音楽…!
また近いうちに再演してほしい作品です。




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テーマ : ミュージカル - ジャンル : 学問・文化・芸術

Musical観劇作品 comments(2) -


コメント

Re: はじめまして

初めまして!コメントありがとうございました。

『ハムレット』はストレートプレイには正直あまり興味が持てなかったのですが、
今回のミュージカルは全編ロックで綴られているし、良いとこ取りみたいなところがあるので
とても見やすかったですよ。
私が一番ハマったのは、音楽です!!もともとロックミュージカル好きなので(笑)。
ほんと、喉から手が出るほどCDが欲しかったです(苦笑)。

大楽、うらやましいです!ぜひ楽しんできてくださいね。

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