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赤坂ACTシアターで上演中のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を観に行ってきました。
ロミオ役は早々と発表されていましたが、ジュリエット役がなかなか決まらなかったこの作品(苦笑)。ミュージカルファンの間ではかなりヤキモキされていましたが、発表されたのは開幕にかなり近い頃でした。チケット先行販売が始まっても決まってなかったですからねぇ(汗)。結局は新人の二人が選ばれたわけですが、未だになんで発表までにあんなに時間がかかったのかよく分かりません…。まぁ、私的にはどちらでもいいんですけど。

迷いに迷った挙句、結局2パターンのロミオを見る事に決めまして…今回は城田君バージョンです。やはり知名度があることもあり、城田君のロミオはチケット戦線がかなり厳しかったらしい。私もなんとか確保できたわけですが、座席はけっこう後ろのほうでした。立見席にも数人いらっしゃった模様なので…やっぱり人気者はすごいなぁと実感。
で、後ろのほうの席だったのでオペラグラスを使ったわけですが…途中でどうも睫毛に違和感を感じて仕方なくなった。気になりながらもなんとかそれで持ちこたえていたのですが、カテコが終わって客席が明るくなった時にビックリ!片方の覗き口が取れてた(爆)。どうやら、先日の大雨でのマクベス観劇の時に具合悪くなったらしい(苦笑)。あぁ、新しいオペラグラスほしいよ…。

カーテンコール、すごい盛り上がりでちょっとビックリ!城田君の作品を交えた真摯なコメントのあとに突然劇中のロック音楽が鳴りだして舞台上が無礼講状態に(笑)。城田君の真面目なコメントとの落差にちょっと面食らってしまったけど、皆すごく楽しそうだったし見ているほうも面白かったです。
ちなみにカテコのナンバーは日に因って違うんですかね(ブログ読む限り…)。この日に披露されていたのは1幕で出てきた『世界の王』でした。なんか城田君とかアヒルみたいなダンスしてて可愛かった(笑)。

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楽屋花もたくさん届いていたようです。禅さんへのお花が思っていた以上に多かったのはなんだか嬉しい驚きだったな。あと、浦井くん宛てに大泉洋くんからお花が届いていたのも嬉しかった。洋ちゃんと言えば、「ハケンの品格」つながりでか城田君にもお花届けていたみたいです。
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ちなみに、劇団四季でよく客演している岡田亮輔くんが出ているということをこの日のロビーに飾られていた楽屋花を見て初めて知った私です(爆)。


主なキャスト
ロミオ:城田優、ジュリエット:フランク莉奈、ベンヴォーリオ:浦井健治、ティボルト:平方元基、マーキューシオ:石井一彰、パリス:岡田亮輔、キャピュレット卿:石川禅、ロレンス神父:安崎求、モンタギュー夫人:大鳥れい、モンタギュー卿:ひのあらた、ヴェローナ大公:中山昇、乳母:未来優希、キャピュレット夫人:涼風真世、死のダンサー:大貫勇輔、ほか


以下、ネタバレを含んだ感想になります。




ロミオ&ジュリエットといえば、有名なシェイクスピアの悲劇作品ですが…実は私は断片的にしかこの物語を知っていなかったんだということを思い知らされました(爆)。ロミオとジュリエットって…結婚までこぎつけることができたのか、みたいな…(汗)。
なんか有名エピソードの部分しかこの有名な物語を知らなかったのかなぁと、ちょっと恥ずかしくなった(爆)。

ヴェローナではモンタギュー家とキャピュレット家が激しく対立しており大公の頭を悩ませていた。大きな争いがあった日、次に騒ぎを起こせば刑罰を加えると厳しい宣言をしなんとかその場を収めた。
その頃、娘のジュリエットをなんとかパリス伯爵に嫁がせようと画策した両親は仮面舞踏会を開く。その舞踏会には争いに参加していなかったモンタギュー家のロミオが仲間に誘われるまま渋々潜入していた。そんな二人が偶然出会い、そして一目で恋に落ちる。隙を縫って親交を深めていくロミオとジュリエットは頼りにしていた神父ロレンスのもとでついに二人だけの結婚式を挙げる。
ところが、両家の間で再び争いが勃発。その争いに巻き込まれたロミオは親友のマキューシオが殺害されるのを目の当たりにし、怒りのあまり我を失ってキャピュレット家の跡取りだったティボルトを刺し殺してしまう。町を追放されたロミオのことを知り悲嘆にくれるジュリエット。そんな彼女にロレンスはある提案をする…

改めて『ロミオ&ジュリエット』という作品を見て…こりゃドラマチックだなと感動(笑)。シェイクスピア作品は苦手ですが、人間ドラマは深く繊細に描かれているということを再確認したような気がしました。

で、この舞台は…時代がなんだかゴッチャになっててイマイチよく分からなかったなぁ。物語のベースはちゃんと『ロミオとジュリエット』なんだけどその時代の人物が出ているかというとどうやらそうではない。ファッションがなんだか渋谷系みたいな雰囲気だったし、両家で争ってる人々の雰囲気はなんかチーマーみたいな感じでものすごく現代的
まぁ、それはそれで独特の面白い世界観だなとは思ったんですが…携帯電話(しかもスマホw)Facebookが出てくるのはなんだかちょっと違和感。ロミオを呼び出そうと親友のベンヴォーリオが携帯で連絡取ったり、ロミオがジュリエットの部屋へ忍び込んでいった時に「アドレスを赤外線交換しよう」と言い出したり…(苦笑)。なんか、許容範囲を飛び出しちゃってるような感じがした。ああいう固有名詞を出したりすると、ストーリーの流れが止まってしまうんですよね。文学世界から一気に現実世界に引き戻されるみたいな。

一番引いたのは町を追い出されたロミオを探すロレンスやベンヴォーリオが携帯を駆使していたシーン。ロミオは立ち寄った酒場で酔いつぶれて持っていた携帯を壊してしまい、それでジュリエットの眠り薬のことを知らせることができなかった…みたいなくだり。
"えぇぇ!?そこでも携帯出してくるわけ!?"
って正直思いました…っていうか、引いた(爆)。あの盛り上がってるところで一気に現実に戻されたような、なんか違う物語を見ているような、そんな気持ちにさせられたのが本当に残念だった。

あと、衣装ねぇ…。現代的アレンジなんだろうけど、この作品にはあまり合っていないような気が…(苦笑)。特に違和感を感じたのがジュリエットの衣装。前だけが異様に短くて後ろが長いみたいな衣装なんだけど…なんかすごく幼稚っぽく見えてしまった(爆)。
もうずーーっと、あの、ジュリエットの衣装が気になってしまって…早く着替えてくれって何度思ったことか(苦笑)。

舞台演出は小池修一郎さんが担当しているからか、どうも雰囲気が『エリザベート』なんですよね(苦笑)。「死」がロミオやジュリエットに付きまとうみたいなシーンは特に。トート閣下が見えるような気がした(爆)。それプラス、『ウェストサイド物語』って感じかなぁ。『ウエストサイド~』は『ロミオとジュリエット』を下敷きにした現代劇なのでそう思ってしまうのも自然なのかな。
ただねぇ、これ、あくまでも『ロミオ&ジュリエット』ですからねぇ…。あまり現代的な演出にこだわらないでほしかったかも。途中でなんの作品見ているのかよく分からなくなる瞬間があったし(苦笑)。

と、まぁ、ここまでかなり辛口評価をしてしまいましたが…音楽は好きでした。ロックミュージカルなのでドキドキするようなナンバーが多い。若い出演者が多いので勢いもあるし、何より皆、歌がとても上手い!!それが何よりも嬉しかったです。ダンスの迫力もあるし、とてもドラマチックだったシーンもいくつもあった。
そんななかで、新人のフランク莉奈さんもすごく頑張っていたと思うのですが…ちょっと埋もれてしまったかも。一生懸命さはすごく出てたので、無垢なジュリエットという意味では合うのかもしれないけれど…もう少し歌の安定感がほしい。正直、特別上手いと思えるような歌じゃなかったので。

特に印象に残ったのはラストシーンだったかな。ロミオとジュリエットが死を迎えた後、対立していた両家が和解するのですが、この時のキャピュレット夫人の「二人は本当に愛し合っていたのよ!!」って泣き崩れる場面がとても印象的でした。彼女のあの言葉がきっかけで両家はわだかまりを越えようという気持ちに動き出したんだろうなと思えたので。静かに眠る二人の前で両家が和解の握手を交わすシーンはちょっとウルっときました。
城田ロミオと莉奈ジュリエットが横たわっている姿は、なんだか、美術絵画を見ているんじゃないかと思うくらいドキリとするほど美しかったです。まさに、美男と美女。あそこは見どころだと思う。

城田君のロミオはガタイは大きいのにどこか気弱で心優しい青年というイメージ。城田君の人柄がロミオににじみ出てるような気がしたなぁ。ジュリエットを全身全霊で愛していく姿がとても印象的だった。歌声も相変わらず安定していてとてもきれいだし、何よりもロミオというキャラクターにすごく合っているなと思いました。

新人のフランク莉奈さんによるジュリエット、前にも書いたとおりとても一生懸命だった姿が印象的です。初々しい。ロミオに必死に愛を語りかける歌を歌うシーンとか雰囲気は良かったと思うんですよね。優しい城田ロミオとの相性もいい感じだし。ただ、一生懸命な必死さが前面に出すぎてしまっててジュリエットという人物像は正直ほとんど見えてこなかった。歌も不安定だったし…ちょっと期待を高く持ってしまったかな。頑張ってほしいです。

浦井くんが演じたベンヴォーリオ、とても良かったです!なんか、ここ最近のなかでは一番浦井君にマッチした焼くだなとか思ってしまった。
ティボルトを演じた平方くんは今回初めてお目にかかったわけですが、歌が上手いですね!それにイケメンでカッコイイです。その数日後に「戦国鍋テレビ」に出てるのを見てちょっとビックリしてしまった(笑)。
大公を演じた中山さんは大型ミュージカルのアンサンブルなどでよく見かけていた役者さんですが、今回はものすごく目立ってます。冒頭のソロの部分の迫力は素晴らしいですよ!!本当に歌が上手い!もっと上に言ってもいい役者さんなのにと思いました。
マキューシオの石井くん、彼、見るごとに歌が上手くなっていくような気がします。サイゴンのトゥイで見た時よりもずっといいです。お芝居もクセが出てて良かった!

キャピュレット家の夫妻は禅さんと涼風さん。このお二人のコンビは今までも見てきましたが、今回が一番刺激的かも(笑)。アクの強さ全開で面白かったです!
対するモンタギュー家夫妻の大鳥さんとひのさんはちょっと影が薄かったような気がします。あまり印象に残らなかった。
ジュリエットの乳母を演じた未来さんはものすごくパワフルでインパクト強かったですね。

印象に残ったといえば、出番は多くないものの個性的なパリスを演じた岡田くん。四季に多く出演していたのは知っていたけど、実際の舞台を見たのはこれが初めて。可愛く憎めないパリス伯爵でしたねぇ。歌が上手いのでもう少し出番があればなと思ってしまいました。
それから死のダンサーを演じてた大貫さん、妖しく艶やかで不気味ささえ漂わせる見事なダンスに感動!宙吊りになったりすることが多いのですが、見事な身体バランスを魅せて頂きました。


次回は育三郎君のロミオを見てきます。城田君とは全く雰囲気が違うらしいので楽しみです。



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日本語吹き替えは当時劇団四季に在団していた役者さんです。退団した人も多いので貴重な一枚かも!

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曲がとにかく素敵です。日本語吹き替えで石川禅さんがディミトリ役を熱演してます♪

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