<< NEW | main | OLD>>
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 - -
381888730.jpg
大沢たかおさんの朗読劇『マクベス』を観に明治神宮外苑の聖徳記念絵画館へ行って来ました。
この公演は数年前から大沢さんがライフワークとして始められた朗読劇だそうです。前回は『義経』を上演されたのですが観に行くことが適わず(←ミュージカル『ファントム』に注ぎこんでしまったので 汗)今回初観劇となりました。
昨年ファンミに行った時に冗談だか本気だか分からない感じで「(朗読劇)みんな見にきてくれたよね?来てくれないとなんだか凹んじゃうから、僕」みたいなことを言っていた大沢さん。そのときに次回は絶対に行くぞと心に決めた私(笑)。その願いがようやく今回叶いました。

スケジュールとしては東京2日間、大阪2日間。そのうち私が参加したのが1日目…つまり初日です。2日目とどちらにしようか迷ったのですが、1日目のほうが開始時間が早かったので初日に決定。
FCでチケット手配してもらったのですが、SS席はあっけなく惨敗してしまいS席での観劇です。まぁ、金銭的には助かったけど…特等席が取れなかったのが少し残念だったなぁ、なんて。それだけ大沢さんのFC会員数が増えたって事なんだろうなと。かくいう私もまだ1年ちょっとですけどね(汗)。

さて…初日の『マクベス』だったわけですが…これがまたすごい天候の日に当たってしまいまして(苦笑)。たしか昨年も一昨年も大沢さんの朗読劇のどこかは雨がかなり降っていたと聞いていたので心配はしていたのですが…今年もバッチリ雨雲を呼んでしまったようです。
しかも、その雨がゲリラ豪雨ってやつでして…午後3時頃の現地は雷と雨の嵐でとてもじゃないけど開幕できるような状況ではなかったらしい。私はちょうどその頃の時間に家を出たのですが…天気予報でかなりの雨だと聞いていたのでレインコートやらタオル(しかも大きめの)やら大き目のビニール袋やら、とにかく雨対策グッズをかき集めるだけ集めて出発(汗)。東京が近づくに連れて雨が強くなっていったので中止も覚悟の上といった心境でした。

最寄の信濃町駅に着いたときは雨が少し落ち着いた感じになってて、携帯からチェックした大沢さんのHPによると時間を遅らせて開幕予定とあったので少し安心…。近くで時間を潰すような場所もなかったので開場までまだかなり時間があったものの現地へと向かいました。
すると、大きな絵画館の前の広場には既に多くの人が集結中。会場入りすれば傘をさせないことになっていたので木陰でレインコートを着ようと雨対策に入った私だったのですが…なんと、そのレインコートの裾がビリリと破けてしまった(爆)。安物を買った私がバカでした…。落ち込んでいると、絵画館のほうからリハーサルを開始したらしい大沢さんの声が聞こえてきたじゃありませんかっっ!その声に慰められていた私です(苦笑)。

本来は17時45分開場だったわけですが、雨のために18時30分開場予定に変更。リハーサルも終了した18時15分過ぎ頃に列に並ぶように促されたわけですが…ここからの時間がまた長かった(汗)。並んでいる間に雨がどんどん強くなってきて不安も増幅…。そんななか、ようやく開場に踏み切る知らせがきたのが18時50分頃だったかなぁ。
ところが入場入り口がビックリするほど狭いのでチケットは何と自ら切り離しておくようにとのお達しが!私、観劇人生初めてです、自らチケットの右側を切ったの(笑)。普段はあの部分は絶対に切り離してはいけないところなので慎重に保管している為、その部分を切り落とす時にはなんだかものすごく緊張してしまいました(汗)。

そしていよいよ入場。まず最初に向かったのがグッズ売り場。今回はパンフレットうちわポストカードが販売されていたのですが、私はパンフとポストカードを購入。うちわはパスしちゃったんですけど(笑)なんと東京ではこのうちわの売れ行きがかなりよかったらしく売り切れたそうです。ビックリ!
かなり雨が降っていたのでパンフレットなどを袋から開けて見る事もできず、濡れないように厳重に奥のほうへしまいこみ、さらにビニールの大きめな袋に入れて座席へ。

絵画館の大きな建物の前に横広系に並べられているパイプ椅子。区分けがかなりされてあったので場所を見つけるのにちょっと苦労したのですが…チケット番号の割にはかなりの好位置でビックリ!ゾーンとしてはど真ん中、前の人の頭も少し気になるものの中央部分の要になるところの見通しはかなりよかったし、思っていたよりも距離が近くてオペラグラス無しでも大沢さんの表情がほとんど見えるくらいの座席でした。
ここからはもう傘もさせないのでレインコートだけが頼り…。裾が破けてしまっているのでズボンのほうはかなりすごいことになりましたが(苦笑)濡れてもいい格好にしてきたのでまだ良かったかも。本当はもう少しおしゃれ風な服を着たかったんだけど…レインコートじゃそれも関係ないしね(爆)。

と、始まる前はこんな様子でした(苦笑)。
雨は始まるまでも強くなったり少し弱まったりの繰り返し状態。絵画館の大階段には演奏者用のスペースがあるのですが、ビニールハウスみたいになってました(汗)。気温がそんなに高くなかったのが救いだったでしょうねぇ。吉田兄弟ゾーンは階段中段部分の上手と下手に一人ずつ配置といった感じです。ただ、雨がかなり降っていたのでほとんどボヤけて見えなかったのが残念(苦笑)。
そしてまた少し雨が強まってきたかも…と思った頃にスタート。19時開演予定が結局19時半開幕になりました。


演奏
吉田兄弟(津軽三味線)、WASABI(新・純邦楽ユニット)、疾風(津軽三味線集団)

パフォーマンス
Irisbijou(結樺レイナ、坂井朋子、九郷珠代)

演者
大沢たかお


以下、ネタバレを含んだ感想になります。



あたりが暗くなり、邦楽の音楽が響き渡る中でパフォーマンスのIrisbijouの3人が登場し妖しくオープニングを飾ります。その最中に大沢さんの朗読の声が聞こえてきて…静寂が一瞬訪れたあとついに大沢マクベスが登場!
最初に雰囲気作りができていたので、大沢さんが登場した瞬間は会場全体がハッと息を呑むような感じでした。非常にドラマチック!さらにドラマチックだったのが大沢さんが登場したとたんに雨が強くなってきたことですかね(笑)。

『マクベス』という作品は有名ですが、実はちゃんと見るのは今回が初めて。なにげに苦手なんですよねぇ…シェイクスピア(苦笑)。でも今回は大沢さんがご自分でかなり台本の構成とかも考えられたようで、コンパクトに誰にでも分かりやすいストーリーになっていてとても良かったです。

スコットランドの武将であるマクベスはある日、同僚のバンクォーと共に3人の魔女の予言を聞く。「マクベスは領主となりやがて国王になる。バンクォーは国王にはならないが国王を生み出す」と…。半信半疑でいたマクベスだったが、予言の通り自分がコーダーの領主になると心にやがて欲望のような気持ちが生まれ、にも魔女から聞いた予言を話してしまう。すると彼女はマクベスを王にするという野心に強く駆られ、弱腰だった夫をたきつけ城に宿泊に来た国王を殺害するよう追い込む。夫人の強い野心に根負けしたマクベスはついに国王を殺害し、王座を得ることに。
王座についたマクベスはその地位を確実なものにするために、共に魔女の予言を聞いたバンクォーを口封じのために家族もろとも殺害してしまう。ところが、マクベスの心は一向に落ち着くことがない。魔女の予言では自らの地位が安泰であることは分かっているのだが、追い落とされるのではないかという恐怖心からは逃れられなかった。
やがてマクベスの妻は国王殺しの罪悪感から精神崩壊して命を落とす。さらにマクベス打倒のため貴族マクダフが前国王の息子マルカムを伴い挙兵。『女から生まれたものにマクベスは殺せない』という予言を信じ怯えを振り切るように戦いに身を投じるマクベスだったが…

ストーリーはこんな感じです。1幕はマクベスが国王を殺害し自らが王となり友人のバンクォー殺害命令をくだすところまで、2幕は国王になりながらも終始怯え続けやがて崩壊していくラストシーンまでが展開されました。
途中で15分の休憩が入ったのですが…これは大沢さんの準備期間って感じでしたね。私としては休憩無しで一気に見ても全然問題ない…っていうか、あの雨の中休憩そのものの必要性を感じなかったんですけど(爆)。

マクベスはシェイクスピアの作品ですので洋ものではあるのですが、大沢さんがこの朗読劇で表現したかったのは"和"のマクベスだったんだなと思いました。これがまたピタリと合うんですよねぇ、マクベスに三味線の音や尺八など邦楽の奏でる音色が!その演出にまず感動。
その"和"の音楽の中で"洋"の雰囲気のパフォーマーIrisbijouさんたちが華麗に舞い、マクベスに予言する魔女やマクベスの妻、さらにはマクベスの家臣、敵であるマクダフの軍勢などを場面ごとに見事に表現していたのが印象的でした。
特にクライマックスのマクベスとマクダフの対峙シーンは息を呑むような迫力で圧倒されっぱなし。踊り手は3人しかいないのに本当に大群衆のように見えてしまうからすごいなぁと。激しく鳴らされる吉田兄弟の三味線や他の邦楽の音色が緊迫感をさらに煽り、和洋混合の美しく妖しい『マクベス』の世界を堪能できました。
雨の中、静かに燃え盛る上手と下手にあった松明の火も印象的だったなぁ。能の世界観に似ている気がしました。さらには歴史的建造物である絵画館が場面ごとに色々な色のライティングで照らされていてすごく幻想的だったし、雨も演出のひとつといった感じでそれぞれのシーンをも盛り上げてた。

全体的な雰囲気を見て、大沢さんがやりたかった『マクベス』というものがハッキリと主張されている舞台だなと思いました。能面が出てきたり、絵画館の屋上から雪のような羽根を降らせたり、演出方法もとても新鮮。洋物の作品もここまで日本的になれるんだなぁってシミジミ感じました。
たぶん大沢さんは『日本』の世界観を見ている側に感じてほしかったんじゃないのかな。

唯一残念だなと思ったのが客席配置です。私は運よく中央ブロックに座れましたが、サイド席だった方は見えない部分がかなり多かったのではないでしょうか。建物の形も平坦ではないので、階段の奥に行ってしまうと何が行われていたのかわからなかったという声も聞きました。
雰囲気のある場所でやるのはとてもいいことだと思いますが、舞台なのでやはりお客さんありき。そういった意味ではもう少し誰でも見えるような演出方法にするか、場所を考えるか、検討したほうがいいかもしれません。


さて、大沢たかおさんの今回の朗読劇についてですが…、これまで見てきた"朗読劇"とはまたちょっと違うスタイルですね。「ラブレターズ」はじっと座って朗読するタイプだったし、「私の頭の中~」はお芝居も入りながらも台本は終始手放さないスタイルだった。
今回は本を朗読するといったシーンは全体の2割くらいだったかも。大沢さんが"本"を読むのはマクベスが机に向かって手紙を書くシーンがほとんど。そのほかは全て本を持たずに全てのキャラクターの声を演じ分けていたので、どちらかというと一人芝居といった色が強いかもしれません。でも、言葉はちゃんと"朗読"スタイルを取っていたし…一人芝居と朗読劇のちょうどギリギリの境目って感じの舞台だったかな。

とにかく大沢さんの動きの量はハンパなかったです。絵画館の大階段を何度上り下りしてただろうか(驚)。さらには上手と下手にある高台みたいになっている部分にも駆け上っていたし、あの大雨の中、よくあれだけ軽やかに動けるなと感動してしまいました。
服装も袴姿に上に何枚か重ね着したような和服スタイル。雨で相当重くなっていたはず。2幕のクライマックスでマクベスが刀を手に取りマクダフと戦うシーンがあるのですが、マクダフ軍に敗北していくたびに上に着ているものが歌舞伎の引き抜きのように抜かれていくんですよね。これがものすごい迫力で…さらにはちょうどそのときに雨がけっこう降っていたので脱ぐたびに水しぶきのようなものがパーーーッてものすごくドラマチックに飛び散るわけですよ!あれは本当に映画を見ているかのような光景だった。「雨さえも演出だ!」って本気で思いましたね。

Irisbijouのパフォーマーの皆さんがマクベス以外の人物をダンスで表現し、彼らの言葉を大沢さんが朗読で表現し人物像を浮かび上がらせるという演出がとても良かったです。登場してくる人物によって、それぞれ声色を変えてくる大沢さんなのですが…この切り替えが素晴らしい。特にマクベス夫人の妖しく艶やかな狂気を含んだ声のお芝居は絶品で見ていてゾクゾクしました。

そして何よりも主人公のマクベスの表現力が素晴らしい!!!やっぱり私は大沢たかおの芝居が好きだと改めて実感しました。

予言を聞いた直後とかはまだ疑心暗鬼で弱腰になってる普通の青年だったマクベス。そんな彼が妻の悪魔のような囁きに翻弄されてやがて踏み越えてはいけない一線を越えてしまうシーン…。絵画館の階段の一番上に用意された国王の玉座に向かって意を決し近づいていく時のあの背中が何ともいえずドラマチック!
恐怖心を必死に振り払おうとしているマクベスの心情が手に取るように伝わってきた。そして玉座に向かってナイフを振りかざし下に降ろす瞬間…、『ファントム』で見たエリックの後姿を思い出してしまってなんだか胸がキューッと苦しくなりました。国王を刺した瞬間に夜叉の面をかぶり自らが鬼と化したことを表現するシーンは本当に鬼気迫る熱演!あそこでマクベスという人間が悪魔に魂を売ってしまったのだなということが一目瞭然で分かりました。

国王になっても常にその王座を追われてしまうのではないかと疑心暗鬼に取り付かれ怯え続けるマクベス。バンクォーの亡霊を見た時の怯えっぷり、壊れっぷりが何とも真に迫っていて大沢さんの芝居から目が離せない。人間の持つ弱さや脆さというものを体いっぱいで表現していて胸を掴まれるような気持ちになってしまった。雨で水浸しになっているコンクリートの上で怯え逃げ回る姿がものすごくリアルで…「やっぱりこの雨は演出だ」と改めて感じてしまったw。
そして圧巻がクライマックスシーン。刀を手に取りマクダフとの戦いに身を投じていく大沢マクベスの姿のカッコよさといったらなかったですよ!!ヒーローみたいにシュッとしているようでいて、怯えおののきながらの必死の形相の大沢マクベス。立ち姿の美しさと人間の弱さを表現した鬼気迫る動き…このアンバランスさが絶妙でした。ここはかなり雨が降っていたのですが、かえってそれがものすごい相乗効果を生んでいたかもしれない。

ラストシーン、戦いに敗れたマクベスは絶望の中自らの命を絶つのですが…この切腹シーンがまたすごかった!!マクベスの哀しさと儚さ、欲に負けてしまったことへの後悔の念すら感じさせるあの哀愁…。悲痛な叫び声…。
大沢マクベスがその命を終わらせた瞬間、思わず感極まって涙してしまった(涙)。マクベスがこれまでにしてきたことは非道徳的であるのだけれど、それでもなんだかあの瞬間とても共感してしまって…マクベスの辿った運命があまりにも哀しくて泣けました。すごく愛しく思えてしまったんですよね…。

今回の大沢さんの演じたマクベスを見て…なんだか『ファントム』のエリックを見た時と同じような心境に陥ってしまいました。マクベスもエリックも社会的には"悪"なんだけど、大沢さんが演じると彼らのような心に闇を抱いてしまった人物がものすごく愛しく感じてしまうんです。
エリックとマクベスは境遇的にも人物的にも違うタイプではあったけれども、心に孤独を抱え込んでいるといった点では共通しています。そんな人物達の孤独を大沢さんは自らの中でちゃんと受け止めて演じているように思えます。こういった弱さを抱えている人間にありったけの魂を注いで演じてくれている。そう感じてしまうから私は大沢さんのダークヒーロー的なキャラクターがたまらなく愛しいのかなって…。
エリックもマクベスも悲劇的な最期を遂げたけれども、彼らはなぜか不幸だって思えない。大沢さんに演じられたことでなんだか浄化されたようにすら感じます。

そんなキャラクター達に全身全霊で向かい合い体現し演じてくれる役者・大沢たかおが私はたまらなく好きです。今回の「マクベス」を見て改めてそう感じました。


で、舞台が終わった後にカーテンコールがあったわけですが…驚いたことが2つ。

まずは天候。大沢さんの雨男っぷりはハンパなかったです!劇中でも激しいシーンとか「雨よ嵐よ」みたいなセリフを言ったとたんに急に雨脚が強くなったりしたのも驚いたのですが(笑)…一番ビックリしたのが舞台本編が終わった直後にピタリと雨がやんだことです!!これはいったいなんの演出!?みたいな(笑)。どこかに雨用のホースがあるんじゃないかとすら思っちゃいましたよ。まさに天気を操る男・大沢たかお、恐るべしッッ(違)。

それから大沢さんの衣装に大ハプニングが!
2幕始まってから途中何度か袴の腰の辺りを盛んに気にして帯を締めなおしたり後ろを向いたりすることがあったんですよね。ちょっと気にはなりましたが、私はそれもこの舞台の演出のひとつだと思って見てました。ところが、演出ではなくて本当のハプニングだったことが舞台終了直後に判明。
カーテンコールになった時に"マクベス"から"大沢たかお"の顔に戻りちょっと安心した大沢さん、挨拶しようとした瞬間に袴が…!!!どうやら雨で衣装がうまく体にフィットしなくなったようで…わたくし、衝撃的な瞬間を目の当たりにしてしまいました(しかも2回も 爆)。周りの席の人たちのテンションがすごかったです(笑)。

でも、そんなハプニングにも大沢さんはあまり動揺することなく(いや、内心はかなり焦ったかもしれないけど 笑)、雨の中観に来てくれたお客様に温かいご挨拶を。衣装のことについても
「袴がえらいことになってるのに、誰も助けに来てくれないんですよぉ…」
ってちょっと子供っぽく笑いに変えてたのがやたら可愛くて超萌え~~(笑)。

大沢さんの話によりますと、この日の舞台はギリギリまで開幕するかどうか悩んだらしいです。そりゃそうだったろうなぁと。結局雨がやんだのって舞台が終わった瞬間だけだったから(笑)。でも、始まることを信じて並んで待っていてくれる人たちがいると知り、雨もなんとかピークは越えたような感じだったので強行してしまった、みたいなことを語っていました。
「この雨のせいで皆さん体を冷やされたのではないかと心配しています。お待たせしてしまって本当にごめんなさい」
と私達を気遣う言葉をかけてくれる大沢さん。その優しい言葉にちょっとウルッッ…。体冷やさないように帰ったらちゃんと温まって休んでくださいね、と挨拶して退場していかれました。

それでもまた降りだした雨の中、拍手が収まらず再び大沢さんが登場。
「お風呂に入っていたわけじゃないですから」
って、またまた冗談めかして出てくるところが大沢さんらしくて可愛い(笑)。
「皆さんの温かい拍手が聞こえてきたので改めてご挨拶を。他のメンバーも紹介したいのですが雨なのでみんな出てくることができなくてごめんなさい。メンバー一同本当に感謝しています」
といったような挨拶をして再び私達を気遣いつつ大沢さんは絵画館の奥へと帰っていかれました。紹介したかっただろうね、一緒に舞台にいた仲間達。『ファントム』の千秋楽の時アンサンブル一人一人の名前を読み上げて紹介してくれた大沢さんだから。

そんなこんなで、雨の中の「マクベス」観劇は終了。本編中は雨は本当に演出の一部としてしか思えないほど集中して見入っていた私。時々小雨になったときには、大沢さんと一緒に雨に濡れた状態でマクベスの世界観に浸りたい気持ちになった私はレインコートのフードを外したりもしていたのでww帰るときには風呂上りのようなすごい濡れ髪になってしまいました(爆)。
すごい天候の中の舞台だったけれども、とっても貴重な体験ができたと思います。雨の中の、和の大沢マクベス、最高でした!!来年の朗読劇も行きたいなぁ。そのときはもう少し晴れててほしいけど(汗)。


関連記事

テーマ : 観劇 - ジャンル : 学問・文化・芸術

ストレート演劇 comments(4) -


コメント

Re: No title

hojaさん、こんにちは。コメントありがとうございました!

大沢さんの今回の舞台を見る限り、おそらくはとても古典演劇に興味を持たれているんだろうな
というのは感じましたよね。映像とかでご覧になっているのかもしれません^^。
引き抜きのシーンとか、歌舞伎を参考にしてますよね、きっと。

『ファントム』は私と大沢さんの出会いになった作品なので
ものすごく思い入れが深いです。大千秋楽のレポは徹夜で書きました(笑)。
また大沢さんの舞台を見たいですね。

No title

えりこさん、ご丁寧なレス有難うございます^^。

再度お邪魔させていただきます。
あわわわ、変な書き方をしてしまいすみません(滝汗)
大沢さんが古典演劇をかなりご覧に・・・のくだりは私の想像で
実際そうかは勿論知りません。
ただ、面をつけた時の装束を頭上にかざす振りや、
えりこさんも書かれてる最後を白で〆た引き抜きの場面など、
演者の伝統芸能への愛着心を感じられたので。

私は大沢さんは「仁」以降の新参ファンなのですが(しかも今年から^^;)
えりこさんの「ファントム」の緻密なレビューもワクワクしながら
読ませていただきました。
「マクベス」が「ファントム」を思い起こす熱演、と仰ってるのがとても嬉しいです。
度々失礼しました。

Re: 初めまして

hojaさん、初めまして&いらっしゃいませ!コメントありがとうございました♪

同じ雨中の観劇だったということで…あの日は本当にお疲れさまでした。
私は大沢さんは映像中心の役者さんだったときはあまり注目していなかったのですが、
2年前のミュージカル『ファントム』を観た時に大衝撃を受けまして、
それ以来のファンなんですよね。なので大沢さんとの出会いは舞台だと思っているんです。
今回の『マクベス』はその時の感動が蘇ってくるような熱演で…
本当に観に行ってよかったと思っています。雨も操られてるみたいでしたよね。

大沢さんが日本の古典演劇に興味を示されているとは知りませんでした。
なるほど、それならばあの演出は納得がいきます。
海外でも受け入れられそうですね。その日が来ればいいなと思います。

来年の朗読劇も予定をつけて是非観に行きたいです♪

初めまして

同日に観覧し、えりこさんの文が余りにもツボりましたので、
思わずお邪魔させて戴きました。
私は大沢氏の舞台は初体験だったのですが、あそこまで伝統芸能の
ニュアンスを感じさせてもらえたのは予想外の嬉しさで、
楽器は違えども「大沢たかお版薪能」という印象でした。
大沢氏は普段から能・歌舞伎や文楽をかなりご覧になっていて、
英語で英国での上演も見越してのあの演出かも、と思いました。

私は見切りに近いS席の最後列で細かい表情や件のハプニング(笑)はわからなかったのですが、それでも期待以上に楽しめました。
もし4日全て、それも好きな席で見る事が叶ったら、1日目は正面前方、2日目は正面最後列、3日目は左端前、最終日は右端前で見たいです。
雨は全日でなければw

S席でも自分の感覚ではかなり高額なチケットだったのですが、
見た後では充分元が取れると(セコイw)実感しました。
チケットが取れたら来年もぜひ見たいです。

えりこさんの濃密且つ客観的な御感想、金曜の雨の舞台が目の前に浮かぶようでした。有難うございました^^


フォーム

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
<< 2017 >>
今何時?
感謝です!
現在の閲覧者さま:
カテゴリー
プロフィール

えりこ

Author:えりこ
★1973.5.16生 大雑把なO型
★丑年牡牛座
牛三昧で牛的性格
★趣味は舞台観賞
(特にミュージカル)
◎基本的にミーハーですw

★特に応援している俳優さん
合田雅吏さん、加藤虎ノ介くん、大沢たかおさん、葛山信吾さん、瀬戸康史くん、中村倫也くん、間宮祥太朗くん、大泉洋くん、内田朝陽くん、井浦新さん、北村一輝さん、堺雅人さん、大東駿介くん、田辺誠一さん、宅間孝行さん、ジェラルド・バトラーさん
★特に応援している舞台俳優さん
片岡愛之助さん、飯田洋輔くん、福井晶一さん、泉見洋平さん、宮川浩さん、畠中洋さん、渡辺正さん、北澤裕輔さん、岡田浩暉さん、石川禅さん、石丸幹二さん、鈴木綜馬さん、光枝明彦さん

★日記風ブログ
ウシの歩み


★本館HP
eribn.gif


メールフォーム
個人的にメッセージのある方はこちらからどうぞ♪

名前:
メール:
件名:
本文:

お気に入りブログ
月別アーカイブ
ブログ内検索
人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

ミュージカルDVD

ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
大好きなミュージカル映画です。これを見れば誰もがハッピーな気持ちになれるはず!

レント
レント

魂の歌声とはまさにこのこと!今を生きることの大切さが伝わります

オペラ座の怪人 通常版
オペラ座の怪人 通常版

ロイドウェバーの美しい音楽の世界を堪能。これ絶対おすすめです!

エリザベート ウィーン版

来日公演の感動をぜひこの一枚で!

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)
ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)

オスカーを獲得した新人女優J.ハドソンの歌声は圧巻です<

キャッツ スペシャル・エディション
キャッツ スペシャル・エディション

現在劇団四季公演中のCATSを観れない方、このDVDでも楽しめますよ♪

レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-
レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-

世界のレミゼをこのDVDで堪能してください!

ミュージカル 星の王子さま
ミュージカル 星の王子さま

白井晃演出のミュージカル再演バージョンです。個人的には宮川さんがオススメ♪

ノートルダムの鐘
ノートルダムの鐘

日本語吹き替えは当時劇団四季に在団していた役者さんです。退団した人も多いので貴重な一枚かも!

アナスタシア
アナスタシア

曲がとにかく素敵です。日本語吹き替えで石川禅さんがディミトリ役を熱演してます♪

PR

Powered by FC2 Blog    Templete by hacca*days.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。