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自由劇場で上演中の劇団四季ミュージカル『ジーザスクライスト・スーパースター』ジャポネスクバージョンを観てきました。

先月観たのはエルサレムバージョンですが、今回は歌舞伎メイクが特徴的なジャポネスク。セットは大八車で構成される真っ白な板のみで、音楽も尺八や鼓の音を織り交ぜた古典的アレンジになっています。まさに、役者さんたちの息遣いが直で客席まで伝わるような、そんな独特の演出になっていると思います。



私がこの作品に初めて触れたのがこの"ジャポネスク"からだったので、実はエルサレムよりもこちらのほうが思い入れが深かったりします。息が止まるんじゃないかってくらい冒頭シーンで衝撃受けたことは今でも忘れられない思い出(当時の感想がコチラ
音楽のアレンジも実はジャポネスクのほうが好みなんですよね。自分は日本人だなぁと実感してしまったりして(笑)。

ジーザスの上演時間は休憩なしの約1時間40分ちょっと。と、いうことで意外と早くに家に帰って食事の準備ができるなぁと構えていたのですが…劇場前に行くとなにやら受け付けのようなものが設置してある。「?」と思って近づいてみると…"オフステージトーク"イベントの申込所だった!!
ハイ…、私、この日、劇場前に来て初めて、観劇日がトークイベント有りの日だと知りました(爆)。四季の情報を最近全くチェックしていなかったことがバレバレです(汗)。

これはもう、参加するしかないだろう…ってなわけで、申込へGO。開演間近の時間帯に劇場に着いたからか、当てられた座席は最後列でした(メモはとりやすかった 笑)。まぁ、あの劇場はどこからでも役者さんの表情がよく見えるのでいいんですけどね。
で、終演後にトークイベントが開始されたわけですが…準備に時間がかかっていたらしく開始されたのは予定された時刻よりも10分くらい遅かったです…。全て終わって自宅に着いたのが当初の予定よりも1時間半遅かった(笑)。

トーク時間はだいたい40分ちょっとくらいかな。そのほかにも秘密の体験コーナーとかプレゼント抽選コーナーとかあって面白かったです。

※最初、秘密の体験コーナーについても書いちゃったんですが…四季のHPによりますと“秘密の”って明記されてたんで(爆)急いでカットしました…。

今回トークの司会を担当したのがアンサンブルだった青山裕次さん、中村伝くん、亀山翔大くん。うち亀山くんはほとんど秘密の体験コーナーしてて(周りからカメちゃんって盛んに呼ばれてた 笑)、中村くんは事前に集めた質問箱のなかの質問を選ぶ係を担当、実質的に進行は青山さんが担当してました。
登場は白衣姿で静々とやってきて…ぱっと顔が出てきたら歌舞伎メイクになってるみたいな演出で(笑)のっけから面白かったです。

トーク参加者は、カヤパ役の金本和起さん、マリア役の高木美果さん、ピラト役の村俊秀さん、アンサンブルの磯津ひろみさん、アンナス役の阿川建一郎さん、アンサンブルの孫田智恵さんです。
金本さんが自己紹介する前に音響さんから粋な計らいで音楽が流れ、それにあわせて「カヤパ様~♪」といい声出して一節歌って「…を演じてます金本です」の挨拶があって大喝采。するとまだ紹介されていない村さんが突然、「それって僕の時にも音楽鳴らしてくれるのかな?」とワクワクした様子でツッコミしてきて、それに対しスタッフ側からナシとの判定が下り凹んでました(笑)。村さんの生トークってたぶん初めて聞くんだけど…なにやらオモロ~な雰囲気の方なんだと直感(笑)。そういえば以前、55ステップスのトークで誰かが「村さんとナベさんに楽しませてもらった」みたいなコメントしてたな。そういうキャラですか!
後かわいかったのは阿川さん、前日に食べ過ぎてしまったようで、お腹が出てる衣装なのでへこますのに苦労したって話してて微笑ましかったです(笑)。それにしても阿川さん、若いよなぁ~。アンナス役者って今までおじさん系の役者さんが多かったからなおさらそう思ってしまった。

トークはほとんど事前に集めた質問に役者が答えるというスタイルで行われました。役者さんは椅子ではなく用意された座布団に座って進行していくという・・・和風スタイル。BGMも歌舞伎のお囃子風という徹底ぶり。途中で正座してた青山さんと中村君が痺れを切らしたらしく「すみません、胡坐でいいですか」と恐縮して座りなおすという微笑ましい出来事がありました(笑)。

以下、長くなってしまったので追記にて主な質疑応答など。そのあと、軽く公演のネタバレキャスト別感想です。あくまでも個人の勝手な感想ですのであしからず。




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トーク(質疑応答)


1.JCSの両バージョンの好きなところはどこ?

村さん 「全てとしかいいようがないかも」
この質問で村さんに振ったか!もっと面白い質問の時に振ってほしかった気がするぞ。なんか色々オモロそうなこと話したさそうでウズウズしてたみたいだし(笑)。
ちなみに、メイクの話題になって・・・村さんは最初の頃よりもずいぶんメイクが濃くなっていってるというエピソードを披露。すると磯津さんが「最近化粧のノリが悪くて、若い高木さんが羨ましい」とボヤいておりました(笑)。


2.キリスト教のことで理解を深めるのにはどうしていたの?

日本の役者さんは皆さん洗礼を受けていないようでしたが、韓国人である金本さん、高木さん、孫田さんはみんな洗礼を受けていたようです。と、いうことで、主に韓国の役者さんから色々とレクチャーを受けたのだそうな。その様子を金本さんが一所懸命語っていたのですが、けっこう難しい話になっていくような雰囲気だったので「なんかつまらなくないですか」みたいなことを言って切り上げちゃいました(ちなみに私は洗礼は受けてませんが学生時代ずっとカトリックの学校へ通っていたので言っている意味はよく分かりました)
それと、豆知識として・・・JCSは最初、ユダが主人公の物語でタイトルも「ユダ」っていうものだったと。しかしアメリカ側がキリストを主人公にしたものにしたいと言ってきて…それで今の形になったそうですよ。


3.村さん、空き時間は何してるの?
村さんの演じるピラトは前半に一度出てから次に登場するまで時間がかなり空くのでこの質問が客席から入りました(笑)。

村さん 「一度楽屋に戻ってモニターから流れてくる音を聞きながらテンション保ってます」
とのこと。ちなみにそのあと「誰か音外してないかとかちぇっくしたりして」と何度かコソコソ話してたんですが残念ながらほぼ誰も反応してくれずにスルー状態となってて残念そうでした(笑)。


4.メイクはどのくらい時間かかってるの?

金本さんのカヤパ様が一番描く線が多いと言うことでだいたい1時間10分くらい。メイクを書くコツを覚えたという孫田さんが最短で10分ちょい。阿川さんが平均的タイムと言うことでだいたい20分ということでした。
皆さん、描いているうちにテンションが上がってくるらしく…公演初日の頃よりも後半のほうがメイクが濃くなっているらしいです(笑)。


と、ここでもっと盛り上げようという趣旨で(笑)、舞台上手奥から大八車に乗り両手を上に上げたジーザス@芝清道さんが♪スーパースター♪の音楽と共に華々しく登場!これにはほぼ満席の客席はテンションがググッとワンランク上がったような感じになりました。
でも、実際の芝さんはあまり派手な印象ではなく物腰柔らかそうな雰囲気でしたね。芝さんの生トーク聞くのも初めてかも。ちょっと遠慮気味に中央に置かれた赤い座布団(他のキャストの皆さんは黒い座布団)に座られました。
芝さん曰く、「メイクは全身白く塗ってるし傷メイクもたくさんあるので落とすのにここまで時間がかかってしまいました」とのこと。最初から出てこれなかったことを申し訳なさそうに話すとてもいい人でした。
芝さんがやってきたということで再び質疑応答。


5.これまでで一番痛かった思い出は?

芝さん 「稽古中に腕を思いっきり踏まれたこと」
本番中ではないらしいのですが、稽古中には痛い想いをかなりしたらしい。稽古中に腕を踏まれた時、その現場のすぐ近くに青山さんがいたらしく…「あの時は疑ってゴメンね」と謝ってた芝さん(笑)。青山さんは「いえいえ」とかなり恐縮していました。

そのほかにも脇腹に膝が入ってしまう出来事があったりと…稽古場はかなり戦場みたいになってたみたいですね。ちなみに引きずられるシーンはジャポネスクのほうが全然楽なんだとか。エルサレムは舞台上がゴツゴツしているのでかなり痛いらしいです(汗)。


6.トレーニングはどんなことしてるの?

阿川さん 「特別何もしてはいないけれどやっているうちに自然に鍛えられる」
とのこと。確かにあの傾斜だからね。立ってるだけでも鍛えられそう!でも、足首はそのせいでかなりパンパンになるらしいのでケアは欠かせないそうです。

すると、この話題に村さんが突然芝さんに「突然言われてたから体絞るの大変だったんじゃない?」とボソッとツッコミ。と言うことで…ここからは今だから語れる(であろう)芝ジーザス誕生の裏話が披露されました。
今年の始め、札幌でエビータが公演終了したあたりのこと…。その当時は「へぇ、またジーザス公演するんだ。自分はサウンド行きかなぁ」などと呑気に他人事のように構えていたそうなのですが(笑)あるとき突然社長室から呼び出しがかかったんだとか。「何か悪いことしたか!?」とビクビクしながら行ったところ…
「おまえ、ジーザスやれ」
と突然言われてビックリしたらしい(汗)。あぁ、そういう経緯があったのかと。社長命令じゃ断れないよな~。それがだいたい1月終わり~2月頭くらいだったらしいので、そこから猛烈に腹筋運動しまくってジーザス演じるために7キロ落としたそうです!!腹筋運動は今でも毎日1日3回、100回ずつこなしているらしい!素晴らしい役者根性!!
「皆さんも腹筋すると自然に痩せますよ」
とサラッと笑いながら語ってましたが…並大抵の覚悟じゃ1日3回欠かさず100回腹筋はできない(汗)。だけど、せめて10回ずつくらいはやってみようかなと密かに思った私なのでした(笑)。


7.海外公演の体験談を教えて
91年にロンドンでJCSを上演したことがあるとのことで、その当時のことを色々語ってくれました。

磯津 「プレビューが終わった時に当日券が300枚も出たことがビックリだった。とても高評価をいただき、公演終了後にサインを求めてきたご婦人から"また是非ロンドンで上演してほしい"と言われたことが今でも忘れられない思い出になっています」
磯津さんはジーザスにもうかなり長いこと関わってていてらっしゃいますが、ロンドン公演のときの周りの反応を受けたときの感動は今でも色あせることなく思い出に刻まれていると語っていたのが印象的でした。ちなみに、その時のメンバーに芝さんもシモン役で参加していたとのことで、お二人の間で思い出話が咲いてましたね。

ロンドン公演まで時間があったとき、磯津さんはパリに行ったそうですが…芝さんはスペインのプライベートビーチで遊んでいたらしいです(しかもハダカ状態のところ 笑)。で、公演中にはトラブルが多かったらしく、一番焦ったのが音響機材の故障で最初の音楽が鳴らなかったこと。その当時みんな顔面蒼白になりながらも必死に無音の中出て行って動いてたそうな。冒頭の音楽の途中からようやく音が鳴り出したときにはホッとしたそうです。
芝さんにはこの当時もっと大きなトラブルがあったらしく…。当時ユダを演じてた沢木さんが急に体調を崩されて「お前ユダやれ」と突然指名を受けてしまったらしい(汗)。当時はシモンを演じてた芝さんは短期間の間にユダを叩き込まなければいけなくなり、それはそれは苦労したそうですよ。結局は沢木さんの体調が戻り本番はシモンで出れたらしいですけどね。いやぁ、本当にトラブル続きで大変だったんだなぁと思いました。もぅ、沢木さん、みたいな(笑)。
芝さんはJCSのなかではほぼ半分の役柄を体験済み。ふつうはユダを演じた役者はジーザスをやらない(対極にある役なので)のに芝さんは本当にすごい!と磯津さんに褒められて恐縮してましたが、この作品は芝さんの人生でもあると語っていたのがとても印象的でしたね。その後ボソッと金本さんが
「今度はカヤパもどうですか?」
と持ちかけてきて「いや、それは…」とやんわり拒絶してた芝さんに客席は爆笑でした(笑)。


質疑応答はここまでで、そのあとプレゼント抽選会が行われました。これは席の番号を役者さんが引き当てるといった形式だったのですが…私の座席はかすりもしませんでした(苦笑)。ちなみに景品は役者のサインが入ったジーザスのポスター3名分、ジーザスのTシャツ2名分でした。Tシャツに関しては「売店でも売ってるので」と商売上手な青山さん(笑)。中村くんはすかさず「タオルも売ってるんで」とやたら宣伝に回ってた(笑)。

さらにレアな商品が…芝さんの押隈。歌舞伎ではよくあるのですが、歌舞伎メイクした役者が紙に顔を押し付けるというもので世界に1枚しかない貴重なものです。額入りで芝さんのサインつきという、ファンにはたまらないこの特別景品。
こちらは会場全体で芝さんとじゃんけんして勝ち残った人がもらえるという仕組み。あいこは失格ということで…私は2回目の時点で権利を失いました(爆)。最後まで残った強運の方は舞台上で芝さんから直接手渡しされた上にツーショットの記念撮影までと至れり尽くせり。おめでとうございます。

と、いうことで、ここまでがオフステイベントのレポートです。長くなってしまいましたが雰囲気を感じ取って頂ければ幸い。劇団四季の公式HPには写真つきのレポートがさっそく掲載されていますのでそちらも参考にしてみてください。



ここからは公演の感想です。

主なキャスト
ジーザス・クライスト:芝清道、イスカリオテのユダ:金森勝、マグダラのマリア:高木美果、カヤパ:金本和起、アンナス:阿川建一郎、司祭:平山信二・内海雅智・真田司、シモン:本城裕二、ペテロ:飯田達郎、ピラト:村俊英、ヘロデ王:下村尊則 ほか


オフステイベントがけっこう濃くて楽しかったので本番の記憶がちょっと薄れてしまったんですが(爆)…いいな、と思えるところと、残念だな…、と思えるところの半々だったというのが正直な感想かなぁ。

なんていうか、最初に見た頃のあのゾクゾク感が自分の中で沸き起こってこなかったんですよね…。確かに皆さん熱演されていて舞台全体も迫力があって素晴らしかったんですけれども、何かもうひとつ、自分の中でグッとくるものがなかったような…。ちょっとこじんまりした感じ。もっと熱い何かがほしかった気がします。
それから、自由劇場の舞台が狭いので…ジャポネスクだとさらに縮こまってしまったように感じてしまった。役者さんたちがたくさん出てくるので、ちょっと窮屈そうだなぁと思えてしまう。アンサンブルさんたちも目いっぱい感情を出してはいると思うんですけど、なんとなく動きづらそうにしている人もチラホラいるような気がして…全体のまとまりがちょっと欠けていたかもしれないなぁ…と。大八車の動きもちょっと悪かった気がする。


以下、キャスト別感想。


ジーザス@芝清道さん
芝さんはジャポネスクのほうが合うのかもしれない。歌舞伎メイクが思っていた以上にお似合いだったのでちょっとビックリしました。芝さんの歌舞伎メイクと同じような顔をした歌舞伎役者、どこかで見たことがあるような気がしたし(笑)。ストレートの黒髪も芝さんに合っている気がする。ジーザスの雰囲気も、ジャポネスクのほうがちょっと私好みに近づいてました。特に冒頭部分、登場してから傷ついた人たちを癒していく時の佇まいがエルサレムで観た時よりもとてもよかったです。
ただ、歌い方がちょっと私の求めてるジーザスではなかったんですよね…。サラサラっと流れるように歌ってしまうので…。エルサレムのときよりも感情は抑え気味かもとは思ったんですが、流れるように歌うことによって逆にジーザスの一人の青年としての繊細さみたいな部分が分かりづらくなっている気がしました。それから、「ゲッセマネ」のナンバーなんですが…今回も、ものすごい声量で迫力ある歌声を披露してくださってましたが…、やっぱり私が求めているジーザスの歌い方じゃなかった。神様に食って掛かってるというか、荒々しいんですよ。ユダっぽくなってるなぁと(苦笑)。終始ガーーッと強く歌いきってるイメージが強くなってしまうので、個人的にはもう少し繊細で壊れそうなジーザスの一面を出してほしいかなぁ。
ただ、ユダの裏切りを知った後に言い争いをして掴まってしまうまでの感情の流れを表す表情はグッとくるものがありました。歯を食いしばってガックリと膝を落とすシーンとかとてもよかったです。エルサレムで観た時よりもジャポネスクの芝ジーザスのほうが全体的に好みに近かったかも。
でも…ラストは、もう少し弱ってもいいんじゃないかと(汗)。いや、十字架を運んで出てくるときやたらシャンとしてスタスタと運んでるように見えてしまったのでビックリした(苦笑)。鞭で痛めつけられていても、なんかどこかで、「何するんだ、コラ!」と振りほどいて反逆しそうな雰囲気を感じてしまったし(爆)、十字架に磔られても…3日後ではなく今すぐにでも復活しそうな空気があるような気がしたし…(苦笑)。
うーーん、好きだなと思える部分もあったけど…全体的にはやっぱり私好みのジーザスではなかったかもしれないなぁ。

ユダ@金森勝さん
JCSには熱い熱い思い入れのあるスンラさんならではの、気合の入ったユダだったとは思います。登場した時のあの意識がどこかに飛んでいってしまったかのような表情はとても印象的。ユダに入り込んでるなぁというのはものすごく伝わってくるんです。
ただ、喉の調子がちょっとよくないのでは?掠れ声みたいになる箇所がけっこう多くてちょっと聴きづらかった気がします。それから、今一つユダの激しい感情といった部分が感じられなかったんですよね。ジーザスを責めてるナンバーのときもけっこう押しが弱くて(苦笑)。スンラさんの役作りがそうなっているのかもしれないんですが…個人的にはもっと熱っぽいユダが観たかった気がします。

マリア@高木美果さん
高木さんの歌声は相変わらず安定感があって美しかったです。芝ジーザスに接する時の動きがやはり色っぽくて、それを見つめる芝ジーザスもちょい艶で(笑)。ちょっと危険な香りが漂うシーンでありました。

カヤパ@金本和起さん・アンナス@阿川建一郎さん
二人ともとてもいい声を響かせていました。特にカヤパの金本さんの安定感ある重低音の歌声が心地よくてよかったですね。韓国出身の役者さんは歌声に安定感がある方が多いので安心して聞いていられます。
おなかを気にしていた阿川さんでしたが(笑)私は気にならなかったのでOKだったと思いますよ~。

シモン@本城裕二さん・ペテロ@飯田達郎くん
シモンの本城さんも相変わらず素晴らしい迫力ある歌声で魅了してくれていました。♪永久の栄光と~♪のラスト部分の声の伸びが素晴らしいです。
ペテロはお初の飯田くん。洋輔くんの弟さんですが…もしかしたら初見かも!お兄さんと同様にイケメンさんでしたし歌もよかったですよ。けっこう目で追っちゃった(笑)

ピラト@村俊英さん
今回も素晴らしかったよ、村さんのピラト!トークの前に「いつも群衆から脅されてビクビクしまくってる」なんて語ってましたが(笑)、石を投げつけられたときのビビりっぷりが本当にいいです!もっと良かったのは鞭打ちのあとにジーザスに死刑を言い渡すシーン。「お前が望むのなら、死ね!」と叫ぶんですが、この「死ね!」の部分にピラトの苦悩がギッシリ詰まっていて…歌い方も表情もかなりグッときました。

ヘロデ王@下村尊則さん
エルサレムで観た時は大好きな北澤さんが演じててものすごくテンションが上がったのですが(笑)、ジャポネスクでは四季を退団した下村さんがヘロデに戻ってきていました。下村さんのヘロデ見たの、何年ぶりだろう…。まだ柳瀬さんがジーザスやってた頃だよなぁ。
で、久しぶりのジャポネスクな下村ヘロデだったわけですが…「すごい」の一言です。まったくブランクを感じさせないと言いますか…お見事でしたよ、本当に。登場時間が少ないヘロデですが、あの短い時間の間にあれだけ客席の心を鷲掴みにするってすごいこと!あのメイク、衣装が似合う人はやはり下村さんしかいないのだろうか。立居振舞い、ちょっとした間、お茶目さ、どこをとっても完璧な魅力的な下村ヘロデでした。竹の棒を兵士から貰い受けてクルクル回すっていうのは下村さんならではの演出ですよね(バトンといえば下村さんだから)。その竹棒をヒョイっと投げて兵士に返したとき、見事にキャッチされていたので下村ヘロデも「わーい」って感じで拍手送ったりしててものすごく可愛かった(笑)。何よりもこの役を下村さん自身がものすごく楽しんで演じているのが伝わってきたのがよかったなぁ。
ヘロデのシーンが終わった時の拍手の迫力はすごかったですよ!ちょっとしたショーストップみたいになりましたから。そう考えると、やっぱりジャポネスクバージョンのヘロデを演れるのは下村さんしかいないのかなぁと…。あれと同じ水準の芝居を魅せるっていうのは至難の業だと思います。

ただ、ヘロデに関して個人的に思うのは…下村さん以外にも劇団内で誰か独自のジャポネスクなヘロデを演じられる役者さんを育ててほしいということかなぁ。下村さんはもう劇団四季を退団しているので(今回はたぶん作品契約)、これから先もずっと下村さんにヘロデを頼るっていうのはどうなんだろうかと思ってしまうのです。下村さんがそのことを望まれているというのであれば、それはそれでいいのかなと思いますが…それでもやっぱり後継者になるようなヘロデのできる役者さんもいてほしい
エルサレムでヘロデを演じた北澤さんには下村さんのようなジャポネスクのヘロデを見せるのはまだ無理だとは思ってしまうのですが…それでも、北澤さんにしかないヘロデの表現方法もあるだろうし、それを観てみたいという気持ちもあります。せっかくお稽古されていたのに短い出演期間で「ウィキッド」のフィエロへ行ってしまったのはちょっと残念だったなと…。

あくまでもこれは個人の意見ですのであしからず。



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