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今期2度目の新感線『港町純情オセロ』観に行ってきました!
当初は2回観るつもりではなかったのですが…新感線はチケットを取るのが難しい劇団なので、ダメ元でチケサイトに抽選申し込みしたりしてたところ…なんと両方取れてしまった、みたいな(笑)。1回目を観た感想で自分に合わなかったら手放そうかとも思っていたのですが、かなり面白かったし大東くんが予想以上によかったこともあり2回目も観に行くことにしました。

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余談ですが…赤坂のTBS前のベンチ、いつのまにか"ぶぅ"が座ってたんですね(笑)。けっこう可愛かったので激写してしまった。なにげに好きなんです、ぶぅ…^^。

今回は初新感線となる母親との観劇。母にとっては今まで触れた事のないタイプの演劇だったと思うので(東宝や四季が多かったので 汗)正直、あのパワフルなノリについてこれるか心配ではあったんですけど…けっこう楽しかったと言ってくれたので良かったです。別々の座席で観たんですけど、意外と笑いのツボもあったみたいだし(笑)誘ってよかった。ただ、唯一引いたのが最初のほうでヤクザの腕が右近さん演じる小澤に切り落とされるシーンだったらしい(苦笑)。ああいった場面が多くなくてよかったよ…(私は平気なんだけどね)
でも、劇場の客層を観てみると…けっこう若い人から比較的年齢の高い方までファンが幅広い。これは今回改めて感じました。お目当ての役者さんが…っていう人よりかは新感線が好きっていう人のほうが多かったと思うので、やっぱりすごい劇団だなぁと思いました。

あ、そういえば、この日も劇場入口にいのうえひでのりさんがいらっしゃった。毎公演、お客様をあのようにお迎えしていたのかも。今まで気がつかなかった。


主な出演者
藺牟田オセロ:橋本じゅん、モナ:石原さとみ、冲元准:大東俊介、 伊東郷(ミミナシ):田中哲司、三ノ宮亙:粟根まこと、伊東絵美:松本まりか、汐見秀樹:伊礼彼方、紋田ノリヨシ:河野まこと ほか


5/15に公演は終了しましたが、少し長くなるかもしれないので以下追記へ…





前回観た時もすごく面白いと思ったのですが、2回目の今回はさらにこの作品の面白さにハマッてしまったという印象です。やっぱり一度内容が頭に入っていると観劇する側としては心の余裕みたいなものが生まれるので、そういった意味では2回観たのは正解だったかも。
さらには、この日は前回よりもお客さんの反応がとても良かった。特に笑いどころのシーンでの反応がすごく良くて舞台全体がさらに熱く盛り上がった気がします。やっぱり舞台作品っていうのは役者と客席が一体になって作り上げるものなんだということを実感しましたね。

その影響からか、役者さんのテンションもかなり高くて…特にじゅんさんはノリノリでした(笑)。で、思わずセリフのある言葉を間違えて…"それ、完全に放送禁止状態じゃん!"みたいな意味合いになってしまいさらに大爆笑(笑)。しばらく自己ツッコミしまくってて可愛かったです。
そのあともテンション高くて、私が見たかぎりでは前回よりも盛んに変顔連発してていたようで…もう、ミミナシ役の田中さんが吹き出しそうになっちゃうシーンが何回も見受けられて観ているこちらも爆笑でした(笑)。明らかに以前よりも笑い出しそうになる回数が多かったぞ(笑)。

そんな大笑いするシーンがいくつもあったんですけど、クライマックスからラストシーンは本当に泣けました…。私、前回よりも涙があふれてしまったよ(涙)。終わった時にはボロ泣き…
人を愛することって、色んな形がある。それぞれのやり方で本気で愛を伝えたいのに、相手にはなかなか届かない。「心の中が見えればいいのに」っていうセリフがなんだか心にとても痛かった。それだけにあのラストの悲劇は涙が出ますね…。青木豪さんの脚本がやっぱり素晴らしい。

ただ、ひとつだけ気になったのが冒頭部分でオセロが入院してる時に緊急呼び出しが鳴るシーン。未来から来た作家が騒いでいるっていうことだったんだけど…結局その人はストーリーの最後まで絡んでこなかったような…。一番最初にこのシーンを観た時は"この未来からきた人が後に大きく関わってくるんじゃないか"とか余計なことを考えてしまったので(汗)…正直そういった点では少し肩透かし食らったような…。
まぁ、あそこは、オセロとモナを二人きりにするための寸劇だったと2回目は納得して見れたからいいんですけどね(笑)。なんとなく、必要性があったのかどうか疑問に思ったもので…。


以下、キャストごとの感想です。


オセロ@橋本じゅんさん
冒頭の腰ネタには今回もかなりウケが良かったです(笑)。でも本当にお元気になられてよかったですよ。
前述した通りこの日は前回以上にノリが良くて表情も豊かだったじゅんさん。モナちゃんとじゃれあう時のハイテンションっぷりがすごかった(←ここで例の失言が 笑)。ミミナシ役の田中さんに対する勢いもハンパなくて二人のやり取りも緊迫感があるようで面白かったりして最高でしたね。とにかく、じゅんさんの演じるオセロは可愛かった。モナの可愛さにメロメロになっちゃうところとか、簡単にミミナシの言葉にコロッと騙されちゃうところとか…とにかく放っておけないようなキャラクター。やくざの抗争ではカッコよくマシンガンをぶっ放したりしてるんだけど、どこか子供っぽいところがあったりして憎めなかった。
そんなオセロがミミナシの言葉をまるまる信じてしまい気が狂うばかりの嫉妬に支配されていくシーンは観ていてとても痛々しかった。妻を愛して止まないからこそ生まれてしまった殺意…。単純で純粋だったからこそ狂ってしまったオセロの哀しさを見事に表現されていて泣けました。
それだけに、自分が犯してしまった罪と向き合った時の「ここはどこの地獄だ!?」と泣き叫ぶシーンはボロ泣き(涙)。ラスト、事切れたモナに「疑ってゴメンな」と自らの命を絶ち最期に泣きながら謝罪していく姿も涙無しには見れませんでした…。
今まで観てきた新感線の芝居の中のじゅんさんの中で、一番かっこよくて可愛かった。とても愛しく思えてしまった。

モナ@石原さとみちゃん
今回は前回よりもちょっと前方の真ん中のほうの座席に座ったので声は聞きやすくなったかなぁとは思ったんですが…やっぱりセリフの聞き取りづらさはありました。周りの役者さんがちゃんとした舞台発声をしているだけになおさら気になってしまうんですよね(汗)。特に早口のセリフになったときには語尾が聞き取りづらい。スラスラと早口でセリフを言ってるんだけど、その言葉は後ろの座席のほうまで届いてこない気がするんです。だから、特にラストの大切なシーンで何を言っているのかよく聞こえない状態になってしまっていたのが辛かった…。
オセロが惚れて仕方なくなってしまうほどの可愛さはよく表現されていたし、表情も豊かで関西弁もなかなかよく頑張っていたと思えただけに勿体ないなぁと…。

沖本准@大東俊介くん
今回も素晴らしかったよ、大東君!登場した時からもうクネクネそわそわ…オカマちゃんの怪しい雰囲気全開(笑)。自らにスポットライトが当たっていない時でも終始オカマちゃんな動きをしてて役に入り込んでましたよね。
1幕のハイテンションっぷりが素晴らしく、ちゃんと新感線の芝居の雰囲気に合わせてきてた。動きも非常に大きくて分かりやすいし、表情もとてもよかった。見せ場じゃない時にも常に色んな動きをしたりしてて目が離せませんでしたよ(笑)。あの動きを見る限り、去年の事故の怪我はもう良くなったのかなと思ってちょっと安心しました。
そして秀逸なのが2幕に入ってから准の心情を吐露していくシーン。自分が同性愛者であるが故にこれまでたくさん辛い想いをしてきた准。たくさんの男性と関係を持ってきてしまったのもそんな准の寂しさからなんだろうなっていうのがセリフの端々から伝わってきます。明るくハイテンションで突っ走っていた表の顔の裏にはとても哀しい過去を秘めていたわけで…そのことをオセロを愛するモナの前で語るシーンはなんだかとても泣けました。「もしも好きな人が世界を手に入れてくれたらたくさん浮気をする」っていう、一見矛盾するようなセリフがあるんですが、これも深いなぁと。その世界は好きな人そのものだから自分はその中で自由に恋愛をしたい、という、准の純粋で真っ直ぐな切ない感情…。そんな彼が一番慕っていてずっと片想いしていたのが姉の夫であるミミナシこと伊東だったというのがあまりにも辛いです…。
准は伊東の「オセロとモナを破滅に追い込む」という企みに気づかず、ただ彼に愛されたくて言われるがまま行動してしまう。そのことに気づくのは悲劇が起こってしまってから…。狂ったように泣き叫びながら愛してきた人の悪事を全て吐き出す准の姿は涙無くしては見られません(涙)。大東くんのあの熱演っぷりは本当に心が痛くてたまらないくらいすごかったよ…。「天国にはなんの差別もない、人の気持だけがあるんですよね」と事切れたモナの後を追うように死んでいくシーンもボロ泣きだった(涙)。
いやぁ・・・大東君、本当に素晴らしい舞台芝居だったよ。来年は大河ドラマ出演も決まっているけど、また舞台のほうも出てほしいなぁ。かっこいい熱演をありがとう。

伊東郷@田中哲司さん
今回も素晴らしい悪役っぷり!策士で色んな人を陥れていく時のしてやったり顔が不気味で妙な迫力がありました。周囲の人を自分の手のひらの上で転がしているかのような快感に浸り、悪魔に魅入られてしまったかのような表情で笑っていた姿はとても印象的だったなぁ。田中さんはこういったクセのある人物を演じるのがとても上手いと思いました。
このキャラクターは最後までほぼクロな悪キャラだったわけですが、そこに至るまでのきっかけというのは嫉妬。オセロが後継者を自分ではなくまだ若い汐見に任せようとしているという話を聞いてしまったから…。妻の絵美が語っていたように、出世するまではおそらくいい旦那さんだったんだろうなと思うと切ないです。親分が不在の間に実質的に組を支えてきたのは自分だというプライドもあった人だったから…そう考えると彼も犠牲者だったのかもしれないなと思いました。嫉妬って本当に怖い
この日はじゅんさんのアドリブとも取れる変顔の連発にかなり苦しめられていたらしい田中さん(笑)。そんな二人に思わず笑ってしまうことも多くて楽しませてもらいました^^。

汐見秀樹@伊礼彼方くん
これまではミュージカルの舞台に出ていることが多かった伊礼くん。美形だし背も大きいので目立つしかっこいいなとは思ってたんですが…もう一歩インパクトに欠けるかも…って感じてしまうことが多かったんです。
それが、この新感線の舞台でイメージ一新!?いやぁ、あんなに超弾けて全速力で芝居してる伊礼君初めて見たかも!汐見のインテリでどこかキザっぽいんだけど実は小心者みたいなキャラクターを見事に表現していました。表情もとても豊かだったし、何よりも舞台の上でとても楽しそうに演じていたのがとても印象的でした。一番印象的なのは投げキッスシーンですかね(笑)。モナに迫られて色んなバージョンの投げキッスを披露するんですけど、これがいちいち面白くて笑える(笑)。
表向きでは強がってんのに、いざとなるとものすごいビビリみたいな一面もあって、伊東に騙されて仲間を撃ってしまい泣きながら謝ってるといったギャップを見せるのも上手かったです。その一件があってから伊東が自分を庇ってくれたと思い込んじゃって態度が一変してしまうといった単純さも可愛くて好きだったなぁ。あと、酒場でノリノリで歌ってるシーンはカッコよかった。すごいロックな歌い方で新鮮でしたね。
伊礼君、この舞台で一皮むけたんじゃないかな?今後の活躍に期待したいです。

伊東絵美@松本まりかちゃん
これまでも何度か舞台でまりかちゃんを観てきましたが…今回の第一印象はまず…細!!体系がとにかく細い!!あんな華奢で細い体の中から、よく、あのすごいちゃんとした舞台発声ができるなぁととにかく感心してしまった。どこからあのパワーが出てくるんだろうってくらいシャンとした芝居をしてくれるんですよね。声もとっても聞き取りやすいしすごく良かった。
一番印象に残るのはやっぱり弟の准が悲劇の死を迎えてしまうシーンでしょう。モナにも何度も「他の男の名前はオセロの前では言うな」と忠告していたにもかかわらず彼女には真意が伝わらずに結果、オセロに殺されてしまった。その悲劇の結果を目の前にしてショックから泣き叫んでいたのですが、さらに自分の大切な弟が夫に殺害されてしまう現場を目撃してしまうわけで…。自分の腕の中で事切れた准を抱きしめて号泣するシーンは本当に泣けました(涙)。
この日は特にすごい熱演で…伊東を責めている間に片方の靴が脱げてしまうハプニングが。次のシーンでもしばらくその靴が残っていたりしたんですが…(笑)、それでも激しい芝居をずっと魅せてくれたまりかちゃん。とても素晴らしかったです。

それから、三ノ宮を演じた粟根まことさんもすごく面白かったですね!この方は本当に笑いのツボを心得ているといいますか、登場の仕方がとにかく独特で。うちの母親もかなり笑ったらしい(笑)。粟根さんはああいった小者の男を演じるのがとても絶妙で上手いと思います。個人的にはシュワちゃんの動きがツボだった(笑)。
紋田を演じた河野まことさんはこれまであまり注目したことがない役者さんでしたが、漁師の姿が良くお似合いで可愛かったですね。あと、小澤を演じた右近さんはシャウトキャラ(笑)。凶暴な上にシャウトしてますから、妙な怖さも醸し出してて面白かったです。


久しぶりに観た新感線舞台でしたが、とても楽しかったしいい舞台だった。また興味がある演目があったら劇場に足を運びたいです。



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