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赤坂ACTシアターで上演されている劇団☆新感線『港町純情オセロ』を観に行ってきました。
新感線の芝居を見るのは『蛮幽鬼』以来かも…。個人的にこの劇団の芝居は好みなものとそうでないものがけっこうハッキリしてしまうのであまり足を運ばないんですよね(汗)。今回行くことに決めたのは、ズバリ、大東俊介くんが出てるから!はい、またしても不純な動機です(爆)。

前回ACTに来たときには雪が積もっていたのに、この日は突然の猛暑…しかも湿気込みというすごい天候。なんだか季節の移ろいを実感してしまったなぁ…。
劇場に到着したのは開演20分前くらいだったのですが、劇場内の売店コーナーもあまり人がいなくて…今回は客入りがあまりよくないのかな?と心配に(汗)。でもいざ客席に入ってみると皆さんもう着席されていて熱気に溢れていました。単に私が遅かったと言うことか(笑)。

で、最初に驚いたのが…劇場の入り口入ってすぐのところに演出のいのうえひでのりさんがいらっしゃったこと!思わず「あっ」って声が出そうになった(汗)。いつもあんな風に入り口に立たれているのかな?
舞台のほうも客席最後列から観ていらっしゃいました。

それにしても…相変わらず新感線のパンフレットはデカイ!!しかも重い(苦笑)。一応取っ手つきのビニールに入れてくれるのですが…かなりいっぱいいっぱいでした。A4のバッグには入りませんので、これから行かれる方はご注意を…。


主な出演者
藺牟田オセロ:橋本じゅん、モナ:石原さとみ、冲元准:大東俊介、 伊東郷(ミミナシ):田中哲司、三ノ宮亙:粟根まこと、伊東絵美:松本まりか、汐見秀樹:伊礼彼方、紋田ノリヨシ:河野まこと ほか


実はもう一度今週の金曜日に観に行くので…今回の感想はちょっと簡単にしようかなと。それでもネタバレを含んでますので以下追記へ。








タイトルのなかに「オセロ」と付いているとおり、今回のストーリーはシェイクスピアの4大悲劇作のひとつ『オセロ』がベースになっているそうです。
私は過去にシェイクスピアの作品をいくつか観ていますが…実はこの『オセロ』という作品は一度も観ていないんですよね。もともとシェイクスピア劇があまり好きではないので(特に悲劇作)、よほど自分の好みの役者さんが出ていたりしない限りは行かないんです(苦笑)。
『オセロ』をご存知の方のレポートによりますと…今回の新感線バージョン、かなり忠実に沿っているらしい。そう聞くとなんだか見比べたくなってしまいますが(笑)やっぱりよほどのことがない限りオリジナルは観に行かないだろうなと…。

新感線が『オセロ』を誰にでも分かりやすく観てもらいたいというコンセプトで作った『港町純情オセロ』。舞台は日本で時代は1930年代。登場人物はほとんどがヤクザさんという設定。
ブラジル人と日本人のハーフで藺牟田組組長オセロは、腰を痛めて入院中にその病院の院長の愛娘モナと恋に落ち結婚する。その間組を仕切っていたミミナシこと伊東は、退院したオセロが自分の後継者として大學出のエリート汐見を選んだことを知り心穏やかではない。その激しい嫉妬心を表に出さないまま、彼はオセロへの復讐の機会を虎視眈々と狙っていくことに。
オセロとモナは幸せな結婚生活を送っていたが、伊東の悪巧みにはまり、やがて彼女の愛情に疑心暗鬼となってしまう。汐見や三ノ宮をも巻き込み、伊東の計画は着々と進んでいき…ついには彼の思惑通りに嫉妬心に狂ったオセロはモナを殺してしまう。モナの世話をしていたゲイで伊東に片想いしていたは、そのとき初めて自分が伊東に利用され暗殺のきっかけを作ってしまったことを知り激しく動揺。そして伊東は…
と、こんな感じのストーリー。

脚本は青木豪さん。新感線と青木さんのコラボと言えば…思い出すのが、いのうえ歌舞伎の「IZO」。あれは本当に面白くてDVDまで購入するほど好きだった。ということで、今回もそういった意味でかなり期待していたんですが、やっぱり面白かったです!「IZO」程ではないけど、分かりやすいし展開もスピーディーでとても楽しめました。
物語の舞台がヤクザさんなので、まぁ、ちょっと色々とエゲツナイ言葉の応酬とかあるわけですが(苦笑)けっこう色んなシーンで笑いました。テンポよく新感線らしい勢いで突き進み、クライマックスで思わず涙してしまう…っていうのが今回の作品の特徴かな。ラストは本当に切ないです。気がついたら落涙(涙)…。こういった緩急のつけ方も上手いなぁと思ってしまうのです。

舞台の使い方も非常に面白いですね。盆を上手い具合に活用して物語が途切れないような作りになってる。つまり、暗転っていうものがないんですよ。セットを切り替えたりしなければいけないときには映像幕を降ろしてちゃんと物語の世界をそのまま継続させています。
なので、観ているこちらは気を抜く間もなく一気にストーリーに引き込まれるというわけです。この勢いが、新感線なんだろうなぁ。1幕80分、2幕100分の構成ですが、時間が経つのが早く感じられました。

キャストの皆さんも素晴らしい熱演!

橋本じゅんさんは前公演で腰を痛めて降板してしまった過去がありまして…近作は復帰作だそうで。それゆえかストーリーの冒頭で「腰痛」がネタになってて客席に笑いが起こってました(笑)。何はともあれお元気になられて本当に良かったです。いやぁ、面白カッコよかったなぁ、じゅんさん。コレまで見てきた新感線作品の中で、一番“じゅんさん、カッコイイ”と思えたかもしれない。身なりはエセ外国人風で奇妙なんだけど、テンション高くて飛んでるキャラなんだけど(笑)でもカッコいいんですよ。ラストは泣かされました…。あれは切ない!

田中哲司さんはついこの前『龍馬伝』でインパクト大な徳川慶喜を演じていらっしゃいましたが、キャラ的にはあれに近いものがあったかもしれません。こういったクセのある役を演じるのが上手いですねぇ。田中さん演じる伊東の悪事にドキドキしながら引き込まれてしまいましたから!まさに影の主役を大熱演です。

ミュージカル畑で観ることが多い伊礼彼方くん、これまでは“カッコいいけどどこか影が薄いかも…”と感じてしまうことがあったんですが・・・今回はものすごい存在感出しててビックリしました!あんな濃い~伊礼くん見たの初めてかも(笑)。途中で歌を披露するシーンもあったりしてものすごく楽しそうに演じてましたね。声もハッキリして聞き取りやすかったし、インテリなんだけどどこかヘタレなキャラを大熱演!とてもよかった。

ちょっと残念に思ったのはオセロの妻役という大役の石原さとみちゃん。関西弁も上手く使いこなし、オセロをメロメロにさせてしまうような可愛い魅力を存分に振りまいてて面白いなぁ…とは思ったんですが・・・声が聞き取りづらい(汗)。今回の出演者の皆さんは舞台発声が完璧にできていてものすごい勢いを感じさせたのですが、さとみちゃんの声は客席の後ろのほうまではあまり届いてこなかった。どこか遠いところで声が聞こえる、みたいな感じ。熱演だし可愛いんだけど、まずはもっと頑張って舞台発声してほしかったです。ちょっと浮いて見えたし…(苦笑)。

そして大東俊介くん。彼の初舞台だった『タンブリング』を昨年観に行った時、“大東くんは舞台に向いてる!!”と大感激した経緯がありまして…今回の新感線ゲスト出演の話を聞いたときには嬉しかったですね。『金閣寺』は抽選に外れて観に行けなかったので、まさに念願かなってというところ。それで気合入れて2枚も取ってしまったんですが(笑)。
いやぁ、大東君、よかったよ!!これがまだ舞台3作目とは思えないほど舞台役者バリの発声と立居振舞い。ゲイでオカマちゃんといった特殊な役柄でクネクネしたりと色んな動きをしてたのが印象的でしたね。動きと芝居がこの作品の中にちゃんと溶け込んでた。クライマックスには大きな見せ場があるんですが…まさに迫真の芝居で見ていたら涙が出てしまいました(涙)。あれはすごい。やっぱり大東くんは舞台に向いていると改めて思いましたね。次回も楽しみです。


次は母親と観に行く予定なのですが…初新感線の母親が楽しんでくれるか一抹の不安が(苦笑)。あの大音量とスピーディーな展開については事前に説明しておかないとかもなぁ。心配なのが…ところどころにシモネタが出てくることだったりするんですが(爆)そのことも言わないと…。
何はともあれ、千秋楽間近の公演ですからまたどのように変化しているかも含めとても楽しみです。


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