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新国立劇場で上演されているロックミュージカル『陰陽師~Light and Shadow~』を観に行ってきました。劇場の外側にはこの作品のポスターみたいなものがどこにも貼ってなかったので、本当に新国立でよかったのか不安になり何度もチケットを見直してしまいました(汗)。
不安と言えばもうひとつ。この観劇日前に立て続けに大きな地震が起こり頻繁に揺れていたので果たして最後まで無事に観劇できるだろうか、ということ。揺れの大きさによっては公演が中止になってしまうことも有りうるし、公演後に帰宅難民になるかもしれないという覚悟もしていました。とりあえずは最後まで無事に観劇してちゃんと家に帰れたのでよかったです…。ただ、被災地の状況はまだまだ厳しい日々が続いていると聞いているので…こうして劇場に足を運べるだけ幸せだなぁとシミジミ思ってしまう今日この頃です…。

ちなみに劇場にはついにこんなお知らせ紙が配られるようになりました。
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いざという時のための注意事項。その時の観客心得が書かれてまして。新国立劇場は震度7の地震でもけっこう余裕で耐えられる構造なんだとか。あれだけしっかりと建ってるからという安心感のある劇場ではありますけど、こういう案内が配られるだけでもちょっと緊張してしまいますね。

さて、このロックミュージカルですが…DHE@STAGEさんが企画した舞台で、昨年は『King of the blue』というロックミュージカルを泉見くん主演で上演しています。今回は泉見くん主演作の第2弾ということで。彼が主役の作品はこりゃ見るしかないでしょう!舞台で芝居してる泉見君が大好きなので。他のキャストさんですが、だいたい昨年の舞台と同じような傾向だったかな。今回は宝塚出身の方が数人参加されてたくらい。トップ経験者の紫吹さんが出演していたことはけっこう大きいかも。
そんなわけで、客層は宝塚ファンと思しき人とイケメン君ファンと思しき人に大きく分けられているような印象。どちらもけっこう濃い感じの方が多かった気がする。でも皆さんお芝居好きな方ばかりだったので観劇態度はとてもよかったですよ。

ロビーでは物販の種類も豊富。パンフレットのほかにもグッズがいくつかあったのですが、昨年と同じくゲネプロ写真の販売もありました。全部で6セットくらい出てて(1種類に5枚くらい入っている!)どれにしようか迷ったのですが、一番好みの泉見君が写ってるやつを1つお買い上げ(←しかも観劇前 笑)
そのなかに、チャリティフォトというのがありまして。出演者が扮装姿で並んで全員集合している写真。これ1枚500円なのですが、そのお買い上げ金がそのまま義援金になるという仕組み。これってなかなかナイスなアイディアだなぁ!と感心してしまった。ファンはキャストの写真が手に入るし、同時に募金もできるということで・・・他の劇場でもこういう取組やってほしいなと思いました。

さて、肝心の舞台の内容ですが…実は観劇前からそんなに大きくは期待していなかったというのが本当のところ(爆)。洋平君が主演というのは嬉しいんだけど、昨年のDHEさんの舞台を見た感想だとちょっとストーリーが自分の中に入り込まなかった…みたいな感想だったので。そんなに大きくは雰囲気変わらないだろうなと思っていたんですけど、えぇ…予想的中してしまってたかも(苦笑)。
色んなところで、残念だなぁと思ってしまう内容でした、個人的にですが。光の使い方とかはきれいだしダイナミックで見応えあるんですけど…やっぱりストーリー構成が浅いなぁと。でも良かったなぁと思えたのは、昨年の洋平くん主演作よりも、ちゃんと主役としての見せ場を多く作っていたこと。前回は「これホントに洋平くん主役?」と思えるような内容だったので(苦笑)その点においてはちょっとホッとしました。


主な出演者
安倍泰親(水無月):泉見洋平、如月:加藤和樹、皐月:良知真次、静:菊地美香、猫丸:東山光明、鳥尾:細貝圭、平清盛:親納敏正、義経:植木豪、弁慶:土屋裕一、平知盛:IZAM、シヴァ:紫吹淳 ほか


以下、ネタバレ含んだ感想になります。ご注意を。なにげにちょっと辛口気味(苦笑)。






ストーリーの舞台は平安末期。平家が世の中を支配していた頃のお話。陰陽師の3兄弟だった水無月、如月、皐月は互いに切磋琢磨しながら平穏に暮らしていたが、ある日突然襲ってきた平家によって散り散りにされてしまう。この時に末弟だった皐月は平知盛に暗殺されてしまう。生き別れとなった水無月と如月。水無月はある思惑を抱き平家がたに取り入り安倍泰親として平清盛に重宝される存在に。如月は弁慶と出会い刀狩りなどの荒んだ生活を送る。そんなある日、弁慶は義経と出会い共に源氏再興のため立ち上がることを決意。如月も陰陽師としてそれに協力し従うことに。一方の泰親は平家方の陰陽師として源氏の攻撃に備えることに。互いに敵対する立場となった兄弟は戦地で再会するも、如月は泰親が皐月をこの世に蘇らせるために禁断の陰陽道を実行しようとすることを知り驚愕。そしてついに皐月はこの世に戻ることになるのだが…
と、こんな感じ。歴史上の有名人がやたら出てきます。その中にオリジナルキャラを潜り込ませ展開していくストーリーでした。

コンセプトはすごくいいと思うんですよね。時代的にもけっこう私の好みだし陰陽師が出てくる題材も面白いと思う。
ところが、なんかこう…ストーリーが自分の中に入ってこないんですよね。ストーリーの繋ぎ目が甘いっていうか…大きなひとつのテーマがしっかりしていない印象。どんなに色んなエピソードが出てきても芯がしっかりしていれば、それなりに自分の中に物語が入ってきて感動できたりすると思うんですけど・・・今回の作品はどれも上辺をなぞったような細切れエピソードの集まりっていうように感じられて仕方なかった。
ただ、架空的なストーリーから史実に基づいたストーリーに最終的に持っていくという物語構成はなかなか上手いなと思いました。そこに至るまでの「なんで?」みたいな疑問はいくつもありましたけどね(苦笑)。

キャラクターは一人一人すごく個性的で面白いんですよね。だけど、あまりにも有名な歴史上人物がたくさん出てくるので架空のストーリーにまとめきれなかったっていう印象。陰陽師3兄弟の絆を描きたいというのは分かるんだけど、そのドラマがなんとなくボヤけて見えてしまい薄っぺらに思えてしまって残念だった…。
場繋ぎのような役割で化け猫と化け烏が出てコント芝居を展開するシーンがいくつかあるんですが、彼らの役割みたいなものもちょっと中途半端。東山君が化け猫を演じているからか、クローズアップしたいキャラっていう制作側の思惑がちょっと見え隠れするんだけど、結局はあまりストーリー的に大したことがなかったり(苦笑)。みんないい個性出してただけに勿体ないなぁと。

それと殺陣かなあ。みんな頑張ってたけど…個人的には今年始めの『八犬伝』でのすごいのを見てしまったために迫力不足に思ってしまった(苦笑)。うぬぬぬ…残念。あとダンスもちょっとバラバラに見えたのも気になったかも…。
そしてもうひとつ気になってしまったのがナンバーの入れ方。ミュージカルなので当然歌があるわけなのですが…ここ最近のミュージカルってけっこうセリフから歌に入る流れが自然なんですよね。ところが、この舞台は歌の入りがちょっと不自然に思えてしまった。芝居をしている最中に突然切り替わって歌いだすみたいな(苦笑)。ミュージカルが苦手な人ってこういうスタイルだめなんじゃないかなぁって思えたり。セリフと歌が同じ流れに乗っていないような印象で違和感だった気がする…。ミュージカルというよりも音楽劇的って感じなのかな?あとナンバーもカッコいいものはあるんだけど前回と同様あまり記憶に残るものではないわけで、そのあたりもちょっと残念。
ミュージカルな歌い方をしてる人とミュージシャンとしての歌い方をしている人に分かれるなぁっていうのは前回のDHEさんの舞台でも感じたのでそれはあまり違和感に思いませんでしたけどね(それでもちょっと気になるけど)

そんなこんなで、今回はDVDの購入を見送ってしまいました…。この日が撮影日だったんですけどねぇ(苦笑)。洋平くんの主演舞台だからぜひとも持っておきたいという気持ちはあったんですけど、やっぱり作品として個人的にあまり魅力を感じなかったので…ちょっとねぇ。

キャストについて少々。

泉見洋平くんの安倍泰親、カッコよかったし可愛かった!それに相変わらずキラッキラしてましたよ。何度も思いましたからね、この人本当に私より年上なんだろうかと(爆)。今回は前回よりも主役としての出番も多かったし喜怒哀楽があるキャラクターで色んな洋平君が楽しめた。特に弟を間違った方向でよみがえらせてしまったと悟った時の手を口に当てて動揺しまくってる時の表情がありえないくらい可愛かった!あれは萌える(笑)。
前回の主演舞台では最後まで生き残る役じゃなくてちょっと不満だったんですが、今回の舞台もクライマックスのところで死んでしまうシーンがあって…あれがあったときは正直「また主役を殺しちゃうのかよ!」とキレそうになりましたが(爆)その後の展開で復活するシーンがありホッとしました(笑)。ラストもキラキラのいい笑顔で歌ってたしカーテンコールでの笑顔も最高にかわいかった。
それと、洋平くんの歌はやっぱりミュージカル的ですねぇ。キャラクターとして表情豊かに歌い上げている姿がとても印象的でした。やっぱり好き!

加藤和樹くんと良知真次くんの兄弟も美しくて眼福でございました。加藤君は昨年もDHE舞台で観ていますが、あの時よりも役者の顔が見れてよかったです。それに背丈があるので見栄えしてカッコイイです。ただ歌う時の表情はやっぱり役者としてというよりもミュージシャンとしてという顔のほうが強かったかなぁという印象でしたが(汗)。
良知くんは昨年の『タンブリング』以来。あの時は不良の男子校生って役でしたが今回は末っ子の弟の役なのでお兄ちゃん子で可愛かった。悪霊に取り付かれたときの鬼気迫る芝居もなかなかよかったです。

東山光明くんと細貝圭くんは化け猫と化け烏という特殊な役どころでしたが、東山君の魅せどころのほうが多かったなぁという印象。
東山君は抜群に歌唱力が高くてかなりビックリしました!昨年の舞台ではこんなに上手かったなんて気づかなかったよ!…っていうか、タンブリングの主題歌歌ってたハニエルのMITSUAKIが東山君だったと初めて知りました(←遅いよ 爆)。義久くんの弟だというのは知ってたんだけどハニエルだとは気づかなかった。どうりで抜群の歌唱力があるわけだ。だとすると、あの役回りはちょっと勿体なかった気もするなぁ。個人的には義経とかやってほしかった気がする。まぁ、あの猫も可愛かったけどね。

植木豪くんは義経。冒頭のブレイクダンスはすごかったなぁ。あのダンス力が買われて牛若丸の義経に配役されたのかなと思いましたが…ただ、お芝居はもう少し頑張れって感じだった(苦笑)。歌は上手かったんだけどね。あまり印象に残らなかった。
菊地美香ちゃんの静はとても可愛かったし歌もかなり上手くてびっくりしました。ただストーリー的にあまり重要な役どころじゃなかった気がする(苦笑)。静御前なんだけどねぇ…。

平知盛を演じたのはIZAMさん。「SHAZNA」のボーカルだったあのイザムさんですよ。舞台姿は初めて見ましたがやはりちょっと独特の存在感を放っておりました。が…意外にも歌があまり上手くなかった気が…(苦笑)。周りの若い子たちのほうがしっかり歌えてたような…。
余談ですが、ストーリーの中で謎に思えたのがなぜ泰親が知盛に友情を抱いたんだろうってことだった。だって、大切な弟を殺した張本人でしたから…あんな友情が芽生えるっていう経緯が納得できなかったというか(汗)。

独特の存在感と言えばやはり元宝塚トップの紫吹さんでしょうか。両性具有のような特殊キャラで周囲の人物を翻弄していく役回り。なにやらスタイルが抜群にいい鬼太郎って感じで出てきたときはちょっと笑いそうになりましたけど(爆)。男性的な面を出す時には宝塚男役の歌い方って感じでクセがありました。私は宝塚は観ないしあの歌い方もちょっと苦手なので…。でも、女性的な面が出てきたときの舞を舞うシーンなんかは動きがしっかりしていてとてもよかったです。さすがですね。

キャスト一人一人見ていけば、いい面を持った人がたくさんいたんですけど…それを生かしきれていない舞台だったなぁというのが正直な感想だったかな。いろんな意味で残念な作品でした。


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テーマ : ミュージカル - ジャンル : 学問・文化・芸術

Musical観劇作品 comments(2) -


コメント

Re: お久しぶりです

あきさん、こんにちは。コメントありがとうございます!

たしか『タンブリング』も良知くんお目当てで行かれてましたよね^^。
あの時の彼とは雰囲気が違って役柄的に可愛かったです~。
で、植木くんは35なんですか!!??
一応私よりは年下ですが…衝撃!若い!泉見くんのキラキラに次ぐ衝撃ww。
それにしてもストーリーは残念な部分が多かったですね(苦笑)。
DVD購入まではテンションが上がらなかったし…。洋平くんの本当の活躍の場も
ここではないかもと思ってしまった次第です^^;

お久しぶりです

ウフッ!!
やはり同じような感想をもたれたようで‥(笑)
私も先日いってきました。良知くんと豪くんを応援しています☆
どちらかというと豪くんつながりでらちくんを知ったようなものですが。
かなり無理な設定で作り上げたというか、う~ん、もったいないというか‥。
泉見さんはいい役者さんですね。この役には合っていて申し分ないと思いました。
でも私の応援する二人には日本の時代物はまだまだ‥と感じてしまいました。
輝く場所はここではないぞっ~的なね(笑)
でも、いつまでもアイドルではいられませんから難しいところです。
ちなみに豪くん、35才でございます(爆)


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