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日生劇場で上演されている『ZORRO ゾロ ザ・ミュージカル』を観に行ってきました。観劇する1週間前までチケット入手していなかったのですが、周囲の評判がとてもよかったので行ってみたい…と思っていたところご好意で譲ってくださる方を見つけ観れることになりました。
ジャニーズのV6坂本くんが主演ということで客席は若い人でいっぱいなのかなと思っていましたが、意外にも老若男女均等にといった感じで。演劇が好きそうな人が集まったなぁという印象。あまりアイドル主演色が出ていないので観劇好きな人も足を運びやすいのかもと思いました。

ところが、今回座席運がちょっと悪くて…隣のちょっと老夫婦ちっくなお二人が…とにかく落ち着きがない。しょっちゅう体を前のめりにして私の座席のほうまで侵入してきたり(汗)出てくる人に反応してけっこうな声を出して語り合ったり…もう、ここは自宅じゃないっつうの!とツッコミ入れてやりたくなりましたが雰囲気が悪くなっても…と思ったので我慢してしまった。2幕は幾分落ち着いてくれた(後半隣寝てたし 爆)のでマシになりましたけどねぇ。
若かろうが年取っていようが、やっぱり観劇マナーはちゃんと守ろうや。後ろの席の人もきっと迷惑に思ってたと思うよ…(苦笑)。まぁ、こんな座席運の日もあるさ…ということで諦めましたけどね。

そんなわけで観劇環境はあまりよくなかったのですが、作品は評判どおりとても面白かったです!舞台作品というか、アクション映画を見ているような感じ。とにかく演出がド派手で観るものを飽きさせません。あんな大掛かりなセットやらアクションのある作品、久しぶりに観たかも。
怪傑ゾロが題材ということで全編スペイン色。特に本職のフラメンコダンサーを海外から招いてますからね、そりゃもう、フラメンコシーンはすごい迫力でしたよ。全体がまさに情熱の赤って雰囲気。それを上手くストーリーに組み込ませた見応えある舞台だったと思います。
カーテンコールはフラメンコショー真っ盛りで。客席はオールスタンディング状態だったし本場ダンサーさんたちがガンガン踊りまくってるしで劇場が熱気で満ち溢れてすごかった。私はそのパワフルさに圧倒されまくりで終わった後はなんだか心地よい疲労感があったくらいです(笑)。これをマチソワする日がある(ちなみに私の観劇日も)っていうんだからすごいよなぁ。役者もダンサーも相当体力消耗してると思うんですが…改めて彼らの底知れぬテンション維持に頭が下がる思いがしました。


動画が上がっていました。興味のある方はぜひ^^


あ、そういえば…パンフレットが売切れで買えなかった(涙)。持っている人もいたので早めに着けば買えたのかな…。でも後日送料込みで送ってくれるらしいので楽しみです。舞台写真つきのパンフが送られてくるといいな。


主な出演者
ディエゴ/ゾロ:坂本昌行(V6)、ルイサ:大塚ちひろ、ラモン:石井一孝、イネス:島田歌穂、ガルシア軍曹:芋洗坂係長、老ジプシー/アレハンドロ総督:上條恒彦



以下、ネタバレを含んだ感想です。



ド派手な演出と書きましたが…始まってからすぐからビックリします(笑)。客席に突然大声が響き渡り通路に出演者たちがゾロゾロと出てきます。響き渡るスペイン語のようなフラメンコの掛け声のような声に圧倒されているうちに全員が舞台上へ。セットもかなり大掛かりで…高所恐怖症の私なんかは絶対に昇れないだろうなと思えるような場所にもアンサンブルさんがいたりしてそれもビックリ(笑)。
ストーリーは上條さんが演じる語り部が昔話をするといった形式で始まりました。そのときはみんな一体感があって大きな一つの団体と言った感じでしたが、話が進んでいくに連れてそれぞれに配役が割り当てられて本題に入っていく。私が思うに、たぶん、劇中劇なんだろうな、これは。なんとなく『ラ・マンチャの男』にスタイルが似てるなぁと感じました。

幼い頃兄弟のように仲良く育っていたはずのディエゴラモン。しかしラモンは育ての親が実の子であるディエゴを贔屓しているように感じいつもどこかで引け目を感じていた。やがて成長した二人でしたが、ディエゴは家を飛び出しジプシーと共に気ままな生活を送りラモンはディエゴの父である総督アレハンドロ亡き後独裁者としてカリフォルニア(スペイン領)に君臨する。ラモンのあまりの暴挙に耐えかねたかつての幼馴染であるルイサはディエゴに事情を説明し連れ帰ることに。ディエゴに思いを寄せていたジプシーのイネスも父と共にカリフォルニアへ渡ってくる。
ラモンのあまりの傍若無人な行いに衝撃を受けたディエゴはイネスたちからマントとマスクを借り受けてゾロとして民衆のピンチを救うことに。その一方で貧弱なディエゴと偽りラモンに近づき内情を探るものの彼の暴走は収まらない。心を寄せていたルイサも危機に陥れるラモンに戦いを挑むディエゴだったが…

と、こんな感じ。私が以前観たアントニオ・バンデラス主演の「ZORRO」とはだいぶストーリーが違っていました。

とにかくセットが崩れたり十字架が落ちてきたりとアクションシーンは映画並みの派手な演出で視覚的にもとても面白い。さらに民衆達の感情の爆発はところどころでフラメンコとして表現。いやぁ、フラメンコってああも人間の激しい感情を表現できる踊りなんですねぇ。特に本職ダンサーさんたちの動きがすごかったですよ。しかもセクスィ~~で目を奪われる(特に男性ダンサー 笑)。目の保養ですよ、あれは!
で、彼らはダンスだけではなくちゃんと芝居にも参加しています。ちゃんと日本語でナンバーも歌っているしセリフもある。すごいなぁと思ってしまった。フラメンコギターの人も舞台上で色んな活躍してて奏者としてストーリーの中に溶け込んでいたのも面白かったですね。ちなみに他の演奏者は舞台上の上手と下手の狭いスペースに配置。固まっているわけではないので演奏しづらいのではないかとちょっと思いましたが…それでも息はピッタリ合ってましたね。それにあの場所かなり怖そうだよ~。役者だけじゃなくて演奏者も大変な作品です(汗)。

ナンバーはジプシーキングスの名曲ぞろいということで、「バイラ・メ」とか「ジョビ・ジョバ」とかは私も知っていました。特に『ジョビ・ジョバ』は以前CMでよく流れていたので記憶に新しいところ。あぁ、この作品からきてた音楽だったのかと納得してしまった。この2曲は群舞あり大合唱ありで大迫力のナンバーでしたよ!観ていてゾクゾクしましたから。
他にもバラードっぽい曲やポップスっぽい曲など様々。かなりの数のナンバーがあったように思う。

ストーリーは派手な演出で痛快ものに思えましたが、ラストは悲劇色が強いですね。ラモンはたしかに非道な独裁者だったけど、彼の心の闇を考えると同情すべき点も多かったので後半はちょっと感情移入してしまった。愛されていたのに本人にはその意図が伝わらなかったことの悲劇が哀しいなぁって…。
ずっとその真意が伝わらずに自分を追い詰めて破滅の道に進んでしまったラモン。彼が改心するきっかけになるようなシーンもあるんですが、あの時そのまま素直に時の流れに乗っていれば…あるいはあんな最後を迎えなくてもよかったかもしれないなと思ったり…。ディエゴとアレハンドロがもっと早くに彼の心の闇に気づいていたらなぁと感じてしまいました。

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坂本@ディエゴ/ゾロ
坂本君のミュージカルを観るのは今回が2回目でしたが、いやぁぁ、カッコよかったですよ!!セクシーさも持ち合わせているし、ヒーロー的な魅せ方も上手い。このあたりはさすがアイドルだなぁと思いますね。それに感情の起伏の表現も見応えあります。さらには歌が上手いんですよ、本当に!少しの揺れもカバーできて余りあるようなあの迫力の歌唱力は本当に素晴らしい。この役を得るためにオーディションを受けたということですが、ゾロは坂本君が選ばれて納得ですね。これからもどんどんミュージカルで活躍してほしいです。

大塚@ルイサ
時折ダンスオブヴァンパイアのサラを思わせるようなルイサで可愛かった(特にお風呂シーンなんかTDVを彷彿とさせたし 笑)。貫禄もついてるし歌声も初期の頃と比べるとものすごく太くてしっかりしている。可憐だし芝居も上手くなったし、ホント成長したなぁと感慨深く思えてしまう。歌穂さんと並ぶとまだちょっと存在感が薄いですけどそれを差し引いてもよかったと思いますよ。

石井@ラモン
いやぁ、久しぶりだよ、石井さん観るの!蜘蛛女のキス以来かなぁ。石井さんと言えばスペインですよね。こよなくスペインを愛する彼にとってこの作品に参加できることはとても幸せなんじゃないだろうか。今までいくつかフラメンコ系の作品に出てる石井さんを見てきましたが、今回はそれ以上の迫力ある作品ですからさぞかし興奮しているんじゃないかと(笑)。カーテンコールでのフラメンコショーでは一際テンションが高くダンサーさんに誘われた時のノリノリっぷりがすごくて思わず吹き出してしまいましたよ(笑)。
そんな石井さん、ここまでの悪役を演じるのは今までなかったのでは。しかも歌がほとんど無い役で…石井さん的には珍しい。力の入りようがすごかったですねぇ。熱血漢の悪役って感じ(笑)。特に父親にすがるシーンなんかはイッちゃってて見ているこちらがビックリするほどでした。こんな石井さん、あまり観る機会が無いと思うのでとても貴重だったかも!

島田@イネス
歌穂さんを観るのも本当に超久しぶりです!全く年齢を感じさせないあの若さは尊敬に値しますよ。それにあの存在感!!歌穂さんが出てくるだけで舞台がビシッとまとまるのを感じます。ある時はキュートで可愛く、ある時は火のような熱い情熱を燃やす島田@イネスから目が離せませんでした。歌もダンスも完璧です。激しく踊る本職ダンサーさんの中に入っても全く違和感無かったし自然に溶け込んでるところがすごいですよ。この役は歌穂さんに来るべくしてきたなと思ったくらいです。ガルシアとのちょっとコントっぽい色っぽいやり取りも面白くて好きだったなぁ。翻弄の仕方が最高!そんな彼女の最後はとても切なくて思わずウルッときました…。
やっぱりすごい役者だ、島田歌穂!

芋洗坂係長@ガルシア
最近あまりテレビで見かけなくなりましたが(汗)以前は芸人さんとして色々活躍してましたよね。今はどうしているのかと思ったらミュージカルに進出していたとは!芸人さんらしく銃殺用の人形と戯れるシーンで小芝居を色々と披露していましたが、個人的にはあれはちょっとスベってる気が…(苦笑)。でも、そのほかの芝居は予想外に味があってとてもよかったです。単なるコメディーリリーフではなく、大きな体を生かして人のいい弱気な軍曹を熱演。ガルシアがほんの少しの勇気でイネスを庇うシーンなんかはちょっと感動的でした。歌もなかなか良かったですよ。

上條@アレハンドロ
一時期体調を崩されて役を降板したと聞いていましたが、こうしてまた舞台復帰されてよかったです。ただ、その時の影響がまだ残っているのか…声を出すのがかなり苦しそうなのが気になりました。喉が詰まりそうな感じというか…。ソロナンバーがなくてちょっとホッとしたくらい。上条さん、存在感は素晴らしかったのですが声だけはどうしても気になりますね。少し心配です。無理なさいませんように…


最初から最後までドキドキワクワクの連続だった『ゾロ』。ただ私的には1回でちょっとおなかいっぱいになった感じかな(汗)。フラメンコシーンがちょっと長く感じる部分もあったし。でも、フラメンコダンスが好きな方とかはハマると思いますよ。そういえば客席には伊礼くんもいたな。彼もスペイン語圏の血が入っているから楽しんでいたんじゃないかな。



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