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エンタメ牧場

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『のだめカンタービレ 最終楽章』 後編

昨年末に前編を観に行ったとき「絶対に後編も見たい」と思わせてくれた映画版『のだめカンタービレ』。後編は先着50万人に特製ブックレットと"のだめ三大ラブシーンカード"が配られるということで…ちょっと気合いれて初日に行ってきました。

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なかなか素敵なカードでございます。だんなと一緒に観に行ったので2組もらってしまいました(笑)

映画館は初めてじゃないかというほどの混雑ぶりで…私達が見た回は同じ日に公開開始になってた某人気映画よりも人の入りがよかったようです。それだけ期待度の高い作品だったんだなぁと改めて思いました。
ここ最近テレビドラマが映画化する傾向が増えていますが…『のだめカンタービレ』は映画として上演されて本当によかったです。これだけはレンタルやWOWOW待ちではなく大画面で見たい作品です。後編では壮大なクラシック音楽をじっくり聞かせてくれるようなシーンが多かったのでまるでコンサートホールにいるかのような臨場感を味わえて本当に感動的でした。前編のときもそうだったけど、演奏後は思わず拍手したくなります(笑)。

今回はちょこっとネタバレっぽい感想になると思うので知りたくない人は以下スルーしてください


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Kiss編集部

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前編は千秋の苦悩と再生を中心に描かれていましたが、後編はのだめの苦悩と覚醒がメインに展開しています。なので、全体的には前編よりも笑いの部分は少なめなのですが、冒頭で真澄ちゃんと峰くんが清良のバイオリンコンクールを応援にパリにやってくるシーンは面白かったです。特に、のだめたちが千秋シミュレーションしてるお馬鹿っぷりは思わず吹き出しました(笑)。
それにしても、清良がオーケストラバックに弾いたブラームスによるバイオリン協奏曲シーンは素晴らしかったなぁ!水川あさみちゃんの立ち姿がとてもきれいだったし、何より音楽の素晴らしさに峰くんならずとも私もウルウルッとしてしまいましたよ。真澄ちゃんは帰るまで面白キャラ通してましたが(笑)清良と峰君には素敵な顛末が用意されています。なかなかいいエピソードでした。ちなみに、ターニャとクロキンにも予感めいたシーンがありますよ♪福士くんの黒木くんが最高に可愛いです

彼らが日本に帰国した後はのだめと千秋の関係を中心に物語が動きます。
まず最初にのだめに訪れる障壁は千秋と孫ルイの関係。のだめが千秋とコンツェルトを望んでいた曲を先にルイにやられてしまうことでまた焦りを感じてしまう。それと同時に千秋ものだめに対して罪悪感を抱いてしまう。それまでの二人はとてもいい雰囲気だっただけに、切なかった。のだめの嫉妬心はなんだかすごく理解できるんですよね…。
さらに二人の演奏を聞いてしまったことで千秋との距離を感じたのだめはますます孤立感を深めてしまう。ルイに自分の姿を重ねるシーンがあったんですが、この時ののだめの心境が痛いほど伝わってくるだけにものすごく切なかったです(涙)。千秋はのだめのことを気にしつつも、本当の彼女の苦しみまでは見抜けていない。そんなときに現れるのがミルヒー。最初はおふざけでやってくるんですけど、のだめのただならぬ様子を見て真面目モードに。
ミルヒーの前でのだめがベートーベンのピアノソナタ31番を弾くんですが、このシーンはとても切なく哀しく胸打たれるものがありました。聞き入るミルヒーの目に光る涙、それとは全く違った感情で弾き終わった後に涙を流すのだめ…この二人の対比がとても印象的です。

そしてあのCMでも流れているのだめとシュトレーゼマンによるコンサートシーンになるわけですが…、これは本当に素晴らしかった!ショパンのピアノ協奏曲第1番!かなりじっくり魅せてくれてます!のだめ役の上野樹里ちゃんの手の動き、表情が本当に素晴らしいです。ここは大画面でじっくり堪能してほしいシーンですね。のだめの素晴らしい演奏を客席で千秋が目を潤ませながら圧倒されている姿も非常に印象的でした。
ちなみに、このコンサートシーンのあと、テレビ版で出てきた懐かしキャラたちが出てきて面白かったです。特に笑ったのが、のだめのご両親のシーン(笑)。

ところが、コンサートでの大成功が逆にのだめを追い詰める。それ以上のものが弾ける自信が持てなくなってしまう苦しさを痛感するのだめ。子供達を相手に幼稚園の先生の真似事をしてみたりとピアニストの世界から引いてしまう行動も…。そんな彼女をなんとか世界のひのき舞台へと引き戻そうとする千秋の行動がとても感動的です。
最初の頃は、のだめの一方的な千秋への片想い状態だったのが…海外へ来てからその立場が逆転している現象にも見えるんですよね。実は千秋のほうがのだめ無しにはもう生きられないんじゃないかってくらい…。どんなに振り回されても、千秋はどうしようもなくのだめのすべてが愛しくて仕方ないんだなということをものすごく感じました。

二人が初めて出会ったときに流れた曲、ベートーベーンのピアノソナタ8番「悲愴」、二人が始めて連弾したモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」。この2つがクライマックスの大きな鍵を握ってます。同じ曲でも、二人が経験してきた時間の濃密さを感じさせる感動的なシーンになっていたと思います。

エンドクレジットの最後まで「のだめカンタービレ」のドラマは続いているので客電がつくまで立ち上がらないことをお勧めします。

これで「のだめカンタービレ」は完結ということですが、いいラストになっていたと思います。これから二人の間にはまた色々とあると思うけれども、きっとなんだかんだで乗り越えていけるだろうなと微笑ましい気持ちになったんで。
私はマンガとアニメを観ませんでしたが、上野樹里ちゃんと玉木宏くんのドラマはテレビからずっと見てきました。クラシック音楽はもともと好きだったのですが、この作品でますますその魅力にはまった私です。クラシックの世界はとても奥深い。真剣に向き合えは向き合うほど色んな壁にぶち当たり苦しんだり嫉妬したりする、けれども、それを越えたところに素晴らしい喜びもある。その喜びがあるから先に進んでいける。そこに至るまでの人間模様を楽しく濃密に魅せてくれた「のだめカンタービレ」だったと思います。

今度はテレビの第1話から映画の後編まで通しで見てみたいかも。その前にもう一度映画後編見に行こうかな。

とにもかくにも、ありがとう、「のだめカンタービレ」!


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ジャンル : 映画
テーマ : のだめカンタービレ

[ 2010/04/19 23:52 ] のだめカンタービレ | TB(-) | CM(0)
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