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第7回の『龍馬伝』は前半戦の一つの核になるようなストーリーだったと思うのですが、個人的に間違いなく記憶に残る素晴らしい回だったと思います。いやはや今年の大河ドラマ…なんだか毎回のように心を鷲掴みされてヤバイかも…。

以下、長文になってしまったので追記にアップします。興味のある方はどうぞ。


無事に江戸から土佐に帰還した龍馬を温かく出迎える坂本家。本当に彼は愛されていたんだなぁと思いますね。そんな家族に千葉定吉からの手紙を見せ、再び江戸へ剣術修行に行かせてほしいと頼み込む龍馬。可愛い末息子の一回り逞しくなった顔を見た父の八平さんは快くその願いを受けてやります。八平父さん、本当に龍馬の成長が嬉しそうだった…。
しかし、乙女をはじめ家族のみんなは龍馬に土佐にとどまってほしいと思っている様子。そんな彼らに断固反論する八平さんでしたが…突然苦しそうに呻いてしまう。実は心臓を悪くして体調を崩していたんですね…。だから家族のみんなは心配して龍馬に留まっていてほしいと思ってた。しかし、息子を想う八平さんは自分の病状のことは決して口外しないように言い含めているのでした。キラキラと輝く息子の成長を邪魔したくないと思ってたんだろうけどなんだか切ない(涙)。

そうとは知らない龍馬は久しぶりに武市道場を訪問。しかし、以前とは違って殺気立った空気に圧倒されてしまう。龍馬がいない間に半平太はどんどん攘夷にのめり込んでいってしまったからなぁ…。しかし龍馬は黒船について無邪気にそのときの感動を語り始める。こりゃあ…まさにKY発言ってやつだよねぇ、半平太たちからすれば(苦笑)。彼らは黒船の技術のすごさなんかよりも幕府が黒船に脅されて開国してしまったことへの憤りのほうが強い。
武市道場は今まで龍馬が通っていた頃の姿とはすっかり変わってしまった。半平太は『先生』と呼ばれるようになり外国打払いの気運で満ち溢れている。半平太の「攘夷まっしぐら」な血走った攻撃的な表情にショックを隠しきれない龍馬。しかし、この時代はそれが当たり前だったんでしょうね。以蔵の
「いまどき攘夷じゃない人間がどこにおるがじゃ」
という言葉がとても印象的でした。この時代においては龍馬はまさに異端児といった存在だったんでしょう。

その帰りに加尾と再会し、彼女が結婚していないことを知ります。そうか、龍馬は加尾が縁談を断ったことを知らなかったんだった。さらには弥太郎から学問を教わっていたという話もきいてビックリ。しかしもうそこを辞めてしまったと言う加尾…。それは、龍馬が知らないあれが原因だよなぁ(苦笑)。
ということで、弥太郎に映像が行くと案の定かなり落ち込んでおります。弥太郎の突然過ぎるプロポーズはやはり玉砕という結果を招いてしまったわけですが(笑)その理由が加尾がまだ龍馬に想いを寄せていると暗に告げられたっていうのがなんともお気の毒ですな。これでますます弥太郎の龍馬への嫉妬心が増長されてしまうわけですが…ちょうどその思い出に浸ってるところに現れちゃう龍馬っていうのがまた面白い(弥太郎には申し訳ないけど 笑)
弥太郎は龍馬に対し「土佐の女なんぞ皆おまんにくれてやるぜよ!」と思いっきり強がってみせるのですが、当の龍馬にしてみれば何のことだかさっぱりワカラン状態(笑)。まさか弥太郎が加尾にプロポーズしたなんて夢にも思ってないだろうからねぇ、この鈍感くんは。

追い払おうとしてもニコニコと弥太郎のあとをついていく龍馬。そんな彼に自分の行き先を告げてしまうのが弥太郎の憎めないところなんだよなぁ。この二人のシーンはなんだか微笑ましくて思わず笑ってしまった。
で、たどり着いた先が河田小龍先生のお宅。絵描きでありながら学者でもある河田先生の話を聞きたがる人は多く、部屋は熱気ムンムン。そこへやってきたのが長次郎。おおっ、大泉洋くん初登場であります!なんともあのアンニュイっぽさがいいですねぇ。洋君らしさみたいなものが出てる。他の人たちが「先生だ」とざわつく中(みんな河田先生の顔を知らないからね 笑)、龍馬だけは「長次郎!」と呼びかけます。出てきたのは河田小龍の弟子になっていた饅頭屋・長次郎で龍馬の顔馴染みだったようです。
そこへいよいよ本物の河田小龍先生がやってくる。リリー・フランキーさん初登場ですね。あのなんとも掴みどころのない雰囲気が面白くて今後も楽しませてくれそうな予感。突然「ヌーヨーカー!!」と叫び皆ビックリ仰天(笑)。ヌーヨーカーとは今で言うアメリカのニューヨークのこと。その国の文明の発達ぶりを淡々と語りだす小龍ですが、日本の小ささを語りだしたとき、半分以上の人は怒って帰ってしまう。攘夷という考え方が当たり前だった時代に「日本はちっぽけな島国に過ぎない」なんて話を聞いたら…そりゃ怒るだろうな(苦笑)。さらには「攘夷だろうが開国だろうがどっちでもいい」と言ってのけほとんどの人は激怒して退席。それを丁重に見送る長次郎がなんだか面白かったんですが、小龍はそうすることでフルイにかけていたんでしょうね。

残ったのは弥太郎、半平太、龍馬。ところが半平太は小龍の考え方が全く理解できないどころか許せない。
「それでもおんしは日本人か!!」
と怒鳴ってしまうのですが、その言葉に涼しい顔して「鬱陶しいのぅ」と嫌味を言う弥太郎。この二人、何かと相性が悪いんだよなぁ(苦笑)。河田先生がその場を立ち去ってしまったあとも二人はお互いを罵り合っての大喧嘩。龍馬が割って間に入りますが最後までその溝を埋めることはできなかったようです。弥太郎は自分も江戸にいけることになったと嫌味たっぷりに叫びながら帰っていきます。この言葉にますます怒り心頭になってしまう半平太。この二人が落ち着いて話をできるという日は来ないかもしれんのぅ(苦笑)。
しかし、そのときの龍馬の「まずはこの日本を学んじゃる言う心を持つことじゃ!」という言葉に厠でひっそり様子を伺っていた小龍は興味を持った様子。

坂本家に戻った龍馬は家族と食事をしているのですが、食が進まない父の様子が気がかりになってしまう。「自分の病状を絶対に龍馬に悟られてはいけない」と言っていた八平の想いを汲んで必死にその言い訳を考える家族たち。見事なチームワーク。でも、明らかに八平さんの生気が薄れているようで…(涙)。
そんなときに突然、河田小龍先生が坂本家を来訪。見かけによらず行動派ですな(笑)。龍馬から黒船の話を聞きたがる小龍でしたが、そのときついに八平さんが胸を押さえて倒れてしまいます。このとき初めて龍馬は父の具合がよくないことを知ってしまう…。小龍先生の咄嗟の機転で一命を取り留めたようですが、眠る父の顔を見た龍馬は何も知らずに江戸で剣術を学びたいなどと申し出てしまったことを激しく後悔します。病状を知られないようにしてきた八平さんの想いが分かるだけに余計辛いよね、龍馬(涙)。

その後、しばらく坂本家に滞在することになった小龍。半ば強引ではありましたが(笑)父の命の恩人でもあるし土佐では有名な知識人ということもあり迎え入れることになった坂本家。その席で改めて黒船についての龍馬の土産話を聞きます。夢中になって小龍や家族の前で黒船の衝撃を語る龍馬。その話をまた夢中になって聞く皆。「黒船を作りたい」という龍馬の話に笑いが溢れるその様子を父はそっと向いの部屋の床から見て微笑みます。このシーンがなんだかたまらなく切なくて泣けました…(涙)。息子の生き生きした成長した姿が八平さんには何よりも嬉しかったんだろうな。
そこへやってきた龍馬に父は「黒船を作ってどうするがじゃ」と聞きます。しかし、すぐにはその答えを出せない龍馬。そんな息子に侍の心得を改めて説く八平さん。

「この世に生まれたからには、己の命を使い切らねばならん。使い切って生涯を終えるがじゃ」

という言葉が特に心に響いたなぁ。ここまで様々な人生を刻んできた八平さんが語るからこそ重みを帯びてくる言葉。それを聞いて自分はまだ何も成し遂げていないので生きていてほしいと訴える龍馬。彼にしてみれば遺言のように聞こえたに違いない…。父もまたその心積もりで話したと思うし…。そんな息子に父は優しく

「おまんはひと回りもふた回りも大きうなって江戸から帰って来てくれた。それだけで十分ぜよ。我が子の成長が、親にとっては一番の幸せながじゃ」

と微笑みかけます。このときの八平さんの息子を見る目が優しくて温かくて…見ているだけでも涙が溢れました(涙)。
その後龍馬は父の教え通りに剣術や学問により一層力を入れていく。さらに小龍から海外の情報を色々と仕入れていく。ジョン万次郎の話になったときに小龍から「ジョンはよくある名前」と聞かされた龍馬は自分が外国に渡れば「ジョン龍馬になるのか」と尋ね笑いを誘う。可愛いねぇ、龍馬(笑)。でも、そんな生き生きした息子の顔を少し寂しげに遠目から見つめている八平さんが切ないです…。

ある晩、小龍は床に就く八平の傍らで絵を描き始めます(おでん君だったらどうしようかと思った 爆)
その小龍に八平さんはある不安を打ち明ける。龍馬が生まれたときから自分は長い付き合いができないと覚悟はしていたものの、今になって息子のことが心配でたまらなくなってしまったと…。年老いてできた子供だったから長くその成長を見届けられないと理屈では分かっていても、いざ自分の命の時間が迫っていることを悟るとその別れが惜しまれてしまっているんだろうなぁ…。特に愛していた息子だっただけにこの父の想いは本当に胸がいたんで泣けます…(泣)。そして「龍馬は花を咲かせてくれるがですろか…」と小龍に尋ねます。
それに対し、坂本家には人の温かさというものが満ちている、それゆえにあの末っ子は優しい男になったんだろうと語りだす小龍。そのうえで、
「けんどあれは、なかなか太いぞ。きっと大きい花を咲かせるぜよ、龍馬は」
と力強く答えます。その言葉が嬉しくもあり切なくもある八平さん…。

「その花が…見たかったのう…」

と天井を見上げるシーンが切なくて哀しくて涙が思わずこぼれてしまった(涙)。愛する息子の成長、大輪の花を咲かせる姿、見たいよね…絶対…。その切ない気持ちが痛いほど伝わってきて泣けて仕方ない。

後日、龍馬はある決心を胸に家族全員を桂浜へ連れ出します。久しぶりの家族旅行に八平さんも嬉しそうで土佐の海の美しさに感動している様子。ほかの家族みんなも嬉しそうに微笑んでいる。本当に太陽みたいな温かい家庭だよなぁ、坂本家。
そんな家族の前で、龍馬は父に向かって「答えが見つかりました」と話し出します。黒船を作ったら何をするのか…あの時問いただされたときに出せなかった答え。それは、

「黒船を海に浮かべて、わしは、一家皆を乗せるがじゃ!それで、世界を見て回る!」

世間が黒船を打払えと声高にしているなか、龍馬は当時の最先端技術で作られた黒船で家族旅行をしたいと考えていたんですね。浜辺に描いた世界地図に黒船の模型を走らせ夢中になってそのたどる国々のことを語りだす龍馬。清国、インド、エジウト、アフリカ、ユールッパ、そしてアメリカのヌーヨーカーへ…。まるで家族みんなで黒船に乗って本当に世界中を旅している気持ちにさせられるかのような龍馬の話しっぷり。息子の作った船で愛する家族と世界旅行をしている夢を描いていたであろう八平さんの涙を見て、もう私もボロ泣き(涙)。

「おまんは、そんなことを考えちょったか。楽しそうな旅じゃあ。皆ぁで、行くがぜよ」

愛する末息子からの最高の贈り物に涙を流す父の姿に笑顔を向けながらも一筋の涙を流す龍馬…、そして父と子の想いが痛いほど伝わった家族も笑顔を浮かべながら涙する…。これが坂本一家の素晴らしい世界旅行になったんですよね(涙)。

「こんな、嬉しい日は、初めてじゃあ…」

嬉しさのあまり立ち上がろうとしてよろけた父を支える息子、その周りに集まる家族。八平さんの命の時間が短いことを皆分かっている…それでも涙しながらも笑顔で父を囲む家族。坂本家の愛が八平さんのことを優しく包んでいる。それを傾く太陽が温かく見つめている。もう、このシーンは号泣(涙)。涙せずにはいられなかったですよ。八平さんは龍馬が大輪の花を咲かせる姿を見ることはできなかったけれども、この家族旅行でその未来の姿を見ることができたのではないでしょうか。あの温かい坂本家の家族像は八平さんが作り上げたものだと思います。そんな家族に見守られて静かに息を引き取ったことは、弥太郎のナレーションでのみ語られました。その演出が非常によかった!!映画のような音楽も素晴らしかったです。
ラストシーンで小龍が描き上げた昇龍の絵が出てきましたが、これが将来の龍馬の姿を暗示したものになっているのではないでしょうか。八平さんにはしっかりとその姿が見えたに違いない…。

あぁ、素晴らしかったよ、児玉清さんの坂本八平お父さん!児玉さんが龍馬の父親役でよかったと思いました。きっと後世何度見ても泣ける名シーンになったであろう今回のクライマックスシーン。素晴らしいお芝居、ありがとうございました…と言葉をかけたいです。


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テーマ : 龍馬伝 - ジャンル : テレビ・ラジオ

大河ドラマ 龍馬伝 comments(3) -


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Re: 家族の絆

トラベラーさん、コメントありがとうございます♪

龍馬は筆まめだったのかかなり多くの手紙が残っているようですね。
乙女姉さんとの絆の深さとかもうかがえます。
坂本龍馬という人間は、あの温かい家族が生み出したんじゃないのかなと
ドラマを見ながら感じています。
トータス松本さんのジョン万次郎がどんな感じか気になりますね!

家族の絆

こんにちは、えりこさん
龍馬が残した手紙とか本で少し読んだのですが(乙女姉さん宛が多い) 凄くユーモアがありおおらかな性格の出た書簡が多かったです。
士族の身分制度も厳しかったあの頃の土佐で、龍馬を自由に発想出来る人にしたのはあたたかい家族があったからかもしれないですね~
でも、周りの人達濃いですね、爆
大泉さん出てリリーさん、ジョン万次郎はトータス松本さんですね?
そして勝海舟が武田さん…福山さん大丈夫?爆


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