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2010年の観劇はミュージカル『ウーマン・イン・ホワイト』青山劇場からスタートです。
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2007年の秋に上演されたとき2回観ていますが、主要キャストのマリアン役・笹本玲奈ちゃんとフレデリック役・光枝明彦さん以外は総入れ替え。ウォルターが別所さんから田代万里生くん、パーシヴァル卿が禅さんからパクトンハさんになったことで全体的にちょっと若返ったような印象がありました。

この日は上演終了後にトークショーもあってかなり楽しかったです。司会はシオタクターこと指揮者の塩田さん。トーク参加者が玲奈ちゃん、岡さん、和音さん。3人とも舞台衣装のまま登場だったんですが、岡さんはヒゲ面だったので笑いづらいと愚痴ってました(笑)。しっかし塩田さん、のっけの挨拶が「山崎ほ○せ○です」って…(爆)。ほんとにどこまで3枚目なんですか。言われてみれば似てるなぁと思っちゃったけど(笑)。

印象的には皆さん口々に『難しい』を連発されてたこと。このミュージカルのロイドウェバー楽曲は音の上下が非常に幅広く、聞いているこちらとしてはとても心地よいのですが歌っているほうからすればものすごい難曲ばかり。まだ初日が開けてから日が浅く、岡さんや和音さんは初参加ということもあってか楽しむ余裕がなく毎日が必死でいっぱいいっぱいなんだそうです。玲奈ちゃんは再演組ですが、彼女もまた一から始めるつもりでやっているということで日々難曲との格闘ということでしたので…今回の作品がいかに役者さんたちにとってハードかということが分かりました。
そんな中で一番面白かったのはやはり岡さんのトーク!『僕は宝塚に受験してレオタードを着たところで落とされました』と、初めて聞く人は信じちゃうじゃないかみたいな話も飛び出し絶好調(笑)。岡さんの宝塚好きは舞台好きな人の間ではけっこう有名ですからね。『ウーマン・イン・ホワイト』は初演を観てまず第一印象が「暗いな」ということだったそうなんですが、そのなかで一人だけ「明るい」光が当たってる人物がいたのが強烈に残ってて「演じるならばこの人」と思っていたんだとか。そしたらその役の話が実際に自分に降りてきて嬉しかったそうです。私はパーシヴァル卿も岡さんできそうかもと思ったんですが、フォスコ伯爵みたいな胡散臭い人物(笑)もかなりハマってました。
玲奈ちゃんの面白エピソードは、今回キャストで自分と同世代の役者が多かったのでかなり楽しいといった話題。特に大和田美帆ちゃんや田代万里生くんとはかなり意気投合しているらしく、稽古中に思わずそのままのノリの言葉が出てしまったんだとか(笑)。そばで聞いてた岡さんとかはビックリしたらしいですよ(笑)。

トークの時間もあっという間に過ぎ去り「そろそろお開き」と塩ちゃんが言い出したら「じゃあ続きは隣の国連大学広場で」と返してた岡さん(笑)。いやはや、ほんとに実現させてほしかったほど楽しかったです。彼らが“このミュージカル楽しい”と実感できる日はくるのか!?でも“いっぱいいっぱい”であることを感じさせないあのプロの役者魂は素晴らしい。大阪公演までがんばってほしいです。

主な出演者
マリアン:笹本玲奈、ウォルター:田代万里生、ローラ:大和田美帆、フォスコ伯爵:岡幸二郎、アン・キャスリック:和音美桜、パーシヴァル:パク・トンハ、フレデリック:光枝明彦


以下、ネタバレを含んでる感想になります。ご注意を。


07年の秋に2回観ているのですがストーリーの謎の部分とかけっこう忘れてしまっていたので(汗)素直に謎解きものとして楽しむことができました。アンのいきさつとかほんとに忘れてた…(爆)。
でも楽曲はものすごく覚えてて心の中でメロディ刻んだりしてたので(笑)そのくらい印象深いものが多いんだなと改めて思いましたね。

それにしても…ほんっとにこのミュージカルの音楽は難曲ぞろい曲調が「アスペクツオブラブ」と似ているなぁと思うのですが、それ以上に音の上下がものすごく激しい。歌うほうも演奏するほうも大変そうだなぁとしみじみ。ロイドウェバー作品の中で一番難解なんじゃないかと思うほど。でも、難しいながらも心地いいんですよね。不協和音のはずなのにものすごく美しく聞こえたりする。「レッスン」「心を隠して」「今日から三人」のナンバーは一番それを強く感じる楽曲。どうしたらあんな旋律を生み出すことができるんだろうか…、やはりロイドウェバーは天才だと思う。
美しい不協和音の三重唱のみならず、ソロナンバーも充実。マリアンがローラへの罪悪感から歌う「オール・フォー・ローラ」は本当に感動モノ!!さらにハートライトがローラを想いながらロンドンの町をさまよい歌う「すべては幻」も素晴らしいです。あと、アンサンブルが歌う「収穫の歌」も覚えやすくて好きですね。クライマックスにこのナンバーを応用している構成も上手いなぁと思います。

キャストは初演よりも若返り、全体的に歌詞も聞き取りやすくスッキリと分かりやすい舞台になっていたと思います。素直に“面白い”と思えたので。ただ、初演に思い入れのある人にとっては今回の再演はちょっと薄味かも!?いろんな意味で初演のベテランキャスト陣、濃かったですから(笑)。

笹本玲奈@マリアン
トークショーではアップアップみたいなことを言ってましたが、私から見ればさらに力が抜けてまた一歩素敵な大人の女性に思えましたよ。最初の頃はおしゃべりで少し可愛さを見せるマリアンがハートライトに恋することで嫉妬心が芽生えてしまい結果的に大切な妹のローラを傷つけることになってしまう。そこからのマリアンは本当に強い!凛とした姿がとても美しかった。ハートライトとの微妙な関係も繊細に演じていて非常によかったと思います。ラストシーンは初演以上に切なくて胸にぐっとくるものがありました。

大和田美帆@ローラ
大和田さんは今まで元気印みたいな役柄が多かったし、ハキハキしたイメージが強かったのでローラへの配役はとても意外でした。「ガラスの仮面」のマヤ役での歌唱力を聞いたときにはちょっと微妙で…今回難曲揃いの「ウーマン~」大丈夫だろうかと不安が(苦笑)。しかし、あの頃よりもずっと歌唱力がついて上手くなってました!これはちょっとビックリ。かなり頑張ったんじゃないでしょうか。音の上下が激しいのでまだ音を合わせるのに必死感は否めない部分があり不安定な箇所もいくつかあったんですが、それでも高音部分はきれいな伸びを聞かせてくれてました。
ただ、イメージ的には…ローラのお嬢様っぽさは初演の神田沙耶加ちゃんのほうが合ってるかもしれないかも…。大和田ローラは逆境にもめげずに立ち向かえそうな雰囲気だったので(汗)。

田代万里生@ウォルター
いやはや、なんだかすごくカッコよくないですか!?初演の別所さんが大人の雰囲気で姉妹を虜にしたのに対し、万里生くんは瑞々しい若さで勝負みたいな。絵のレッスンをしてるときのハートライトはとても真摯で笑顔も爽やか。これは女性が惹かれても無理ないなと思いました(笑)。難曲揃いの楽曲も問題ナシですね。素晴らしい美声で…。ただちょっと抑え気味!?と感じる部分もチラホラあったのが少し残念。やはり苦戦してるのかな?2幕に入ってからの苦悩をもっと濃く出せるようになればいいなと思いました。
万里生くんもミュージカルデビューしてからもうすぐ1年…。早いですねぇ。あれからずいぶん大人のいい役者さんになったなと思う今日この頃です。

パク・トンハ@パーシヴァル卿
初演の禅さんが怪演した恐怖のパーシヴァル卿(笑)。そのイメージがまだ色濃かったのでトンハさんはどうかなとちょっと心配していたのですが…いやはや、あのキレっぷりはかなり怖かった!彼のキレて狂った芝居って初めて見たと思うのでなんだかすごい新鮮でよかったです。登場したばかりのときの貴族の雰囲気もすごくよかった。そういえば彼は「ファントム」でフィリップを演じていたんだった!それから日本語がとても上手くなりましたね。それも好印象でした。

岡幸二郎@フォスコ伯爵
最初岡さんはパーシヴァル卿じゃないかと思っていたんですが、フォスコ伯爵も全然イケますね!あの胡散臭くもどこか艶っぽい雰囲気は岡さんにしか出せない。ちなみにヒゲはダリをイメージしてるんだそうですよ。よくお似合いで。それが全部なくなって再登場する場面では客席から笑いが(笑)。トークショーで「初演でもあの場面って笑いが起きてたんでしょうか?」と逆質問してましたが…どうだったかな?岡さんほど笑いはこなかった気がする(笑)。
オーケストラが舞台上部にあるので音合わせにとても苦労していると言ってましたが…いやいや、余裕に見えましたよ。さすがプロだなぁと。

光枝明彦@フレデリック
主要キャストでは玲奈ちゃんと同じく初演からの続投となる光枝さん。冒頭のちょっとコミカルな芝居がとっても可愛くて好きです!だけどなぜかその場面で拍手が起こらないんですよね(汗)。光枝さんの可愛いおじいちゃんっぷりがすごく素敵なんだけどなぁ。

和音美桜@アン・キャスリック
白いドレスの女ことアン・キャスリック。狂気的に歌うシーンが多いのですが、ローラやマリアンとの三重奏「今日から三人」での歌声はとても美しいです。最近までは宝塚の舞台に立っていたそうで、今後活躍が期待されますね。

アンサンブルには神田恭兵くんもいました。フォスコ伯爵の後ろで踊ってる姿を微笑ましく見てしまった。


今回観劇して「ウーマン・イン・ホワイト」が以前にも増して好きになってしまったかも。今公演はもう観にいけませんが、また上演されることがあれば劇場に足を運びたいと思います。


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初演のときに買いそびれたけど、やっぱり購入しようかな…。

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テーマ : 観劇 - ジャンル : 学問・文化・芸術

Musical観劇作品 comments(4) -


コメント

Re: ウーマン・イン・ホワイト

夏さん、こんにちは!コメントありがとうございます。
「ウーマン・イン・ホワイト」全体的にキャスティングが若くなりましたが
初演よりも分かりやすくなってて面白かったですね。
複数回見ると曲の素晴らしさに気づかされるというのも分かります!
リフレインが多いのでなおさら頭に残りますよね。
後日CDゲットしたいと思いますw。

ウーマン・イン・ホワイト

えりこさん、こんばんわ

私も、19日のソワレを見てきました。
歌うまキャストが勢揃いで、楽しめました。
初演とは、ちょっと雰囲気が違う感じがしますね。
2回目で、曲の素晴らしさに気付かされました。
耳に残る曲が多いですよね。

Re: タイトルなし

トラベラーさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
この作品はロイドウェバーの新作なんですが(といってもけっこう前になりますが)、そのなかでも一番難しい楽曲が揃ってるんじゃないかなと思います。美しい不協和音の三重唱が素晴らしいんですよ~。
海外のCDが出ているので興味がありましたらぜひ!

こんにちは、えりこさん(^o^)
音楽がロイド・ウエーバーなんですね、大好き♪
観たいなぁ…
今、長時間家を空けるのは相方の休日でないとダメなので、去年虎ノ介さんの舞台で東京まで行かせて貰ったばかりやし無理か(^_^;)
舞台後のトークも楽しそうですね!!(歌は大変そうですが…)


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白井晃演出のミュージカル再演バージョンです。個人的には宮川さんがオススメ♪

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日本語吹き替えは当時劇団四季に在団していた役者さんです。退団した人も多いので貴重な一枚かも!

アナスタシア
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曲がとにかく素敵です。日本語吹き替えで石川禅さんがディミトリ役を熱演してます♪

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