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二度目の下北沢シアター711公演『コルトガバメンツ』を観に行ってきました。翌日ソワレには千秋楽を迎えるということで、舞台が久々な虎ちゃんにとっては特にに正念場みたいな日だったんじゃないかと。
今回の観劇はうちのダンナ同伴でした。といっても、私が無理やり連れてったんではなくて(爆)…「どうする?」と聞いたときに「観たい」と意思表示してたんで積極的参加です。ちりとての時から虎ちゃんのことは弟のように何かと気にかけてる私たち夫婦・・・って身内目線な私たちってナニサマ(笑)。

ちなみにこの日は色々と嬉しいこともあり、大変充実した観劇となりました。ブログを通してお友達になった方ともお会いできたことは大きな喜び。短い時間ではありましたが出会ってすぐに意気投合してしまいとても楽しかったです。ありがとうございました!
そのほかのことも含め…大変貴重な一日でした。

さて、今回の座席位置は…なんと、前から3列目。前回は後ろから3列目だったので舞台全体像が見渡せる感じだったのですが…3列目はちょうど自由席2列の真後ろになってまして…かなーり近かった!手を伸ばせば触れられるかも…という情報は正しかった(笑)。
でも、想像していたよりかは…見やすい位置だったかな。人物ドアップだけでストーリーに入り込めないんじゃないかと心配してたんですが(汗)、そんなことはなく、逆に人物の心情により近く寄り添えたような気がしました。そのせいか、1回目よりもちょっと違った感情が沸き起こったかも。

それにしても間近で舞台=藤井(瀬川くんの役)の部屋を見ると…ほんっとに舞台か?と思えてしまうほどリアルだったなぁ。整理されてない部屋の感じが余計にリアル(笑)。
部屋の壁にはガンダムのポスター2枚(1枚はララァのものでサインつき 笑)、ホワイトベースやザクなんかのプラモデルもあったし…かなーりガンダム好き!?でもその中にマクロスものもあったらしい(私は見逃したんですがダンナが発見してた 笑)。そのくせ、なぜか、ガチャピンとミッキーのお面が飾られてる(笑)。この妙なアンバランスさが藤井の心の不安定さを暗示してたのだろうか!?

まだ客電がついてる間に瀬川くん演じる藤井がこの部屋に入ってきて普通に自然にその場所に馴染んでる。現実か、非現実か…。見ている観客は第三者ではなく、いつの間にかまるでその場に居合わせたもう一人の当事者、みたいな感覚になってくる。
まぁただ、最前列はさすがに近過ぎて私だったら集中できないかもなぁ(汗)。目線が舞台とほとんど同じだし、役者と目が合おうものならどこに焦点当てていいか分からないし(笑)。実際、今回の私の座席位置は冒頭で信ちゃん、アキ、ゾメが3人並んで座って出てくるシーンで真正面にアキ@數間優一さんが見えるところで・・・どうしたって視線が合っちゃうような錯覚に陥ってしまう(爆)。數間さん、イケメンなのでなおさら赤面(爆)。で…逃げの視線を信ちゃん@虎ノ介くんに合わせる事が多かった私(笑)。いや、このシーン、信ちゃんは正面というよりも常に上手のほう向いてたんであまり視線が合う感覚にならなかったもんで。まぁ、ファン目線からついっていうのも正直ありましたけどネ(笑)。


出演者
能美信也:加藤虎ノ介/杉山湧飛、愛染正次:おかゆ太郎/市川礼武、吉田明夫:數間優一/上山風雅、藤井肇:瀬川亮/長谷川慎、男:真野圭一



前置きが長くなりましたが、以下、追記にネタバレありの舞台感想です。相当長いです(爆)。携帯の皆さんごめんなさい(汗)。




実は前回観劇したときには、終演後にずーっとなんだか頭がモヤモヤしてしまって…。藤井の気持ちが特に複雑だったこともあり腑に落ちないことが色々出てきたんです。1回目の感想書いててもなんとなく"実はこんな解釈じゃないのかも…"みたいな考えも生まれてきたりで…なんか、ちょっと頭が疲れてしまった(汗)。これはホント、観客の想像力を搔き立てるような…そんな作品なのかもしれないです。
で、2回目を見終わった後はと言いますと…、やっぱり心の中に波風がまだ立っているような状態。藤井の気持ちにもっと寄り添いたいのにそれができないみたいなジレンマが渦巻いてる。でも…なんとなく見えてきた部分もありました。そんなことを踏まえながら、場面ごとに印象に残っていることを。


暗い部屋の中、一人で暗い目をしながら銃のコルトガバメントを見つめている藤井が冒頭シーンであるんですが・・・このときの彼の目が何ともいえないくらい孤独なんですよ。1回目で藤井の心を知った上でこの冒頭シーンを見るとなんだかものすごく胸が痛くて切なくなる(涙)。呼び鈴に答えようとしながらもそれができない藤井の姿が特に泣けた…。このシーンひとつで彼がとてつもなく重いものを背負っていることが痛いほど伝わってきます。瀬川くんの繊細な芝居に改めて感動!
そんな彼の元に小学生時代仲間だった信一(信ちゃん)、愛染(ゾメ)、明夫(アキ)が突然押しかけてくる。藤井の心の闇に気づかない彼らは童心に返ったように騒ぎ立てて盛り上がります。彼らがやってきたばかりのときの藤井は完全に目が泳いでいながらも、自分の心を勘付かれないように必死に彼らに合わせてるんですよね。それだけでいっぱいいっぱいみたいなところが何とも見ていて苦しくなる。

藤井の泳いだ視線に気づかない3人がそれぞれ好き勝手なことを始めるシーンはけっこう面白くて笑えます。
虎ちゃん演じる信ちゃんは同窓会でかなーり酔っ払ったらしくベロンベロン状態(笑)。そんな状況下でおかゆさん演じるゾメにコブラツイストかけてるんですが、ゾメは痛いにもかかわらず痩せ我慢し続ける。酔っ払って加減を知らない信ちゃんはエスカレートして慌ててアキと藤井が止めに入ったりして大騒動に。ゾメに酔い混じりの本気モードでコブラツイストかけてる信ちゃんは、ちょっと怖かったぞ(汗)。後半はなんか顔に殺意めいたものも…(虎ちゃんの表情が真に迫ってるんでなおさらそう見えた 爆)
命からがら信ちゃんから逃げられたゾメ(笑)は突然デジカメを持ち出して無断でパチリ。たしかに無断で撮った写真のほうが自然に見えるけどね・・・本人の許可なしにブログ掲載はヤバイでしょ(汗)。必死に「やめてくれ」と訴えてる藤井の姿に彼の複雑な心境が見え隠れしている気がしました。でも、デジカメを持ってきたゾメの心境も…このときは分からないけど後半の展開を知った上で見ると、なんだか切ないものがあるような気がします。
そんなゾメを思いっきり子分扱いする信ちゃん(笑)。酒が足りないから買ってこいと言い放つ姿はジャイアンの将来図を見ているような感じ(笑)。飲み過ぎだって…信ちゃん。実際は下戸らしい虎ちゃん、この見事なまでの酔っ払いっぷりはいったい誰を参考に研究したんだろうか(笑)。そんな飲み過ぎ信ちゃんを心配したアキがウーロン茶を飲んだほうがいいと助言。アキは優等生タイプでいつもなんだかんだ周囲を冷静に見て気配りできる人ってイメージ。演じてる數間さんがイケメンさんなので、なんか、こういう男性はすごく素敵さんに見える。それに対して信ちゃんはしょうもないガキ大将だね。あ、でも、ウーロン茶を勧められたときの
「ウーーーーーロン茶はいいや」
っていう信ちゃんの言い回しがすごく可愛くてツボだった(笑)。

そんな流れでお互いの近況報告。
信ちゃんとアキは結婚してる。回転すし屋の信ちゃんには子供が3人いて4人目は奥さんのお腹の中らしいのですが、この芝居意が出たときに客席からリアルに「えっ!?」と言う驚嘆の言葉が上がったのには思わず吹いてしまった(笑)。おそらくその方は信ちゃんに虎ノ介くんを完全にリンクさせちゃったんでしょうねぇ~。アキも結婚しているようですが子供がいない。そんな彼に盛んに「子供作れよ」と勧めてる信ちゃん。それに対して言葉を濁してしまうアキ。信ちゃん、幸せの押し売りはいかんよ(笑)とこのときは思うんですが、後半、そのことを強く勧めた理由が明らかに。
そんな彼らの会話を聞いて少しずつ輪に入っていく藤井。子供の頃の思い出を語りながら「信ちゃんはちっちゃくなったし」と思わず言っちゃうシーンが笑えます(笑)。「小っちゃくはなってねぇ」って反論する信ちゃんが可愛い。

そんな彼らが藤井の部屋に突然押しかけたのにはワケがありました。
なぜ、藤井だけが仲間の元を離れて違う中学へ行ってしまったのか…。
このことを誰よりも気にしていたのが信ちゃん。でもそのことを切り出す勇気がなくて必要以上にお酒を飲んじゃってる。このエピソードが入ってくることで、信ちゃんがただの酔っ払いな乱暴者ではないということが見えてきます。表ではものすごい強がってるんだけど、内面はナイーブで友達想い。お酒の力を借りないと大事な話を切り出す勇気がないという可愛い信ちゃん。今で言う、ツンデレさんってやつかな。虎ちゃんはこういうキャラクターが何ともよく似合う。
そんな信ちゃんだからこそ、イジられまくってたゾメやアキや藤井も一緒にいたんだろうなと思う。だからそのことを切り出せるようにゾメやアキは必死にきっかけを作ってやるわけなんですが…どうしても切り出せない信ちゃん。「ここだっ!」っていう絶妙なタイミングのときにも
「ザリガニってさぁ・・・カニかな?エビかな?」
となんの脈略もない質問を藤井にぶつけてしまうのがなんとも情けなくもおかしくて笑えます(笑)。さらにこのくだらない質問に呆れつつも皆結局それに乗っかっちゃうっていうのがまた面白い。
しかしそんな最中、ゾメは机の上に置かれていた同窓会の知らせのハガキを目にします。藤井はハガキを見なかったと言っていましたが、実はその存在を知っていた。このとき誰もが「藤井の心になにか引っかかることがあるのではないか」という疑念を持つ。このドラマ展開は上手いなと思いました。

かといって、そのことを深く追求できない3人。子供時代のセピアな回想シーンから暗転明けてみればまたまたオモロイバカ話を展開してる(笑)。特に笑えるのはやっぱり信ちゃんの携帯・パソコンへの知識度エピソードでしょう!
久しぶりに会ったということでゾメが信ちゃんやアキに携帯番号を教えてる。でも信ちゃんは携帯にまだ慣れていない様子で眉間にしわを寄せながら必死に打ち込んでる(笑)。けっこういい携帯で寿司ネタの卵ストラップがぶら下がってて可愛いんですけど、ありゃ完全に使いこなしてないな。ゾメとアキが先に進んでいる途中で…"m"と"n"の発音が出てくる。アキはそれがどちらか分からずに何度も聞き返し"エム?""エヌ!""エム?""エヌ!!"といったやり取りを続けてます。それを文字列だと解釈した信ちゃんはこのやり取りどおりに"m・n・m・n…"と真っ正直に入力してるんですよ(笑)。だからものすごーく長いアドレスになっちゃってる(笑)。それを訂正せずに「ま、そんなもんだ」と流しちゃってる二人は完全に信ちゃんで遊んでますね(笑)。
これって…虎ちゃんの実体験に基づいたエピソードじゃないかとどうしても勘ぐっちゃうよ(笑)。だからなおさら笑えてしまった。この微妙なリンク感が何とも言えん!結局携帯アドレスはゾメに入れなおしてもらえたけどね。
さらにパソコンの話題。息子のためにパソコンを買ってやったという話になり、「パソコンのことよく知らない」と言ってるアキに意気揚々と説明しだす信ちゃん。その得意顔ったら…やたら目がキラッキラしてて可愛いんですけど!・・・ところが、どうやってインターネットに繋ぐんだという話題になると信ちゃんは
「プロライダーっていう人に繋ぐんだよ。まだ会ったことないんだけどよ」
とトンチンカンな答えをもっともらしく語ってる(笑)。その話に素直に「へぇ」と乗っかってるアキと、「!?」と混乱してる藤井(笑)。オイオイ信ちゃん、プロライダーじゃなくてプロバイダーだよ(笑)、みたいな。このエピソードも…パソコンを使わないと公言してた虎ちゃんにありがちなシーンだったなぁ(笑)。ライダーは虎ちゃんだろう!みたいなツッコミ入れたくなった(笑)。
この話題をひとしきり語り終わった信ちゃんは即効で寝に入ってしまう。それを見て「信ちゃんからかうの面白くて」と楽しそうに笑うアキに「あぁ」とようやく納得した藤井。それを聞いてたらしい信ちゃんが寝返り打ちながら「バカにすんな~」と寝言混じりに反論してる姿がやたら可愛くて笑えました(笑)。ホント、憎めないやつだ。

ゾメが気持ち悪いと部屋から出て行って二人きりになったアキと藤井(信ちゃんはふて寝中 笑)はなんとなく居心地悪そうな雰囲気になりますが、アキはこのとき藤井に今の自分の状況を告白しています。会社を独立したはいいけれども経営がうまくいかずかなり苦しい状況の様子。
そんなときに寝ている信ちゃんが「アキ!」とか「あの○×△・・・・」とか聞き取りづらい寝言でなにやらアピール(笑)。実は信ちゃんは実際に眠っているわけではなくアキにあの聞きづらかった話を切り出してもらうために寝たふりしてるんですが(まる投げかよ 笑)、当然この寝言ではその真意は伝わらず状態。もぉ~、信ちゃんってば(笑)。なかなか帰ってこないゾメを心配して藤井が席を外した隙に起き上がってアキに「あの話しろって言ったのに!」と拗ねてるのがなんとも子供っぽくて笑えます。勇気持とうよ、信ちゃん(笑)。
と、そこにものすごい剣幕で藤井がゾメを引きずりながら部屋に入ってくる。子供の頃から藤井の母が好きだったらしいゾメはトイレの帰りに藤井の母親の部屋を覗き見していたらしい。それに対して「人としてダメだろう」とアキや信ちゃんも叱るのですが、藤井の怒りはその範疇を超えている。一番見られたくなかった現実…。それを見てしまったゾメ…。藤井が信ちゃんのコブラツイストで痛めたゾメの腰のためにシップを取りに出て行くのですが、苛立ちが収まらず扉を閉めたときの勢いでそばにあった受話器がハズレてしまうほどでした。
藤井が席を外したとき…藤井の様子に只ならぬものを感じ取っていた3人は気まずい雰囲気に。ゾメは藤井の母親が寝たきり状態になっている現場を見てしまったことを告白。このとき本格的に藤井の心の闇が見え始めた彼らは「あの話」を切り出すことを諦めようと話し合います。一番知りたがってた信ちゃんも飲まざるをえない現実…なんとも胸がチクチクするシーンでした。

ようやく落ち着きを取り戻した藤井がシップを持って戻ってきたとき、4人はまたバカ話に花を咲かせます。子供の頃にやっていた遊び"音声多重放送"をやろうと提案。4人のうち3人がテーマに沿った言葉をいっせいに叫び残りの1人がそれぞれなんと言ったか当てるゲーム。罰ゲームにはモノマネが待っている。子供の頃にこのゲームで無理やり長嶋茂雄のモノマネをやらされた藤井は拒否しまくるのですがそれを許される状況ではなく(笑)。このとき信ちゃんが藤井のやってた長嶋のモノマネを披露するんですがそれに対して藤井が「もっと似てたよ!」とツッコミ入れてたのが笑えました。
いざ音声多重放送をやろうというとき、突然ゾメが涙を見せます。なぜ彼がここで泣いたのか誰も分からなかったんですが…1回目を見ていた私にはゾメの気持ちが分かる気がしました。彼の今の現状を思うと…こんな他愛のない昔の遊びがものすごく懐かしく愛しいんですよね。デジカメを持ってきたのも今の自分からの現実逃避の一環だったのかもしれない…。どんなにツッコミ入れられてもそれはゾメにとってすごく愛しいものだったりするんじゃないのかな。なんか切なくて、ゾメが涙を見せるシーンはちょっと泣けました…。
さらにゾメは藤井が席を外したときに「あの話」をもう一度しなくていいのかと尋ねています。なぜ、中学に入ってから音声多重放送をしなかったのか…。それは藤井がいなかったから。ゾメのなかでも藤井がなぜ違う中学へ行ってしまったのかがずっと心に引っかかってた。そのキモチは信ちゃんもアキも同じだったと思う。なんだか切ないシーンでした。

このあと、小学生時代のモノローグで万引きを繰り返したエピソードが出てきます。なぜペヤング(あのソース焼きそば級に顔が四角かったらしい担任のあだ名 笑)にバレたのか話し合うなかで、藤井だけがそこから耳を背けようとしてた。ここに藤井の大きな心の傷の一端が見え隠れします。
そして、バレたことで万引きから足を洗うということで"コルトガバメンツ"は解散。この名前は彼らが偶然公園で見つけて追っ手に追われながらも必死に取ってきた拳銃・コルトガバメントが由来になっている。この銃を手に入れたとき珍しげにそれぞれキラキラした目で見つめていた4人でしたが、解散するときになって信ちゃんたちは藤井にそれを預けて帰ってしまう。まるで押し付けられたように…。藤井にとって、コルトガバメントは罪の象徴みたいな存在でもあったんじゃないかなと今回見て思いました。前回はそれがなかなか見えなかったんですが、今回はそう思えた。他の仲間がそれを押し付けて行ってしまったことで藤井はさらに心に重荷を負うことになってしまったのではないか…。
そして大人になった信ちゃん・アキ・ゾメはコルトガバメントがどこでどうなってしまったのか覚えていない。このことが藤井の心の闇をいっそう深くしてしまう。彼らは決して薄情な気持ちでコルトガバメントを置いていったわけではない。しかし藤井にとっては罪を一人に押し付けられたような・・・彼らから裏切られたような気持ちになって、どうしようもない心の闇を抱え込んでしまう結果になってしまったんじゃないだろうか。

アキが奥さんの電話に呼び出され、信ちゃんが酔いを醒ますといいながら外へ出てしまった後。
藤井と二人きりになったゾメは今まで体の中に詰めていたタオルやら肉襦袢やらをおもむろに外し始めます。この淡々とした様子がやけに面白く見えるんですが、そこにはゾメの暗い一面が隠されていました。久しぶりに会った友達のために小学生のままのキャラを演じ続けていたというゾメ。彼は実は引きこもり生活を送っていて外の世界と上手く適合できない人物になってしまった。でも、そんな姿をかつての仲間たちに知られたくない。ゾメの哀しい真実が切ない…。
その真実を藤井にだけ打ち明けるゾメ。なぜ自分にだけ打ち明けるのかと問いかける藤井に「だって、オマエも引きこもりだろう?ある意味」と返します。ゾメは藤井が母親介護でずっと篭りきりの生活を送ってきたことを察してた。藤井が必死に隠そうとしていた真実に鋭く切り込んでしまったゾメ…。親近感から自分の真実を打ち明けたはずのゾメでしたが、藤井にとっては心の闇に入り込まれたことでどうしようもない怒りの感情が湧き起こってきてしまう。この心のズレがなんとも痛々しい…。

コルトガバメントを取り出し、ゾメと戻ってきたばかりで事情がつかみきれないアキに銃口を向ける藤井。今まで踏み込まれたくなかった心の闇を彼らに打ち明けます。
万引きをしていたことを担任に告げたのは自分であること。お金まで手を出し始めた万引きにずっと罪悪感があったこと。万引きしてた雑貨屋「さつき」のおばちゃんが万引きされていることを知りつつも寂しかったから見逃していたこと。「さつき」がそば屋になってしまったのは自分たちの責任だったと思い込んでること。
卒業アルバムに掲載されているペヤングの言葉を朗読させる藤井。そこには3つの勇気という言葉が書いてある。
"進む勇気""注意する勇気""離れる勇気"
万引きしたことを担任に通告し、そんな仲間たちから離れる決意をした藤井。しかし、ゾメとアキは「さつき」についての藤井の見解が間違っていることを伝えます。コルトガバメンツの万引きのことを全く覚えていなかったオバちゃん。蕎麦屋にしたのはご主人が亡くなったことがきっかけだったこと。藤井が今まで抱いてきた罪悪感のひとつだった「さつき」は現実ではその思惑と違っていた。
このときの藤井の心境は本当に痛くて切ない。今まで囚われてきた罪悪感はなんだったのか…、本当はずっと一緒にいたかった仲間から離れた自分の行動はなんだったのか…。正義感を持って起こした自分の行動だったはずなのに、真実を知ってから自分自身の罪悪感と向き合うことになった藤井。彼も万引きをしていたし、直で「万引きはよくない」と仲間に告げることができなかった。改めて自分の本当の罪悪感と向き合わなければならなくなった藤井が切なくて泣けました。

そんなときに酔いを醒ますはずがさらに酔っ払った状態になって信ちゃんが帰ってくる。空のワンカップ大関を口にくわえ手にはバケツ持ってる(笑)。ドンだけ飲んだんだよ!っていうか・・・どこからそのバケツ取って来たんだよ信ちゃん(笑)。でもこれは、信ちゃんの藤井に対する切ない心情からの行動なんだよね…。彼はやはりどうしても知りたかった、藤井がなぜ自分たちから離れてしまったのか…。ここまで酔っ払わないと聞き出せない信ちゃんは情けなくてもなんだか愛しい。
ベロンベロンになりながら机の上のウーロン茶をぶちまけた信ちゃんは直前まで起こっていた出来事には全く気づかない。周りが押さえつける中、とうとうあの話を切り出す信ちゃん。
「なんで一中なんかに行ったんだよ~!二中に来いよぉ~…。寂しいじゃねえか…」
ベロンベロンになりながら本心を告げる信ちゃん。さらに藤井に土下座しながらパソコンを与えた息子が実は登校拒否になってしまい悩んでいることも告白。藤井にすがりズボンを下ろしちゃう信ちゃん、酔っ払い過ぎ(笑)。瀬川くん@藤井の締まったお尻(ピンクのパンツ)に少し見とれた(爆)。
それはさておき…、実は順風満帆に見えた信ちゃんも深い悩みを抱えてたんですね。これは酔った勢いで出ちゃった言葉で酔いが覚めたらまったく覚えてないわけなんですが(汗)、藤井はその言葉にハッとしたんじゃないだろうか。そんな信ちゃんにペヤングの3つの勇気を息子に読ませたほうがいいと告げる藤井。「オレには何の役にも立たなかったけど」という藤井の付け加えた言葉が何とも哀しい…。
ベロンベロンだった信ちゃんはそのまま藤井のベッドに転がって今度こそ本当に寝てしまうのですが、そんんな信ちゃんに藤井はコルトガバメントを向けながら
「俺が一中に行ったのは…音声多重放送やりたくなかったからだよ。長嶋やりたくなかったんだ」
と涙ながらに告白。今の信ちゃんに何を言っても覚えられないだろうというのは分かっていたけど、藤井のこの言葉にはすごく胸が熱くなった…。藤井は信ちゃんに真実を告げなかった。音声多重放送やりたくなかった…というのは、裏を返せばもっと仲間と一緒にいたかったという言葉にも聞こえてしまう。その言葉はおそらく、アキやゾメにも言ってたんじゃないかな。弾の入っていないコルトガバメントの引き金を「バーン」という声とともに引く藤井の姿が切なくて涙が出ました(涙)。

翌朝、案の定信ちゃんはワンカップ大関から先の記憶がない(笑)。そんなことを笑いながらアキと語る信ちゃんでしたが、アキと奥さんとの関係には気を遣っている様子。なんだかんだ言いながらも友達のことをいつも気にかけてしまう実はナイーブで心優しい信ちゃん。
そんなところに決まり悪そうに入ってくる藤井。そんな彼に信ちゃんは改めて「あの話」を切り出そうとします。前夜に酔っ払い混じりに切り出したことを忘れて…(笑)。でも、結局シラフでは切り出せない。切り出されたら真面目に答えようと構えている藤井はなんだかちょっと今までとは違う雰囲気。その話を昨日聞いたと切り出さないのは、藤井の信ちゃんに対する最大限の思い遣りだろうなと感じるとちょっとウルウルっときたシーンでした。
そして彼らは4人で「さつき」にそばを食べに行く。用事があるから帰ると言い張るアキに「4人で行くんだよ!!」と言葉を荒げる信ちゃん。4人で行くことに意義がある。実は人一倍仲間を大切に思ってるであろう信ちゃんのこの言葉、グッときました。もしかしたら、もう会えないかも…そんな想いを抱きつつ藤井も後に続く。そのときの去り際に見せたかすかな笑顔がとても印象的でした。

帰宅後、藤井は母親からの連絡電話の受話器を取ります。今まで自分だけが不幸だと思ってたけれども実はそうではなかった…そう語る藤井。そして、万引きをしたことがあることも告白。それに対して泣いて謝る母親。藤井の心の成長が垣間見えるシーンでした。藤井は小学生のときに母親から虐待めいたことをされていたらしく(信ちゃんの憶測でしたが、あのアザはたぶんそうだろうと私も思った)、親子関係の面でも深い闇を抱えていたと思うんです。
そのことが、小学生時代にコルトガバメントを追って藤井の部屋まで押しかけてきた男とのエピソードで物語られている。2回見てもイマイチその真意が図りかねるんですが…男から「殺したいやつはいるか」と聞かれて頷いてしまった藤井少年のシーンがけっこう重いんですよね。コルトガバメントは小学生時代の仲間との痛い思い出の象徴であると同時に、母親との複雑な関係に対する藤井の心の闇の象徴でもあったんじゃないかと。
ラストシーン、様々な複雑な想いに押しつぶされそうになった少年藤井が涙を流しベッドに座る脇に…コルトガバメントをゴミ箱に捨てた大人の藤井がそっと寄り添うシーンが切ないながらもなんだかちょっと温かく胸が熱くなりました。ここに、ひとつの救いみたいな部分があったんじゃないかと。


はぁ、とにかく、この舞台は色々と考えさせられることが多くちょっと頭間が疲れた(汗)。すみません、長ったらしい感想になっちゃって。ここまで読んで頂きありがとうございました。

瀬川亮くんは本当にいい役者だなぁと今回も思いました。藤井の切ない複雑な表情を見事に表現しきってた。心情をぶちまけるときの、あの、涙顔…思い出すだけでも泣けます。また舞台の瀬川君も見たいなぁと思いました。

最後に、加藤虎ノ介くんについてですが。
やっぱり2回目に見ても虎ちゃんは舞台人だと思いました。演じてるときの彼はとにかく目がキラッキラしてる。それがすごい印象的だった。嬉しかったんじゃないかなぁ、舞台で演じられたことが。でもね、やっぱり次回はもう少し大きめの箱で演じてる虎ちゃんが見たい。彼にはあの空間はちょっと狭過ぎるかも…というのは感じてしまったから。それと、今度は暴れない役が見てみたいかも(笑)。舞台俳優・加藤虎ノ介のいろんな面を今後も見ていきたいです。
もちろん、テレビドラマでの虎ちゃんもツッコミつつも応援してますよ♪がんばれ!

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テーマ : 観劇 - ジャンル : 学問・文化・芸術

ストレート演劇 comments(8) -


コメント

Re: 私も拝見いたしました。

まあしゃさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

楽日のマチネ観劇だったんですね。それはさぞかし盛り上がったのでは♪
小劇場に慣れていないとあの狭い空間はちょっと衝撃的でしたよねw。
虎ちゃんも瀬川くんもそのほかの皆さんも本当に熱演でナチュラルな芝居が
とても好感持てました。
客席と近い距離の今回みたいな舞台もいいのですが、虎ちゃんにはやはり
もうワンランク上の劇場で上演される作品に出演してほしいですね。
けっこう芝居が大きいし(笑)。

12月も何本かまた舞台に行きます。
13日は『つばさ』の真瀬社長こと宅間さんの朗読劇です。
レポ入れると思うのでまた遊びに来てくださいね。

Re: 伝わるもの

ちりとてフリークさん、こんにちは!レスが遅くなってごめんなさい。

私のつたない感想、楽しんでいただけたようでありがとうございます。
泣く泣く行くのを断念されたちりとてさんには特になんとか伝わればな…と
書いたつもりなので(^-^;;、雰囲気を感じていただけてよかったです。
この芝居は笑って見ていながら、だんだんと頭の中に重い課題みたいなものが
ズシーンとのしかかってくる感じでけっこう奥深かったと思います。
一中と二中、舞台ではかなり重要なキーワード。
ちりとてさんにとっては素敵なキーワードですね♪

Re: じっくり読ませて頂きました!

英子さん、こんにちは!レス遅くなってごめんなさい。
その節は大変お世話になりました。お会いできてとても嬉しかったです♪

私の感想…泣きそうになってくれたとは…ありがとうございますっっ!
けっこう頑張って頭絞って書いたので嬉しいですw。
虎ちゃんのお芝居、たしかに日々成長していたように感じましたね。
といっても私も2回だけですけど(^-^;。
今回の舞台をみて改めて『舞台人・加藤虎ノ介』だなと思いました。
クライマックスの「さつき」に4人で行くと言い切ったときの信ちゃんの芝居
ホロっときましたよね。
またぜひご一緒しましょう♪

Re: レポートありがとうございます!

あすかあつこさん、こんにちは!レスが遅くなってゴメンなさい。

三田佳子さんの新境地ということは…『印獣』ですね!?
舞台写真見ましたけど、けっこうインパクトありますねぇ、三田さん(笑)。
「コルトガバメンツ」は小劇場向けのお芝居でしたが、
笑がありつつも実はかなり深いストーリーでした。
虎ちゃんのキラキラ輝く瞳がとても印象的でしたよ。
今度はもうワンランク上の規模の舞台で見たいです。

私も拝見いたしました。

こんばんは。
私も楽日のマチネにいってきました。
劇場に入ったとたん「あれ?誰かの部屋に入ってきちゃった?」と。あんなに狭い劇場は初めてでしたのでビックリ!

虎くん目当てで行ったものの蓋を開ければ瀬川くんの表現力の豊かさに感動し、その日は青のパンツに目が釘付け、アキくんのキャラと涼しげな面持ちに心を動かされ
虎くんはというと・・・いくら回転とはいえ寿司屋さんにしては長すぎる髪と裾上げが信じられないくらい長いチノパン、人を叩き慣れてないんだろうなァと思わせる叩き方といろいろヘンなところに目がいってしまいました。・・・えりこさんのおっしゃるもっと広い舞台のほうがいいのかなの意見に納得!
ホントにそう思います。なにがというといえないんですけど。

瀬川くん「ファイト!」のとき(あ、いいかも)と思っていたので虎君との共演と知ってうれしかったです。
これからがほんとに楽しみですね。

約二時間ですか、ゼンゼンダレることなく観ることができたのでよかったです。

えりこさんの文章をみて場面がよみがえってきました。
なかなか舞台もみにいけませんがまたえりこさんの感想をよんで疑似体験ができたらとおもいます。
ありがとうございました。

伝わるもの

えりこさん 素敵な感想ありがとうございました。
見てないはずの舞台が目の前に見えるようで 4人の男達の精一杯もがいている感情のすれ違いとぶつかり合いによって ほどけていく誤解とわだかまりに 胸がジーンとしました。
虎ちゃんの酔わないと本音が言えない状況やそれぞれの男達の抱えた言うに言えない苦悩も 分かるような気がします。
原作者の実話がベースとのことですが 誰もがきっと心の奥に隠している、治せない傷みたいなものを感じ取れました。こんなに切ないお話しだったんですね。
余談ですが、旦那は一中、私は二中だったのでセリフに親近感 勝手に持ってしまいました。

じっくり読ませて頂きました!

何だろう、えりこさんの感想を読んで泣きそうになった私(笑)

皆が皆分からないところでそれぞれに苦労や闇を持っていて、
それを押し殺しながら、時にはお酒の力を借りて、時には友達の力を借りて吐き出す
4人それぞれの気持ちが、えりこさんの感想を読んですごく伝わってきました

私はこの舞台に関しては1回目を見た直後は、時系列と夢と現実の境が分からなくて、
散々友人とあぁでもないこうでもないと語り合いましたが、
2回見てやっと、「そうかこういう事なのかも」と勝手な解釈に辿り着きました(笑)

虎さんの演技は回を追う毎に(と言っても二回ですが)活き活きしている様が
あからさまに分かって、「あぁ舞台人なんだな、舞台のこの人が好きだな」
としみじみ思わされるほど、自由で楽しそうで嬉しくなりました♪
お気に入りは信ちゃんがワンカップを咥えて廊下を通り過ぎていくシーンですが(笑)、
一番印象に残ったというか心に傷のように残ったのは信ちゃんの、
「行くんだよ!4人で『さつきに』!!」のセリフで、
藤井くん同様、信ちゃんもこれが4人で会える最後だと感じていたのかなと思ったら、
信ちゃんの迫力と相まって何かすごく切なくて泣きそうになって…
やっぱり加藤虎ノ介という俳優はすごいモノを持っているなと
舞台を見て改めて思いました(・∀・*)

なんて私の感想はさておき長文のレビュー、とても読み甲斐がありました!
忘れていたことや、解釈し切れなかったところが全てスッキリした気がしますvv
楽しく読ませて頂きました!ありがとうございます♪

レポートありがとうございます!

ワタシが三田佳子さんの新境地を見ている間に
うっかりしてました!
「コルトガバメンツ」
大変深い内容の作品みたいですね。

それと虎ちゃんの輝く瞳、見たかったです。
今度はもっと上の人達にどう立ち向かうか、
また注目したくなりました。


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えりこ

Author:えりこ
★1973.5.16生 大雑把なO型
★丑年牡牛座
牛三昧で牛的性格
★趣味は舞台観賞
(特にミュージカル)
◎基本的にミーハーですw

★特に応援している俳優さん
合田雅吏さん、加藤虎ノ介くん、大沢たかおさん、葛山信吾さん、瀬戸康史くん、中村倫也くん、間宮祥太朗くん、大泉洋くん、内田朝陽くん、井浦新さん、北村一輝さん、堺雅人さん、大東駿介くん、田辺誠一さん、宅間孝行さん、ジェラルド・バトラーさん
★特に応援している舞台俳優さん
片岡愛之助さん、飯田洋輔くん、福井晶一さん、泉見洋平さん、宮川浩さん、畠中洋さん、渡辺正さん、北澤裕輔さん、岡田浩暉さん、石川禅さん、石丸幹二さん、鈴木綜馬さん、光枝明彦さん

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人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

ミュージカルDVD

ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
大好きなミュージカル映画です。これを見れば誰もがハッピーな気持ちになれるはず!

レント
レント

魂の歌声とはまさにこのこと!今を生きることの大切さが伝わります

オペラ座の怪人 通常版
オペラ座の怪人 通常版

ロイドウェバーの美しい音楽の世界を堪能。これ絶対おすすめです!

エリザベート ウィーン版

来日公演の感動をぜひこの一枚で!

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)
ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)

オスカーを獲得した新人女優J.ハドソンの歌声は圧巻です<

キャッツ スペシャル・エディション
キャッツ スペシャル・エディション

現在劇団四季公演中のCATSを観れない方、このDVDでも楽しめますよ♪

レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-
レ・ミゼラブル -1995年10周年記念コンサート-

世界のレミゼをこのDVDで堪能してください!

ミュージカル 星の王子さま
ミュージカル 星の王子さま

白井晃演出のミュージカル再演バージョンです。個人的には宮川さんがオススメ♪

ノートルダムの鐘
ノートルダムの鐘

日本語吹き替えは当時劇団四季に在団していた役者さんです。退団した人も多いので貴重な一枚かも!

アナスタシア
アナスタシア

曲がとにかく素敵です。日本語吹き替えで石川禅さんがディミトリ役を熱演してます♪

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