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エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます

ミュージカル『ミス・サイゴン』 8/30マチネ

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今季プレビュー含め3回目にして最後の『ミス・サイゴン』を観に行ってきました。いやぁ、渋谷・青山界隈は本当に暑かった…。蒸し暑くて息苦しいくらい(汗)。そんななか日々熱い舞台を魅せてくれているカンパニーの皆さんには本当に頭が下がります。

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前回見たときもサイゴンボードがすごいことになっていましたが、青山初日から数えて1週間以上経ってもう一度見に行ってみると脇に追加されていたボードもメッセージでビッチリでした!

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そんな中、やっとの想いで泉見洋平くんのサインを発見。斜め上には岡さんのサイン。ちなみにその横には池谷さんのサインもありました。でも本当に見に来た皆さんの皆さんのメッセージ数がすごくて見つけ出すのも一苦労でしたw。
そんな中、私も少しの隙間を見つけてメッセージ残してきました。ちなみにこの写真には写ってませんw。ひっそり泉見トゥイへの想いを綴ってます←自分で書いた後どこにあるのか分からないくらい埋もれてるww

私が見るサイゴンもこれが最後ということで…奮発してちょっといい席を確保していました。青山公演はほぼ完売状態で連日立ち見が出ているくらいなので(この日も2階席に立ち見の方が!)早めに取っておいてよかったです。でも青山劇場って前の方だと音響があまり良くないんですよね。響いてしまいすぎるというか…。それだけが気になったけど、やっぱり肉眼で役者さんの表情が見えると本当に感動の度合いが一味も二味も違います。
そして驚いたことに…さらに『ミス・サイゴン』カンパニーは熱く進化していた!!なんていうか、勢いがさらに増しているというか…とにかく熱い!!圧倒されたと言いますか…呑まれたと言いますか…前回以上に大号泣して終わった時には半分放心状態になってしまった(汗)。毎回サイゴン見るたびに泣いてるけど、この日はその中でも3つの指に入るくらい泣いたかも…。そのくらいすごかったです。

私はマチネ観劇だったけど、シングルキャストの皆さんはこのあとソワレも公演していたんですよね…。いや、ほんと、すごすぎる!


主なキャスト
エンジニア:市村正親、キム:笹本玲奈、クリス:原田優一、ジョン:上原理生、エレン:木村花代、トゥイ:泉見洋平、ジジ:池谷祐子 ほか


以下、ネタバレ含んだ感想になります。マイ楽の感想なのでものすごく長いです(爆)。





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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : ミュージカル

[ 2012/08/31 17:28 ] ミス・サイゴン | TB(-) | CM(-)

『英国王のスピーチ』 8/28マチネ

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世田谷パブリック劇場で上演中の『英国王のスピーチ』を観に行ってきました。
昨年映画公開されアカデミー賞も取っているこの作品ですが、実は戯曲を基に制作されたものだと初めて知りました。なのでこうして舞台化されるというのはごく自然な流れだったのかもしれません。そういえば映画を見たとき、会話劇がとても小気味よく舞台的だなぁと思ったっけ。

パブリック劇場に来たのは「ベッジ・バードン」以来なので久しぶり。舞台と客席の距離が近いのでどこからでも見やすいのでお気に入りの劇場。そういえば「ベッジ~」に続いて今回もイギリスが舞台の作品だった!今回座席はサイド席だったのですが、内側に向いているので見づらいところはほとんどありませんでした。一番端っこの2席程度は見切れということで売り出されていなかったみたい。
物販はパンフレットのみというのがちょっと意外。あとは協賛会社の商品の紹介がある程度。ジャニーズのヒガシ主演なのでもう少し何かあるのかと思った(笑)。

さて、舞台の内容ですが…まず一言、非常に面白かった!!映画の方も見ていたのですが、私はもしかしたら舞台版のほうが好きかもしれない。会話劇とかもよりリアルだしそれぞれのキャラクターの感情も丁寧に描いていると思います。場所が近くてお金があればもう一度見に行きたいくらいです。

セットはどちらかというとシンプルで、役者の芝居を惹き立たせるような演出になっていたと思います。あまり暗転せずに舞台セットを入れ替えたりするという手法をあえて行っていたのも特徴的です。この舞台、スタッフさんたちが本当に大活躍しています。普通の舞台であれば目立つことのないスタッフがここまで出演者のように動いている姿を見せる作品というのも珍しいのではないでしょうか。ところどころでは"出演者"としての役割も果たしていたのですが、これがなかなか自然で。役者を目指してるスタッフさんもいるのかなとか思ってしまった(特にライオネルのオーディションシーンの一コマとか)。なんか、一体感が感じられて逆に新鮮に映りました。
それから、舞台転換するときにパーカッションの音が鳴り響いていたのも面白かった。スピーカーが近い席だったので音が出るたびにビクっとなってしまいましたが(笑)なんともドラマチックで衝撃的。カーテンコールになって気が付きましたが、生演奏だったんですね。中央の席だったらその様子が見えたのかな?まだ若いきれいな女性の方だったのも驚きです。あの叩きっぷりは男性かと思っていたので…!

それから一番印象的だったのはラストシーンの演出。思わず「おおっ」と心の中で唸ってしまった。ジョージ6世の集大成ともいえるあの象徴的なシーンで、あえて"無"の状態に持って行くとは…!鈴木裕美さんの演出はやはり面白い。


出演者
ジョージ6世:東山紀之、エリザベス:安田成美、ライオネル:近藤芳正、マートル:西尾まり、エドワード8世:葛山信吾、ジョージ5世:高橋長英、チャーチル:ラサール石井、ラング:有福正志、ボールドウィン:久保酎吉


以下、ネタバレを含んだ感想になります。




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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 観劇

[ 2012/08/29 16:08 ] ストレート演劇 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第33回 清盛、五十の宴

先週に引き続き再び新しいキャストが発表。高倉天皇の千葉くんはなかなかいいなと思いました。ちょっと冨浦くんとキャラが被るかも!?辻本くんが清盛の撮影に入っているという話は聞いていたんですが、重衡役だったとは!これはちょっと意外なキャスティング。
それにしても、ちりとてから京本さんに続いて辻本くんも参戦。こうして懐かしい顔が集合してくれるのは嬉しいです。

さて、今回は清盛の50歳のお誕生日会が中心のストーリー。嵐の前の静かさ的な…閑話休題といった感じではありましたが、会話劇が実にテンポよく楽しく面白かった。

それにしても、乙前は髪の毛だけは白くなっているのにお顔がまったく婆臭くないよ!あの時代、どうやってその若さを持続させていたのか…謎すぎる。まさに妖怪ww。ダンナ曰く、乙前は娘の神田沙耶加にたほうがまだよかったんじゃないか…と。まぁ、彼女じゃ逆に若すぎる気はするけど妖怪とは思えないかww。まぁ、色んな意味で面白いから別にいいけど。
で、若々しさから言えば…乙前までとは言わないまでも清盛もかなーり若いですぜ。なにせ、五十路ですよ!?視聴者がそれを突っ込もうとした途端、清盛自ら「誰が五十だって?」とすっとぼけたことを言い出す(笑)。本人自らが50を自覚していないのだから、視聴者がそう思えなくても仕方がないねw。清盛50歳を事細かに脇でフォロー入れて解説の役割をしている盛国ナイス!上川さんはこれまで特に目立った動きはないものの、しっかりと存在感出してるよね。前に出ないのに存在感出してるってすごいと思う。

滋子さんは雨が降ろうが槍が降ろうが毅然とした態度で躍り続けてますw。気の強そうなところは以前と全く変わってない。その様子にご機嫌な後白河さんですが…さっそく西光は滋子ヨイショ発言をしてポイントを稼ごうとしておりますww。あんた、ゴッシーの側近になるのを崩れ落ちるほどに拒否しようとしてたのに今はもうすっかり取り込まれてるのね(苦笑)。信西への愛はもう失せたのか(違)?
私はあの信西の涙に同調したシーンを見てからすっかり西光への印象が悪くなっているわけですがw、坊主になってからの虎ちゃんはなんだかやたら似合ってるなと思っている。それになんか立ち位置的にもけっこういいところにいないか!?いずれスタパ出演の機会が巡ってくるのでは…と期待している(←もちろん一人で 笑)。あ、でも、新さんは結局出なかったからなぁ…。出てほしかった……(←その代り讃岐行ってしまったがw)

で、またしても新しいキャラ登場。以仁王だ!!この方、非常に大きな事件に関わってきます、今後。源氏方からのストーリーで見ると以仁王ってヒーローみたいに描かれているけど、今回はちょっとダークな印象もあるところが面白い。ゴッシーに翻弄されて不満を溜めている様子。滋子の子が次期天皇と定まっているだけに、自分より幼い弟に先を越されたのは当然納得いかないよね(滋子、コワっ!!だったw)。その気持ちわかるわー…。この不満の種がいずれ…ってことか。
傍にいた八条院、インパクトありますねぇ。さすが美福門院の実の娘だけあるわw。八条女院と言えば…かつての水曜時代劇『武蔵坊弁慶』で大活躍した人物ではないか!懐かしい!!あのドラマ大好きだったんだよ。何だか思い出してしまった。
ちなみに以仁王を演じていた柿澤勇人くん、元劇団四季の役者さんです。「春のめざめ」で主人公のメルヒオールやってた子。あのあとわりと早い時期に退団して今は色んな舞台で活躍してますね。以仁王の活躍も楽しみだ!

そしていよいよ清盛の五十のお誕生日会当日。重盛にはいつの間にか3人の子供が!その長男・重太(後の維盛)は忠清が指南役に当たることになって目を輝かせていましたが…彼には暗い将来が待っているだけになんだか切ない。『武蔵坊~』ではやたらひ弱なキャラクターとして描かれてましたが、清盛ではどうなるのか気になるところ。個人的には二男の資盛が今後どう出てくるのか気になります(将来は知盛と活躍しますし…)
印象的だったのは牛若丸が清盛を父親のように慕っていたこと。たしか以前の大河『義経』でも幼い牛若は清盛をとても慕っていましたよね。清盛は単なる敵という存在ではなかった。今回もその流れのようです。この無邪気に清盛を父と慕っている少年が将来…。清盛の子供や孫たちとあんなに仲良くしてる様子を見るとますます切なくなります。

続いて清盛の末の弟・平忠度がやって来ました!髭面がインパクト大(笑)。まるでクマみたいな容貌で最初は不審者扱いを受けてしまうわ、兄弟たちからは「あんた誰?」状態になるわで散々でしたがwwなんだか憎めない雰囲気。ムロツヨシさん、いい味出してます!それにしても…"清盛の兄上"より忠度のほうがよほど年上に見えるのは気のせいだろうかwww←それ突っ込んじゃダメ(爆)。
このあと自己紹介が始まるんですが…盛国と時忠の人物解説がやたら面白かった(笑)。この二人、なんだか漫才コンビができるんじゃないか?ってくらいになってきましたなw。

盛国「口の悪さは天下一品」
時忠「そう褒めるな」
盛国「褒めてはおりませぬ」←さすが上川さん、速攻ツッコミw

ぷぷっっwwww。本当に面白いこの二人。
さらには経盛。前回紹介されるシーンでは盛国に「見えませんでした」と言われてしまい気が気ではない様子。それを察知した盛国が「ご心配なく、こたびは見えておりまする」とフォローww。これも思わず吹いたwww!!時忠に"二人合わせて一人みたいなもの"と言われても「本当のことだから言いかえせない」と認めてしまう経盛に教盛が「認めてどうするのじゃ!!」と猛反発してたのも笑えましたw。いやぁ、本当に面白い面々だ。

しかし、テンション上がった忠度が滑稽な熊野の踊りを披露して場が大盛り上がりになっていた時に限ってやってくる黒い貴族・兼実と基房兄弟…。本当にKYなお二人ですなぁ(苦笑)。で、何しにやって来たかと思えば平家の出世に関する嫌味をネチネチネチネチ…。改革は武士風情が手を出すことじゃないということだけをわざわざ言いに来たらしい。ホントにちっさい男たちだねぇ。まぁ、今の世の中にもこういう人はいるわけですが(苦笑)。
その話に清盛は「くだらない話はこれくらいにして、一緒にどうぞ」と膳を進めます。ナイスあしらいww。思ったよりも立派な料理が出てきてプライドに火が付いた二人は色々と勝負を吹っかけてきます。

踊りの部: 兼実・基房 vs 重盛・宗盛
重厚感を前面に出した貫禄の藤原家に対し、軽やかで優雅な舞で対抗する平家。重盛たちのほうが雅という点では上だった気がします。兼実たちは忠度の熊野踊りを垣間見てたのでビビったのではw。でも個人的には楽しませてくれたという点で忠度のほうが好みだけど。ちなみに経盛は繊細な笛を披露できて得意顔w。こういう時には大活躍しますな。

歌の部: 兼実 vs 忠度
これはまさかの人選!時忠は「こんなときじゃなければ目立たないんだから」と経盛をけしかけますがw、いざという時に腰が引けてしまう経盛。こういう情けないところが笑えるねぇ、この人は。で、清盛が指名したのがおよそ歌とは縁が遠いんじゃないかと思わせる風貌の忠度。まさか自分が指名されると思ってなくて呑気に食事してただけに、そのビビリっぷりは尋常じゃなかったろうね(笑)。
突然の使命にビビりまくっていた忠度ですが…なんとビックリ、歌では名手と呼ばれていた兼実と互角以上に渡り合っているじゃないですか!!人は見かけによらず、ですなぁ。忠度、すごいよ!!でもさらにすごいのは清盛。そのことを見抜いていたのかと思いきや、まったくの勘で指名していたらしい。まさに驚異の勘!この人には何かが付いている。

予想に反して不利な立場に立たされた二人は負け惜しみのように厳島神社の改築に猛反対する意見を述べますが、そこで清盛は自分の構想していたものを初披露します。世界遺産にもなっている現在の厳島神社の姿がそこには描かれている。まさに誰も考え及ばないアイディアと思想がそこに詰まっていた。これを見せられてはビビりすぎて反論もできない黒貴族二人は退散したようです。
テンションが上がった清盛は酔ったその足で舞台へ上り舞を披露。そして扇をパッと天に向けると…あら不思議、沈みかけた太陽がまた昇ったように見えたじゃないですか。音戸の瀬戸の日招き伝説のワンシーンですね。まぁ実際には雲が晴れてちょうどいいタイミングに太陽が出てきたからそう見えたのだと思いますが…清盛が太陽を昇らせたという噂を立たせてしまうほどこのころの彼の権力はすごいものだったんでしょう。

一方伊豆では子供を殺されてしまった頼朝がまるで廃人のようになってしまっていた。清盛の権勢にビビった祐親が手をかけてしまったわけですが…頼朝にとってはどうやら清盛が子供を殺したというようにとらえている様子。ここから彼の平家打倒への想いが芽生え始めていたのかもしれません。
その様子を影から見て衝撃を受ける裏切り者・頼政。あの頼朝を見て彼がまたどう行動するのか注目です。

しかしながら清盛にも暗雲が…。あんなに若々しく元気そうだったのに宴の数日後に倒れてしまった。そのうなされた夢の中で、懐かしいあの方が登場するようです。そして坊主へのカウントダウンも。色々今後も楽しみです。


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/08/28 07:45 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

ミュージカル『ミス・サイゴン』 8/22ソワレ

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先月から始まった『ミス・サイゴン』の全国公演が青山劇場にやって来ました。東京ではこれまでずっと帝国劇場で上演してきましたから、この前の目黒もそうだったけどなんだか違う劇場で観るのはとても新鮮な気がします。ちなみにこの日は青山公演初日でした。

実はこの日のチケット、プレビューを見た後で感激して急遽買い足したものだったのですが…それからしばらくして青山公演の前売りチケットが完売になったことを知りビックリ!!ここまで売れ行きが良いとは予想外だったので驚きです。危ないところだった(汗)。
当日券も発売しているようですが、けっこう多くの人が並んでいて…場合によっては立ち見になるんだとか。3時間の立ち見はけっこうキツそうですが・・・でも、見る価値はあると思います。

めぐろのプレビュー公演を見に行ったときにサイゴンの大きなボードがあったのですが…
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こんな感じだったのが・・・

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文字でびっちりになってました!!最初に書かれていた市村さん始め4人のメインキャストのサインがどこに紛れてしまっているのか分からないほど(笑)。全国を回っている間にこのボードにたくさんの人が作品に対する愛を書き連ねているようです。
私が見に行った日も横にさらに拡張されたボードに思いの丈をマジックで書き込んでいる人が何人もいました。私はもう一度見に行く予定なので…その時に、書いてみようかなぁ…なんてw。


主なキャスト
エンジニア:市村正親、キム:新妻聖子、クリス:原田優一、ジョン:上原理生、エレン:木村花代、トゥイ:泉見洋平、ジジ:池谷祐子 ほか


以下、ネタバレ含んだ感想になります。


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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : ミュージカル

[ 2012/08/23 22:20 ] ミス・サイゴン | TB(-) | CM(-)

BB楽抽選発表

来年で東京夏劇場の公演が終わってしまう劇団四季の『美女と野獣』。

千穐楽は抽選ということで、ダメ元の気持ちで・・・それでも気合い入れてエントリーした私(笑)。

そしたら、今日の午後12時ジャストにw抽選結果が届きました…


落選


えぇぇ…えぇ…、ダメ元でしたから…覚悟はある程度ありましたから…
とはいうものの…

万一、千穐楽週に洋輔くんが来てしまったらと思うと…今から変な動悸が(爆)。


私の周りではけっこう当選した方が多くて、たぶんキャッツよりも倍率低かったのかも。そう考えると自分のくじ運のなさをちと呪いたくなります(苦笑)。


そろそろ洋輔くんのビースト…会いたいなぁ…


一応こちらはレビューブログなのですが、愚痴ってしまいました(爆)。スミマセン^^;


ちなみに同日発表されたレミゼの新キャスト発表。これ見てテンションが上がらなかった…。特にパルジャン二択っていうのが個人的に…。追加キャスト待ちます…




ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2012/08/22 13:39 ] 美女と野獣(四季) | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第32回 百日の太政大臣

前回はオリンピック中継でお休みということもあり、なんだか久しぶりの再会感があったなぁ…今回の清盛。ちなみにお休みの期間中にはツイッターで「源為朝を語る会」なるものが開催されてて面白かった。さとしさんのコメントとか、新さんのコメントとか、読んでてけっこうテンション上がりましたww。
そういえば、新たなキャストも発表されましたね。秀衡になんと、京本政樹さんが!!来たか、小次郎おじちゃん(←ちりとて繋がりw)。たぶん、今まで見た中で最も艶っぽい秀衡になりそう。登場が楽しみです。

さてさて、清盛はついに大納言に出世。盛国は息子たちにいかに清盛がすごいのかを説いてますが、その中でも劣等生っぷりを発揮している三男の宗盛が面白い(笑)。弟の知盛に負けるのは分かるけど、妹の徳子にまで後れを取るとはねぇ。
しかし清盛もなかなか朝廷では存在感を発揮できず苦戦している様子。彼としては大和田の泊を何とか実現させたいわけですが、武士が公卿になったことを面白く思わない連中にスルーされてしまうありさま。そんななか、唯一助けてくれる存在だったのが忠通の息子の基実さん。清盛の娘・盛子のお婿さんということですが非常に関係は上手くいっているみたい。

ところが…、その基実さんが突然お亡くなりに!!ポロポロ涙を流してる妻の盛子ちゃんはまだ11歳だよ…(嫡男の基通は盛子の子供ではないです、当然のことながら)。基実さんとはどんな結婚生活送ってたんだろうか…。まぁ、いつか裏切るんじゃないかと思ってた基実が意外といい人のまま終わったのはちょっとホッとしたけど。
それよりも危険人物が二人…。弔問にやって来ながら「やっと邪魔な奴がいなくなったぜ」と言わんばかりの不敵な笑みを浮かべる弟の基房兼実もしや、お兄さんを・・・!?と思ったのは私だけではないのでは。この二人、存在そのものが黒すぎるぜ!!細川さんと相島さんがニタぁ~と笑うたびにゾクゾクする(笑)。清盛の朝廷での立場がいよいよピンチになってきたな。

一方の後白河上皇は様子伺いをしているようでかえって不気味。清盛が形式だけのあいさつに訪れても癇癪起こすわけでもなく平然としてる。さすがに清盛も変だなと思ってるみたいですが…そんな時に西光と再会。虎ノ介くん、髭坊主姿がやけに似合っててビックリなんですけど(笑)。予想外に公家姿よりもしっくりきてるよ。
で、清盛は「お久しぶり~」と軽くあいさつするわけですが、西光は「おまえ、頼朝を助けたから信用できねぇ」とばかりに冷たい視線。これってやっぱり、嫉妬じゃないの!?と思っちゃう。信西が自分よりも最終的に清盛を頼ったことへの逆恨みじゃ…(苦笑)。まぁ、最初の清盛への態度はやたら悪かったわけですから元に戻ったといえばそれまでだけど、どうもこの感情の動きの部分が浅い気がするんだよなぁ。
で、信西の妻だった朝子から「後白河の側近になれ」と言われた西光ははじめ拒絶するも「信西の言葉だと思え」という一言で観念してその通りにしようと決意。なんか、「信西」の名前出されたとたんに涙目になって突然崩れ落ちたからビビったよ(汗)。あんた、一方的な片想いだったのか、やっぱり。なんか怖いわ…(苦笑)。だからこのキャラ好きになれない。

清盛は出世の道が基実の死で難しくなるのではと思われましたが、なぜか助け舟が色々と出てくる。邦綱の智恵で基実の所領は盛子が相続することになり平家の地位も保たれ、さらには滋子から呼び出されて息子の憲仁の東宮大夫になるようにという話まで舞い込み…あれよあれよという間に出世階段をどんどん昇って行く清盛。
ここまでトントン拍子で上手いこと行くのには何かしら裏があるのでは…と思ったら、五節の宴でやはり明らかになりました。裏で手を引いてたのは後白河上皇。今までおとなしくしていたと思ってましたが、実は清盛をトントン拍子に出世させて名ばかりの地位と言われる太政大臣に押し込めようという魂胆だったらしい。恐ろしや、ゴッシーの策略!
これで双六もあがりだ、と勝利宣言をした後白河。彼としてはここで清盛が地団太踏んで悔しがる姿を見たかったんでしょうが、そこまで思う通りにはならず。逆に

「ゾクゾクいたしまする、治天の君の掌のすわり心地、存じて居るは国広しといえどこの平清盛のみにござりましょう」

と宣戦布告ともとれる言葉を返されムッとしてしまう。ゴッシー、こりゃ清盛に一本取られましたなw。二人の双六合戦はこの先まだまだ続きます。

そんな五節の宴で再登場してきた乙前…こと祇園女御。聖子さん、再び始動ですか!・・・っていうか・・・この人の年齢が全く読めない(爆)。祇園女御って清盛が平太と呼ばれている頃何歳だったんだろう!?それにしたってあの若々しさは…もはや妖怪(汗)。あ、乙前って後白河に仕えるんだよな。ということは…そういう立ち位置でいいのか(違)ww。

太政大臣になった清盛は平家の面々の地位を上げるだけ上げ、その地位を盤石にしたのを確認するかのように百日で辞任。こういうところ、スパッとしてますなぁ。

一方の伊豆では頼朝に悲劇が。深い仲になっていた伊東祐親の娘・八重姫との間に子供をもうけ涙を流して喜んでいた頼朝。しかし、平和な日は長続きせず、京から戻ってきた祐親にその現場を目撃されてしまう。八重姫…父親から反対されるだろうと分かっていながら、なぜあんな無邪気に頼朝との子供・千鶴丸を見せてしまったんだろう。ちょっと配慮がなかったよなぁ…。
京で清盛の恐ろしさを身を以て体験してきた祐親は(腰抜かしまくりでビビってたしww)、監視していた頼朝が嫡男を設けたことが知られたらエライこっちゃという想いが強いわけで…千鶴丸の命を絶ってしまう。頼朝と八重姫に走る衝撃と悲しみ…。頼朝の流人人生はまだまだ清盛の手の内にあるということなのでしょう。

とりあえず今回のストーリーは清盛たちのトントン拍子の出世と、年齢不詳の妖怪・乙前の再登場と言ったところが目玉だったかな。個人的にはあまり記憶に残る回じゃなかったかも。もう少しドラマ動いてほしい…。やっぱり崇徳院の存在感大きかったなぁ(汗)

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/08/21 14:51 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

映画『おおかみこどもの雨と雪』

細田守監督のアニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』を見に行ってきました。
普段は水曜日のレディースデイをねらって映画館へ行くのですが、今回は特別割引券があったので時間ができた木曜日に。水曜日以外の日はいくらか空いているかと思いきや、公開から半月が経っているにもかかわらずかなりの混雑っぷり。夏休みということもありお子さんの姿も多かったです。

なぜこの映画を見に行ったかと言えば、大沢たかおさんが声の出演をしているからでしてw。相変わらずミーハーな動機です(汗)。今年の3月に行った大沢さんのファンミーティングで「まだタイトルは言えないけど声の仕事することが決まってて。これ見たらみんな絶対泣くと思うよ~」とニンマリして話してたんですよねww。そのすぐ後くらいにこの時大沢さんが語ってた作品が『おおかみこども~』だと判明して、これは行かねばと。
でもなかなか時間が取れなくて、映画が終わってしまうかも…と危惧していた部分もありましたが思いのほか好評なようでなんとか上映期間中に間に合いました。オフィシャル本とか購入していましたが見るまでは封印しておいたので、ようやくこれも封を開けることができます(←超ネタバレ本だったので開けなくてよかったと思いましたがww)

さて、映画の内容についてですが…

まずはアニメとは思えないほどの美しい風景描写に驚きました!登場人物たちはアニメっぽいのに、風景はまるで実写を見ているかのようなリアルさで本当に息を呑むように美しい。この不思議なコントラストが面白いなと思いました。どうやらCGを織り交ぜているとのことですが、現代のアニメ技術って本当にすごいところまで来てるんだなぁと感心してしまった。

声の出演をした役者さんたちもキャラクターと合っていて良かったです。特に主人公の花を演じていた宮﨑あおいさん素晴らしい!とても自然で、アニメのキャラクターが彼女に見えてきてしまったほど。あれはお芝居の上手い彼女だからこその味だなと思いました。
雨と雪を演じていたのはそのキャラの年相応の子供たちが担当。こちらもとても上手かった。最近の子役って本当に何をやらせても器用にこなしますなぁ。そういえば、林原めぐみさんがスパルタお母さん役で出てたのに注目。出番は多くなかったけどやけに印象深かった。
そして大沢たかおさん。アニメの声優は初めてということですが、あの優しい声質が「おおかみおとこ」にマッチしていました。ごく自然にそこにいる感じがすごく良い。セリフはとても少ないのですが、おおかみおとこの優しさと温かさが滲み出ていて感動的でした。

あと、音楽!!これがホント私のツボを突くようなものばかりで…、これ聞くだけでなんだか泣けてしまう。サントラ買いたい!ぜひとも欲しい一枚です。

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以下、ネタバレをちょっと含むので追記にて




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ジャンル : 映画
テーマ : 映画館で観た映画

[ 2012/08/17 21:43 ] 映画鑑賞作品 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第31回 伊豆の流人

いよいよ第三部に突入しました。オリンピック期間中ということもあり外野がまた騒がしくなりましたが、現場は変わらず熱を以て制作しているというツイートがありなんだか我がことのようにホッとしてしまった。このまま変わらず良いドラマ作りしていってほしいです。

で、今回の感想に入る前に・・・前回壮絶な最期を遂げた崇徳院を演じた井浦新さんについて少し。
あの放送が終わった後にNHK高松放送局のHPにインタビューが掲載され、白峯陵の前での崇徳院との心の会話についての記述がありました。最期を納得いく芝居で演じられたら公開しようと思っていた、というのが役柄と真摯に向き合う新さんらしいなと。で…その内容なんですが…読み終わって私、涙しましたよ(泣)。崇徳院に対する熱い想いというのは私の想像をまた一段階越えたところにあったんだなと思った。まさに、自らのすべてを崇徳院のために捧げたからこその、あの芝居だったんだなと思うと本当に涙が溢れてしまって…。
崇徳院、白峯陵で涙を流して喜んでると思うよ…あんなに想ってくれる人が現れて…。特別番組では流れなかったけど、心の会話をした後にドラマで使った鳥羽上皇の法華七譬「長者窮子」をお慰めにと納めていたし…。新さんにとって崇徳院を演じるということはまさに鎮魂歌でもあったんだろうなと思いました。ぜひ多くの人にその想いを読んでいただきたいです。
ちなみに、高松HPに設置された掲示板に運良く私の送ったコメントを掲載していただけました。恥ずかしいけど嬉しかった…。井浦新の崇徳上皇、たぶん一生忘れられないと思う

さて、第三部に入りOPの清盛の映像が武士バージョンから公家バージョンに変わりました。なかなか貫録あってカッコいいではないか。
冒頭には伊豆に流されて5年が経過した頃の頼朝の姿が。いよいよ本役・岡田将生くんの登場ですね。少年期を演じた中川くんと顔立ちが似ているので変わっても違和感なし。流人生活ではありながら、傍にはいつも明るい藤九郎がいてそれなりに平和な生活をしている様子。ちなみに、先日、頼朝が流されて生活していたという伊豆蛭ケ小島へ行ってきました。
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現在はこんな形に整備されています。

以下、追記へ。


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ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/08/07 10:44 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

ミュージカル『songs for a new world』 8/6ソワレ

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シアタークリエで上演されたミュージカル『songs for a new world』を観に行ってきました。
全く気が付かなかったんですが、観に行った公演が東京前楽だったらしい。久しぶりに東宝のナビザで抽選参加して取ったチケットだったので日にちのこととか考えていなくて…あとから知ってビックリw。

で、驚いたのが…
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この満員御礼札。こういう作品が満席になるとは当初考えていなかったのでこれまたビックリです。どうやら前売りの段階で全日完売だったとか!?え…!そんな人気作だったのか…!!みたいな。前売抽選参加してチケット確保できたのはかなりラッキーだったのかもしれない。

到着したのは開演20分前くらいだったのですが、すでに化粧室への行列がすごいことになっててこれまた驚きまして。余裕で入れるだろうなんて甘く見ていたので焦ってしまった(汗)。開演前がそんな状況だったので、休憩時間はもっとすごいことになってた!!なんだ、この、ものすごい人気っぷりは…!?
そんな感じで、本編見前から驚きっぱなしの私でした(笑)。


出演者
Man1:浦井健治、Woman1:昆夏美、Woman2:濱田めぐみ、Man2:米倉利紀


以下、ネタバレ含んだ感想です。


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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 観劇

[ 2012/08/07 01:16 ] Musical観劇作品 | TB(-) | CM(-)

劇団四季『アイーダ』 8/4ソワレ

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まさかこんな事態になろうとは…(苦笑)。アイーダの中の歌詞じゃないけど「自分がー信じられな~い」です、ほんとにw。2年前ほどではないにしてもこの短期にこれだけ『アイーダ』凱旋公演に突発しまくる日が来ようとは思いもしませんでした。
本当は、この日は昼に私個人の中での一大イベント(1つ前の記事参照)がある日で…アイーダ突発予定は全く考えていなかったんです。なので火曜日に入れていたわけなのですが…、なんと、その公演が終わった直後にアイーダのキャストが突然変わってるじゃないですか!!しかも、その組み合わせになった『アイーダ』は史上最強という呼び声がやたらに高い。さらに追い打ちをかけるように、"福井さんのラダメスは今週いっぱいだろう"というどこからともなく沸き起こってくる噂(汗)。

最初のイベント先から浜松町の劇場まで約40分ちょっと・・・。計算してみると、ギリギリで間に合う・・・。「行かないで後悔するくらいなら行っちゃったほうがいい」というツイ友さんの声が決定打となりハシゴ決定ww。"生・新"の感動の余韻を抱えつつ、飲まず食わずの状態でダッシュして電車を乗り継ぎ・・・開演7分前くらいに劇場到着しました。
本当にねぇ…こういう無茶なハシゴだけはしたくなかったんですが…そうしないと居られなくなるくらい私の中で福井ラダメスが大きくなってしまっていたということで。キャスト予定さえわかっていればこんな無謀な行動しなかったよ(爆)。見事に四季戦略に乗せられてしまったようで悔しくもある(苦笑)。

土曜日ソワレ公演ということもあってか、1階席も2階席もほぼ大入り満席状態。私が間際に確保していた座席の隣はけっこう空いていたはずなのですが、いざ行ってみるとすべて埋まっていたので当日券を買い求めた人がかなりいたんだなと思いました。
そしてものすごいカーテンコールに圧倒された!!あれはまるで千穐楽ですよ!1階席も2階席もオールスタンディングとなり客電がついてもいつまでも拍手は鳴りやまず。プラス3-4回は出てきてくれたかなぁ。嵐のようなすごい拍手の音に、いかにこの日のお客さんが今回のアイーダに感動させられたのかを改めて実感いたしました。
聞くところによると、ここ最近はほとんどこういった現象らしいということで…。返す返すもなぜ適度にキャスト入れ替えをしなかったのかと思わずにはいられません。役者さんの予定とかもあるんでしょうけど…それでも舞台の活性化のためには必要な事なんじゃないかと。本当に"作品主義"ってなんなんだろう…


主なキャスト
アイーダ:朴慶弥、アムネリス:光川愛、ラダメス:福井晶一、メレブ:有賀光一、ゾーザー:飯野おさみ、アモナスロ:高林幸兵、ファラオ:石原義文、ネヘブカ:桜野あら ほか


以下、ネタバレを含んだキャスト感想になります。


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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2012/08/05 16:15 ] アイーダ(四季) | TB(-) | CM(-)

映画『かぞくのくに』 舞台挨拶

ここ最近私の中での注目度が上がった井浦新さん。彼が出演した映画『かぞくのくに』が8/4に初日を迎えました。
予告編を見たときから興味深い映画だなと思っていたのですが、新さんの舞台挨拶がテアトル新宿であるという情報を聞き思い切って初日チケットを購入してしまったw。6月のトークショーでも生・新は見たけど、やはりもう一度生で見たい!と、こんな邪な気持ちが結構占めてた私(爆)。

しかしながら、この映画作品は気軽な気持ちで見れるようなものではありませんでした。鑑賞前に新さんたちがインタビューで話していたのを聞いていたので、ある程度は心の準備というものはしていました。でも、実際に見て・・・心が痛くなるような・・・なにかズシリと響いてくるような・・・何とも言えない気持ちでいっぱいになった。

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帰国事業で北朝鮮に渡った兄ソンホが25年ぶりに病気治療のために日本に帰ってくる。彼には常に監視が付きまとっていますが、家族やかつての同級生はソンホを温かく迎えてくれる。初めは25年ぶりの日本に戸惑いを隠せなかったソンホも日本にいる人々との再会を通して次第に心を開いていきます。
そんなある日、ソンホは妹のリエに戸惑いながらも「ある使命」を口にする。衝撃を受け憤りを監視員にぶつける妹、そしてソンホの帰国の別の目的を知ってしまった父の苦悩・・・。逆らえない国からの使命を家族に持ちかけざるを得なかった兄ソンホの苦しみ・・・。改めて現実を目の当たりにした人々はその感情をもてあましている。
そんな時に判明するソンホの病の検査結果、そして北からのあまりの突然の「指令」"こういうの、よくあるんだよ"と家族の前で淡々と口にするソンホの言葉が胸に突き刺さる。

監督であるヤン・ヨンヒさんの実体験が基になった映画ということもあり、「作られた」感がない。まるでドキュメンタリーを見ているかのような作品。バックに流れる音楽なども最小限にとどめ、淡々とソンホとその家族や友人の身に起こる出来事を描いているといった印象です。なので、それぞれの感情がよりストレートに伝わってくる。淡々としているように見えますが、ものすごくリアルにその時々の彼らが抱えたものが見ているこちらに訴えかけてくる
この作品は見終った後に幸福感に包まれるといったようなハッピーエンド的な空気はありません。クライマックスからラストの人々の想いが本当に痛くて・・・終わった後も涙が止まりませんでした。為すすべもなくその瞬間を迎えた人々の結末を見て、観客がその後の彼らの人生に想いを馳せる・・・そんな映画です。なので、重いんだけど、暗く哀しい気持ちには不思議とならなかった。投げられたボールを、見る側が最後に受け止めて彼らのその後の人生を想う作品だなと思いました。

バックボーンにあるのは「北朝鮮」。しかしながら政治的な意味合いはこの映画からはほとんど感じられない。全く違う環境に生きなければいけない一つの家族の心の葛藤を丁寧に描いた良作だと思います。心に残るシーンやセリフがたくさんある。
ソンホが妹に彼女の将来を想って語りかけた言葉や、何もできないながらも必死の抵抗として母(オモニ)が貯めてきた貯金をすべてつぎ込んでした「ある行動」、そして何かを吹っ切ろうとするかのようにスーツケースを引いて歩き出す妹・・・。思い出すだけでもこみ上げてきてしまう。淡々としながらも繊細に人々の心の動きを描き切ったヤン・ヨンヒ監督が素晴らしいなと思いました。

妹リエを演じた安藤サクラさんは舞台挨拶では天然サンっぽくてとても可愛い面白い方でしたが(奥田瑛二さんと安藤和津さんの娘さんですね)、映画の中では実にナチュラルなお芝居を魅せてくれてとても良かった。兄をすがるように引き留めようとするクライマックスが忘れられない。
兄ソンホを演じた井浦新さん、本当にこの方はセリフが少なくても雰囲気だけですべてを語れるすごい人。目の動きだけでその気持ちが伝わるし、佇まいひとつでソンホの抱えているものが見えてくる。父親に激高するシーンも印象的だったけど、「ある指令」を妹に話してしまった後に背を向けて心の傷みと葛藤している姿が特に泣けましたね。さらにはクライマックスに妹へ贈る言葉・・・もう、号泣でした(涙)。

舞台挨拶では新さんは「2週間ちょっとの撮影だったけどとても心情的に苦しんだ」と撮影中のエピソードを語っていました。たしかにあの役は本当に苦しかったと思う。あまり表に表情を出さないながらもソンホが激しく葛藤しながらそこにいることが痛いほど伝わったし。「この映画が皆さんの心に何らかの形で残れば」と締めくくっていました。
さらにはヤン・ヨンヒ監督の挨拶・・・。実体験のお話も少しされてて…、お兄さんが帰国した時ドキュメントのカメラを回そうと思ったけれども久しぶりの日本にやって来た兄の姿を見たら一度もそれを出すことができなかったというエピソードがあって。わたしもう、映画を見た直後だっただけにその当時の監督の気持ちが痛いほどわかってしまって思わず涙がこぼれました(涙)。舞台挨拶見て涙流したの初めてでしたよ・・・。
題材が題材だっただけにかなりの低予算で作った映画ですが、これ以上ない最高のスタッフやキャストが集まってくれて感無量だと話していた姿も印象的でした。

そのあとは軽く質問タイム。映画の内容に触れるのでここでは割愛しますが、けっこう面白いエピソードばかりだったな。スーツケースの本当の値段とか、安藤さんのセリフ勘違い事件とか、新さんが司会者に真顔で「そういうこと言う…」とツッコミ入れて笑いを誘ったりww。
なかなか充実した舞台挨拶でした。

で、私はそのあとすぐに違う場所へ移動しなければいけなかったので他の人よりも早めに客席から出たのですが、ロビーの端っこに何やらオーラが…と思ったら舞台あいさつした3人がいるじゃないですか!これからパンフレット購入者にサインをします、というサプライズがあって!!運よく最初のほうに並べた私、お三方の生サインをしっかりいただいてしまいました。
間近で見た新さんはなんとも清涼感溢れるというか…フワッとしながらもなぜかちょっと神々しくてw、目の前で私は固まってしまい何も声をかけることができなかった(爆)。スラスラーっと涼しい笑顔でサインを書いてくれた新さんは本当に美しかったです。いやぁ、なんだろうね、あの独特の存在感!!感動いたしました。


見る者の気持ちに切々と訴えかけてくる繊細な作品だと思います。一人一人の想いを感じて涙する、そんな素敵な映画。上映館数は少ないようですが、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。


ジャンル : 映画
テーマ : 映画館で観た映画

[ 2012/08/05 07:47 ] 映画鑑賞作品 | TB(-) | CM(-)

7月の拍手御礼

酷暑が続く夏ですが、皆様体調崩していませんか?熱射病にならないように気を付けましょう。

先月末から始まったオリンピック。何だかんだでけっこう夜更かしして見てしまいます(汗)。スポーツ観戦好きなんですよね。
そんななか、『平清盛』第30回は1時間遅れで放送されたわけですが・・・色んな意味で濃い視聴となりました。井浦新さんの生ツイート参加、嬉しかったなぁ。ドラマの内容も衝撃的なものだったし。そういえば高松放送局では「崇徳上皇へコメントを」っていうコーナーができてますね。私も送ってみたんですが・・・ありがたいことに掲載してもらえました。でもちょっと恥ずかしいな^^;

舞台では・・・劇団四季の『アイーダ』が楽間際になって予想外の大盛況状態に(笑)。まさか過去の凱旋公演で突発を連発することになろうとは思っても見ませんでしたよ。まさに「ありえーーなーーい」状況。全ては福井ラダメスのおかげでございます。めっちゃツボ!!
しかしながら、福井さんはすでに退団しているわけで・・・いつまでキャスティングされてるのかこの楽前に全く予想がつかない。その予定さえわかればこんなに突発しなかったよ(爆)。


さて、7月もたくさんの拍手コメントを頂きました。
以下7月6日から8月2日にいただきました拍手コメントに対するお返事です。なお鍵付きコメントを下さった方もお名前とコメント返しを掲載させて頂いています。もしも問題がありましたらメッセージ欄からお知らせください。アルファベット表記にさせていただきます。


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ジャンル : その他
テーマ : コメントの返事

[ 2012/08/04 02:18 ] その他ひとこと | TB(-) | CM(-)

劇団四季『CATS』 8/2マチネ

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横浜キャッツ、観に行ってきました!先月行ったのですが、いまだに洋輔くんがグロタイで頑張っているので…やっぱり会いに行きたくて出向いてしまった。今回ちょっと長い滞在ですよね(←ほかの猫役者さんからすれば短いほうだと思うけど 汗)

夏休みに突入したということもあってか、前回よりも客席にお子様がいる率が高い。座席もかなり埋まっていたほうだと思います。まぁ、お子様が多いとそれなりに観劇環境もちょっと今までとは違うわけで…。
まずは始まってすぐの猫の目チカ。あれでビックリして大泣きする子がいました。何も知らないでいきなりあれを見せられたら、子供にしたら怖がって泣くのは分かる気がするw。ネーミングの時までもうずっと泣き止まなくて、結局はスタッフに促されて外に出られてしまいました。まぁ、こういうのも夏休みの風景の一つかなと。
それは予想の範囲内なのでいいんですけど、感想や疑問を直接声に出して親に尋ねる…っていう光景もチラホラと(汗)。いやね、それも一応予想の範囲内ではあるんだけど…その頻度が多すぎるのもいかがなものかと。親もちょっとは注意しようよ。いちいち反応してずっとコソコソコソコソ動いて話してたのでどうしても気になってしまった(苦笑)。かといって、子供がいる前で親に注意を促すのも気の毒だし…。幕間にスタッフに言えばよかったかなぁ。

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帰り際に団扇をいただきました。表は猫の目と赤い靴のデザインで・・・裏がこんな感じ↑。登場猫のイラストが揃っててなかなか可愛いです。どうやら2種類あるそうなのですが…私はたぶんこの1種類のみで終了かな。


今回のキャスト
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またまたもらったキャスト表の写真アップのみですみませんw。猫の名前をすべて書くのが大変なもので(汗)。写真クリックすると大きくなりますので気になる方はどうぞ。


以下、ネタバレ含んだキャスト感想です。ほとんど飯田洋輔くんになると思いますが…(汗)



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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2012/08/03 18:44 ] CATS | TB(-) | CM(-)

劇団四季『アイーダ』 7/31ソワレ

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もしも福井さんが続投しているならばもう一度見に行く…と思っていたら、本当に続投になっていたので突発アイーダ行ってしまいました(爆)。まさか今回の凱旋公演でこんなに詰めてアイーダ通いすることになろうとは予想してなかったよw。
毎週月曜日のキャスト発表の時にはドキドキするんですが(洋輔くんがどこにいるのか気になるのでw)、この1-2週間はさらに緊張してしまう。何しろ、月曜日に変更されても公演が始まる直前あたりに突然変わることも珍しくないので…正直、劇場に行ってキャストボードを確認するまでは油断ができませんでした(苦笑)。

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とりあえず、変更なし…。福井さん続投が真実であることをここでようやく確信w

先週は突然福井ラダメスが登場したために"1週間限りのレアキャストじゃないか?"という疑念を持った人が私以外にもたくさんいらしたようで。客席は1階も2階も相当数埋まっていたのですが…今週も続投ということで安心したのか、それとも先週見て"合う・合わない"が分かったからなのか、どちらにしても少し落ち着いたようです。
それにしても、かなりの盛況であったことはたしか。カーテンコールもやっぱりすごく盛り上がってて、先週ほどではないにしても最後はオールスタンディングになりました。福井さんは照れ屋なんですかねw。ダイナミックに手を振ったかと思えば、恥ずかしそうに微笑んでうつむいちゃったり…なんだか可愛かった(笑)。


主なキャスト
アイーダ:秋夢子、アムネリス:光川愛、ラダメス:福井晶一、メレブ:有賀光一、ゾーザー:飯野おさみ、アモナスロ:高林幸兵、ファラオ:石原義文、ネヘブカ:桜野あら ほか


以下、ネタバレを含んだキャスト感想になります。


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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2012/08/01 16:07 ] アイーダ(四季) | TB(-) | CM(-)