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エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます

大河ドラマ『江』 やっと最終回

えぇぇ…、何だかんだ言いながらも完走してしまいました、今年の大河ドラマ『江』(汗)。しかしながら、半分はながら見だった気がする。なんか、落ち着いて見るのがバカバカしいと思えてしまったので(爆)。

あ、すみません、これ、『江』に関する毒な感想です。
ファンの皆様はスルーお願いします。



やっっとこさ終わってくれたというのが正直な感想。これまでの大河でもガックリくる作品はいくつかありましたが、ここまでハッキリと"駄作だ"と思えたものは『江』が初めてかもしれません。同じく文句たれながら見ていた『天地人』のほうが個人的には面白かったと言えるくらい…(苦笑)。まぁ、あのドラマには北村さんの景勝がいたのでねw。

唯一、『江』で良かったと思えたのは…
太賀くんの秀頼

彼の芝居はとても良かった!あの薄い脚本を堂々とした存在感で熱く演じてくれた。薄っぺらなセリフも太賀くんが発すればなんだかとても熱のこもったものに聞こえました。印象的だったのは秀忠との密談シーン。徳川への憎しみを吐露する芝居が本当に素晴らしくて、あそこは完全に秀忠を食ってましたね。
酷い大河ドラマではありましたが、太賀くんの秀頼だけは本当に好きでした。

あとはまぁ…、大坂の陣あたりは比較的普通に見えたかな。主人公周辺が出てこないとなんだかあまりゲンナリせずに見られた気がします…。
そもそも、淀をあまりにも濃く描きすぎたのでは…。秀吉との云々のウザったさは思い出したくもないほどしつこくて陳腐な内容だったし。このドラマって江よりも淀の色のほうが強かった気がします。そもそも大阪の陣をドラマ終了の3回前までやっていたということからして…ねぇ(苦笑)。

そして今回の最終回、なんだかずいぶんとスピーディーに事が過ぎて行ったなぁ…みたいな(苦笑)。つまりは大坂の陣以降は田渕先生の中では蛇足にしか過ぎなかったと、そういうことなんでしょうかねぇ(毒)。まぁ、今までの展開もほとんどが蛇足的内容でしたが(毒)。
あまりにも早くに物語がサクサク進んでいくので、これはもう、ただのやっつけ仕事なのでは…みたいに感じてしまいましたよ(苦笑)。なんとも酷い構成…。たまに回想シーンが挟まってきましたが、これまでのドラマだと「あぁ、あの人もいたなぁ」みたいな懐かしい気持ちにさせられましたが、このドラマに限っては「こんな人いたっけ?」みたいな感覚(爆)。つまりは、見ても私の心の中には何も残らない作品だったのだと改めて思い知らされました(苦笑)。

で、流れ作業のようなドラマ展開の最後がラストロケだったという江と秀忠の馬乗り。正直、なんの感慨深さもありません。それどころか、突然発せられた秀忠の「そなたは私の希望だ」というパクリ台詞にポカーン(爆)。その台詞が出てくるまでのドラマが全くこれまで感じられなかったので、ただの田渕先生のメルヘン思想反映としか思えなかったよ(毒)。
そのあとも「江、行くのだろう?帰ってこいよ、私のところに」など、なんとも甘ったるいだけの台詞が…。その台詞が最後に出てくるような濃い人間関係がこのドラマで描かれていたとはとても考えられなかったために苦笑いするしかなかった(爆)。

そして、江は一人馬に乗りどこかへ駆け去って…それを併走していた語りの市が見守って完。江はあのまま天に召されていったという設定なんでしょうか(苦笑)。


これまで田渕作品はいくつか見てきたし、好きな作品もけっこうありました。が…今回の『江』の酷さは群を抜いていたように思う。ストーリーの構成、登場人物への考察、ドラマの作り方、全てが中途半端…もしくはそれ以下だった気がしてなりません。しかも、田渕先生の個人的思想と思えるような展開や台詞が多かったのもゲンナリした要因のひとつ。そのせいで「戦は嫌にござります」の言葉が陳腐に思えてしまった。つまり、戦国の姫としての覚悟みたいなものがこのドラマではほとんど描かれていなかったような気がするんです。
見終わっても何も残らなかったことがほとんどだし、45分が異様に長く感じられることがやたら多かった。NHKはこの作品を大河50作目として流したことをどう思ってるんですかね…。

主人公の上野樹里ちゃん、彼女は時代劇…特に大河ドラマの主役には早かったと思えて仕方なかった。ふとした仕草とか(特に静かに涙を流すシーン)はいいなと思えることが多かったのですが、台詞回しがあまりにもヤボッたかったというか…最後まで幼稚に写って仕方なかった。
さらに感情を大きく出す芝居になると姫であることを忘れたかのような動物的芝居が多く…。涙の流し方はよかったのにぬぐい方は違和感ありまくりだったし…。台詞は田渕脚本だから仕方なかったのかもしれないけど「はぁ?」とか「へっ?」とかいつの時代の人間ですか?みたいなユルい雰囲気だったし…。
彼女は下手な女優さんではないと思うのですが、つまりは、この役柄が合っていなかったのだなと思わざるを得ません。

相手役の向井理くんは…全体を通して淡白だった。…それだけ。本当に何も感じるものがなかった…。
まぁ、はじめから私は向井君の芝居が好きではないのでなおさらそう感じてしまったのかもしれませんが(苦笑)。


とにかく、今年の駄作大河がようやく終わってホッとした(苦笑)。50作目に全く相応しくない作品だった。毒まみれの感想、失礼しましたw。

次回作の「平清盛」の予告を見ましたが、雰囲気がちょっと「龍馬伝」っぽいのでとても楽しみです。登場人物たちが生き生きしていたのが印象的。藤本有紀さん、良い作品を描いてくれると…信じたい!!!今度の大河は毎回感想を書けるようなドラマであってほしいです。


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ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ

[ 2011/11/28 14:36 ] その他ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

劇団四季『美女と野獣』 11/24ソワレ

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今週も飽き足らずに大井町へ行ってきたたわけですが(爆)ソワレ観劇は久しぶりです。
と、いうのも…この日は『美女と野獣』が日本で開幕してから16周年という記念日に当っていたからです。キリのいい数字ではないけれど(苦笑)記念には変わりない。そんなめでたい日に飯田君がキャスティングされているとあれば…やっぱり行かずにはいられなかった私です。

そうか、BB日本初演開幕からもう16年か…。
16年と言えば、私が舞台観劇に本格的にハマったのも16年前。四季との出会いから16年とも言えます。BBとの出会いはちょうどその1年後あたりの年末だったかな。なので、私的にはこの日はだいたい15周年の節目の年ってことになります。とは言っても赤坂ミュージカル劇場楽以降はこの夏劇場公演まで観に行かなかったのですが(爆)。
まさに光陰矢のごとし…。年月の早さを実感してしまった。

日本開幕16周年ということで入り口でアニバーサリーカードをいただきました。
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しかしながら、なぜか劇場にいつものキャスト表が置いてない…。なぜだ!?と思って裏を見ると…
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アニバーサリーカードがキャスト表になっていた!なんか嬉しい…。スタンプも記念日バージョンになっていたので押してきました。

ちなみに、そのスタンプカードの上には16周年記念ということでこの日の出演者のサイン入りポスターが展示されてました。
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光ってしまってなかなかうまく撮れなかったんですが(汗)、こういうのもなんか嬉しい。飯田君のサインってこんな感じなんですねぇ。里咲さんはとても分かりやすいサインだった。
しかしながら、けっこう地味に置かれていたので(苦笑)気づかなかった人もいるのではないかと…。まあ、写真を撮るのにはいい環境でしたがw。



主な出演者
ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:松下武史、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青羽剛、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:大和貴恵、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:牧野友紀


以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。





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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/11/25 22:35 ] 美女と野獣(四季) | TB(-) | CM(-)

映画『告白』

昨年公開され話題になった中島哲也監督の映画『告白』

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あの当時は"怖い映画"というイメージが強くて、そういう部類が苦手な私はあえて見るのを避けていました。だけど、興味だけはあったんですよね。ホラーっていうわけでもないし、どういう内容の告白なのかというのは気になっていました。
で、原作本ではなくて・・・マンガで読んでみた(爆)。あぁぁ…、たしかにこれを映像で見たらゾクっとするかも・・・っていうのが感想。

時が経ち、ついこの前、たまたまこの映画を見る機会がありました。怖そうだと分かっていても、一度見始めてしまったらグングン惹きこまれていって離れられなくなる・・・そんな作品でした。

内容は、当然かもしれないけどマンガ以上にショッキングです。原作本はそれ以上にショッキングだという人が多いので読めませんが(汗)。
一人の女教師が突然教室で愛娘が自分のクラスの生徒に殺されたことを告白。この時点でその犯人の名前は「A」「B」でしか呼ばないのですが、映画を見ている人には彼らがいったい誰なのかがすぐに分かるように描かれています。
そう、この映画の怖いところは犯人が誰か…ということではなく、その犯人たちがどのような形で追い詰められ復讐を受けるのか、ということなのです。その過程が、その出来事に関わった人々の告白という形で淡々と進んでいく。そしてあの衝撃のラストシーン。復讐を成功させた女教師の最後の「なーんてね…」という言葉にゾクっとしました。彼女の復讐はまだ終わっていないのかも、とか色々考えさせられて…。

女教師・森口の復讐対象になっているのが、まだあどけない表情が残る中学一年生っていうのも怖いですよ。皆子供みたいな顔をしている。そんな彼らの裏の顔、その狂気・・・。流されていく感情。歯止めの利かないむき出しの感情。それらが中島監督独特の演出方法で大胆に描かれていたのが印象的。
復讐対象になった生徒たちの周辺はどちらかというと「静」な雰囲気なんだけど、そのなかでもゆっくりと確実に破滅に向かって進んでいくことがいやというほど実感させられる。その行き着いた先の悲劇。巻き添えになる人々。人間の愚かさみたいな部分がおおっぴらに明かされている感じで胸を突かれる思いがしました。私はこういった人間のドロドロした感情がむき出しになる作品は苦手なのですが、この映画はなぜか嫌悪感が起こらなかったなぁ。ショッキングな映像もあるんだけど、恐怖心だけを与えないようなエンターテイメント性もある不思議な作品。

衝撃的なシーンが多い作品ではあるけれども、森口先生の心情にはすごく共感する部分が大きい。法的な制裁ではなく精神的に追い詰める復讐劇。あの事件で心を失った彼女の冷酷で緻密な計画。そんな最中に、フッと見せる彼女の中の孤独。全くの鬼になりきれないまま、それでも着々と復讐を実行していく姿はなんだかとても哀れで悲惨だった。
ごく普通の日常を、自己中心的な幼い考えで起こした犯罪によってガラリと変えられてしまう悲劇。その事実とどう向き合うのか…。彼女はこの復讐劇で自分を支えようとしたのかもしれないなと…。しかしながら、復讐を果たしても恐らく永遠に心の穴は埋められないのだろうな。

森口役の松さんの淡々としつつもフッと人間的感情を見せる芝居が胸を打ちました。岡田くんはこれでもかってくらいのKY教師を熱演してて見ているこちらがハラハラさせられたしw、木村さん演じる母親のラストの静かなる狂気はゾクっとした。
ちなみに、森口の愛娘役を今引っ張りだこのあの子役が演じてた。あの頃はまだ子供らしさがあって自然でよかったのになぁと、ふっと思ってしまった(苦笑)。



この映画が+R15作品になるのは納得かなぁ。たぶん地上波では流せないと思う。
たしかにショッキングな映像も出てくるんだけど、ただ、嫌ではなかった。それぞれの登場人物の心の闇が浮き彫りになっているものの、ストーリー展開がかなり興味深いものだったので結局最後まで釘付けになって見てしまった作品。賛否両論になるのも分かる内容。
なので、オススメはしませんが(汗)、15歳以上の方は一度思い切って見てみるのもいいかもしれません。


ジャンル : 映画
テーマ : DVDで見た映画

[ 2011/11/24 14:54 ] DVD作品 | TB(-) | CM(2)

泣けるドラマ『妖怪人間ベム』

秋ドラマが出揃った頃に視聴予定の作品をいくつか挙げましたが、半分以上が第1回途中でリタイアとなりました(爆)。ビターシュガーは宅間さんが出てくるまで…と思っていましたが、その登場を待たずして離脱。後藤さん、西谷さん、ごめんなさい(汗)。
他の民放作品も第1話を最後まで見終わることなくリタイア決定となってしまい、個人的には今年の秋ドラマはちょっと寂しい結果に…。

『塚原卜伝』も終わってしまい、テレビドラマからはちょっと遠ざかるかなと思っていましたが…そんなことはなかった(笑)。卜伝無き今、いちばん一生懸命見ているドラマ

『妖怪人間ベム』

です。しかも、毎回かなーりウルウルしながら見ております(涙)。

このドラマが始まる前は"北村一輝さんのいい人っぷりだけを見て後は編集で先送りかも"なんて思っていたのですが(爆)…いまや、一番夢中になって見入っている作品となりました。
とても純粋で、ストレートに人間愛を描いているところがいい!ストーリー展開も惹きこまれるほど面白いし、キャラクターも皆個性的で感情移入しやすい。個人的にものすごい好みのドラマとなりました。最初のテンションからすると信じられないハマリッぷりかも(笑)。

今回は前半の最終回と位置づけられたという大切なエピソードが。ベム・ベラ・ベロの正体を偶然見てしまった北村さん演じる夏目刑事が苦悩しつつ、彼らを受け入れていくまでの過程がとても丁寧に描かれていました。
ベムたちに正体を知ってしまったと告白した時にはまだ彼らに恐れを抱いていた夏目刑事。変身してしまった姿に腰を抜かし何も言葉が出なかった彼を哀しく見つめる3人の姿に思わず落涙(涙)。「夏目さんがいたから人間になりたいという想いがますます強くなった」というベムのセリフは本当に泣けました…。
そして彼らは失意のうちに町を出ようとするわけですが、その直前に夏目刑事の危機を知り助けに入る。ベムたちがやってくる前に夏目刑事は自らの心と向き合い彼らと向かい合おうとしていたわけで…必死に擁護する言葉を叫んでいる姿にまた涙…。変身してしまったベムたちに銃が向けられたとき、夏目さんは身を挺して彼らを庇おうとしましたしね。
そして全てが終わった時、夏目刑事はベムたちを受け入れる。「あなたたちは誰よりも人間だ」っていう彼の心からの叫びが胸を打ち号泣(涙)。変身した姿を見た夏目さんは友情の証にベムの鼻をつまんでみせるっていう展開も涙無くしては見れなかった。

このドラマ、ジャニーズの子が主演とかそういう概念を越えてかなり私の中では名作の中に入るんですよね。ストーリー展開がとても素直。心の琴線に触れるセリフや展開が多く、いつも涙してしまう。

そんななかでも、やっぱりお目当ての夏目刑事役の北村一輝さんが素晴らしい!いつものクセのある芝居ではなく、とてもソフトで純粋な男を熱演しています。いつも強烈な存在感を放つ目力が魅力でもありますが、今回はとっても温かくて優しい目をしているのが印象的。第5回は本当に北村さんのお芝居に泣かされました(涙)。
やっぱり好きだ、北村一輝さん!

次回からは第2章ってことになってくるのかな。柄本明さん演じる謎の男の存在が不気味でとっても気になるw。夏目刑事にもゆくゆくはあの緑の液体で襲ってしまうんだろうか!?ベムたちとの友情はそんなことでは壊れないと信じたい。
とにもかくにも、最後まで本当に楽しめそうな良質なドラマです。まさかこの作品にハマるとはねぇ~。最近は予想外なことが多い(笑)。


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : テレビドラマ

[ 2011/11/21 23:20 ] その他ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

劇団四季『美女と野獣』 11/17マチネ

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今月は週一の割合で大井町に来てしまっている私(爆)。まさかBBをこんなに通う日が来るとは。決して近い距離ではないのですがw、やっぱり飯田君のビーストには会えるだけ会いたいという気持ちが勝ってしまう。
そんなわけで、毎週BBの感想書いてるのでいい加減飽きられてるような気が…(呆れられたとも言う 苦笑)。そんな方はスルーお願いしますね。

毎回来るたびに団体さんが入っているのですが、この日は学生さんよりも社会人団体さんが数多く入っていたようです。某有名企業の優良販売店さんなんかはかなりの大口だった模様。1階客席は後ろのほうまでかなりビッシリ埋まっていました。
それにしても、企業でこんな舞台を観に来れる企画があるなんて羨ましいなぁ。学生さんたちもだけど。私が学生だった頃の舞台観賞教室は歌舞伎とクラシックコンサートだけでしたから…。それはそれでとても良かったんだけど(どちらも好きだし)、学生の時にこういったミュージカルなど観ていたらもっと早くからハマっていたかもしれないなぁなんて最近思ってしまいます。

しかしながら、団体さんを除くと・・・私みたいな一般客はいったいどのくらい入ってるんだろうか・・・なんて余計なことも思ったりして(爆)。なんとか5000回公演あたりまで夏劇場で上演してほしいけど・・・どうなんだろう。


主な出演者
ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:松下武史、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青木朗、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:倉斗絢子、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:牧野友紀


以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。





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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/11/18 18:19 ] 美女と野獣(四季) | TB(-) | CM(-)

『塚原卜伝』最終回 塚原卜伝、見参

あっっという間に最終回を迎えてしまった『塚原卜伝』。今期一番夢中になって見ていたドラマだっただけに残念で仕方がない(涙)。と、御託を並べる前に最終回の感想を…。

千日修行の末に悟りを開いた新右衛門、前髪も上げてすっかり大人っぽく落ち着いた雰囲気になりました。最初の旅立ちから比べると彼が精神的に大きく成長したことが分かりますね。外見からだけでなく佇まいや空気でそう感じます。堺雅人さんはそれを見事に表現している!!
新右衛門が新たな剣法を開眼した噂はたちまち広がったようで続々と対戦相手が詰め掛けている様子。陰流のゴツイ相手に対しても微動だにせず木刀であっさりしとめてしまう。その様子をまるで自分が対戦しているかのようにハラハラしながら見つめていた左門が可愛かった。当の新右衛門はといえば、全く相手に対して恐れを抱いていなかったようで武器の珍しさに興味を示していたんですけどね(笑)。

そんな彼の元には鹿島に嵐を巻き起こしている常陸介も稽古に通っているらしい。自分の立場をよく心得ているようで護身のためにも新右衛門の剣を熱心に会得しようとしている様子。松田君、カッコいいわ~!特に「いつ首をとられてもおかしくない」っいてう仕草の時がグッときました。そんな常陸介のことを左門はよく思っていないみたいで新右衛門に彼の悪い噂をネチネチ吹き込んでました(笑)。
常陸介を憎々しい想いで見ているのは左門だけではありません。新右衛門の養父である塚原は特によく思っていないらしく、道場に通っている彼を破門せよ!と、そりゃまあすごい勢いで怒鳴りつけてました。が・・・熱~いお灸を据えながらのシーンだったのでバシっと決まらずに情けない父ちゃんで終わってしまうところが面白い(笑)。田山さんが演じてらっしゃると、どこかコミカルでなんだか親しみやすさがありますよね。

新しい物忌様が決まった頃、城のほうも増築が進められていて家臣や領民への負担もいよいよ限界点にまで近づいてきたらしい。それを殿に進言してるのが常陸介なわけで…、当然そうなってくると彼の命が狙われる危険性も高くなる。夜道で刺客に襲われているところを偶然通りかかった新右衛門に助けられることに。
で、護衛のためにと常陸介の家まで動向した新右衛門は「もっと人の言うことをよく聞いてゆるりと事を進めてはいかがでしょう」と忠告するのですが、他国が虎視眈々と鹿島を狙っている時にそんな悠長なことは言っていられないと反論されてしまう。諸国でも同様の出来事が頻発しているではないかと言われてしまうと、新右衛門はそれ以上返す言葉がありません。
左門は常陸介の屋敷が改築されていたことに注目したようですが(多額の金の一部で自分の屋敷も増強しちゃってるわけだからね 汗)、新右衛門は常陸介の言うことにも一理あると考えていました。確かに、呑気に評定ばかりしていると、いざ敵に攻め込まれたとき一気に飲み込まれてしまう可能性がありますからね…。お城を強固なものにっていう考えが怒っても仕方ないかも。
しかし、新右衛門は常陸介の人間性に不安を抱いています。
「言葉に理はある、だが、義がない。信義がなければ人はついてこぬ」
うーーん、この、人を見抜く深い洞察力に感心してしまった!!

ちぃと長くなったので以下追記へ。


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ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 時代劇

[ 2011/11/16 17:11 ] BS時代劇 塚原卜伝 | TB(-) | CM(1)

ミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』 11/15マチネ

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帝国劇場100周年公演になっているミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』を観に行ってきました。
帝劇に登場した久しぶりの古きよき時代のミュージカルっていう感じでしょうか。初期のブロードウェー作品を思わせるような雰囲気だと聞いていたので、実は観劇前からちょっと不安はありました。と、いうのも、昨年この作品と似たようなスタイルのものを観てドン引きしてしまった過去があったからです(苦笑)。つまりは、ショーが第一でストーリーは二の次みたいな感じの…。
そんなわけで、行くことにためらいはあったんですけど…泉見洋平君が久しぶりに大型ミュージカル出演と聞いては行かずにはいられまい(笑)。彼が出ていなければ正直観に行かなかったであろう作品でした(スミマセン 爆)。

ロビーに入ると、柱に主演の瀬奈さんとさとしさんのサインつきパネルが貼られていたので思わず激写!
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うーん、お二人ともカッコイイ!!
ちなみに、売店の皆さんも船員さんの格好をしていました。まさに帝劇ロビーが大きな船のデッキみたいな感じだったかな。

開演30分前くらいになると、ロビーがひときわ賑やかに。
指揮者の塩田さんが数人のオケピメンバーを引き連れて二階への階段のところで演奏パフォーマンスを披露してくれました。これ、毎公演やっているみたいですね。塩ちゃんにつれられてやってきたメンバーさんは皆さんお若い!男性演奏者は役者さん並にけっこうイケメン揃いだった(笑)。
楽器についてや、劇中に披露されるナンバーの冒頭部分だけの演奏があったりとか、かなり濃厚なプログラム。それに加えてあの塩ちゃんの軽妙なトーク付ですから華やかです(笑)。ほとんど何も前知識を入れないまま来ていたのでちょっとしたいい予習になりました。この日のパフォーマンスはけっこう盛り上がって開演8分前くらいまでやってたかなw。
これからご覧になる予定の方はちょっと早めに劇場入りすることをオススメしますよ。

客席の埋まり具合ですが、予想していたよりもかなり入っていました。パッと見た感じだとちょっと年齢層が上だったかな?そんな客席の中に某有名脚本家さんのお姿を発見!かなーりの良席でご覧になってました。カテコも最後まで楽しまれていたようです。


主な出演者
リサ:瀬奈じゅん、アクセル:橋本さとし、フレッド:泉見洋平、コスタ:戸井勝海、船長:阿部裕、主任客席係:武岡淳一、オットー:村井国夫、マリア:浅丘ルリ子、フローリアン:吉井一肇


以下、ネタバレを含んだ感想です。







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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : ミュージカル

[ 2011/11/15 23:39 ] Musical観劇作品 | TB(-) | CM(0)

シャウトする刑事

久しぶりに加藤虎ノ介くんの話題を。

先日放送されたテレビ東京系ドラマ『鉢植えを買う女』に虎ノ介くんが出演、リアルタイムで見れなかったのですがようやく録画を見終わりました。虎ちゃんの事務所の先輩が何人か出てますね。主演の余さんもアルファさんだし。
あ、なにげに山口翔悟くんが出てたのが嬉しかった!

ストーリーはなんといいますか…粘着質なサスペンスドラマって印象でしょうか。けっこう私が苦手分野にしている系統のドラマだった…。
勤続年数が長いお局OL上浜楢江は金貸し業を社内で行い、その利益で高級な生活を送ることに生きがいを感じている。融通が利かなくて無愛想なので社内からは当然嫌われている女。そんな彼女が顧客の一人だった杉浦に惚れてしまった事で事態が暗転。杉浦の甘い言葉に乗ってその気になっていたが、ある日、彼には他にも多数女性がいることが判明。しかも彼が会社の大金を持ち逃げするという事件が発生。

ここまでの流れはだいたい60分くらい。虎ちゃんの出番はナシ(苦笑)。中盤まではなんとも艶っぽいシーンが続いておりまして・・・こりゃ、虎ちゃんの入る隙あるんだろうか!?とすら思ったその時!
杉浦が会社の金を持ち逃げしたことが警察の耳に入ったらしく、虎ちゃんの出番がついにやって来た。ハイ、今回の彼の役は犯人ではなく刑事でした(笑)。やっとこさ、不幸な犯人役から脱皮しつつあるのだろうか!?

で、その登場の仕方が不自然に派手(爆)。エレベーターの扉が閉まりそうなときに強引に「ちょっとスイマセン!」と入り込んできたのが虎ちゃんだったww。なんかシャツの前襟もかなり開いてて「フッ決まったぜ」みたいな雰囲気で思わず吹いたよ(笑)。
でもメインの刑事は佐藤二朗さん。いつもコミカルな役が多い二朗さんですが、今回は先輩刑事ということで珍しくちょっと抑えた雰囲気。逆に開放的だったのが虎ちゃんが演じてた権藤刑事(笑)。杉浦の行き先を余さん演じる楢江に迫ろうとするんですが…彼女は杉浦については全く知らぬ存ぜぬを貫き通している。それにイラついた虎@権藤刑事はそりゃまぁ、エライ剣幕で怒鳴って詰問するわけですよ(汗)。そんな彼の暴走を二朗さんがどうどうどうと宥めるという構図。ありゃ詰問と言うより恫喝だよ(爆)。

ここのところちょっとテレビドラマから離れていたからか、また少し芝居の加減が大きくなっていたような気がしたなぁ。叫ぶ時の気合がハンパないんだよ、虎ちゃん(笑)。画面の中から突き出てしまうかのような迫力でシャウトするから、その部分で個人的にはちょっと浮いたように思えてしまうことも…。
舞台ではそれが映える場合が多いけど、ドラマだともう少し工夫した叫び方にしてほしいなと思ってしまった。まぁ、これは私個人の勝手な考えなんですけどね。

で、現金持ち逃げの杉浦が楢江の元にやってくるわけですが…この男、ホントに最低な奴でして。まぁ、女性に対する扱いが全くなっていないというか、人間として言っちゃいけないようなことをポンポン言い放つわけですよ。田中哲司さんはこういう役柄がホントに上手いな(笑)。
それでついに楢江はプッツンして杉浦を撲殺。あの時の無表情さが怖かったよ!!そして彼女はいつもの花屋で大きめな鉢植えをいくつも買い込み、檜風呂に土を敷き詰め杉浦の遺体をそこに埋めてた・・・。なんか、これと似たような事件が近年あったような・・・。

そして再び刑事登場。しつこく杉浦のことを聞いてくるわけですが・・・虎@権藤刑事よ、年の差カップルをバッサリ斬り捨てるような物言いはどうかと思うぞ(爆)。40代と50代っていまや全く不思議じゃないですからw。
相変わらず血気にはやってイライラしっぱなしの虎ちゃんと、妙に落ち着いたようで不気味な怖さも滲ませていた二朗さん。この凸凹コンビ、マッチしているのかしていないのかもよく分からなかった(汗)。もう少し権藤刑事の力が抜けていればいい感じだったのかもしれないけどね。

で、結局は楢江の犯罪がバレるわけですが…、彼女、購入した土地に杉浦を埋めてその上に彼が好きだったガーベラの花を一面に植えてたよ…。どんな肥料ですか?と何も知らないで尋ねてきた老夫婦に「動物性の肥料」と話していたのがやたら怖かった…!!
しかしながら、全編通して一番怖い存在だったのは、食堂のオバチャン役の泉ピン子だったかもしれない(爆)

虎ちゃんの風貌はちょっと伸びた前髪に白髪のメッシュがかかった感じだったな。あれは、意図的に染めたんだろうか?でもちょっと老けて見えちゃうから…普通に黒くしいていたほうがよかった気がする?
なんか今回はちょっと辛口な意見になってしまったけれど、ラストシーンのほうの虎ちゃんの芝居は良かったです。また何かのドラマちょこちょこ出てほしいな。

そういえば北陸限定のNHKドラマ、全国放送は来年くらいですかね。あの虎ちゃんはかなりいい雰囲気っぽいので早く見てみたいです。


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : テレビドラマ

[ 2011/11/12 23:51 ] 加藤虎ノ介くん | TB(-) | CM(0)

劇団四季『美女と野獣』 11/11マチネ

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突然寒くなった雨の日ではありましたが…猫記念ではなくw大井町の夏劇場へ行ってきました。11月11日に、11回目のBB。気がつけば「1」尽くしの日(笑)。これは何かの啓示だろうか!?なーんてね(コグスワース風にw)

この日も団体さんが色々入っていたわけですが、学生の団体さんが劇場入りしていたのが開演の5分前くらいだった(汗)。雨で遅れが出たりしていたのだろうか?まぁ、これまでも時間通りには始まっていなかったわけですが、今回はさらに遅れていたような気がする。
そんなわけで、始まる前までの騒がしさがかなりすごくて…正直、この雰囲気で始められるんだろうかと心配になったくらいだった(汗)。時間も押してるし落ち着くのを待たないままオーバーチュアが出てきた、みたいな。幕が開いてヤング王子が出てきてもザワザワが止まらず、この先どうなるのか不安に思いましたが…ベルが出てきたあたりでようやく落ち着いてくれた。

こんな不安のスタートではありましたが…団体さんがいくつか入っていたので初見の人が特に多く、反応がすごくよかった!たぶん、夏公演を観てきた中で一番客席の反応がよかったんじゃなかろうか。
普段は拍手が出てこないところでもパーッと盛り上がったし、舞台の派手な演出には素直な「ワーッ」っていう歓声があちこちから聞こえてきた。それにガストンの酒場やビーアワゲストのナンバーになると曲が終わらないうちから拍手の嵐!!これは実に感動的だったなぁ。とにかく小さな子供からお年寄りの方までドッカンドッカン受けてた印象が強い舞台でした。
最初はどうなることかと思ったけど…こういう素直な反応のある舞台を観れたことは思わぬ収穫でした。こういうお客さんからの反応ってやっぱり役者さんにも届いているよね。途中からなんかテンションのギアが変わったような気がしましたから。舞台の上も客席も皆で楽しんだ舞台だった気がします。やっぱり来て良かった!

こんなに盛り上がっていたのにカーテンコールが通常通りだったのがちょっと残念だったなぁ(苦笑)。客電がついたら終わりってイメージだから仕方ないけど。でも、役者さんたち皆いい笑顔でよかった。洋輔くんと田島さんが手をつなぐ時ってなんか手ごたえ感じたみたいなグってやる仕草ありますね。この日は特にそれに力入ってたかもw。


主な出演者
ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:石波義人、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青木朗、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:倉斗絢子、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:牧野友紀


以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。





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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/11/12 01:48 ] 美女と野獣(四季) | TB(-) | CM(-)

『塚原卜伝』第6回 一つの太刀

見応え十分の時代劇『塚原卜伝』も気がつけば残すところあと2回か…。

剣術修行のために鹿島から出てきてからもう10年、新右衛門の剣はますます冴え渡っているようですが…多くの対戦相手を倒してきたことから精神的に不安定になっている様子。一番大きく影響を受けたのはやっぱり前回の奥津でしょうねぇ。そんな新右衛門の心の支えは鹿乃との一時でした。一緒に鼻歌歌ってる姿はなんだかホッとする…というか、癒されますねぇ。ホワッとした雰囲気の新右衛門が可愛いです。
それにしても、一人森の中で剣を振るう堺@新右衛門の立ち姿は実に美しい…!研ぎ澄まされた雰囲気がすごくある。

ある日、大内の警護を頼まれていた新右衛門はこれまで自分が倒してきた相手の亡霊の幻影を見る。でもその中に一番最初に対戦した牧元鬼がいなかったなぁ。すんごい高さまでジャンプしてインパクト絶大でしたがw新右衛門の妄想の中に入れてもらえなかったのか(苦笑)。
それにしても妄想の中でまで追い詰められているとは…相当心が疲れている証拠。特に奥津の挑発は亡霊になってもなんかえらい迫力で(汗)新右衛門も引き込まれそうになってしまう。それを引き止めたのは物忌様と真尋でした。
で、ふっと我に返った時に間者に襲われそうになり寸でのところで体が反応し助かった新右衛門。胸元のお守りがこんな形で役に立つとは!

新右衛門はどうやら大内と細川の商いの利権争いに完全に巻き込まれたらしく、ついには命まで狙われる羽目に。大内との商戦に敗北したヤスケン@細川の怒りっぷりはすごかったですね(笑)。汗かいて血管切れそうになってたよww。
剣術の腕は上げたものの、自分が振るう太刀の意味を見失い…さらには死の恐怖にも襲われた新右衛門は今一度自分を見つめなおすために鹿島へ戻ることを決意。神と向き合う剣を授かった者として常にストイックであろうとする姿はなんだかとても神々しく見えますね。その雰囲気は堺雅人さんにピッタリ合うような気がする。
それと時同じくして大内も山口へ帰ることになり平賀親子もそれに従うことに。鹿乃が密かに新右衛門に想いを寄せていると悟っていたお父ちゃんは密かに彼をスカウトしようとしますがすげなく断られ玉砕。娘にはキツイことを言っておいて、結局はこうして一緒に来ないかと誘うところがなんか可愛いですけどね、平賀さん(笑)。

鹿乃としては新右衛門と一緒に鹿島へ行きたいところですが、新右衛門はそれを心を鬼にして拒絶してしまう。ただ帰るってワケじゃないからね…。でも、思わず手を握ってしまうところからすると新右衛門もかなり鹿乃に想いを寄せていたんじゃないのかな。彼女が去ったあとの孤独感に満ちた表情がとても切なくて泣けました…。

そして長らく滞在した京都から出立する新右衛門と左門ですが…、そこには山本勘助の姿もあるじゃないか。新右衛門に剣術を習っていた勘助も一緒に旅立つのね…と思っていたら、故郷に近づいていた頃には勘助の姿はないじゃないですか(爆)。
いつの間に消えたんだ、勘助~~~(汗)!
これ、時間の都合でカットですかね…。放送回数が短いからなんかチョコチョコ切られてる気が…(苦笑)。勘助とどんな別れをしたのか気になるんだけどなぁ。

久しぶりに鹿島に戻った新右衛門を皆は喜んで迎え入れますが、当人の表情は冴えないまま。10年も修行に出て剣の腕も磨き鹿島の評判も上げたわけですが、かえって深い悩みに落ちてしまった新右衛門。どのくらい腕を上げたか剣の師匠でもある松本備前守と立ち合う事になりますが、その直前に木刀を置いてしまいます。
「心の中に巣食った闇を打払わなければ大先生とは戦えません」
と心の内を正直に語るところが新右衛門らしいですね。その真っ直ぐな心に打たれた備前守は、新右衛門の希望どおり千日間の参籠をさせてほしいと共に願い出てくれます。せっかく10年の修行から帰ってきたばかりなのにさらにまた千日も篭られるワケですから…お母さんはもとより、養父の塚原さんも良くは思わないですよね(苦笑)。

それでも新右衛門の決意は固い、ということで千日間の修行に突入。淡々と修行の日々をストイックにこなしていく新右衛門。髪は伸びるけれどちゃんとヒゲはそってたみたいですね。修行中もスッと姿勢を正して神に向かい合っている姿はなんだかどこか神々しい。こういう雰囲気はやっぱり堺さんにピッタリだと思います。
そして修行最終日、新右衛門は実家の卜部吉川家流祖・国摩真人の幻影と対峙する。自らと生き写しの幻影と剣を交えていくうちに『己を感じよ』と言う声が心の中に響いてくる。これ、オープニングで子供の新右衛門がもう一人と対峙したシーンとリンクしてたんですね。
いやあ・・・このシーンの堺さん見てたら、『蛮幽鬼』のサジを思い出しちゃったよ!あの時は悪魔みたいな男だったけど、今回はものすごくを感じる。澄み渡ったきりりとした目は確実に鹿島の神を捉えている感じ。なんだか見ていて心が洗われるというか…すごい神聖なものを見ている気持ちになった。

そしてついに、新右衛門は悟りを開く。
「見えた…!己は相手と共にある!これこそただ一つの剣の奥義!親神が下された唯一無二の剣、一つの太刀じゃ」
清々しい表情で鹿島の神に剣を捧げる新右衛門の立ち姿の美しいこと!!心を新たにして前に進む。新右衛門は無事に闇から生還したようです。

しかしながら、鹿島ではなにやら不穏な動きがある様子。特に高幹のあとを継いだお殿様がお城の建設に力を入れると言い出しているようで古参の家臣たちは不安を募らせてますね。この殿に入れ智恵していると思われる玉造がクセモノっぽいぞ!松田君、てっぱんのコーチから一転、今回は悪役ですね。どう暗躍していくのか!?
そして気がかりなのが備前守。新右衛門の師匠…。まさかこの二人が!?え、次回で最終回ですか!?まだまだ始まったばかり感が強いのにどうしてだ!!


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 時代劇

[ 2011/11/08 10:10 ] BS時代劇 塚原卜伝 | TB(-) | CM(0)

劇団四季『美女と野獣』 11/5マチネ

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予定に入れてなかったのですが…運よくものすごい良席が手に入りまして…飯田ビーストにまたしても会いに行ってしまいました。ちなみに前回と連荘ではありません、さすがに(笑)。公演回数も微妙に進んでますしw。
そして数えてみたら…美女と野獣の夏劇場公演が今回でついに10回目となったようです。始まった当初はまさかこんなに通うことになるとは思っていなかったのでビックリです。96年~98年の赤坂公演を見に行った回数をついに超えてしまった…(←あの当時は2年半の間に7回だったので 爆)

ちなみに…先日部屋の大掃除をしていたらこんな懐かしいウチワが出てきました。
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赤坂ミュージカル劇場杮落としの時の公演でもらったやつだよ…。懐かしいなぁ。この頃から坂本さんはベルやってたんだから本当にすごいですよね。

土曜日の昼ということで客席は1階席はかなりの埋まり具合。後方列のサイドもけっこう埋まっていて賑やかでした。団体さんもいくつか入っていたようですね。BBって団体を入れていない日のほうが少ない気がするんですが(汗)、何はともあれ空席がいつもより少ないというのはホッとするものです。
初めてのお客さんもかなり多かったらしく、反応もなかなかよかったんですが…前回のほうが盛り上がっていたかな。拍手をするところで出なかったり、なんていうシーンもあったので。カーテンコールも通常通りでお開きになってしまったのでちょっと残念に思ってしまいました(たぶん、前回が奇跡的によかったんだと思うけど)

さて舞台本編ですが…つい先日バックステージツアーを体験したのでいつも以上にセットの動きにやたら注目して見てしまいました。"あぁ、このセットは人力で動かしているんだな"とか"スタッフさんが後ろで支えてるんだな"とか"ここで舞台監督さんがキュー出してるんだろうな"とか…、なんかすごいマニアックな見方になったかもしれない(笑)。
でもそのおかげですごく新鮮な観劇が出来てとても楽しかったです。この前のバクステの模様が四季の公式にアップされていましたが、どうやら小道具展示は急遽入った新しいコーナーだったみたいですね。ラッキー!!ベルの本とか今回マジマジと見ちゃいましたよ(笑)。次回は来年あるとのことですが、もし観劇日になっていたらまた参加してみたいなと思いました。聞きそびれた質問とかもあるのでw。


主な出演者
ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:石波義人、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:中嶋徹、コッグスワース:青羽剛、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:倉斗絢子、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:川良美由紀

前回の観劇からまだ日が浅いのでさすがにキャストは変わっていません(汗)。



以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。





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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/11/07 17:05 ] 美女と野獣(四季) | TB(-) | CM(-)

劇団四季『美女と野獣』 11/2マチネ

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劇団四季の『美女と野獣』を観にまたまた大井町まで行って来ました。とはいっても、この日はイベントがありましたのでちょっと計画的(キャストチェックした上ですがw)
開場してから受付が始まるのですが、猫の時とは違って並び具合はかなりの余裕っぷり(汗)。この前のオフステの時もけっこう遅いほうだったと思うのに前のほうだったしねぇ…。というわけで、開場の時間から少し経って申し込みしたにもかかわらずかなり前のほうのグループになりました(笑)。

ちなみにこの日のイベントはバックステージツアー。美女と野獣の舞台の裏側をいくつかの班に分かれて回るというもので、セットや小道具など見せられる範囲のものはかなりたくさん案内してくれたと思います。見せられない部分については「魔法なので」という言葉で片付けられます(笑)。ディズニー側からきつくお達しが出てるらしいですね。
このバックステージの模様についてはちょいちょいネタバレ含んでますので、後ほど追記にかきたいと思いますが…なにぶん、メモを取れなかったもので記憶がけっこう曖昧です(爆)。スミマセン。

さて、この日も団体さんがけっこう入っていたようですが…今回は大人な方々だったので場内はとても落ち着いた雰囲気でした。客席も中央は後ろのほうまで埋まっていたし、なんだかホッとしてしまった。
さらには、初見のお客さん…というか、団体さんの反応が非常によくて!!これが一番嬉しかったなぁ。普段見慣れてしまってあまり笑いが起こらないシーンとかでもけっこう笑い声が響いてたりして。コグスワースの「バラック」発言がやたらウケてたのには驚いてかえって笑ってしまいました(笑)。青羽さん、嬉しかったんじゃないかな?なんて思っちゃった。感動するところではすすり泣きの声もあちこちからいつも以上に聞こえてきたし、本当にとってもいい雰囲気での観劇ができました。

そしてカーテンコール!!たぶん通常よりも3回は多かったんじゃないかなぁ。あんなに盛り上がったカーテンコールを観たのは去年のクリスマスカテコ以来かもしれない。ただでさえストーリーに感動して涙していた私なのですが、このカテコの熱さにさらに感動して胸いっぱいになりました。役者さんたちのとても嬉しそうな晴れ晴れとした表情がとっても印象的だったな…。
この日を観劇日に選んでよかったと、心から感じた瞬間でした。



主な出演者
ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:石波義人、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:中嶋徹、コッグスワース:青羽剛、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:倉斗絢子、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:川良美由紀


以下、ネタバレ含んだバクステの感想とキャスト中心感想です。





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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/11/04 17:27 ] 美女と野獣(四季) | TB(-) | CM(-)

10月の拍手御礼

涼しくなったり暖かくなったりの繰り返しだった10月、皆さんは体調崩されてはいませんか?私は不思議と今年はまだお医者さんのお世話になっていないんですよね。いつもこの時期はけっこう体調ヤバイので逆に心配…みたいな(苦笑)。とりあえず、早めにインフルエンザの予防接種は受けようと思います。

10月は予想外にけっこう色々なところへ行った気がします(汗)。
映画3回(うち2回はオペコン)、歌舞伎2回、舞台5本(うち四季4本)…こんなところ。
一時期は四季を観る機会を減らしていましたが、今月は思いがけず通ってしまった気がするw。やっぱりねぇ、大好きな役者さんが出てるとついつい劇場に会いに行きたくなってしまうんだよなぁ。私はミーハーなので一筋ってワケじゃないんだけど(爆)一度好きになったらかなり全力で応援したくなる性質なのでw。

そんな中で特別な想いで観劇したのが四季の「オペラ座の怪人」。あの日から約4年、哀しい思い出と懐かしい思い出の両方が押し寄せてくるような、なんだか胸の苦しくなるような観劇となりました…。



さて、10月もたくさんの拍手コメントありがとうございました。
以下10月8日から11月1日にいただきました拍手コメントに対するお返事です。なお鍵付きコメントを下さった方もお名前とコメント返しを掲載させて頂いています。もしも問題がありましたらメッセージ欄からお知らせください。アルファベット表記にさせていただきます。


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[ 2011/11/03 23:41 ] その他ひとこと | TB(-) | CM(-)

『塚原卜伝』第5回 最強の敵

京へやってきてから数年、様々な真剣勝負を繰り広げてきた新右衛門。そのどれにも勝利し続けているわけですが…知らず知らずのうちに心の迷路へ迷い込んでしまったようです。前回の放送で南永の血を洗いながら苦悩するシーンがありましたが、あの勝負が新右衛門の心に闇を落とすきっかけになったのかもしれません…。
それにしても、冒頭の左門との剣術稽古場面はゾクっっとしましたねぇ!!予告で見た時からものすごく気になっていたんですけど…

堺@新右衛門の目の鋭さ!!!

いやぁ、あれにはシビれました!堺雅人、こんなすごい表情も出来るのかと!まるで獲物を狙って滑降してくる鷹のよう。あの眼力で新右衛門の心の中に修羅が住みついてしまったのだとすぐに分かりましたから。ありゃ左門も恐れを抱くはずだよ。
かと思えば、突然勝負を挑みにやって来た佐伯に対しては攻撃的というよりかは無の境地のような目をしていた。構えだけで相手を威嚇し撃退するシーンではありましたが、あれ演じるのってすごく難しいと思いますよ。だけど堺さんの芝居は全く無理しているように見えず、彼の周りには静かに燃え盛る蒼白い炎のオーラみたいなのすら感じさせた。
冒頭の短い場面ではありましたが、なんだかものすごく濃密なすごい映像を見たような気分になりました。堺雅人、恐るべし!!

気がついてみると、自分の周りにはもう手ごたえのある勝負のできる者はいなくなってしまったのではと思い始めた新右衛門。左門にボソッとより強気相手を求めて京を出たいと申し出るのですが、その表情は曇ったまま。そんな若に左門はまだまだ強い相手はいるし、慢心は油断に繋がるのだと諌めます。左門、これまで翻弄されっぱなしのイメージがあったけど、さすが新右衛門よりも人生経験を積んでいるだけあって冷静ですね。なんか久しぶりに左門が大きな男に見えたぞ!でも、演じてる平さんって…実際は堺さんよりも年下ですよね(汗)。あぁ、役者って本当にすごいわ。
しかしながら、その言葉は新右衛門に届いている様子がない。暗い目をして自分と互角に戦える相手と立ち合いたいという気持ちだけが逸っているように見える…。こういうときが一番危険なんだけど、本人にはその自覚がないんだよね…。

大内屋敷にやって来た美津さんは平賀さんとなにやら怪しい雰囲気に!?もう、この時の風間@平賀のデレっぷりがやったら危なくて吹いたよ(笑)。で、そんなタイミングの時にその部屋を訪れてしまう新右衛門。二人の怪しいやり取りを目撃した瞬間のオロオロした表情がめっちゃ可愛くてツボっっ(笑)。ダーク新右衛門が続いたからちょっとホッとしたよ。
屋敷を出たいと申し出た新右衛門でしたが、美津から京に彼よりも強いかもしれない男がいると聞いて俄然テンションが上がってしまう。まるで飢えた獣みたいになっちゃいましたね…。しかも、その名前があの路上ですれ違った感じのいい侍・奥津源三郎だということで新右衛門の表情に生気がみなぎる。あのすれ違った頃と表情がすっかり変わってしまったなぁ…ってちょっと寂しくなった。

さっそく意気揚々と奥津の屋敷を訪れて勝負を申し込む新右衛門でしたが…奥津は「私は剣を捨てた身ですゆえ」とあっけなく断られてしまう。より強き相手を求めて戦い続けることに飽きたとのことですが、新右衛門は納得が行かない様子。しかし奥津はそれは無間地獄でもありやがて心を病んでいくと静かに語ります。
「塚原殿は、剣を極めて何をするおつもりですか?」
その問いに明確な答えを出せない新右衛門ですが、時が来れば鹿島の神が導いてくれると言い切ります。そのあまりの真っ直ぐな心に奥津も感服した様子。そのあとも拍子抜けするくらい丁重な扱いを受けて違和感を抱いたまま屋敷を後にする二人。しかし左門は、奥津が人として見てはいけないものを見てしまったのではないか…と彼の心中に理解を示していましたね。

ところが、京で辻斬り事件が相次いで起こる事態が発生。その真犯人は…なんと奥津じゃないか!!あんなに穏やかそうに話していたのに信じられない~~!本当に人は表向きだけでは分からないものだなぁ。榎本さんの殺陣がまたものすごい殺気で怖いんですけど(汗)。さすがは武士だわ~。
その辻斬りの噂を聞いた平賀お父さん、新右衛門たちが風呂に行った隙にこっそりと新右衛門の刀をチェックしてる。コソ泥みたいだぞ、ヲイ(爆)。でも、そんな時に限って戻ってきちゃうんだよねぇ、本人が(笑)。誤魔化しようもなくて「アワアワアワ」って…もう大内家家臣の威厳形無しですなww。
しっかし、ヒドイよねぇ、辻斬りの犯人が新右衛門だって疑うなんてさ~。まぁ、それだけ平賀さんも新右衛門の最近の様子に危機感を抱いていたっていうことなんだろうけど。そして結局はまた犯人探しをお願いしちゃうことになるんだよね。その話を聞いて新右衛門の目がギラリと光ったのが印象的だった。

調査をしたところ、辻斬りの犯人が奥津であることが新右衛門たちの耳にも入ります。実際に会って丁重なもてなしを受けた新右衛門たちからすれば、そりゃ信じられないよなぁ。あんな裏の恐ろしい顔が奥津にあるなんて、あの対面では絶対分からないよ。
左門は奥津は何人もの相手と対戦しているうちに自分の心の闇に飲み込まれてしまったのではないかと話します。闇は悪人であろうが善人であろうが誰でも持っている…。それにいかに飲み込まれないようにするか…。うーーん、なんだか現代にも通じるような言葉だなぁと思った。新右衛門は南永の血を義尹から指摘された時に、もしかしたらその闇の中へ足を踏み入れつつあったのかもしれない…。

奥津が屋敷に戻ったと聞き、左門がとめるのも聞かずに一直線にそこへ向かう新右衛門。やっぱり翻弄されちゃうのね、左門(笑)。
屋敷に乗り込んだ新右衛門たちの目に飛び込んできたのは、斬った相手の血の着いた紙を並べ刀の手入れをしている奥津の姿だった…。こ、、怖い~~!!しかし、突然の訪問者を相手にしても冷静沈着な奥津。この前と同じように穏やかに接していたのですが、「なぜ刺客に身を落とした!?」という新右衛門の言葉に表情が豹変!!あの、突然殺人鬼のような顔になる榎本@奥津の迫力が尋常じゃなかった!
剣は人を殺める物だから何をしてもいいと笑いながら挑発してくる奥津の言葉にどんどん飲み込まれていく新右衛門。ついには庭先で勝負をすることになるわけですが、その直前にある若者が乱入してくる。なんと、若き日の山本勘助じゃないですか!しかも演じてるのが三浦アキフミくんか!俊兄ぃ~(笑)。それにしてもなんかイメージが違うなぁ、みたいな(汗)。全く剣術に明るくなさそうだしw、頭がキレルようにも見えなかったぞ。
記録によれば勘助は卜伝の教えを得たって書いてあるらしいので、その流れで出てきたのかも。だとすると、今後出番は?…あと2回しかないんだけどさぁ…(涙)

怪我をした勘助を美津のいる巴屋に運んだ新右衛門たち。その夜、左門は新右衛門に再度忠告します。かつて彼は「血に酔うことにおぼれていてはいずれ身を滅ぼします」と強く窘めていた。あの当時はまだその意味があまりよく理解していないような新右衛門でしたが、今になれば、その言葉が深く彼の心の奥に突き刺さっているはず。身を滅ぼしてしまったと思われるいい例が奥津ですからね…。彼の姿を真っ向から否定している新右衛門にとっては、自分が同じ道を進みつつあるという左門の言葉は到底認めたくないところです。そんな心揺れてる新右衛門を見ているのは、左門としては心配で堪らないだろうなぁ…。
左門の言葉を噛み締めるように、一人、自らの心にひたすら問いかけている新右衛門。殺人鬼と化してしまった奥津のような人間にだけはなりたくないと必死に自分を立て直そうとしてたんだろうなぁ…。なんだか見ていて苦しくなる(涙)。そう一番思っていたのは彼に想いを寄せている鹿乃かもしれませんね。

夜が明けて、団子屋の前でボーッとする新右衛門を心配する子供たち。何があったか知らないけど元気出さなきゃダメだ、みたいに慰められてる新右衛門が可愛いぞ!!っていうか、どちらが子供か分からないんだけど(笑)。めっちゃ情けない顔してるし、堺@新右衛門(笑)。なんかこういう表情見るとホッとするわ~。
しかし、気がつけばすぐ後ろには奥津の姿。背中を向け合ったまま静かな殺気を漂わせながら交わす二人の会話はものすごい緊迫感!人を斬った時の心の高ぶりを忘れられないはずだと奥津に挑発され心が乱れる新右衛門…。それはいくら否定したくても出来ない事実でもあるわけで答えに窮してしまう。
「おぬしと俺は似た者同士よ」
その言葉を最後に奥津は新右衛門の傍を離れます。その言葉だけは絶対に認めたくない新右衛門。おそらく彼は奥津化してしまう一歩手前まできてしまっているのかもしれないし、自分でもそれが分かっているんじゃないのかな。だから苦しいんだと思う。人間って本当に厄介な生き物だなって感じてしまった…。

そして再び奥津による辻斬り事件が発生。しかも斬られたのが細川の重臣らしい…。ヤスケン@高国がいきり立ってるのが目に浮かぶよ(汗)。もう黙っていられないということで、新右衛門たちは囮作戦で奥津をおびき出すことに。
奥津はおびき出されると分かった上でゴロツキを集めて待ち構えていた。そのゴロツキは左門たちが相手をすることになり、新右衛門は奥津と一対一の勝負に。それにしても左門、毎回毎回一人でかなりの大人数と闘う羽目になってるよな(汗)。それでも負けないんだから、もしかして一番強いのは左門なのかも!?

それにしても、堺@新右衛門と榎本@奥津の真剣勝負はこれまでの中で一番すごい迫力でしたなぁ!なんか、見ているこちらまでもが手に汗握るほどの緊張をしてしまうような…そんなすごい勝負。榎本さんは普段から剣術のお稽古をやっているというだけあって、二刀流の殺陣がお見事!!そしてそれに対抗している堺さんの殺陣も激しいながらも型が崩れてなくて本当に素晴らしい!
勝負をしているなかで奥津は「やっと昔の自分に巡り会えた」と新右衛門を挑発し続けます。それゆえに殺したくなった、という言葉に激高して剣を振り下ろす新右衛門。あんな激しい新右衛門、初めてかも…。さらに新右衛門の闘争心をかきたてようと言葉の挑発を連発してくる奥津。自分にそっくりだと言われれば言われるほど、新右衛門の心は乱れ激しい怒りと共にがむしゃらに進んでいく。
「お前とは違う!!俺は…俺だ!!」
奥津との戦いは新右衛門にとってはすなわち自らの心の闇との戦いだったように見える。奥津はそれを見越した上で、新右衛門を挑発して闇の世界へ引きずり込もうとしていたのかもしれない。狂気に満ちた榎本@奥津の目と、自らの闇と対峙しそこから脱しようと必死の堺@新右衛門の目がすごい強烈で思わず息を呑みました!!

そして激しい斬り合いの末に、新右衛門は奥津を倒します。新右衛門の突き立てた剣を自らの手でさらに深く刺すあたりが奥津の怖いところ。人を斬ることの味を新右衛門に最後の最後まで植えつけようとしていた様にすら思えた…。
「いずれお主にも分かる」
そう言い残し不気味な笑顔を浮かべたまま奥津は息を引き取ります。奥津を倒した新右衛門ですが、この戦いでさらに苦悩が深くなったように思えます…。夜、自らの迷いを打ち消すかのように鹿島の剣を振るう新右衛門ですが逆に自らを追い込んでいるようで切なかった(涙)。

はぁ…、今回は本当に見応え満点でしたな!次回はさらに新右衛門を苦悩させる事件が待っているらしい!?どうなっちゃうの~!?


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テーマ : 時代劇

[ 2011/11/01 15:52 ] BS時代劇 塚原卜伝 | TB(-) | CM(0)