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エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます

劇団四季『美女と野獣』 10/28マチネ

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約2ヶ月ぶりに夏劇場の『美女と野獣』を観に行ってきました。しかも前日予約で取ったという超突発です(笑)。
というのも、今週の火曜日に突然ビーストが飯田洋輔くんにチェンジしたことを知りテンションアップしたからでしてw。猫の記念日直前でキャストを外れた洋輔くんがいつBBに戻ってくるのか息を潜めて待っていたんですけど…予想より早くにビースト入りになったので正直ちょっと驚きました。あと1週間はお休みかなと思ってたので。でもこれは、本当に素直に嬉しい!!

で、予定ではBBのバクステイベント日まで待つはずだったんですけど…なんか、気持ちがはやっちゃって待ちきれなくて…ついつい前日予約で購入してしまった(爆)。その代わり終わったらトンボ返りなわけですが…、それでも横浜よりも近いので助かる。
ここまで飯田ビースト待ち焦がれてる人っているんだろうか(←熱すぎるだろう、自分 汗)

この日は若い団体さんが何グループか入ってまして、2階席の開演前の賑やかさといったらすごかったです(汗)。でも空席ばかりの劇場になるよりかははるかにいいなとは思います。1階席の後方はけっこう寂しいことになってるし…。
約7分か8分くらい遅れてオープニングの音楽が始まったんですが、その途端に盛大な拍手とヒューヒュー声が(笑)。団体さんが入るとどこの劇場でもこういう現象がけっこう多くて戸惑うんですけど(汗)会場の空気が温まるっていう意味ではいいのかもしれません。カーテンコールでの盛大な拍手なんかは客席の私も嬉しくなっちゃいますしね。いくつかブラボーの声もかかっていたし、飯田君たち役者さんも嬉しそうで最後まで2階席に視線を送りながら手を振り続けていた姿が印象的でした。


主な出演者
ビースト:飯田洋輔、ベル:高木美果、モリース:石波義人、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:中嶋徹、コッグスワース:青羽剛、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:倉斗絢子、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:川良美由紀


以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。





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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/10/29 14:36 ] 美女と野獣(四季) | TB(-) | CM(-)

2011年秋ドラマ視聴状況

秋ドラマもようやく出揃ってきたようなので、一応私が今の時点で視聴しているものをいくつか挙げてみたいと思います。


しっかり見てるドラマ

カーネーション(NHK)
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佐藤直紀

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10月から始まった朝の連続テレビ小説です。前の「おひさま」の失速感が激しすぎたためか、今のところは面白く見ているのですがなんとなく疑心暗鬼になってしまいます(苦笑)。今回はモデルになる人物がいるのでそんな大崩はしないと思いたいのですが…どうでしょうか。
でもまぁ、面白いけど、録画するほどではないかな。ただ佐藤直紀さんの音楽は好きです。龍馬伝の音楽も担当された方ですしね。期待しています。


妖怪人間ベム(日テレ系)
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♪俺たち、よーかーい人間なのさっ♪って音楽が耳についてはなれない(笑)。60年代のアニメを実写化したものですが…これを見ようと思った理由はただ一つ。北村一輝さんが"心が優し過ぎて手柄を立てられない刑事"を演じるからです!これまではそれとは対極の役柄がほとんどだったのですが、ここにきて、ようやくすごい善人の役柄が北村さんに来ようとはっっ!それが嬉しくて、そのためだけに視聴決定(笑)。まぁ、後半豹変しないことを願いたいんですけど。
とりあえず第1話を見ましたが、北村さん目当て以外でも、ドラマとしてけっこう面白かったのでよかったです。ベラの杏ちゃんがかなりハマってるかも(笑)。今後も楽しみな作品。


私はラブ・リーガル2
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WOWOWで始まった海外ドラマ。シーズン1は見ていないのですが、流れで何となくわかったので2も楽しく見れています。アグリーベティが終わってしまってから、なんか海外ドラマが恋しくなっちゃったんですよね(汗)。個人的に韓流は肌に合わないのでアメリカ系ドラマで色々探してたらWOWOWにあったのがこれ。本場ではシーズン4製作まで進んでいるらしく今後の展開も気になります。


見ようと思って録画がたまっているドラマ(汗)


HUNTER(フジ系)
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倉木麻衣

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米倉さんはあまり好きな女優さんではありませんが、谷原章介さんが面白そうな役柄で出ているので録画中。けっこう話が進んでいるのにまだ見れてません(汗)。


ビターシュガー(NHK)
虹色天気雨虹色天気雨
大島 真寿美

小学館 2006-10-20
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このドラマはまだ内容を把握していないのですが(汗)…宅間孝行さんがちょこちょこ出てくるというので録画中。こっちも早く見なければ…!


僕とスターの99日(フジ系)
フジテレビ系ドラマ「僕とスターの99日」オリジナルサウンドトラックフジテレビ系ドラマ「僕とスターの99日」オリジナルサウンドトラック
Original TV Drama Soundtrack

ポニーキャニオン 2011-11-30
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なにやら韓国の役者さんが出てくるドラマということですが、恋愛ドラマとしてちょっと興味があったので録画してみましたがまだ見れていません(爆)。面白いのかも謎…。


視聴断念したドラマ


南極大陸(TBS系)
荒野より荒野より
中島みゆき

ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2011-11-16
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堺雅人さんがけっこういい役柄で出ているので、第1回目を見たんですが…始まって15分くらいでリタイア決定(爆)。堺さんの役柄にはすごく惹かれたんだけど、それ以上にキムタクが駄目でした…。


それから、番外編でアニメ。『ちはやふる』は毎週欠かさず見ています。いつかドラマ化されるかもって思ってましたが、アニメが先でしたね。絵がきれいだし競技カルタにも興味が沸きます。

あと、終わってしまったドラマで…BSスカパー開局記念で放送された『Oh!デビー』。ミュージカル劇団を題材にした作品で、さらには葛山信吾さんが出ているということで楽しみにしていたドラマ。これを見るためだけにスカパーe2を申し込んだくらいです(笑)。
でも、全4回と短過ぎたせいかラストのグダグダがハンパなかった…。特に葛山さん演じる南条さんの描き方があまりにも中途半端すぎるよーー(涙)。と、ちょっとがっかりな最終回でした…。


『江』はもうすぐ終わりますね…。主人公夫婦がいなければまぁまぁ普通に見れるようにはなった気がしますが…それにしても駄作は駄作。秀頼を演じてる太賀くんだけはちょっといいなと思うけど、あとはねぇ。
とりあえず、早く終わってほしいよ。…っていうか、終わり間際なのにまだ大阪の陣やってるって…これ、主役は結局、江ではなくて淀だったとしか思えないな(苦笑)



ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : テレビドラマ

[ 2011/10/28 10:54 ] その他ドラマ感想 | TB(-) | CM(2)

劇団四季『ソング&ダンス-The Spirit-』 10/26マチネ

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四季劇場秋で今月から始まった『ソング&ダンス』シリーズ最新作The Spiritを観に行ってきました。何年ぶりだろうなぁ、秋劇場に行くの。すぐ近くに真新しい大きなビルができていてビックリした(汗)。
昨年の東京ファイナル公演から約1年、装いも新たに登場した新作で今回がもう5作目になるそうです。ミュージカルナンバーが散りばめられていて加藤敬二さんによる色んなアレンジの楽曲が楽しめるので個人的にはけっこう好きなんですよね。

で、今回のソンダンは観た人の感想を読む限りだと賛否両論の意見が飛び交っていて実は観劇前からあまりテンションがあがっていなかった私(苦笑)。でもチケットは確保してあるし、百聞は一見にしかずということもあるのでとりあえず自分の目で確かめようと思いました。
で、観終わったあとの率直な感想ですが…、想像していたよりも違和感は少なかったかなという印象。歌謡曲や演歌もなかなか上手くアレンジされてて「ほほぉ、そう来るか」みたいなシーンが多くけっこう楽しめました。が、首を傾げたくなるようなナンバーがあったのも確か(苦笑)。もう1回くらいは見てみたいかもとは思いましたが、何回も通ってまでは観なくていいなというのが正直なところです。

55ステップの時と同じように舞台上部には生バンドが勢ぞろいしていたのはよかった。やはりこういう演目は生演奏じゃないとね!それから舞台をセットするスタッフさんたちが前回以上に忙しそうに動いていたのも印象的でした。階段を動かす場面が多かったからね~。ホント、お疲れさまですって思ってしまった。
そして役者さんたちは今回も熱い!!最初から最後まで全速力です。普段やりなれていない楽器を弾く場面もきっちりこなしていたのはさすがです。まさにスピリットですね。皆さんのその熱さにとても感動しました。
カーテンコールも盛り上がり、客電がついた後も何度もキャストが出てきてくれて…最後は総スタンディング状態でした。まだまだ客席も1階席は8割以上埋まっている感じだったのでそれもよかったです。


ヴォーカルパート
阿久津陽一郎、李涛、種井静夫、飯田達郎、青山弥生、井上智恵、真優香
コーラスパート
真田司、神永東吾、廣瀬聖人、光田健一
ダンスパート
荻原隆匡、朱涛、玉井晴章、西尾健治、水原俊、大森瑞樹、斎藤洋一郎、斎藤准一郎、加藤久美子、須田綾乃、井上佳奈、相馬杏奈、相原茜、相原萌、宮田愛、駅田郁美


以下、ネタバレの感想


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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/10/27 12:56 ] ソング&ダンス(四季) | TB(-) | CM(-)

『塚原卜伝』第4回 一拍子の太刀

このドラマ、全部で7回しかないので話が進むのが早いですね(汗)。せっかくいい作品なのに本当に勿体ない。ストーリーの冒頭で足利義澄との戦で新右衛門が手柄を立てたことがサラリと語られててちょっとビックリしました。戦場で活躍している堺@新右衛門や平@左門の姿も激しく見たかったぞ!!
そんな混沌とした時代ではありましたが、オープニングは巴屋での平和な一幕からスタートでなんだかちょっと癒されました。特に左門たちから鹿乃とのことを冷やかされて咳き込む新右衛門はやったら可愛かったぁぁ!!こういうちょっとした仕草もなんだかとても魅力的に演じるよなぁ、堺雅人さん。
どうやら新右衛門、鹿乃にはけっこう恋心が動いているようですね。

しかしながら、新右衛門の剣豪としての名声が高まることでそれを面白くなく思う人物も。その一人が安田顕さんが演じている細川高国です。このヤスケンの演じてる高国がとにかく不気味でねぇ。思ってた以上に存在感を発揮してるぞ、ヤスケン!
将軍足利義尹から褒美の太刀をもらった新右衛門は何のために京へ来たのか尋ねられ「鹿島の太刀を世に広めるためにございます」と答える。他にほしいものは何もないと言い切る新右衛門の言葉に義尹は感服した様子でしたが、大内や細川は逆に畏れに似た感情を抱いたように見えました。特に高国の目線が怖っっ!!たかが一介の客分のクセに将軍と同じ席に着くとは何事かとチクチクチクチク嫌味を言ってます(苦笑)。嫌な男だねぇ、高国~w。
しかも、それに対して義興がさりげなく反論するみたいなことになっちゃって、新右衛門はますます居づらい状況に。晴れの席のはずなのにとんだことになってしまい、あれは気の毒だよなぁ。なんだか新右衛門の周囲がのっぴきならない様子になっていて心配になってしまう。 

で、気持ちの収まらない高国がもう一度御前試合をしてその強さを示せと挑発してきて義尹も了承してしまう。命のやり取りを余興という形でしなければならないことへの嫌悪感を抱く新右衛門。祝いの席も自分の居場所ではないと感じてしまったようで現在の自分の立場に戸惑いを覚えている様子。
純粋な新右衛門にとっては、あの乱痴気騒ぎのような場は確かに相応しくないよな。改めて鹿島の故里を懐かしむ新右衛門でしたが…鹿島は鹿島で大変なことになっているらしい。血気盛んな鹿島の殿は周囲が止めるのも聞かずに戦を始めると息巻いているようです。

そんな折、新右衛門たちは謎の剣士・南永の真剣勝負の場に出くわす。仮面を被り大薙刀を振り回す謎の大男。勝負には遅れてやってくるし、負けを認めた相手を斬り殺してしまうし…その振る舞いはあまりにも残忍。
その様子を見ていた新右衛門は居ても立っても居られずに南永を追いかけ、なぜ負けを認めた者の命を奪ったのかと問いただします。こういうまっすぐなところはいかにも新右衛門らしい。そんな彼の問いに対し、
「死ぬのが怖いか?人は必ず死ぬ。なぜこの世に生まれてきたのか知らず、どこへ行くのか知らぬまま、ただ去るのみ」
と語り音もなく新右衛門の首筋に薙刀の刃をつきつける南永。その静かな迫力に新右衛門は一歩も動けなかった。そんな自分に酷くショックを受けているようで左門の必死の慰めも耳には届いていません。剣豪としての自信があのとき打ち砕かれちゃったのかなぁ。あんなに凹んでる新右衛門見るの初めてだよ…。

そんな時に2度目の御前試合での対戦相手が決まったわけですが…それが南永だという運命の巡り合わせ。そりゃ顔色も悪くなるよ。剣豪としての自信を失わされてしまった相手だからねぇ。
その日から左門との猛特訓が始まるわけですが、何度やっても仮想南永に太刀打ちできない新右衛門。今まであんなに苦しんだ稽古している新右衛門は見たことがない。
鹿乃からは「御前試合を断ってもよかったのに」と言われても「それが私の生き方です」と不器用な返答しかできない新右衛門。決して死なないでほしいという誓いを立ててほしいという彼女の切なる願いも「守れぬ誓いは立てられません」という言葉で遮られてしまう。新右衛門は鹿乃さんの想いを感じ取っているのかもしれませんね。だからこそ立てられない「死なない」という約束…。あぁ、切ないわぁ…。
「俺とて死にとうはない…」
と苦しそうに呟く新右衛門が切なくて胸が痛みました(涙)。
その時以来、死の恐怖と向き合うようになった新右衛門。寝ていても御前試合に破れて南永に鹿乃ともども斬り殺される夢を見て目覚めてしまう…。夢で斬られたときの堺@新右衛門の回転がすごかったな…とちょっと違うことを考えてしまった私ですが(汗)あんな風にはなってほしくないよ~~!

こんな緊迫した状況の中での新右衛門と子供たちとのシーンは心温まる…というか、癒されますなぁ。一緒に雲を眺めているときの表情は本当に子供のように無邪気で可愛い!堺さんがあそこまで少年っぽく見えることがすごいとも思ってしまうよ(笑)。
そこにやってきた美津さんに思わず明日の御前試合に勝つ自信がないと弱音を吐いてしまう新右衛門。そんな彼に美津は大内と細川のケンカに付き合うことはないと言います。どうやら商いの利権を巡って両家は激しく火花を散らしているらしい。新右衛門はまさにそのケンカに巻き込まれてしまっているということなんですね…。
しかし、もう後には引けない新右衛門。なんとしても勝つ手立てを見出すべく左門との特訓に励むものの活路は見出せず苦しんでいます…。ますます近づいてくる死の影…。

寝苦しい夜を迎えている新右衛門の枕元に鹿乃が現れるシーンはちょっと艶っぽくて印象的でした。鹿乃さんからすれば、これが最後の夜になってしまうかもしれない新右衛門の傍に少しの間でもいいから行きたかったんでしょうね…。お互いにハッと顔を見合わせたあと目を背けてしまうところが何とも切なかった。
様々な想いが渦巻く中、夜中に一人鹿島の太刀を振るう新右衛門。そんな彼を心配そうに見つめているしかない左門も切ない…。

そしてついにやって来た御前試合。細川高国はもう勝ったような気でいる様子でさっそく大内義興を威嚇している(苦笑)。ヤスケンが怪しすぎる~~!
ところが、大方の予想を覆し勝負は一瞬のうちで決まってしまいます。死を覚悟し無の境地で相手の懐に進んでいった新右衛門は南永が戦いの構えに入る寸前咄嗟に刀を振り下ろす。気がついたときには目の前に南永が倒れていました…。まさかあんな一瞬で勝負が決まるとは私もビックリだったよ!新右衛門もあまりの予想外な勝負の結末にしばらく呆然としていたくらいだった。
ここで初めて南永の素顔が分かるわけですが、この方、ソフトバンク白戸家のお兄さんで有名なダンテ・カーヴァーさんですね。現場では堺さんからとても優しくされて感動したと新聞のインタビューに裏話が載ってました。まさにヨソウガイな結末を迎えてしまったダンテさんの南永だったね(汗)。

まさかの一瞬の敗北に面目丸つぶれ状態になってしまった高国は激高。怒りに任せて南永の遺体に刃を突きたてようとするのですが、それを新右衛門は必死になって阻止しようとします。
「立会いに敗れたとはいえ、細川様の名代として命を懸けて戦った者にございます!!」
南永の遺体を庇うように必死に訴える新右衛門の姿になんだかすごい感動してしまった。命がけで戦った相手への敬意が彼の表情にくっきり表れていました。本当に心が澄んだ武士の手本になるような男だなぁと…。しかし、そんな彼に義尹はおびえた目つきで
「お前の手は南永の血で真っ赤や。きれいやのぅ…」
と言い残して去っていく。この言葉を聞いた瞬間、自らの手で相手の命を奪ったという事実と向き合うことになった新右衛門。いくら洗っても消えない敗者の血に戸惑いを隠せない。泣きながら胸に飛び込んできた鹿乃をその手で抱き止めることができなかった新右衛門の姿が悲しく映りました…。

その翌年、鹿島では大変なことが!なんと…家臣の反対を押し切って下総との戦に臨んだ城主・景幹が深手を折って命を落としてしまいます。えぇ!?ご城主様、もうご臨終!?あの鉄砲水っぽい荒さがけっこう好きだったのになぁ。あまりにも呆気ない最期にビックリだよ(汗)。
そうとは知らぬ新右衛門は子供たちとのんびり団子を食べた後、奥津源三郎という人物と出会います。なにやら不敵な匂いのするこの御仁、今後新右衛門とどのように関わっていくのか気になります。次回予告の新右衛門の激しさは必見!!堺さんのすごい眼力に予告から圧倒されたので本当に楽しみ!



ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 時代劇

[ 2011/10/26 08:07 ] BS時代劇 塚原卜伝 | TB(-) | CM(0)

映画『オペラ座の怪人』25周年記念公演inロンドン

ミュージカル『オペラ座の怪人』が世界初演されてから今年で25周年になるのを記念して、今年10月1日と2日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでコンサートが行われました。その公演の模様が日本でも期間限定ながら映画館で上演されるということで、とりあえず一番早く観れる東京のTOHOシネマズスカラ座へ足を運びました。
レミゼのコンサートも25周年のコンサートの模様を今年頭に上映したようですが、こちらは完全版ではないのでテレビオンリーで済ませてしまった(汗)。しかし、POTO(←ファントムオブジオペラの略)は完全版!これは何としても大画面の大音量で聞かなければ後悔するっ!てなわけで、ちょっと足を伸ばした私。



スカラ座は初めて入りましたが、スクリーンが超巨大!客席も600以上あるようでその規模にまずビックリ(笑)。昼の部の上映を見たのですが、後ろ半分はほとんど埋まっていたような気がします。この映画はとても短い期間でしか上映されないのでほとんど宣伝も打っていないのですが(汗)知っている人はみんな分かっているんだなぁと感心してしまいました(えっ?私も?w)

で…見終わったあとの感想ですが…、感動!なんて一言では語れないほどの衝撃でした。驚愕!!私が最も観たいと思っている『オペラ座の怪人』がそこにあった!!
コンサート形式という名目にはなっていますが、実際に見た感じではちょこちょこ演出は変わっていたもののほぼ本番舞台のままだったので、まるで海外公演を観に行ったような感覚にさせられます。私は日本でしか『オペラ座の怪人』を観たことがないので、そういった意味では本当に新鮮…というか、衝撃の連続でしたね。圧倒されっぱなしでした。

記念公演のためにオーケストラや出演人物の多さがケタ違いなので、当然普通の公演よりも厚みはあるわけなのですが、私が一番衝撃を受けたのは役者さんたちの歌と芝居です。おそらくあんな熱い火傷してしまいそうな雰囲気と緊迫感は日本では今後も味わえないような気がする。
わたしは以前上映されたミュージカル映画『オペラ座の怪人』が本当に大好きで20回以上も映画館へ足を運んでいたのですが(笑)あの時魅せられていたのがジェラルド・バトラーさん演じるファントムの熱さと激しさでした。歌はロック調だったので多少の違和感はあったもののそれ以上に感情表現がものすごく豊かな彼のファントムに夢中だった。
そう、私はどちらかというと感情が表にガッと出てくるような芝居にものすごく惹かれる傾向にあるんですよ。こればかりは個人の好みの問題なので何ともいえませんが、この前見た四季の舞台はそういった点では物足りなさを感じてしまったんですよね。そんな心のちょっとした不完全燃焼感を一気に解消してくれたのがこの25周年記念公演の映像でした。

特にファントム・クリスティーヌ・ラウルの3人が対峙した時の歌と芝居のぶつかり合いは衝撃的でしたね。なんていうか、魂のぶつかり合いみたいな雰囲気。芝居の格闘技みたいなそんな感覚すら起こったくらい。それぞれが、それぞれの愛を求めて必死にせめぎあっているのがビリビリビリビリ伝わってきて思わずこみ上げてしまったくらいです。あぁ、『オペラ座の怪人』ってこんなに熱く切なく愛を巡って葛藤するドラマだったんだ…と初めて実感した気がしました。
クライマックスのそれぞれの結末…、あの時の3人の感情表現が素晴らしい!!まさに心が震える芝居。久しぶりにクライマックスで号泣した気がします。熱い感情がああもピタリと歌声にハマっていることのすごさに驚愕。本場の迫力をまざまざと見せつけられたような…そんな気すらしてしまいました。

ファントムを演じたラミン・カリムルーはレミコン25周年でアンジョルラスを演じた人だそうですね。あの時と雰囲気が違う役柄なわけですが…ほんっっとに素晴らしかったです!!ファントムの心の内を抉り出しているかのようなあの芝居。歌の素晴らしさは言うまでもないんですが、私は彼のあの芝居に魅せられました。
とにかく感情表現がとても豊か。それなのにヒステリックな感じはなくて触れれば一瞬にして崩れてしまいそうな繊細さをとても上手く表現している。すべてが変わるクライマックスのあの瞬間の芝居は言葉では言い表せないほどの感動を受けました。孤独で破滅寸前の心に温かさが加わった時、その瞬間の何ともいえないような混乱とそして静寂…。今まであんなファントムは観たことがなかったかもしれない。まさに私が心のなかで求めているファントム像がそこにあったことが何よりも嬉しかったし衝撃でもありました。

あの芝居が見られるのならば、今すぐにでもロンドンに飛んで行きたいかも…。


カーテンコールも恐らく最後までの様子が上映の中に入っていたのではと思います。
アンドリュー・ロイド・ウェバーが登場し、感謝の気持ちを切々と語っていたのが印象的。一時期体調を崩したというニュースが出て心配していたのですが、とても元気そうだったのでホッとしました。こんなちょっとお茶目で可愛いおじさんが、あんなすごい作品を産み出してるなんて…って思ったなぁ(笑)。
さらにはそのあとにプロデューサーのキャメロン・マッキントッシュやロイドウェバーの前の奥さんでもあるw初代クリスティーヌのサラ・ブライトマン、さらには初代ファントムのマイケル・クロフォードも登場!サラはちょっと貫禄ついた感じ?
そして、新旧4人のファントムが奥から現れて初代クリスのサラと『ファントム・ジ・オペラ』を歌うという超贅沢コーナーが!!コルム・ウィルキンソン(カナダ初演キャスト)、アンソニー・ウォーロウ(オーストラリア初演キャスト)、ジョン・オーエン・ジョーンズ(現ロンドン公演キャスト)、ピーター・ジョバック(次期ロンドン公演キャスト)そして25周年ファントムを演じたラミン・カリムルー「sing for me!!」の連発は圧巻だったなぁ。そういえばコルム・ウイルキンソンさんはレミゼのオリジナルキャスト・バルジャンでもありますよね。
そのまま『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』も歌ってくれて…もう、それぞれの歌声に感動のあまりまたまた涙が(泣)。本当に贅沢すぎるほど贅沢な記念コンサートでした。

ちなみに重要アイテムであるシャンデリアの迫力はすごかったですね。あれ、映画版で使ったものなんだとか。有名な1幕クライマックスシーンはどうするのかと思ったら…あれはあれでまたド派手な演出で盛り上げててビックリしました。っていうか、客席大丈夫だったのかな・・・とか思ったけど(汗)。
そうそう、字幕は…劇団四季の代表が担当してました(苦笑)。あの名前見るだけでなんとなくゲンナリになるんですが…あの方が担当しているということなので四季版とほぼ同じ文言が並んでおりました。改めて文字だけで見るとちょっと違和感があるような気がしたのは私だけだろうか?四季のオペラ座の怪人とロンドンのオペラ座の怪人ではカラーが違うと思っただけになおさら…ね(苦笑)。

3時間ちょっとで休憩ナシの長丁場ではありましたが、疲れはなかったです。なんていうか、お腹いっぱいの満足感に満たされてた。12月に近くの映画館にやってくるそうなのでもう一度その時に…って思いましたが、27日の東京上映終了までにそちらで今一度見たくなってしまっている(汗)。
本場の『オペラ座の怪人』を体験できる数少ないチャンスだと思います。この作品が好きな方は今後上映館数も少しずつ増えていくようなので可能であれば劇場に足を運ぶことをオススメします。来年にはDVDも発売されるそうなので、こちらも楽しみです。


ジャンル : 映画
テーマ : 映画館で観た映画

[ 2011/10/25 15:56 ] オペラ座の怪人(映画) | TB(-) | CM(0)

劇団四季『オペラ座の怪人』 10/22ソワレ

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約4年半ぶりに海劇場に戻ってきた劇団四季の『オペラ座の怪人』を観に行ってきました。

…正直なところ、行くまでがなんだかとても怖いというか、緊張というか…そんな心持でした。海劇場でオペラ座の怪人を観るということは、すなわち、私にとっては小林克人さんの思い出と正面から向き合うこと…。これまで毎年小林さんのご命日に思い出を振り返ってきたわけですが、小林さんが立たれた最後の演目と同じ劇場に赴くということは切ないものがありました。
どんな気持ちでこの舞台を観れるのか、とても不安だったんですけど…私と同じ想いの数少ない友人が一緒だったので少し気持ちが楽だったかな。

劇場に到着したのは開演する15分前だったのですが、入り口外には信じられないくらいの長蛇の列!開演するまでに全員中に入れるんだろうか!?って思うほどの盛況ぶりにまず驚きました。開幕してから約3週間経つわけですが、さすがに人気の演目。満員御礼も出るほどでした。
海劇場が満席状態なのを見るのは…「マンマミーア」千秋楽週に行った時以来だからあまり時が経ってないわけですが(苦笑)、この状態があとどのくらい続くのかっていうのが気になります(今からだと気が早いけど 爆)

劇場入りした時の私の手はもう緊張で冷たくなってた(汗)。なんだか鼓動も早くなってたし…あんな心持ちで楽でも初日でもないのに劇場入りしたのは初めてだったかも。心なしか客席に行くのもちょっと怖かったくらいです…。
海劇場には過去に何度も通っているのに…不思議なものだなぁ、なんて。

ちなみに今回はパンフレット購入は見送りでキャストのところだけ見たのですが…ファントム役者が6人くらいいてビックリ!どのくらいの期間上演するのかは知りませんが、果たして海劇場にいる間に6人のファントムを見ることができるのだろうか?個人的には外部参加のお二人は見てみたいです。


主なキャスト
オペラ座の怪人:高井治、クリスティーヌ・ダーエ:笠松はる、ラウル・シャニュイユ子爵:中井智彦、カルロッタ・ジュディチェルリ:河村彩、メグ・ジリー:松田未莉亜、マダム・ジリー:戸田愛子、ムッシュー・アンドレ:林和男、ムシュー・フィルマン:青木朗、ウバルド・ピアンジ:永井崇多宏、ムッシュー・レイエ:斎藤譲、ムッシュー・ルフェーブル:田代隆秀、ジョセフ・ブケー:平良交一


以下、ネタバレありの感想になりますが…、上記のようにものすごい感傷的な気持ちで観劇してしまったためにまともに本編を見た実感がありません。今回はあまり詳しい感想が書けないと思いますのでご了承ください。



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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/10/23 23:15 ] オペラ座の怪人(四季) | TB(-) | CM(-)

『塚原卜伝』第3回 将軍暗殺

ちょっと感想を書くのが遅くなってしまった(汗)。
これまではどちらかというと笑顔が可愛くて萌え~な連続だった堺@新右衛門ですが、今回はどちらかというと剣豪の顔にグッとくることが多かったような気がします。本当にこのドラマは色んな堺さんが見れてとても楽しい。

冒頭で子供たちと団子を頬張っているシーンは可愛かった!っていうか、あの中に馴染んじゃってるよ(笑)。子供みたいに無邪気な新右衛門が好きだなぁ~。で、左門がやってくると子供たちは「嫌なやつが来た」って逃げちゃうのね(汗)。左門さん、何かやらかしたのかww?
木刀を渡された瞬間にキリっとした顔になる新右衛門。あの切り替えの芝居も印象的でした。

御前試合で勝利したことによって新右衛門の名前と鹿島の剣の評判が急上昇。色々なところで指南役を務めているようで、送り出したほうの思惑が見事に的中したというわけですね。
ところが、身の危険も増えてきたようで…夜中に突然襲われてしまうことも。襲った相手は御前試合で破れた大野の門下。負ければ地獄の生活だったようでなんだか気の毒でもあり…シビアな世界だなぁと。
それにしても、この時の堺@新右衛門の剣豪の顔は迫力があってドキリとしたなぁ!剣を振るう時の眼光の鋭さが本当にすごい!いつものノホホンとした新右衛門と同一人物とは思えないほど冷たささえも感じるあの目に釘付けになってしまいました。やっぱりすごい役者、堺雅人さん!

そんな折、新右衛門たちは鹿乃の過去を知ってしまう。いつも新右衛門に「なぜ命のやり取りをするのか」と食って掛かるその裏には彼女の哀しい幼い日の出来事があったからなんですよね…。それを聞いて神妙な気持ちになってしまう新右衛門。
一方の鹿乃は巴屋の女将である美津のもとへ行き本音を話していますが、どうやらここで美津さんに新右衛門へのほのかな恋心を悟られてしまった様子!?さすが美津さんは鋭いね(笑)

将軍・足利義尹が何者かに命を狙われる事件が発生。何とか命を拾ったみたいですが、これを見ていたダンナが…
「あんなに強いのになぜあそこで躊躇したんだ?」
と過激な発言を(爆)。ま、まぁ、たしかにね。あれくらいでトドメを刺さないっていうのも不自然な気がしましたが(汗)史実ではあそこで死んでないわけですからね…。それにしても本田博太郎さんの怪演はインパクト大ですなぁ(笑)。どうやら足利家のお家騒動が原因のようで混沌とした時代を髣髴とさせる出来事だったみたいですね。
そこで白羽の矢が立ったのが御前試合で勝利し名前を挙げた新右衛門。確実に襲った相手を倒せるだろうということで、すごい指名を受けてしまったなぁ。もうその話に乗った時の新右衛門のギラギラした目がすごいですよ。将軍のためという使命感と剣豪としての血がざわめいているようでした。
将軍を襲った相手は円珍という坊主。相当凶暴な男のようで、左門の心配も増すばかりですね(汗)。

そんな殺伐とした雰囲気の中、再びお団子シーンが(笑)。子供たちと並んで団子を見つめてる時の可愛さったらないよ!ポワンとしてて本当に無邪気。そんななか美津に巴屋へ来るように誘われるのですが、「団子が…」と未練残しながら連れて行かれてしまう新右衛門ww。か、か、かわえぇぇ~~(笑)
で、巴屋でもお団子頬張ってご満悦の新右衛門なのですが、特別な話があるわけでもなく子供の頃の思い出など聞かれてちょっと戸惑い気味。そんな新右衛門をジーッと見つめながら美津は
「きれいな目をしてはりますなぁ」
と一言。あぁ、それ、私も同感です。堺@新右衛門の目は本当に曇りなくきれいな色をしている。つまり彼女は鹿乃の話を聞いて、新右衛門がどんな男性なのか気になって連れてきたんですね。当然彼としてはそんな意図分かるはずもないので首をかしげながら「?」だらけの表情で帰っていきました(笑)。

円珍の正体がつかめてきた新右衛門たちは六郎次郎と共にまずは物見に出かけることに。鹿乃の心配はつきませんね…。何しろ相手はなりふり構わず人を殺している鬼みたいな人物ですし。
陰に潜み円珍が現れるのを待っていたところ、女たちを物のように扱いながらやってくる集団が。その中に円珍の姿もあります。かつては人の心を持っていた彼は過去の悲惨な出来事を体験して悪に魂を売ってしまったかのような人物に成り果ててしまった…。その話を聞いていた新右衛門は複雑な心境になりますが、目の前で罪のない女性たちが食い物にされているのを黙って見ていられず、左門が止めるのも聞かずに飛び出していってしまう。

「塚原新右衛門高幹、鹿島の太刀にてお相手仕る!」
といういつものキメ台詞にも怒りの感情がこもっていてグッと来たなぁ。そして円珍との壮絶な戦い。円珍の伸びた杖から鎖分銅が飛び出してきて新右衛門の顔をかするシーン。血が流れたその部分を押さえながらもギラギラした目で円珍を睨みつける堺@新右衛門の顔は文句なしにカッコイイ!!激しい戦いの中で見せる彼の顔は剣豪そのものです。激しさと涼やかさが同居しているような、本当に魅力的な表情。
そして、ついに円珍をしとめる新右衛門ですが・・・同時に気を失ってしまう。それほど心身ともに激しい戦いだったんですね。電池切れしてしまったかのような新右衛門はなんだか魂が抜けたように見えました。大勢を相手に戦った左門も本当にお疲れさま…でしたね、本当に(汗)。

そしてお屋敷に戻って鹿乃に手荒い傷の手当をしてもらっているんですが、その時の新右衛門はなんだか情けなくて可愛い(笑)。鹿乃さんからすればあのくらいキツくなっちゃうのも仕方ないんですけどね。
危うく死に掛けたのにみんなして笑っていることが信じられない鹿乃。そんな彼女に新右衛門は望んで命のやり取りをしているのではないことを告げた上で、相手が来ればそれに立ち向かわなければいけないのも自らの運命だと語ります。それを聞いた鹿乃は
「決して死なぬと、お約束してくださりませ…決して…」
と言葉を搾り出す。その言葉を噛み締めるように鹿乃を見つめる新右衛門。

これからこの二人はどうなってしまうんでしょうか!?気になって仕方がないぞ。


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 時代劇

[ 2011/10/21 14:57 ] BS時代劇 塚原卜伝 | TB(-) | CM(0)

芸術祭十月花形歌舞伎 10/19昼の部

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新橋演舞場で上演されている十月花形歌舞伎の昼の部を観に行ってきました。前回から約1週間、今回は久しぶりに歌舞伎を見たいと言っていた母親と一緒の観劇です。

この日は電車の遅れが出ていて、余裕を持って出かけたはずなのに劇場到着したのが10分前とかなりギリギリになってしまった…。東銀座駅から近いので助かったけど、こういうときの遅延というのは本当にスリリングで焦りましたねぇ(汗)。
それと、あの、例の報道も出た日だったわけで(苦笑)。よりによって自分が観劇する日に…と軽い動揺もあったわけですが(爆)、いいお付き合いされてるということですし、そういった心の支えがあることはファンとしては複雑な面もありつつ嬉しい気持ちもあるわけで…。これからもいつもの愛之助さんでいてくれると思うし、応援する気持ちは変わらないなと。

舞台写真つきの筋書きが発売されていたのでまた購入してしまいました(笑)。夜の部の演目もすごく面白そうだなと思ったのですが今回はパスしてしまったので筋書きの写真を見て雰囲気を楽しむことにしようかなと。それから公演も終盤に差し掛かっているということで舞台写真も発売。今回でしばらく愛之助さんの舞台は観に行けないので(おそらく昨年のような南座突発もないだろうしw)、予定よりも多くの枚数を購入してしまった(汗)。戸板倒しの4連写真はけっこう面白い。
そういえば、客席にテレビカメラらしきものが何台も入っていました。どこかで放送されるのかな…。CS放送じゃなければいいんだけど…(我が家は見れないので 涙)

この日の夕方、夜の部に出演していた亀治郎くんのお父様・市川段四郎さんが休演されるニュースがありました。過労とのことで心配ではありますが…ゆっくりと休養されて早く回復されますようお祈りしたいと思います。


前回の感想はあまりにも簡略しすぎたので(汗)今回はもう少し書いてみようかと思っています。が、あくまでも歌舞伎ド素人のたわ言ですので(しかも愛之助さん中心の感想だし 爆)、そのあたりご了承の程を。



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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 歌舞伎

[ 2011/10/20 16:41 ] 古典芸能関連 | TB(-) | CM(2)

舞台『美男ですね』 10/13ソワレ

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韓国ドラマが原作で、ついこの前日本でリメイクドラマ化された『美男ですね』が舞台になりまして…、私、行ってしまいました。舞台化すると聞いた当時は興味がなかったのに…この変わりよう(爆)。

日本版の『美男ですね』にハマってしまったというのは以前もここてで書いたような気がするのですが…、ついにそれを越えて舞台版にまで興味を抱いてしまった。と、いうのも、日本版ドラマ見てから不思議なことにKis -My-Ft2が同時に気になりだしまして。今までジャニーズに関しては興味があまりなかったし、ドラマとかも彼らが出ているものはどちらかというと避けていた人間だった私がなぜ!?みたいなww。
で、音楽番組かなんかでキスマイが歌ってるのを見て意外なことにフッと気になる子がいた…。それが舞台版の桂木廉を演じる北山宏光くんでした。彼の廉も見てみたいとフッと思いそれで行く気になったのがつい最近、みたいな(←ちなみに一番最初に気になったのはドラマに出てた玉森くんだったんだけど 笑)

気がついたときにはもうチケットは完売していたので諦めていたのですが、運よく譲ってくれる方が現れて行ける事になりました。それが・・・なんと・・・これまでACTシアターに行った中でも相当前方席で・・・(汗)。主演の男の子3人がジャニーズということで、けっこうファンも濃いんだろうなと予想してたために行く前からビビってしまっていた私(爆)。
さらにビビったのが、パンフレット購入した時のこと。パンフのデカさにもビビッたのですが(ちなみに袋はくれないのでこれから行く予定の人は大きめのバッグを用意したほうがいいかもしれません)、そこにはサイリウムもオマケで必ずついてくるという…。
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これ見た時に、劇中で振るときがくるのかとビビってしまった私ですw。劇団四季のマンマミーアのときですらサイリウム振らなかった私が、ジャニーズ色の濃いこの舞台でサイリウムを振るなんて…っていうか出すことじたい無理だと。でも周囲のテンションによっては私も…とか、まぁ、始まる前から余計なことばかり考えてしまって(苦笑)。

ちなみに物販はパンフレットと劇中に出てくるバンドA.N.JELLのロゴ入りグッズだけだったのであまり混雑していませんでした(苦笑)。密かに写真系があるかな…とか思っていたのでちょっと肩透かしみたいな(←そんなことを期待している自分が信じられない 爆)

客層を見て思ったんですが…ジャニーズ色が濃い舞台の割にはけっこうみんな落ち着いているかなと。確かにロミジュリの時とはだいぶ雰囲気が違っていたのですが、想像していたよりかは皆さん普通といいますか…舞台を観に来ているお客さんって感じだったのでその点ではホッとしたかなぁ。
何しろ、ここまでジャニーズ色の濃い舞台に来るのは初めてだったもので色々緊張することが多かった(汗)。

そんな勝手に緊張感を高めて臨んだ舞台『美男ですね』。
肩の力を抜いて楽しめる娯楽色の強い舞台でした。これ、ジャニ系とか抜きにして普通に面白かったし、予想外にやたら大笑いさせていただきました。そして玉森くんと同じくらい北山くんがさらに気になる子になったかも(笑)。Kis -My-Ft2はこれからも注目していきたいって思ってしまった。
なんだかウソみたいな出来事だわ、これは(爆)。私がジャニーズの子に興味を持つなんてこれまではありえなかったし。落ちたっていうのとは違うけれども、好感度は上がった気がします。恐るべし、美男ですね!

ただ、この舞台を観て一言言えるのは…

ドラマ版に…特にオリジナルの韓国ドラマ版にハマってて思い入れが深くそれを期待している人は観ない方がいいと思います(爆)。

この舞台は、テレビ版とは…特に韓流とは別物だと思って間違いないと思います。そうでないと、途中で落胆が大きくなる可能性が…(苦笑)。私もドラマ版(韓流にハマれなかった私は日本版のほうですが)を想定して観たので最初はけっこうビックリ・・・というか、正直呆気にとられました(笑)。
ただ、それ以上にコメディ物として単純にすごく面白かったのでドラマ版との違いみたいな部分は途中からほとんど気にならなくなりました。そういう舞台です。


主なキャスト
桂木廉:北山宏光(Kis-My-Ft2)、藤城柊:内博貴、本郷勇気:宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、桜庭美男/美子:高畑充希、馬淵始:玉置孝匡、NANA:真野恵里菜、出口(記者):市川しんぺー、亜弓 他:竹井亮介、直美 他:植田裕一、七海 他:高松泰治、美咲:藻田留理子、桜庭シゲ子:猫背椿、安藤弘:松澤一之、院長:高橋ひとみ ほか



以下、ネタバレを含んだ感想になりますのでご注意を。




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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 観劇

[ 2011/10/14 23:33 ] ストレート演劇 | TB(-) | CM(2)

『塚原卜伝』第2回 御前試合

第2回目の『塚原卜伝』も本当に面白かった!始まったばかりだけど、なんだか終わりが来るのが惜しくてたまらない気持ちになります(汗)。BSなので見られる人も限られてくるので…こういうドラマこそ地上波の、できれば大河枠で放送してほしかったです。
今回も、堺@新右衛門に萌えまくりだった私(笑)。ツボなシーンが満載だったので、いくつか挙げていきたいと思います。

・京に到着~鹿乃との出会い
京に近づいて胸躍らせてる新右衛門と左門は山の上から見る景色を前に「腕がなるのうっ!」と大はしゃぎしてたのですが、次に場面転換したときにはゲンナリしちゃってて「腕じゃなくて腹が鳴った…」とヘタレな二人になってる(笑)。もう、この時の堺@新右衛門の表情が子供染みてて超可愛かった!!なんであんなカワエエ表情できるんだろうねぇ、この人は。
と、感心していたら…そのすぐ脇を謎の京女が通り過ぎる。彼らを見る新右衛門の「ほぉ…」って顔も可愛かったんだけど、左門の梅干みたいになった顔がめっちゃ面白くて爆笑してしまった(笑)。平さん、こんなコミカルな表情も出来るのね!!いやぁ、ホントにナイスなカップルだ。

・盗賊退治
すれ違った京女ご一行が盗賊に襲われているのを見て黙っていられなくなった二人は彼女たちを助けます。この時の堺@新右衛門の飄々とした表情で戦ってる姿が実に印象的でした。戦う時になると急に大人びて見えるんですけど、どこかに少年らしさも残ってる。盗賊の長に向かって「まだやるかぁぁぁ!!」って叫ぶところなんてワンパク坊主そのもので超萌え(笑)。無邪気で本当に可愛いわ~。
で、そのまま立ち去ろうとする新右衛門に対して左門はちゃっかりと「お怪我ありませんか」と紳士的にw女性に声をかけちゃってる(笑)。それを目撃した堺@新右衛門のポッケーとした顔ったらなかったよwww。もうまるでマンガみたい。目をぱちくりさせて左門を見てる姿が可愛くて仕方ない!左門もホントに単純な男子ですなぁ(笑)。首を傾けたまま立ち去る新右衛門も面白かった!

・京に到着
ようやくたどり着いた京の都を見て満面の笑顔ではしゃいでる堺@新右衛門に萌えたw。ほんっとに無邪気だわ~。でも泊まる宛てもなくて左門に窘められちゃってる。どうやら宗瑞から口添えしようかと申し出があったのを断ってしまったらしい(汗)。若さが出たようで、左門のお小言聞きながらプゥゥッと膨れちゃう新右衛門がガキッぽくて可愛いぞw。

・大内家屋敷にて
立ち寄った宿で助けたのが大内家家老の平賀丹後守の娘だったことを知ってビックリ仰天の新右衛門と左門。その娘の名前は鹿乃。京野ことみさんは和服姿がよく似合いますね。さっそくお屋敷に招待されるわけですが、新右衛門的にはどうも不敵な匂いを感じて仕方がない様子。尾行されていたらしいし(それに気づいていたことに平賀もビックリ)何か裏がある…と睨んでいる新右衛門の予感は的中します。
平賀は突然3人の剣士を紹介し、彼らと戦うように言ってくる。無礼な振る舞いだと左門は怒るのですが、何か意図を察した新右衛門は「遠慮せずにいただきましょう」とその勝負を引き受け見事に勝利。戦いながら、これまで見たこともなかった剣の流派にドキドキしているあたり、新右衛門の余裕を感じましたね。普段は少年っぽいのに戦いになるとガラッと変わる。非常に魅力的です。

まさか簡単に自分のお抱え剣士たちが負けるとは思わなかった平賀さんはかなり動揺してましたね(笑)。実は彼の意図は、近々行われる御前試合に出場できる剣士を探しているとのことでした。今回の出来事で白羽の矢が新右衛門に。
当時、大内家と細川家は政敵同士。将軍・足利義伊の前で剣の試合をすることになり、細川家からは海内無双の剣士・大野秀孝が出ることが決まっていました。この相手に太刀打ちできる人材を大内家家臣でもある平賀は探していたというわけですね。
それにしても本田博太郎さん演じる足利義伊はインパクト絶大ですな(笑)。真っ白な麿メイクが不気味です。そして大内のライバル細川高国は…おっと、ヤスケンこと安田顕さんじゃないですか!時代劇姿がやたら似合ってます。不敵な表情もいいですな。出番はあまりなかったけどね(汗)。
風間杜夫さん演じる平賀もいいですねぇ。のっぴきならない雰囲気が特に。あ、左門の名前もちゃんと覚えてあげてね(笑)。

・真剣勝負
平賀から「兵法天下一の試合」と聞かされた新右衛門はもうワクワクが止まらなくてさっそく剣の研究中。初めて見た京八流が現場でも役立つかも?とあれやこれや試しているのですが、その声がうるさくて左門が「手紙を書き損じてしまったではありませんか」とブゥたれてるのが可愛かった(笑)。もう本当に新右衛門のお兄ちゃん的存在ですな。でも結局は二人一緒に「天下一♪」とニマニマして大はしゃぎww。もう、可愛い兄弟だよっっ!
ところが、事情が変わり武芸者が集まる試合ではなく大野との真剣一騎打ちになってしまったことが判明してちょっと残念そうな新右衛門。色んな武芸者と戦えると胸躍らせていただけにこれはちょっと凹むよね。しかし、すぐにやる気満々になる新右衛門。その目の輝きがいい!

・新右衛門の悩み
やる気満々で張り切っていたはずの新右衛門ですが、試合の日が近づくに連れて不安な気持ちに襲われてしまう。初めての御前試合、そして鹿島の剣のプライドを背負っていることへの不安…。何だかんだ言ってもまだ若い新右衛門。プレッシャーに潰されそうになれば不安になるよね。そのせいか、自らの剣にまで迷いが出ているようで、京八流の型を訓練しながらも納得できない自分もいる。
そんな心の迷いの最中に鹿乃が御前試合用の衣装を持ってやってきます。鹿乃は率直に真剣でのやり取りが「命のやり取りではないか」と意見をぶつけてしまいます。それが武芸の道だと話す新右衛門に対し、「ただの腕比べなのに命をかけて何になるのでしょう!」と返す鹿乃。彼女は新右衛門のことが気になって仕方がないようですね。でもその気持ちはよく分かる。負けたら死んじゃいますから…。しかしながら、その言葉は新右衛門には侮辱に思えてしまうわけで…「鹿乃殿が口を出すことではございませんっ」とムっとして立ち去ってしまう。このあたりがすごく人間らしいなと思ってしまいました。

・風流踊り
鹿乃の言葉を思い出しプンスカ京の町を歩いてる新右衛門。なんか、怒ってるんだけどその姿がやけにガキっぽくて憎めない…っていうか可愛いのよねぇ、堺@新右衛門(笑)。で、ブツクサ言ってるうちに「腕比べ…」という言葉に立ち止まり「何やってんだ俺は」と自己嫌悪に陥ってヘタレちゃうww。もう、この時の堺さんのお芝居がやたらマンガちっくで可愛くて激萌えしてしまったではないかっっ(笑)。本当にいろんな顔を見せてくれるなぁ。
すると、そこで賑やかな声が聞こえてくる。その方向には鹿乃の姿も…。さっきの今でちょっと近づくのをためらってしまうのだけれど、やっぱり気になるので恐る恐る近づいていく新右衛門。こういったところが、なんだか初心で可愛いよなぁ。「これは何と言うお祭りですか」って聞くときの堺@新右衛門の戸惑った表情がとても印象的だった。
風流踊りだと聞いて心が躍った新右衛門は誘われるままその輪に参加していくのですが、そのときに鹿乃の手も取って一緒にと誘います。戸惑いながらも踊りの楽しさにさっきまでの出来事を払拭していく二人。その姿を見て軽い嫉妬を覚えた左門の姿がウケた(笑)。そんな彼も踊りに巻き込んで無邪気に踊る3人。温かくていいなぁ、このシーン。堺@新右衛門の無邪気な笑顔がやたら可愛かったよ!!

・御前試合
風流踊りに参加したことで自らの心の迷いを断ち切った新右衛門。ただ自らの剣を信じて振るえばいい。いい気分転換になってよかったですね。
そしていよいよ御前試合当日。ビシッと試合用の衣装に着替えた堺@新右衛門はとても大人っぽく見える。満面の笑顔で風流踊りに参加していたときの表情とはまるで違います。こういうところがすごいと思う。そして戦いの時。目が違う!!!射るような眼差し。まさに命のやり取りをしているときの目です、あれは!大野に追い詰められ不利な状況に陥った時、ふっと風流踊りのことを思い出すシーンが印象的だったな。戦いの中で自らの剣を見失っていたことに気がついて憑き物が落ちたかのように軽やかに剣を振るう新右衛門。その時に勝敗が決したといってもいいかもしれません。またしても勝利を収めた新右衛門なのでした。今回はキャプテン翼級のアクションもなくてよかった(笑)。
しかしながら、鹿乃の言うように、腕比べなのに命のやり取りをしなければいけない矛盾っていうのは私も強く感じてしまいますね…。

勝利を獲得した新右衛門を大内の殿はたいそうご機嫌で出迎えます。そりゃ、ライバルの細川に勝ったわけだから鼻も高いよな(笑)。今頃ヤスケン@細川はギリギリしてるよ(汗)。もしやこれが今後の火種になるのでは?
新右衛門は再び剣の修行に余念がない。彼に今後どんな試練が待ち受けているのか…。堺@新右衛門の活躍から目が離せません!!


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 時代劇

[ 2011/10/13 15:39 ] BS時代劇 塚原卜伝 | TB(-) | CM(4)

十月花形歌舞伎 10/12昼

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新橋演舞場で上演中の十月花形歌舞伎を観に行ってきました。本来は来週の1回限りだったのですが、運よく誘ってくれる友達がいたのでそれに便乗してしまった(笑)。

久しぶりの演舞場、そして、久しぶりの歌舞伎。
愛之助さんが出る演目以外は足を運ばなくなってしまったので(爆)本当にミーハー的な観劇で申し訳ないのですが…、ファンになってからずっと見たいと思っていた『義賢最期』がついに見れるとあってとても楽しみにしていました。

もう一度来週行く予定なので今回は超簡略化の感想にします。
最初にお断りですが…、私は歌舞伎についてはほぼド素人です。深い感想などはもちろん書けません(爆)。歌舞伎的な感想を期待されている方はもっと詳しい感想を書いているブログへ移動することをオススメします。当てはまる方は以下スルーしてください。





『義賢最期』
愛之助さんが過去に賞を取ったという役。前半は重々しい印象が続きますが、源氏再興に立ち上がる決意をする後半からクライマックスにかけてのシーンは迫力満点でした!何と言っても「戸板倒し」と呼ばれる場面は周囲から悲鳴に似た歓声が上がったほど。あのバランス、素晴らしいですね。そして最期の「仏倒れ」! あれは見ているこちらが痛くなる(汗)。それを毎日やってる愛之助さんはスゴイ。
この演目は本当に一度生で観たかったので、もう、感無量でした。次に観劇した時にもう少し感想書こうと思います。

『京人形』
市川右近さんと市川笑也さんによる舞踏が中心の演目。笑也さんの"京人形"がとても美しくて見とれてしまいました。人形なので立っている間は瞬きも出来ないんだとか!ものすごく精神的にも肉体的にも大変なお役なんだろうなぁと思いました。

『一心太助』
名前は聞いたことありますが、ストーリーとして見たのは初めてでした。まさに痛快娯楽時代劇ですね。獅童さんはこういった演劇的なお役がとてもハマっていると思います。芝居が分かりやすい。歌舞伎の演技というよりも時代劇の演技といった印象が強かったです。ドラマチックでコミカルで、歌舞伎初心者にも分かりやすい楽しい芝居でした。

うん、来週へのいい予習ができた(笑)。次はイヤホンガイドなしで観てみようかな。
何よりも、もう一度愛之助さんの「義賢最期」が観れるのは嬉しいです!次回も楽しみ。



ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 歌舞伎

[ 2011/10/12 23:58 ] 古典芸能関連 | TB(-) | CM(2)

劇団四季『CATS』 10/10マチネ

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横浜キャッツ、またしても行ってきました。やっぱりこの劇場までの距離は遠い…。なので、これで一応の打ち止めにしようかと思っています。
それにしても観客が多かったなぁ。ほぼ満席状態。普段はかなり空いているという話を聞いていたのですが、やはり連休ともなると人が集まるようですね。あのくらい満席で熱気があれば役者さんのテンションも上がるのではないかと思います。

で、なぜもう一度遠出してまでCATSを観に来たかといいますと…"ジェリクル・アナリーゼ"というイベントがあったからです。アナリーゼとはドイツ語で分析という意味なんだとか。何を分析するのかというと…キャッツに出てくるキャラクターのアスパラガス=グロールタイガー。これはもう、行くしかないでしょうっっ!!みたいなw。
いや、だって・・・演じてるの飯田洋輔君ですから。
と、いうわけで、今回のキャッツも結局は飯田くん目当てということになりました(爆)。キャストの確認をしてからチケットを取ったのですが、今回はかなり売れ行きがよかったみたいで危うく取り損ねるところでした(汗)。

イベントは本編が終わってから30分後くらいに始まるということで、ロビーは人でごった返し状態になっていたので劇場の外で友達と舞台の感想など語り合いながらノンビリ待っていました。で、16時頃に入場になったわけですが…すみません、私、そのとき、かなーーり凹んでました…。
イベント開始の直前あたりに、偶然知ってしまった…、飯田君がイベントに参加しないことを…(涙)
正直、飯田君がイベントに出てくることを信じて疑わなかったが故にこの日の観劇を決めたため…そのショックは計り知れないものがございました(←客席入るときも既に涙目 爆)。飯田君が出ないことを事前知ってしまったためにイベントに集中できず…メモもほとんどできず…。ただ、イベントで知るよりも始まる前に知ったことは、今から思えばよかったかも…。たぶん知らないで参加してたらショックがさらに倍増してたような気がするので(苦笑)。

そんなわけで、今回のグロタイのアナリーゼ報告はまともに出来ません。すみません…。詳しくレポートしているブログがたくさんあると思うのでそちらを参考にしてください。
ただ、イベント参加してくれた役者さんたちは本当に頑張ってくれていたと思います。特に急遽司会を任されたであろうオールドデュトロノミーを演じていた米田さんには拍手を送りたい!!もう緊張しまくりで、目が泳いでいたし冷や汗まみれで手に汗握るような感じだったんですけど(汗)盛り上げようと必死に台本読みつつ頑張ってくださってました。お客さんのほうに救いを求めるような視線を送ることも幾度か…。
ようやく慣れてきたかなぁ、と思った頃に時間がきて終わってしまいました(苦笑)。クリューと一緒にファッションショーに出てたときはちょっと弾けているように見えたんですけどねぇ。ちなみに上下が三●のスーツだそうです(笑)。

米田さんをサポートっていう形で出てきたのがマキャヴィティを演じていた片山さんなんですけど、手にはグロタイ研究ノートなるものが(笑)。自分がグロタイマニアだって自負しながらも実は知らないことがたくさん…みたいなキャラだったんですが、これがまた、なんとも、挙動不審でして(汗)。イベントの時までも開口方式で喋るものだから違和感ありあり。台本必死に読んでるみたいな、段取り必死に追ってるみたいな…それはそれは見ていて手に汗握るような感じで、あまりにも動きがおかしいときは思わず吹いちゃいましたよ(笑)。
いやはや、片山さんも必死だったに違いない。お疲れさまでした。

もう一人の補助はグリドルボーンを演じている朴さん。彼女の進行は実に的確かつスムーズで安心して見ていられました。ギルバート役の新庄君をイジっているときは面白かったです。
そのほか、シャム猫軍団が出てきたり、グロールタイガーの子分たち(クリュー)が出てきてファッションショーしてくれたり、楽しかったです。おそらく、飯田くん以外のオス猫はほとんど出てきたんじゃないかな?みたいな…。クリューが出てきたときの会場のテンションの上がりっぷりはそれはそれはすごかったです(笑)。

そんな感じで、皆さん盛り上げようと頑張ってくれていた今回のイベントではありましたが…予定よりも20分くらい早く終了。恐らくイベントの主役がいないので場が持たなくなったのではないかと…。『これで終わります』っていう挨拶の時の会場のポカーーンとした雰囲気が何ともいえなかった(苦笑)。

真面目で誠実な人だと思うし、よほどのことがない限りイベント出ないなんてあまり考えられない。体調がどこか優れなかったのかな…。舞台は最後まで頑張って勤めてくれていたんだけど、調子悪かったのかもしれない。それか、他に何か事情があったのかも…。
すごく気になるけど…でも、とにもかくにも、飯田君が元気でいてくれれば私はもう、それだけでいいので。これだけは本当に心底思う。大好きな役者さんが元気でいてくれることが一番だって。


10月10日マチネのキャストです。
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今回も写真のみでスミマセン(汗)


以下、印象に残ったキャストについて少々。



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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 劇団四季

[ 2011/10/10 23:43 ] CATS | TB(-) | CM(-)

『塚原卜伝』第1回 鹿島の太刀

今月から始まったBS時代劇『塚原卜伝』。ドラマ開始前までは"堺雅人さん以外の出演者はけっこう地味だなぁ…"なんて思ってはいたのですが(爆)、蓋を開けてみたらビックリ!こりゃ面白いじゃないか!!うちはあの駄作大河をBSで見ているのでなおさらそう感じたのかもしれませんが(苦笑)それを差し引いたとしても個人的にかなーーり面白いと感じた時代劇でした。過去2作品のBS時代劇も大好きでしたが…、『塚原卜伝』はその上を行くかもしれません。
と、いうわけで…今回はできるだけ『塚原卜伝』感想を書いていこうと思ってます。でもこのドラマ、7回しかやらないんですよね。なんだかとても勿体ない気がする…。

ちなみに、ドラマ開始前に塚原卜伝の生誕の地でもある鹿島神宮へ行ってきました!町にはたくさんの「塚原卜伝」応援旗がはためいていて、近くにはドラマで使われた小道具などが展示してあるミニ博物館もありました。
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過去に何度か訪れている場所ですが、震災直後からだいぶ参拝客が減ってしまったようで…鹿のおやつを売っているおばさんが嘆いていました(涙)。それだけにこのドラマにかける町の人たちの想いは熱いものがあるのではないでしょうか。いい町興しになってくれればと思います。


第1回のストーリーは塚原新右衛門(のちの塚原卜伝)が17歳で元服し、鹿島の太刀を広めるための武者修行へ出発するというエピソードが展開されました。鹿島の太刀はこれまでの時代劇に出てくる侍の剣とはちょっと意味合いが違うというのが面白いです。神聖な神の宿る刀。神に捧げる剣、といった意味合いが強いです。
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堺雅人さんはご本人も言っていますが、どちらかというと剣豪といったイメージではないんですけど(笑)神と近いところにいる剣豪という人物としてはものすごくイメージに合うきがしますし、その雰囲気を感じさせる芝居を魅せてくれていると思います。…っていうか、
めっっちゃ、魅力的でございました!!
前から堺さんのことは好きで芝居もいいなと思っていましたが、このドラマの中の堺さんはこれまで見てきた中でもピカイチ級に私のツボにハマっております(笑)。17歳という年齢への不安もあったそうですが…、十分見えますがなw。あの屈託のない笑顔、利発さ、まっすぐで恐れを知らないといった感じのキャラクター。

ツボだった堺@新右衛門のシーンを中心にいくつか。

回国修行に出ることを塚原の養父から反対されている、とプゥっとむくれて話すシーン(笑)。
でもそのあとすぐに実父である吉川の父にも後押しを頼もうとコロッと態度を変えて突っ走っていく新右衛門。そんな「若」に振り回されている左門のボヤキも楽しいww。

物忌館に賊が押し入ったと聞いて駆けつけたものの、呆然としてしまい大先生でもある松本備前守に怒鳴られるシーン。
まだ実戦経験のない新右衛門が本物の戦の場面を目の当たりにして茫然自失になってしまいます。この時の畏れを抱いている時の堺@新右衛門の芝居がものすごく印象的で良かった!

鹿島を出る時に海に向かって刀を捧げるシーン。
「必ず戻ってくる」と祈りの気持ちをこめて目を閉じていた姿が印象的。新右衛門の強い決意が感じられました。その脇で「なんで私がお供に…」とぶつくさボヤきまくっている左門も面白い(笑)。イヤイヤながらにお供させられてますからね、彼はw。
ちなみに堺さんと平さんは『篤姫』で将軍をされていましたよね。二人が旅をする姿を見て密かに「ダブル将軍の旅だ」とニマニマ楽しんでいる私です(笑)。

盗賊に襲われている村を助けるシーン。
左門としては早く先を急ぎたいのに、放っておけない新右衛門は彼のボヤキをもろともせずに村人に関わっていきます(笑)。泣いている娘を気にして言葉をかけたときの堺@新右衛門の「あのぅ…」と入っていく屈託のない表情がなんとも可愛いのですww。事情を聞いて、これまた左門の言うことを聞かずに盗賊と戦う決意をする新右衛門。その真っ直ぐさが爽やかでいいんだよなぁ。「言い出したら聞かない…」と泣きのボヤキに入る左門も可愛いです(笑)。
そして戦いに入るわけですが、最初の弓矢が見事的に命中。このときの戦う表情になっている新右衛門がドキリとするほど凛々しくカッコよかったです!そして初めて人を斬ったことへの戸惑いと興奮。流れるような殺陣。あのあたりは舞台「蛮幽鬼」での芝居が生きているなと思いました。人を斬ることへの高揚感を抑えきれない感じの新右衛門に左門が忠告するシーンも印象的でした。

小田原へ旅立つシーン
結局野宿するハメになって憮然としてる左門も可愛いのですが(笑)、助けてくれたお礼にやってきた僧侶にポンポンと肩を叩き笑顔を向ける堺@新右衛門にめちゃくちゃ萌えた(笑)。あの僧侶、目が不自由な振りをしていたようですが新右衛門は見破ってたんですよねw。あの何ともいえない屈託ないいたずらっ子のような笑顔が本当に可愛くて…さっきまで射る様な目で人を斬っていた人と同一人物とは思えませんでした。やっぱり堺雅人さんはすごい役者さんだ!

小田原到着のシーン
小田原にたどり着いてまず目に入ったのが剣術の試合の立て札。「腕に覚えあるものは相手をするように」という一言に「これはよい時に来合わせた」と満面の笑みでさっそく試合申し込みにサインしちゃってる新右衛門(笑)。左門としてはそんなワケの分からない試合なんかに首突っ込んでほしくないわけですが、新右衛門はお構いナシで自分の決めた方向に走っちゃうんですよね。なんの不安もなく興味本位でいってしまう若さが、なんか堺さんが演じていると可愛く見えてしまうから不思議です。

カエル飛びのシーン
対戦相手の牧元鬼が情け容赦なく誰でも斬り殺す「人鬼」と呼ばれていると聞かされる新右衛門たち。その構えは"蛙"のようだと聞いて…箸を剣に見立ててカエル飛びする新右衛門がめっちゃ可愛かったぞ~~(笑)。堺さんの飛び方がやたら綺麗でちょっと驚いた。なんか背筋とかピーンとしてるし型がきれいなので見惚れちゃうんですよw。それでいて可愛い…ってホント、どんだけ魅力的なんだよ、堺@新右衛門!
一方の左門さんは牧なる人物がやたら怪しい人物だと聞かされてもう気が気じゃない。新右衛門との温度差がなんだか面白いのです。

そして試合の日、新右衛門は牧の変幻自在な剣に翻弄されることがありながらも刀傷ひとつ負わずに勝利。このシーンは最初かなり緊迫した剣のやりとりが上手い具合に撮影されていてワクワクしていたのですが、最後の勝負のところでなぜかものすごいワイヤーアクションが出てきてちょっと笑ってしまった(苦笑)。ありゃ飛ばせすぎじゃないかと。キャプテン翼のスカイラブハリケーンじゃないんだから(笑)
でもまぁ、見応えある堺さんの殺陣が見れたし嫌悪感はなかったな。堺さんの太刀姿は本当にホレボレするほどきれいです。歌舞伎役者で実父役の中村錦之助さんの実の息子っていう設定がピンとくる。それに戦っているときの目が澄んでいてそれでいて強い光を放っています。本当に魅力的!

北条早雲との別れのシーン
早雲がまだ伊勢宋瑞という名前だった頃、新右衛門は気に入られ小田原に逗留することに。早雲さんを演じた中尾彬さんはこういった白黒の髪の毛のカツラがよくお似合いですねぇ(笑)。
そして旅立ちの時、新右衛門は宋瑞から闘い続けなければいけない理由を問いただされます。鹿島のためにも勝ち続けなければいけないという新右衛門に対して

「それが誠の武芸者の道か?勝ち続けるしか道はないのか?殺さずして勝つことはできぬのか?」

戦の不条理をいやと言うほど見てきた宋瑞の深い言葉が新右衛門の胸に深く刻まれることになります。中尾さんの重厚な芝居がよかったですねぇ。でも、まだ若い新右衛門には彼の言葉の意味がよく理解できません。
「お言葉はしばらくここへ締まっておくこととしよう」
と言うのが精一杯。意味を理解しようとしても迷宮入りしちゃってウーーンってなっているときの堺@新右衛門がこれまたやたら可愛かったです(笑)。

そして新右衛門と左門は都へ向かいます。船から海を眺め、期待に胸膨らませている表情が清々しくてとても魅力的な二人でした!

今回はスペシャルということで73分拡大版でしたが、あっという間に終わっちゃったよ!それくらい面白かったし堺雅人さん平岳大さんたちの芝居も魅力的で目が離せませんでした。
ドラマの作りとしては大河ドラマとよく似ています。最初に「塚原卜伝」をドラマ化しようとしたときには大河ドラマとしてと交渉したようなので(風林火山の頃にNHKに掛け合いだしたそうな)、その想いは作りにも影響しているのかなと思いました(BSプレミアム枠でと話が決まったのが去年の2月だったらしいです)
私としては、今すぐにでもこのドラマを大河枠に持っていってほしいくらいです、本当に!!

次回からの展開も本当に楽しみ!


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 時代劇

[ 2011/10/07 17:07 ] BS時代劇 塚原卜伝 | TB(-) | CM(0)

9月の拍手御礼

まだまだ不安定な気候が続きますが、今度こそ本当に秋が近づいてきたのかな…というような気配を感じる今日この頃です。
9月は観劇予定が最初はあまり入っていなかったのですが…気がつけば突発をいくつか入れてしまい予定が埋まることになっていました(苦笑)。そのなかでCATSは本当に久しぶりに観に行ったんですけど…五反田の劇場よりも横浜のほうが観やすいなという印象でした。後ろのほうからでもけっこうよく見えたし。しかしながらやっぱり横浜は遠いな…(10月にも突発してしまうんですが 爆)。

ドラマも9月に終わるものが多くこの前少し総括記事を書いてみました。予想外にハマったのが『美男ですね』。しかも途中からハマったくちなので見逃した部分が今となっては惜しまれます(苦笑)。私は韓流ドラマは全体の雰囲気が苦手なので見ないのですが、脚本的には面白い作品がけっこう多いのかもしれないなと思いました。今の日本のドラマの恋愛モノって、なんだか地味というか、好みに合わないんだよなぁ。90年後半から00年初頭くらいまでがよかったなぁ、みたいな…。
で、『美男ですね』は舞台化も決まっているわけですが…実は、それも観に行けることになりました(笑)。劇場の雰囲気とか想像するだけでけっこうコワイ気もするんですが…舞台になるとどうなるのかなど見届けてこようと思います。

そうそう、新しい朝ドラ『カーネーション』も始まりましたね。BK制作モノには近年かなり裏切られ続けているので正直なところまだ様子見ではありますが…今のところは面白いと思います。まぁ、ちょっと朝からやかましいなとは思いますけど(苦笑)、でも、あの『おひさま』の終戦後の展開からすれば動きがあって見応えはありますね。ただ録画しながら見るほどじゃないかな…なんて。
期待以上に面白いと思っているのはBSプレミアムの『塚原卜伝』です。とにかく堺雅人さんがイイ!!ドラマのテンポも最高だし見応え十分です。なのでなおさら『江』が貧相に見えて仕方がなかったりする…(苦笑)。


さて、9月もたくさんの拍手コメントありがとうございました。
以下9月10日から10月2日にいただきました拍手コメントに対するお返事です。なお鍵付きコメントを下さった方もお名前とコメント返しを掲載させて頂いています。もしも問題がありましたらメッセージ欄からお知らせください。アルファベット表記にさせていただきます。


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[ 2011/10/06 16:34 ] その他ひとこと | TB(-) | CM(-)

映画 『はやぶさ/HAYABUSA』

昨年6月に小惑星イトカワから奇跡の帰還を果たした小惑星探査機"はやぶさ"。あの当時かなり大きな話題になっていたし、もともと宇宙ものには関心があった私は帰還の瞬間をネットの生映像でドキドキしながら見届けました。強い光を放ちながら燃え尽きていく"はやぶさ"とその前方を行くカプセルの閃光は本当に感動的でした。
その"はやぶさ"の物語が映画として3社が制作することになり…今回の「はやぶさ/HAYABUSA」はその第一弾。20世紀FOXからの配給映画です。



主演は竹内結子さんでしたが、どちらかというと群像劇に近い作品という印象。"HAYABUSA"に関わった様々な人々の熱い想いが結集した物語に仕上がっていました。
竹内さん演じる水沢恵は数人のモデルを結集させた架空の人物とのことですが、そのほかの登場人物の皆さんは実在の人物を演じています。雰囲気がすごく似ているなぁ、と思ったのが佐野史郎さん。はやぶさ帰還の時にマスコミによく出てきた川口さんを演じていたのですが(映画では川渕という名前ですが)、佇まいなどよく研究されているなぁと感心してしまった。

物語は竹内さん演じる水沢が宇宙科学研究所の的場にスカウトされるところから始まります。どこか内向的で挙動不審っぽい彼女が宇宙研に入り"はやぶさ"に関わる様々な人々と触合い成長していく。はやぶさの苦難の歴史と水沢の心の成長がリンクして上手い具合に描かれているなと思いました。
映画では"はやぶさ"の製作過程から丁寧に描かれているのが印象深かった。製作に纏わる苦労はもちろん、そのための予算がなかなか認められずに必死に交渉するシーンや、漁協の協力を得られなければロケットを飛ばすことができず彼らをなんとか説得しようと奮闘するシーンは本当に興味深かったですね。製作の苦労だけでなくその周囲にもあんなに気を回さなければいけないとは…。宇宙に関わっている人々の知られざる一面を見れたような気がしてちょっと胸が熱くなりました。

そんな苦労が最初にけっこう長い時間をかけて描かれていたので、ロケット発射のシーンはなんだかとても感動してしまった。アポロ宇宙船が飛立つドキュメンタリーを見た時と同じくらい感動したかも。
しかし、"はやぶさ"の苦難はここからもさらに続く。イトカワに2度着陸させていたことはこの映画で初めて知った私(汗)。通信が途絶えたなかで、諦めずに何度も"はやぶさ"に周波数のサインを送り続けていたことも詳しく知らなかった。
そんななかで胸が熱くなったのは、トラブル続きで予定よりも大幅に地球帰還が遅れ計画が長期にわたるなかで、このプロジェクトに関わってきた人の数人がその終わりを見ずに去っていく現実があることを描いたシーンです。亡くなる人もいれば、定年で退任する人もいる。さらには契約切れで志半ばにして去っていく人もいる。その現実に直面した主人公の水島が涙するシーンで現場を去ることになったカメラチームリーダーの坂上が放った言葉がとても印象的だった。
「終わりがない過程で苦しむのがイヤならば科学者なんてやめたほうがいい」
結果が見えるまでにものすごく時間のかかる仕事をしている科学者の皆さん。終わりが見えなくても根気よくコツコツと前に進むのが科学者の道。やりがいのある仕事だけれど、厳しく不安のつきまとう大変な仕事でもあるんだなと思い知らされ切なくて泣けました…。

そんな彼らの諦めない姿勢が実を結ぶクライマックスからラストシーン。それまでも何度か涙しながら見ていましたが…あの帰還シーンはもう、大号泣してしまいました(涙)。たくさんの人々の愛情と想いが詰まった"はやぶさ"が役目を追えて大気圏へ突入するシーンは思い出しても涙が出ます…。見事なCGで描かれているのでリアルだし、実際もあんな感じだったんだろうなと…。
映画本編が終わり、クレジットが流れている間もなんだか涙が止まらなかったなぁ…。そのなかで、日本がこれまで打ち上げてきたいくつかの衛星が紹介されているのですが、毎年のように色んな衛星が飛ばされていることを初めて知りました。
そのなかで"はやぶさ"は世界で初めて小惑星の資料を持ち帰った衛星としてギネス認定されたのだとか。これを成し遂げたのは、日本なんですよね…。宇宙関連の予算はかなり厳しいことになっているなかで成し遂げた偉業。諦めない粘り強さを持つ日本人の素晴らしさを実感した作品でもありました。

専門用語がけっこうたくさん出てきますが、西田敏行さん演じる的場さんの説明はものすごく分かりやすいので混乱することがありません。はやぶさ製作過程で万一に備えての部品を搭載してほしいと必死に頼み込んでいた鶴見辰吾さん演じる喜多のシーンも印象的だったなぁ。あれがあったからこそ、はやぶさは帰還できたんだと思えたし、今の日本にもああいった危機管理の意識がもっと必要なのではとも思ったし。
そのほかにも個性的な人たちがキッチリとしたお芝居を魅せてくれて見応え十分。その中でちょっとクスっとなる役柄で出ている生瀬さんも印象的です。

"失敗ではなく成果"という糸川教授の精神を引き継いだ科学者たちの諦めない姿が心に響く『はやぶさ/HAYABUSA』。とても感動したし素晴らしい作品だったと思います。機会があればぜひ映画館で見てほしいです。



ジャンル : 映画
テーマ : 邦画

[ 2011/10/05 23:17 ] 映画鑑賞作品 | TB(-) | CM(0)

2011年夏ドラマ感想

そろそろ2011年の秋ドラマが始まる頃ですが、その前に夏ドラマの感想を少し挙げたいと思います。
今回しっかり録画しながら見ていたドラマは…『陽はまた昇る』『桜蘭高校ホスト部』『テンペスト』そして『美男ですね』でした。


『陽はまた昇る』(テレビ朝日系列)

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このドラマの直前にやっていたスペシャルを見逃したことを後悔しました…。まぁそれを知らなくても十分楽しめたわけですが、見ていたらもっと面白かっただろうなと。警察学校を舞台にしたドラマというのは見たことがなかったのでとても興味深かったです。始めは反発し合っていた教官と生徒たちが徐々に距離を詰めていくといった、ちょっとベタな展開ではありましたが…ストーリーは面白かったです!
佐藤浩市さんの教官がすごくカッコよかったなぁ。三浦君池松君も熱演だったし『つばさ』の知秋こと冨浦くんも可愛かった。ARATAさんは最近こういう悪人役が多いせいかかなりハマってました(笑)。


『桜蘭高校ホスト部』(TBS系列)

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大東くんが出演しているからという不純な動機で見始めたドラマでしたが(爆)、最初はあのテンションにちょっとついていくのが大変でした。でもなんか見ているうちに慣れてきたと言うか…、逆にあそこまでマンガチックに作りこんで突っ走っていることに感動すら覚えてきたww。見ているうちになんかハマっちゃったかも、みたいな不思議な作品でした。
やっぱりねぇ、大東くんが演じてる鏡夜がものすごく魅力的だった。惚れた(笑)。海岸へ行った時にハルヒに思わず駆け寄ってしまうシーンは年甲斐もなくドキリとしたなぁ。個人的にはこの二人を応援してしまったしww。あ、そういえば、お兄さんの役で合田さんがチョロっと出てきたのにはビックリした。嬉しい共演でした。
映画化も決まったと言うことで…恐らく見に行くと思います(笑)。


『テンペスト』(NHK BSプレミアム)

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BS時代劇の第2弾として放送された琉球を舞台にしたストーリー。予習として2月の舞台も見に行っていたのですが、ドラマはさらに面白かったです!!テンポのよさといい、魅力的な登場人物といい、壮大なスケールの風景といい、本当に毎回毎回ワクワクさせられっぱなしだった。今年の大河ドラマとは天地の差がありましたよ、本当に。同じ局で作った作品か!?って思ったくらいですから(爆)。
主演の仲間さん、彼女のお芝居はもともとあまり好きではなかったんですが、このドラマで初めて「いいな」と思ったかも。寧温と真鶴の演じ分けがとても面白かった。それから相手役の浅倉を演じた谷原さんの懐の大きさが好きだったなぁ。舞台版の山本君とはまた全然違った魅力的なキャラでした。朝薫を演じた塚原君もよかった。
できれば今の大河と時間帯を交換してもっとじっくり見せてほしかった。来年には映画化も決まっているとのこと。ガイドブックはその時に出るのだろうか?本当は今回の出だしてほしかったんだけど、どうして発売しなかったんだろう?


『美男ですね』(TBS系列)

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えぇ…、実はこのドラマ、第1回目を見た時に一度リタイアしてしまったんですよね(苦笑)。そもそもジャニーズ系の子が主役に来るドラマは個人的にちょっと苦手なので最初からパスしているのですが、前の朝ドラ『てっぱん』に出てた美織ちゃんが民放のドラマでどうなってしまうのか気になってチェックしたのが始まりでした(あの朝ドラでの彼女の芝居はかなり…だったので 苦笑)
一度リタイアしたわけですが、夏に旅行した時にたまたま第5回くらいのを見たんですよね。そしたら…、意外や意外、"面白いかも"って思っちゃったんですよ(笑)。で、帰ってきてからまた続きを見出して…第7回あたりからはすっかりハマって見ている自分がいました(爆)。面白かったです、本当に。若い主演の4人はお芝居はダメだなって思うところが多かったし、「そんなバカな」ってツッコミたくなる設定もけっこう出てきたのですが…それでも魅力的に見えてしまう、なんとも不思議なドラマでした。この夏一番ハマったドラマだったかもしれないww。こういうちょっとベタな恋愛ドラマって今の日本には少なくなりましたから、逆にそういうのにちょっと飢えていたのかもしれません。
と、いうことで、オリジナルの韓国版も見てみました。たしかこのドラマでチャン・グンソクの人気が爆発的に上がったんでしたよね。私ももしかしたら…と恐る恐る見たわけですが…ハマりませんでした(爆)。グンちゃんファンの皆さん、ごめんなさい。私には彼の魅力が全く分からなかった…(汗)。お芝居とかはたぶん日本の若い俳優よりも皆さん上手いんだと思うんですけど…私はダメだったみたい。それと韓流ドラマのあの雰囲気がやはり肌に合わないというか…。私にはリメイクの日本版のほうが性に合ってたみたいです。
もしかしたらDVDとか買っちゃうかも!?…っていうか、HPのDVDプレゼントに応募した自分がいる(爆)

で…あろうことか、「美男ですね」日本版で廉を演じてたキスマイの玉森くんを、私、かなり、気に入ってしまったらしい(笑)。お芝居は上手いとは思わなかったんだけど、表情が一つ一つすごく面白くて可愛かった。なんか妙に惹きつけられるものを感じてしまったんだよなぁ。密かにキスマイの出てる番組をチェックしようとしている自分に私自身が一番驚いている(爆)。今まで一度もジャニになびいたことなかったのにww。
美織ちゃんは、相変わらずの喋り方だしお芝居も上手くなったとは思わなかったんだけど…ただ、あのドラマの中では違和感をあまり感じなかったです。泣き方は朝ドラよりもきれいに涙を流せるようになったなと思いましたしね。このドラマの脚本に彼女の芝居が合っていたのかもしれません。


それから、夏ドラマと言うわけではありませんが、NHK朝ドラ『おひさま』もやっと終わりました…。

前半と後半でこれだけテンションに温度差が出たドラマっていうのも珍しいんじゃないかなと。私の中の『おひさま』は終戦とともに終わりました…。一番ガクリときたのは陽子が眠る和成を見て「いいオ・ト・コ」と呟いた時でしょうか。あの時ものすごく嫌な感じがしたんですよ。そしてそのあとの徳子による「和成、ざまぁみろ」でドン引き。このドラマ、最後まで男性がコケにされていたように思えて仕方ありませんでした。それがものすごく腹立たしかった。
そして何よりも、丸山家中心になってからというもの、ドラマの物語が行き当たりばったりのツギハギだらけの展開になったことが残念で仕方ありません。以前、中身のないおせち料理と例えにしましたが…炭酸の抜けたぬるいソーダ水とも言えるのではないかと。ふんっとに生ヌルい。どうでもいいようなやり取りがあまりにも多過ぎた。時間の無駄だらけで15分が経つのが長い長い…。ドラマというよりもただの内輪語りみたいなシーンが多くてものすごく退屈でした。
前半との落差があまりにも大きい。やはり本当のオリジナルになるとこうも脚本がグダグダになるものですかね。最後のほうはほとんどまともに見なかった朝ドラでした。面白かったのはラストの黒柳徹子だけだった(苦笑)。

次の朝ドラ『カーネーション』はもう少し活気のあるドラマのような気がします。が、あまり期待せずに見始めようかなと。最近はどうも朝ドラに不信感を持ってしまって…(苦笑)。



ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 2011年 テレビドラマ

[ 2011/10/02 01:37 ] その他ドラマ感想 | TB(-) | CM(8)