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エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます
月別アーカイブ  [ 2008年02月 ] 

『ちりとてちん』118話 おかみ修行

草々に弟子入り志願の勇助くんを囲んで寝床で歓迎会もどきが開かれています。というのも、草々だけがまだ勇助くんの弟子入りを認めていないわけでして(苦笑)。するとすかさず

四草 「ほな、何でこの人囲んで飲んでるんですか?」

とナイスツッコミが入りました(笑)。っていうか、なんでキミがお誕生日席にいて小草若ちゃんが後ろに追いやられているんだで、何で囲んでいるかと言えばもっと話を聞きたいからということで…渋々それに付き合う兄さんたち。磯七さんが落研だったんなら何か持ちネタはあるのかと聞いてみると15-6は持っていると答える勇助くん。「ボロ負けです」と凹む喜代美ちゃんもオモロイけど、後ろで完全に討死している小草若ちゃんは哀れだけどもっとオモロかった(笑)。しかも追い討ちを掛けるようにネタの名前を挙げていく勇助くんの話を聞いて

四草 「・・・小草若兄さんはどれひとつできませんよ・・・」

とトドメのお言葉(爆)。ほんとにウマイところできつ~いツッコミ入れるよねぇ。言い方も絶妙だよ(笑)。すると「ホンマにできんのんけ?」と小草若ちゃん勇助くんに逆切れしております。菊江さんに怒られてましたけど、とりあえず何かネタを披露しなければという雰囲気になって勇助くんのミニ落語会が開かれました。かけたネタは『鉄砲勇助』。ホラ吹き男のお話だそうで、再現VTRがスタート。
え~と・・・この、えらいガラの悪い大工の棟梁みたいな男は・・・四草くん、もとい・・・虎ノ介くんじゃないですか!?ねじり鉢巻にヒゲつけてものすごい眼力でホラ男を睨んでいるその姿は・・・声を聞かなければ四草だとは分からん(笑)。yahooの写真見た時も「あんた誰?」って思ったんですがやっぱり虎ちゃんだったか!・・・っていうか、すごい化けるなぁ・・・この人は。鉢巻とヒゲであんなに顔の印象変わるとはビックリ。やっぱりすごい役者だと思う、虎ノ介くん。やたらアップが多かったのは四草ファンを狙ったサービスショットか?とも思いましたけど(笑)ほんとにカッコよかったよ。あの手の動きとかも細かくて最高です。
で、もう一人印象的なのがしほりちゃんの子供(笑)。ブログで写真見たときはもっと可愛い感じだったのにあれからさらに加工されてしまったのね。可愛さと不細工がちょうど半々みたいな感じで面白かったです。これで女性になれたのが2回目か(笑)。
てなわけで、『鉄砲勇助』の再現VTRは面白さ満載でございました。

勇助くんの落語にみんな感嘆。一番好きな話だという彼に「何でや?」と突っかかる小草若ちゃんに「名前が一緒やからでしょ」とすかさず回答してる四草くん(笑)。その通りだったようで相変わらず鋭い男だ。
弟子入り志願していることについて親はどう思っているのか草々が聞くと「両親はいません。亡くなりました・・・」と答える勇助くん。この言葉に実際に両親を亡くしている草々と小草若は反応します。落語が好きだった自分を天国から両親も応援してくれていると思うと語る勇助くんの言葉にすっかり心動かされてしまった草々は弟子入りを快諾してしまいます。この時ものすごい勢いで机叩いてたんですが後ろで小草若ちゃん(宗彦くん)が素でビビッてたのが笑えました(笑)。両親を亡くした話にすっかり同情した草々は

「今日からオレをお父ちゃんと思え!」

とやる気マンマンですが、それに対して「いや、そんな年やないやろ」ってツッコミ入れてる草原兄さんも面白かった(笑)。この瞬間、草々師匠・若狭おかみさんの誕生です。新弟子決定に熊五郎さんが気前よくお酒をサービスしてくれるのですが、一人腕組んで微妙な表情の四草くんがすかさず空のウーロン茶のビンを差し出しておかわりを要求するも、あっけなく断られていたのが笑えました(笑)。芸が細かいぞ(笑)。・・・っていうか、四草がこのことについてどう感じているのか知りたいですねぇ。内心怪しんでいるような気が…。

小浜の若狭塗箸製作所では清海が事務員として会社を手伝っています。他には社員の姿が見当たらないよなぁ…。経営不振で辞めてしまったんだろうか?そこへ秀臣がやってきて清海に跡を継いでほしいと言い出しました。友春くんは焼鯖職人になってしまったし…頼みの綱は清海ってことなんだろうけど…。婿を取って会社を継いでほしいという父親の言葉に動揺してしまいます。「結婚したい相手はいるのか?」と聞かれ即座に否定しない清海。もしかしたら彼女の心の中にはまだ草々がいるのかも…。

夜、今では青木夫婦が夕食を取っていますが・・・昨日あんなに「恐れ多い」と言っていた師匠席に座っている草々くんが笑えます(笑)。弟子を一人取ったということで勢いがついたんでしょうかね。食欲も相変わらず恐竜並みに旺盛です。ところが喜代美はおかみさんになることへの不安で頭がいっぱい…。どんなことをすればいいのか分からないと戸惑う喜代美に「お前のお母さんがお前にしてくれはったようなことをしたったらええねん」とアドバイスする草々。しかしその言葉で喜代美が思い出す母の姿は特殊能力を発揮したり突飛な行動をする糸子さんばかり(笑)。「無理」と即答する喜代美に「何を特殊な想像ばかりしてんねん」とツッコミいれる草々ですが・・・もはや彼女が何を想像したのか察しがついているあたりが夫婦ですなぁ。
それでは参考にならないので草々が入門した時の志保さんについて聞いてみる喜代美。すると「春の陽だまりみたいにあったかかった」としみじみ語る草々…。これを聞いて

「ほんなこと私にできるんやろか・・・。こんな・・・こんな冬の水溜りのような私に」

ますます凹んでしまいます「春の陽だまり」に対して「冬の水溜り」とはウマイこと言うね喜代美ちゃん(笑)。このあたりは変わらずB子のまんまですな。そんな彼女を「お前がいてくれへんかったら弟子なんか取る勇気なかったかもわからへん。一緒に頑張ってこ」と励ます草々。優しいダンナ様じゃないか~!ちょっと惚れ直したかも。その言葉に喜代美も少し笑顔を取り戻します。

そんなこんなで内弟子部屋にさっそく勇助くんが引っ越してきました。スタジオ見学した時には空っぽの部屋だったんですけど、あれはネタバレ防止のためですかね(笑)。
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草若さんの本もたくさん並んでました。ちなみにこの本は青木家に置いてあったものです(笑)。
内弟子修行を開始した勇助くんですが、喜代美の内弟子修行時代とは大違い(笑)の優等生。なんでもソツなくキッチリこなしていく勇助くんに自分の立場がなくなってしまいます。あそこまでできすぎるっていうのもちょっと胡散臭い感じがしますなぁ。まぁ、喜代美ちゃんの場合は不器用すぎたっていうのもありますけどね(←これに関して私は何も言えないんですけど 爆)
草々の浴衣もきちんとたたんでいる勇助くん。そんな彼に「何も教えることないわ」と苦笑いしている喜代美。すると急に顔が曇って両親がいなかった自分に姉が家事を仕込んでくれたと告白する勇助くん。さらにそのお姉さんまでもが亡くなっていると話し、さらに同情心を深めてしまう青木夫妻(苦笑)。ちょっといくらなんでも、出来すぎな話じゃないか?ただ、草若師匠を亡くしたばかりでナーバスになっている草々や喜代美にとっては勇助くんの話が素直に響いてくるんだろうなぁ…。「ほんまに家族になったろうな、俺らが木曽山の・・・」と語る草々がちょっと切なかったです。草若師匠の家でたくさんの愛情をもらっているだけに自分も彼の助けになりたいという想いが強いんでしょうね。

買い物に出かけた勇助くんを見送った喜代美は取材でやってきていた奈津子さんに拍子抜けするほど出来た弟子だと語っています。しかし、奈津子さんは勇助くんに何か違う感情を抱いているようで・・・「肉じゃが女とかボタン付け女に通じる胡散臭いものを感じるわ、あの子」と喜代美に忠告。さすが過去に優等生女に煮え湯を飲まされ続けた奈津子さんならではの冴えた勘だね(笑)。こういう優等生タイプには何か裏があると睨んでいるようです。ドン臭い喜代美ちゃんにはまだその意味は分からないと思うけど。そんな彼女を半分面白がっているかのように奈津子さんは退散していきます。
それと入れ違いに入ってきたのはなんと、A子こと清海!いったい何年ぶりの再会か?あの感動の橋の上の抱擁以来・・・だよね?しかし、あの頃のA子とはまるで別人のようです。「B子」と笑顔を向けはしますが、その顔は笑ってないし・・・なんか殺気すら感じる。B子は無事A子と向かい合うことが出来るのか!?

※今週ですべての「ちりとてちん」撮影が終わるようですが、松重さんのブログによると昨日の時点で寝床組や魚屋食堂組の人(順ちゃんはまだかな)、そして慈英さんが撮影終了した模様です…。あ~、なんだか寂しいなぁ…。まだドラマは続くのになんか不思議な寂寥感が…。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん喜代美草々