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エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます
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『ちりとてちん』126話 秀臣の孤独

魚屋食堂で秀臣が会社を畳むという衝撃発言を聞いてしまった小次郎さん、さっそく家に帰って家族に報告してます。遺恨を残しているものの秀臣のことが心配な小梅さんと正典さん。
その頃当の秀臣は静さんの病室でなにやら思いつめた表情をしています。気配を察した静さんに起してしまったことを謝ると、清海の見合い話はなくなったとだけ告げて立去ってしまいます。静さんの顔を愛しそうに触れていた秀臣さん・・・その様子にただならぬものを感じた静さんは清海に慌てて連絡したんでしょうね。会社経営のこともそうだけど、それ以上にもっと深いところで秀臣さんは追い詰められてしまったんではないでしょうか。身投げはやめてぇぇ!って雰囲気で見ているほうも心配しちゃいます。

その夜更け、血相を変えて清海が和田家に飛び込んできます。静さんから連絡を受けて秀臣さんがここに来ているのではないかと泣きそうな顔になってる清海。そんな彼女を見た糸子さんは容赦なく家族全員を叩き起こします(笑)。焦る清海に「不安な時は役に立たん者でもぎょうさんおったほうが気持ちが楽になる」と話す糸子さん。え~と、その考えは非常に的を得ているとは思うのですが・・・和田家の皆々様はのっけから「役に立たん者」って頭なんですね(笑)。
するとぶつくさ文句言いながらも一斉に起きてくる和田家の皆さん。お父ちゃんも小草若ちゃんみたいにパジャマをズボンに入れてますね(笑)。最初はぶつくさ言っていた喜代美でしたが、清海を見るととたんに顔色が変わってしまいます・・・。清海も喜代美とは顔を合わせられない。しかし、今は状況が違います。秀臣さんが失踪した事情を聞いて言葉もありません。すると、小梅さんがやってきて秀臣さんがいるであろう場所に案内します。察していたんですね・・・苦境の時にどこへ行ったのか・・・。かつては息子のように可愛がっていた弟子だったからその心が理解できたのかもしれません。それにしても寝るときのお着物も小梅さん、きれいですね~。ほんのり色香を漂わせているあたりさすがです。

小梅さんが案内したのは塗り箸を作る工房でした。電気もつけず暗闇の中一人静かに座り込んでいる秀臣・・・。電気がついて振り向いた時の顔には孤独の色が浮かんでいました。そんな彼に「不法侵入で警察連れて行かれまっせ」と冗談ぽく語りかける小梅さん。あんなに顔をあわせるのも嫌っていたはずなのに・・・今の小梅さんの表情には憎しみは全く感じられませんでした。いっそ警察へいったほうがマシだと答える秀臣さんに清海は「会社のことだったら自分が何とかするから」と告げますが、「お前にそんなことを言わせたくないから畳むんだ」と静かに語ります。愛する娘だからこそ、負担を掛けさせたくない親心・・・。秀臣さんの清海への深い愛情をこの言葉にものすごく感じて切なかったです・・・。

すると突然奈津子さんの取材魂に火がついたのか「製作所畳むと決意した今、社長さんにとって若狭塗り箸とはなんなのか教えてほしい」と言い出します。これに対して「なっちゃん、こんなときに取材なんかやめ~!」と珍しくまっとうなことを言って止めに入る小次郎おじさん。でもあの葬儀の時のKYっぷりからすれば奈津子さんのほうがまともだと思うんだけどなぁ(苦笑)・・・っていうか、小次郎さんにだけは言われたくないかも(笑)。でも、小梅さんも秀臣さんの塗り箸に対する本当の心が知りたい。憎しみの感情ばかりで秀臣と向かい合おうとしなかった小梅さんですが、今ならその言葉を受け止められると思ったのかもしれません。この突然の質問に秀臣さんは今まで秘めていた想いを少しずつ語っていきます。
二十数年前、「こんなものでは食べていけない」と言い放って正太郎のもとを去った秀臣。しかし、彼の塗り箸への愛情は誰も想像できないほど深いものでした。父親の方針でナイフとフォークの文化なのかで育った秀臣。ここで奈津子さんが「お金持ちのお子さんなんですね」と乗り出すと和田家がいっせいに「いやいやいやいや」とまるでコントのように否定(笑)。秀臣さんの父親は外国人だったんですね。だから慈英さんが配役されたのか!と小説読んだ時にガッテンした私です(笑)。ビックリする奈津子さんに

糸子 「それでジョン・トラボルタみたいに男前なんやね」
小梅 「うちはもう、ジェームス・ディーンが来たか思いましたで」
正典 「何を言うとんの」


と次々に好き勝手言ってる面々がやたら面白かったです。シリアスななかにもこういうちょっとした笑いを組み込んでくるあたりがさすが「ちりとてちん」だなぁと。みんなの息もピッタリでテンポいいしね。
後に秀臣さんの両親は離婚し、母親が日本人の父親と結婚してそこの子供になったもののその生活に馴染むことができなかった。それはナイフとフォークしか知らなかった自分が箸を使えないせいだと思ってしまったんですね・・・。けっこう孤独な少年期を過ごしていたんだ・・・。必死に家族に馴染もうと箸を持つ練習をし続けた秀臣さん。その時に出逢ったのが伝統若狭塗り箸だった。やっと箸を使えるようになって家族で鍋をつついた時に自分が受け入れられたと感じた秀臣さんにとって「箸は家族の象徴」だったんですね。箸を愛することは家族を愛することでもあった。小さい頃から常に愛情を求めていた人だったんだなぁと思うとなんだかすごく切なくなりました・・・。

自分と家族とを結び付けてくれた箸。なかでも一番手に馴染んでいた伝統若狭塗り箸の職人になるため小浜にやってきた秀臣。そんな彼を正太郎も小梅も温かく迎え入れてくれて充実した修行の日々が始まるはずだったある日、息子の正典が遊び半分で作った箸を見てしまいます。それを見て敗北感のようなものを痛感させられてしまった秀臣。正平の箸を見て「あのときと同じ」と口走ったのは、この正典が作った箸を見たときの衝撃と同じ意味だったのですね。自分にはそんな箸は作れないと思った秀臣は「自分はよそ者なんだ」と孤独の殻のなかに入ってしまったのか・・・。思い込みといえばそれまでですが、秀臣さんの当時の気持ちはなんだか痛いほどよく分かる。愛情に飢えている人だっただけになおさらショックだったんでしょうね・・・。
しかし、そんなときに取引先の娘だった静さんと結婚して友春くんが生まれて家庭を持った秀臣さん。幸せと同時に自分は伝統若狭塗り箸職人としてやっていけるのだろうかという不安を感じたと語ります。今までは伝統若狭塗り箸に未来がないからと言っていた秀臣さんですが、実はものすごく深く伝統若狭塗り箸を愛していて・・・それゆえに自分が職人としてやっていけるかというジレンマに苦しんでいたんですね…。そんな想いを抱えながらも修行に励んでいたある日、正典が突然家を飛び出していなくなってしまう。あの、糸子からの手紙を見て居てもたってもいられなくなった・・・あの日!なんとあのエピソードの続きがここで生かされて来ようとは!おそるべし、「ちりとてちん」。飛び出していった正典が落とした箸を拾ってじっくり見つめた秀臣はさらに深い絶望感に襲われてしまいます。

秀臣 「もう決して叶わないと思いました。努力や情熱だけでは届かない境地というものがあります」

これは切ないですわ~…。職人修行をしているからこそ悟ってしまうことってあるんでしょうね。自分ではどんなに努力しても決して届かないものなんだと…。そんな失望を抱きながらも正典が出て行ってしまったあとは自分が師匠の塗り箸を受け継がなければという想いで必死に修行に励む秀臣。しかし、どんなに懸命に作っても何度も正太郎からダメ出しを受けてしまう。たぶん正太郎さんは秀臣の心が乱れていることを察していたんじゃないのかなぁ…。だからそんな彼が作る塗り箸はどれも納得できるものにはならなかったんじゃないかと。こういうのって精神的なものも大きく影響すると思いますし。なんか正典と秀臣の関係って草々と小草若に通じるものがありますね…。
それでも昼夜問わず必死に作り続けた秀臣。そんなある夜、工房で一人塗り箸に没頭している秀臣の背中に聞こえてきたのは嬉しそうに息子の名前を叫んだ正太郎の声でした・・・。工房まで走ってきて正典が戻ってきたのではないかという期待に胸膨らませながら呼んだ「正典」という声・・・。しかしそこに座っていたのは正典ではなく必死に修行に励んでいた秀臣の姿だった。

正太郎ちゃん、これはあまりにもキっツイでぇ~~

いやぁ・・・ちょっと辛すぎますね、このシーンは。自分はよそ者なんだという想いを抱えながら、それでも自分が師匠の塗り箸を受け継ぐんだという想いで必死に頑張っていた秀臣にとって、「正典」という息子を呼ぶ声はあまりにも残酷。やはり師匠は息子に受け継いでほしいんだ、自分は師匠の塗り箸を受け継いでいくのに相応しい人間ではないんだ、そしてやっぱり自分はよそ者に過ぎなかったんだ・・・どうしたってそんな考えが駆け巡ってしまいますよね。家族の象徴でもあった塗り箸に見捨てられたようなそんな気持ちがしたのかもしれません。
「秀臣こ・・・」と少し残念そうな顔をして立去った正太郎の背中を見つめ涙を流す秀臣さんの姿があまりにも哀しすぎてこちらも涙涙でした…。このことが引き金となってついに師匠のもとを去る決意をした秀臣…。伝統若狭塗り箸に限界を感じたから去ったのではなく、伝統若狭塗り箸への・・・師匠への愛情が深かったゆえの決別だったんですね。ずっと今までそれを黙っていたなんて辛かっただろうな。

この話を聞いた小梅さん、どのように彼を受け入れるのでしょうか。明日は四草くんの本当の算段の意味も出てきそうですし・・・涙の土曜日になりそうです。

そういえばいつの間にか『ちりとてちん』レビューが100越えてました(笑)。ひとつのテーマで100以上書き続けてるのは初めて!自分でも驚いた(汗)。これも読んでくださる皆さんのおかげです。ありがとうございます。


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テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん 秀臣

『ちりとてちん』125話 錆びた石

ついにお見合いの日を迎えた清海。相手の写真を見てため息をついていますが・・・その写真の中身が気になったのは私だけでしょうか(笑)。いったいどんな人が清海との見合いを望んでいるのか興味津々だったんですが(爆)全く見えませんでしたねぇ。中身はいってなかったりして!?
その頃秀臣さんは静さんの病室を訪ねて清海がこれから見合いをすることを報告しています。製作所の為に見合いをさせられる清海のことを心配して無理に起きようとする静さんでしたが、夢破れた清海に親がレールを敷いてやらなければと語る秀臣さんの言葉に複雑な心境を覗かせています。結果的に見合いを無理強いすることになっているけれども、秀臣さんからすれば会社のことというよりも娘の心配をしてという気持ちのほうが強いみたいですね…。友春くんのときもそうだったけど、秀臣さんの子供に対する愛情ってものすごく深いものがあると思います。だからなんだか切ないなぁ…。

病室で両親がそんな会話をしているとは知らない清海。迎えを待っていると喜代美が会いに来てしまいました…。見合いすると聞いてやってきたという喜代美は「それで何しにきたん?」と言われると何も言葉が出てこない。結局何をすることもできずそのまま帰ろうとしますが、「自分で結婚を決めた」と投げやりな態度の清海の言葉を聞いて思わず「うそやな!ホンマは気進まんのやろ!?」と言ってしまいます。それに対して「お父さんが望んでいるから」と答える清海に「A子が望んでいるわけじゃない」と言い返す喜代美・・・。この「A子」という言葉に清海は激しく反発します・・・この名前を呼ばれるたびにゾッとしていたと。
優等生で友達も多くいつでも輝いて見えた“A子”。でも、清海はこの名前がずっと心の重荷になっていたんですね・・・。喜代美は“B子”と呼ばれるたびに劣等感を抱いていたけれども、清海は“A子”と呼ばれるたびに「いい子」でありつづけなければいけないという想いに苛まれてきた。自分らしくありたいのにその名前を呼ばれることで「優等生」を演じ続けていたんだ・・・。これって現代社会にもすごくありがちな光景ですよね。優等生であり続けることに疲れてキレてしまう人、いると思うし・・・本当に辛いと思う。そんな自分に限界を感じて人生で初めて親に逆らって東京で新しく生まれ変わろうとした清海でしたが、結局は挫折してしまった。だからなおさら大阪に出て成功して幸せを掴んだ喜代美を見るのが辛いんじゃないのかな・・・。「やっぱり私はA子でおるしかないんだわ」という言葉があまりにも哀しすぎる・・・。そしてそんな娘の本心を影で聞いていた秀臣さんも辛いですよね・・・。いかに娘に自分が負担を強いてきたのか思い知らされたような顔してたし。愛している子供だからなおさら清海の告白は堪えたんじゃないでしょうか。

一通り自分の想いを告白した清海。喜代美は一言も言葉を挟むことができません。今自分は幸せを掴んでようやく本当の清海が見えるようになって・・・その見えた現実というのがあまりにもショックなことだったから。さらに追い討ちを掛けるように、清海はあの小浜の浜で拾った石のペンダントを喜代美に手渡します。

清海 「これ、返すわ。捨てたんやね・・・海に」
喜代美 「なんで・・・」
清海 「なんでか、私のとこに戻ってきたわ。…ぼろぼろに錆び付いて」

このシーンはめちゃくちゃショックでした。清海はあのとき友情の証として喜代美にあの石を渡してた。でも、喜代美にはその気持ちが全く見えずコンプレックスの塊にしか思えなくてそれを海に捨ててしまった。その石を清海が海で見つけてしまった・・・。錆び付いた石はまるで今の清海の心の中を表しているようで哀しくて痛くて仕方なかったです。そして渡された喜代美もあまりのショックに言葉が出ません。結果的に清海を激しく傷つけてしまった喜代美・・・。辛すぎますねぇ、この展開は。

その頃大阪では小草若が草原兄さんから『はてなの茶碗』の稽古をつけてもらっています。「無理」とは言われてましたが結局面倒見のいい兄さん、小草若に教えてあげてますね。しかし、そこには何故か四草も付き添い(というか審判員 爆)のように座ってて小草若ちゃんの落語に眉をひそめながら「風格のない茶金さんですね」とツッコンでます(笑)。当然そこでキレちゃう小草若ちゃんですが、草々のときのように取っ組み合いにならないのは四草くんがクールキャラだからですかね。そんな様子にあきれ返る草原兄さんでしたが・・・今まで初級編の落語しかやってこなかった小草若が突然上級編の『はてなの茶碗』をやるのには無理があると言い出します。たしかに今の小草若ちゃんにはハードルが高すぎるかも・・・。『愛宕山』だったらやれるんじゃないのかと言われますが、「愛宕山は…あきません…」 と黙り込んでしまう小草若。父親の十八番だった『愛宕山』には触れたくても触れられないなんらかの想いがあるのかもしれません。

そこへ草々の怒鳴り声と共に勇助が助けを求めて駆け込んできます。例の草々くんのスーツのクリーニングの件だな(苦笑)。「どないかしてくださいよ!」と責め立てる勇助からスーッと目をそらす四草。その目の動きが本当に上手いんだから・・・虎ちゃんは(笑)。
そこへやってきた草々・・・おかみさんにもらった思い出のスーツが見る影もなくボロボロになってしまっています。宝物のように大切にしていたスーツをこんな姿にされては草々の怒りもごもっともだなぁ。勇助はいったい何を四草から吹き込まれたのかといえば・・・クリーニング代せしめるために洗濯機で洗え・・・ひぇ~!!そんなことけしかけたんかい、キミは(苦笑)。「なんちゅう悪いこと教えんのや!…」 とは草原兄さんのお言葉。それを教えるのにどうやら寝床で「ざるうどん」奢らせてたらしいことも発覚。相変わらずおねだりするものが地味ですな(笑)。ひたすら四草師匠を責める勇助に

「ちょっと師匠に問い詰められたぐらいで、ほんまのこと言うて…。どこが鉄砲勇助や」

と言い放つ四草。「鉄砲勇助も平兵衛の算段には負けるか」と草原兄さん逆に感心しちゃってます(笑)。ところがそんなやりとりなどもはや耳に入らない草々くん。おかみさんの思い出のスーツをボロボロにされて半泣き状態になってしまいます。・・・っていうか、草々、四草を怒らないのか!?
しかし、この算段にはなにやら四草くんなりの考えがありそうです。草原兄さんはそんな四草の表情が気になっている様子…。

その頃小浜ではすっかり凹んでしまった喜代美と順子が並んで座っています。行かないように説得されたにもかかわらず清海の元へ行って結果、順ちゃんの言うとおり傷ついてしまった喜代美。さらに恐竜の化石のことについても本当に辛かったのは清海のほうだったと思うと告げられてますます凹んでしまいます。今まで自分の不幸を嘆くことばかりだった喜代美はその影で傷ついている人がいるということにまったく気付くことはありませんでした。今ようやく見えてきた相手の真実に自分がどれだけ傷つけてきたか思い知らされるばかりの喜代美。
そんな凹んでる喜代美に順ちゃんは「そんなことはお互い様や。生きとったら、人傷つけることかってある」と言います。人と関わって生きている以上、どんな生活をしていようがどこかで傷ついたり傷つけたりするものだと・・・。いや~・・・相変わらず名言を言ってくれますなぁ、順ちゃん!感動してしまったじゃないか。人間関係ってだから難しかったり、逆に愛しかったりするんですよね。

夕方近くになって清海のもとへ秀臣さんがやってきて見合いが延期(たぶんキャンセルしたんだと思います)になったことを告げます。製作所を継いでもらうことよりも、娘の幸せのことを想っての秀臣さんの決断・・・。でも清海はまだそんな父の心に気がつかないようです。
その足で魚屋食堂を訪れる秀臣さん。友春くん・・・なんかここんとこ毎日Tシャツが変わってませんか(笑)。いったい何種類の魚屋食堂Tシャツ作ったんだ、ちりとて衣装班は(笑)。めずらしくやってきた秀臣さんに春平くんと順平くんも嬉しそうです。彼らからすると秀臣さんは“おじいさん”になるんだ…。こんなに早く慈英さんが“おじいさん”と呼ばれる日がくるなんて思いもしなかったよ(笑)。箸を使えるようになつた孫たちに目を細めますが、その笑顔はどこか寂しげです。そこへ不機嫌そうな小次郎おじさんがやってきます。どうやら『はてなの茶碗』を地で行くようなことをしたらしく(爆)正平くんの作った箸がいい値段で売れなかったのは秀臣さんがややこしいことを言ったせいだと逆恨みしているようです。全く困ったおじさんだ(苦笑)。しかし、正平の箸を見た秀臣さんは「製作所を畳もうと思っている」と爆弾宣言をしてしまいます。そこまで追い詰められてしまってたんだ・・・。この言葉に息を呑む一同。

和田家では清海から渡された錆びた石のネックレスを見つめながら喜代美が自己嫌悪に陥っています。その石を見るたびに傷つけてしまった清海への想いに苦しめられている様子…。いったいどうなるんでしょうか!?


それにしても今週は「ちりとてちん」関連が濃いですなぁ。虎ちゃんのスタパのあとHPで感謝祭のレポがあがったり壁紙3種類配布が始まったり(さっそくデスクトップ壁紙にしてます♪)、来月には関東でも福井のトークショー放送が決まったり・・・。そういえばちりとてSPの話も本格的に出始めていたり。小説の下巻も発売になりましたし(さっそく購入しましたがラスト前の週のサブタイトルが底抜けにオモロイです)
でも大阪限定っていうのもあるんだよなぁ。30日のスペシャル番組、なぜ全国放送にしてくれないの~!?『瞳』も見るから放送しておくれ~(笑)。あと、虎ノ介君がラジオ大阪の「めっちゃ元気」って番組にゲスト出演するらしいですね。これも聞けないよ・・・。はぁ~・・・大阪行きたい。


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テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん 喜代美 清海 四草

恋する妊婦 2/27マチネ

シアターコクーンで上演中の『恋する妊婦』を観に行ってきました。演出は岩松了さん・・・。岩松作品を観るのは実はこれで3回目なんですが・・・過去2回ともストーリーの主題が全く見えないままに終わっていて「もうこの人の作品は観に行くことはないな」と思ってたんですが・・・何を血迷ったのか今回、姜暢雄くんが出てくるというだけでチケットを購入してしまったんだよなぁ(苦笑)。その前の作品では小澤征悦くん、もうひとつ前の作品では北村一輝さん目当てでチケット取って満足を得られなかったのにまたしても同じ過ちを繰り返してしまった。

しかも、お目当ての姜くんの出番が演劇雑誌を読んでいて後半少しだけであることが判明(爆)。観る前からますますテンション落ちてしまって…。でも、一縷の望みだけは持って劇場行きましたよ。今度のは岩松作品にしては動きがあるらしいし、もしかしたら面白いと思えるかもと…。

ところが・・・・・・・・・・  だめだった・・・・・・・

3作品観た中で一番ワケ分からないまま終わってしまった(爆)。少なくとも私の後ろの列にいた人と両隣に座っていた人は私と同じ心境だったらしくカーテンコールでも頭が呆けてしばらく拍手すらできないような状況でした(苦笑)。なんだこの疲労感・・・・。長い間観劇していますが、こんなに舞台見た後疲れを感じたのは本当に久しぶりです。なんか終わった後自分の顔が死んでるのが分かったくらい疲れた。一刻も早く口直ししたくなって、家帰ってからすぐに食事の支度しながら虎ちゃんのスタパみたくらいですよ(笑)。

そんなわけで、ストーリーの感想っていうものが今回は書けそうにないです。一応、キャスト感想を少しだけ。



キャスト
小泉今日子、風間杜夫、大森南朋、鈴木砂羽、荒川良々、姜暢雄、平岩紙、森本亮治、佐藤直子、佐藤銀平、中込佐知子、米村亮太朗、大橋智和、安藤サクラ


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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : 観劇

[ 2008/02/27 23:33 ] ストレート演劇 | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』124話 算段の師匠

買おうか迷っていた仏壇をついに購入した小草若。久しぶりに勢揃いした兄さんたちが師匠とおかみさんの遺影の前で手を合わせています。それにしてもずいぶん立派な仏壇・・・小草若ちゃん意外と貯金持ってたのかな?・・・と思っていたら四草くんが案の定ツッコミいれてました(笑)。

四草 「こんな金あんねやったら人の部屋転がり込まんかったらええのに」 (←道理 笑)
小草若 「どうしても欲しかったの!」 (←弟みたいだな 笑)
四草 「ほな、この仏壇に住んだらええのに・・・」 (←オモロすぎるツッコミ 笑)

この二人本当にいいコンビになりましたねぇ(笑)。頭叩かれても平然としている四草くんの表情が実に面白い!そんな弟の前で「お前1人に払わすわけにはいかんわ」と言って仏壇代をみんなで出し合うことを提案する草原兄さんでしたが、小草若ちゃんはそれに対して何か言いたそうでした。でも草々くんの勇助を呼びつける声にその機会を失ってしまいます。
急いでお茶を持ってやってくる勇助くんですが・・・「ネズミ捕りに足が挟まってスーッと抜けなかったもんですから」と相変わらずどうしようもない嘘をついて誤魔化そうとしてます(苦笑)。さすがに兄さんたちも呆れ顔で・・・っていうか、この話は騙されないだろう。今回の嘘はかなりレベルが低いですな。しっかし嘘を落語の修業と考えてるからこの先も大変そうですねぇ、草々師匠(笑)。そんな勇助くんにおかみさんからもらった大切なスーツをクリーニングに出すように言いつける草々。「絶対に傷めないように念を押してな」とキツく言い渡しているのですがこのスーツの事情を知らない勇助くんは「このスーツ丈合ってませんよ」と一言(爆)。それに固まる草々師匠を見て他の兄さん大受けです。小草若ちゃんなどは久しぶりにウヒョヒョ笑いしてるし(←なんかちょっと安心したけど 笑)。完全に動揺しちゃった草々は「はよ言われたことせい!アホ!」と怒鳴っちゃって師匠の威厳が台無し(笑)。
そんな様子を一人冷めた目で見つめていた四草くん、「案の定でしたね」とため息交じり。どうやらみんな草々がちゃんと師匠やっているか心配して見に来たようです。そんなみんなの前で「どないしたらなれるんでしょうね・・・草若師匠みたいに・・・」と弱音を吐きます。そんな草々を複雑な表情で見つめる小草若・・・。もしかしたらこの時漠然と「草若の名前を草々に取られる不安」に駆られてしまったのかも

その頃喜代美は魚屋食堂で順子に清海のところへ行くべきかどうか相談しています。そのことに強く反対している順ちゃん。今まで散々清海のことを妬んだり恨んだり羨んだりして自分の世界に閉じこもってきた喜代美。そのことが今まんま清海の状態なんだと諭します。さすがは順ちゃん!人のことを見る目が鋭いです。今喜代美が会いに行きたいというのは彼女の心の霧を晴らしたいという自己中心的な想いなわけで・・・結局まだ清海のことを真剣に考えてはいないことになるんじゃないのかな。だったら私も順ちゃんの言うとおり会いに行かないほうがいいと思う。感謝祭の時にしほりちゃんが「B子を殴ってやりたいと思った」って言ってたのはこのあたりのシーンだっのかも。でも、そのままずっと避けているのもよくないと思うんだよなぁ。一度はちゃんと向き合って話し合ってお互いに分かり合って本当の親友になってほしい。
一方の清海のほうには本格的に見合い話が進んでしまっているようです。もう人生を投げてしまったかのように生気のない清海が痛々しい・・・。しかし頼んでる相手が知ったかぶりの竹谷さんですか(苦笑)。大丈夫なんだろうかとついつい思ってしまう

草々からクリーニングを頼まれた勇助が草若邸を出ると突然どこからともなくスーッと四草くんが現れてビックリ!あの登場の仕方はかなーり怖いぞ(笑)。どうやら待ち伏せしていたようでさすがの勇助くんも完全にビビりモードです。そんな彼に一言「クリーニング屋行くんか?」とボソッと尋ねる四草でしたが反射的に「いいえ」と嘘をついてしまう勇助。ところが四草くんにはそんな小ざかしい嘘はもはや通用せず(笑)、ものすごい眼力で見返され縮み上がる勇助くんはあっけなく完敗。するとなにやら悪魔のような囁きで勇助くんに挑みかかる四草師匠。

四草 「その程度か、お前の算段は?」
勇助 「算段?」
四草 「俺やったらここでひと儲けするけどな。・・・お前にそんな高度な嘘はつかれへんか」
(←なに企んでるんだ?算段の四草師匠は 苦笑)
勇助 「・・・待ってください!!聞かせてください、四草師匠の算段!」
(←嘘つき魂に火がついたようで 爆)
四草 「・・・(腹減ったなぁ~)」
勇助 「・・・(え・・・えぇ!?)」

BGM効果もあるけど、このシーンってものすごい悪の匂いがプンプンするんですけど(笑)!なんかサスペンスドラマでよくありがちな人を陥れてるの図って感じだったぞ。それにしてもホンっとに目の演技が魅力的ですなぁ~虎ノ介くん!勇助くんを脅している時の目と腹減ったなぁの目の違いがものすごく面白かったよ。とてもこの前のスタパで純粋な涙を流していた人とは思えん迫力だった。やっぱすごい俳優さんだよ。本当にこの先も役者で頑張ってほしい

小浜の和田家に久々に小次郎おじさんが奈津子さんと帰ってきました。奈津子さんが喜代美の取材でやってきたのは道理に叶ってますが、儲け話を嗅ぎ付けてきたという小次郎さんは・・・相変わらずですな。小梅さんが思わず「ホンマにええのんこ?」と聞きたくなる気持ちも分かります(笑)。で、その儲け話というのがなんと正平くんの作った箸。これを見て秀臣さんが「あの時と同じ」と呟いたのにピンときたようで、正平くんの箸はとんでもないお宝になると思ったんだとか。あちゃ~・・・そう来てしまいましたか、小次郎さん。
その話を聞いた喜代美はこれと似通った噺として『はてなの茶碗』という落語があると話します。ここで草原兄さんの落語と共に再現VTR登場。茶金さんに秀臣さんが扮しているというのがなんだか深いですねぇ。慈英さんの町人姿、なかなかいいんじゃないでしょうか。相変わらず喜代美ちゃんの男装も可愛かったですし
で、この噺に小次郎おじさん食いつく食いつく(笑)。オチでは大儲けするということを知ってますますテンション上がっちゃってます。そんなおじさんのはしゃぎっぷりに複雑な表情の正平くん・・・。彼の心境を考えると本当に小次郎さんには余計なことしてほしくないんですけどね(苦笑)。

同じ頃、草原兄さんの楽屋に小草若が訪れていました。仏壇は自分のお金で払いたいと申し出ます。あの時遮られてしまった言葉はこれだったんだねぇ。「みんなの師匠や言う前にオレの親父ですから」という小草若ちゃんの気持ちを察する草原兄さん。師匠の仏壇を買ったのではなくお父さんの仏壇を買ったんだよね・・・。

小草若 「仏壇の料金払うことが励みになりますねん。はよう落語で稼げるようにならなて・・・。親父みたいに・・・」

草若師匠が亡くなったことで落語家の自覚が小草若にも芽生えていよかったと思いますが、反面、早くその父親に追いつかなければと焦る気持ちが手にとるように分かってものすごく不安です。これが『家の子』の重責なんだろうなぁ…。たぶん本人にしか分からない苦しみ。そして草原兄さんに『はてなの茶碗』の稽古をつけてくれるよう必死に頼み込みます。そんな小草若の様子を見て微笑んだ兄さんでしたが一言「無理」(笑)。兄さん、その落とし方はあまりに面白すぎますよ!必死にすがり付いてお願いしている小草若ちゃん、無事に教えてもらうことができるのか?柳宝師匠か尊徳師匠はだめなんかね?

翌日、小浜ではさっそく正平の箸を持って小次郎さんがひと儲けしようと出て行くところ。もう見るからに成功しなさそうなのが分かるんですが(苦笑)。そこへ竹谷さんがやってきて久しぶりに小次郎おじさんとのバトルが展開。でもなんだかんだ言いながら定期便の役割は果たしてくれてる竹谷さんは優しいですよね。そんな押し問答のなかで清海が見合いするということを聞いてしまう喜代美・・・。これを聞いた喜代美も定期便に便乗しそうな予感がします。


さて、公式HPのほうでは2月3日のファン感謝祭の完全レポートとして第一部が上がってますね。本当に完全収録してくれてます。しかも写真つきでかなり漫画チックになってて面白いですよ。私のレポではなくこちらのHPで雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。
それからちりとてちん 下 NHK連続ドラマ小説が発売されたようですね。ネタバレを知った上でドラマを楽しんでいる私としては購入してこなければ(←大筋のネタバレはなんとなく知ってますが 笑)

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テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん 四草

『ちりとてちん』123話 あのとき

恐竜博物館で偶然出会う清海と正平。これは先月末に勝山でロケしたやつですな。二人とも何時くらいぶりに会った事になるんだろう?お互い印象がすっかり変わってしまいましたが…二人とも心の中に深い悩みを抱えていますからね。ショーケースの中にある清海が発見したとされている恐竜の化石を見て「やっぱA子さんはちがうなぁ~」と感心しているのですが、今の彼女はその言葉を聞くことがとても辛いわけで、正平と目を合わせることもなく立去ってしまいました。それにしても佐藤めぐみちゃん、ものすごくスタイルいいですよね!なんか最近惚れ惚れしながら見てしまいます(笑)。
正平はたぶん清海の心の孤独をこの時どこかで感じたんじゃないかな?この二人、後々何か関わりが深くなっていきそうな予感がします。

その頃、魚屋食堂に喜代美が訪れています。もうすっかり焼鯖の焼き方も板についてきている様子の友春くん。幸助さんや松江さんとも本当の親子のように仲良くやっているみたいで…彼の人生の選択は間違ってなかったんだなぁと思いました。製作所にいた頃とは別人のようだよ(笑)。そんな友春くんに喜代美は清海のことを尋ねてみます。会うことはあってもほとんど話をしなくなってしまったと語る友春・・・。前はあんなに仲のいい兄弟だったのに・・・。さらに製作所のための結婚話が出ていることも本当のようで、彼女に様々な重荷がのしかかっていることを知る喜代美。その話を少し複雑な表情で聞いている幸助さん夫婦がとても印象的でした。本当は友春くんが製作所跡取りになるはずだったからねぇ・・・。

清海の話を聞いて重い気持ちで家に帰って来た喜代美ですが、店先で箸を並べている正典さんはなんだかとても嬉しそうです。というのも、正平くんが作った塗り箸が完成したということで・・・かなり上手くできてましたね。必ず跡取りにってわけではないと話しながらも気持ちはもう正平くんが継ぐものだと前提でって感じだよ、お父ちゃん(苦笑)。自分のやりたかったことを封印してしまった正平くんにはこのレールに素直に乗らないでほしいんだけどなぁ・・・。正典さんはやっぱり正平くんの悩みに気づいてないんですね。
ウキウキしながら正典さんが立去るのと入れ替わるように珍しく秀臣さんが店を訪ねてきました。喜代美が持っていた正平の作った箸に目を留めると熱心にそれを日に透かしながら見つめています。そして愕然としたような表情で「おんなじだ…あの時と…」と意味深な言葉を呟きたちさろうとする秀臣さん。この「おんなじだ」の意味は土スタでかなりネタバレされてしまいましたが(笑)そのあとの展開がとても気になりますね。清海のことをとっさに尋ねる喜代美でしたが、「家族のもとでこそ、立ち直れると信じています」とだけ告げて少し寂しそうに店を後にしていきました。でもそんな暗そうな家庭では清海の心もますます沈んでいくばかりなんじゃ…。予想以上に製作所は苦境に立たされているようだし・・・心配です。

その頃大阪でも深い悩みに突入している男が1人・・・小草若です。菊江さんの仏壇店にやってきて両親の仏壇を購入しようか考えている様子。そういえばないですよね、草若さんの家に仏壇って。スタジオ見学した時には…(以下自粛)。でも小草若ちゃんが本当に悩んでいるのは落語について。今まで落語とあまり真剣に向き合ってこなかった分、襲名ということが現実味を帯びてきて不安でいっぱいになっているんでしょう。「俺、なれる思うか?草若の名前に相応しい落語家に…」と菊江さんに尋ねますが「仁志は仁志らしい落語をすればいい」と言われるだけ。でも、私もそれで良いと思うんだよなぁ。草若さんも小草若ちゃんにそうあってほしいと願っていたし…。
でも、『草若』という名前はあまりにも小草若には重過ぎるのか「それではアカンねん。はよ小さいいう字が取れるようにならんと」と店を飛び出してしまう。ものすごく焦ってるなぁ、小草若ちゃん…。思い詰めてしまうとすぐに心が折れてしまう子だからものすごく心配です。

その夜、和田家では正典さんがなにやらソワソワしながら小梅さんに「箸」アピールしてます。さらに糸子さんも加わって和田家の食卓は正典・糸子の「箸箸箸箸」合戦に(笑)。どうやら正平君のつくった塗り箸を小梅さんに使ってもらっていたようでその評価がものすごく気になっている様子。ところが当の小梅さんの反応は「ほうこ?」とあまり期待通りの反応が返ってこないので拍子抜け(笑)。そんな反応を見ながら複雑な表情で俯いてしまう正平くんを小梅さんは見逃していませんでした。もしかしたら勘付いているのかもしれませんね・・・正平くんの本当に気持ち。
その席で秀臣さんがやってきて正平くんの箸を見つめていた話をする喜代美。いったい何しにきたんだ?と怪訝顔になりながらもついつい製作所の経営状況を心配する言葉を口にしてしまう小梅さん。あんなに憎んでいるのに珍しいと正典さんたちに見つめられるとそれを誤魔化すように「誰が心配や言いました」と何事もないような顔をする小梅さんですが、内心はやっぱり気になっていると思います。憎しみを抱いてしまっているのはその裏に愛情があるからだと思うんですよね。だからかなり複雑な心境なんじゃないでしょうか。早く和解してほしいんですけどねぇ・・・。

次の日、喜代美は清海の母・静さんの病室へ御見舞いに行きます。そこで喜代美は意外な真実を知ることになります。
今までずっと自分に立ちはだかる壁としてコンプレックスの対象として見てきたA子でしたが、実はA子のほうは喜代美のことを本当の親友ができたと喜んでくれていたことを初めて知ります。みんなに好かれている清海が・・・と信じられない喜代美ですが、清海は本当に信頼しあえる親友が欲しかったんですね・・・。喜代美はそんな親友になってくれるとずっと思っていた清海。A子がまだ優等生だった頃からそのことはずっと感じてました。A子はB子のことを純粋に友達だと思って好意を抱いているのに対してB子はA子の存在のせいで自分が霞んでいるとずっと思い込んでコンプレックスを持っていた。哀しいすれ違いだよなぁ・・・。
さらに三味線ライブのあのとき。はじめは喜代美のほうが三味線を上手く弾いていたのが、みるみるうちに清海に追い抜かれて結局は照明係に回ってしまった苦い過去がありましたが・・・あれも喜代美に迷惑かけたらいけないと清海は必死に努力して三味線を稽古していてその成果があのような結末になってしまったとは。自分よりもできるから追い抜かれたんじゃなくて、自分に迷惑を掛けまいと必死に練習していた清海。親友に迷惑掛けたくない一心で三味線の練習をしていた清海。今頃になって「あのとき」の清海の気持ちを初めて知った喜代美はショックを受けます。自分は今までA子の何を見てきたのだろうと・・・。この展開は非常に切ないですなぁ。二人には本当の意味での親友になって欲しい。


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スタジオパークに加藤虎ノ介くん

ついに待ちに待った加藤虎ノ介くん出演のスタジオパークが放送されました~。放送前からかなり楽しみにしてたんですが、同時に1人で大丈夫かなと心配も(笑)。でも、虎ちゃんなりにものすごく一生懸命喋ってくれたし・・・それにまさかあんなに泣かされるとは夢にも思わず。ものすごく濃い感動的な1時間弱でした。

いきなりアップで「賭けましょか?僕が勝ったらきつねうどんですよ」と登場の虎ノ介くん(笑)。この時は四草なのに花道を歩く時は虎ちゃんだった。でも、かなり丁寧に花道の人たちと握手していたのでちょっと驚きました。もしかしてちょっと場慣れしてきたかも!?それでもまだまだ緊張状態が続いているということで、それをほぐす為にとさっそく一問一答が。

・今日の朝ごはんは ・・・ 現場でもらった弁当 (起きてから食べてないのね 笑)
・寝るときは何着てる? ・・・ ふつうにTシャツとパンツ (微妙な質問だ 爆)
・昨晩は何時間寝た? ・・・約7時間 (意外と眠れたんだ)

ということで花道へ。ここでもかなり多くの人と握手してました。いいヤツじゃないか~。で、その間に写真が流れるんですが…子供の時の写真が底抜けに可愛い!女の子みたいだった。さらに特別ゲストがモザイクで出てきましたが・・・ちりとて見てる人であの映像が分からない人っていないんじゃないのかねぇ(爆)。

そんなこんなでスタートしたわけですが、あまりの人気っぷりに虎ちゃんもビツクリしているようで多少呼吸困難気味(笑)。すると武内アナが色々な人たちから「虎ちゃんを頼む」と言われてきたと告白。トークが苦手だという虎ノ介君をみんな心配しているんだなぁ。これには虎ちゃんも苦笑いしてました。
まず最初にドラマの中の四草がどんな人物かという映像紹介。これを挟むことによってちょこっとリラックスさせようという算段か?で、その映像が明けたあとに紹介されたFAXの山がすごすぎる!!あれでまだ半分というのですから虎ノ介君の人気の高さが伺えますねぇ。届いているメッセージもかなり熱烈なものばかりでビックリしたり戸惑ったりな虎ちゃんでした。
ここで遠藤アナの日本放送番組研究所のコーナーに突入。今回はちりとてちんクランクアップについての特集でしたが、写真じゃなくて映像としてみたかったなぁ~。ぜひともそれはDVD特典に入れていただきたい(笑)。さらに虎ちゃんのサインを考えるの図として松重さんのブログ写真が採用されてました。みんなで寄ってたかって考えたサインというとですが・・・結局あの完成品は吉弥さんのデザインで落ち着いたそうで。本人曰く「吉弥さんに丸投げ」しちゃったらしいです(笑)。
撮影終了の瞬間はどうだったかと尋ねられると「やっと眠れる」と思ったと語っていたのがとても印象的でした。プレッシャーと緊張で眠れない日々が続いたんだとか。のちのちこの話題が涙の感動物語へ発展するとはこの時夢にも思わなかったけど・・・。

ちりとてちんの4兄弟がものすごく仲がいいという話題になった時「加藤さんはどんな感じでしたか?」と聞かれて「ん?」と固まっちゃってましたが(笑)付き合いは普通の男子校の友達みたいな感じでいつもいつも一緒にいてすごく楽しかったと語ってました。男子校のノリっていうのは宗彦くんも語ってましたね。ここで青木君、吉弥さん、宗彦くんの3人による虎ちゃんへの1分間メッセージが出ました!この「1分で」というのが怪しい(笑)。のっけから肩組んでノリノリで仲良さそうな三人(笑)。吉弥さんは「心配やわ~・・・ほんま心配やわ~」と終始これに徹しておりましてまさに親の心境状態(爆)。そのあとも服装のことやら(チャックのことまでさりげなく 笑)なにやら虎ちゃんへのツッコミしまくりで話も途中で終了してしまいました。しかしモッピー、髪の毛茶色く染めたんだね。なかなか可愛くていいじゃないか。

そして次のコーナーではプライベートについてということで「徒然亭四草vs加藤虎ノ介」というテーマで語られました。まずは仕事の変遷。四草はエリート商社マン→落語家→中華料理店員→落語家。虎ノ介君はフリーター俳優→俳優。ここでフリーター俳優の「俳優」を手で隠していたのが可愛かった。大学在学中になんとなく劇団に入ってしまって、そこからダラダラと続けてしまったと。俳優にこだわっていたわけではなく、負けず嫌いの性格で周囲の人に負けたくないという気持ちが強かったのと、やっていくうちに欲が出てきて高みを目指していったということのようですね。かなり劇団内では尖がってたのかも!?ただ役者にとって負けず嫌いになるって言うのも大切なことかもしれませんね。
ここで貴重な虎ちゃんの劇団時代の映像。それはそれは勢いのいい舞台役者な虎ノ介君でした。負けず嫌いで必死にやってたっていうのが何となく分かる感じがしたなぁ。ちなみに虎ノ介君の在団してた劇団は升毅さんが主催するMOTHERというところだそうです。この劇団の存在は知っていたんですが、当時私は小劇団にあまり興味がなくて観に行かなかったんですよね…。しかも解散していたこともつい最近知ったくらいなんで(爆)。

話は虎ちゃんのアルバイトについて発展。たしかに小劇団の人ってアルバイトしないとやっていかれないんですよね。キャラメルボックスの役者さんですらバイトしてるくらいですし・・・バイトしないで食べていけるのは劇団四季くらいではないかという話をきいたこともあります。それにしても様々なバイトを経験してますねぇ。百貨店店員、ブレーカー修理屋、運送関係、飲食関係・・・と、すごいなぁ。で、このバイトに纏わる面白い話が。
なんとつい先日ちりとてがまだ撮影している時に当時のバイト先上司から電話があって「現場入ってくれないか」と言われたんだとか(笑)。今大阪のNHKにいるから無理と言ったところ「NHKでバイトしてるのか」と言われいつなら身体が空くか聞かれ3月以降ならと答えてたらしいですよ(笑)。この話をしているときの虎ちゃん、まるで落語喋ってるみたいな感じでものすごく面白かった!とてもトーク苦手な人の喋りっぷりとは思わなかったですよ。まさか本人も落語の演技勉強がこんなところで役立とうとは思ってなかったに違いない(笑)。

次に生い立ちについて。四草の生い立ちについてはドラマの一場面で紹介。このあたりNHKもかなり気を遣ってますね(笑)。で、虎ノ介君はと言うと・・・小学1年生の時に人生の転機ということで。全く知らなかったのですが、小学1年の時に大病をして1年近く入院生活をしていたんだとか。このエピソードには本当にビックリしました。その入院生活はかなり過酷なもので食事には味もなく、ついこの前まで友達だった子が突然いなくなってしまったり(亡くなってしまった)子供心に相当ショックの連続だったそうです。それでストレスがたまりすぎて病院で問題を起したらしく結局追い出されたらしいのですが・・・そんな経験があったなんてちっとも知らなかったから逆に私もショックを受けてしまいました。
病院から出たときに自分の足が歩く為にあるんだ、とか、味のある食事が食べられるんだ、とか、そういうありがたさを感じたそうです。退院してからもついていくのが大変で本当に辛い小学生時代だったとか。そんな体験をして今の虎ノ介君がいるんだなぁ・・・と思ったらなんだかちょっと泣けてきてしまいました。そんな色々な回り道もありながら今俳優を続けてられることはとてもありがたいことだと語っていたのがとても印象的でした。

ちりとてちんというドラマとの出会いについては「役をもらって嬉しい以上にプレッシャーのほうが大きかった」と言葉を選びながら語ってくれた虎ノ介君。無名だったにもかかわらず、そんな自分を選んでくれた人たちに対してその人たちに後悔させるようなことだけは絶対にしたくなかったと・・・。一般の視聴者の人たちの感想以前に自分を選んでくれた人への想いに対して自分が如何に誠実にやり切れるかというほうが強くものすごく怖かったと。この話聞いたとき、私既にウルウル状態になってしまった。どれだけ大きなプレッシャーが今まで虎ノ介君にかかっていたのか・・・それを全く感じさせずに今まであんな素晴らしい演技をしてくれていたのか・・・そう思ったら思わず涙があふれてしまった。無名だったからなおさら強い重圧に押しつぶされそうな日々だったんでしょうねぇ。だからほとんど睡眠も取れなかった。けど、その重圧に負けずに見事に魅力的な四草を演じきってくれた虎ノ介君・・・本当に感謝の気持ちでいっぱいですよ。少し目を潤ませながら噛みしめるようにこの話をしてくれている姿がとても印象的でした。

さらにここで脚本家の藤本さんから虎ノ介君へ手紙が・・・。その文面には虎ノ介君への感謝と愛情に満ち溢れていて・・・特に

「シリアスなシーンでもコミカルなシーンでもカメラの真ん中でも端っこでもいつでも的確に脚本の意図を理解し出すぎず引きすぎず、可愛くてカッコイイニヒルボケの四草を創り上げてくれました。ずっと見てきた虎ノ介君がこれまで地道に塗り重ねてきたことがきれいな模様になって出てくる瞬間を間近で見ることができ、本当に嬉しく思っています」

この部分では虎ノ介君がもう号泣してしまって・・・わたしもそれを見て聞いて号泣してしまって・・・虎ちゃんのスタジオパークでこんなに泣かされるとは思いもしなかった。もうねぇ・・・堪らなかったですよ、虎ノ介くんの涙。本当にものすごい重圧のなか必死に必死に頑張ってくれたんだなぁって…。そしてそれをちゃんと見ててくれてる人が居るんだなぁって…。天然ボケで不思議なところも多い虎ノ介くんですが、根はものすごく純粋で熱い想いを持っているんだなぁってすごく思いました。虎ちゃん、本当にお疲れ様。
手紙を読み終わったあとも少しの間顔を上げることができないくらい泣いちゃった虎ノ介君、そのあと照れ隠しのように「目からヨダレが」なんて言ってましたが(笑)一生懸命涙を拭っている姿がとても印象的でした。その虎ちゃんを想定していたのか、このあと四草名場面集が流れました。NHK、もしや算段してます(笑)?

映像が明けてから気を取り直して次のコーナー。サブタイトルが「いつでもオレは一人旅だった」となんだかえらいクールなテーマが(苦笑)。すると再び3兄弟の映像が入ってきました。するとモッピーが目からヨダレながして泣いてるよ(笑)。これからそっちにいくからってことでやっぱりあの映像は生だったか。ここで豪華ゲストとして徒然亭3兄弟がスタジオに乱入、虎ちゃんと熱い熱い抱擁がかわされておりました。ここでもちょっと虎ちゃん嬉し泣きしてたかもね。スタジオの興奮もかなり最高潮に達してました(笑)。
で、一人旅ということで土スタでも出ていたバイクの話が出てきました。この話になるとテンションが上がるのか生き生きとトークしてる虎ちゃん(笑)。本当にバイク好きなんだねぇ。そのあと例の吉弥さんの小浜落語会事件の話題も飛び出し(虎ちゃんだけバス故障で大変な目に遭ったエピソード 笑)かなりウケてました。さらに変顔対決があるという話題にもなり、4人でいっせいに変顔ならぬ「カッコイイ顔」で武内アナに視線を送りトーコさんはかなり悶絶しておりました(爆)。ここのカメラワークがイマイチだったけどね

虎ノ介君の落語はどうだったのかという質問には吉弥さんがマジメに答えてくれまして。かなり熱心に勉強してくれていたと言ってくれましたね。吉弥さんのブログでもよく虎ちゃんが袖で聞いてたってエピソードがあったし、ものすごく熱心に勉強してたんだろうなぁと思います。あの地獄八景は本当にビックリしたし!撮影中も短い時間でいかに四草の落語を出せばいいのかかなり悩んで吉弥さんに相談していたそうです。ものすごく演技に対して真摯で熱いんですね、虎ノ介君。ますますファンになってしまいますよ。
で、このあとニュース解説が入る前、他の兄さんたちは客席に移動ということになったんですが「ここにいて~」と泣きそうな顔で吉弥さんの腕掴んで助けも止めてる虎ちゃん(笑)。「赤ん坊か」とツッコミ入れられて凹んでましたが、そんな虎ちゃんを他の兄さんたちがさらにいじくってたりして・・・本当にいい仲間たちに恵まれたんだなぁとホノボノしてしまいました。

さてニュース明けの質問コーナーですが・・・宣言どおり本当に客席最前列に兄さんたちが居座っていてなにやら異様な雰囲気でした(笑)。で、あまりにも質問メッセージが殺到したらしくネットのサーバーがダウンしたんだとか!すごいぞ、虎ちゃん人気!!

1. 好きな女性のタイプは? ・・・ 精神的にも経済的にも自立した人
虎ちゃん、面白い回答できるじゃないか!

2. いちばん得意な歌をワンフレーズ ・・・ 「♪愛・・震える愛~」(byガンダム哀戦士より)
この質問にはかなり戸惑ってましたねぇ。もっぴーのアシストでなんとか歌えましたが、この歌ってモッピーの得意な歌なんじゃ(笑)

3. 自分が一番カッコイイと思う瞬間は? ・・・ いまこのとき
これもかなり戸惑ってて客席の兄さんに助け求めて事なきを得ました(笑)。

4. 自分を動物に例えるとなんですか? ・・・ 野良猫
モバイルでも言ってましたが、これは即答でしたね。吉弥さん曰く「雨に打たれた野良猫」らしいです(笑)

5. 虎ノ介くんが付き合うとしたらA子?B子? ・・・ 両方
この質問着たときムネくんが「おいおい」と過剰反応してたのには笑いました(笑)。両方と答えてはみたものの、結局どちらもストレスがたまりそうなのでその中間がいいということで落ち着きました(笑)。

と、質問はここまで。実はわたしも質問送ったんですが当然の如く読まれませんでした。趣味の欄に料理ってあったのが気になったのでちょっと聞いてみたかったんですけどね(笑)。今度なにかの折に話してくれないかなぁ。

このあとはFAXメッセージが読まれました。実はわたしも放送開始10分前くらいに読まれないことを大前提として応援メッセージ送ってまして。読まれるものはかなり熱々のものばかりだし、自分のは絶対にないなと思っていたら・・・なんと、放送終了約2分前くらいに読まれてしまった(爆)。まさか読まれるとは夢にも思ってなかった私はテレビの前で凍り付いておりました。他に比べると妙にアッサリした文面だったし・・・。でも、虎ちゃんハニかんでくれたし・・・私の気持ちも少しは伝わったかな。素直に底抜けに嬉しかったです。

ラストには生で今後の予告が4兄弟で披露されてましたが・・・あれ、もんのすごいネタバレじゃないですか(爆)。でも4人が可愛かったからOK。

こんな感じで無事に加藤虎ノ介くんのスタジオパーク終了しました。虎ちゃん、本当に楽しい時間をどうもありがとう。今回のスタパ見てますます応援意欲がアップいたしましたよ!これからもずっとずっと見守っていきたい俳優さんです。

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テーマ : NHK

タグ : スタジオパーク 加藤虎ノ介

[ 2008/02/25 19:14 ] 加藤虎ノ介くん | TB(0) | CM(7)

『ちりとてちん』122話 A子の本心

先週はかなり緊迫感あるラストで終わったのですが、今週も色々事件が起こりそうですね。もう22週かぁ…。撮影も終了しちゃったしあと4週と思うと寂しい…。今週のサブタイトルは“聞かぬは一生の箸”です。小浜中心のストーリーになりそうです。

突然やってきた清海に「嘘つき」と罵られる喜代美。先週の終わり方とちょっと違うアクションだったけど…まぁそれは見なかったことに。それにしても佐藤めぐみちゃんのあの目の演技!すごいですねぇ。ほんっとに殺気立った目をしてて怖かったよ~。とても優等生A子を演じていたとは思えない迫力でビックリしました。今まで堪りに堪った想いが喜代美を見て沸々と湧き上がってきたようでA子の口からさらに衝撃的な言葉が飛び出します。

「ええ気なもんやね、人のこと東京へ追いやっといて自分は落語家の夢叶えて、草々さんと結婚して!」

まさかこんなことを清海から言われると思っていなかった喜代美はショックで固まってしまってます。でも、今の清海の心情を想ったら・・・私は彼女を責めることはできないなぁ。清海に草々への想いを告白した時の喜代美は本当に純粋に自分の気持ちに正直な気持ちを話していたわけで彼女が悪いわけじゃない(その前まではA子が邪魔って思ってた事実はありますが)。けど、それを一方的に言われていた清海の気持ちを考えると・・・。あの時清海は喜代美が親友だと思っていたから涙の告白を受けて自分が東京へ行かなければという気持ちにさせられてしまったというのも分かる気がする。あくまでも自分自身の決断で東京へ行ったのだから、そんなことは言うべきではないこともきっと分かっているはずなんだけど・・・それでも今の不幸な自分が幸せそうな喜代美を見たらどうしても抑え切れなくなって言葉に出ちゃったんだろうなぁ・・・。このシーンは私ちょっと清海に肩入れして見てしまった。

「私やったはずなのに・・・草々さんの隣におって草々さんのこと支えんのはホンマは私やったはずなのに!!」

心の底でずーっと押さえ込んできた感情をついにぶつけてしまった清海・・・。彼女の決断で別れたわけだから喜代美にはなんの罪もないことは分かっている。けど、草々を好きな気持ちのまま別れたことでその想いをずっと引きずってしまっている清海の気持ちを考えるとこの言葉は本当に切ないです。恋心がまだ残ってしまっている清海にとって幸せそうにしている喜代美と草々の姿を見たことがどんなに辛かったか・・・。清海自身が幸せでない想いを抱えているからなおさらだったんだろうなぁと。それに清海は喜代美のことを本当に親友だと思ってたからね・・・。喜代美は清海のことを自分に立ちはだかる壁だと思っていたけれども彼女は親友だと思ってた。裏切られたって想いもさらにあったんじゃないのかな…。
ところが、この清海の告白を草々が偶然聞いてしまいます。あまりのショックに居ても立ってもいられなくなった清海は泣きながら草若邸を飛び出してしまいました。あ~…誰か彼女の心を早く救ってあげてほしい…。

その様子をもう1人見つめていたのが寝床の咲さんです。なにやら事情を知っているような素振りを先週見せていましたが・・・実際に見ていたわけでもなさそうであることがこのあと判明(爆)。あんたは清海のマネージャーだったのか!?とツッコミたくなるほどの見事な分析力で清海の東京生活について雄弁に喜代美と草々に語ってました(笑)。まぁ途中で咲さんの暗い実体験も入ってくるわけですが・・・東京進出したものの上手くいかずに芸能事務所を移って挫折の連続だったという話は当らずも遠からず(by菊江さん)だと私も思います。学生時代からずっとチヤホヤされ続けていたA子だったから、芸能界というところの荒波に揉まれてヤサグレてしまったんでしょうねぇ。咲さんは辛い経験を何度も繰り返してきたようなので(特に男関係 爆)、折れてしまった清海の気持ちが手に取るように分かったんじゃないでしょうか。
その話を聞いた喜代美と草々は何も言葉が出てきません。二人とも罪悪感のようなものすら感じてしまっている様子・・・。彼らが悪いわけではないんだけどねぇ・・・。

数日後の昼、勇助が親の了解を得たとして草若邸に戻ってきました。前回の嘘事件発覚の反省は・・・彼にはまったく無いようであっけらかんとしてます(苦笑)。どうやって親を説得したのかと尋ねると「弟子入りは止めたと言うたんですよ」とニンマリする勇助くん。草々のことを飲んだくれで暴れまくる師匠だと大嘘ついたようで師匠ご立腹(笑)。すると驚いたことに父親が妙な大嘘をついて勇助くんを諌めたんだと・・・。この話に大混乱の青木夫妻(笑)。いったい何が本当で何が嘘だか分かりませんなぁ、この子は。っていうか、勇助くんの嘘は親譲りだったのかい(←嘘つきの師匠と呼ばれる父親っていったい・・・爆)
とりあえず、親は嘘をついてまで落語家になりたいという勇助くんの心意気を認めてくれたっていうのは本当のようです。「それはホンマなんか?」と疑いの目を向ける草々に「はい」と答える勇助ですが、その「はい」がイマイチ信じられない草々は「そのハイはホンマなんか?」となかなか弟子入りを認める決断ができません(笑)。そりゃそうだろうなぁ。どれが本当か私にも分からないし。でも、そんな堂々巡りをしていても仕方がないと言う喜代美・・・「私らが慣れていかんと」と肝の据わったお言葉(笑)。ずいぶん大人になったなぁ。そして笑顔で「木曽山君、おかえりなさい」と迎え入れてあげます。その笑顔はおかみさんの風格さえありました。勇助くんも喜代美の言葉が嬉しかったようで微笑んでいます
そこへ一本の電話が入り喜代美が出ようとしましたが草々は勇助にその電話を取らせます。それはつまり、勇助の弟子入りを許したということですね。喜代美のおかげかな。しかし電話を取るや否や「こちら宇宙ステーション」って応答は無いだろう、勇助くん(爆)。相手がビックリして切ったらどうするの!・・・ってすっごく分かりやすい嘘だからそれはないか。まぁどちらにしろ前途多難ですな、こりゃ。

かかってきた電話は天狗芸能マネージャーの烏丸からでしたが、この人まだ徒然亭のマネージャーやってたんだ(苦笑)。で、喜代美に小浜市民会館で落語をしてほしいという依頼が入ったという連絡だったようです。おかみになったばかりで家を空けることにためらう喜代美でしたが、「おまえから落語を取るつもりは無い」という草々の逞しい一言でこの仕事を請けることを決意。寛大で大きな人間に成長してるなぁ・・・草々も
そんなわけで小浜に戻った喜代美。和田家では竹谷さんがやってきて喜代美の凱旋を喜んでいます。しかし、清海も小浜に戻って勝山にできたばかりの恐竜博物館イベントに出ていると聞かされた喜代美は思わず表情が曇ってしまいます。事情を知らない人たちにとっては清海が活躍していると映っていますが、喜代美は清海が苦しんでいることを知ってしまっている…。複雑な心境になる喜代美…。
その頃清海は恐竜博物館でかつて自分が発見者として新聞に載ってしまったあの恐竜の化石が展示物になっているのを見て胸がざわついています。後ろめたい想いがたくさん詰まっているあの化石・・・、そして草々がその告白を聞いて自分のことを好きになってくれたというあの化石・・・。どちらにしても今の清海が一番見たくないものだったに違いない。


さて本日のスタジオパークは本日登場が無かった四草こと加藤虎ノ介くんです。豪華ゲストにどれだけ助けられるかも気になりますが・・・、なんとか無事に乗り切ってくれることを家で手に汗握りつつ応援したいと思います(笑)。

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祝!ちりとてちん感謝祭放送

本日14時30分から30分間だけでしたが2月3日に行われた「ちりとてちん」ファン感謝祭の模様が全国テレビ放送されました。あの濃い2時間半をどうやって30分にするのかと思っていましたが・・・(苦笑)・・・うーん、まぁ、かなり頑張って編集してくれたんじゃないでしょうか。あの日の楽しかった興奮が甦ってきましたし本当に放送してくれて良かったなと思います。

冒頭の部分「ドラマをやっての影響は?」ってところはあまりカットもなく放送されてました。雰囲気本当にあのまんまって感じでした(笑)。そのあとの「それぞれの素顔は?」ってところはけっこう端折られていたような・・・。吉弥さんのところからトーク始まってましたが、あれ、最初は虎ちゃんからでしたからね(笑)。一応最後の部分に入ってましたけど、アレ以外にも相当周りからツッコミ入れられててかなり隣の吉弥さんに泣きついていたような(笑)。

思い出のシーンのところは絶対に放送されると思っていたので。吉弥さんの名場面のところでの刑事と犯人の設定話が放送されて本当に良かった(←ものすごくウケたので 笑)。そのあと本当は~ってコメントがまるまるカットされてしまいましたけどね(爆)。あと妄想シーンのところでしほりちゃんが一番記憶に残ってると言っていた徒然亭そーせーじの話がカットになっていたのも残念だったなぁ。あれ、そうとう思い入れ深そうだったのに(笑)。ちなみにモッピーが語ってた「とんでもない妄想シーン」っていうのは会場に映像流れなかったのでこれはうまい編集したなと思いました。

吉弥さんの「ちりとてちん」は最後のオチの部分だけ放送されましたね。で、そのあと子供たちに底抜け感想聞いてる映像が入ったんですが・・・私のすぐ後ろでインタビュー受けてた子が映ってたので自分が映りこまなくて本当に良かったと心底思ってしまいました(爆)。
そのあとモッピーの正しい底抜け講座がありましたが、その前に起こったのが徒然亭の会場豆まきです。最初の底抜けのときに虎ちゃんがいなかったのは2階で大勢に取り囲まれていたから(笑)。虎ちゃんが戻ってくるまで底抜け講座やってましょうか、みたいな感じではじまったんですよね、あれ(笑)。ギリギリで戻ってきた時は死にそうな顔して「暴動が起きた」と言ってたのがかなり笑えました。

質問コーナーですがあれは完全に順番バラバラでしたね。虎ちゃんから入ったんですが、あれは一番最後に質問されたやつです。たぶん例のチャック事件のせいであのように編集されたのかも(爆)。あの「部屋に来い」発言で会場がハイテンションに包まれた直後に小次郎おじさんが突然登場してものすごいことになったのを思い出しました(笑)。
もっぴーの「底抜けにアイラビュー」は放送されて良かった!それと高速底抜けもありましたし♪それから吉弥さんの蛸芝居もありましたねぇ。ムネくんと虎ちゃんの「お前がオレの故郷や」っていうのもしっかり放送されてました。あの直後ですよ、虎ちゃんが吉弥さんにチャックのことばらされちゃったのは(笑)。「ここまで放送されなかったらどうするの!?」と遠藤Pにツッこまれてましたが、うまーいこと編集されてましたな(汗)。あれパラされて大恥かいてる虎ちゃんがものすごく可愛くて面白かったんですけど、さすがに全国放送はされなかったか。
そういえば、自分の役以外ではどれを演じたいですか?っていうのがまるまるカットされてたのが残念だったなぁ。あれ、すごく面白かったのに。

最後の方はもう写真映像だけでむりやりまとめたって感じでしたね(笑)。19週20週でモッピーが号泣してしまったのは放送されないだろうなぁとは思ってましたけど・・・あれは私ももらい泣きしましたからね。まぁ、今の時点ではもう終了してしまってますが。で、放送された予告は22週からのやつでしたね。喜代美の創作落語のシーンにつなげてラストの「ふるさと」合唱にもっていったのはウマイと思いました(笑)。

たぶんこのあと公式でものすごく詳しいレポートが載るようなのでそれを楽しみにしたいと思います。ちなみに現在発売中のテレビ雑誌『TVnavi』にも4ページ感謝祭特集記事が掲載されています。かなりいい感じで特集されているのでこれは買いだと思いますよ。

一応私のほうも感謝祭記事は書いてますので・・・あまり上手いレポではなかったんですが放送されなかった部分など気になる方はちょこっとのぞいてみてください。

ファン感謝祭第一部

ファン感謝祭第二部


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テーマ : ちりとてちん

『ちりとてちん』121話 嘘つき

とうとう勇助も年貢の納め時・・・。草若邸にかかってきた電話はなんと勇助の母親からでした。最初に電話を取った喜代美は勇助の母親だと言うことが信じられなくて思わず電話を切ってしまうんですが、何も言わずにただ切るっていうのはいかんだろう(苦笑)。勇助の様子が明らかにおかしいわけで、いい加減草々も気づいたようで2度目にかかってきた電話は喜代美を制して自分が受けてました。
そしてついに草々がみんなの前で勇助の母親から電話がかかってきたと告発。小草若ちゃんも草原兄さんもビックリ仰天なんですが、一人だけ冷静な男が四草。「やっぱりな・・・」と余裕の表情浮かべてます(笑)。草々がさらに熱くなって詰問しようとするとスッと立ち上がって台所へ行く四草くん。さっき勇助がゴソゴソしていたのをものすごい怪しい目で見つめておりましたが・・・そこに隠れてたのは酒とタバコだったとは。・・・っていうか、勇助くん、酒とタバコやってるのね(苦笑)。人は見かけによらないのぉ。これを発見した四草くんはものすごい得意顔(笑)。何で分かったのか尋ねる小草若ちゃんに

四草 「僕もやってましたから」(←得意そうにシレッと言うな 爆)

おい~!と兄さんたちと一緒にツッコミいれちゃったよ蛇の道はヘビってやつですな(笑)。四草くんが隠れて酒タバコをやっているイメージはつくんだけど(爆)勇助がやっているイメージが湧かないんだよなぁ。
どういうことだと混乱する草々に冷静に「要するに嘘つきなんでしょ」と語る四草。ま、ひっくるめて言えばそういうことになるわな(苦笑)。もはやここまでと勇助もついに真相を白状し始めます。両親は落語家になることに反対していたので、親の許可が無いと弟子になれないことを知って両親は死んだと嘘をついたと・・・。するとすかさず今回の事件の第一発見者でもある四草くんがツッコミます(←刑事になった気分だったりして 笑)。

「隠すんやったら自分の部屋へ隠したらええ。それをわざわざあんな分かりやすいところに隠した。バレるかバレないかギリギリのところで楽しんでる・・・筋金入りの嘘つきや」

すごいな、四草(笑)。っつーか、目が怖すぎるよ、目がっっ!ここまで犯罪心理を読み取るとは(違)キミはいったい何者だ。まぁたぶん、ヒネクレ者にしか分からない負の部分っていうのがあるんでしょうね。四草だから言えることって感じがしました。
信じていた弟子が「鉄砲勇助」のような筋金入りの嘘つきだと知ってショックを受けた喜代美は今まであった勇助の話は全部嘘だったのかと問いただします。家事仕込んだお姉さんが亡くなったのも、怪我した人を千里まで送り届けたのも、子猫の親を捜していたというのも全部嘘だったと告白する勇助・・・。しかも仕事をサボりたくて嘘ついていたのではなく嘘つきたいが為に仕事をサボったというから性質悪い(苦笑)。でも、それって噺家になる素質はあるってことも考えられるよなぁ・・・。するとまた横から得意げに口を挟む男が・・・(笑)

四草 「人が騙されるのを見るのが楽しいてしょうがない。そういう人種や」 (←キミはどんな人種や 爆)
小草若 「そういう人種があんのか?」 (←なにげに興味津々 笑)

こんな会話を聞いた勇助は「噺家は口からでまかせ言うて食べてるやないですか」と言い放ちます。嘘つき村である落語の世界に自分は勝負を挑みにきたんだと・・・。勇助って嘘をつくというよりも噺をしゃべりたくて仕方ないヤツなのかなぁと思いました。つまり落語をやりたいというのが本心なのではと。しかし草々は立ち上がって言い放ちます。

草々 「鉄砲勇助の嘘は楽しい嘘や。お前の嘘は許されへん」

両親を亡くし、親と慕っていた師匠もおかみさんも亡くしている草々にとっては両親が死んだというのは何よりも許せない嘘。たぶんその想いは小草若ちゃんも同じ・・・。草々が怒りを爆発させる気持ちはよく分かります。しかしその最中に「嘘つくしかないときもあるわ・・・」とボソッと言い放つ清海がコワイ・・・。彼女も哀しい嘘をついているしね…。
場の雰囲気がものすごく悪くなっているところで草原兄さんが勇助にひとつだけ確認します。落語という大きな流れの中に入りたいといったことも嘘だったのかと。それに対しては「あれは・・・ホンマですよ」と答える勇助。ところがもはやこの言葉さえも信じられない兄さんたち。

小草若 「・・っていうことが嘘なんちゃうの?」 (←混乱してる)
草原 「まぁ・・・そこの判断が難しいとこやな・・・」 (←同じく混乱中)
小草若 「でも徒然亭の落語よう知ってましたで」 (←あの言葉だけは信じたい 笑)
草原 「おお!あれはたしかに見てへんかったら言えんわ」 (←納得中)
四草 「筋金入りの嘘つきやったらその程度の仕込みはします」 (←あんた何者 爆)
草原 「そうなんか!?」(←興味津々 笑)

と、こんなふうに微妙にオモロイ会話で盛り上っちゃってますが(笑)草々はその輪に入ることすらできないような精神状態で「信用できへんやつは置いとくわけにはいかれへん。破門や」と宣言してしまいます。まぁ仕方ないよなぁ。たしかに信用できない人間は危険だし・・・。勇助も観念したかのように出て行く覚悟を固めたようです。

しかし喜代美は「木曽山君をこのままここに置いてあげて下さい」と告げます。この言葉に驚く清海と勇助・・・。自分はもう木曽山くんのおかみさんだからと言う喜代美。ほら吹きの勇助が落語家になりたいと言うのが面白いと、まるで師匠のような言葉を話す彼女にはちょっとビックリ。いつのまにそんな悟ったようなことを言えるようになったんだ!欠点だらけの自分を師匠は弟子にしてくれた・・・

喜代美 「師匠が言うてくれとなる気がするんです。もっともっと面白うなれて。それが草々兄さんの師匠としての修行やし、私のおかみさんとしての修行やって」

大人になったなぁ・・・喜代美。こんなことを言えるなんて、この時点でもう立派なおかみさんじゃないか。師匠のこと、本当によく見ていたんだなあって思いました。この言葉には一同も納得したようで・・・草々は勇助に落語家になりたかったら親を説得して来いと告げます。でもこの場で一番ビックリしていたのは清海だと思うなぁ。「あのB子が・・・」ってショックが大きかったんじゃないでしょうか。

次の日の昼、縁側に座る草々のところへ喜代美が郵便物を持ってやってきます。どうやら勇助くんは親を説得する為に戻ったようです。信じていただけに嘘をつかれたショックから未だに立ち直れない草々は「説得してくるいうのも嘘だったりして・・・」と疑ってます。たしかにあの子の本当を見抜くのは大変そうだ。その言葉には喜代美も不安顔に(苦笑)。
そんななか、郵便物の中に一通のハガキを発見する喜代美。宛名には「お弟子様」とあり勇助宛だとビックリする二人。草々などは「まさか借金取りの催促やないやろうな」と戦々恐々。かつて師匠が飲んだくれだったときはしょっちゅう借金取りと戦ってましたからねぇ草々(笑)。
しかしその手紙の内容は借金取りからとは程遠いホノボノした温かいものでした。送り主の住所は「千里」・・・なんと、怪我をした人を介抱して千里まで送っていって買い物が遅くなったという勇助の話は嘘ではなく本当だったのです!この展開にはビックリ!勇助は本当のこともうそだと話した事になりますな・・・。こりゃますます信じるのが大変そうだ(苦笑)。
手紙の中身には勇助が落語への愛情を持っていることや敬愛する草々に弟子入りできたことへの喜びを語ってたことが書き綴られていました。勇助の本当を見抜くのは大変そうだけど、どうやら落語への愛情だけは本物のようです。ッていうか、そうであってほしいよ(苦笑)。

その日の夕方、清海が突然やってきます。しかしその顔は以前にも増して殺気立っている。喜代美は全くそれに気づいてないのですが・・・そんな彼女にイライラが募ったのかものすごい形相で「嘘つき」と言い放ちます。「B子のせいで私の人生めちゃくちゃや!」と責め立てる清海。彼女の背景には喜代美が想像しているのよりもはるかに重く暗い出来事があるのかもしれません。いったいA子に何があったのか!?

ということで、来週も見逃せません。

さてさて、「ちりとてちん」の撮影も無事に終了したようでしほりちゃんはかなり泣いちゃったみたいですね。私はちりとて撮影最後の日に大沢たかおさんの舞台に感涙してたのですが(笑)、やっぱり終わってしまったのは寂しいです。ただ、DVDの完全版発売は決定したとかで。いやぁ・・・あの感謝祭の時に「完全版出してぇぇ!」と猛アピールしたかいがありました(笑)。まぁ、あのときにはすでに決まっていた可能性もありますけどね。金額的にはかなり高いのですが(舞台のS席より高いし 爆)初回特典やら映像特典が底抜けに気になるので今からちりとて貯金することにします。詳しくはこちら。5月から3ヶ月間順次発売のようです。

それから本日の土スタゲストは秀臣さん役の川平慈英さんです。このドラマ始まる前は慈英さん目当てでみようかなと思ってたくらいけっこうファンなのでとても楽しみ!そして明日は感謝祭のテレビ放送・・・さらにさらに月曜日のスタパにはついに虎ちゃん・・・加藤虎ノ介くんがゲスト登場ですよ。果たして彼は一人で語ることができるのか!?こちらも底抜けに楽しみです。

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『ちりとてちん』120話 過去の人

喜代美が出て行ったのを確認して草若邸にやってくる清海。その顔には明らかに何かを企んでいるような相が出ていて怖いっす…。バックに警察車両のサイレンが鳴っているところがまたなんともサスペンスチック

その頃小浜の和田家工房では正平くんが塗箸作りにチャレンジしています。金箔を上手く貼り付けていく息子を見てご機嫌の正典さん。もうすっかり跡取りができたと思い込んで嬉しそうに糸子さんにも話していますが、当の正平くんは複雑顔です。あの留学を諦めた時から彼の中で何かが変わってしまいましたからね…。本当はまだ恐竜研究への道を捨て切れていないんじゃないでしょうか。でも、あんなに喜んでいる父親の姿を見るとそれにも応えなければという想いが芽生えてしまう優しい正平くん・・・そのことでまた悩んでしまうのではと心配です。糸子さんも無邪気に喜んでいる正典さんを見て複雑顔でしたね。正平が留学を諦めた事件を知っているだけに母親としても辛いところなのでは…。っていうか、そのことちゃんと正典さんと話し合わなかったのかな?

喜代美が楽屋にやってくると草原兄さんが差し入れられたと思われるお菓子を食べながら座ってました。兄さん・・・だから最近どんどん貫禄がついてきちゃっ・・・・(以下自粛 笑)。何しにきたかと思えば新弟子の様子伺いのようで。まぁ、喜代美ちゃんの落語を見てやろうという兄心もあったみたいですけど。で、勇助のことを聞かれた喜代美でしたが・・・彼女もやはり様子がおかしいことに勘付いているみたいですね。いくら鈍い喜代美でもいい加減疑うか(笑)。

さて草若邸では喜代美がいないのを見計らってやってきた清海が草々と会っています。「B子おるかと思って来たんですけど」というのは真っ赤な嘘だね(苦笑)。いつからそんな算段するような子になってしまったんだ…。懐かしそうに清海と話す草々。「変わりませんね・・・あの頃とひとつも」と草々の落語愛について話す清海。二人はかつてお互いに好意を持っていた頃を思い出しています。好きという気持ちがありながらも結局は別の道を行くことを決意してしまった二人…。「懐かしいですね」と恥ずかしそうに・・・でもちょっと嬉しそうに草々を見つめる清海でしたが、草々の口から出てきた言葉は「時間が解決してくれるもんなんやなぁ」というものでショックを受けてしまいます。
あぁ・・・やっぱりなぁ。清海はまだ草々のことが好きだという気持ちを抱えたまんまだったんだ・・・。たぶんあの頃も草々と清海の「好き」という気持ちの中身が違っていたんじゃないかと思うんです。草々は清海に対して「憧れ」の気持ちが強い好きだったのに対して清海の草々に対する想いは「愛している」の気持ちが強かったんじゃないでしょうか。だから草々は清海のことは過去のことだと吹っ切れているのに清海は草々のことを忘れられないでいるんじゃないかなと・・・。そう考えると清海がすごく切なく思えて仕方がない

清海とのことは過去のことと言われショックを受けたA子でしたが、その気持ちを悟られまいと草々にいつから自分のことを好きになったのか質問します。そんな哀しいA子の心の内を知らない草々は思いっきり照れ笑いしながら「恐竜の化石の話を聞いたとき」と答えます。正直に化石を手に入れたことを涙ながらに語っていたあのとき、草々の中で清海の存在が大きくなっていたのか…。ずっと一人で抱えて苦しんでいたと思ったらいじらしくなったと語る草々をちょっと哀しそうな顔しながら見つめる清海が切ないいまも彼女は一人で色々抱え込んで苦しんでいそうなのに…。
稽古に戻るという草々に思わず「稽古みしてもろうたらあきませんか?」と尋ねてしまいます。まるで恋人だった頃の時間を取り戻そうと必死になっているように…。

一方、小浜では竹谷さんが正典さんの店にやってきて塗り箸の出来をベタ褒めしています。その言葉に喜んでいる小梅さんですが・・・店先にいるときまで三味線を手放さないとはさすがですね(笑)。しっかし知ったかぶりの竹谷さんに褒められてもあまり信憑性がないような気が・・・。その竹谷さんから秀臣さんの店が火の車になっていると聞いてしまった小梅さん。秀臣さんのことはまだわだかまりがあるようですが、かつては可愛い弟子だった故かその話を聞いて動揺してしまいます。そういえば小梅さんと秀臣さんの和解の問題もまだ残ってましたなぁ…。

夕方になってから草若邸に小草若と四草が二人仲良くやってきます。なんだかんだこの二人の共同生活もうまくいっているようですな(笑)。台所をふと見ると勇助がなにやらゴソゴソ不審な動きをしていて思わず目が留まる二人。「何してんねん」と詰問する四草くん・・・静かな迫力がありますねぇ(笑)。しかしそれにたじろぎもせずに台所にねずみが出たと話している勇助。その話を素直に信じた小草若ちゃんでしたが、四草くんは思いっきり怪しんだ視線を送っています。やっぱり四草は前から勇助の様子がおかしいことに勘付いていたんですねぇ。このシーンを見て、先日のあの『鉄砲勇助』再現VTRで虎ちゃんがやけにクローズアップされていた意味がわかったような気がしました(笑)。疑いの目ってやつですね。ただ無駄にアップになってたわけでもなかったんだ(←製作者の下心も見える気がするけど 爆)

稽古場では草々の『鉄砲勇助』を清海が聞いています。さらに思い出の噺『景清』をリクエストする清海でしたが、お囃子さんがいないとできないと申し訳なさそうに言う草々。思わずそばにあった三味線に目をやった清海・・・かつて高校時代三味線ライブで脚光を浴びた経験があります。自分が三味線を弾いて草々が『景清』をかけてくれたら・・・そんな想いが彼女の中に溢れていたんじゃないでしょうか。
しかし、ちょうどそこへ喜代美が落語会から戻ってきてしまいます。清海の想いを全く知らない喜代美は素直に遊びに来てくれたことに喜んでいます。今の清海にとって喜代美と草々が仲睦まじくしている姿を見るのはものすごく辛いはず…。ところが間の悪いことに草々は喜代美に『景清』の三味線をしてくれないかと頼んでしまう。たじろぎながらもリクエストに答える喜代美を見つめる清海・・・。その腕前は学生時代とは雲泥の差で愕然としてしまいます。自分よりも全てが劣っていたB子が今ではものすごく輝いて見えたんじゃないでしょうか…。ますます自分が置いていかれたような気がしてとても辛かったと思います立場が完全に逆転してしまいましたしね…。
動揺して居た堪れない気持ちになってしまう清海でしたが、そんなこととは露知らぬ喜代美と草々はついでに夕食も一緒に食べていかないかと誘ってしまいます。私はてっきり断って帰ると思ったのですがなぜかその話に乗ってしまう清海…。もしかしたら一人になりたくなかったのかもしれないなぁ。でも、こんな心境のときに仲間でワイワイっていうのも辛いと思うんだけど・・・

そして夕食時。咲さんが足りなくなった分の食事を届けに来てくれました。ちゃんと足りるように買ってこなかったのかという草原兄さんでしたが、「兄さんらが急に押しかけてきたから」と兄弟子たちのせいにして勇助を庇ってやる草々(笑)。完全に天涯孤独の勇助を信じ込んでいるようですな。それに対して「甘い師匠ですね」とボソッとツッコむ四草くんナイス。彼は唯一この中で勇助のことを怪しいと確信していますからね。
すると咲さんが奥に座っていた清海を見て意味ありげな反応をします。何か知っていることでもあるんでしょうか!?この時は有耶無耶にして戻ってしまいましたがすごく気になるぞ~!

さらにそこへ電話がかかってくるのですが・・・。この電話の主は実は・・・ってことで明日に続きます。四草くんの反応が楽しみだ(笑)。


そういえば、今日22日で『ちりとてちん』撮影がオールアップするそうですね・・・。あぁ、ついに終わっちゃうんだ・・・撮影。みんなどんな表情してるのかなぁ。気になります。まだ放送は続くのに撮影が終わるって言うことだけで寂しくなってしまうドラマは本当に久しぶり。キャスト・スタッフの皆さん、本当に本当にお疲れ様でした!あぁ・・・寂しいなぁ・・・・

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『ちりとてちん』119話 嵐の前

昨日ちょっと大沢さんに魂抜かれたみたいになってしまったんで感想が遅くなってしまいました・・・すみません(爆)。

突然大阪にやってきたA子…清海の訪問に驚くB子…喜代美。微笑んでも目がちっとも笑ってないしコワイよ、清海!居間に案内されて草若師匠のお悔やみの品をまず渡すのですが、お悔やみとしてはなんとなく派手な包装だったような。もしかしてこれもちょっとした嫌がらせか!?とは深読みしすぎですけど(苦笑)。そのあとすぐに草々との結婚のお祝いを言っていたのでもしかしたらお悔やみよりもお祝いの意味のほうがあったのかも。中身・・・とんでもない恐ろしいものが入っていたりして
草々との結婚のお祝いを言われた喜代美は思わず目を逸らしてしまいます。清海も草々のことが好きだったのを知っているだけに…しかもその気持ちのまま別れたことも知っているだけになんて顔していいか分からないんでしょうねぇ。私も同じ立場だったらものすごく気まずくなると思うんで喜代美ちゃんの心境はよく分かる(苦笑)。でも、そんな喜代美に「もう昔のこと」と笑って答える清海・・・でしたが・・・顔があまり笑っていないように見えるだけにコワイ。けどこの言葉に単純な喜代美ちゃんは安心して清海のことについて色々質問してしまいます。
東京のことなどを聞かれ、複雑な表情を浮かべながらも答えていく清海…。なんかこれまでのことは触れてほしくない様な雰囲気です。色々とマスコミの仕事をこなして忙しくしていたとは話していますけれどもなぜか喜代美とは目を合わせず喋っていたし・・・東京でものすごく辛い出来事があったんじゃないかなぁ。なんだか痛々しさすら感じるんですけど…。しかし喜代美は単純なのでそんな清海の様子には気づかず「かっこいい」と感心してる(苦笑)。のちのちこのドン臭さが災いしそうな予感が…。

現在は母親の看病でマスコミの仕事を辞めて小浜に戻ってきていると語る清海。3年前に海岸に現れたときは数回戻ってくる程度だったんだね。・・・ということは、清海のお母さんの静さんってものすごく長い間入院しているんだ。そんなに身体を悪くしてしまったのにはなにか家族間の問題があるんだろうか?気になることが色々出てきますね。
現在は秀臣さんの会社でマスコミの経験を生かした仕事をしていると語る清海に「東京で勉強したことちゃんと生かされとんやな」と感心する喜代美。その言葉を聞いてまたふと複雑な表情になった清海でしたが「B子は19歳の時に見つけた夢、見失わんとしっかり生きとるやな」と逆に喜代美に言葉をかけます。なんだかこの時の表情がものすごく羨ましそうだった…。
そんな清海と話しているうちに喜代美はふと数年前を思い出します。草々と付き合うようになった清海に嫉妬して自分がどうしようもなく醜くなったあの日…師匠からのアドバイスで自分が抱いていたA子へのコンプレックスを全て吐出した喜代美…。言っているB子も言われているA子もとても辛そうなシーンでした。その頃を思えば、いまこうして普通に話せているのがなんだか不思議だと語る喜代美。でも、普通に話せていると思っているのは喜代美だけのようで…。
ふと清海は草々が元気にしているか尋ねます。「相変わらず高座一筋」と語る喜代美でしたが、その言葉に複雑な心境になってしまう清海。その高座一筋な草々故にあの時別れを選択したわけで…というか、あえてそんな草々のために離れる決意をしたんでしたよね。本人的には「別れた」という意識がなかったのかも。好きな気持ちのまま別れてしまったからもしかしたら今もその気持ちを引きずり続けているんじゃないでしょうか。

その頃小草若は鞍馬会長から呼び出しを受けていました。父親と同じように羊羹をもってやってきた小草若ちゃん・・・もうこれはお約束ですか(笑)。でも鞍馬さんはそれには手をつけず、なにやら深刻な雰囲気です。
草若師匠が亡くなる半年前に常打ち小屋作りを打診されたことを語りだす会長。そのことは小草若ちゃんも知っています。そのことについてどう思うか問いただされます。お金の問題だけではなく「いずれは草若の名前を継げる噺家になる気はあんのんか?の覚悟はできてるのか。それ聞いてんねん」と直球で問い詰められて言葉が出てこない小草若・・・。今現在の小草若は芸も未熟だし落語にもようやく真剣に向き合おうとしているばかりの頃だし、心の中は不安でいっぱいだと思うんですよね。そんなときにこの質問はあまりにも。ただでさえ父親の名前の大きさに苦しんでいるのに・・・すぐに「継ぎます」とは即答できないよなぁ。顔を強張らせながら言葉が出てこず苦しんでいる小草若ちゃんを見るのが辛かった。あ~・・・これでまたものすごく悩んで迷宮入りしちゃいそうだ・・・。

夕方、稽古場では喜代美が草々に清海がやってきたことを伝えています。今度会ってみるか?と尋ねられて「お前はええんか?」と思わず聞いてしまう草々。やっぱり気にしてるんだねぇ。こういう気遣いは優しいよなぁ。でも喜代美も吹っ切れているような表情で「時間が経つって凄いですね」と落ち着いているようなので安心したように今だったらあの頃のことを笑って話せるかもしれないと草々も語ってます。夫婦の絆はもはや万全と言ったところでしょうか。
そんな話をしていると、勇助の姿が見えなくなっていることに気がつきます。朝買い物に出たきり夕方になっても戻ってこないらしい(爆)。急いで台所へ行ってみるとようやく勇助が戻ってきていて喜代美は何故こんなに遅くなったのか問い詰めてしまいます。すると・・・前を歩いていたおばあさんが怪我をしてそれを千里まで送り届けて遅くなったと・・・まるで物語を語るように理由を述べている勇助くん。この話に喜代美はすっかり同情するし、草々なんかは涙を流してまでその話を信じて許してやってる(笑)。この二人・・・数年後に問題になる「オレオレ詐欺」に絶対引っかかりそうな気がする(爆)。

さらに次の日、庭先には掃除道具だけが置きっぱなしで勇助の姿がなくなっている。台所も汚れた食器がそのままになっていて勇助の気配もなし。これは完全に怪しいでしょう。結局おかみ・若狭がその仕事をやってしまうわけですが(笑)。で、慌てて戻ってきた勇助が語る理由が子猫の親を捜していたからだと・・・このあたりで何かおかしいと喜代美ちゃんもいい加減感じているようで順ちゃんに電話で相談しています。
その順ちゃん、もうすっかり母親の顔になってるし脇で仕事をしている友春くんもすっかりいいお父さん。春平くんも順平くんも素直に真っ直ぐ育っているようで幸せそうですなぁ。そんな順ちゃんが喜代美にアドバイスしたのは「愛してあげること」。子供は愛してあげることが一番だと…。この言葉は喜代美の心にも響いたようです。

後日稽古場では草々が「鉄砲勇助」の稽古をしています。それをこっそり聞いている勇助。そんな姿を微笑ましく見た喜代美は自分は高座で出かけるので草々のお世話をお願いします。喜代美ちゃん、高座の仕事順調に入ってきてるんですね。師匠からもらった宝物でもある創作落語が好評なのかな。「草々兄さん」と言いかけて「草々…師匠」と言い直すあたりも可愛かったです。笑顔で出かけていく喜代美を見送る勇助ですが・・・その間に何かやらかしそうな予感が・・・。
さらに恐ろしいことに、喜代美が出て行くのを見計らったように再び草若邸入り口には清海の姿。ここまでくるとなんだかサスペンスチックに見えてきたよ(笑)。明日あたり問題勃発しそうです。


そういえば今発売中のステラに感謝祭の記事が掲載されましたね。底抜けポーズしているあの写真ですが・・・後ろのほうに小さく自分の姿も発見してしまった(爆)。あれ、絶対自分じゃなきゃ分からん(笑)。感謝祭後の対談も面白かったですね。虎ちゃんのチャック事件もキッチリ語られてましたんで…放送されてしまいそうだ(笑)。24日楽しみです。

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『ちりとてちん』118話 おかみ修行

草々に弟子入り志願の勇助くんを囲んで寝床で歓迎会もどきが開かれています。というのも、草々だけがまだ勇助くんの弟子入りを認めていないわけでして(苦笑)。するとすかさず

四草 「ほな、何でこの人囲んで飲んでるんですか?」

とナイスツッコミが入りました(笑)。っていうか、なんでキミがお誕生日席にいて小草若ちゃんが後ろに追いやられているんだで、何で囲んでいるかと言えばもっと話を聞きたいからということで…渋々それに付き合う兄さんたち。磯七さんが落研だったんなら何か持ちネタはあるのかと聞いてみると15-6は持っていると答える勇助くん。「ボロ負けです」と凹む喜代美ちゃんもオモロイけど、後ろで完全に討死している小草若ちゃんは哀れだけどもっとオモロかった(笑)。しかも追い討ちを掛けるようにネタの名前を挙げていく勇助くんの話を聞いて

四草 「・・・小草若兄さんはどれひとつできませんよ・・・」

とトドメのお言葉(爆)。ほんとにウマイところできつ~いツッコミ入れるよねぇ。言い方も絶妙だよ(笑)。すると「ホンマにできんのんけ?」と小草若ちゃん勇助くんに逆切れしております。菊江さんに怒られてましたけど、とりあえず何かネタを披露しなければという雰囲気になって勇助くんのミニ落語会が開かれました。かけたネタは『鉄砲勇助』。ホラ吹き男のお話だそうで、再現VTRがスタート。
え~と・・・この、えらいガラの悪い大工の棟梁みたいな男は・・・四草くん、もとい・・・虎ノ介くんじゃないですか!?ねじり鉢巻にヒゲつけてものすごい眼力でホラ男を睨んでいるその姿は・・・声を聞かなければ四草だとは分からん(笑)。yahooの写真見た時も「あんた誰?」って思ったんですがやっぱり虎ちゃんだったか!・・・っていうか、すごい化けるなぁ・・・この人は。鉢巻とヒゲであんなに顔の印象変わるとはビックリ。やっぱりすごい役者だと思う、虎ノ介くん。やたらアップが多かったのは四草ファンを狙ったサービスショットか?とも思いましたけど(笑)ほんとにカッコよかったよ。あの手の動きとかも細かくて最高です。
で、もう一人印象的なのがしほりちゃんの子供(笑)。ブログで写真見たときはもっと可愛い感じだったのにあれからさらに加工されてしまったのね。可愛さと不細工がちょうど半々みたいな感じで面白かったです。これで女性になれたのが2回目か(笑)。
てなわけで、『鉄砲勇助』の再現VTRは面白さ満載でございました。

勇助くんの落語にみんな感嘆。一番好きな話だという彼に「何でや?」と突っかかる小草若ちゃんに「名前が一緒やからでしょ」とすかさず回答してる四草くん(笑)。その通りだったようで相変わらず鋭い男だ。
弟子入り志願していることについて親はどう思っているのか草々が聞くと「両親はいません。亡くなりました・・・」と答える勇助くん。この言葉に実際に両親を亡くしている草々と小草若は反応します。落語が好きだった自分を天国から両親も応援してくれていると思うと語る勇助くんの言葉にすっかり心動かされてしまった草々は弟子入りを快諾してしまいます。この時ものすごい勢いで机叩いてたんですが後ろで小草若ちゃん(宗彦くん)が素でビビッてたのが笑えました(笑)。両親を亡くした話にすっかり同情した草々は

「今日からオレをお父ちゃんと思え!」

とやる気マンマンですが、それに対して「いや、そんな年やないやろ」ってツッコミ入れてる草原兄さんも面白かった(笑)。この瞬間、草々師匠・若狭おかみさんの誕生です。新弟子決定に熊五郎さんが気前よくお酒をサービスしてくれるのですが、一人腕組んで微妙な表情の四草くんがすかさず空のウーロン茶のビンを差し出しておかわりを要求するも、あっけなく断られていたのが笑えました(笑)。芸が細かいぞ(笑)。・・・っていうか、四草がこのことについてどう感じているのか知りたいですねぇ。内心怪しんでいるような気が…。

小浜の若狭塗箸製作所では清海が事務員として会社を手伝っています。他には社員の姿が見当たらないよなぁ…。経営不振で辞めてしまったんだろうか?そこへ秀臣がやってきて清海に跡を継いでほしいと言い出しました。友春くんは焼鯖職人になってしまったし…頼みの綱は清海ってことなんだろうけど…。婿を取って会社を継いでほしいという父親の言葉に動揺してしまいます。「結婚したい相手はいるのか?」と聞かれ即座に否定しない清海。もしかしたら彼女の心の中にはまだ草々がいるのかも…。

夜、今では青木夫婦が夕食を取っていますが・・・昨日あんなに「恐れ多い」と言っていた師匠席に座っている草々くんが笑えます(笑)。弟子を一人取ったということで勢いがついたんでしょうかね。食欲も相変わらず恐竜並みに旺盛です。ところが喜代美はおかみさんになることへの不安で頭がいっぱい…。どんなことをすればいいのか分からないと戸惑う喜代美に「お前のお母さんがお前にしてくれはったようなことをしたったらええねん」とアドバイスする草々。しかしその言葉で喜代美が思い出す母の姿は特殊能力を発揮したり突飛な行動をする糸子さんばかり(笑)。「無理」と即答する喜代美に「何を特殊な想像ばかりしてんねん」とツッコミいれる草々ですが・・・もはや彼女が何を想像したのか察しがついているあたりが夫婦ですなぁ。
それでは参考にならないので草々が入門した時の志保さんについて聞いてみる喜代美。すると「春の陽だまりみたいにあったかかった」としみじみ語る草々…。これを聞いて

「ほんなこと私にできるんやろか・・・。こんな・・・こんな冬の水溜りのような私に」

ますます凹んでしまいます「春の陽だまり」に対して「冬の水溜り」とはウマイこと言うね喜代美ちゃん(笑)。このあたりは変わらずB子のまんまですな。そんな彼女を「お前がいてくれへんかったら弟子なんか取る勇気なかったかもわからへん。一緒に頑張ってこ」と励ます草々。優しいダンナ様じゃないか~!ちょっと惚れ直したかも。その言葉に喜代美も少し笑顔を取り戻します。

そんなこんなで内弟子部屋にさっそく勇助くんが引っ越してきました。スタジオ見学した時には空っぽの部屋だったんですけど、あれはネタバレ防止のためですかね(笑)。
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草若さんの本もたくさん並んでました。ちなみにこの本は青木家に置いてあったものです(笑)。
内弟子修行を開始した勇助くんですが、喜代美の内弟子修行時代とは大違い(笑)の優等生。なんでもソツなくキッチリこなしていく勇助くんに自分の立場がなくなってしまいます。あそこまでできすぎるっていうのもちょっと胡散臭い感じがしますなぁ。まぁ、喜代美ちゃんの場合は不器用すぎたっていうのもありますけどね(←これに関して私は何も言えないんですけど 爆)
草々の浴衣もきちんとたたんでいる勇助くん。そんな彼に「何も教えることないわ」と苦笑いしている喜代美。すると急に顔が曇って両親がいなかった自分に姉が家事を仕込んでくれたと告白する勇助くん。さらにそのお姉さんまでもが亡くなっていると話し、さらに同情心を深めてしまう青木夫妻(苦笑)。ちょっといくらなんでも、出来すぎな話じゃないか?ただ、草若師匠を亡くしたばかりでナーバスになっている草々や喜代美にとっては勇助くんの話が素直に響いてくるんだろうなぁ…。「ほんまに家族になったろうな、俺らが木曽山の・・・」と語る草々がちょっと切なかったです。草若師匠の家でたくさんの愛情をもらっているだけに自分も彼の助けになりたいという想いが強いんでしょうね。

買い物に出かけた勇助くんを見送った喜代美は取材でやってきていた奈津子さんに拍子抜けするほど出来た弟子だと語っています。しかし、奈津子さんは勇助くんに何か違う感情を抱いているようで・・・「肉じゃが女とかボタン付け女に通じる胡散臭いものを感じるわ、あの子」と喜代美に忠告。さすが過去に優等生女に煮え湯を飲まされ続けた奈津子さんならではの冴えた勘だね(笑)。こういう優等生タイプには何か裏があると睨んでいるようです。ドン臭い喜代美ちゃんにはまだその意味は分からないと思うけど。そんな彼女を半分面白がっているかのように奈津子さんは退散していきます。
それと入れ違いに入ってきたのはなんと、A子こと清海!いったい何年ぶりの再会か?あの感動の橋の上の抱擁以来・・・だよね?しかし、あの頃のA子とはまるで別人のようです。「B子」と笑顔を向けはしますが、その顔は笑ってないし・・・なんか殺気すら感じる。B子は無事A子と向かい合うことが出来るのか!?

※今週ですべての「ちりとてちん」撮影が終わるようですが、松重さんのブログによると昨日の時点で寝床組や魚屋食堂組の人(順ちゃんはまだかな)、そして慈英さんが撮影終了した模様です…。あ~、なんだか寂しいなぁ…。まだドラマは続くのになんか不思議な寂寥感が…。

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『ちりとてちん』117話 勇助登場

小草若から弟子を取るように言われる草々でしたが、自分はまだその器ではないと拒絶してしまいます。すると「どうやって師匠の落語継いでくねん」と逆に問いただされてカッとなった草々は「お前がやらなあかんのちゃうんか!?」と逆切れ(苦笑)。師匠の遺影の前でケンカが始まってしまいますが喜代美に止められて何とか鎮火…。この二人はどうもまだ微妙な関係のままなんだよなぁ。落ち着いた小草若は喜代美が再び電話の為に席を立ったのを見計らって草々に草若邸に喜代美と住んでもらえないかと頼みます。

小草若 「師匠の落語を受け継ぐ、伝える…ほんまにそう思うてんのやったらそないしてくれ」
(←複雑な心境がうかがえるなぁ…)
草々 「なんでやねん。おかしいやろ、おまえ差し置いて」 
(←たしかに正論だ)
小草若 「今まで俺のこと散々差し置いてきてるやろ」 
(←そのツッコミもかなり当ってる 笑)

この会話がちょこっと面白かったです(笑)。小草若はどうするのかと聞かれしばらく四草くんのところに厄介になって中華料理店のバイトしながら落語家続けていくと答えてましたが・・・あの部屋ってそんな簡単に同居しても平気なところなんだろうか(苦笑)。まぁ、あんまりうるさくなさそうではありますけどね。…っていうか・・・小草若ちゃん、芸能人としての仕事は本当に全部なくなってしまったのだろうか。それとも落語家一本でやってくために残りの仕事もやめちゃったのかな?このところずっと元気がないから心配です。四草くん自身はウザいと想いながらもたぶん小草若ちゃんの気持ちを感じ取ってるだろうから結局受け入れてあげるんだろうな。この二人の生活風景も見てみたい(笑)。
そんなわけで、草若邸には青木家が留守を預かるという形で住むことが決定しました。「草若の名前を継ぐのはお前だからな」と草々に詰め寄られて頷きながらも複雑な表情をしている小草若ちゃんが気になりますが…。ちょっと目を潤ませながら「家賃は払うてな」と言って笑い合ってましたが・・・精神状態が心配です

その頃、小浜の病院では清海が眠っている母親の横で看病を続けています。本当に静さんはいつからこんな病弱になって入院しているんだろう?いっこうに具合も良くならないみたいだし…すごく心配ですね。清海の気配に気づいて目を開けた静さん・・・いったい何日ぶりに起きたんだろうか(苦笑)・・・ってくらいお久しぶりです。自分のせいで迷惑を掛けたとひたすら謝る母親に自分で決めて戻ってきたからと優しく声を掛けている清海。でも、その言葉と裏腹になんだかとても寂しそうなのが気になります…。

夜、草若邸で夕食をとろうとしている喜代美と草々。喜代美ちゃんの着ている今日の服、下にふくろうなどの絵柄がついてて可愛かったですね。それにしても二人っきりの時も「若狭」「草々兄さん」って呼んでるんだ…。ま、そのほうがしっくりきてるのかもしれませんけど(笑)。
いざ食べようとしても目の前に草若さんの座布団が寂しく置いてあるだけの風景が目に入りためらってしまう二人。いつもあの席には師匠が座っていたんだよね…本当に寂しいなぁ。すると喜代美は草々に向いの席へ行くように勧めますが「師匠の座ってはった席に座れるわけないやろ」とそれを拒否してしまう草々。まだ師匠のオーラが残っているだけに行けない気持ちは分かるなぁ。でも喜代美ちゃん、並んで食べるのは別に変ではないと思うぞ。現に私たちは毎日並んで食べておりますんで(←え?うちが変!?爆)
草々が師匠の座っていた座布団の前で「恐れ多い」と凹んでいると再び弟子入り志願者から電話がかかってきました。迷っている風の草々に喜代美は一度会ってみてはと勧めてみます。

喜代美 「草若師匠の落語を受け継いでくれる人かもわからんで~」

草若師匠の落語は何としても受け継いでいきたい…そんな想いの強い草々はこの喜代美の一言でようやく弟子入り志願者と会う決心をしたようです。

数日後、稽古場では四草が師匠の遺影に向って『算段の平兵衛』の稽古をしていました。最後の「包丁だけ…」の言い方がやたら艶っぽかったけど(笑)相変わらずカツゼツいいよなぁ。でもなんだか目の前に師匠の姿がないことが寂しそうです。父親同然と慕っていた草若師匠ですから四草くんの心の中にもどこかポッカリと寂しい穴があいてしまっているんだろうな…。写真を見つめる顔がとても切なかったです。
そこへ草原兄さんもやってきました。どうやら二人とも弟子入り志願者が来ると言うので呼ばれたようです。「悔しいですか?先越されて」とちょっと意地悪っぽく言われて「まぁ、オレは華ないさかいな」とかなり前に四草くんに毒をさされた言葉を持ち出してきた草原兄さん(←ものすごい華あると思うんですが 笑)。実はまだ根に持ってたりして(笑)。これには思わず四草くんも「斬り返しますね」と苦笑いでした。この二人の会話の間がすごく良かったです。上手いよなぁ~、吉弥さんも虎ノ介くんも。
草原兄さんから『算段の平兵衛』を稽古していたのかと問われた四草くんは少し微笑んであまり掛ける人がいないからと答えます。

四草 「これだけは途絶えさしたないんです」

この言葉はなんだかすごく重かった…。四草にとって『算段の平兵衛』は草若師匠そのものなんだと思います。草若師匠の『算段の平兵衛』を聞いて弟子入り志願し、そこで初めて草若師匠から人の温かさを教えてもらった四草。九官鳥の平兵衛もこの落語からとった名前だし・・・本当に彼にとって特別な存在なんですよね。
かつて師匠に黙って勝手に『算段の平兵衛』をかけて叱られたことを思い出した草原兄さん。あの時師匠は四草くんにじっくりとゆっくりと諭すように落語は受け継いで伝えていくことなんだと話してくれました。その言葉で何かが四草の中で変わったんですよね…。ウルウルした目で深々と頭を下げた姿がとても印象的でした。あの時はその後『算段の平兵衛』を教えてもらえたのかどうか放送では有耶無耶にされてしまいましたが、小説にはしっかりと半年後に教えてもらったことが記述されていたんですよね。今回、その後のことがようやく草原兄さんの口から語られました(苦笑)。
師匠の遺影を見つめながら弟子一人一人を本当によく見てくれた人だったとシンミリ偲んでいる草原兄さんと四草くん・・・。しばらくはこんな寂しさが続くんだろうなぁ。でも、

草原 「師匠である、いうのは…つくづくエラいことやなぁ」
四草 「つくづく…草々兄さんの恐竜頭で務まるとは思えませんね」
草原 「そういうこと言うな」

っていう久々の二人の息の合った(?)会話が面白かったです(笑)。最近小草若ちゃんとのコンビが多かったけど、やっぱり草原兄さんとのやりとりもいいよなあ。

居間ではそろそろ新弟子志願者がやってくるというので草々と喜代美が落ち着きなくオタオタ動き回ってます(笑)。そうこうしているうちについに呼び鈴が!無理やり喜代美を玄関にやった草々の目に留まったのは一人リラックスして下座に座っている小草若ちゃん。すると座り市を巡って再びバトル勃発(笑)。

草々 「お前が居てるときはお前がこの家の主や!」 (←でも弟子入りされるのは草々だよな?)
小草若 「何を面倒くさいこと言うとるんじゃ!」 (←いつもの席のほうが気楽だよね)
草々 「ええから、はよ座れ!」 (←完全にテンパっててるわ 苦笑)
小草若 「何で主に命令形やねん!」 (←こんなときだけ主面 笑)

このしょうもない争いに草原兄さんが呆れていると、それを尻目に悠然と上座に座る四草くん(笑)。「何でお前が座ってんねん!」と慌ててどかして結局自分が上座に座ってます。それをみてため息つきながら

四草 「最初からそないしたらええのに」

と言い放っているのが面白かった!いや~、四草くんナイスだよ(笑)。でも本心では自分があそこに座りたかったりしてね。こんな調子の草々に草原兄さんも「ほんまに弟子なんかとれんのかいな」と心配顔。うーん、久々に4兄弟の楽しい場面を見させてもらった気がする

そしてついにやってきました、新弟子志願者・木曽山勇助くん!新キャラの登場でございます。メガネを掛けてマジメそうな好青年の勇助くん。礼儀もちゃんと心得ているようで草々はさっそく「師匠」と呼ばれたことに気分よくしております(笑)。言葉の響に酔いしれている草々に草原兄さんたちはツッコミ入れまくり。言葉の出てこない草々くんに「年とか聞いたらどないですか」とボソッと言う四草くん・・・たしか、自分が弟子入りする時師匠に最初に聞かれたんだったよな(笑)。気を取り直して素性を質問していくと・・・現在22歳で大学卒業したばかり、草々に弟子入りするために就職をしなかったことが判明。するとすかさず毒を指す弟弟子(笑)。

四草 「落語の腕はまぁまぁやけど、おもろない男ですよ」
草々 「おい!!」
小草若 「ごもっとも、ごもっとも」
草々 「おい!!!」
(←声が裏返ってるよ 笑)

もうすっかりペース乱されてしまった草々くんを必死に喜代美ちゃんが横でなだめてます(笑)。本当に大丈夫なんかね、草々~
するとニッコリしながら勇助くんは草原兄さん・四草くん・小草若ちゃん・喜代美ちゃんの落語も素晴らしかったと絶賛。すっかり彼の話術に乗せられた彼らはものすごく気分良くなってしまっております(笑)。久々に小草若ちゃんの元気な底抜けポーズも見られて嬉しかったけど。ところが草々は「素人の癖に偉そうに批評すな!」と不満顔。慌てて謝る勇助くんでしたが、褒め称えられた兄さんたちは「この子は素直にもの言うてるだけやん」と庇ってます(←単純な男たちだ 笑)

とりあえず再び草々をなだめた喜代美は「よう~落語聞いとんなるんですねぇ」と語りかけると大学の落研時代に四天王の落語を聞いて草若のファンなったと告白する勇助。いっせいにみんなの目が居間に飾られている小さな草若師匠の遺影に向けられます…。
7
草若師匠の落語を聞いているうちに草々の落語とも出会いこの人に弟子入りしたいと思うようになったと熱く語る勇助。その熱心な様子にみんな心を掴まれているようですが・・・上沼ナレによると彼はとんでもないトラブルメーカーだそうで(笑)。これからどんな風に変貌していくのか楽しみです。

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テーマ : ちりとてちん

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キャスト変更

つい先日舞台『ガマ王子VSザリガニ魔人』の件で出演者変更のお知らせメールが届きました。主要キャストの内田朝陽くんが急性腰痛症で降板してしまうそうです。これは残念だなぁ~…。朝ドラ『どんど晴れ』は個人的にダメドラマだったんですけど(爆)、朝陽くんのことはけっこう好きで初舞台楽しみにしていただけに残念!気張りすぎちゃったんですかねぇ・・・。うーん、可哀相だけど・・・舞台役者は身体が資本っていうしそのあたりちょっと管理が甘くなったのかも?とにかく早く元気になってまた舞台再チャレンジしてほしいです。

代役にはスタジオライフの看板役者でもある笠原浩夫さんがキャスティングされました。スタジオライフの舞台は姜くん目当てに『OZ』しか観に行ったことがないんで(爆)その時に一度笠原さんを拝見したきりなんですが、なかなかいい役者さんだと思うんで期待しています。安定感ありそうですしね。急な配役で大変だと思いますが、笠原さんの実力だったら大丈夫だじゃないかと…。頑張ってほしいです。

一応チケット払い戻しが始まっているようですが・・・私はとりあえず2回分観に行こうと思ってます(間違えて購入したもう一回分は払い戻し申込したけど 爆)NACSのシゲくんもいるし、岡田浩暉さんもいるし、新妻聖子ちゃんもいるし・・・すごくいい舞台になると思う。かなり泣けるらしいんで期待しています。だから早くチケット送付してほしい~~(払い戻し作業の為に三月頭になるらしい…。ギリギリだがや 苦笑)

そういえばスタジオライフで思い出しましたが・・・今月末に観に行く姜暢雄くん目当てだけで確保してしまった『恋する妊婦』のチケット・・・。なんか、舞台の評判があまり芳しくないのが気になる(爆)。あぁ、やっぱり苦手意識の岩松作品は避けておくべきだったのかも!?ちょっと今不安でございます(汗)。


[ 2008/02/18 23:47 ] 期待の舞台! | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』116話 賑やかなサヨナラ

師匠
ここ最近の「ちりとてちん」は師匠との別れに涙する日が続いていたのですが、今週からはまた明るいテンポに戻りそうですね。あぁ…でも…師匠~…出演者紹介がついに「写真」になっているのが哀しいよぉ。スタジオ見学した時にこの写真見た時も切なかったんですけどね。
というわけで、今週のサブタイトルは“嘘つきは辛抱の始まり”です。新キャラの活躍に期待!

草若師匠のお葬式の日が訪れています(今年初めに大勢の人で収録したと吉弥さんのブログに書いてあったのはたぶんこのシーンのことだろうな)。柳宝師匠は御焼香をしながら涙涙で言葉にならず、後ろの熊五郎さんにツッコミ入れられてました(苦笑)。シーン的にはこのツッコミと泣きのバランスが微妙によくなかったような気もするんですけど。それにしても柳宝師匠の涙の演技が妙に狂言の「泣きの型」っぽかったなぁ。そんな柳宝師匠につられて小草若ちゃんもボロボロ泣いてるし(狂言師の宗彦くんは普通に号泣してました)喜代美や草々、草原、四草も涙を堪えてます。特に小草若ちゃんは憔悴しきっていて見ているのが辛い
そこへ弟子の漢助の肩を借りて病身の鏡漢五郎師匠がやってきます。今まで何度か名前だけは登場していましたが(草々とA子がデートで聞いた落語会もたしか漢五郎師匠だったような)、ついにここで登場ですね。四天王の一人だったのにあんな身体を悪くして今は引退してしまったというのがなんだか悲しい。言葉も上手く喋れないようだし…脳の病気でしょうか。焼香を済ませ祭壇の前で泣き崩れている尊徳・柳宝・漢五郎の姿を見てさらに号泣してしまう小草若ちゃん・・・、そして必死に涙を堪えている草々・草原・四草、涙を拭う喜代美。みんな本当に草若師匠を亡くしたことを悲しんで悲しんでいるのですが・・・

そこへドカドカとこの雰囲気に全くそぐわない小次郎おじさんがやってきます(苦笑)。こらこら、マナーがなってないがな。何故遅れたかといえば、師匠に購入するように頼まれていたあの宝くじの当選番号が書いてある新聞を探してたかららしい(苦笑)。葬儀で悲しみに沈んでいる最中にあのテンションはどうかと思いますがねぇ、小次郎さん。それに対し「申し訳ありません、気にせんといてください」と謝る小梅さんを冷めた目で見てる草原兄さんと四草くん(特に四草くんの視線が・・・なんか笑えた 笑)
場が少し収まったところで、漢五郎師匠は憔悴しきっている小草若ちゃんに何かを語りかけようとしているのですが・・・上手く言葉が話せない為にとても何を言っているのか聞き取れない。必死に耳を傾けていると脇から尊徳師匠が解読して伝えてくれてました。「精進しいや。はよ小草若の小が取れるようにな」・・・ということのようですが・・・尊徳師匠、よくあれだけでそこまで解読できるな(笑)。あれたぶん尊徳師匠の主観も入ってるんじゃ…って変なツッコミ入れて笑ってるのは私だけかもしれず(爆)、小草若ちゃんは大粒の涙を流して泣いておりました。あぁ・・・辛いねぇ・・・小草若
ところが、このシンミリしたムードが馴染まないらしいKYな小次郎おじさん・・・師匠が宝くじを置いたと言っていた福助のありかを喜代美に尋ねています(爆)。あくまでもう小次郎さんの頭の中には宝くじのことしかないのかい。渋々喜代美がありかを教えると祭壇の後ろに行って福助の下にあった宝くじをゲット。こらこらこらこら!ちりとてだから許されるものの普通のお葬式だったらつまみ出されるよ、このおじさんは(苦笑)。宝くじを発見した小次郎さんは「何か自分に下りてきたから当る気がする」とテンションが上がりっぱなし。しかも当選番号確認をするために喜代美も動員させられてます・・・。可哀想に(苦笑)。

縁側に小次郎さんと喜代美ちゃんが出て行くと、漢五郎師匠は草々に何かを語りかけようとしています。が・・・やっぱり必死に耳を傾けても分からない。すると今度はそれを柳宝師匠が「草々は草若さんの芸風を受け継いでしっかりやりや」と解読!よくあれでわかるなぁ、柳宝師匠も(笑)。で、そのあと「な?」と確認とってたんですがそれに対して「そうそう」と反応してる漢五郎さんにウケてしまった(←シャレかい 笑)。草々くんは涙ぐんで聞いてましたけどね。
そんな雰囲気とは程遠い縁側では番号確認が始まっておりました。後ろに映っている神妙な雰囲気とのコントラストが・・・なんか・・・(笑)。組番号「31」が合っているということで小次郎さんのテンションもさらにアップ。そんな後ろでは漢五郎さんが草原兄さんに何かを語ろうとしていて・・・必死に尊徳師匠がそれを解読してました(笑)。結局何が言いたかったのか分からなかったのが残念~。さらに四草くんには何か言うことができ・・・なかっただろうなぁ、この流れからすると(苦笑)。
その頃縁側では小次郎さんの流儀という事で番号が上から確認されることに。「4・1」まで同じであることが確認されるとその回りに和田家が集結(爆)。宝くじが当ったらどうするかという議論で盛り上ってしまってます。当ったら棺桶の中に一緒に入れるという小次郎さんの言葉についつい動揺してしまう糸子さん(笑)。あなたたち、お葬式ってこと忘れてないかい?・・・っていうか、これってまだお坊さんが来る前の段階なんですかね。いつの間にか喜代美も少し興奮してきたようで宝くじ番号確認に乗り気の模様です。

さらに確認が続き「5」もあることが判明。あと3桁当ってれば1億という言葉に思わず反応してしまう漢五郎師匠、シンミリしていたさっきまでの様子とは打って変わって目の色変えて小次郎さんのところにヨロヨロ駆け寄ります(笑)。このことがきっかけに、その場はもはやお葬式ではなく宝くじ当選発表の場に変わっておりました
草原兄さんは「それ当ってたらホンマに棺桶入れるんですか?」と興味津々、四草くんも「一億灰にするつもりですか?」と目が真剣(笑)。この二人の攻撃に気持ちが揺れる小次郎さん。後ろでは“入れるべき派”“入れないでおくべき派”に分かれ当選と決まってもいないのに論争が繰り広げられております(笑)。悲しみよりも金銭欲に心が向いてしまう人間の浅ましさ。それにしてもこの雰囲気・・・正月にあった喜代美の結婚式のドタバタとよく似ていますね。
残りの3桁は小次郎さんと喜代美ちゃんが同時に言っていくことに。「9・2」まで同じということで周囲の緊張もピークに達し・・・ついに最後の1桁が読まれたのですが小次郎「6」に対して喜代美は「8」。つまりこの最後の1桁のみが違っていて・・・さらに性質悪いことに2つ違いという事で前後賞にも当らず終わってしまいました(笑)。ま、人生そんなもんだ。でも、ここまで当っていると悔しさも倍増だよなぁ・・・っていうか心臓に悪い。最初からハズレっぽいほうがよっぽどいいかも。ちなみにこの当選番号、「31組415926」・・・「3.1415926・・・」と円周率になっているんだそうです(笑)。円周率といえば正典さんが小次郎さんに自慢する為に必死に100桁まで覚えたってエピソードがありましたよね。っていうか、そのことに感づいた人ってすごいなと(笑)。

宝くじがハズレと分かって一同はガックリしますが、漢五郎さんが笑いながら「はじゅれやがな」って言ったことでドッと笑いが起こります。漢五郎さん、本当は喋れそうじゃないの(笑)。さっきまで大泣きしていた小草若ちゃんも思わず笑顔に。そんなみんなの笑い声を聞きながら小梅さんは言います。

「えらいもんですなぁ。草若師匠、亡くなっても人を笑わすんですさけぇ」

本当にそうだよなぁ。たぶん、小次郎さんに下りてきたっていうのは草若さんの魂だったのかも。こんな湿っぽい葬式はやめてくれと、小次郎さんに師匠が下りてきて仕組んだんじゃないかなと思いました。まぁ、非常識な小次郎さんの行動ではあったけれども結果よければ全てよしってことでしょうか。たぶん、こういう笑いを草若師匠も望んでいたと思いますし。
「草若、日本一!」と叫んでいる草原兄さんと「さすが師匠や!」と笑っている草々、その後ろで笑いながら号泣している小草若ちゃんと微笑んでいる四草くん、涙ぐんで笑っている喜代美・・・いつもの賑やかな面々の笑い声に包まれて草若師匠も嬉しかったんじゃないかな。祭壇の師匠の写真も心なしか嬉しそうに見えて私もホロリと泣けてしまいました
みんなの笑い声を門の外で聞いていたのは鞍馬会長。草若さんとは晩年まで言い争ってしまいましたが、会長自身はたぶん草若さんのことをとても好きだったんじゃないかと思うんです。中に入らず、そっと微笑んで立去る姿がなんだか切なかったです・・・。

数日後、草若邸に小草若がやってきて遺影に手を合わせています。ついに小草若ちゃんも両親を亡くしてしまったんだ…。草々は近いうちに自分たちは新しい場所に引っ越すことを告げます。そういえば、出て行ってくれと師匠に言われたことありましたね。あれは常打ち小屋を建てる資金の為に土地を売ろうとしてたからだ・・・っていうのはまだ誰も知らないのかな?これからは草若邸の主は小草若だから帰ってきたらどうかと提案する草々でしたが、小草若は「今さらここで暮らすのは寂しすぎる」と言って帰ってくることを拒絶します。たしかに一人であの広い家に・・・両親との愛情が詰まった家に暮らすのは今の小草若にはかもしれないよな。そんな気持ちが分かってか、それに対して草々は何も言えません。
そんなときに電話が鳴って喜代美は席を離れます。二人きりになったとき草々は気を遣って一人が住むのが寂しかったら自分たちは離れに住もうかと提案してみますが、それは小草若にとっても屈辱的なことで・・・草々もすぐにそのことについて謝りました。どうにかしてあげたいって気持ちは伝わるんだけどね・・・。
そんな微妙な二人の空気が流れているところに喜代美がいつもの弟子入り志願の人から電話があったことを伝えにやってきます。相変わらず断れと言う草々でしたが小草若は「お前、弟子取れよ」と勧めます。その真意はなんでしょう?早く小草若ちゃんも迷路から脱出してほしいんだけどなぁ…

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『ちりとてちん』115話 穏やかな別離

昨日は大変失礼しました(汗)。このところバタバタ気味だったのでちょっと体調崩してしまいました。皆様もどうぞお体ご自愛くださいませ。・・・で、草若師匠・・・本当に逝ってしまいましたね・・・。昨年末に撮影されたという渡瀬さん最期のシーンはとても幻想的で美しくて・・・やっぱり泣けました。

天狗座での若狭の創作落語は客席からのウケもよく大成功に終わったようです。師匠からもらった大切な宝物・・・。その師匠の為に、そして見守ってくれる兄弟子たちの為に、何より楽しみに来てくれているお客様の為に頑張った若狭。高座を下りて舞台袖に入り兄弟子たちの前で感極まっている彼女を見たらこちらもウルっときてしまいました。そんな頑張った妹弟子を温かく迎える兄さんたち…。印象的だったのは小草若に対する若狭の笑顔。自分が頑張ることで小草若にも勇気を与えたかったんだろうなぁ。そんな気持ちはちゃんと小草若ちゃんにも伝わっていて、二人で涙目で微笑み合う姿は本当に感動的でした

若狭のバトンを受け継いだのが2番手の四草です。『地獄八景』のトップバッターを勤めることになった四草くん、最初のほうはいつもの調子で話し始めるのですが「その道中の陽気なこと」の言葉はなんだかとても快活で・・・どこか草若師匠と似ていて・・・なんだかドキッとしました。そしてふと目を伏せると病室の稽古で「もっとあほらし~にでけへんか?ほんな気取った地獄行きたないで、俺」と言われたことを思い出します。病床の師匠が四草に伝えたかったことは何か・・・彼はこの時初めて悟ったんじゃないでしょうか。吹っ切ったようにふと微笑むと今まで見たこともないような「あほらし~」噺っぷりで見事に観客席を爆笑の渦に。袖で見ていた若狭もビックリするような四草の『地獄八景』。
たぶんこの時四草はすぐ近くに師匠を感じていたんじゃないのかな。その安心感もあってか四草は今まで包んでいた殻をひとつ破れたのではと思いました。病室で微笑みながら眠っている草若師匠の

「そうや~。お前はそういう落語が出来る男や~」

という言葉は四草くんの心の中に聞こえていたに違いない。そう思ったら涙が出て止まらなくなった。師匠を感じながら生き生きと『地獄八景』を演じている四草くんを今回、初めて美しいなぁって思いました。
それにしても本当にビックリしました。四草くん・・・というか、虎ノ介くん!あんなに落語が上手いなんて!素人の私でも引き込まれるようなあの喋り口調や仕草(特に小拍子を簪に見立てるところの手がとてもキレイだった!)。渡瀬さんがインタビューの中で「本当はもっと上手くできると思ってるだろうに」なんてことを言っていましたが、今回それがすごい腑に落ちた。舞台俳優の本領を出したなと思いましたね。やっぱりすごくいい役者だと思う、虎ノ介くん。他への就職考えないでやっぱり役者として頑張ってほしいわ~(笑)。

四草のバトンを引き継いで3番手に登場したのが小草若。少し前まで楽屋で慟哭していたとは少しも感じられないほど生き生きとした『地獄八景』をかけています。若狭や四草からもたくさんたくさん勇気をもらったんだろうな…。そんな小草若ちゃんも師匠の言葉を思い出していました。

「お前の明るい高座楽しみにしてくれてはるお客さん仰山居てる。遠慮せんと・・・思いっきりやったらええねん」

病室の稽古のとき、こんなことを言われてたんだね…。草若さんは以前「自分の名前が息子の重荷になってしまうのではないかと心配だ」と語っていましたが、事実小草若はそれで苦しんでいました。たぶんそのことを察してたんだと思います。だからこそ、名前に縛られず自分らしいスタイルで落語を続けてほしいと伝えたかったんでしょうね。
小草若もそんな師匠の存在を近くに感じていたに違いありません。「底抜けに」も飛び出す明るい小草若らしい喋りで客席を大いに沸かせていました。病室で眠っている草若さんはそんな息子の姿がまるで見えるように微笑んでいる。いや、見えていたから息子の晴れ姿が嬉しくて微笑んでいたんでしょう。今までにない、小草若の落語・・・これをきっかけに覚醒してくれれば・・・。
やっぱり宗彦くんも落語が上手いです。寝床の枕を見たときにも思いましたが、喋りの間がすごくいいんですよね。テンポがいいし聞き取りやすい。今後もこんな小草若ちゃんがたくさん見られればいいんですけど・・・。

そんな小草若からバトンを引き継いだのが4番手の草々。いつものように正々堂々とした落語を披露しています。彼もすぐ近くに草若師匠を感じていました。

「お前の落語については何にも心配してへん。落語とおんなじように、若狭も大事にしたらなアカンで」

病室でそんなことを言われていたとは。たぶん一番一直線にマジメに落語と向き合ってきた草々のことを遠まわしに心配しての言葉だったのかなと思いました。落語ばかりに気を取られすぎて自分の奥さんを見過ごさないように…。草若さんの草々に対する温かい親心ですよね。
ただ、虎ノ介くん、宗彦くん、とかなり素晴らしい落語を聞いたあとにムネくんの落語を聞いてしまうとちょっと物足りなさも感じてしまったかも。特に虎ちゃんの落語は衝撃的でもあったからなおさら(苦笑)。頑張れ、ムネくん!

最後の大トリを勤めたのはやはり草原兄さんです。噛むこともなく見事な『地獄八景』で客席は爆笑の渦。そんな草原兄さんも師匠のことを思い出していました。あの病室で若狭を一旦外に出した後、二人きりになったときに師匠から言われた感謝の言葉・・・。草原がいなかったらバラバラな連中をどうにもできなかったと感謝の言葉を述べていたんですね。この回想シーン見たら思わず吉弥さんのことと重なって涙が出てしまいました。実生活でも師匠を亡くしてしまった吉弥さんは最後まで感謝の言葉を言い合うこともできなかったとインタビューで語っていたのですが、草原として師匠とこうしてちゃんと語り合うシーンができて…たぶん特別な想いでいたんじゃないのかなぁと。
草若師匠は最後に

「あとはお前に…任せたで。徒然亭の落語、守り続けてくれ」

と最後に草原に告げました。あぁ、だからあの楽屋でも毅然とした態度で…。師匠からの言葉をしっかりと胸に刻んでいたんですね。師匠から託されたこの言葉はまたひとつ草原兄さんを大きくしたのかもしれません。

観客席が爆笑の渦に包まれる中、舞台袖の若狭・草々・小草若は笑いながらも草原兄さんの落語に草若師匠を見ているのか涙を流しています。四草は静かに微笑んで草原兄さんの落語を見つめていました…。みんな、それぞれ、草若師匠を感じている。
まだ草原の『地獄八景』が続く中、次第に草若さんの心臓の鼓動も弱くなっています…。そんな草若の手を握る糸子さんは駆けつけていた小次郎さん、磯七さん、菊江さん、咲さんに五人の弟子の変わりに送らなければと手を握るように叫びます。ここはもう涙涙なんですが・・・磯七さんの「いやちょっと無理があるで」ってツッコミと小次郎おじさんのブタ柄のシャツがちょっと面白かったです(←悲しみから必死に目を背けようとしてた私 爆)
どんどん弱くなっていく草若さんの鼓動・・・。でも、病室の5人は必死に名前を呼び続けます。磯七さんは「まだ早いで!」、菊江さんは「あかんで!」と涙ながらに叫んでる。私も心の中で叫んでしまった・・・「まだ草原兄さんの落語は続いてる!」と。せめて、兄さんの『地獄八景』が終わるまで・・・それまで彼らと一緒にいてあげてほしい・・・そんな気持ちでいっぱいでした

そして、「大王(大黄)飲んで下してしまうねん」というサゲが訪れ・・・草若弟子の会は幕を閉じました(そのときの拍手はたぶん感謝祭でやった拍手エキストラの音だと思う 笑)。その成功を見届けたように・・・草若師匠の人生も静かに静かに幕を閉じました。その顔は弟子たちの成長を喜んでいるかのように穏やかでした…。草若さんの手から一人一人の手が離れていく瞬間はやっぱり号泣してしまった
その頃、寝床では熊五郎さんがお客さんにお酒を出そうとしていますが・・・出したはずのお猪口ととっくりが消えていることに気がつきました。おかしいなともう一度出そうとした時、『草若弟子の会』のチラシが熊五郎さんの目に映ります…。扉は開いていてチラシが風に揺れている・・・。この時たぶん、熊五郎さんも悟ったんだと思います・・・草若さんとの別れが訪れたことを。ここで流れているBGMもすごく絶妙で涙が止まらなかった…。とてもいい演出でした。

天狗座の楽屋では相変わらず若狭がモタモタ準備をしていました。兄さんたちは待っていてくれるはずもなく「何モタモタしてんねん。行くで」とさっさと出て行ってしまいました(笑)。
電気まで消されて焦る若狭の後ろで聞き慣れた笑い声が・・・。後ろを振り向くとそこには黒の羽織を着ている元気そうな草若師匠の姿がありました。寝床からくすねてきた(笑)とっくりとお猪口で嬉しそうにお酒を飲んでいる草若師匠。その姿に驚いた若狭は思わず駆け寄ります。

若狭 「なんで?病院に運ばれたんと?」
草若 「「嘘や~。びっくりさしたろ~思て」
若狭 「もぉ~師匠はぁ~」 (←言い方が志保さんにすごく似てた…)
草若 「あんた早よ行かな。あんた居らんとぉ、草若弟子の会になれへんで」
若狭 「は、はい!」

こんな他愛もないいつもの会話…。師匠と会えた喜びで嬉しそうに戸口へ向う若狭でしたが、ふとその時足を止めます。彼女はこの時初めて感じ取りました・・・師匠との本当の別れを。ゆっくりと後ろを振り返るとそこには師匠の姿はなく黒い羽織が静かにかかっているだけでした。草若師匠の死を悟った若狭はその羽織を見つめながら涙を流します…。ちょっとここはもう、涙なくして見れませんでしたね。静かに流れているBGMとライトアップされている黒い羽織、そして美しい若狭の振り向いた姿・・・全てが泣けました・・・。
若狭、ドン臭さが幸いして師匠と最後に出会えて・・・本当によかったね
病院では弟子たちを心配してもう少し師匠の死を知らせないことが話し合われました。こういう温かい気遣いも泣けますね…。

天狗座の舞台では若狭・四草・小草若・草々・草原が客席を前に最後の挨拶をしています。代表して挨拶をするのは草原兄さん。これから一門をひっぱっていくんだという新たな決意にも聞こえる立派な立派な挨拶でした。みんなそれぞれ清々しい笑顔で客席に頭を下げます。一番辛かった時に一番素敵な笑顔でこの舞台を最後まで勤めた徒然亭一門。本当に本当に立派だった

そんな彼らを安堵して見守ったからか、草若師匠は地獄の入口へやってきていました。後ろからは『地獄八景』のキャラクターたちが陽気に駆け込んできます。それを見送っていると、「お~い、草若師匠~」と呼ぶ声が!正太郎おじいちゃんじゃないですか。これまでほとんど回想としての登場だった正太郎さんが久々のリアル登場です(笑)。

正太郎 「ご無沙汰しております」
草若 「いや~こちらこそどうも」
正太郎 「その節は喜代美が弟子にしてもろぅて。ありがとございます」
草若 「いや~あんさんが仕組みはったんでっしゃろ~」

なんて穏やかで普通の会話。地獄の入口ってこんなに平和な雰囲気なのか(笑)。しかも、喜代美が落語家になるように正太郎さんがやっぱり一枚噛んでたんですね(笑)。なんだか可愛いやり取りだったなぁ。
地獄へ来てしまったのかと問いかける草若さんに、すぐそこに天国があって気軽に行き来できると解説している正太郎さん。あの世ってそんなに気楽なんだ(笑)。しかも地獄の雰囲気が落語的で本当に楽しそう。こんな世界を昔の人は描いたんですね…死ぬことは怖くないと。そんな世界に草若さんがこれて本当によかったと思ってしまった。
とりあえず地獄へ来てほしいという正太郎さん。三代目草若がやってくるというので地獄寄席にたくさんの人が集まっているのだとか。ここで新たな事実、草若さんって三代目だったんだ。志保さんも三味線もって待っていると聞いて嬉しそうにはしゃぐ草若さん。やっと愛する奥さんに会えるんだ…

地獄寄席は草若邸の門の中にあるようです。その入り口にはタンポポが…。タンポポは志保さんが大好きだった花・・・。それを一厘摘んで感慨深げに見つめている草若師匠の横顔がなんだかものすごく泣けました。本当にもう会えなくなるんだなと…なんか寂しくて…。そしてそのタンポポを口にくわえ、地獄寄席の門をくぐる草若さん。そこには徒然亭草若のめくりと座布団が用意されていました…。これって繁盛亭の中の映像ですかね。

「やかましゅう言うてやってまいります、その道中の陽気なこと!」

さようなら、草若師匠・・・。ありがとう、草若師匠・・・。徒然亭のみんなが、寝床のみんなが、ちりとてちんに出てくるみんなが愛した草若師匠・・・。私も、私たち視聴者も、あなたが本当に大好きでした。
本当の本当にお別れするのは来週の月曜日になりそうです…。

渡瀬さん、本当に素敵な草若師匠をありがとうございました


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テーマ : ちりとてちん

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『ちりとてちん』114話 慟哭

今回はもう…涙が出たというよりも…泣きました、ハイ。終わった後は目がウサギ状態だった(苦笑)。

夕食の席で草若師匠が弟子たちを愛しむように見つめながら感謝の言葉を述べている頃、寝床では菊江さんが草若さんの容態が非常に危険な状態であることを告白しています。病院のベッドで最後を過ごすよりどんな苦しい想いをしてでも一晩だけでいいから家の布団で寝たいと…。人生あとわずかだと分かっているだけに、一晩だけでも家に戻りたいという強い想いがあったんでしょう。父親と仁志くんとお医者さんとでなんとかその道を模索していたんだ…。そんな話を聞くとなおさらあの夕食会が切なく思えてしまうよ
泣きながら辛い告白をする菊江さんの姿に・・・目を潤ませている咲さんに・・・悲しみと悔しさで机をたたく熊五郎さんに・・・一人俯いて必死に悲しみをこらえる磯七さんに・・・でした。

その晩、草若さんが眠る寝室に枕を抱えた仁志がやってきます。少しでも目を離したら危ないということを医者から聞いているというのもあっただろうし、少しでも父親のそばにいたいという想いもあったと思う。ふと目を覚ました草若さんと目が合った仁志は思わず目を逸らしながらも同じ布団の中にもぐりこみます。同じ布団の中で父の寝顔を見つめる仁志…。大好きで尊敬する父親との最後の時間になるだろうことを彼は感じている。天井を見上げ必死に涙をこらえている仁志の姿に落涙。色んな想いが彼の中でこみあげていたに違いない…。十分な親孝行ができなかった自分を悔いている気持ちもあったかもしれない…。二人静に眠る親子を写真の志保さんが優しく見守っているようでさらに泣けました
ここで印象的だったのが二人が一言も言葉を発しなかったことです。今までのドラマだったらここで父親から息子に何かしらの言葉が出ると思うんですよね…。正直、私も今回のシーンではそのことを期待していました。でも、結局この夜は最後まで二人に言葉はありませんでした。仁志はついに父親から直接「愛している」という言葉をかけてもらえないままだったんだなと思うと切なさ倍増ですよ。そう簡単に視聴者の期待に応えないところがこのドラマ深いなぁと思ってしまう(苦笑)。
宗彦くんはこの添い寝シーンに最初「キモ!」と思ったらしいんですが(笑)いいシーンに出来上がったと満足したそうです。さらにこのシーンのモニターを見ていたときに渡瀬さんから頭をなでられたんだとか…。その話を聞くと泣けますなぁ…。ここに関しては色んな意見があると思うけど、私はとても切なくていいシーンだったと思います。

翌日の昼、天狗座へ向う弟子たち。糸子は火打ち石を打って送り出します。一人一人の愛弟子たちを愛しそうに見つめている草若師匠…。そんな師匠を万感の想いで見つめながら、名残惜しい気持ちを必死に抑えながら出て行く草原・草々・小草若・四草、そして若狭。ここは涙なくしては見れません。一番最後に送り出された喜代美は師匠を笑顔で見つめ、その笑顔に草若師匠も優しく微笑み返します…。ここで号泣してもうた…
これが草若師匠と弟子たちの、最後のひとときになりました…。出て行くみんなも本当は一分一秒でも師匠の傍にいたかったと想うのに…本当に芸のプロって辛い職業だよなぁと改めて感じました。天狗座の楽屋には草若師匠の羽織が掛けられました。師匠はいつも彼らのそばにいる…。師匠の黒い羽織の存在感の大きさがまた切なさを誘います。

桜の花びらが舞い散る中、小浜の和田家では喜代美たちの落語会が今日だったなぁと正典さんが話しています。仏壇の前で喜代美の創作落語は自信作だと言っていたという小梅さんに感嘆の声をあげる正典さんと正平くん。ここには緊迫感はなく、とても穏やかで平和な空気が流れていました…。それだけにものすごく切ない!師匠と弟子の別れを予感させる映像のあとに小浜の普通の風景を挟んでくるとは・・・。

そろそろ落語会へというとき糸子さんが用意した車椅子に乗る寸前、ついに草若師匠は倒れてしまいます。本当に身体は限界を超えていたんですね…。でも弟子たちの前では最後まで「師匠」でありつづけた草若さん…。急ぎ病院へ駆け込みますが既に意識はなくなってしまっている
天狗座の楽屋、出番が近づいている頃に小草若の携帯へ師匠が危篤状態になった知らせが入ります。それにしても小草若ちゃん・・・携帯ストラップすごいね(笑)。バナナやらリンゴやら、なんかえらい重そうとか思っちゃいました。と、ツッコミいれて笑っていられたのはここまでだったよ。ここからはもう辛くて辛くて今まで「ちりとて」見てる中で一番泣いたかも

「覚悟だけはしておいてください」という言葉を告げられたことに大きな衝撃を受けている小草若。それはこの場に居る弟子たちみんな同じ想いです・・・。ついさっき笑顔で送り出してくれた草若師匠が危篤状態になったなんて誰だって信じたくないはず。それでも必死に自分たちの哀しみの気持ちを押し込めようとしている弟子たち。しかしこの時小草若だけは違う想いが芽生えているような表情をしています…。押し黙る弟や妹を前に高座が済んだらすぐに病院へいけるよう準備するようにと告げる草原兄さん。こんなとき、一番しっかりしなければいけないのは自分なんだと必死に言い聞かせていたんでしょう…。そんな毅然とした兄さんの姿も泣けます
すると、居ても立ってもいられない気持ちになってしまった小草若はひとり楽屋を飛び出そうとしてしまう。そんな小草若を必死に止める草々…。それでも師匠の元へ行こうとする小草若を草々は「高座をめちゃくちゃにする気か!」と叱り飛ばします。そこにいるのはもはや小草若ではなく仁志でした…。

「この先高座はなんぼでもある。けど親父はたった一人の親父なんや!」

かつて志保さんが不治の病だと知って高座を逃げ出したときと同じ心境になってしまった小草若。菊江さんからその真実を聞いたとき「芸人は身内の不幸を笑いに変えるようでなければいけないものなんだ」と言っていたのに、いざ自分が同じ立場に立ってみるとそのことが如何に辛く苦しく耐え難いことなのか身に染みて思い知ったんじゃないのかな…。実の息子だからこそ、芸人ではなく身内として父親の元に駆けつけたい想いが特に強かったんだと思います。その気持ちは痛いほど分かる…。人間はそんなに強くない…。
でも、師匠の元へ駆けつけたい気持ちは他の弟子たちだって同じなのです。それでもみんな必死に耐えている。楽屋を出て行こうとしている小草若に草原は静かに口を開きます。どうしても師匠の元へ行くというのなら自分が高座を勤めると…。でも・・・

「師匠が身削って教えてくれた地獄八景、高座に掛けへんままでホンマにええのんか!?」

実の息子の小草若が駆けつけたい気持ちは痛いほど分かる。分かっている上で草原兄さんは師匠の羽織を見つめて小草若を諌めました。草若師匠の気持ちを無駄にしていいのかと…。自分だって駆けつけたい想いはあるけれど、この高座を勤めることが何よりも師匠への恩返しになると・・・草原兄さんは祈るような気持ちで必死に小草若に問いかけたんじゃないでしょうか。そう思ったら号泣です、ほんと・・・
そして一人小草若に背を向けていた四草が言います…。

「死んでも死に切れへんでしょうね…。自分と同じ過ち犯す息子遺して…」

言葉は相変わらず毒舌だけれども、四草も小草若の気持ちは痛いほど分かっている。必死に涙を抑えながら、あえて厳しい言葉をかけることで彼が落語家・徒然亭小草若になってほしいと思っていたはずです。今駆けつけても、師匠は絶対に喜ばないと…。四草の小草若を想う気持ちが痛いほど伝わってきてまた号泣

そんな兄弟たちの必死の説得にも一度は楽屋から飛び出していこうとする小草若でしたが、戸口の徒然亭の暖簾を見つめその場にしゃがみこんで慟哭してしまいます。このシーンはほんっとに私も泣きました…「小草若」と「仁志」の狭間でもがき苦しんで・・・苦しみぬいて・・・結局彼は「小草若」であることを選んだ。その決断がどんなに辛かったことか・・・泣き崩れる小草若を見てたら見ているこちらも苦しくて涙が止まりませんでした。一人だったら絶対に高座をすっぽかしてしまっていたであろう小草若。でも、兄弟たちが必死に励ましてくれた。一人じゃない、固い絆で結ばれた兄弟がいたから小草若は芸人であることを選択できたんだろうなと思います。
一番太鼓が鳴り響く中、号泣している小草若を抱きしめて泣く草々、二人を見つめて涙ぐんでいる若狭・・・、二人に背を背けたまま「二番太鼓や」と気持ちを高座に持っていこうと必死に耐えている四草・・・。そんななか、一番上の草原兄さんは自分の気持ちを押し殺すように立ち上がれない若狭に語りかけます。

「師匠が入院してはることは客に思い出させるな」

師匠が入院していることを悟られたら客は笑えない。その不幸を、笑に変えろと…。草原兄さん!本当にあなたは立派な草若の一番弟子だよ。兄さんの言葉にあふれる涙を必死に堪えようとして気持ちを作ろうとしている若狭、そして小草若と草々・・・、一人誰とも目をあわさずに涙を流している四草・・・。辛い気持ちはみんな一緒。でも彼らにはその気持ちを共有できる兄弟がいる。師匠の為にも草若の弟子として恥ずかしくない落語を今こそ披露しなければいけない。この時徒然亭はさらなる強い絆で結ばれたんじゃないでしょうか
落日の病室では草若さんの命が峠を迎えていることを告げられています…。静かに眠る師匠…。

そして天狗座の舞台袖には気持ちを集中させている若狭がいます。兄さんたちが見守る中、お囃子に乗せて笑顔で舞台に出て行きます。草若さんから若狭を見守るように言われた奈津子さんが客席でカメラを構えています。さっきまで涙を流していたとは思えないような明るい表情で枕を話し始める若狭・・・、師匠の入院のことを笑いに変えています。ほんっと成長したよ若狭・・・弟子入りしたときのことを創作落語にしたようで、少ししか聞けなかったけど本当にすごく面白かった。師匠が見抜いたとおり、やっぱり創作落語の才能があるんだと思います。舞台袖で心配そうに見守っていた兄さんたちも若狭の落語に思わず笑みがこぼれています。すごいよ、若狭・・・
そして、意識のないはずの病床の草若さんの口元にも笑みが・・・。まるで若狭の創作落語が聞こえているようで・・・そんな師匠の表情見たら笑いながらもまたボロ泣きしてしまった

そして明日はついに・・・・。今日以上に泣いてしまうんだろうか・・・それとも微笑んでそのときを迎えるんだろうか・・・。


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『ちりとてちん』113話 最後の晩餐

以前から覚悟はしていたんですが…昨日の舞台以上に涙が出てしまった。最近涙腺が緩みやすくなって困る(←年のせい? 苦笑)。

病室には奈津子さんと小次郎さんが来ています。「スンマセンなぁ、忙しいのに奥さん」と草若さんから言われて嬉しそうにテンション上がったのは奈津子さんではなく小次郎さん(笑)。普通こういう風に言われたら女性のほうが嬉しがることが多いと思うんですが、このカップルは本当におもろいですねぇ。で、師匠にお守り袋に入っている宝くじが当選して200万以上手に入ったら「もれなく」なっちゃんと結婚できると喋っちゃってます。「もれなく」って結婚は景品扱いか(爆)。こんなオモロイ小次郎おじさんに「こんなベッピンさんがもらえるなんて、私もあやかりたい」と言って宝くじが入ったお守り袋を両手で包み込むように願掛けする草若さん。このシーンがすごく温かくてジーンとしてしまいました。どんな想いで師匠はあのお守り袋に願いを込めていたんだろう…。そして自分にも一枚買ってもらおうかという草若師匠の願いに喜び勇んで再びクジ売り場に買いに行く小次郎さん。ホントに大人の格好したヤンチャな子供って感じですね(笑)。
小次郎さんがいなくなったあと、奈津子さんに小次郎の全てを分かった上で受け入れていて立派な女性だとしみじみ語る草若さん。結婚はしてないけれどもいい関係を続けてるんですね、小次郎さんとなっちゃん。そのことを見抜いている師匠の言葉がとても印象的でした。そして奈津子に改めて今までの礼を述べる草若師匠。奈津子のおかげで若狭も、自分もどんだけ助けられたか分からないと…。なんだか遺言のように聞こえて切なくなる。礼を述べられた奈津子でしたが助けられたのは自分だと笑いながら師匠に語りかけていました。

その頃青木家では喜代美の創作落語のことについて兄さんたちがツッコんでます。テーマは固まってきたものの、師匠のことを想うとなかなかアイディアが浮かんでこないと泣き言を言う喜代美に喝を入れたのは草原兄さん。「身内の不幸でもなんでも笑いに変えられなあかん。それが芸人言うもんや」と・・・。それに対して草々も「師匠がいっつも言ってはることや」と諭しますが、四草だけは「自分はそれようせんかったですけどね・・・」とツッコミ入れて小草若ちゃんに窘められてました
身内の不幸を笑いに変えなければいけない、この言葉を最初にこのドラマで言ったのは小草若ちゃんでしたよね。でも、いざ自分がその立場に立ってみると当時の父親の気持ちが手に取るように分かってしまっているんじゃないでしょうか。草原兄さんの言葉に不安そうな顔をしていた小草若ちゃんを見るとなんだかそんな風に感じてしまいました。逆に四草くんは身内の不幸を笑いに変えられなかった草若師匠を皮肉ってましたけど、彼にはそのおかげで辛い日々を送った過去があるわけで複雑な気持ちも正直あるんでしょう。けど、それほど師匠への想いも深いワケですから、自分の辛い気持ちを悟られまいとした皮肉発言の意味もあったのかもしれません。

再び病室では奈津子が喜代美が入門してからずっと撮りためてきた写真のアルバムを草若に見せています。その写真を懐かしそうに眺めてている師匠…。はじめは女の落語家が珍しいという興味本位の取材だったけれども不器用ながらもまっすぐに自分の道を歩く喜代美を見ていたら自分も負けられないと言う気持ちが芽生え、「徒然亭若狭」女流落語家の軌跡をまとめることをライフワークにしようと決めたと語る奈津子さん。彼女の喜代美への想いは以前と違ってきていたんですね。奈津子さんも喜代美に惚れ込んだんだなぁって思いました。
内弟子修行中に愚痴ってた頃の喜代美、初高座で大失敗してしまった時の喜代美・・・その写真を見つめながら不器用で回り道が多い喜代美のことを思い出す草若・・・。A子に自分の居場所へ入ってくるなと叫んだ喜代美にいっぱいのお茶を差し出したこともありましたなぁ。あのシーンは本当に泣けた。あまりにも自分の心が醜くいのが耐えられず破門を申し出たこともあったなぁ。あのとき、苦しくてもその先に必ず見えてくるものがある、人の気持ちが分かるようになると諭してくれた師匠の言葉・・・今改めて回想で聞くとなんだか胸に痛いほど響いてきて涙が止まらなくなってしまった

師匠が若狭との思い出に浸っている頃、青木邸では必死に創作落語を考えている喜代美がいました。しかし、後ろで兄さんたちが「地獄八景」についてあれやこれやブーブー言い合っててとても考えられる環境ではありません(爆)。小草若ちゃんは上手くできないと泣き言をいって草々くんにツッコミ入れまくられ、四草くんは「フグのくだり師匠からやいやい言われてて」と文句を言ってそれに対してまた草々くんがツッコミ入れまくって・・・草原兄さんはひたすら「草若はすごいわ」と言いながらなんだかマフラーで遊んでる(笑)。喜代美にとってははた迷惑な兄さんたちだけど、こういうシーン見ると彼らのチームワークの良さというのがものすごく伝わってきて微笑ましく思えてしまいますね。あれって半分くらいはアドリブだったのかな?もっぴーがスタパで現場での4人の空気感を大切にしたいって語ってたのを思い出しました。ものすごい空気感出てたよ(笑)。
そんな兄さんたちを見つめている喜代美ちゃん。師匠から直接教えられている兄さんたちが羨ましくてたまらないんだろうなぁ。その気持ちはなんだか痛いほど分かる。嫉妬だよね、たぶん。

病室では草若さんと奈津子さんが語り合っているうちに夕暮れ時が訪れていました。この夕焼け色が師匠の命の落日のようで切なくて哀しくて泣けてきます。夕日を見つめながら喜代美の創作落語がどんなものになるのかものすごく楽しみだと語る師匠・・・。そして、まるで遺言のように

「徒然亭若狭いうのがどないな落語家になっていくのか、ずーっと見守って書き残してやってくださいね。お願いします」

と奈津子に言う草若師匠。その言葉に見守るのは師匠の仕事じゃないかと必死に訴える奈津子さん・・・。少し微笑んで「そうですな」と呟きます。師匠はたぶん、自分に残された時間がもうタイムリミットに近いことを悟ってたんでしょうね…。あんなに喜代美の落語家の未来を楽しみにしているのに…。本当に時は残酷だと思うと涙が止まらなかったですよ…。
そんなところへ喜代美と兄さんたちが病室に入ってきます。そして周りが止めるのも聞かずに必死に自分も「地獄八景」をやりたいと訴える喜代美。まるで駄々っ子のように師匠に詰め寄る喜代美はすごく幼く見えたけど(兄さんたちばかりズルイ!といいながらもがいている姿は可愛かったけれど)、彼女はもしかしたら心のどこかで師匠と会える時間が少なくなっていることを感じ取っていたのかもしれません…。一分、一秒でも、自分も師匠と稽古する時間がほしい、師匠と一緒に過ごす時間がほしい・・・そんな焦りがあったんじゃないのかな

そんな喜代美に、兄さんたちに教えた「地獄八景」は自分のとは違う「地獄八景」になっていくだろうと静かに語る草若師匠。でも、そのどれもが徒然亭の「地獄八景」になっていくから喜代美もいつか4人から教えてもらうように・・・そうして自分の落語を受け継いでほしいと言う師匠の言葉を真剣に受け止める喜代美、そして兄さんたち。徒然亭草若の落語を受け継ぐことの意味を改めて噛みしめている弟子たちの顔が本当に印象的でした。
これだけでも泣けるのに、さらにそのあと・・・。何か小声で語りかける素振りをして喜代美を自分の枕元まで近づけさせ、まるでおじいちゃんが孫に接するかのように優しく喜代美の頭をなでてやる草若師匠。このシーン、感謝祭の予告で初めて見たときホント涙出そうになったんですが・・・実際に本編として見て・・・号泣してしまった。優しく微笑み合う草若師匠と喜代美の様子に思わず目を伏せてしまった四草くんも印象的でした。みんなあそこは感極まっただろうなぁ…。

晩餐
『草若弟子の会』の前日、病院から一時帰宅を許された草若師匠を囲んで弟子たちと糸子さんでにぎやかに夕食会がひらかれていました。草原兄さんに御猪口を差し出す師匠でしたがさすがにお酒はためらいがあるようで・・・そんなとき糸子さんが気を利かせて白湯をとっくりにうつしたものを喜代美に渡します。喜代美から師匠の御猪口に白湯が注がれますが、不器用なためにいっぱいいっぱいの量になってしまう。それを口で迎えにいって飲干す師匠・・・。このシーンを見て思い出したのが草原兄さんと四草くんが徒然亭に戻ってきたばかりの頃の話です。落語を辞めたという師匠とうまくコミュニケーションが取れていなかった時、草原兄さんが師匠に御猪口いっぱいのお酒を注いでしまいそれを師匠が口から迎えにいって飲干したことがありました。この何気ないひとときで師匠との距離が少し縮まったと感じられたとても温かいシーンでした。今の徒然亭の結束は何よりも固いものになっていますよね。みんなもお酒をついでいよいよ乾杯。挨拶しようとした草原兄さんですが

「明日の草若弟子の会、がんびゃって・・・ぎゃんびゃって・・・ぎゃんびゃ・・・」

と久々にものすごい噛みっぷりを披露(笑)。そんな草原を優しい笑顔で見つめている師匠。するとそんな兄さんに業を煮やしたのが四草くん。「頑張っていきましょう」と美味しいところを全部持っていきました(笑)。無事に乾杯を終えると楽しい会話。小草若ちゃんが「ぎゃんばるんですか」とツッコミを入れると

草原 「頑張って・・・今だったら言えるんだけどな」
小草若 「ぎゃんばるって難しいですね」
草原 「しつこいで、お前~」

これってあまりにも自然すぎる会話だったんで全くのアドリブだったんじゃないかと(吉弥さんとモッピーの会話に聞こえた 笑)。この二人の会話に笑っている一同も素の状態っぽかったし・・・あえてこういう演出にしたんでしょうね。いつもどおりの楽しい普通の夕食って感じで・・・かえってそれがちょっと切なくも思えてしまいます。

寝床では熊五郎さんや磯七さんたちが草若さんの一時帰宅を喜んでいます。このまま病気も治ってしまうんじゃないかという楽観的な意見も飛び出す中、一人浮かない表情の菊江さん…。

その頃楽しい夕食はまだまだ続いており・・・小草若ちゃんと四草くんが魚の取り合いをしてました(笑)。「一人一匹です~」と喜代美ちゃんが諌めているのも聞かずに必死に争奪戦を繰り広げてる三男と四男・・・子供か(笑)!「それ僕のです」「それも僕のです」と必死に食い下がってる四草くんが笑えました(笑)。食い意地四草復活か!?
そんな楽しそうな(?)弟子たちを笑いながら見ていた草若師匠でしたが、突然一人一人の弟子の名前を呼びます。草原・草々・小草若・四草・若狭・・・一人一人、愛しむように、噛みしめるように・・・。そして彼らを見つめながら

「おおきに・・・ありがとう。ホンマに・・・ありがとう」

師匠から弟子たちへ・・・心を込めた感謝の気持ち・・・。師匠の顔をじっと見つめる弟子たち・・・。もう、ここは涙なくしては見れませんでした。弟子たち一人一人の顔をゆっくりと愛しむような眼差しで見つめている草若師匠の姿に大号泣してしまった。もう、これが弟子たちと過ごせる最後の時なんだと・・・師匠は心の中で覚悟していたのかもしれません。それは弟子たちも同じだったと思う。いつまでも永遠にこの瞬間が続てほしい・・・あの時誰もがそう思っていたはずです。静かに見つめ合い絆を確かめ合うかのような徒然亭一門の姿に台所で涙を拭う糸子さんの姿も泣けました。師匠の命の時計は、間もなく終わりを告げようとしています・・・。今回は放送が終わってもしばらく涙が止まりませんでした・・・。


ちりとてちんの撮影のほうも残りあと1週間を残すのみになったようです。吉弥さんのブログによるとついに「寝床」のセットでの撮影が12日に終了したんだとか・・・。放送はまだ続くのにそれだけ読んでても泣けてきてしまった


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TSミュージカル『タン・ビエットの唄』 2/13マチネ

4年ぶりに再演されたTSミュージカル『タン・ビエットの唄』(美しい別れというサブタイトルはなくなってます)を観に池袋まで行ってきました。初演に見たときあり得ないくらい衝撃受けて号泣して・・・結局3回も観に行ってしまった思い入れの深い作品なので今回の再演はとても嬉しかったです。
しかし陳事件も…。外がものすごく寒かったので早めに劇場入りしたのですが、その時前に並んでるオバサマ方が大声で一番重要なネタバレを喋っているのに愕然(爆)。私は初演を見ているのでまだ良かったんですが、あれ、知らない人が聞いたら大ショックじゃないのかねぇ。もうちょっとマナーを守ってくださいな
ロビーでは初演と同じようにアオザイを着たTSの方がお香をたいていてベトナムな雰囲気が漂っていました。音楽もずっとベトナム音楽でしたし、なんだかすごく懐かしかったです。劇場入りしてからすぐにパンフレットを購入しましたが、その後すぐに完売してしまった模様。早めに購入しておいてよかった…。ちなみにこの日はテレビカメラが入っていました。どうも私が観劇する日はテレビクルーと重なる日が多いな(笑)。いつかどこかで放送されるのか、はたまたTSでDVD撮影しているのか・・・そこまでは分かりませんでしたが、映像としても是非見てみたい!それだからか分かりませんが、代表の謝先生もいらしてました。

さて舞台ですが・・・基本的にはセットや演出など初演とほとんど変更がないように思いました。縄で囲まれた舞台もあのときのままでしたね。劇場が初演よりも広くなった分、役者さんたちの動きに余裕が感じられました。TSはダンスもかなり重要なので、やはりこのくらい大きな劇場のほうがいいのかもしれません。主要キャストで初演と同じだったのがティエンの土居裕子さんとトアンの畠中洋さんとミンの宮川浩さんの三人。アンサンブルに初演と同じメンバーの方が多かったですね。でも、新しいキャストが入っても皆さんチームワークといい呼吸といいバッチリで、初演と変わらぬ感動を頂きました!やっぱり『タン・ビエットの唄』は素晴らしい作品だった

主なキャスト
フェイ:安寿ミラ、ティエン:土居裕子、トアン:畠中洋、ハイン:吉野圭吾、ミン:宮川浩、ビン/ビック:駒田一、ゴク:戸井勝海


以下、ネタバレを含んだ感想になります。まだご覧になってない方は今回特に読まないほうがいいかもしれません(苦笑)。






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[ 2008/02/14 00:03 ] Musical観劇作品 | TB(0) | CM(2)

『ちりとてちん』112話 回顧

今回はほぼ回想シーンといった感じでしたね。今までの朝ドラにも見られた傾向ではありますが(苦笑)、ちりとての場合はなんだか回想見ててもウルウルきてしまうっていうのがスゴイなぁと。

注文されていた箸を届けに魚屋食堂へやってきた清海。あまり人と会いたくないのか早々に帰ろうとしますが、お調子者の兄・友春くんの強引な勧めで席に着かされてしまいました。3年前に比べるとかなーり上達したらしいですね、鯖焼くの。なんかそばにいる順ちゃんも嬉しそう。・・・っていうか、友春くんの着ている鯖シャツがものすごいウケるんですけど!初冬設定の為か焼鯖が「EAT ME」って書いてあるセーター(?)っぽいの着てるよ(笑)。毎回魚屋食堂さんのシャツは底抜けにおもろいですなぁ~。
そんなところに小梅さんと竹谷さんがやってきます。思わず顔を背けてしまう清海でしたが小梅に声をかけられて観念したかのように挨拶をします。すると竹谷が翌年できる恐竜博物館に便乗して恐竜イベントをやりたいからそれに出てくれないかと要請。恐竜といえば、かつて喜代美と交換した石が恐竜の化石で新聞に掲載されてしまったちょっと苦い過去がありましたね・・・。しかし、今の清海はすっかり心が荒んでしまい表に出て行こうという気持ちにはとてもなれない様子。かつて優等生だった自分を知っている人たちに今の自分を見せたくないのか逃げるように帰ってしまいます・・・。東京でアナウンサー目指して頑張っていたあの後、たくさんたくさん傷つくことがあったんだろうなぁ。そんなA子を複雑な表情で見送るしかない順ちゃん・・・。彼女の心をどうやって救えばいいのか分からないんだろうなぁ。
魚屋食堂から逃げるように立去った清海が向ったのは母が入院する病院。その胸にはあの海岸で拾ったかつて自分が見つけた「きれいな石」のペンダントが…。それがB子が海に捨てた石っていうのもなんだか切ないです。それにしても清海ちゃんたちのお母さん、いったい何時から入院しているんだろう?なんだか師匠よりも生気が感じられなくて心配なんですが…。

その頃喜代美も草々に恐竜の石に纏わる高校時代の思い出を語っています。「結局お前が悪い」とツッコミ入れてる草々くんが面白い(笑)。さらに不遇のB子時代が切々と語られ・・・師匠との出会いへ話が進んでいきます。初めて出会ったとき、庭先のタンポポの前で「愛宕山」を呟いていた草若の後ろ姿に正太郎おじいちゃんを見た喜代美。確かにあの時「おじいちゃん」って声を掛けてたよなぁ。かわらけ投げの願いが叶ったと思ったのはあの瞬間だったわけですね。
そして草若邸に住むことになった喜代美ですが、その話を聞いた草々は「師匠のほうが喜代美がいてくれたらいいなと思ったのかもしれない」と言い出します。落語はやめたとずっと頑なに拒絶していた草若師匠だったけれども、心の底では落語に戻りたくて仕方がなかったんじゃないかと…。私もそれはなんとなく感じていました。最初にそれを感じたのが落語を教えてほしいと迫った草々に「自分は戻る気がない、お前はいつまで経っても一人ぼっちだ」と叫んだシーンだったかなぁ。泣きながら草々が立去った後の師匠の顔は本当に苦しそうだったから…。草々も喜代美の思い出話を聞きいているうちにあの頃の師匠の本心が見えてきたのかもしれません。「落語の世界から飛び出してきたような喜代美がいつか自分を高座に引き上げてくれるんじゃないか」、最初に同居を申し込んだ時に既に心の中にそんな想いが芽生えていたのかもしれないと語る草々・・・。この言葉になんだかジーンとしてしまいました。ほんっと草々、大人になったなぁ。

そして喜代美と草々の回想は4兄弟集結へ…。感謝祭でムネくんがツッコミ入れてましたが…この頃の草原兄さん、かなり痩せてましたな(笑)。どんどん落語会をやろうと言っている兄さん見て思わずそう思ってしまった。そして運命の第一回寝床落語会…。回想で見ても泣けますわ・・・これ。特に小草若ちゃんの涙の「寿限無」から草若師匠復活までの流れはそこだけ見ても思わず落涙してしまうほどいいシーンだった

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この回想シーンが明けると「あの時はホンマに感激したなぁ~」と涙ぐんでる小草若ちゃんが(笑)!しかも草原兄さんに四草くんまで青木家に上がりこんでいつの間にか喜代美の話に耳を傾けてました。・・・って気づかなかったくらいこっそり入ってきたのか、はたまた喜代美が鈍感すぎたのか・・・普通あれだけ人数入ってきたら普通は気づくだろうが(笑)。
兄弟たちが揃ったところでしみじみ「愛宕山」のテープを見つめながら喜代美の弟子入りを頼みに来た正典さんのことを思い出す草々。喜代美が落語家になることに大反対していた父が小浜からやってきて直接草若師匠に直談判したあの日…。あの時草若さんは正太郎さんのことを思い出すんですよね。このシーンも泣けたんだよなぁ。あのとき出先でダンナとこのシーン見たんですが隠れて涙流してた思い出が甦ってしまった(苦笑)。
ちょっとあとのナレーションで「自分が弟子入り許されたのは父のおかげだったと知るのはずっと後でした」っていうのがありましたが、そのシーンが今頃出てくるとは驚きです。ちゃんと喜代美があの日の父のことを知るところを回収するとは…!たしかにあれからもう6年経過してますよね。すると四草くんが脇から「兄さん、口止めされてたでしょう」と鋭いツッコミ(笑)。あっ・・・とバツの悪そうな顔をする草々くんに「もぉ~!」とツッコミいれてる小草若ちゃん。でも草原兄さんは「まぁまぁ、もう時効や」と諭してますね。さすが兄さん

そんな兄さんたちの前で「愛宕山」のカセットテープを見つめる喜代美に草々は天国できっとおじいさんは笑っているはずだと言います。

草々 「かわらけ投げが叶えてくれたんやない。お前が師匠という人を見つけて、自分の道を見つけて歩いていってるからや」

も~・・・ここ数日の草々くんは本当にいい言葉を連発してますなぁ。喜代美自身は気がついていなかったけれども、彼女は確実に自分の力で自分の運命を不器用ながらも懸命に切り開いている。そのことを分かってくれてる草々くん、いいダンナさんになったなぁ。そして微笑む喜代美を優しく見守ってる草原兄さん、小草若ちゃん、四草くん・・・みんな温かい眼差しで泣けてきます。いい兄さんたちに巡り会えたよね、喜代美。

回想シーンが多かったおかげかちょっと物語が停滞している感じがしますが、このあと号泣必至の舞台を観に行く私にとっては好都合だった…(爆)。でも、明日からはかなり覚悟が必要だな…。


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スタジオパークに茂山宗彦くん

感謝祭の翌日に収録されたという茂山宗彦くんのスタジオパークがようやく放送されました。ブログによると前日はかなり感動して泣いていたとのことなのでちょっと目がお疲れ気味だったかな?でも土スタに虎ちゃんと出てたときと違って(笑)、また色々と深い話を聞かせてくれました。

まずは茂山千五郎家の家系図が登場。年間500公演こなしているそうなのですが現在は「ちりとてちん」撮影が入っているため家族総出でサポートしてくれているんだとか。すごいときには「ワシも出るぞ!」と人間国宝の千作さんまで代役の申し出があったらしいです(さすがにそれは実現してないようですが 笑)。なかなか素敵な一家ですねぇ~。で、この狂言のほかにも色々仕事をしているということで、10年くらい前に主演したNHKドラマ「京都発・ぼくの旅立ち」の写真が出てきたり同じ頃に出演した「ふたりっ子」の写真が出てきたりしました。「京都発」は記憶にないんですけど、「ふたりっ子」はかなり鮮明に覚えてます。この時もかなり面白いキャラで主人公の香ちゃんに振られちゃうんですよね。懐かしかったなぁ…。でも、武内アナも言ってたけどあの頃と今とあまり見掛け変わってないですよね。今も若々しくて可愛いモッピーです

このあと遠藤アナの研究所コーナーに突入。今回紹介されたのは2月3日のファン感謝祭についてでした。収録されたのはこの次の日だったから・・・すごいリアルなレポートに思えたに違いない(笑)。前髪ウイングの写真が面白かったですね。そして1400人とキャストによる「底抜けに痺れましたがな~」の大合唱VTRが!あれってかなり後半にやって盛り上ったんですよね~。マスコミ撮影の最後の方でやったやつかな。あの時は最高に幸せだった。その後流れた「小草若ちゃん大好き~」って客席の映像は第一部と二部の間に挟まれた10分間の休憩でやってました。な~んか後ろのほうでえらいテンション高い掛け声かかってるなぁと思ったらこれのための撮影だったわけですね(笑)。最後の「底抜けに好き~」って映像はけっこう座席から近い場所でやってましたね。ちなみに私たちのゾーンにはカメラ来なかったので密かにホッとしておりました。この映像にはモッピーも多少タジタジ気味(笑)。
その流れでまた「底抜けポーズ」のレクチャーが始まりました。土スタでもやってましたが、今回もサービス精神旺盛で立ち上がりながら正しい型を伝授してくれる宗彦くん(笑)。さらに、小浜のホテルで披露することなくお蔵入りになったという「もうひとつの底抜け」も初公開!公式HP読んだときにすごく気になってたのでめちゃ嬉しかったです。で、披露してくれたもうひとつのっていうのが・・・クネクネした動きでけっこう笑えました(笑)。最後のキメが天岩戸開みたいな雰囲気だったかも(笑)。

さらに小草若がレポートした「茂山宗彦」映像が!これが底抜けに面白かった。まずは底抜けポーズも披露してくれた正典さんこと松重さん。曰く、「飲むと長い」(笑)。もっぴーは飲み会があると最後まで居座っているのだとか。松重さんは一次会で帰ることが多いようですが、たまに兄弟の誰かに夜中呼び出されてましたよね(ブログ情報 笑)
そして草原兄さん・草々兄さん・四草くんが登場。草若邸の縁側でモッピーについて好き勝手に話しまくってました(笑)。何か喋ったってください、という小草若ちゃんに「無理」と斬り捨てたのは四草・・・もとい虎ちゃん(爆)。「ええ人やったなぁ」と過去形で語っちゃうのが草原兄さん・・・もとい吉弥さん(爆)。さらに「おもちゃ好き」と切り出す虎ちゃん、吉弥さんとモッピーが現場にミニラジコン持ってきて遊んだエピソードを暴露(いつかブログで宗彦くんが持ってくっていってたやつだね 笑)。さらに「すぐ泣く」と切り出したのも虎ちゃん(笑)。すると吉弥さんが「泣かれへんからね、オレは」と振って「どう言うたらええねん・・・」とフォローに戸惑う虎ちゃん(爆)。とっさに出たのが「泣いてますやん、心で」まではいいんですけど「うまいこと言うたオレ」ってめちゃいたずら顔で言っちゃってたよ(笑)。っていうか、キミ、公の場ではないところだとこんなにスラスラおもろいトークできるんじゃないか(笑)。
吉弥さんと虎ちゃんはモッピーよりも年上ということもあってか(?)好き勝手しゃべりまくってたのですが、唯一草々・・・もとい青木くんだけは「落ち込んだときに飲み物くれて優しかった」というエピソードを披露。やっぱり宗彦くんは優しくていい子なんだね~。愛されてるからあれだけ色々言われてるんだろうし。とにかく本当に楽しそうな雰囲気でございました。ちなみにモッピー曰く、芝居の話は全くしないらしいです。現場で4人の空気感を大切にしようということのようで・・・それはもう十分すぎるほど伝わってきているので。それぞれ誇りを持ってこのドラマに臨んでるんだろうなぁ・・・って思ってしまいました。
で、最後にネタバレがちらりと流れたんですが・・・あれって金曜日あたりの映像ですよね・・・。ちょっと、かなーり涙腺が恐ろしいことになりそうなんですが・・・。あれはとても他人と一緒には見られない・・・。号泣必至です。やばいなぁ・・・。ちなみに収録時にはこれと同じ映像流れたんでしょうかねぇ?

ちりとてちん関連の次は「人間国宝の家に生まれて」というテーマで狂言師としての茂山宗彦くんについて色々語ってくれました。今まで狂言師の人のトークというと野村萬斎さんしか聞いた事がなかったので(すみません、萬斎さんのファンなんで…)、とても興味深く聞かせてもらいました。萬斎さんはどちらかというとあまり狂言師になったことについての苦悩とかを語らない方で狂言の楽しさに比重を置いてしゃべっている印象があったのですが、宗彦くんは茂山家に生まれたことの苦悩をかなり赤裸々に語ってくれました。3歳から稽古を始めるというのはたぶん和泉流も大蔵流も同じなんだと思うのですが、その時に習う「靭猿」のことはさすがにあまり覚えていないと(笑)。でも、映像で従兄弟の茂さんとの稽古風景が流れるとしきりに恥ずかしがっていました。
宗彦くんは千作さんの次男・七五三さんの長男という事で最初は気楽な立場かなと思っていたようなのですが(小草若と同じ三番弟子の立場なんですね)、父親の稽古はものすごく厳しくてかなり凹んだんだとか。自分が下手なのは重々承知していた故に相当辛かったようですね…。家の重圧と、上手く出来ない自分と、父からの厳しい稽古・・・いや~、なんか、想像を絶する苦しさがあったんだなと思ってしまった。小草若の気持ちが痛いほど分かると言っている意味もこのトークを聞いてすごい納得してしまいました。吉弥さんも役柄とリンクしてると思いましたけど、宗彦くんもかなり役柄とリンクしてたんですね。
でも茂山千作さんからは「上手に面白うゆっくりやれ」国宝級の天才的なアドバイスをもらうらしいのですが「それができたら人間国宝になれる」とツッコんでたモッピーが面白かったです。

で、お父様の七五三さんですが、40までは銀行員と狂言と両方こなしていたというから驚きです。宗彦くんに「釣り狐」を教える為に銀行員を辞めたというエピソードを聞いたときはご飯も喉に通らなかったそうです。猿に始まり狐に終わると言われている狂言界では「釣り狐」は卒業試験みたいなものだと以前萬斎さんが語っていましたが、宗彦くんは当時その重圧に苦しんでいて・・・そんなときに父親から言われたこの言葉が胸に響いたんでしょうね。なんだかすごく感動してしまった。さらに就職活動をして他の道を模索しながらも結局は狂言師の道を選んだ宗彦くんの頭を笑顔で掴まんだお父さんも忘れられない思い出のようです。これってステラにもちょこっと書いてあったエピソードですね。
そんなお父さまからのメッセージも・・・。息子の苦しさを知りながらもあえて厳しく稽古したそうですが、狂言師になると息子が言ってくれたときは本当に嬉しかったと声を詰まらせながら語っていた七五三さんにこちらもちょっとウルッときましたね・・・。まさに草若と小草若の関係に似た親子だなぁと。父親の気持ちを初めて聞いて「これから仲良くなれそう」とホッとした笑顔を見せた宗彦くんがとても印象的でした。今家のプレッシャーはあるかという質問に「ない」と言い切ったのが印象的でした。幼稚園に公演に行ったとき「また遊ぼうね」と感想を言われたことが嬉しくて笑いを提供できたと実感できたのがきっかけだとか。たまたまいるこの世界にどっぷり乗っかって一所懸命やるしかないと言ってたのがとても印象的でした。
最後に宗彦くんへのエールとして小草若ちゃんの写真を持ちながら「終わるまで底抜けに頑張ってくれ」と笑ってるお父様がとにかく可愛かった。いいお父さんだね・・・。


最後に新婚旅行でモルディブに行ったエピソードも語ってくれました。色々な写真が披露されましたが、どれもすごくいい表情したモッピー。新婚だからというのもありますが、本当にいい奥様と出逢えたんだなあって思いました。ハイテンションを保つ為に南の島へよく行くのだとか。モッピーの心の栄養になるんでしょうね。奥様とも今後底抜けに御幸せに

質問コーナーでも結婚に関するものがけっこうありました。
結婚して変わったのは「笑顔が増えたこと」。
好きな人に歌いたい曲は梅沢富男の「夢芝居」(笑)。恋はいつでも初舞台って歌詞を呟いた後恥ずかしがってました(笑)。
生まれ変わったら?というのには「もう一回狂言師になりたい」。
底抜けにに続くギャグはムネ君が作ってしまった「そこそこに~」(笑)。

こんな感じで宗彦くんのスタジオパークは終了です。最後には遠くに底抜けやってくれてるもっぴーの姿も(笑)。とっても楽しかった~。ちなみにブログにはこの日答えられなかった質問に律儀に回答してくれてるもっぴー。底抜けにいい人だよ!今回のスタパを聞いて宗彦くんの狂言をますます観に行きたくなりました。これからもガンバレ、もっぴー

さてさて・・・残すは今月末予定の虎ちゃんか・・・。公の場所じゃなければあれだけおもろいトークできるんだから、そのテンションで何とか頑張って乗り切ってほしいぞ~(笑)。


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テーマ : NHK

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[ 2008/02/12 19:08 ] その他気になる人々 | TB(0) | CM(4)

『ちりとてちん』111話 小次郎のコンプレックス

草若の病室では糸子さんが師匠の為にリンゴをむいています。ここで病院のベッドの表示が大写しになって草若さんの本名と血液型がハッキリと主張されてました。こんな形でハッキリしてほしくはなかったですけどね…。本名は表札がよく映っていたので分かっていましたが
表札
血液型までは気づきませんでした。たしかにあの性格はO型っぽいかも(笑)。
師匠によれば糸子さんは小浜と大阪を行ったり来たりしているらしいですね。ずっと草若邸にいたんじゃないんだ…って当たり前か。糸子さんも師匠のことが大好きなんでしょう。喜代美のことを心配する師匠でしたが「あの子にしたらようやってるほうです」と答えます。入門の挨拶にカニ持っていった甲斐があったというのには師匠じゃなくても私も笑ってしまいました(笑)。あの越前ガニ…家族総出で金策して大奮発して購入してたんですよね。でも、何をしても長続きしなかった喜代美が小学3年のときに出会った草若の『愛宕山』だけは毎日聞いてたことを話し、感謝の言葉を述べます。この病室を包んでいる穏やかな雰囲気がすごくよかったなぁ。一歩一歩死が近づいているのに悲壮感がまるで感じられない。なんかこういう演出っていいなぁって…。

草若の『愛宕山』に併せて第1週目の愛宕山再現VTRが久々に登場しました。この時の和久井さんすごく可愛かったなぁ。でんインパクトが一番強かったのは小次郎さんの芸妓姿でしたけどね(笑)。なんだか懐かしいなぁ。正太郎じいちゃんとこの噺のテープを何度も聴いて笑った幼い日々。その思い出を草々に話している喜代美。一緒にいた時間は短いけれども宝物みたいな言葉をたくさんたくさん喜代美に与えてくれた正太郎さん。『愛宕山』のテープを手にあの頃の思い出を懐かしそうに語る喜代美…。落ち込んだときに一生懸命生きてさえいたら悩んでいたこともきれいな模様になって出てくる、なりたいものになれると教えてくれたこと、死の間際に「お前はこれから仰山笑え」と言われたこと・・・この言葉をずっと頼りに生きてきたこと…。するとこの話を聞いていた草々は号泣。思わずビビってしまう喜代美でしたが、草々くんをあそこまで泣かせるなんて彼女の話術ってスゴイなぁと思ってしまいました(笑)。まぁ、草々くんはけっこう泣き虫タイプですけどね

その頃草若の病室では糸子がリンゴを蟹のハサミに見立てながら「蟹差し上げるんですからこれからも喜代美をお願いします~」とおどけてます。この糸子さんの明るさがどれだけ師匠を楽な気持ちにさせているか分かりませんよね…。ものすごく救われていると思います。
そこへ小次郎さんが御見舞いにやってきて糸子さんと代わります。「わしのとりえはヒマやいうことやさけぇ」とおどけて笑ってる小次郎さん。ま・・・たしかにヒマだよね(笑)。師匠も思わず大笑い
見舞いに来たはいいけれどもなかなかその場でやることが思いつかない小次郎さん。「何かしよう思ってもできまへんけどな」と笑うと若狭に似て本当に面白いと楽しそうに笑う草若さん。小次郎さんと話してたら病気だってことも忘れちゃうくらい楽しいし救われると思います。喜代美と似ていると指摘されて「他人のような気がしない」(←他人じゃなくて姪御だろうという師匠のツッコミも面白かった 笑)と笑っていた小次郎さん。でも、ふとその流れで自分が今まで抱えてきた名前に纏わるコンプレックスを語り始めます。

正典さんや正平くんには正太郎さんの名前を受け継ぐ「正」という字があるのに和田家男子の中で自分だけその文字が入っていなかったことにコンプレックスを持っていた小次郎さん。自分は和田家の厄介者なんだと…。さらに正典さんが家を出て行ってから一度塗り箸職人になろうとした時期があったけれども熱心には教えてもらえなかったことや、正太郎さんの臨終の床で自分にだけ父からの言葉がもらえなかったことも…。あぁ、そういえばあの臨終の場面、たしかに小次郎さんには遺す言葉がなかったよな…。そういう色々な出来事が今までずっと小次郎さんの心の傷になって残っていたんだと思うと切なかったです。親から十分に愛されなかったと思い込んでしまってたんですね…。なんだか今の小草若ちゃんと立場が似てるかも。
面白い話ができなくてと思わず涙ぐんでいる小次郎さんに草若師匠は「話掛けたかったと思いまっせ」と語りかけます。言おうとしたその瞬間に死神が時間切れだと容赦なく断ち切ってしまったのだと。正太郎さんはきっと、小次郎さんには塗り箸作りよりももっと自分らしく伸び伸び自由に生きろと言いたかったのではないかと代弁する草若さん。この言葉に今まで抱いていたコンプレックスから徐々に解放されていくような表情の小次郎さんがとても印象的でした。草若師匠にまるで正太郎さんが乗り移ったかのようでした…。

そして名前のこと。小次郎の「小」は小梅さんの「小」、小次郎の「郎」は正太郎さんの「郎」から採ったと思うと語る草若さん。小草若ちゃんの本名「仁志」も草若さんの「仁」と志保さんの「志」から採っているから名づけた時の気持ちはよく分かると…。

「可愛いてしょうがなかったんですよ」

今まで名前に対するコンプレックスに苦しんできた小次郎さんはこの一言にどんだけ救われただろうと思ったらもう号泣。小次郎さんはたしかに正太郎さんから愛されていたんですよね。正典さんと同様、小次郎さんも愛されていた。そしてそれは草若さんと小草若ちゃんの関係と同じでもある。正太郎さんは生きている間に小次郎さんに素直な気持ちを言うことができなかったけれど、草若さんは命のあるうちにそのことを伝えてほしい…。
草若さんの言葉のおかげで心が救われた小次郎さん。「梅次郎にしてもらわなければ分からない」と言って草若さんと笑いあった後、しみじみと語りました。

小次郎 「喜代美は幸せですなぁ…。こんな師匠はんに…人生の師匠に出会えたんやさけぇ」

予告でこのセリフ聞いて既にウルウルだったんですが、実際に流れの中でこの小次郎さんの言葉を聞くともう涙止まりませんでした。まさか小次郎さんの言葉に号泣させられる日が来ようとは…。正太郎さんが喜代美にたくさんの宝物を残してくれたように、師匠もたくさんの宝物を残してくれたんですよね…。そんな師匠の命は刻一刻と削られているわけで…だからこそ、師匠の言葉ひとつひとつがとても貴重で温かく感じられます

青木家では喜代美は草々に正太郎さんが亡くなった後泣きながら「かわらけ投げ」をしたことを語っています。「おじいちゃんにもう一度会えますように」と願い事をした喜代美…。その願い事は叶ったと言い、そのために通らなければならない道だったのかもと高校時代をさらに思い出そうとします。
その高校時代の思い出に欠かせない存在なのがA子こと清海。今のA子は昔の面影もなくすっかり荒んでしまっています…。実家の手伝いなのかダンボールを抱えて魚屋食堂に入ったときに目に入る自分のサイン。複雑な表情で見つめる彼女の心中は?次回はA子ちゃんのことも色々語られると思います。

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『ちりとてちん』110話 運命に導かれて

とうとう草若師匠最後の日々の週が始まってしまいました…。サブタイトルの“立つ鳥あとを笑わす”というのもちょっと気になります。鳥と例えているのはもしかして…?(涙)

渾身の落語「地獄八景亡者戯」を終えた師匠。この落語のオチって「大王」と「大黄」を掛けてたんですね。なるほど・・・なんてのんきなこと考えてしまった(爆)。
縁側で聞いていた磯七さんたちも草若さんの落語が終了したのと同時に静かに立去ります。あとは師匠と弟子の時間を・・・と気を遣ったんでしょうか。こういう優しさもなんだかジンときますね。最後の高座を終えた草若は力を使い果たしたように本棚にもたれてしまいます…。そんな師匠を心配して弟子たちが慌てて駆け寄ろうとしますが、この時何故か四草くんがクローズアップされてました。しかもものすごく動揺してる…。思うんですが、5人の弟子の中で小草若と四草は自分の家族を持っていない分草若師匠の存在が特に心の中で大きいんじゃないでしょうか・・・。それぞれその状況は違えども、師匠への愛は他の3人に比べて比重が大きいような気がするんです。そう思うと、なんだか切なくてねぇ・・・

心配する弟子たちに大丈夫といいながらも辛そうです…。天狗座でやるはずだった「地獄八景」だったけれどもシンドイからやめとくわ、と口調はいつもの師匠。そして、草原・草々・小草若・四草の名前を呼び4人で「地獄八景」を自分の代わりにやってほしいと語ります。弟子たちの名前を呼ぶとき、「小草若」前に間があったのがとても印象的でした。あの「間」には弟子としての前に息子としての愛情も感じられました…。師匠の想いを汲み取った草原は「一生懸命つとめさしていただきます」と頭を下げます。それに続き草々、四草も頭を下げますが小草若はすぐに頭を下げることができません。「草若」の名前の重さに苦しんでいる小草若ちゃんはこの噺を自分がやり遂げることができるのかとても不安だったと思うんですよね…。そんな迷いの見られる小草若ちゃんを目で頭を下げることを無言で促している四草くん。その空気に押されて頭を下げます。なんだか四草くんが小草若ちゃんのお兄さんみたいに感じられてしまった…。まぁ、年齢的には上ですけどね。たぶん今一番小草若の苦しみを知っているのは四草くんだと思うし・・・今後も支えてあげてほしいなぁ。
そんななか、若狭は創作落語をと言われてちょっと寂しい気持ちがしてしまう喜代美。「地獄八景」を演じる兄弟子と師匠の間には固い絆が感じられるだけに自分だけが師匠とのつながりが薄いような気がしちゃったんだろうなぁ…。そう思ってしまうのは分かる気がする。たぶん私が喜代美の立場だったら同じ気持ちになったと思うから。

それから病室でのお稽古な日々が始まりました。最初に登場したのは四草くん。喜代美の創作落語の後を引き継いで「地獄八景」の最初の部分を担当するようです。脇にある椅子に正座をしながら演じている四草くんですがすぐに師匠からダメ出しが入ります。

草若 「ほんま、ええかっこしぃの落語やなお前のは…。もっとアホらしぃにできへんか」

師匠からの指摘にドキリとしながら俯き加減になってしまう四草。師匠の前では本当に純情だよねぇ…。凹みながらも懸命に師匠の教えを受け止めて考えようとしている姿が印象的でした。四草と師匠の貴重な貴重なひととき・・・。この時間が永遠に続いてほしいって思っているんじゃないでしょうか。

続いて登場したのは四草くんの次を担当するらしい小草若ちゃん。後ろで何故か真似してる喜代美ちゃんが可愛いんですが…(笑)、服装が長袖になってましたね。季節が夏から秋に差し掛かっているのでしょうか。小草若ちゃん的にはかなり上達してるように思えたんですが、ここでも師匠のダメ出しが入ります。

草若 「うまいことやろうとしてへんか。自分の中に無いもんやろうとしたらあかんで」

この言葉は師匠から弟子へ・・・というよりも父親から息子への教えのようにも聞こえました。落語の迷路に入っている息子になんとか光を差してやりたい、そんな想いがあったんじゃないかな。草若の息子という重荷に耐えかねている小草若に自分らしい落語を見つけてほしい…そんな意味を含んだアドバイスだったのではないかと。草若の愛情を感じました。小草若ちゃんにはまだその気持ちを受け止める心の余裕は無かったかもしれないけど・・・。

その次に登場したのは草々。相変わらず後ろで真似っ子してる喜代美(笑)。擬似稽古体験することで少しでも師匠と繋がっていたいんだろうなぁ。草々の担当部分はけっこう面白そうだった。團十郎が初代から十一代までっていうくだりですが、素直に「そりゃすごい」なんて思っちゃったし(笑)。で、師匠は草々にはダメ出しなし。それに対して慌てて椅子から飛び降りて「俺にもちゃんと稽古つけてください」と迫っているのが面白かったです。少しでも多く師匠からダメ出しもらいたい、稽古してほしい、そんな風に思ったんでしょうね。一分一秒が師匠と共にいられる貴重で大切な時間だから・・・。

最後に登場したのが草原兄さん。兄さんは最後のオチの部分まで担当ですね。落語に関してはもう、言うことないでしょう(笑)。納得したように「ほな、頭からもう一回」と稽古を繰り返そうとしますが後ろで真似してる喜代美が気になったのか枕元に呼びつけます。師匠からお呼びがかかったことが嬉しくてニコニコしながら近寄っていくのですが「何か飲むもん欲しいな」と雑用を言いつけられただけでしたガックリしてしまう喜代美・・・。その気持ちはなんだかすごくよく分かるよ(苦笑)。

青木家では後ろで草々が「地獄八景」の稽古に励む中、自分だけ師匠から稽古をつけてもらえない愚痴を言いまくってる喜代美(笑)。っていうか、この環境では創作落語のネタも浮かんでこないんじゃ・・・。喜代美の愚痴にイラついた草々におののく喜代美。このふたりのバランスは相変わらずこんな感じで保ってるのね(笑)。創作落語が思い浮かばず師匠との付き合いも自分が一番短いと嘆く喜代美に「お前かて、小さい頃に出会うてるやないか。師匠に」と言う草々。あぁ、そうか、そういえばあの落語のテープ・・・草若師匠の『愛宕山』でしたよね。なかなか鋭いところ突いてきたなぁ、草々
小学3年のときにこの落語テープと出会っていたということで自分と師匠の繋がりの深さを認識した喜代美ちゃんですが、草々のほうがさらにその3年前に師匠の落語と出会っていることを知ってガックリ(笑)。自分のほうが長い付き合いだってことで優越感を得たかった彼女の目論みは一気に崩れました(笑)。そんな喜代美に「何でも悪いように考えるなぁ」と呆れる草々でしたが、それは自分がB子になったときから続いていることだということで・・・鯖江から小浜に越してきてA子と同じクラスになった悲劇を思い出す喜代美。その話を聞いてビックリしている草々ですが・・・今まで喜代美がなぜB子と呼ばれるようになったのか知らなかったのかい!結婚して三年経っているわけですが・・・その間B子と呼ばれるような出来事はなかったのかな(苦笑)。

さらに喜代美の回想は続きます。自分がB子になった日、順ちゃんから「これまでのことは天から降ってきた天災だと思って諦めろ」と言われさらに落ち込んだ喜代美(←草々がツッコんだ「順子ちゃんは、紅羅坊名丸先生みたいやなぁ」っていうのが気になります 笑)。そんな落ち込んだときに聞きたくなったのが、あの、正太郎じいちゃんが聞いていた落語のテープでした。優しくて大好きだったおじいちゃんが教えてくれた『落語』と言う言葉・・・。
その話を聞いた草々は大きな手で喜代美の頭をなでて「良かったなぁ」と言います。こういうときの草々くんってすごい魅力的ですよね。ああいうスキンシップをすることで喜代美のことを大切に思っているというのが伝わってきます。そして、落ち込んでいるときだったからこそ落語がすーっと入ってきたのではないかと言います。

草々 「何でもクヨクヨ悩んで笑われへん自分がお前嫌やったかもしれへんけど、そやからこそ落語に出会えたんや。師匠に出会えたんや」

このセリフはなんだかすごく感慨深かったですねぇ…。喜代美が落語に出会った運命は喜代美自身が引き寄せたものだったんですよね。カセットテープを見つめながら草若師匠の声に導かれた運命を改めて思い返す喜代美の姿がとても印象的でした。
そんな喜代美に「落語になんのと違うか?お前の歩いてきた道」とヒントを与える草々。もう今回の草々くんは本当に素晴らしいよ

そういえば先週と今週ではサントラにないBGMがけっこう流れてますよね。今回の最後に流れた音楽がとても美しくてジーンとしちゃいました。師匠との別れを予感させる切ない音楽ではありますが、このところBGMの使い方がすごくいいなぁと思います。ぜひともサントラ第2弾出してほしいなぁ

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今月と今後の観劇予定

1月は浅草歌舞伎と「IZO」と・・・和モノ作品観劇オンリーになったのですが、今月からミュージカル・ストレートプレイ作品観劇が入る予定になってます。1月最後に観劇してから少し期間が空いていたんですけど(あくまで私的感覚 爆)、その間はもう「ちりとてちん」どっぷり生活になってたのでかなり充実した日々でございました。今週から観劇も入ってくるので感情のコントロールが難しくなるかも(苦笑)。

今月観劇するのは以下の作品です。

13日マチネ 『タン・ビエットの唄』 
(初演でタオルが必要なほど号泣した作品)
14日ソワレ 『ファントム』 
(スペシャルカーテンコールがあるらしい!ラウルはルカス)
20日マチネ 『ファントム』 
(この日のラウルはトンハくん。とりあえず両バージョン見ないと)
27日マチネ 『恋する妊婦』 
(岩松作品は苦手なんですが姜くんのためだけに確保 爆)

3月以降の予定は以下の通り。

3月5日マチネ 『キャラメルボックス公演 きみがいた時間ぼくのいく時間』
(久々のキャラメル。上川さん主演です。ダメモトで抽選出したら2階席ながら当選!)
3月25日マチネ 『ガマ王子VSザリガニ魔人』
(再演ですが観劇は初めて。内田朝陽くんとNACSのシゲくんが楽しみです)
4月1日マチネ 『ガマ王子VSザリガニ魔人』
(2度目。かなり泣けるストーリーのようでそれも楽しみ…)
4月16日マチネ 『SENPO』
(杉原千畝の物語。吉川晃司が不安ですが…私は泉見洋平くんに期待してます!)
4月18日マチネ 『レベッカ』
(二度目のシアタークリエ。奇跡的に某チケットサイトで当選)
4月24日マチネ 『レベッカ』
(チケサイトで当選したことを知らずに追加販売で急いで購入してしまいました 爆)
4月30日マチネ 『空中ブランコ』
(雨上がりの宮迫さん主演ですが、昼ドラに出てる小林高鹿さん目当てにゲット)

今のところ確保してるのは以上。そのほかでは『ルドルフ』が気になります。新作ですし、これだけは何としてもゲットしたい!『ミス・サイゴン』や『エリザベート』も控えてますし…それまで無駄遣いしないようにしないと(苦笑)。

そういえばさっきニッポン放送に中川晃教くんがゲスト出演してましたね。途中から聞いたんですけどけっこう楽しかったです。アッキー、今年はライブが多いみたいですね。ラストにかかった曲もすごくよかった!

3月までは「ちりとてちん」と舞台の感想を書くことになると思うのでちょっと大変かも(笑)。家事との割合も上手く調整しなきゃいかんし・・・でもどちらも私の大好きな存在だし書くことが好きなので、よろしければ今後ともまたお付き合い願います。

[ 2008/02/10 12:15 ] 期待の舞台! | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』109話 草若…最後の高座

小梅さんが病床の草若に「躍起にならんでも師匠を大事に想ってるもんが立派に受け継ぎますがな」と語っていると、和田家面々が一度に病室に尋ねてきます。諌める小梅さんでしたが、ただ寝てても退屈という師匠の言葉に「ほうですか!」と糸子さん(笑)。ぞろぞろと一家が入ってきました(小次郎おじさん勝手に電気つけてるし 笑)
入ってくるなり「広い個室やのぉ」と能天気な小次郎さんにツッコミ入れる正典さん・・・さっそく小競り合いしていて喜代美は気が気じゃない。ここまでの道中、小次郎さんと正典さんの宝くじ騒動があって大変だったと面白おかしく語る喜代美の話を楽しそうに聞いている草若師匠。いい年して病室の中でも口げんかが始まってしまう和田家兄弟(笑)。久しぶりに「他愛ないのぉ」っていう正平くんの言葉も聞けたなぁ。この口癖だけはずっと変わってないんだなとちょっと安堵してしまった
こんなドタバタ家族を謝る喜代美ですが、草若は本当に楽しそうに笑いながら「お前ホンマにオモロイなぁ」と言います。この言葉に、幼い頃正太郎じいちゃんから「お前はホンマにオモロイ子や」と言われた時のことを思い出します。

草若 「「お前は落語の世界から抜け出してきたような子や。オモロイ家族に囲まれてバタバタ生きてる子や。そんな子のおしゃべりはおもろい」

大好きだったおじいちゃんと同じことを、今、草若師匠からも告げられている。自分自身では気がついていないことだったけれども、今まで喜代美が生きてきた世界は面白いんだと。彼女の生きてきた世界そのものが落語なんだと・・・。本当に喜代美とその周りの人々は面白いですよね。不器用だけど一生懸命生きていて面白い。そんな環境で育った喜代美はこの時初めて自分がいかに恵まれた環境の中にいたかを思い知ったのかもしれません。
意を決して病院のベッドに正座をして小次郎おじさんの宝くじ騒動にヒントを得た創作落語を話し始める喜代美。彼女の噺に家族、そして草若は楽しそうに笑っている。冷たい殺風景な病室が温かい笑いの空気に包まれます。それはかつて危篤状態のおじいちゃんのベッドでかけた草若師匠の『愛宕山』で和田家一同が笑いに包まれていた空気と同じ・・・。こういうシーンであの第一週がかぶってくると本当に泣ける
一同が笑顔に包まれる中、草若は喜代美に「それがお前の創作落語やな」と語ります。そして、手招きして喜代美を自分のそばに置き・・・

「お前の宝物や。大事にしぃや」

と言って優しく頭をなでてやる草若師匠…。もう、このシーンは号泣。5人の弟子の中で一番自分が教える時間が少なかった喜代美。可愛い五番弟子にこの先もやっていけるヒントを与えたかった師匠。それが『創作落語』・・・。それは喜代美にとって草若から贈られる最後の教えであり何物にも変えがたい宝物になりました。喜代美の頭を優しくなでる草若はまるで孫に接しているおじいちゃんのようだった・・・。それを見守る和田家の人たちの温かい笑顔もとても印象的で泣けます。病室全体が優しい雰囲気に包まれていました…。喜代美、本当に、いい家族・・・そして素敵な師匠に巡り会えてよかったよね・・・。

ある日の昼、弟子が見守る中草若は医者の診察を受けています。その診察が終わった後、一日だけでいいから家に帰らせて欲しいと懇願。始めは反対した小草若もただならぬ父の想いを察してか何も言えなくなってしまいます。他の弟子たちも同様、頭を下げる師匠の姿に言葉はありません。残り少ない時間のなかで、草若師匠にはどうしても弟子たちに伝えたいことがある。その強い想いが痛いほど伝わっていたんだと思います…。

退院のための検査を受けた後、ようやく一日外泊許可がおりました。草若の部屋では喜代美が着替えを手伝います。以前のような生気は感じられない師匠・・・。喜代美ももしかしたらこれが最後の師匠の着物姿になるんじゃないかと感じていたのかもしれません。着替え終わり先に稽古場へ行くよう告げる師匠。喜代美がその場から去った後、志保さんの遺影の前で薬を飲み一息つき最後の力を振り絞ろうとする草若師匠・・・。
稽古場には草若の五人の愛弟子が息を詰めて師匠を待っています。その時、黒の紋付袴姿で稽古場に現れる師匠・・・。そこには先ほどまでの弱々しさはなく凛とした落語家・徒然亭草若の姿がありました。挨拶を終えてから程なくして、草若、最後の稽古が始まりました。かけた演目は『地獄八景亡者戯』。一時間以上の大作・・・。とても今の体力では厳しい演目を弟子たちの前で生き生きとかけている草若。一度だけでいい、師匠としてあと一度だけ、自分の愛する愛弟子たちに稽古をつけたい・・・ただその一心でかけている『地獄八景』。この渾身の力を振り絞って演じられている師匠の噺を必死に受け止めようと食い入るように見つめている五人の弟子たち…。「親」の心は痛いほど「子」に伝わっている。恐らくは最後になるであろう師匠の稽古…。あぁ・・・こんな日がきてほしくないと何度思ったことか。師匠を見つめている弟子たちの表情見てたら涙が止まりませんでしたよ

徒然亭草若の最後になるであろう落語を聞きに、今までのご贔屓だった菊江さんや磯七さん、熊五郎さんに咲さんも糸子さんに伴われてやってきました。縁側に座って静かに草若の落語を聞き入っている一同…。これが本当に最後の高座になるだろうことをみんな知っているだけに辛いよなぁ
稽古場での熱い草若の『地獄八景』は続きます。少しでも多くを吸収しよう、師匠の想いを何としても受け取ろう・・・でも、これが最後の稽古・最後の高座になるであろうことも彼らは感じている。師匠の高座を食い入るように見つめる弟子たちの中で一人、どうしても感情が抑え切れなかったのか涙を流した四草の姿に胸打たれました。いつもクールで人前では滅多に感情を出さない四草が涙を流すなんて…。彼の中で本当に色々な想いが溢れてたまらなかったんだろうなぁ、と思う反面、あれはもしかしたら虎ノ介くん本人が感極まってしまったのかなぁとも思いました。そのくらい、渡瀬さん演じる草若師匠の渾身の落語は涙なくしては見れなかった

『その道中の陽気なこと・・・』

このフレーズのあと白くフェードアウトして「続く」の文字が出てくるのも切なすぎる!そして予告・・・。感謝祭の時に宗彦くんが号泣してしまったあの予告が・・・。来週私の目は大丈夫なんだろうか(苦笑)。こんなにも草若師匠のことを好きになってしまっていたなんて・・・


※追記
土スタで少しの間でしたが先週の感謝祭の模様が流れました。最初と最後に5人の挨拶もあったし(あれって終わった後撮影したのかな?始まる前だったら虎ちゃんのチャッ・・・・爆)、会場の楽しい雰囲気も懐かしく思い出されました。あれからもう一週間か・・・・。公式HPでは遠藤Pが感謝祭についての記事を書いているのですが、写真も掲載してくれています。それからステラでは底抜け写真の拡大も見ることができます(私も映ってしまっていた←自分じゃなきゃ分からない大きさですが 爆)。興味がありましたら見てみてはいかがでしょうか。
公式HPにはあと渡瀬さんの記事もありますね。虎ちゃんがちょっと涙ぐんでるように見えたな…。


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『ちりとてちん』108回 遺される者の想い

師匠に「創作落語をやる」と言ったものの、いざ取り掛かろうとしても何も思い浮かばない喜代美。「どねしよう」といつものようにパニック状態(笑)。自分は凡人だから何も書けないという彼女に奈津子さんは「喜代美ちゃんには才能あると思うけどなぁ。それが分かってはるから師匠は創作落語勧めたと思うな」と諭します。たしかに先週末の放送で男装しながら糸子さんとの顛末を落語調にしゃべる喜代美は生き生きしてたしね。あれを見て師匠もピンときたんだと思うし…。

その頃和田家では正典さんと正平君が素麺食べながらため息ついてます。糸子さんも小梅さんも大阪へ行ったきりで長いこと男性だけが取り残されている状況なので気持ちは分かる(笑)。正平くんは以前のようにあまりテキパキ家事しなくなったのかな?相変わらず小次郎さんスタイルだしね
そんな時、ふと正典さんが正平に「塗り箸を・・・やってみる気はないんこ?」と聞き出します。そんなこと考えたこともなかったと言いながらも拒絶しない正平。父の跡を継ぐとか考えなくてもいいけれど手先が器用だから向いているのではと言う正典の言葉を真剣に受け止めています。「その道も考えようか」という選択肢が正平くんの中で生まれたのかな?正典さんとしても正平くんの未来が心配なんでしょうけどね…。
そこへ糸子から電話が入ります。いつになったら戻ってくるのかと文句を言う正平でしたが、電話口から聞こえてきたただならぬ様子を不審に思います。

それは、師匠が病院を抜け出して戻ってきてしまった声でした。稽古場で「師弟落語会で若狭に負けられへんさかいな」と稽古着を捜す草若。なんとしても稽古をするという師匠を草々は涙ながらに必死に止めようとします。「まだまだ修行の途中なのに師匠を失うわけにはいかんのです!」・・・誰しもが思っていた言葉ですよね、これって。その言葉を聴いた瞬間、再び草若師匠は倒れてしまいます。こんな状況のときになんですが・・・あの倒れ方って渡瀬さんかなり痛かったのでは・・・と思ってしまいました(苦笑)。思いっきり引き出しの角にぶつかって倒れこみましたからね・・・まさに迫真の演技
再び病院へ運ばれた草若の周りに心配した弟子たちも駆けつけました。呼吸器をつけて眠る父親を見ながら小草若はついつい草々と若狭を責めてしまいます。

「なんで師匠の病気に気ぃつかんかったんや!!」

父親へのプレッシャーがキツすぎて自分はずっと家に戻らなかったことを棚に上げて草々たちを責めてしまう小草若ですが・・・彼がこう言いたくなる気持ちはすごくよく分かる。師匠である前に自分の父親だし、小草若はもう目の前の酷な現実しか見えなくなってしまっているんだと思うんです。こういう彼の弱さが・・・なんだか愛しく感じられたりするんですよね。草原兄さんが言うとおり誰のせいでもないし、喜代美も謝ることはない、それは小草若も分かっていると思う。それでも激情を抑えきれないほど動揺しているんだよね…。
責め立てる小草若に何も言えない草々と喜代美。こんなとき、一番しっかりしなければと自分に言い聞かせていたのは草原兄さんだったと思います。小草若に「気持ちは分かる。けれども今はこれからのことを考えな」と諭します。その言葉に涙を流す小草若でしたが、そんな彼を黙ってじっと見つめている四草くんがとても気になりました。小草若ちゃんから心の内を打ち明けられている四草くん・・・それだけに色んな想いで見つめてんじゃないかなぁ…。
そんななか、眠る師匠を見つめながら静かに語る草原兄さん。

「俺かて師匠には一日も長く生きていてもらいたい。ひとつでもようけ師匠から受け継ぎたい。そないして師匠のこと安心させたい」

草若の弟子たちみんな、その想いは同じです。一日でも長く師匠との時間を過ごしたい。もう、この草原兄さんの弟子代表としての言葉には涙涙でした。師匠でもあり父でもあった草若を愛する気持ちは皆同じ。切なさに包まれる病室…。吉弥さんがこのセリフを言うことでなおさら重みを感じます…。あぁ・・・辛いなぁ

同じ頃、菊江さんの仏壇店には磯七さんがやってきていました。ふたりとも草若さんの病気のことを知ってしまったようです…。磯七さんはしみじみと自分の父親が亡くなったあとで感じた喪失感を語りだします。そして、中学時代からずっとファンだった草若の落語のことも・・・。言ってもせん無いことだと分かっている。それでも言わずにはいられない・・・「殺生やねん」と。そう言いながら涙を流す磯七さんにこちらも涙涙。磯七さんにとって草若さんの落語は生活の一部だったんでしょうね…。ずっとずっと長いこと徒然亭一門を見守ってきた磯七さん。酒びたりになっていた師匠が復活した時の嬉しそうだった表情が忘れられないよ
大好きな人がいなくなるって・・・身を切られるように辛いですよね。たとえ自分がその人と一度も会ったことがなくてもファンはいつも近くに感じているものです。私も昨年大好きだった役者さんが亡くなったとき数日間泣き倒しました・・・。磯七さんにとって草若はファンの対象でもあり家族でもあったんじゃないでしょうか。だからなおさら彼の涙は辛かった

病院から戻った喜代美は草若邸の台所で食事の準備をする糸子さんに「こんなときに笑える話なんか作れない」と泣き言を言います。たしかにそうだよなぁ…。人間そんな簡単に気持ちを切り替えることなんてできないと思うし、ましてや思いっきり武器用な子だしなぁ・・・(苦笑)。
と、そこへ小浜から正典さんと正平くんがやってきました。電話の様子がおかしかったから定期便を一日早く出してもらったと・・・っいてうか、完全に竹谷さんは和田家お抱えの運転手状態になってるのか(笑)。何かあったのかという正典さんの言葉になかなか事情を説明できない二人・・・。そこへ小次郎おじさんも登場。正平くんと小次郎さんのツーショットが実現だ(笑)。相変わらず宝くじ購入などギャンブルな生活を続けている小次郎おじさんでしたが、それについて正典さんが「泊りがけで宝くじ買うな!」とツッコミ入れてたのが面白かったです。重たいシーンが続いていたので小浜の皆さんが集結するとちょっとホッとしますね。そして正典さんたちは小次郎さんから草若師匠のことを初めて聞くのでした・・・。

夜、病室で一人草若の看病をしている草々。また抜け出したら大変という事で交代で看てるんだろうか・・・。そこへ小梅さんがやってきて高座を控えていた草々と席を代わります。さすがの気遣いですね、小梅ばあちゃん。
草々が去って小梅ばあちゃんがやってきた気配を感じた師匠は目を覚まします。「キレイな人がきたなと思ったら勝手に目が開きますのや」と冗談ぽく言ってる師匠・・・そんな師匠が好きなのに・・・。目を覚ました草若に小梅さんは「正太郎ちゃん」との思い出を語りだします。昔ながらの伝統職人が減り、弟子も離れてしまった中で独りで背負っていた気になって頑張っていた正太郎さんはある日突然倒れてしまったと・・・。そのままこの世を去ってしまい、なぜ気がついてやれなかったのかと長い間自分を責め続けた小梅さん。そんな想いをした経験があるからこそ、草若師匠に伝えたいことがある。

「男はみんな譲れないもの抱えて生きてますねやろな。ほやけど、たまには気にかけたってください。何より師匠の命を大事に想ってる者らのこと・・・」

正太郎さんには伝えられなかった想いを涙ながらに師匠に伝える小梅さんの姿にもう号泣です。正太郎さんは知らないままだったけれども、結局息子の正典さんが跡を継いでくれたと語る小梅さん。そのことと徒然亭のことを重ねて続けます・・・

「そね躍起にならんでも、師匠が伝えたいもんは、師匠を大事に想ってる者らがちゃんと受け継ぎますがな。立派な弟子が五人もおるんやで」

入院から抜け出してきたのは自分に残された時間が少ないことへの焦り。遣り残したことが山のようにあると気が焦っていたのかもしれません。弟子たちを信じていないわけではない、愛しい弟子たちに遺したいものがあれやこれやあって気が逸っていたんでしょう…。でも、そんなに焦らなくても、師匠を想っている大事な人たちはちゃんとその心を受け取って継いでいくのだと・・・弟子たちを信じてみてはと・・・。こう言われたことで師匠はふと心の重荷が取れたような気がしたのかもしれませんね。小梅ばあちゃんから伝えられたことも師匠にとってはとても大きかったと思います。
もう、ほんっとにこのシーンは涙が止まらなくて・・・番組終わってもしばらくボロボロ状態でしたよ。人が生きること、死ぬことを正面から描いていると思うしセリフがとにかく心の琴線に触れまくりで・・・。はぁ・・・今日も本当に泣けた・・・。


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『ちりとてちん』107話 哀しい宣告

ついに喜代美たちの前で倒れてしまった草若師匠・・・。ただならぬ様子に駆けつけた糸子さんの機転により救急車を呼ぶことになったのですが、あまりの予想外の出来事に喜代美は全く状況が理解できません。人間ってあまりにも予想外のことが目の前で起こったら頭が真っ白になってすぐには行動できないことのほうが多いと思うので彼女の様子はなんだかすごくリアルに感じました。糸子さんの「師匠には時間がないんや!」という悲痛な叫びが本当に辛かった…

その頃小草若が四草の住んでいる延陽伯2階に「しばらく置いてくれ」と突然訪れます。久々に見たなぁ・・・四草くんの部屋。なんだかあの頃よりも殺風景になったと思うのは気のせいか?っていうか、あの軽装からして・・・まだバイトしてるんだろうか?
大きな荷物を持って現れた小草若ちゃん、ついにマンションも売ってしまったようです…。ついにそこまで仕事がなくなってしまったの!?草原兄さんのところも草々のところも家族がいるということで頼るのは四草くんしかいなかったんだね。そんな小草若ちゃんに「実家に帰ったらええやないですか」と言うのですが師匠の父親の顔を見るのがしんどくなって行かれないと呟きます・・・。もう完全に自分を追い詰めてしまってる小草若・・・見ているのが痛々しい。そんな彼に「そやから言うたでしょう、ちょっとは草若の息子の自覚持てと」と3年前のことを持ち出してくる四草くん。あの時から小草若のことは彼なりに心配していたんだけどねぇ…。しかし思いつめたように小草若は

「誰にも分からへんわ・・・親父の名前がどんっだけ重たいか」

と言い返します。あぁ・・・このセリフを宗彦くんに言わせているのが本当に切ないというか重いというか・・・。ものすごい実感こもってたし。家の子のプレッシャーというのは当人にしか分からないと思います。そんな小草若を複雑な表情で見つめる四草・・・。結局自分の部屋に泊めてあげそうな雰囲気ですね。なんだかんだいって優しいよなぁ。たぶん小草若の気持ちを一番近くで感じているのが四草かもしれない。
そんなときに小草若の携帯に連絡が入ります。電話に出る前に「構へんか?」と聞くあたり小草若ちゃんの礼儀正しさが伺えますね。公衆電話から小草若に連絡をしてきたのは草々。その内容はあまりにも残酷なものだったわけで…。

師匠が運び込まれた病院で医師から病状の説明を受ける5人の弟子たち。夏の初めに診察に来たときにはもう手遅れだったことも、治療しても少しの延命にしかならないことも宣告されてしまう草若の愛弟子たち「治りますよね!?」と必死に食い下がっていた草原延命と言う言葉にショックで思わず涙を流す小草若後ろで必死に衝撃に耐えている四草呆然となっている草々と喜代美・・・・辛い、辛すぎる。みんなの表情があまりに哀しすぎて涙腺が決壊しまくりです。でも、結局師匠の病名は明かされなかったですね。お酒の関連から肝臓だとは思うのですが・・・。

その日の夕方、医師から非情の宣告を受けた弟子たちはそれぞれの場所で悲しみと必死に向き合おうとしていました。

菊江さんの仏壇店で耐え切れずにボロボロと涙を流す小草若

部屋で平兵衛に水をやろうとしながらも手が震えて落としてしまう四草

高座に上がるのに必死に笑顔を作ろうとして鏡の前に座る草原

喜代美と共に部屋で涙を流す草々

もう、ここは涙なくしては見られません。特に泣けたのは草原兄さんと四草くん。
草原兄さんを演じている吉弥さんは実際2年前に師匠を亡くしてる背景があるだけに、鏡の前で必死に笑顔を作ろうとしている姿はあまりにも痛々しすぎて涙が止まりませんでした…。どんなに辛くても笑顔で高座に上がらなければいけない。芸事をする人の宿命・・・。それがあまりにもリアルで本当に泣けて仕方なかった。
そして四草の哀しみの表現がこれまた切なすぎる…。平兵衛に水をやろうとしても動揺が抑えきれずに手が震えて落としてしまい、それに併せて平兵衛ちゃんが「セヲーハヤミ」って鳴くんですよ。第6週と被っていてこの演出があまりにも切なすぎる!そして震えながらあふれ出る感情を必死に抑えるように頭をかきむしる姿がさらに泣けます。こういう演技が本当に上手い虎ノ介くん…。ファン感謝祭の彼と同一人物とは信じられん(苦笑)。
それぞれの哀しみのシーンは草々と喜代美の抱き合って泣く写真が最初に公表されていたのでこれが一番涙出るだろうなぁと思っていたのですが、今回放送を見て素直に悲しみを表現できない(状況は違うけど)立場の草原兄さんと四草くんが一番泣けました

草若邸では糸子さんが一人留守を守っていましたが、そこへ小梅ばあちゃんが突然尋ねてきます。電話の様子がおかしかったということで駆けつけたんですね・・・・。
翌朝、草若師匠の見舞いに訪れた5人の弟子と糸子さん、小梅さん。目を覚ました師匠に開口一番「何で黙ってたんや!」と責め立ててしまう小草若。その後ろでは四草くんが必死に目を瞑って辛さに耐えている。そんな小草若に対して「言ったら医者みたいに治療に専念しろというだろう」と弱々しく語る草若。それでも母親が入院した時に寂しい想いをさせていた父の姿が忘れられない小草若は涙ながらに父親を責めます。一人で全てを抱え込んでいた草若ですが、そのことで周りが、自分がどんなに切ない想いをしたのか・・・実の息子にしか分からない辛さがあるんだろうなぁ。そんな小草若に草若は

「仁志・・・すまんなぁ・・・」

と一言謝罪します。師匠としてではなく、一人の父親としての息子への謝罪でした。この親子の会話にまたまた涙腺が大決壊だったよ

その夜、草若のベッドの傍らには涙を抑えきれない喜代美の姿が。それに対して「笑わんかい」と弱々しく語りかける師匠。そんな師匠に幼少時に大好きなおじいちゃんを亡くした時の気持ちを話す喜代美。あの時、涙でダムができるくらい泣いたと・・・。たしかに落語のテープが切れるまで聞き入って泣きまくってたよなぁ

「大事な人が・・・大好きな人が遠くへ行ってしまうのは嫌なんです」

そう言って再び涙を流す喜代美・・・。これ、しほりちゃん本当に演技を超えて泣いてますよね。その姿見たらもうこちらももらい泣きですわ・・・。そんな泣きじゃくる喜代美に「若狭・・・お前ホンマにアホやなぁ」と起き上がる師匠。笑いながら「オレより先に死ぬか?」と問いかけます。自分が死ぬのが耐えられないなら若狭が死ぬしかないじゃないかと。残された自分にそんな敵わん想いをさせるつもりなのかと・・・。この言葉を聞いて草若師匠は本当に喜代美のことが可愛いんだなぁと思いましたね。それだけに切ないです…。
泣きじゃくる喜代美に「こんなもんは順番や。お前より先に俺が死ぬのは道理だ」と静かに語る草若師匠。そして残り少ない命を見つめている師匠は喜代美に生きることの意味を話します。

「消えていく命を愛しむ気持ちがだんだん今生きている自分の命を愛しむ気持ちに変わってくる。そしたら今よりもっともっと一所懸命に生きられる。もっと笑って生きられる」

なんて素晴らしい言葉なんだ、師匠~~。このセリフ書いた藤本さんってホントにすごいなと思いました。死を前にした師匠にこの言葉を語らせることによって、命の素晴らしさ、大切さ、温かさが身に染みて感じられる・・・。ほんっとに大感動しました
そして言葉の最後に「若狭、俺を笑わしてくれ。お前の創作落語でオレを笑わしてくれ」と喜代美に語りかける草若師匠・・・。師匠の想いが伝わったのか、ついに喜代美は創作落語をやる決意をします。そんな彼女を見つめている草若の視線があまりにも優しくて温かくて涙が止まりませんでした

朝からこんなに涙涙になるとは…。放送前から予想はしていたんだけどやっぱり辛いなぁ。


※2/7の東京新聞朝刊に「ちりとてちんファン感謝祭」の記事が掲載されています。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。けっこう大きな写真でした


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『ちりとてちん』106話 死の影

弟子たちの諫言にも関わらず大阪に常打ち小屋を作る決意を固めた草若師匠。それだけ告げて自分の部屋へ戻りますが志保さんの写真の前でまた痛みに襲われてしまいます…。弟子たちの前で緊張していた分、一人になると痛みが酷くなってしまうのでしょうか。そんなところへ糸子さんが後を追ってやってきます。
入院して欲しいと頭を下げる糸子さんに「やらなあかんことがありますのや」と言い張る草若。しかし「怖いんですやろ」とその心中を言い当てる糸子さん。何かやっていないと死が近づいてくることが怖くてたまらないのではと・・・。そこまで見抜かれてしまっては、師匠も本心を明かさずにはいられませんでした。病が発見されてから人前では平静を装ってきた師匠ですが、本心では確実に近づいてくる死の影にずっと怯えていたんですね。何が原因かはまだ分かりませんが、やっぱり永年の酒の量がたたってしまったのでは…。もう、師匠が『酒』飲んでるたびに心配しましたから…。

そのころ喜代美は兄弟子たちに最初の常打ち小屋作りに何があったのか尋ねています。草々によるとその当時師匠は周りがとめるのも聞かずに一人で常打ち小屋作りに奔走していたのだとか。病気のおかみさん放っておいてまで・・・と小草若も不機嫌そうに言います。そういえばその頃から小草若ちゃんは大好きだった父親を恨み始めてたんだっけ・・・。ここまではものすごく深刻な感じだったんですが、草々の続きの話の中で常打ち小屋つくりの為にパートナーを見つけたというくだりになったのですが、そのパートナーというのが

『ファンタスティック・ランナー』

と言ってる(爆)。しかも、その言葉を聞いていた草原兄さんが「そうそう」みたいに頷いてる。ファンタスティックランナーってどんなパートナーだよ(笑)。なんか虹色に輝いているファンタジックなマラソン選手が頭の中に思い浮かんじゃったじゃないか(←草々よりもヒドイ 爆)。それを聞いた四草くんが呆れ果てたように

『ファイナンシャルプランナー』

とツッコミ入れてたのが面白かった(虎ちゃんはツツコミ入れられる立場なのにね 笑)!さすがは元商社マン。・・・っていうか、草原兄さんも知らなかったというのが意外だったけど(笑)。
で、そのファイナンシャルプランナーを選んだはいいけれども結局は銀行から借りた金を持ち逃げされて借金まみれになってしまったと・・・。あぁ、そうだったのか。師匠が酒まみれになって落ちぶれていたのにはそういう背景があったんですね・・・。志保さんが亡くなった事のショックだけではなかったんだ。だから四草はあの時「勝手に騙されて、勝手に傷ついて」と言ってたのか…。鞍馬会長に借金したのは志保さんの入院費だと思っていたのですが、常打ち小屋作りのための持ち逃げされたお金も絡んでいたとは・・・。それは会長が怒っていたのも無理ないのかもしれないなぁ・・・。それにしてもこんな後半になって9年前の出来事が明らかになるなんてすごいドラマだ。

一方部屋に戻った師匠は糸子さんに落語の世界について語っていました。「その道中の陽気なこと」というフレーズは落語にはよく出てくるのだと…。そのフレーズをきっかけににぎやかなお囃子が入る。『地獄八景』では死んで地獄へ行くときにさえそんな明るいくだりがある。なぜ昔の人が地獄へ行くのにこんな賑やかな世界を考えたのか・・・死と直面してしまった今ならその気持ちがよく分かると語る草若・・・。

「死ぬのは怖いこっちゃない。地獄は楽しいとこや。そう思わな…ちょっとこれ…耐えられまへんで」

死への恐怖で震えそうになりながらこう語る師匠の言葉に私はもう涙が止まらなかった。冷静に死を受け止めているように振舞ってきたけれども、本心では死ぬのが怖くてたまらないんですよね・・・。誰だってそうだと思う。残りの人生でやりたいことをやっておきたいという潔さではなく、どんどんと迫ってくる『死』への恐怖にずっと怯えている人間らしさ。弟子たちから見れば絶対的な存在の草若師匠ですが、その前に一人の人間。こういう師匠の弱さを見せることでますますこちらとしては感情移入させられてしまいます
『地獄八景』の世界のように陽気なお囃子に送られて地獄までの道中を笑って歩いていきたいからこの世に思い残すことのないようにしたいと、死の恐怖から必死に逃れたい心境で糸子に告白する草若・・・。もう、唇が震えてる師匠見たら辛くて辛くてたまらなかったですよ。入院を勧めた糸子さんもこの告白を泣きそうになりながら黙って受け止めるしかなかった・・・。師匠の気持ちが痛いほど分かるから・・・。

その夜、寝床では弟子たちが集まって常打ち小屋について語り合っていました。上方落語発展の為にはやはり常打ち小屋というのは必要だと言う草々。生の落語を聞いてくれるお客さんがいて初めて伝えていくことになるんだと。それを聞いた熊五郎さん「分かるで!同じエンターテイナーとして」と同調。そういえば前も自分がエンターテイナーだって主張してたよな(笑)。最近は寝床ライブどうしてるんだろうか?
磯七さんも聞いてくれる人がいて初めて伝わるってことになるんだと言うと

「そこが伝統芸能の難しいところです」

と語る小草若・・・。このセリフを小草若に言わせるっていうのがまた憎いなぁと思いました。演じている宗彦くんも狂言師という同じ伝統芸能のなかで生きてますからね…。彼が言うと本当にことばの重みがすごい増してくるように思えます。セリフに実感がこもってたし・・・。それにしても小草若・・・目が死んだようになってるし以前までの生き生きとしたオーラが全く感じられないよ。彼も深い深い迷路に突入してしまっているようで心配です。
さらに草原兄さんも「究極の個人芸に見えて実は全く逆。聴く人が、笑う人が居て初めて落語になる」と語ります。だから常打ち小屋は必要なんだと。この言葉も落語会に身を置いている吉弥さんが言うとものすごい重みを感じますね。今は繁盛亭ができましたけど、それまでは無かったわけだし・・・吉弥さん自身も常打ち小屋に関しては色々思うところがあったんじゃないでしょうか。
でも、草原兄さんの言葉に「師匠の受け売りでしょ」とツッコミ入れてる四草くん(笑)。「ばれたか」といって一同笑いに包まれます。ちょっとした平和で温かい時間・・・。みんな師匠が不治の病に冒されていることを知らない・・・。もしかしたらみんなで笑える最後の時間だったかも・・・。そんなこと思ったらなんだか無性に泣けてきてしまった

そんななか喜代美はますます師匠が自分に創作落語をやれと言っている意味が分からなくなります。受け継ぐことを大切に思っている師匠がなぜ自分にだけ創作を強烈に勧めるのか…。もしかしたら自分を弟子に採ったことを後悔しているのではないかとまた悪いほうに妄想を膨らませていく喜代美。それに対して熊五郎さんが後ろから「また妄想かいな」とツッコんでるのがちょっと笑えました(笑)。もうすっかりおなじみになってるのね
そんなマイナス思考の喜代美に「自意識過剰や。師匠がお前の事ばっかりアレコレ考えてる訳ないやろ」と喝を入れる四草くん。よく言った!その通り。さすがは兄弟子だねぇ。でもそんな四草くんに対して「またお前そんなキツイ言い方して」と喜代美を庇う発言をする小草若ちゃん…。この言葉にちょっとホッとしてしまった。前回喜代美に対してもすごいやさぐれた態度を取ってたから気になってたんですよね。
それを聞いていた草原兄さんは「師匠はもっと大きな事考えてはるような気するなぁ」と語ります。たしかにもっと大きなことを抱えている師匠・・・。その背景をまだ弟子たちは知りません…。

次の日、糸子さんは小梅さんに大阪滞在をもう少し伸ばしたいと電話でお願いしていました。しかしいくら寛容なお姑さんとしてもそろそろ限界がきているようでして・・・(苦笑)。それでも糸子さんとしてはあんな告白を師匠から聞かされたら戻る気持ちにはなれない。半ば強制的に電話を切ってしまう糸子さんを不審に思う小梅さん。っていうか、糸子さん、小梅さんに大阪に出ることの理由を話してなかったのね
その頃草若師匠はさっそく常打ち小屋作りの為に天狗芸能を訪れていました。鞍馬会長の好物の羊羹を渡して小屋作りに協力して欲しいと熱心に頼み込むのですが、儲かりもしない小屋の為に動くことはできないと突っぱねられてしまいます。そんな会長に「小銭くらいなら今回は用意できる」と言い出す草若師匠・・・。なんと、土地と建物を売りに出す覚悟なんだとか!喜代美たちに家を出て行くように言ったのはそのためだったのか!!そこまでして・・・。しかしそんな言葉も鞍馬会長の耳には届かず、逆に喜代美との師弟落語会を開くように言われてしまいました。女の落語家と落語家を開けば客が集まってくるだろうと・・・。それで人気が出れば再び考えると、そう言われてはもう何も言い返すことはできません。あぁ、無念・・・。本当に常打ち小屋を建てるって大変なことなんですね・・・。

鞍馬会長から師弟落語をするように言われたと戻ってきた師匠から告げられる喜代美。師匠から見捨てられたと思っていた彼女にしてみればかなり嬉しい申し出です。一緒に聞きにきていたダンナ草々も我がことのように喜んでいます。自分は『地獄八景』をかけると言ってる草若に対して自分はどれにしようかとウキウキしながら考える喜代美でしたが、「お前、創作落語せぇ」とまた言われてしまう。さすがに草々も意見しようとしますがそれを止める草若師匠・・・。ついに喜代美は「そんなに私は、古典に向いとらんのですか」と意見してしまいます。

「師匠は、私に落語辞めさしたいんですか!」

あぁ・・・ついに言っちゃったよ・・・。自分のことしか見えなくなっちゃうのが喜代美ちゃんの悪いところなんだよなぁ。いっぱいいっぱいになってしまう気持ちは分かるんだけどねぇ・・・。
この喜代美の言葉についに草若師匠は自分の考えていたことを語りだそうとしますが、襲ってきた痛みに蹲ってしまう。弟子の前で初めて自分の体調不良を見られてしまった師匠・・・。しかし、その痛みをこらえて喜代美には伝えたいことがある。半分うつろな目になりながらも草若師匠はその心を語りだします落語を続けさせたいから創作落語を勧めているのだと・・・。男性と同じことをしていたら女性の落語家は食べていかれない。特に不器用な喜代美には古典だけ教えていてはいけないのだと・・・。

「この道で生きていける術を身に付けささなあかん。そない思うてんのや」

そう言った後、ついに草若師匠は倒れてしまいました。まさに命を懸けた喜代美へのメッセージだったんですね・・・。なんとしても喜代美に残したかった落語家として生きていくための道標・・・。もう涙涙です・・・ほんと・・・。どうしよう、この先。

本日発売のステラ。ステラ読んで涙が出たの初めてかも・・・。ネタバレOKな方はぜひ書店へ。


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ちりとてちん ファン感謝祭 第二部

今回文章が長くなったので2つに分けさせていただきました。すみません。単独リンクでいらした方は第一部からご覧下さい。

10分間の休憩の後再び遠藤Pが登場。キャスト陣が出てくる前に1400人分の拍手の音が欲しいということになって急遽会場全員が音のエキストラに(笑)。以前私も某ドラマにエキストラ出演したことがあるんですが、なんだかその感覚がよみがえってきて妙に懐かしかったです。会場全体の大拍手音、徒然亭一人一人に対する拍手と歓声音を撮ったかな。遠藤さんの先導が非常に上手くてみんなノリノリで参加してました(笑)。この音はたぶん、来週あたりに使われるのではないかと予想してます(そういうシーンが出てくると思うので・・・)。楽しかったです

音撮りエキストラ体験が終了後、突如会場の後ろからものすごい大歓声が起こってビックリ!後ろを振り返ってみると青木くんが豆まいてるじゃないですか!!わたしたちのゾーンはムネ君だったんですけど、他のそれぞれのゾーンにも宗彦くんしほりちゃん吉弥さんが出没していたようで客席がすごいことになってました。ちなみに二階席には虎ノ介くんが行ったらしく、相当もみくちゃにされていたようです(笑)。ムネくんが撒いたお豆・・・欲しかったなぁ。一応1400人分は用意していたらしいのですが、場所が悪かったのか私たちのところには飛んできてくれませんでした。でも・・・私はこの場所にいられるだけで本当に御の字だったのでそれ以上の贅沢は望みません!

虎ちゃん以外のキャストは豆まきを終えて私服姿で舞台上に。「ドラマの中では徒然亭恒例の豆まき大会があると言ってたのに出てこなかったので」とムネくん。このファン感謝祭でついに実現したというわけですね~。豆は飛んでこなかったけど嬉しかったです。このトークが繰り広げられている間も虎ちゃんは2階のお客さんたちに捕まっていたようで身動き取れない状況になってた模様(私の角度からは見えなかったのですが、舞台上のみんなはそれ見て爆笑してました 笑)。というわけで、虎ちゃんが復帰するまでの間はモッピーによる「底抜け講座」が行われました。実は普段からダンナと「底抜けに~」と遊んでたりするんですが(←アホ夫婦 爆)、実際に生で宗彦くんから教えてもらえるなんて本当に底抜けに感動的でございました!手の角度(ちなみに左手限定)、身体の向きなど細かくレクチャー。一通りレクチャーが終わったところでムネ君が「立ってもらったら?」と言うので全員起立。モッピーの掛け声で1400人による「底抜けに、痺れましたがな~」が実現!いやぁ~、これ、舞台上から見たらどんな感じだったんでしょうねぇ。モッピーも大感動してました。
そのあと、みんな再び着席。「底抜けレクチャー」直前にハァハァ言いながら戻ってきた虎ちゃんに「どうでした?」と聞くと未だに放心状態で「暴動が起きた・・・・」と言ってたのがめちゃくちゃ面白かったです(笑)。みんなからは「やるねぇ、ヨンサマ」と盛んにツッコミが入れられてましたが虎ちゃん自身それどころじゃなかったみたいな顔になってました(爆)。


以下、また長くなりそうなので追記に書きます。多少ネタバレな話題もあるかも・・・。ご注意ください。


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ちりとてちん ファン感謝祭 第一部

2月3日にNHK大阪で開催された「ちりとてちんファン感謝祭」に奇跡的に参加することができました。以前記事にも書きましたとおり私はものの見事に落選して底抜けに凹んでいたんですが…その数日後にお誘いくださる方が現れまして…本当になんと感謝の言葉をかけてよいやら分かりません。底抜けに感謝しております!この場を借りまして改めて御礼申し上げます。
という理由でして・・・あの時同調してくださった方本当に申し訳ありませんでした・・・。せめてその様子だけでもここで感じていただければと思います。細かいところが少し抜けてしまうところもあるかもしれませんが(必死に新幹線の中で思い出しメモしたんですけど…記憶力の限界も…爆)、なるべく覚えていることをレポートしますのでどうぞご了承ください。

イベント
まずイベント参加前には開催1時間半前にハガキ引き換えの列に並びます。前に並べば良席が選ばれるというわけではなかったようなのですが、私たちが着いた時には恐ろしい行列になっておりました。たぶん後半のほうの並びになっていたと思うのですが・・・それでも運良く1階席をゲット!真ん中よりやや後ろではありましたが、けっこう見やすい席でした。一度落選のショックを受けていただけに会場の座席に座れただけで大感動してしまいました。もうここでも自分の運を使い果たしたかも(爆)。
開場は15時。ホール入り口ではステラのバックナンバーが販売されてました。私は既に購入済みのものばかりだったので買わなかったのですが、やはり一番人気は4兄弟が初めて表紙に載った号でしたね。圧倒的に売れてました(笑)。それと気がつかなかったのですが和田秀臣さんからお花も届いていたようです。慈英さんも粋なことしますなぁ

以下、長くなりそうなので追記に書きます。
なお、トークの途中で多少ネタバレっぽい会話もあったんですが…面白いものはそのまま書いてしまってます。さして大きなネタバレはなかったんですが、気になる方はご注意ください。


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