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エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます
月別アーカイブ  [ 2007年12月 ] 

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2007年総決算 <舞台>

今年は特に舞台当たり年だったと思います。たぶん例年の倍は涙流したかも・・・ってくらい感動作が多くて本当にいい作品にたくさん出会えてよかったなぁとしみじみ感じますね。リピートも合わせると全部で49本通ってしまいました(笑)。ちょっと行き過ぎてしまったかも!?
本当に今年は好きな作品が多かったので絞り込むことは難しいのですが、厳選した個人的ベスト5を挙げてみたいと思います。

第1位 「タイタニック the musical」

Titanic: A New Musical - Original Broadway Cast RecordingTitanic: A New Musical - Original Broadway Cast Recording
Donald Palma Gregg August John Beal


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07年最初に観たミュージカルだったのですが・・・これがやっぱり今年のベストワン作品でした。ブロードウェーでトニー賞を取った作品でずっと日本上演してほしいと思っていたのでものすごく期待していたんですが・・・それ以上のものを見せてもらったという感じです。もう、心の底から感動しました。もともと映画も好きでタイタニック号についても色々調べたこともあっただけになおさら入れ込んで見てしまったのかも…。それに、音楽が神がかり的に素晴らしかった!!思い出すだけでも涙が出る楽曲がいくつもあります。もう号泣につぐ号泣状態でしたね。楽前にどうしてももう一度見たくて当日券並んだくらい好きでした。たぶん、個人的に心に残る作品として5本の指には確実に入る作品です。また絶対再演してほしいです。

第2位 「HONOR ~守り続けた痛みとともに」

HONOR~守り続けた痛みと共にHONOR~守り続けた痛みと共に
TEAM NACS(森崎博之、安田顕、佐藤重幸、大泉洋、音尾琢真) 森崎博之


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「ハケンの品格」で大泉洋くんのファンになってからどうしても彼の舞台を見たくて、八方手を尽くしてチケット手にいれて観に行きました(←前売りのときは参戦しなかったので 笑)。東京公演は約10時間並んで当日券確保したんですが座った座席が悪くて100パーセント心が満たされず(それでも泣きましたけど)、ついに大阪公演を観に行ってしまったというのも思い出深いです。それほど素晴らしかったし、NACSの皆さんが大好きになりました。優しさと温かさに溢れた舞台でそれぞれの演技がものすごく心に響いてくる。たぶん目が腫れるんじゃないかってくらい大阪では大号泣してました、私。ラストシーンなどは今思い出しても泣けますし、未だにそのシーンのサントラ聞くとウルウルしてしまいます。

第3位 「宝塚BOYS」

早くも来年の再演が決まった「宝塚BOYS」!もうすっっごい嬉しいです。NACSのシゲくんが出ているというので購入したチケットだったんですが・・・あんなに号泣させられる舞台だとは想いもしませんでしたよ。戦後すぐに実際に作られた宝塚男子部のおかしくも切ない数年間の実話を描いた舞台だったのですが・・・もう、本当にBOYSの皆さんがすごい頑張ってて・・・それなのに最後までスポットライトが当るところに立てなかったというのが切なくて切なくてラスト30分は号泣状態でした。出てくる皆さんが本当に愛しくて愛しくて・・・切なくて温かい素晴らしい舞台だったと思います。

第4位 「ウィキッド」

劇団四季ミュージカルBOOK『ウィキッド』のすべて (日経BPムック 日経エンタテインメント!別冊)劇団四季ミュージカルBOOK『ウィキッド』のすべて (日経BPムック 日経エンタテインメント!別冊)
日経エンタテインメント!


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劇団四季の最新ミュージカルです。ブロードウェーではトニー賞にも輝いているということでとても期待していましたが、すっごい面白かったです!なんと言っても曲が素晴らしいですね。私はあまりアメリカミュージカルは好みではなかったんですけど、これは本当にいいです!あとさすがは四季で役者さんのレベルが高い。特にエルファバのナンバーがすごくて・・・一幕ラストなどは圧倒されまくりで絶対に鳥肌立ちますよ!ストーリーもオズの魔法使いのアナザーストーリーではありますが、オズを知らなくても十分楽しめます。グリンダとエルフィの切ない関係もジーンとしますし…。来年前観にいきたい作品です。

第5位 「恐れを知らぬ川上音二郎一座」

三谷幸喜さんの最新舞台で今年11月にオープンしたシアタークリエの杮落とし作品でした。さすがは三谷さんですね!文句なしに面白かったです!!運良く2回観に行けたのですが、2度とも大笑いさせていただきました。ユースケさんも熱演していたし常盤さんもきれいで可愛かったのですが、堺雅人さん、今井さん、小林さんがとにかく芸達者で・・・セリフのテンポといい間といいとにかく最高でした。年末に楽しい舞台を堪能できてよかったです。


今年の舞台で特に印象に残った役者さんを挙げます。

岡田浩暉さん(「タイタニック」)、橋本さとしさん(「レ・ミゼラブル」)、安田顕さん(「歌の翼にキミを乗せ」)、濱田めぐみさん・樋口麻美さん(「ウィキッド」)、片岡愛之助さん(「蝉しぐれ」)、宮川浩さん(「テイクフライト」)

そして、もう一人忘れてはならないのが・・・劇団四季の小林克人さんです。

まさかこんなに早く小林さんに会えなくなってしまう日が訪れようとは・・・今でも信じられません、亡くなられたことが・・・。
私は小林さんの知人の方から直接亡くなられた日に連絡を頂きました・・・。目の前が真っ白になるというのはあの瞬間のことをいうんだと思います・・・。大好きな四季の役者さんで四季デビュー間もない頃から応援してきた方だったので本当に本当にショックでした。今年、『オペラ座の怪人』の舞台で元気なお姿を拝見していただけに信じられない気持ちでいっぱいでした。そして・・・小林さんが闘病で苦しんでいたことを全く知らなかったこともすごくショックでした。どのくらい泣いたか分かりません。今でも思い出すと涙が出ます・・・。本当に哀しくて仕方なかった。

これからも、小林克人さんのことは絶対に忘れないしずっとファンでありたいと思います。

劇団四季に対しても今年は色々と失望させられることが多くてとても残念でした。来年はこのようなことがないようにしていただきたいです。ファンの存在を忘れないでほしい。

このように個人的に舞台関連では哀しい出来事もありましたが・・・来年もいい舞台・いい役者さんとたくさん出会いたいと思います。また色々感想書くと思うので、お暇や興味がありましたらいつでも遊びにきてください。宜しくお願いします。



[ 2007/12/30 20:04 ] Musicalな話題 | TB(0) | CM(3)

2007年総決算 <ドラマ>

基本的にドラマを見るのは好きでよく録画とかするんですが・・・今年は何故か個人的にヒットした民放ドラマがほとんどなかったのが残念です。早い話、私好みのドラマがなかったというだけで秀作も色々あったと思うのですが・・・どうもNHKに偏ってしまったかな(汗)。
というわけで、2007年ドラマベスト5を挙げてみたいと思います。

第1位 「ハケンの品格」 「ちりとてちん」

ハケンの品格 DVD-BOXハケンの品格 DVD-BOX
篠原涼子.加藤あい.小泉孝太郎.大泉洋


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ちりとてちん 上 (1) (NHK連続テレビ小説)ちりとてちん 上 (1) (NHK連続テレビ小説)
藤本 有紀 青木 邦子


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すみません、この2作品だけはどうしても1本に絞れませんでした。「ちりとてちん」が出てくるまでは文句なく「ハケンの品格」が1位だったんですけどね(笑)。
まず「ハケンの品格」について。これは本当にハマりました!篠原さん演じる春子と大泉洋くん演じる東海林さんの掛け合いの面白さといったらなかったですし、ストーリーのテンポも非常によくて有り得なさそうな物語でも受け入れられるという素晴らしいドラマだったと思います。このドラマで大泉洋くんに突然ハマりました。あんな繊細な演技が出来る人だと思ってなかっただけになおさら・・・(笑)。ものすごい熱入れて洋くん演じる東海林さん応援してた気がします(笑)。それと小泉孝太郎くんの演技が進歩していたのも嬉しい驚きでした。他の出演者たちも本当にユニークで安定感があり、今年の民放の中では最高のドラマだったと思います。

そして「ちりとてちん」。こちらはまだ放送中なんですが・・・正直ここまで熱くブログ書くまで好きになれるとは思ってませんでした。今までも好きな朝ドラはけっこうあるんですが・・・「ちりとてちん」はたぶんこれからも特別な存在であり続けるような気がします。出てくる人物たちがみんなすごく愛しいんですよ。嫌いになるキャラっていうのがいない。まぁ、最近の喜代美ちゃんはちょっと株落ちたんですけど(苦笑)。特に徒然亭4兄弟が最高です!彼らが出てくるだけで朝からテンション上がりまくり(最近では特に小草若ちゃんと四草くん 笑)。
ストーリー構成も本当に素晴らしいと思います。いくつもの伏線が最後に繋がった時の感動といったらないですよ!朝から号泣状態です(汗)。特に第6週で弟子が集まるシーンと第7週で師匠が復活したシーンは神がかり的によかった!!朝ドラであんなに泣いたことないです。来年の放送もまたたくさん見所がありそうなのでとても楽しみ。

第3位 モップガール

Destination Nowhere(初回生産限定盤)(DVD付)Destination Nowhere(初回生産限定盤)(DVD付)
ERIKA 黒坂修平 COZZi


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谷原章介さんが出演しているから見てみようかな、と思って見始めた金曜ナイト枠のドラマでしたが・・・これがすごい面白かった!私は時効警察を見ていなかったし元になったといわれている海外ドラマも知らないので純粋にこの作品を好きになったし素直に楽しめたのがよかったのかもしれません。北川景子ちゃん演じる桃子と谷原さん演じる将太郎の掛け合いがとにかくテンポよくて思い切りもいいし笑えます!それでいて、ストーリー的にけっこうシリアスな部分もありシンミリ考えさせられることもあり。ラストの意外性もよかったと思います。これは是非同じキャストで続編作ってほしいです。

第4位 風林火山

NHK大河ドラマ 風林火山 完全版 第弐集NHK大河ドラマ 風林火山 完全版 第弐集
内野聖陽 市川亀治郎 Gackt


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昨年の大河ドラマが個人的にものすごくつまらなかったんですが(爆)、今年の「風林火山」は毎週とても楽しませていただきました。舞台経験豊富な内野さんや亀治郎くんを起用して今までにない濃い大河だったと思うんですが(笑)役者さんがとにかく上手いしドラマ的にも重厚でとても印象的だったと思います。ただ由布役に抜擢された柴本幸さんも好演されていましたが、個人的にはちょっと我が強すぎて苦手だったかも・・・。でも全体的にはとても好きな大河ドラマでしたよ。

第5位 受験の神様

受験の神様 オリジナル・サウンド・トラック受験の神様 オリジナル・サウンド・トラック
TVサントラ 駒町小学校6年1組合唱隊 池頼広


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TEAM-NACSの森崎さんが出演するから・・・という理由だけで見た第1回目だったんですが・・・これが意外に面白いと感じてしまったんだから不思議です(笑)。子供が主体のドラマって個人的に大嫌いな部類でして(爆)・・・それなのに何故このドラマは嫌悪感なく最後までけっこう楽しんで見てたのか・・・未だに大いなる謎です。


ちなみに今年のドラマで個人的に株が急上昇した役者さんは・・・

大泉洋くん(「ハケンの品格」)、加藤虎ノ介くん(「ちりとてちん」)、茂山宗彦くん(「ちりとてちん」)、谷原章介さん(「モップガール」)でした。来年も皆さん頑張っていただきたいと思います。

次回は舞台を振り返ります。



タグ : ちりとてちん 風林火山 モップガール

[ 2007/12/30 19:05 ] テレビな話題 | TB(0) | CM(0)

2007年総決算 <映画>

いよいよ年末も押し迫ってきました。ということで、2007年のまとめをしてみたいと思います。まず今日は今年見た映画について…。

いつも1000円の日を狙ってるんですが(笑)今年もけっこう色々いい作品と出会いました。

「敬愛なるベートーヴェン」、「DREAM GIRLS」、「善き人のためのソナタ」、「蒼き狼」、「神童」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「The Queen」、「300」、「魔笛」、「ミス・ポター」、「ヘアスプレー」、「やじきた道中てれすこ」、「続・三丁目の夕日」

以上、13作品です。洋物と和物とバランスよく見てますね(笑)。そんななかでベスト5を挙げてみたいと思います。

第1位 「敬愛なるベートーヴェン」

敬愛なるベートーヴェン敬愛なるベートーヴェン
エド・ハリス.ダイアン・クルーガー.マシュー・グッド.フィリーダ・ロウ.ニコラス・ジョーンズ.ラルフ・ライアック アニエスカ・ホランド


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これはもう個人的に文句なしの1位になります。エド・ハリスのベートーヴェンが本当に魅力的で大好きだったし、13分に及ぶ「第9」シーンは号泣ものでした。3回リピートした作品でDVD完全版も購入済み。

第2位 「善き人のためのソナタ」

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション善き人のためのソナタ スタンダード・エディション
ウルリッヒ・ミューエ セバスチャン・コッホ マルティナ・ゲデック


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アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したドイツの作品です。単館上映だったのですが、どうしても見たくて足を運びました。ベルリンの壁がまだ立ちはだかる東ドイツの厳しい現状を描いた映画ですが、瞬きも忘れて見入りました。主演のウルリッヒ・ミューエさんが亡くなられたと聞いたときは本当にショックでした。

第3位 「続・三丁目の夕日」

ALWAYS 続・三丁目の夕日 オリジナル・サウンドトラックALWAYS 続・三丁目の夕日 オリジナル・サウンドトラック
サントラ 佐藤直紀


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思いがけず大号泣した前作が大好きだったので今回の続編は本当に嬉しかったです。続編は東京オリンピック開催が決まった頃のお話だったのですが、出てくる人は変わらずとても温かくラスト30分は号泣しながら見ました。

第4位 「ヘアスプレー」

映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック
サントラ クイーン・ラティファ ジョン・トラヴォルタ&ミシェル・ファイファー


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何も考えなくてもストレートに文句なしに楽しめるミュージカル映画です。ブロードウェーではトニー賞も獲得した作品だったのですが、見る前はさほど期待はしていませんでした。が、一度見てモロはまってしまい2回リピートしてしまいました(笑)。音楽が底抜けに明るくて最高です!

第5位 「The Queen」

クィーン<スペシャルエディション>クィーン<スペシャルエディション>
ヘレン・ミレン


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ダイアナ元皇太子妃が事故死した当時の苦悩するエリザベス女王を描いた映画です。主演のヘレン・ミレンがとにかくエリザベス女王によく似ていてドキュメンタリー見ているみたいでした。個人的にこの当時の話にはものすごく興味があったのでドキドキしながら楽しみました。


皆さんは今年どんな映画を見ましたか?それぞれの作品の感想はブログの過去記事に掲載していますのでよかったら見にきて下さい。来年もまた素敵な作品と出会いたいです。
次回はドラマについて振り返ってみたいと思います。


[ 2007/12/29 12:22 ] 映画鑑賞作品 | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』77話 愛は壁を越えて

いよいよ年内最後の放送になってしまいました。明日の朝からしばらく見られないのは寂しいですねぇ…。

草々と気持ちがすれ違ったまま1995年12月31日内弟子修行最後の日を迎えた喜代美。引越し準備は整っているものの憂鬱な気持ちのまま壁にもたれたまま眠ってしまったようです。あれは風邪引くぞ~…。しかも、かなり寒いんじゃなかったっけ内弟子部屋(苦笑)。
晴れやかな日のはずなのに気分は沈んだままゴミ捨てに行くと、なんとそこには喜代美が縫った草々の座布団が捨ててあります。これは大ショックだろう~!座布団を捨てたってことは草々が完全に自分を切り捨てたって思ってしまうのも無理はないなぁ。でも、草々としたら全然違う意味であの座布団を捨てたわけで・・・最後まですれ違い(苦笑)。
今度こそフラれたと確信した喜代美は最後の荷造り。やってきた奈津子さんに「ほんまにこのままでいいの?」と聞かれてもため息つきながら「いいんです」と答えてしまう喜代美。それに対して「順風満帆よりも小説としては面白いけど」と言い放ってる奈津子さんがウケる(笑)。たしかに紆余曲折あるほうが小説としてはドラマチックですけどね。師匠と同じく奈津子さんにも遊ばれております(笑)。それでも心配する奈津子さんに「今の私には落語があるでぇ」と自分を納得させてる喜代美。こんな状態で小草若ちゃんのところに行こうとしているっていうのがねぇ・・・

一方、娘のそんな悩める姿を想像だにしていない和田家では平和な大晦日を迎えております。年越しそばの用意をしている糸子さんに「第46回紅白歌合戦」が始まったことを知らせる正平、そして寝転がってリラックスしまくってる正典父ちゃん・・・いいなぁ、こういう大晦日。紅白が始まったと聞いて「ひろしがっ!」と焦る糸子さんに「五木ひろしはそんな早うに出てこんわなぁ」と最もな意見を言ってる正典父ちゃんが笑えます(笑)。糸子さん、ほんっとに五木ひろしの大ファンなんだねぇ

ところ戻って寝床では一門と常連さんとで忘年会を開催中。「今年一年お疲れさん」と同時に「若狭年季明けおめでとう」の乾杯。さらに小草若ちゃんが「喜代美ちゃんのお誕生日おめでとうということで」と気を利かせてくれる・・・。ううっ・・・最後まで優しすぎるぞ小草若。しかし、この言葉は今の喜代美には辛いだけなんだよなぁ。嬉しいはずの誕生日に自分が縫った草々の座布団が捨てられていたわけで凹んでいる喜代美ちゃんのテンションが上がるはずもなく・・・一気にどん底気分になってしまう。小草若ちゃんの優しさがここでも空回りだ~(苦笑)。

その頃和田家ではちょうど紅白に五木ひろしが登場しており、糸子さんが満面の笑顔でそれを見ております(笑)。そして、ひろしが終わった後に画面に登場してたのがナレーション勤めてる上沼さん!そういえば、あったなぁ、上沼さんが赤組の司会をしていた時代が(笑)!ちょっとでも画面に出れれば嬉しいと以前言ってた上沼さんがまさかこんな形で登場されるとは(←しかも95年の 爆)。もしや、これを狙うために時代を3年飛ばしているんじゃないよね!?
そんな上沼さんはもう興味がないのか、ひろしが終わってから和田家は脱力しまくりです(笑)。「お茶入れてくれ」とか「みかんは?」とか、とーーっても平和に過ごしてました。でもこういうシーン好きだなぁ。今の殺伐とした世の中、こういう普通の温かい家族を見るとすごく和みます

またまた寝床ですが、ここでも紅白見てました(笑)。これって紅白強力番宣ですか!?今年は特に視聴率的に厳しさが予想されているだけにNHKも必死なんですかな(苦笑)。私の興味は『ちりとてちん』メンバーが出てくるのかどうかってことだけなんだけど…。五木ひろしはトリになっちゃったのでここでの応援登場はないだろうしねぇ
で、紅白が終わったとたんにテレビを消してしまいます。ゆく年くる年を見て年越しはしないのかいっ年季明けカウントダウンは寝床の皆さんでということのようで・・・喜代美の心を知るはずもない磯七さんや菊江さん、咲さんは「あの若狭が年季明けで一人前の落語家になれるなんて・・・」と感激して泣いている(笑)。磯七さんなどは「若狭の独演会見るまでは死ねない」とまで言ってくれてます。ありがたいことですねぇ。ところが、喜代美は全く違う意味で俯いて涙を流しています。これがカウントダウン事件の始まりに。

喜代美 「落語家なんかならんかったらよかった!年季なんて明けんでええ!」

KY(空気読めない)発言をしてしまったから大変なことに。寝床のお祝いムードが音を立てて崩れていきます(苦笑)。「やっと年季明けたと思ったらもっと辛い想いをしなければならないなんて」と涙を流す喜代美。これ、ある意味小草若ちゃんにはものすごーく手痛い一言でっせ!そんな喜代美に噛み付いたのが草々。「お前が自分から落語家になりたい言うたんやろう!」とプツッと切れてしまう。止めようとした磯七さんの言葉ももはや二人には聞こえず、喜代美VS草々の仁義なき言い争いがついに勃発
「ここに住めと言ったのは草々なのに今度は出て行けとはヒドイ!」とあまり道理似合わないことをぶつける喜代美(苦笑)、これに「年季明けなんやからしょうがないやろうが!」と最もな意見で対抗する草々。これで完全に喜代美ちゃんキレちゃいました・・・。「草々兄さんのせいで最悪の誕生日や!!」個人的理由で泣き叫ぶ喜代美ちゃんに「何がオレのせいなん!?」とこれまたもっともな反論をぶつける草々、こちらも完全に戦闘体制に入りました(笑)。そこで本音を言う喜代美・・・

喜代美 「あの座布団、何で捨てたりしたんですか?」
草々 「・・・・俺が捨てたんをお前が勝手に縫ったんやろうが!」
喜代美 「あの座布団は草々兄さんの故郷やと思ったでぇ!」
草々 「お前が勝手に思ったんやろうが!!」
喜代美 「いらんのやったらあの時そね言うてくれたらよかったんです!!」

すっごい言い合いだなぁ(苦笑)。お互いに遠慮なくバンバン言葉ぶつけてます。こんな激しい言い合い見たのって『さくら』以来かも。まぁ、喜代美ちゃんの怒りたくなる最大の理由は誕生日に座布団捨てられてたってことですからね。それと重なって草々への想いが届かないことへの苛立ちもあるし。ここでこうして言い合えたのはよかったのかも(自己中っぽいけど)。さらに座布団事件について激しく言い争っていたのですが・・・

草々 「見たくなかったからや!!!」
喜代美 「は!!??」
草々 「お前が出てってまうのにお前の縫った座布団なんか見て暮らしたないからや!!!」

とついに本音をぶちまけてしまいます。あぁ・・・草々、やっぱり・・・。座布団を捨てたのは出て行ってしまう喜代美を思い出すのが辛かったからなんだよね。この言葉はものすごく切なかったです。不器用な草々の喜代美への想いが伝わってきて思わず胸が熱くなりました。青木君の大熱演が光ったシーンでした
そんな草々の気持ちを初めて知って言葉を失う喜代美・・・。今まで彼女がぶつけてきた言葉ってすごく草々を傷つけていたと思う。まぁ、草々も今まで喜代美の気持ちを知らずにたくさん傷つけてきましたけど(苦笑)。でも、事実上の草々の告白によって一番傷ついたのは間違いなく小草若・・・。まさに目の前で自分の好きだった子が違う相手と相思相愛になる現場を目撃してしまったわけで・・・。喜代美の気持ちは十分理解してはいたはずなのにいざ目の前でそれを知らしめられて少し震えてる小草若ちゃんがやっぱり哀れでした・・・

さらに勢いついでに草々は「薄っぺらい壁の向こうでいそいそと引越し準備なんかしやがって!」と胸にためていた言葉を吐き出してしまいます。そしてそれに対して「いそいそなんかしとらん」と自分の想いを口にする喜代美。あ゛あ゛・・・これも小草若にとってはかなりキッッツイ洗礼ですわ~…(苦笑)。

喜代美 「あの壁の向こうで草々兄さんが何考えてんのか、あの壁が邪魔でなんも見えんのです」

おっと!ここでという言葉が登場してしまった~(笑)。この言葉が草々の心に火をつけたってことなんでしょうか。とにかくこの言葉で草々は喜代美が自分に想いを寄せてくれていたことにやっと気づきます。思わず「オレは・・・ホンマはお前・・・」と告白しようとした時にタイミングよく(←彼らにとっては悪いけど 笑)除夜の鐘が鳴り響く。それに対して喜代美も今までずっと好きだったと告白しようとしますが、そこにも除夜の鐘が鳴り響いて言葉に出来ない。まさに「時は鐘なり」。三年越しの喜代美の片想いが実を結んだ瞬間、小草若ちゃんの三年越しの恋も終わりを告げました
しっかしこのシーンを演じたしほりちゃんと青木くんにはお疲れ様と言いたいですね。相当すごい言い合いでしたから終わった後は疲労困憊だったんじゃないでしょうか。

草々と喜代美の二人の世界的雰囲気に耐えられなくなってか(苦笑)、皆さんそれぞれ退散していきます。磯七さんがまず「お暇するわ・・・」と切り出し、草原兄さんが続いて「みどりと草太に初日の出見せる」といって立去り・・・菊江さんは御鏡飾りのためにと帰っていきます。これに続きなんとも寂しい年末を迎えそうな方が・・・

四草 「平兵衛とカウントダウンしよ」 (←毎年やってたんかい! 笑)

さ、寂しい年末だなぁ、四草くん(笑)。なんだか暗い部屋で平兵衛ちゃんと二人カウントしてる姿が目に浮かんで思わず・・・笑っちゃいました。ごめん、四草くん!キミのコメントは07年最後までおもろかったよ
咲さんは片づけしに奥へ行き(そういえば昨日から熊五郎さんの姿がなかったな…)、居た堪れない気持ちになっているであろう小草若も静かにその場を立去ります。見詰め合う二人を見て「分かってると思うけど内弟子修行中は恋愛禁止やで」と言って出て行く師匠はちょっと複雑な表情してましたね。やっぱり目の前でフラれた息子の気持ちを慮ったんじゃないかなぁ・・なんて思ったんですがどうでしょう。

想いが通じたもののすぐにはそれを伝えられない喜代美と草々。お互いの部屋に戻りますが電気もつけずに物思いに耽っています。
同じ頃、神社の入り口で凹んでいる小草若ちゃんの前に平兵衛とカウントダウンするはずだった四草くんがやってきます。

四草 「僕の勝でしたね・・・」 (←賭けてたのかい 爆)
小草若 「年越しそばやろ・・・」
四草 「奢りますよ」 
小草若 「・・・・(微笑)」


あぁ・・・素晴らしくいいシーンでございました。小草若ちゃんの傷ついた心を癒してくれたのは四草くんだったとは!この意外性がなんだか嬉しかった。勘の鋭い四草はたぶん勝つことを確信した上で小草若の恋愛に賭け勝負を持ちかけたんだと思うんですが、そうすることで小草若を慰めてやろうと・・・そこまで算段してたんじゃないでしょうかねぇ。いつも「消えてなくなればいいのに」って毒舌吐きまくってたわけだけど、本当は小草若のことすごく慕ってるんじゃないかなと。傷ついた小草若の気持ちを理解してくれている四草がなんだかとても嬉しくて温かい気持ちになりました。こんな救いが用意されてたとは…ですよ。年越しそば食べてる二人のシーンが見たかった(笑)。
小草若ちゃん、これでもうハッキリ喜代美のことは忘れよう!これ以上この恋愛ごとで傷つく姿は見たくないし・・・。いっそのこと四草くんと一緒に住んじゃえばいいのに(笑)。あ、もちろん変な意味じゃなくてですが(←どんな意味じゃ 爆)。

小草若ちゃんが四草くんに癒されている頃、草々と喜代美はまだ黙ったまま暗い部屋で座り込んでいます。一方の和田家では喜代美ちゃんの誕生日・年季明けということもあってかシミジミと正典さんと糸子さんが語り合っている。静かで穏やかなお正月の和田家・・・。糸子さんが歌うアカペラの「ふるさと」がなんだかとても切なくてよかったです。
時刻は年が明けて0時15分。年季明けを迎えました。それでもヘタりこんでいる喜代美・・・。すると、壁のほうから尋常ではない響き!!まずカレンダーが落ちて一気にひび割れしていく壁(苦笑)。なんと、

草々が鉄アレイっぽいもので壁を壊してます!!

一気に崩れ落ちていく土壁。最後に草々キック炸裂で見事壁崩壊です(爆)。ひぃぃ~!怖いよ~!キミ、それ、建造物破壊の罪に問われないか!?っていうか、崩れた壁またいで喜代美の元へ行くことって不法侵入になるんじゃ(笑)。まぁ、ドラマですからそういうことはツッコミなしということで(←してるやん 笑)。でも、壊す前に一言「壁からどけ!」くらいは言ったほうがよかったんじゃ・・・。たまたま喜代美が壁から離れていたからいいものの、もしも眠ってたりしたら傷害事件になっちゃうよ(苦笑)。愛の告白どころか警察行きに・・・とか、それもツッコミなしってことですかね(←だからしてるやん 笑)
にしても、このシーン、絶対NGできないですよね・・・たぶん。そう思ったらものすごいドキドキしてしまった(←ドキドキする意味が違うって 笑)

とにもかくにも、草々らしいといえばらしい・・・見事な猪突猛進ぶりで喜代美に「今日からお前がオレの故郷や」と愛の告白をした草々は喜代美ちゃんを抱きしめます。以前は妄想だったけど、今度こそ本当に抱きしめられた喜代美・・・よかったよかった。某テレビ雑誌には「愛を確かめ合った」と書いてあったのでどこまで表現するんじゃい!?と思ったんですが(爆)、チューもなく、実にNHKらしい愛の確かめ合いで終わりちょっとひと安心
とにかく、喜代美の恋がようやく実ってよかったです。が!そこに至るまでに小草若の犠牲や色んな人への迷惑があったことを忘れてはいかんよ!特に小草若には感謝しないとね。ある意味彼のおかげで結ばれましたから・・・。

ドラマ終了後に公式HPにアップされた座談会を読みました。これ、動画だったらさらに面白かったと思うんですけど(今日のど●どスペシャル枠で放送してほしかったくらい 爆)、文字だけでも底抜けに面白かったです!!一人で笑っちゃいましたし(笑)。写真もふんだんにあってそのときの様子が手に取るように分かりますよ。ちなみに虎ノ介くんは大幅遅刻しております(笑)。それすらも笑えます(笑)。年始編ではもっとしゃべる宣言してるので楽しみ。

ちなみに本日注文していた「ちりとてちん」サントラが届く予定です。
「ちりとてちん」オリジナル・サウンドトラック「ちりとてちん」オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ


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楽天では品切れだったんで、Amazoneで注文しました。曲のタイトルがとてもユニークなので今から聞くのが楽しみです♪


これにて07年の「ちりとてちん」日記はひとまず終了です。正直自分でもここまで熱く書き綴る日がこようとは思いませんでした(笑)。ドラマを見て上がったテンションをただ闇雲にブログに書きなぐってたんですが・・・それでもたくさんの方に応援していただき感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました
たぶん、来年もこんな調子で書いていくんじゃないかと思うんで・・・読んでやるかっていう心優しい方がいらっしゃいましたらまたいつでも遊びにきてください。コメントなどもいつでもお待ちしております。今後とも宜しくお願いします。


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん 草々

『モップガール』最終回 ホスト殺人事件

やっっと見ました、『モップガール』の最終回(汗)。年内のうちに見れてよかった…。視聴率のほうも深夜枠にしてはなかなか健闘したようですね。唯一見ていた民放ドラマだったのでそこそこ評判が良くてよかったです。

最終回はホストクラブでの事件。ホストの雪弥は何者かに刺されてしまうのですが、その犯人を追いかけた桃子も刺されて重体になってしまう!集中治療室で生死の境をさまよう桃子に必死に名前を呼び続ける将太郎さんがなんだか切なかった・・・。桃子と亡くなった元恋人とを重ね合わせたんですよね。そこで明らかになる、将太郎と桃子の接点
幼い頃の桃子を助ける為に命を落とした将太郎の恋人。彼は彼女の行動が全く理解できずに苦しんでいただけに哀しい結果に終わったことがトラウマになってるんですね。病院で桃子の父親とすれ違った過去を思い出し、ようやくその接点を悟る将太郎・・・。

一方の桃子の命はまさに風前の灯だったわけですが、同じ頃に亡くなってしまった雪弥の娘が持たせたお守りを握ることで事件前にタイムスリップしました。まさに危機一髪・・・。そして雪弥を助けるべく将太郎と奮闘するんですが、またまた可愛い二人のコスプレ姿が見れて面白かった~。モップガールのこういうノリが好き(笑)。特に谷原さんのテンションアップが毎回エスカレートしててホント笑わせていただきました~。
ところが、最後の最後に桃子を庇って将太郎が雪弥を殺害しようとしていた女社長に刺されてしまう。自分の身代わりになって倒れた将太郎のそばで号泣する桃子と、涙を流しながら「これでアイツのところへいける」と意識を失った将太郎のシーンはウルウルしてしまいました…。
結局はいつものどんでん返しで将太郎さんのおバカっぷりが発覚するんですけどね(笑)。ホストの雪弥さんも助かってめでたしめでたし。いつもどおりのラストでした。

でも、未だ謎が色々残されたまま・・・。桃子ちゃんと将太郎さんの仲も気になるし・・・。これってたぶん続編を考えた上での最終回じゃないですかね。ぜひぜひパート2を放送してほしいです!北川景子ちゃん、谷原章介さん、楽しませてくれてありがとう♪このコンビにまた会いたい!


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : モップガール

タグ : モップガール 谷原章介

[ 2007/12/28 00:52 ] モップガール | TB(0) | CM(0)

『ウィキッド』 12/26ソワレ

今年最後の観劇は劇団四季の『ウィキッド』でした。これにて07年の舞台観劇は打ち止めです。本当に今年はいい舞台をたくさん見れたよなぁ…。ちょっと数増やしすぎたのは反省点ですが(爆)。

劇団四季に関しては今年はなんだか色々な問題がありすぎて・・・正直今でも自分の中で消化し切れないことがあります。でも、作品は好きだし演じている俳優さんは応援したいという気持ちに変わりありません。今年開幕したこの『ウィキッド』だって本当に素晴らしい作品だと思うし・・・。それだけに四季上層部の態度は残念でなりません。来年はあまりファンを逆なでするような行動に出ないでほしいところです。

さて、年内最後の『ウィキッド』観劇になりましたが、冬休みに入ったからかやたらお子様連れのお客様が目に付きました。普段私はウイークデー観劇なのでなおさらそう思えたのかも(笑)。なんかいつもとは違った熱気が始まる前から客席に溢れていましたね。
舞台が始まってからの反応も非常に良かったです。たぶん初めて観る人が多かったのかも。笑うところでは大いに笑って、ウルッとするところではシンミリ・・・と劇場内のテンションがすごく正直で面白かったです。それゆえか、今まで見た中で一番役者さんたちの演技が気合入って絶好調のように感じられました。やっぱり舞台は客席と作るものなんですねぇ。

カーテンコールはまるで千秋楽のような盛り上り方で!6-7回くらい出てきてくれたかなぁ。最後はスタンディング状態だったし、役者さんたちもすごく嬉しそうでしたよ。年内最後の観劇が楽しく盛り上ったものになって本当によかったです。


主なキャスト
グリンダ:沼尾みゆき、エルファバ:樋口麻美、ネッサローズ:山本貴永、マダム・モリブル:武木綿子、フィエロ:李涛、ボック:金田暢彦、ディラモンド教授:武見龍磨、オズの魔法使い:松下武史

以下、ネタバレありの感想です。


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[ 2007/12/27 18:24 ] 劇団四季 | TB(0) | CM(-)

『ちりとてちん』76話 哀れの小草若

年も押し迫ったようで草若邸では弟子たちによる大掃除が行われています。まず最初に出てきたのがホッカムリをした草原兄さんと四草くん(笑)。稽古場の雑巾がけをやってますが・・・「スタート」と言っているところを見るとなにやらまた「賭け」やってますな(爆)。狭い敷地を二人で必死に往復してますが、折り返し地点で草原兄さんコケました(なんか一昔前のお母さんっぽいぞ 笑)。それを見て

四草 「勝った (←悪人顔や 笑)

とほくそ笑んでるのがウケた!っていうか、どう見ても草原兄さんのほうが今回は分が悪かったように見えたのは気のせい!?年末のこの時期、賭けに勝つであろう四草くんはいったい草原兄さんに何を奢らせるのか興味あり(笑)。しかし、彼らの見せ場これで終了(爆)。

その頃喜代美は窓拭き。ホッカムリ姿が意外と似合ってて可愛いです。そこにやってくる小草若ちゃん・・・ホッカムリ姿が・・・笑えてしまう(笑)。つーか、赤い水玉模様が目立ってますわ。小草若ってけっこう水玉模様の小物衣装多いですよね。好きなのかな?
やってくるなりいきなり喜代美の引越し先の様子を聞いてくる小草若。まだ見つかっていないと凹んでいる喜代美になぜか畳み掛けるように「年季明けの落語家が自分で家賃払って住む家言ったら今より酷いとこしかないわなぁ~」と言い出します。こう前置きすることで何か魂胆がありそうだと思っちゃうんですけど(笑)・・・そしたら案の定

小草若 「喜代美ちゃん、オレのマンション来へんか?」

と出ました。ビックリする喜代美に慌てて「変な意味やのうて、外国だったら友達の男と女のルームシェアはあったり前の話で・・・」となんだかちょっとハイカラなことを言って否定。さらにベッドルームは二つあるしお風呂だったらサウナに自分が行くし・・・と必死(苦笑)。あ~、また空回りしちゃってるよ・・・もう。喜代美ちゃんはちょっとも気持ち動かないしねぇ(苦笑)。すると、観念したように誘った理由を語りだす小草若。「ごめん・・・」って言っている時の表情が泣けるほど哀れなんですが~
で、話によると売れてる時期に調子こいていいマンション購入してしまったものの(たしかにベッドルーム2つって言うのはすごいぞ)、今は仕事が減ってしまってローンの返済に困ってると・・・。だから一緒に住んで家賃払ってもらえると助かると言ってますが、本音の部分ではまだ喜代美のことが完全に諦めきれずっていうのがあるだろうなぁ。そんな小草若の気持ちが慮れるのが「これから落語頑張ろう思うてんねん」という言葉。

小草若 「喜代美ちゃん年季明けやし、一緒に辛い時期乗り越えられたらええなぁと思うて」

あぁ~・・・切ないなぁ、小草若ちゃん!喜代美に対する温かい想いがこの言葉の中に滲み出てるよ。辛い時期を一緒に乗り越えたいっていう気持ちがすごく切ないです。まだ好きなんだよねぇ・・・喜代美ちゃんのこと。でもいい返事がもらえないことも想像できるわけで・・・あ~・・・哀れの小草若や~。

で、そのことを寝床で菊江さんに相談してる喜代美。少しは心が揺れてたようですが、その気持ちが草々から小草若に動く気配は感じられません(苦笑)。一度草々に確認してみては?というアドバイスに「内弟子修行中だから・・・」と俯く喜代美(←思いっきり恋愛モード入ってるやんけっ!爆)。そこに「甘いな!」と辛口の咲さん登場(笑)。21で修行のほうが大事だという女は嫌いだとバッサリ!まるで視聴者の気持ちを代弁してくださっているようだ。そんな咲さんのアドバイスは小草若に誘われたことを草々に相談しろというものでした。喜代美を好きだったら絶対に止めると・・・。まぁ、案としてはいいんですが・・・踏み台にされてるような小草若ちゃんが哀れだなぁ~

さっそく咲のアドバイスを受け草々に小草若のマンションに誘われていることを話す喜代美。しかし、それを聞く前に草々くんのほうからも何か言おうとしてたんだよなぁ…。このタイミングが少しずれていたらと思うとなんとももどかしい!たぶん草々は自分の気持ちを語ろうと思ってたんじゃ…。しかし、そう上手くいかないのが世の常・・・というか、ドラマの常(苦笑)。
小草若に誘われているけれどもどうすれば、という喜代美の言葉に自分の気持ちを押し隠すように喜代美から視線をそらして

草々 「辛い時期にお互いが必要やいうんやったら、ええんとちゃうか」

と言ってしまう。徒然亭の落語を伝えていきたいし、喜代美にも小草若にもいい落語家になってほしい・・・その気持ちは本当だと思う。でも、二人が一緒に住むことは本心では望んでいない草々。それを言えないところに悲劇があるんだよなぁ…。草々のこの言葉を真に受けた喜代美は自分が全く相手にされていないと思い知り、ショックから「草々兄さんて落語と結婚してるようなものですね!」と恨み言を草々にぶつけてしまいます。先週の喜代美だったら許せなかったかもしれないけど、今回の喜代美の気持ちはなんとなく分かる気がします。3年間ずっと片想いしてきて結論がこれですからね…。二人とも素直じゃないし…。

泣きながら草若邸を飛び出して躓いてしまう喜代美。そこにやってきたのが小草若・・・。あぁ~、なんと間の悪い時に登場するんだぁ~(苦笑)。ボロボロ泣いている喜代美に「なんや転んだくらいで。ベッピンさんが台無しやで」と優しくハンカチを渡してやります。あぁ・・・キミがそうして喜代美に優しくすればするほど見ているこちらは切なくてたまらんのだよ。しかも、思い直して喜代美を追いかけようとした草々くんがその現場を目撃。さらに喜代美が泣きながら「私・・・小草若兄さんにお世話になってもええですか?」と言っているのを聞いてしまう。そして・・・そんな喜代美に小草若も

小草若 「当たり前やがな、いつでも来たらええがな。なんぼでもおったらええがな」

と笑顔で受け止めてやる。これで完全に草々勘違いの図が出来上がり(苦笑)。
でも、小草若ちゃん・・・なんかすごく無理して言っているような気が・・・。喜代美の心が自分にはないことを痛感している故なのか、草々が様子を見ていたのに気づいてわざとなのか・・・。どちらにしても素直に喜んでいるようには見えなくてものすごく切なかったです。あぁ、今の哀れのチャンピオンは喜代美ではなく小草若ちゃんだよ・・・。このところずっと報われてないよなぁ。

で、本気で小草若のマンションに越す覚悟が出来たのか荷造りしている喜代美。そこへ草若師匠がやってきます。草々のことが好きだったのでは?という師匠。どうやら年季明けの苦しい時期を喜代美がどうジタバタして乗り越えるのか楽しみにしていたらしいです。あぁ、やっぱりね。師匠、完全に遊んでましたよね、この数日(笑)。ムッとする喜代美に

草若 「おもろいことはおもろい。けど笑えん」

と的を得たことを言います。苦しんだ先の笑う顔が想像できないという言葉に動揺する喜代美。喜代美の笑う顔も想像できないし、小草若ちゃんの笑う顔も想像できないよなぁ。それどころかもっと悪いほうに向ってしまうかもしれないし。さすが師匠はいいとこ突いてくる。
ということは、草々くんと結ばれるように色々と工作してるんでしょうか(笑)。

一方の草々くんはイカ串を一瓶お買い上げでヤケ食いです(笑)。そういえば、初登場の時もイカ串にかぶりついてたし・・・思い出の味なのか、よほど好きなのか、ちょっと気になります。
夕暮れに戻ってきて銭湯帰りの喜代美とばったり遭遇してしまうものの、お互いに言葉をかけることもなく気まずいまま部屋に入ってしまう。壁越しに「今何してますか?」と語りかける喜代美に「別に」とそっけなく答えてしまう草々(←どっかで聞いたことあるフレーズ・・・爆)。でもその手には喜代美が縫ってくれた座布団をしっかり抱えてます・・・。草々に同じ事を聞かれて「引越しの準備をしている」と答えてしまう喜代美。あ゛あ゛、じれったい~

正直なところ、喜代美と草々の恋愛エピソードはお腹いっぱいなので(爆)こちらを早く決着つけて先に進んでほしいんですよねぇ。ということで、明日ついに・・・・かぁ(笑)。


さてさて、「ちりとてちん」関連でいくつかちょこっと。

まずは、このところ哀れ続きの小草若ちゃんを熱演している茂山宗彦くんがクリスマスイブに入籍したそうです。ブログにそれめいた記事が掲載された時は「まさかねぇ」と思ったんですが、間違いなく本人だった(笑)。正式に本人からのコメントも掲載されました。ということで、

宗彦くん、結婚おめでとう!末永く笑顔でお幸せに

あ、ここに書いても本人には伝わらんか(爆)。

それから、松重豊さんのブログが新しくリニューアルされてます!タイトルはご自分で書かれたようですが、味があるしすごいカッコイイです。文面がとても楽しいブログなのでぜひ見にいってみてください。

あと、草原兄さんを熱演中の桂吉弥さんが1月21日のスタジオパークに出演することが決定したようです。スタジオ見学はできないということですが、今から楽しみです。

もひとつ。「ちりとてちん」公式HPにチーフPの方が興味深い日記を掲載しています。そうなんだぁ、とか、やっぱりねぇ、とか、感心したり苦笑いしたりしながら読んじゃいました(笑)。興味ある方は是非。


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『ちりとてちん』75話 貢がれ四草

師匠から年季明けを言われ喜んだのも束の間、今住んでいる場所を離れなくてはならないことを知った喜代美は大ショック。ところが、ショックを受けているのは喜代美だけではなく草々も同じようで・・・壁を挟んで二人で凹んでいる姿がなんとも切なかったです。
しっかし草々くん、3年前はあんなにA子ちゃんに夢中だったのにねぇ(←視聴者から見れば2週前の話 笑)。まさかこんなにB子に恋焦がれる日が来てしまうとは…。たぶんA子のときは恋愛と言うよりも『憧れ』のほうが強かったのかもしれません。実のところはA子のほうが草々を本当に好きって感じもあったし。そう考えると・・・B子のほうが本当の『恋愛』状態に入ったってことになるのかも。

次の日の夜、寝床で草々の内弟子小屋の謎が明かされました(←疑問ぶつけてくれてありがとう、咲さん 笑)。一度はちゃんと一人立ちするために家を出てマンション暮らししてたんですね。おかみさんの具合が悪くなって戻ってきたっていうのは分かる気がするな。草々にとってはお母さんですし・・・亡くなったあと師匠=父親を一人に出来なかったんでしょうね。
それを聞いていた磯七さんが年季明けの落語家の厳しい現実を喜代美に話します。そのとき寝床にかかっている曲は・・・『神田川』だよ(笑)。「またまた冗談を~」と言う喜代美の観測的希望は兄さんたちの凹みようで打ち砕かれます。BGMの雰囲気とあわせるように暗~くいっせいに頭を垂れて凹んでる兄さんたちがめちゃくちゃ漫画チックで可愛かった(笑)。そしてその暗~い年季明け当時の思い出を語る草原兄さん・・・それによると・・・

草原 「金はない、仕事もない、けど暇だけがある・・・あの辛さ・・・」

うわぁ~・・・それキッツイわぁ~。しかし、稼ぎと言ったら落語会の手伝いくらいという草々くんに口を挟む男が・・・

四草 「僕はやったことないですけどね、勝手に女が貢いでくるから」

思わず吹いちゃったじゃないか、四草くん(笑)。キミのツッコミセンスは相変わらず絶妙すぎるよ!そうだった・・・四草はモテるという設定だった。たしかに中華料理屋でクサッてたときも絶えず貢いでくれてる女性がではいりしてたっけねぇ(笑)。
そしてさらに草原兄さんの貧乏話は続いていき・・・落語会場の手伝いでもらえる500円も定期的に入るわけもなくついにはそこに通う電車賃すらなくなり・・・と、たぶんここまでは本当の話。ところがここからエスカレートしていく兄さんの噺はなんらかの落語の演目とかぶっているんでしょうか(笑)。自動販売機の下にある小銭を捜し歩いているうちに人里離れた場所についてそこにいるお地蔵さんに拾った小銭をお供えすると・・・そのお地蔵さんが

「あと10円で電車乗れるぅ~」 (←草原兄さんの顔のほうがコワイよ 笑)

この噺に過剰反応して悲鳴をあげる喜代美ちゃん、その喜代美ちゃんの悲鳴にビビって椅子を吹っ飛ばす草々(笑)、その様子にさらにビビってムンクの叫び状態の小草若ちゃん(笑)、そんな騒然としている皆に合わせるように後ずさりしてビビッている四草くん(笑)・・・もう、兄さんたちの反応が面白すぎる!!
年季明けで貧乏暮らしの落語家たちがお地蔵さんになって電車賃がたまるのを待ってる、というなんとも笑えるようで笑えない草原兄さんの創作神隠しストーリーだったわけですが、結論が

草原 「ま、拾ったお金は交番に届けなあかんいう噺やな」(←そうなの? 爆)
草々 「え!?そんな噺でした??」 (←聞きたくもなるわなぁ 笑)
草原 「何の話や?」 (←えぇ~!? 笑)

というテンポあるノリツッコミで面白かったです。草原兄さんも途中から何の話してるのか分からなかったのね(爆)。で、すっかり怖気づいて固まってしまった喜代美ちゃん・・・そりゃそうだ。それを見た小草若ちゃんは「喜代美ちゃん、神隠しは冗談やで」と言ってやる・・・もうひたすら優しいわ~・・・。それだけに哀れでたまらん(苦笑)。しかしそこで

四草 「貧乏はホントやけどな」 (←彼が言うと切味さらに鋭いわ 笑)

とある意味正当なツッコミを入れてるのがらしいといえばらしい。厳しい現実は言っておいてあげるっていうのもひとつの優しさではありますからね。そんな四草くんに「そやからそれを言うたりなて」と菊江さんがド突いてるの図がなんか可愛かったけど…

そんなやり取りのあった後日、喜代美が縫った座布団を干しそれを見ながら物思いにふける草々。そこにやってきた師匠は「寂しなんな、あいつ出てったら・・・な」と草々に語りかけるんですけど・・・これってひょっとして確信犯としてやってますか(笑)?草々くんの心の変化に気づいてわざと・・・とか。こんなこと言われたらますます草々くんのテンション上がっちゃうじゃないですか(笑)。
で、そんなテンションのまま喜代美の新居探しを手伝っている草々くんなのですが・・・案の定心ここに在らずに。不動産屋で必死に探している喜代美はというとイマイチ現実がつかめていないようで高い家賃の物件を見て草々との華麗な新婚生活を妄想中(爆)。この妄想の中の草々くんがなかなかセクシーでカッコよかった。現実の草々は妄想している喜代美にツッコミ入れてましたけどね。で、ようやく目ぼしい物件を見つけて見学したのはいいのですが、とても女の子が一人住めるような環境ではなく・・・草々くんの一存で却下。家賃2万円・・・てキツイよねぇ。
その帰りに年季明け祝いにイカ串を買ってもらう喜代美。1本10円のイカ串ですが、喜代美にとってはとても嬉しい出来事。笑顔でイカ串を食べてる彼女を見て、初めて草々に恋した日に同じものを食べていたシーンを思い出してしまいました。あの時は完全に喜代美の片想い状態だったけど、今は確実に違いますよね。たぶん草々自身が自分の片想いだと思っているし(苦笑)。

なかなかいい物件が見当たらなかった草々は草原兄さんに報告。すると・・・

四草 「適当な男捕まえて貢がせてやればいいのに」 (←こらこらこら 笑)
草原 「お前と一緒にすな」 (←軽くあしらってます 笑)

相変わらずいいテンポの二人(笑)。しかし四草くんのこのツッコミが後々・・・・と思うと何となく苦笑いしてしまいますが・・・。
どうにか今のまま住まわせるわけにはいかないかと言い出す草々に「ひとり立ちするためには必要なことでは」とアドバイスする兄さん。「それはそうですけど!」と思わず本音をもらしそうになる草々に思わず視線集中する草原兄さんと四草くん・・・勘の鋭い二人のことですからここで気づいちゃったんじゃ!?少なくとも後ろでボンヤリ映っていながらもキラーンとした四草くんは確信しちゃったかも(笑)。そんな二人の視線から逃れるように「余計なことを言うてしもうて・・・」と言い直す草々。彼ももはや気持ちを抑えきれなくなってるのか!?

一方喜代美も悩みは尽きずやってきた奈津子に相談。すると、奈津子の辛い売れない時代の話が・・・。しばらくはメインディシュが塩っていうのがすごいです。しかし、空腹には耐えられても「ヒマ」なことを耐えるのが辛かったと・・・。そのヒマなときにすることといったら「思考」・・・しかも悪いことばかり。うわぁぁ~・・・キッツイよなぁ、それ。本当にヒマほど嫌なものはないと思う。それを乗り越えて今の奈津子さんが・・・と思うとなんかちょっと今までとはいい意味で見方が変わっちゃうかも。「よほど強い意思を持っていなければ一人では乗り越えられない」という言葉が印象的でした。喜代美ちゃんには・・・無理そうだよなぁ(苦笑)。
その話を聞いてますます恐怖感を募らせた喜代美は仕事が来ないまま孤独死してしまう夢でうなされてしまいます。もう悪いほうへしか思考が行かなくなっちゃってる(苦笑)。悲鳴をあげる喜代美ちゃんの声に本気で心配して隣の部屋から声をかけてくる草々。これは以前までにはない行動ですな。声を掛けることはあってもあんなに心配して飛び起きたのは初めてじゃないかな。で、そんな草々に喜代美は「このままここにおったらあきませんか?」とついつい弱音を吐いてしまう。本音ではずっとここにいてほしい草々でしたが、草原兄さんの助言を思い出して心を鬼にしながら「一人前の落語家になりたければこれは誰もが通る道」と突き放します。イジワルではなく兄弟子として言っている・・・と話している草々くんがなんだか切なかったなぁ。
その言葉の裏の心を全く知らない喜代美は妹弟子としか見られていないことを思い知らされてまたテンションが落ちてしまいます。年季明けが決まってからはもう完全に恋愛モードにスイッチ入ってしまってますね(苦笑)。


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『ちりとてちん』74話 年季明け

感想アップの時間が大幅に遅れてしまいました…スミマセン。とりあえず最後の再放送BSまでには間に合いました。
今回は兄さんたちの落語が思っていたよりも長い時間放送されたので個人的にはかなり嬉しかったです。寝床寄席の時並みかなぁとある程度は覚悟していたんで(苦笑)。編集した方、ありがとうございました。

若狭の『ちりとてちん』も無事に終了。次に登場したのは四草くんです。高座に上がるなり突然中国語を話し始めたので客席も視聴者である私もビックリ(笑)。さらに・・・「今日は崇徳院というお噺を中国語でやらしていただきたいと思います」と言い出して二度ビックリ(笑)。本気か!?いや、彼なら出来るかも・・・などと自分の中で色々妄想膨らませていたら急に前かがみにマイクに顔を近づけて

四草 「嘘やっちゅうねん」

おおおっ!なんと見事な四草くんらしい枕完全に彼の手玉に乗せられたよ(笑)。初めて聞いた四草くんの枕だったのですが、いつもあんな感じで客を手玉に乗せてたんでしょうか。実に彼らしいです。素晴らしい・・・とファンである私は感動しておりました(笑)。そして客を笑わせた後に続けた「アホで純情でおかしくてあったかい、毎度おなじみ、そういう連中が出てくるお噺でございまして」という言葉。これは師匠から初めてこの噺を教えてもらう時に言われた言葉ですよね。なんだかそれを思い出してジーンとしてしまいました…。四草くんにとっては宝物のような噺『嵩徳院』。まさに万感の想いを込めた噺だったに違いありません。
ちなみに寝床寄席シーンでは一番緊張していたと言っていた虎ノ介クンですが、今回のホール撮影は大丈夫だったのかな(笑)。そのあたりのエピソードを聞いてみたかったりして

次は小草若ちゃん。枕で『鴻池の犬』を話そうと思っていると言うと客席からはどよめきが。皆知ってるんだねぇ・・・寿限無しかできない小草若って(爆)。そのどよめきを予想してか、「寿限無だけやと思うたら、大間違いでっせぇ」と切り替えして客席の笑いを取るあたりはさすが小草若ちゃんです。相変わらず下手な落語だったそうですが、小草若も色々な想いをこめて話したに違いありません。その噺を聞きながら涙を流していた草々・・・下手なりにちゃんと小草若ちゃんの想いは届いていたんだなぁと思うと嬉しかったです。先週の流れから二人の和解に関するエピソードは出てきませんでしたが、こういうちょっとしたシーンで「何かが変わってきたのかな」って思わせる演出もありかなと思ってしまいました。本音ではもう少し詳しく見てみたいですけど…。
それにしても宗彦クン、下手な落語を演じるのがうまいよなぁ。声質はいいし実際のところはかなり上手く落語を演じられるんじゃないかと思うんですが、ああいう風に低い声で抑揚なくざーっと喋ると「下手なんだろうな」って見えますから(笑)。一度素で聴いてみたいなぁ、宗彦くんの落語(←本職は狂言師だけど 笑)。

中入り前に登場したのが草々。高座には若狭が縫った座布団が…。前回気がついてどうするのかなぁと思っていたのですが、ちゃんと使ってくれたんですね。若狭だけじゃなくて私もなんだか嬉しかったです。
神経を集中させて高座に向った草々を袖から見守る徒然亭一門・・・そして柳眉と尊建。二人ともすっかり草々に気を許したようで、特に尊建などは心を入れ替えたのかまるで自分が高座に上がるかのように緊張しながら見ていてなんか可愛かったです。これからもいい関係を続いていけそうで本当によかった。
草々が演じたのは『辻占茶屋』。あの磯七さんの気遣いで開かれた落語会で恐怖を乗り越え3年ぶりに高座に座った思い出の噺ですよね。そして若狭にとっても必死で三味線弾いた(「ふるさと」になっちゃったけど 笑)草々との思い出の噺でもあるわけで…。あの時よりも堂々と演じている草々は一回りも二回りも大きく見えました。

中入りの時間、座布団を持ってやってきた草々は若狭に気がつくと「マチ針刺さってたぞ」と脅かします。素直にビックリして謝る若狭をみて「嘘や」と笑いながら座布団を縫ってくれた礼を言う草々・・・。それが嬉しくて思わず微笑み返す若狭。このシーンはすごく温かくてよかったですね。こういう二人を見ていると応援したくなります。
にしても、先週の喜代美はいったいなんだったのか・・・(爆)。今の彼女には座敷童の影が感じられないよなぁ。演出によってこんなに変わるんだ(苦笑)。

中入り後に登場したのは草原兄さん。小草若ちゃんに『鴻池の犬』を譲って大ネタをやると言っていましたが、たしかにあれはすごい!御囃子がふんだんに入ってくる『たこ芝居』を演じているのですが・・・草原兄さん・・・というよりも、桂吉弥さんとして見ちゃったよ(笑)。あのタコ顔の見事なことといい、所作の美しさといい、貫禄十分です華がありまくりじゃない、草原兄さん。四草くんも今回の草原兄さんを見たらもう「華がない」なんて言えないかもね(笑)。
客席には兄さんの奥様、みどりさんも来ていて目に涙を浮かべていました。ここに来るに至るまでの苦労を一番近くで見ていただけに胸に迫るものがあったのかもしれません…。息子さんは今回連れてこなかったのかな?

そしてトリに登場したのが草若師匠。反対の袖からは柳宝師匠と尊徳師匠も覗いてます。
高座に上がって話し始めた枕は6年前のお詫びでした。志保さんの余命を医師から告げられて落語どころではなかったと告白・・・。この話をすると客席が引いてしまうんじゃないかとちょっと心配したのですが、「一刻もはよう嫁はんにパンツをしもうてある場所を聞かなあかん」と言って笑いを取りました。さらにヘソクリの場所も聞かないと、といったことも言って…。
これを聞いたとき、草若師匠もようやく壁を乗り越えられたのかなと思いました。“芸人たるもの、家族の不幸も笑いに替えるようでなければいけない”・・・6年ぶりの天狗座復帰公演で見事にそれをやってのけたことに感動すら覚えました。そして、師匠が演じたのが6年前にやるはずだった『愛宕山』。これを見事に演じきったということは、徒然亭草若の完全復活ですね

最後に大勢の客席の前で深々と頭を下げる徒然亭一門。客席でウェーブみたいに盛り上ってた小次郎おじさんと奈津子さんが目立ってたのが笑えました(笑)。
それぞれの想いをぶつけた徒然亭復活公演の幕も無事に下りました。楽屋に戻ろうとした一門の前に鞍馬会長が現れ笑顔で頷きます。イコール、これで本当に完全復活ができたということで本当によかった。鞍馬会長も本当は徒然亭に復活してほしくてたまらなかったのかもしれませんね。コワモテでヤクザみたいだけど(笑)根はとても優しい人なんじゃないかなと思います。

寝床では打ち上げクリスマスパーティーが行われているようですが・・・そこにはトナカイ草原兄さんとサンタ小草若ちゃんが(笑)。あぁぁ~これかぁ~、松重さん、茂山くん、キムラさんの11月頭頃のブログに掲載されてた写真は(笑)。何であんな格好しているのか気になってたんですが、この日の撮影の為だったんだ。放送されるのか分からなかったのでこうして陽の目を見ることが出来てよかった(笑)。しっかしどういう流れであの格好になったのか気になるなぁ。寝床でパーティーすることになってあの衣装が用意されて・・・草々くんと四草くんは断ったために小草若ちゃんと草原兄さんが・・・ってことなんだろうか。まぁ、四草くんは絶対にあの格好しないだろうしね(←虎ノ介クンはやるかもしれないけど 笑)。それに反応している皆さんの図が見たかったなぁ~。特に草原兄さん…というか、吉弥さんの全身トナカイ着グルミは底抜けに可愛いんですが(ちなみに吉弥トナカイの角・・・しほりちゃんの顔と被るからとかなり折り曲げられてしまったそうです 笑)

さて、そんななか草若師匠に糸子さんがいつ喜代美ちゃんの年季明けが決まるのか迫っています。糸子さんによると正典さんは「年季明けんかったら、師匠に闇討ちしかける」とまで発言していたらしく、それを聞いた草々くんが思わず師匠を庇っているのが可愛かった(笑)。そんな闇討ちされたら恐ろしくてかなわん・・・ということで、師匠の口からサラッと「年季明けや」と告げられます。一大事のことなのに、こんなにあっけなく発表されてどう反応していいか分からない喜代美ちゃん(笑)。その気持ちは分かるよ~。もっとドラマチックなものだと思うもんだよね。あまりにあっけない発表でしたが小次郎さんと奈津子さんは大盛り上がりで「写真撮っとき!」と師匠に再現させてました(←これにノリノリな師匠も可愛い 笑)。なんかいいコンビだよなぁ、小次郎&なっちゃん
除夜の鐘が鳴ったらそれで年季明けということで、その日が喜代美の誕生日だと言うことが発覚。大晦日誕生日は喜代美にとって良い思い出がないようで・・・すっかりB子モードで過去の苦い思い出を告白していきます(笑)。たしかに年の瀬の誕生日ってケーキでお祝い~って雰囲気じゃないかもね

喜代美だけでなく話を聞いていた寝床一同もテンションが落ちていく中(笑)、糸子は喜代美誕生秘話を語りだします。喜代美が誕生したのは昭和48年ということで・・・なんと、私は彼女と同い年だということが判明。だから親近感もって見てたのかなぁ。
大晦日の晩、陣痛が始まっていながらも紅白歌合戦に出場する五木ひろしを見るまではと粘っている糸子さん。そこまで五木ひろしのファンだったのね~!しかし、ちょうど五木ひろしの出番で陣痛が来てストレッチャーで運ばれていく糸子さん。彼が歌っていたのは「ふるさと」でした。あぁ、だから糸子さんは五木ひろしの「ふるさと」に強い思い入れがあったんだ・・・
それにしてもちょうどシーズン的にさりげなく紅白の話題ドラマに盛り込んできましたね(笑)。今年の紅白ではてっきり五木ひろしが「ふるさと」歌って後でちりとてメンバーが盛り上げるものだとばかり思っていたので(爆)ちょっと残念~。

そんな大晦日に生まれた喜代美。それが本当に嬉しかったと涙ぐんで話す糸子さんにこちらも思わず胸が熱くなってしまいましたふるさとはただ産まれた場所のことを言うのではなく、自分で作っていくものだというセリフがとても印象に残りました。
でもひとつ気になったのが「喜代美が生まれてくれてやっとほんまの家族になれた」というシーン。喜代美が産まれていなかったら・・・なにか事情があったのかなぁ?糸子さんと正典さんの間に何かあったのかなぁ・・・とか・・・深読みしすぎでしょうか。

糸子さんの『いい話』に一同すっかり喜代美の年季明け話題を忘れたように拍手喝さいです(笑)。お株を奪われた喜代美はむくれ顔ですが、内心は親の温かさが嬉しかったようで草々と目を合わせて微笑んでましたね。なんだかホノボノした感じでよかったなぁ。
ところが、師匠の口から予想外の言葉が。

草若 「年季が明けたら、出ていかなあ・か・ん♪」 (←師匠、楽しんでますね 笑)

つまり、今住んでいる場所は内弟子部屋なので年季明けしたらそこを出て一人立ちしなければいけないと言うことで・・・一気に幸せムードが崩れていく喜代美。同時に草々も目が泳いで明らかに動揺しております(←分かりやすいヤツだ 笑)。けど、草々くんが今住んでいるのも内弟子小屋なんだよね?それはOKなんでしょうか、師匠。まぁ、草々くんは師匠にとって身内ですから・・・それは許されているのかな?



※いつも当ブログを応援してくださり本当にありがとうございます。ウィルスソフトで引っかかってうちのブログが見れないというご指摘を頂きました。申し訳ありません。一応原因らしきものを訂正してみましたがいかがでしょうか…。ご迷惑をおかけしてスミマセンでした。今後ともどうぞろしくお願いいたします。

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『ちりとてちん』73話 人生のど真ん中

いよいよ今年最後の週になってしまいました。サブタイトルは“時は鐘なり”です。年末の色が濃いですね(笑)。
ちなみに先ほど記事を上げたんですが・・・接続が突然切れて全て消えてしまいました。1から書き直しなので最初の感想と変わってきたりして(爆)。

草々の事件も一応丸く収まり、徒然亭一門の結束もより固くなったようです。でもひとつ気になるのは草々と小草若の関係です。これだけがどうも引っかかるんだけど…。
あの一件以来喜代美を見つめる草々の目が変わってきました。自分が一番弱っている時に「一人にさせません」と言われたことが彼の中で大きく響いているんだろうなぁ。人の気持ちが変わる時ってそんなふとした瞬間なのかもしれません。「妹弟子」としか見ていなかったのが「女性」として見るようになってしまいつつある自分に戸惑いつつ、「捨てといてくれ」とぶっきら棒に喜代美の前にゴミ袋を置いていく草々。しかし、そのゴミ袋の中にはあんなに大切にしていた父親の作った座布団が…。ショックを受ける喜代美は自分の部屋に持ち帰って密かに綿が飛び出した部分を縫い合わせていきます。
それにしても、青いゴミ袋(笑)。うちの地域は完全に透明ゴミ袋になったのでちょっと懐かしかったです。飲食店とかはまだあの青いゴミ袋使ってるのかな?

座布団を縫っている喜代美の元に奈津子が“喜代美破門”ニュースを聞きつけ飛び込んできます。そういえばあの時小次郎さん居たなぁ(笑)。でもそれが無くなったことを知ると「なんや、そやったん。破門を乗り越えてって見出しはナシやな」と残念そうに呟く奈津子さんが面白かった!ちなみに私の中では先週の喜代美は破門で今週から復活・・・といった目で見ています(笑)。
そんな奈津子さん、座布団を縫っている喜代美を見つけて再び過去のトラウマが復活。今度は『ボタン付け女』だそうで(苦笑)。どんだけ過去にひどい目にあってきたんでしょうか。365日ソーイングセット持ち歩いてる人って結構いると思うんですが(笑)。小次郎さんとは無事に乗り切っていけるのかちょっと心配だ。

そしていよいよ一門会の日。楽屋で縫い合わせた草々の座布団を渡そうとする喜代美でしたが、草原兄さんから座布団の事を聞かれ
「オレには師匠が居てはりますから・・・そやからあの座布団は要らんのです」
と言っている草々を見て思わず引っ込めてしまいます。あの座布団は草々にとって故郷だから・・・と思っていただけにショックですよね。草々としては過去とは決別して師匠こそ本当の父親だと自分の中で決着をつけたんでしょうが・・・本当にそれでいいのかな。辛い少年期を過ごしてきたからこそ、そう簡単に解決することじゃないのかも。ちょっと心配です。

天狗座のホールには続々とお客さんが集まってきています。喜代美の家族も小浜から駆けつけていました。あの特等席は小次郎さんが確保したのか(笑)。それにしても小次郎さんと正典さんはいつのまに和解したんだろうか・・・っていうか、小次郎さんの今の状況に家族はどう思っているんだろうか・・・(爆)。この空白の三年間が気になりました
一方喜代美は大ホールに集まる客を見て怖気づいてしまいます。そりゃそうだろうなぁ・・・。小さな寝床寄席しか経験してないわけだから、あんな大ホールに自分が・・・と思うだけで足がすくんでしまうのはすごーくよく分かる。「年季明けなんかしなくてもいい」と半べそ状態でB子モード突入してしまった喜代美にツッコミ入れまくりの師匠と兄弟子たち(笑)。特に・・・

四草 「うっとうしいやっちゃ・・・ (一味違うツッコミ 笑)

と相変わらずボソッと呟いてるのが笑えます(笑)。でも、なんか以前までの喜代美へのツッコミとはちょっと違うかも…。妹弟子としてちゃんと見てるんだなぁって思えてちょっと温かい気持ちになりました。四草くんもあまり感情を表に出さないヤツですからね。
でも小草若ちゃんは相変わらず「だれでもビビるわな」と喜代美を庇っている。あんなに酷い目に遭ったのになんとも健気な・・・・。優しいよねぇ、小草若ちゃん

そんななか、師匠が弟子たちを集めて語りだします。

草若 「みんな揃ってまたここに来られたな。夢みたいや・・・。」

この言葉の重みを6年前を知っている兄弟子たちは感慨深げに聞き入ります。本当に感無量だったんだろうと思うとウルウル・・・。そしてさらに喜代美にも言葉をかける師匠。

草若 「あんたが自分の思うてるよに変われたかわからん。が、あんたがおらんかったらオレは3年前の飲んだくれのオッサンのままや」

初めて聞く、師匠からの喜代美への感謝の言葉・・・。ここで思わず落涙です。いつも遠まわしにしか褒めたり貶したりしなかった師匠が、初の大ホールで涙ぐんでいる喜代美にこんなに温かい感謝の言葉をかけてくれた・・・。それが本当に嬉しかった。こういう時にあんな言葉をかけられるなんて、本当に素敵な師匠だと思いました。師匠からの感謝の言葉と、兄弟子たちの温かい眼差しを受けて喜代美は背筋を伸ばします。彼女の中でも何かが変わったんじゃないでしょうか。

そしていよいよ徒然亭若狭の落語が始まります。客席では心配でたまらない正典父ちゃんがめくりを見て「いきなり喜代美け!?」と動揺しまくり(←正平君が前座やもん、と冷静に分析しているのが笑えます 笑)。糸子さんも心配顔・・・。高座に座った若狭は天上のライトを見つめ一人精神集中し、意を決したように小拍子を叩きまくらを語り始めます。

若狭 「年季明けがかかっているのでおもろなくても笑ってもらいますように」

と語ると会場からは笑いが起こっています。初高座ではまくらでさえまともに話せなかった若狭があんなに落ちついて大会場で語れるようになったとは!!それだけで感無量。今までの若狭を見てきただけに私もまさに親の心境です。そしてその流れで始まる、師匠から始めて教えてもらった落語『ちりとてちん』。初高座の時とは天と地のような落ち着きようで余裕すら感じさせるはなしっぷりにさらに感動!もう、失敗して親の胸で泣いた頃の若狭ではありません
それを見守っている正典は「逆らって飛び出したことがいつかキレイな模様の箸になる」と言って旅立ったときの喜代美を、糸子は「お母ちゃんみたいになりたくないの!」と小浜から旅立ちたいと言ったときの喜代美を思い出しています・・・。あの頃の喜代美が、いま、人生のど真ん中を堂々と歩いている。それだけで胸が熱くなりますよね…。その表情を見ていたらこちらの胸も熱くなってまた落涙です
今まで喜代美を見守ってきた寝床の皆さん、家族、兄弟子、そして師匠・・・みんなの優しい眼差しに守られて若狭は無事に「ちりとてちん」を話し終えました。本当によくやったよ何よりその成長が本当に嬉しかった。

しかしその頃、楽屋では草々が喜代美が縫った座布団を発見してしまいます。一体どんな反応をするのか!?兄弟子たちの落語も明日は聞けるかな。楽しみです。



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『ちりとてちん』72話 絆の拳

あまりにも前回のラストが個人的に微妙すぎたので今回の放送が恐かったんですが(苦笑)、なんとか収まるところに収まったので気持ち的には楽になりました。

工事現場で働いていた草々は座布団がないことに気がつきます。ふと見るとワンコがガシガシかじってて綿が飛び出している…。あのワンコって『鴻池の犬』に出てきた小草若ワンコでしょうか?似てたなぁ・・・っていうかリンクしてるのか?食いちぎられた座布団を抱え雨の中捨て犬のように固まっている草々・・・。なんだかこのあたりの演出がベタすぎるような気が(苦笑)、と邪心が出てしまったのであまりウルっときませんでした。いかんなぁ、昨日のせいかも。
喜代美も必死に草々の居場所を探しています。なんか、喜代美ちゃん…ていうか、しほりちゃん、痩せた?ものすごくやつれて見えるんですが…もしや今週分の役作りにストレス感じていたんじゃ?と深読みしてしまう

喜代美が飛び出していった草若邸では小草若ちゃんが師匠に「俺が尊建を殴りました」と告白。だから草々の破門を解いてほしいと草原・四草とともに頭を下げます。喜代美があんな形で暴露しなければもっと早く自分から罪を告白していただろうに・・・。小草若ちゃん、こんな形で父親に謝らなければいけないなんてちょっと可哀想だよなぁ。

雨に濡れながら戻ってきた草々は熱にうなされて破れた座布団の上に倒れこんでしまう。それとリンクするように縁側で小草若が『鴻池の犬』を話していますが、このシーンはなかなかよかったと思います。この噺の一節がまんま草々の過去と被っていたんですねぇ。初高座祝いの席で鯛のおかしらをめぐってケンカを始める一と仁志。それに対して「いい加減にしないと破門にするぞ」という師匠の言葉にハッとなる一。師匠は本気でそんなことを言ったわけではないけれども家族のトラウマがある草々は真に受けてしまったんだねぇ…。その時におかみさんに相談してたんだ
その時、偶然にも喜代美がやってきます(偶然すぎるというツッコミはこの際なしで 笑)。熱にうなされた草々を起そうとしても喜代美一人では無理なわけで・・・その流れで草々の頭が喜代美の膝の上に(これもベタ 苦笑)。意識が混濁していた草々はそのぬくもりにおかみさんを見たのか、破門すると言われた夜に志保さんに打ち明けた不安を「一少年」に戻ったように口にする。

草々 「また一人になってしまう・・・恐い・・・恐い・・・」

あぁ、こんなに深いトラウマを抱えていたなんて・・・草々、辛かったねぇ。なんかどっかで見たことありそうなベタな演出ではあったけれども(苦笑)草々の心の痛みは伝わってきたのですごく切なかった。
でも、その後の喜代美の「大丈夫、一人にはさせません。私がおる」のセリフには何となく腹が立った(爆)。ここは草々が三年ぶりに高座に上がる時に喜代美が初めて口にした「私がついてますから」と言ったときのとリンクしてウルッとくるところだと思うんですが・・・今の喜代美が言うとなんだかムカっときちゃうんですよ(苦笑)。全ては“今週の喜代美の描かれ方”のせいだ
というわけで、気持ちを入れ替えました。今の喜代美は『前のヒロイン夏●』が座敷童になってとり憑いているんだと(爆)。だから喜代美の皮を被った夏●(笑)・・・そう思って無理やり納得させた。じゃないと朝目が醒めた草々をテキパキ看病して「大丈夫です、一人にはさせません」って言う喜代美のシーンがどうしても違和感拭えない。あのときの喜代美は昨日の喜代美と被っててものすごく嫌な感じだったし。あんな優等生キャラに突然なられてもこちらはついていかれませんよ。自分だけが草々を理解してあげられるっていう魂胆が見えてイライラしました。師匠や兄さんたちがどれだけ心を痛めているか、そんな気遣い0ですからね…。だから、今回は喜代美にあって喜代美にあらず(爆)。こんな時に入ってほしいのよ、上沼ツッコミナレが
でも草々くん、この喜代美にちょっとグラっときちゃうのよね…(苦笑)。優等生が好み?

一方草若邸では四草くんが庭の掃除担当してます。喜代美は破門になったから(爆)また四草くん末っ子役割回ってきたのね。そこに突然現れたのが万葉亭柳眉さん。あまりの久々登場に対する草原兄さんと四草くんのツッコミが笑えました(笑)。

草原 「えらい突然現れるなぁ、柳眉」
四草 「あんまり久しぶりなんで誰か思いました、柳眉兄さん」
草原 「ホンマやで、柳眉」
柳眉 「そんな柳眉、柳眉、連呼せんといてください」

昨日はケンカしてましたが、今回は抜群のチームワークで柳眉連呼してる二人(笑)。そのパワーに押された(←違うって 笑)柳眉兄さんが可愛かったです。いいテンポだったわ~。で、そんな柳眉に促されるように後からやってきたのが今回の事の発端を起した尊建。彼もずっと罪悪感感じてたんですかね。
そして柳眉と尊建は草若の前に手をついて草々の破門を解いてほしいと頼みます。そんな簡単に破門は取り消せないという草若に柳眉はことのいきさつを説明し始めます。尊建も柳眉も6年前に草若が高座を降りた事件で草々が高座に上がれなかったことをとても口惜しく思っていた。だからそのきっかけを作った草若のことが尊建は許せなかったのだと…(自分は大人だから平気だったという柳眉兄さん 笑)。あぁ、そうだったんだ。何かと草々に食って掛かってた尊建でしたがかつては三国志と言われるほど互いに競い合ってたことに喜びを感じていただけに草々がいなくなったことがショックだったんだ…。3年前に草若が復帰したことは二人にとって本当はすごく喜ばしいことだったけれども、尊建はそれが素直に態度に出せない・・・彼もすごく不器用なヤツだったんですね。
「草々とは再び競い合いたいんです」と今度は素直に自分の気持ちを草若に打ち明ける尊建。可愛いところがあるじゃないか。しかしそれでも「人の弟子ド突いたヤツを簡単には・・・」と渋る草若に「そやからド突いたのは俺や言うてるやろうが!」と思わず叫んでしまう小草若。小草若ちゃんも罪の意識が深くてやりきれないんだろうなぁ…。でも、そんな小草若にビックリした尊建が「お前やったんか!?」と叫ぶのには笑いました。キミ、実際に殴られたときの記憶完全に無くしてたんだね(笑)。・・・っていうか、その場に小草若がいた記憶もなかったのか!?あぁ、ますます哀れのチャンピオンになっていく小草若ちゃん~(苦笑)
そんなやり取りの中でも破門は取り消せないという師匠に「私は大人だから」と冷静だった柳眉兄さんが「クソ頑固オヤジ!!」とキレちゃいました(←コレにビビってる尊建が可愛い 笑)。突然変異だ、柳眉兄さん(笑)。草原兄さんと同じく酒癖も悪いかも?あ、そういえば吉弥さんと柳眉を演じているよね吉さんって弟子関係でしたよね。何となく雰囲気似てます。でもキレた後すぐに謝ってましたけどね、柳眉さん(←意外と小心者 笑)。

しかし頑なな師匠の態度を見てもどかしい想いをしていたのは柳眉だけではありませんでした。今まで黙ってことの様子を見守ってきた四草くん、突然「草原兄さん」と言ったかと思うと思いっきり草原兄さんをぶん殴ってしまう(←昨日の恨みではないと信じたい 爆)。何がなんだか分からない草原兄さんやビックリして言葉も出ない小草若ちゃんたち・・・。すると・・・

四草 「師匠!僕も人をド突いてしまいました。・・・・破門ですね…!」

師匠も、周りの人たちも意外な四草の言動に言葉も出ません。
またしてもこの四草くんの行動で私の涙腺決壊です。いつもクールで自分は関係ないという顔をしていた四草の心の中にこんなにも熱い想いが隠れていたとは!人をド突くことが破門の理由になるならば、自分も同じことをして破門になる・・・そのくらい四草くんは草々くんが帰ってくることを望んでいたんだと思うと涙が止まらない。四草くんにとっても草々は“家族”なんですよ…。もしかしたら誰よりも草々がいなくなったことにショックを受けていたのは四草だったんじゃないか…。そんな彼がなんだかとても愛しく思えて仕方がなかった。

そして殴られた草原兄さんも四草くんを殴り返し「私もド突いてしまいました、破門ですね!?」と負けじと迫ります。この二人の行動に「ほんま・・・何してんねん!」と言う草若ですが明らかに草々を想う彼らの気持ちに胸打たれている様子。この様子を見ていた尊建くんの「なんや・・・この一門とビビってる反応が面白かった(笑)。

このいい場面に「師匠!」といって戻ってくる喜代美であって喜代美でない喜代美(←ややこしすぎる 爆)。今週半ば過ぎからの喜代美は本当に好きになれなかったので戻ってきたことに嫌悪感が・・・。「なんで入ってきたんや、破門やいうたやろ!」と怒鳴る師匠に頷く自分が嫌だ(爆)。で、この師匠の言葉にさらにビックリする柳眉と尊建。特に尊建の「そやから、どんな一門やねん!」っていう可愛いツッコミに癒されました。キミに癒される日が来ようとは思わなかったよ(笑)。

喜代美の後ろから遠慮がちに入ってくる草々を見た草若は我を忘れて庭に飛び出し、思い切り草々をぶん殴ります。

草若 「ドアホ!!なんであないな嘘つくんや!!おかげで、オレがどんなえらい想いしたと想うてんねん!!?」
何も言えない草々にさらに言葉を震わせながら続ける草若(涙)。
草若 「そんな・・・他人みたいな遠慮しくさって・・・。ちっとは、親の気持ち考えぃ!!!」

もう、この草若師匠の言葉に号泣ですよ。草々を破門にした本当の理由はやっぱり「本当の親だと思われていなかった」ことへのショックからだったんですよね。本当の息子だと想って接してきた気持ちが草々に伝わっていなかったことへのどうしようもないやるせない気持ち・・・。哀しくて哀しくて仕方なかったんだと思う。あの怒鳴りつけている言葉の中には草々への親としての愛情がイヤというほど込められていて泣けて泣けて仕方なかったです。渡瀬さん、本当に温かいいい演技されますよ…

草々を殴りつけた後に「俺も・・・殴ってもうた・・・」と言って泣きじゃくる草々を強く抱きしめてやる草若。抱きしめている草若も泣いています・・・。何度も師匠とつぶやく草々を泣きながら頷いて何度も抱きしめてやる草若の姿がとても感動的でした。これで二人は本当の親子になったんじゃないでしょうか。草若の熱い親心は今度こそ確実に草々に届いたはずです。見守っている草原・四草の目も潤んでいたし、小草若ちゃんはそれを見ながらポロポロ涙をこぼしている。柳眉や尊建も二人の様子に涙・・・。「そやから、どんな一門やねん」と泣きながらツッコんでいる尊建が底抜けに可愛かったですよ。これで彼も心入れ替えてくれるだろうね

これで波乱の週も終わりましたが・・・ひとつ気になるのが小草若ちゃんです。今週はひたすら報われなかったし・・・。草々と草若が本当の親子になったのはいいのですが、そのことで小草若ちゃんがまた一歩離されてしまうんじゃないかと心配です。それに草々くんとの仲の本当の意味での修復についても決着ついてないですし・・・。来週の一門会の前にこれだけはなんとかしてほしい。草若と草々が抱き合うのを見ながらボロボロ涙を流していた小草若ちゃんを見たとき、本当に心から幸せになってほしいと思ってしまいましたから・・・。

それにしても予告ラストはすごい映像だったな(笑)。ああ来たか(笑)。
来週はいつもの喜代美ちゃんが戻ってきますように・・・。演出が変わると思うんでそれに期待。


公式HPに底抜けに素敵なお知らせが載っています!トップのFlash動画も底抜けに可愛いです(笑)。年末年始に特別番組も企画されているようなのでチェックしないといけませんね。

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『ちりとてちん』71話 “無責任や”

なんだか今週は見ていて複雑な気持ちになることが多いなぁ(苦笑)。涙するよりも心の中に疑問が渦巻いてモヤモヤする感じ…。喜代美ちゃんのキャラが突然変異している気がするのは私だけでしょうか。

前回突然喜代美を抱きしめてしまった小草若。底抜けに良くないタイミングだと思ったんですが・・・やはりな結果に(苦笑)。「何するんですか!出て行ってください!!」とものすごい勢いで拒絶されてしまったよ…。まぁ、草々の話を聞いて感傷的になっていたから突然抱きしめられてもそれを受け入れられない気持ちは分かる。それに1回小草若に怒鳴られてるしね(苦笑)。でも・・・でも・・・あそこまで激しく拒絶するっていうのはちょっとねぇ。小草若ちゃんの辛い気持ちもすごくよく分かるからどうしてもそう思ってしまう。
「帰ってきても師匠いないし、明かりがついてるから草々が戻ってきたのかなと思って・・・」
そう言って涙をボロボロこぼす小草若ちゃん・・・・切ないよ。ここって脚本的にもあんなに激しく小草若を拒絶するようになってたんかな?喜代美はよほど許せないのかなぁ、小草若が今回起した事件・・・。

場所を寝床に移して小草若は今まで感じてきた草々への想いを告白します。その例えに電話発明者のエピソードを出すっていうのがちょっと意外。何気に雑学知識あるとか(笑)。でも、私もその話は知っているんですが・・・たしかに切ないですよねぇ。最初に発明したイライシャ・グレイは特許出願が二時間遅れたせいでグラハム・ベルのほうが世に名前を残してしまった、それを自分自身と重ねているとは・・・・。そこで明かされる1日遅れの弟子入りエピソードがこれまた切ない。中学二年のとき終業式終わったら弟子入りして喜ばせたいと思っていたら草々が一日早く弟子入りしてしまったんだねぇ・・・。本当に間が悪い・・・。

小草若 「散々お祝いやった後にそんなん言ったって、出がらしや・・・」

この言葉が哀しいです。何をやっても草々には叶わないとずっと思ってた小草若ちゃん。それに対して草々も実の子供の小草若にはずつと叶わないと思ってたわけで・・・二人とも家族を愛すれば愛するほどそこから零れ落ちてしまうのが恐かったんですね。兄弟が出来て嬉しい反面、お互い自分に足りない部分を相手に見てしまった故に同時にコンプレックスを持ってしまった・・・。複雑だなぁ

自分の草々に対する想いを告白した後に喜代美の気持ちを確かめる小草若。草々のことが好きなんやろって言うの・・・辛かっただろうな。でもそれを必死に受け止めようとしてる。そして破門になった夜草々がやって来て絶対に自分が殴ったと師匠に言うなと告げられたことを話します。自分が殴ったと正直に話そうと思うという小草若に喜代美は言わないでほしいと言い出すわけですが・・・この時の喜代美の気持ちはちょっと分かる気がします。草原兄さんのあの話を聞いて、草々の草若や小草若に対する想いを知ったら・・・彼の気持ちを尊重したくなったんだろうなぁ。
でも、でもね・・・喜代美ちゃん・・・なんか、自分だけが草々のことを理解してあげられるって感じに見えちゃうんだよ上から目線で話しているというか・・・。ここはそんな雰囲気で話すシーンじゃないと思うんだよなぁ、演出の方。これだと前朝ドラヒロインにイライラしていたのと同じになっちゃうような・・・(爆)。それを見て「成長したなぁ」と納得してしまう寝床の皆さんの反応もなんだか腑に落ちない。ここにこそツッコミ上沼ナレを入れてほしかったような~

とりあえず、この喜代美の意見が通って他の兄弟子たちも真実は言わないでおこうと納得。残った者だけで一門会を頑張ることになりました。皆草々の分まで頑張らないといけないぞ、と言う草原兄さんの言葉に続けて「特に小草若兄さん」と鋭い指摘をする四草くん。いつもは笑えるんですが、今回は素直に頷けるツッコミだったな。シュンとしている小草若ちゃんに草原兄さんは『鴻池の犬』をやるように勧めます。たぶん草原兄さんが今一番、草々と小草若の気持ちが分かる人だと思う。自分のやろうと思っていた噺を小草若に譲るところに兄弟子としての愛情を感じました
一同、これに納得。「どこにいるか分からないけど草々兄さんに届くといいですね」と言う喜代美。いつもだったらこのセリフにジーンとするところですが・・・今回の喜代美を見ているとどうもそういう気持ちになれないなぁ。この時も「草々のことを理解できるのは自分だけ」みたいな自己満足に浸ってるように思えちゃったし・・・。あれ、なんか、私が荒んできた(爆)!?イヤ、前回の「どん●晴れ」ヒロインはそういうところが多くてイラついてたので、それだけに今回の朝ドラは共感できるヒロインが出てきてよかったと思ってたんですよ。それだけにちょっとショックが・・・(苦笑)。

さてその頃草々は工事現場で資材運びの仕事をしています。で、タイミングよく小次郎おじさんが草原兄さんから聞き取った例の京都の潰れた物件を探しにやってくる・・・って、小次郎おじさんあの話は本気だったんだね(笑)。ここの伏線に繋がっているとは思わなかった~。でもこの時は見かけた人物が草々であるとは信じられずそのまま立去ってしまいます。小次郎さんは草々が破門されたこと知りませんからね
にしても、草々くん!似合いますなぁ~工事現場で働く人スタイルが(笑)。違和感が全くなし。ガタイが大きいし力持ちだし、ガテン系の仕事は向いているのかも。でもなんだか力が入っていないように見えたから満足に食べてないんだろうなぁ

草若邸には昨日の怒りっぷりとは一転した尊徳師匠がやってきています。どうやら尊建の顔の腫れも引いて二人会が延期されたものの無事に開催できるようになつたとか。それでご機嫌なんですなぁ。蝶ネクタイしてるあたりがなんともこの師匠の調子のいい性格を現しているようで(苦笑)。「愛弟子怪我させたら身ちぎれるほど腹立って当然です」という草若に「身ちぎれそうなんはあんたのほうやろ」と告げます。・・・つうか、尊徳師匠、もう少し愛弟子の教育の方に力入れてくださいな(爆)。

稽古場では奮起した小草若が『鴻池の犬』を必死にやっていますが・・・なんか暗い雰囲気だしドスが効いてて恐いんですけど(笑)。あれを高座にはちょっとかけられないですよねぇ。その様子を見ていた草原兄さんと四草くんもダメダこりゃというわけで作戦会議。
ところが、中とりの順番の話題になった時に二人の意見がぶつかってしまう。

四草 「草原兄さんが中とりやるんですか?」
草原 「あかんか?」
四草 「いえ・・・」
草原 「何や?」
四草 「華ないなぁ、思うて」 (←ストレートすぎる意見)

この四草くんの「華ない」発言に柄にもなくキレてしまう草原兄さん。さらに草々にあって草原にないものはそれだ、と容赦なく発言する四草くんに草原兄さんが「じゃあお前には華があるのか!?」と食って掛かると・・・

四草 「僕・・・やってもいいですよ、中とり」 (←あぁ、やりたかったのね 苦笑)
草原 「誰がお前にさせる言うた!100万年早いわ!」 
(←プライド傷ついたんだろうなぁ 苦笑)

草々の落語・・・華があるんだ。あまりちゃんと草々の落語聞いたことないから今ひとつピンときませんでしたが・・・たぶん落語の技術としては草原のほうがずっと上なんだけど、本番になると緊張してしまうから何かが足りないんだろうなぁ。草々は落語の腕は未熟でもたぶん客を惹きつける何かがあったのかもしれません。それを四草くんからはっきり指摘されて思わずキレてしまう草原兄さんの気持ちも分かる。
そこへ喜代美が止めに入るのですが、どうもここでも上から目線。まぁ、兄弟子たちがこんなゴタゴタしている状況にイラついているのは分かるんだけど・・・前はもう少し愛嬌があったような気がするんだよなぁ、喜代美ちゃん。この日の彼女はどうも受け入れがたい。
そんな喜代美の喝に黙り込んでしまう二人ですが・・・この後の四草くんの言葉が・・・

四草 「無責任や…!草々兄さん、僕らのこと呼び集めといて…なんで草々兄さんおらへんねん・・・!」

ここで私、涙腺決壊しました。気になってたんです、草々破門からほとんどそれに対して言葉を発してこなかった四草がどう思っていたのか。それが、このセリフの中に全て彼の想いがこもってた。四草くん、草々のこと本当はすごく慕ってたんだよね・・・もう一度落語に戻らせてくれて感謝してたんだよね・・・破門されたことが本当にショックでたまらないんだよね・・・。最後の「なんで草々兄さんおらへんねん」のセリフは涙声になってるし・・・たぶん、あれは師匠が自分を捨てたんだって言ってた時の気持ちと同じだったんだろうなと思いました。その部分は喜代美のアップになってましたが・・・ここはぜひとも四草のアップにしてほしかったよ。たぶん必死に涙抑えているんじゃ・・・。でも映ってなくてもその真情が伝わってくるようにセリフを言ってた虎ノ介くんには本当に感動しまくりでした。私的に間違いなく本日のメインでした、四草くんのセリフ。

一方、草々はというと・・・自分が初めて落語に、師匠に出会った京都の潰れた旅館にいました。暗く、廃れた旅館の中で一人父親の作った座布団を枕に眠る草々・・・悲しいヒロインみたいじゃないか。勝手に入るのは法律的にどうなんだ?みたいなツッコミはこの際無視したほうがいいんでしょうね、この場合(笑)。っていうか、ここ潰れてからどのくらい経っているんだろうか・・・。太秦映画村にあるような建物に見えてしまったのは気のせい!?・・・ってなんか今回は自分の感覚がおかしいな(爆)。

庭先で喜代美が掃除をしていると「元気こ~?」とハイテンションで現れる小次郎おじちゃん。なんか癒されるわ~。なんか殺伐とした気持ちを明るくしてくれるような。
京都の物件見に行った帰りに温泉饅頭を購入してきたらしく「みなさーん」と呼び集めてる小次郎さん。もうすっかり草若邸の常連になってしまったのか(笑)。その声に「温泉饅頭♪」と言って獲物に食いつくように集まってくる兄弟子たちが可愛い。このノリがちりとてちんの楽しいところ。喜代美からバッと温泉饅頭奪い取って中身出してるのは草原兄さん、その袋をさっと避けて一応小次郎に軽くお辞儀をしながらも意識は饅頭に集中している四草くんが底抜けに面白かった(笑)。
でも、小次郎さんが草々がいないことに気づきあの時見かけたのがそうだったのか・・・と言い始めるあたりからちょっと展開が(苦笑)。草々の居場所を知った喜代美はもはや草々のことしか見えておらず駆けつけようとします。それを師匠が出てきて止めるのですが聞く耳持たない喜代美はなんと、黙っていようと約束した暴力事件の真相を話してしまう。

喜代美 「殴ったんは小草若兄さんで、草々兄さんはそれ庇ったんです」(←えぇぇぇ!?)
小草若 「喜代美ちゃん、そりゃないで~」(←哀れな小草若ちゃん・・・)
四草 「お前が言うな言うたんやないか!」(←もっと言ったれ!)
喜代美 「気が変わりました」(←コラ!)
草原 「変わるな!」(←その通りや)

オイオイオイオイ!!喜代美ちゃん!そりゃないでぇ~。小草若ちゃんの立場は?兄さんたちの立場は?一人だけ美味しいとこ取りしちゃうなんて、そりゃあんまりだろ~。小草若ちゃんがどんな想いだったのか、黙っていることが兄さんたちにとってどんなに辛かったのか、そういうことを全部無視した今回の行動は納得できないなぁ。今までちりとてちん見てきて一番腹たったかも、このシーン。草々のことで頭がいっぱいで全く周りに対する気遣いが欠けちゃってますね。今までもよくキレてはいたけど、それにはこちらが「分かるよなぁ」って部分があったから受け入れられてたわけで・・・今回はそう感じる部分が正直ないんですよ。なんというか、唐突すぎる。

小草若のことをバラした喜代美に草若は「知っていた」と告げます。あぁ・・・やっぱり師匠は気づいていたんだなぁと思いました。ずっと長い間可愛がってきた草々だし、彼がやっていないことは見抜いていた。だからあんなに確認してたんですよね。
草若は草々が本当のことを言わなかったことが許せなかったから破門したと言っていますが、
その言葉の奥には今まで家族同然だと思って大切に育ててきたのに草々は心の底ではいつも遠慮していたというのが哀しかったという意味も含まれているんじゃないかなと思いました。実の息子だと思って接してきたのにその想いが伝わらなかったことにショックを受けているのではないでしょうか…。そんな気がしたなぁ。正直に草々が話していたら、おそらく違う対応を師匠は取っていたかもしれません。
となると、小草若のことはどうするつもりだったのかな。あえて黙っていた草原や四草についてはどう思っているのかな・・・色々気になります。

追いかけたら破門、という言葉も振り切って喜代美は草々の元へ走ります。
うーーーん、今日の喜代美ちゃんは全然好きになれなかったから、明日あの展開になった時に彼女を受け止められるかものすごく不安・・・・。上手く着地してほしいよ~・・・。


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『ちりとてちん』70話 草々の過去

この町一番の事情通という磯七さんもビックリな草々くん破門のニュースが寝床に飛び込んできて一同大慌てです。磯七さんの動揺っぷりがちょっと面白かった(笑)。
その頃、破門されてしまった草々くんは小草若ちゃんのマンションの前に…。帰って来た小草若は草々を部屋に入れるんですが・・・シリアスなシーンにことを書く前にちょっと閑話休題。

小草若ちゃん、ホントに自分大好きだねぇ(笑)

のっけからあの等身大「底抜けポーズ小草若」が出てきて…その笑ってる表情と今の暗い表情の小草若ちゃんが重なった時は思わずブッとウケちゃったじゃないか(爆)。ラジオのポスターもしっかりと貼ってあるしそこかしこに自分の写真がたくさん飾られてる。衣装の数も半端ないんですけど・・・どれも奇抜なもんばかり。それに底抜けポーズしてるマネキンまであるよ(笑)。もう部屋一面が小草若色に染まってました。ちょっと普通の人はあの部屋落ち着かないかもしれないけど…。そこまでして打ち込んできたタレント業だったのにねぇ・・・と思うとやっぱり今の状況は気の毒だなぁ。

その濃い~部屋に草々を招き入れた小草若は何故尊建を殴った罪を被ったのか問い詰めます。それに対して「殴ったんはオレや。お前飲みすぎて記憶違いしている」とハッキリ告げる草々・・・。これには納得いかない小草若ちゃんは破門になったという草々くんに「お前から落語とったら何が残るんや!」と詰め寄ると「お前かてそうや」と返される。一見噛み合わないような討論してるけど、実はお互いのこと思いやってる気持ちが伝わってきて切なくなります
さらに・・・小草若の胸倉を掴んで「師匠はたくさんいる弟子の中でも一番お前に落語を継いでほしいと思っている」と涙ながらに詰め寄ります、だから師匠には絶対に自分が殴ったと言わないでほしいと・・・・。あぁ、だから小草若が草若から優しく介抱されている様子を見てあんな切ない顔してたんだ草々。その気持ちが伝わっているのか掴まれてる小草若も涙目になってる。言いたいことを言った後に「女のとこへ行く」と無理やり微笑んで出て行く草々をただ見送るしか出来なかった小草若・・・切なすぎる出て行くほうも辛いし、見送るほうも辛いと思う・・・。

それっきり姿を消してしまった草々が心配でボンヤリしている喜代美のもとに草原がやってきて、草々の過去について語ってくれました。なぜ草々は小草若を庇って破門を甘んじて受けたのか・・・それには切ない草々の少年時代が深く関わっていたんだと。

16年前の京都で小さな落語会をやっていた頃、草若と草原の落語を熱心に聞きにきていた少年・草々こと青木一くん(←草々の本名です。副音声ではその名前が語られてました)。この少年・草々が今の草々とすごい雰囲気似てました!ナイスな人選です
ある日、草若たちの元へやってきて突然高座の座布団で眠ってしまう一ですが、目が覚めたときに自分のしでかしたことに動揺してひたすら謝ってる。でも、師匠と草原兄さんは温かく見守っててくれてお腹をすかせた彼におはぎをご馳走してあげてます。この頃から本当に優しい人たちだったんだなぁ・・・。幼い頃に母親と死に別れ、男でひとつで育ててくれた父親も中学入学のときに亡くなってしまい親戚をたらいまわしにされてしまった一少年。なんだかどこかで聞いたことあるようなエピソードって気もしますが(苦笑)、今の草々くんを見ているだけになんだかすごく切なく聞こえてきます。
「気に入ったんか?あの座布団」と訪ねる草若に「お父さんなんです…。お父さんの作った座布団なんです」と告げる一くん。身寄りがなくなって肩身の狭い想いをしていた彼にとって、その座布団は父親そのものに見えたんだろうなぁ。あぁ、だから草々はいつもあの地味な座布団を大切に扱っていたんだ。小草若に投げつけられた時にキレてしまったのも分かるよ…。あの座布団は今でも草々にとって大切な家族なんだって思うと切なくて涙が…

「座布団観にきて落語聞きに来ていたんじゃないんだ」と笑う草若たちに慌ててそれを否定し、草原がやっていた『鴻池の犬』を演じてみせる一くん。一度聞いただけなのにほぼ完璧に覚えていたらしい・・・というのですが・・・ん??このエピソード、どこかで聞いたことが・・・。

『ガラスの仮面』の北島マヤだよ(笑)

草々くんはマヤだったんかい(爆)。草若と草原が「恐ろしい子・・・」と言い出したらどうしようかと思った(笑)。まぁ実際、草原兄さんは「背筋がぞーっとした」と言ってるのでそのときの心境は月影先生状態だったのかも!?あ、分からないネタの方スミマセン。ガラスの仮面の第1巻読むとこのあたりのシーンが出てくるもんで(笑)。
とにかく、北島マヤ並みの才能を見抜いた草若師匠は一くんに座布団を持って帰ってもいいから自分の弟子になってくれと願い出ました。これには私もビックリしました。弟子を取らない主義だと言っていた師匠のほうから頼んだとは・・・。後にも先にも師匠から弟子になってほしいと言い出したのはこの時だけだというのですから、よほど草々の中に何かを感じていたんですね。

中学を卒業した一くんは座布団抱えて大阪に上京し草若宅にやってきました。この時付き添いで草原兄さんが一緒にいるんですが・・・なんとも可愛いオーバーオール姿。草原兄さん、というよりも、ありゃ原田優夫・・・マークンだよ。ええもん見せてもらいました(笑)。
草若宅にやってきた一くんを優しく迎え入れてくれる志保さんですが、頬をつねって挑発してくる子供の小草若、こと、仁志くん。この子も今の小草若ちゃんと雰囲気が似てましたねぇ。出会ったときからケンカしてた一と仁志ですが、実は二人とも兄弟が出来てとても喜んでいたんですよね。だからしょっちゅうつまらないことでもケンカしちゃう。ケンカするほど仲のいい兄弟だったんだと思います。そんなケンカも家族と縁薄い生活をしてきた一くんにとってはすごく嬉しかったんでしょう。
草原兄さん曰く、草々が熱心に落語に打ち込んでいるのは自分がここにいられるのは「落語をしているから」だと思ってるからだと・・・しっかり落語に打ち込んでいなければ追い出されてまた一人になってしまう・・・そう思って必死だったのではないかと。
あぁ、だから草々くんはあんなにストイックに落語と向き合ってたんだ・・・。せっかく手に入れた家族の幸せを今度こそ絶対に逃したくなかったから、そんな想いがいつしか彼の中でプレッシャーになっていったんじゃないかなって思うとなんとも複雑な気持ちになりました。必死に草若の家族の一員になろうとした草々。おかみさんから初高座祝いにもらったいつも着ている丈の短いスーツ、師匠からもらった扇子と手ぬぐい、小草若からもらった引っかき傷・・・全てが草々にとって愛しく大切な家族の証だった

でもなぜそんな想いで手に入れた家族の幸せを自ら逃すような今回の行動に出たのかイマイチ納得できない喜代美ちゃん。それに対する草原兄さんの話がまた切ない
ある日しょうもないことでまた仁志とぶつかった一。師匠からこっぴどく怒られたその夜、志保さんにおかみさんから師匠に謝ってほしいと言い出します。

一 「小草若はホンマの子供やからきっと許してもらえる。けどオレは違うから追い出されてしまうかもわからへん」

あまりにも悲しすぎるその想いに思わず落涙。本当の家族になろうとしても実の息子にはやはり叶わない。家族と縁薄い草々だったからなおさらそう思ってしまう気持ちが痛いほど分かる。必死に草若の家族になろうとしていたが故に、それが突然崩れてしまうのではないかと心のどこかでいつも怯えていたんですね、草々・・・。
師匠にとっては小草若は弟子以前に大切な息子だということを知っている。だから実の息子ではない自分が罪を被って破門されることで草若にそれ以上の辛い想いをさせずにすんだと思っているんだろうなぁ。たぶん実の父親から破門される小草若の姿も見たくなかったと思う・・・。いつもケンカしていても草々にとって小草若は大切な家族だから・・・
でも、それではあまりにも切なすぎるよ、草々くん!何とか彼の心の孤独を埋める事は出来ないんでしょうか。

尊徳の家では柳宝師匠の仲介でようやく家に入れてもらえた草若が土下座をして謝っています。「あんたんとこ年末に一門会やらはるそうですな、けっ!」とまぁ、あの弟子あってこの師匠ありみたいな態度ですが(笑)その気持ちは分からなくもありません。そんな尊徳に草々を破門したことを伝える草若。自分から弟子にした草々を破門にしたことがどれだけ辛いことか・・・そう思うと今の師匠を見るはあまりにも辛すぎます。そのことで納めてほしいという言葉に顔色が変わる尊徳と柳宝・・・。どうするんでしょうか。

夜、空になった草々の部屋にあるダンボールを開ける喜代美。その中には家族の証だったおかみさんからもらったスーツや師匠からもらった扇子や手ぬぐいが入っていました。
・・・ん!?・・・・でも、家出したときの草々くんのズボンはあの短い丈のだったような・・・。しかもスーツはかなり新品だったのも気になるっちゃ気になる(苦笑)。
そこに小草若がやってきて突然喜代美を抱き寄せます!小草若ちゃん、今のそのタイミングは底抜けに良くないでぇ~(苦笑)。どうする、喜代美ちゃん・・・。

ちなみに四草くんは本日お休みでした。明日は登場予定とのことで、四草がどのように草々のことを受け止めるのか注目したいところです。


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『恐れを知らぬ川上音二郎一座』 12/19ソワレ

どうせ当たらんだろうと諦めモードで申し込んでいたら何故か奇跡的に2回分取れてしまった今回の舞台。三谷作品の舞台チケットはいつも大混戦なのにホント奇跡でしたよ。東宝ナビよ、ありがとう(笑)。てなわけで2度目の『恐れを知らぬ川上音二郎一座』を観にシアタークリエまで行ってきました。

前回は初めての劇場でほとんど勝手が分からず(しかも最前列だったし)、入っただけでドキドキしてしまったのですが、今回は2回目ということもあり少し余裕があったので劇場チェックしてみました。前にも書きましたが、劇場は入り口入ってからエレベーターで地下2階に降りたところにあります。
スッキリした空間がなかなかオシャレでいいのですが・・・・難点はロビーが狭いこと!三谷作品は連日大入満員状態なので休憩時間はそこをぬって歩くのが大変だった(苦笑)。売店の列と立食の人などがごった返しててちょっとねぇ。ちなみにたぶんロビーには椅子が無いと思います(私が見た限りでは…)。ロビーの立食コーナーで食べるか劇場内で食べるかって事になりますね。
それからトイレ、ここは相変わらず休憩時間の混み方が異常(←これも売店列と重なったりで大変 苦笑)。今回のように20分しかない休憩時間で並ぶのはあまりオススメできません。行くならば始まる前がいいと思います。ちなみに私は開始15分くらい前に行きましたがその時はほとんど混んでなくてすぐに入れました。
最後に客席。今回は13列目の上手一番端っこ席だったのですが・・・すぐ横が壁になっているので客席間を通らなくてはいけません。その通路がけっこう狭い(苦笑)。ここが戴けなかったわけですが・・・観易さ的にはすごく個人的にはよかったと思います。あまり端っこっていう感覚がなかったくらい舞台全体がよく見えたし役者さんの表情も分かりました。横に壁だったので少しよっかかれましたしね(笑)。

と、劇場の感想はこんな感じです。もしよろしければ次回観劇の参考にしてください。

さて肝心の舞台の感想ですが・・・2回目でもやっぱり面白かったです。出てくる登場人物には皆それぞれのストーリーがあって、四苦八苦しながら皆一生懸命前に進もうとしている。その姿がとても滑稽で笑えるのですが同時に愛しく感じたりもしてしまうんですよね。三谷さんはそういう群像劇を書くのが本当に巧いなぁと思います。
約2ヶ月やってきたこの公演も終盤に差し掛かったわけですが、前回観たときよりもさらにテンション高く進化した役者さんが多くてビックリ。ものすごい動きを要求されている舞台なのに衰えをあまり感じさせないところはすごいなぁと感動してしまいました。
ちなみに、15日夜の部から舞台写真入のパンフレットが発売されたということで再び購入してしまった(笑)。でもなかなか充実した写真が掲載されているので買って損はなかったですよ~。

以下、ネタバレを含んでいるキャスト別感想です。



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[ 2007/12/20 11:06 ] ストレート演劇 | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』69話 苦渋の決断

今回はなんとなく終始違和感を感じまくってしまったというか・・・・涙するよりもモヤモヤした感覚に襲われてちょっと妙な気分です(苦笑)。微妙に昨日の展開とズレを感じるのは気のせいだろうか?それともあまりにも辛すぎる展開に気持ちがおかしくなったのか(苦笑)?

小草若が尊建を殴った罪を草々が被ってしまい、その件で柳眉の師匠である万葉亭柳宝さんが訪ねてきました。その様子を襖の外で見守っている喜代美・草原・四草ですが・・・
「尊建兄さんが殴られてなんで柳宝師匠が来はるんですか」
私と全く同じ疑問を言ってくれた四草くん、ありがとう(笑)。草原兄さん曰く、尊建の師匠の尊徳さんはあまりの怒りに冷静になれない状態だから中立の立場の柳宝さんが来たということらしいです。まぁ、尊徳師匠の気持ちも分かりますが・・・その前に弟子の教育指導をもう少し徹底していただきたいんですけどねぇ(苦笑)。

幸い尊建の怪我はたいした事なかったようなのですが、柳宝師匠も「ホンマに殴ったんか?」と草々に念を押していることはやはり信じられない気持ちもあるんじゃないかと…。それでもハッキリと自分が殴ったと主張して謝る草々。まぁ、草若のことを悪く言われた時に本当に手を出しそうだったのは事実なんですが・・・・。師匠として草若も深く頭を下げますが、事はこれだけに収まらないようで。
その週末に尊徳と尊建の二人会が行われる予定だったのが、尊建が腫らした顔で出るわけにもいかないということで代役か中止になるかもしれない事態になっていることを知って驚く草若と草々・・・。週末に消えない傷になるほどだったのか?尊建。この会をものすごく楽しみにしていた尊徳だけに怒りが収まらないらしい・・・。さらに「尊徳はんは年末の徒然亭一門会を本当に楽しみにしていたさかいなぁ」と痛いところツイてくる柳宝師匠(苦笑)。こんな話を聞いたらグウの音も出ませんがな。それだけ告げると帰って行きました。いやぁ・・・貫禄でございました、染丸さん。オーラビリビリ出てましたよ。

柳宝師匠が去った後、改めて暴力事件のことを詫びる草々に謹慎を言い渡し草若は謝りに出かけてしまいます。「お前部屋で謹慎しとけ」と言った時の師匠がすごく怖かった…。うなだれている草々くんの前に話を聞いていた喜代美たちが出てきますが、真っ先に責め立てたのは兄弟子ではなく喜代美ちゃんだった・・・。「若狭やめ」という草原兄さんの言葉も聞かずに
「バラバラになった一門を必死で立て直したんは草々兄さんやないですか!それなのに何故」
と涙ながらに草々に感情をぶつけてしまう。一番近くで草々のこれまでの奮闘を見守ってきただけに今回のことは許せない気持ちはすごくよく分かる。でも・・・喜代美ちゃん・・・あの事件のことを草々くんがやったことに何の疑いもなかったの?そのあたりの気持ちがイマイチしっくりこなかったんだよなぁ・・・。黙って喜代美の言葉を聞いている草々くんを見ているのが辛かった

小草若はあれから家にも帰らなかったようで一人でカフェにいて考え事してました。昨日見た限りでは自殺しかねない様子で心配していたのでちょっと安心しましたけど・・・なんとなく気持ちの繋がりが見えてこない
その頃草若は鞍馬会長の前で頭を下げています。土産はやっぱり羊羹ですか(←これはダンゴだけど 爆)。コワモテの割には甘いものが大好きなんですねぇ、会長(笑)。それでも「お前んとこの弟子は懲りないのぉ・・・」と嫌味のオンパレードが始まりました(苦笑)。尊徳と尊建の二人会で天狗芸能への収益をかなり見込んでいたらしいのでこちらの怒りも相当なもののようです。ひたすら頭を下げるしかない草若に
「いっぺんは廃業した弟子集めて新しい弟子も取った、そんだけのもの抱えたお前の覚悟がどんだけのもんか見してもらおうやないか」
と言い放ちます。『覚悟』の意味を重く受け止める草若師匠・・・。今度一門会キャンセルしたら二度と天狗芸能には戻れない。徒然亭復活の最後のチャンスだけは逃せない。独り離れの部屋でじっと考えている草々と自宅に戻り志保の写真を見つめながら苦渋の決断を下さねばならないのかと考え込んでいる草若の対比シーンが印象的でした。

意を決した草若は弟子全員を呼び集めるように喜代美に言います。しかし、小草若だけは連絡がつかずその場にいません。どこを彷徨ってるんだ?小草若ちゃん・・・。
決断を話す前に、もう一度だけ草若は草々に「ほんまにお前が殴ったのか」と聞きますが草々はこれに対してもハッキリと「はい、私が殴りました」と言ってしまう。それを聞いている弟子たちの心中も辛くて重い。みんな信じたくないけれども本人があそこまで言い切るのだから納得するしかないわけで…。そしてついに師匠の口から

「今日限り・・・お前・・・・破門や」

と告げられてしまいました。喜代美や草原、四草はその言葉に動揺を隠せない。「お考え分かりますけどそれだけは・・・」という草原の言葉も遮る師匠。息子とも思ってきた愛弟子に『破門』と言わなければならないことがどんなに辛いことか・・・あの言葉を言う前の草若の“間”が全てを物語っていたと思います
その言葉を覚悟していたのか、草々は動揺も見せずに「長い間お世話になりました」と頭を下げて出て行ってしまう。そんな言葉だけじゃ足りないほどの想いがあったはずなのに…あんなにあっけない言葉だけで出て行ってしまうなんて、切なすぎるよ草々。草若も「稽古の用意せい」と言い残して出て行ってしまいますが、とてもじゃないけどそんな気持ちにはならないはず…。
離れでは少ない荷物を整理して出て行こうとしている草々が…。そこに喜代美ちゃんがやってきて「暮れがあけたら年季が明けて草々兄さんと一緒に師匠の落語を伝えていけると思っていたのに何でこんなことになってしもたんですか!?」とまた責め立ててしまう。そういいたくなる気持ちも分からなくはないけれども、前半で「なんで殴ったのか」と責めたり後半で破門になった草々に「なんでこんなことになったのか」と責め立てたりしている喜代美ちゃんの心のうちがイマイチ私の中で飲み込むことが出来なかった。今までの流れを見てきて、今日の喜代美ちゃんの言動はなんだか違和感がすごくあるんだよなぁ・・・
そんな喜代美に草々は「若狭!」と遮ると・・・

草々 「一門会、がんばれよ・・・」

と涙目になりながら告げて出て行ってしまった。草々くん、あまりにも辛すぎる別れだよ~~~…。なんだか捨てられた仔犬みたいな感じだった…。
ちなみに追いかける喜代美が「ガンバレよってなんですか?」と問い詰めるところで画面は切れてましたが、あのあとにどうやら「草々兄さんのアホ!!」と叫ぶシーンがあったみたいです。携帯のクイズでそのことがわかった(←放送されてない部分が問題になってた 苦笑)

草々が破門された理由は一門会のためか、と訪ねる草原兄さんの言葉に答えずに「出かける」と静かに出て行ってしまう草若師匠。それを黙って見送るしかない兄さん…。
草々くんが破門に至る経緯を黙って見つめるだけだった四草くんも相当ショックが大きかったのか一人台所で水を一気飲みしてます。この件では何も言葉を発してなかったけれどもあの表情を見ればかなり動揺がきていたことが伺えますからねぇ…。それが伝わる演技をしてる虎ノ介クンは本当にすごいと思う。
と、そこへ現れたのは小草若。コソコソと泥棒のように声を潜めているあたりがなんとも小者というか・・・(苦笑)。昨日の出来事であんなに死にそうな顔してたのになんとなくうまく繋がらんなぁ。まぁ、小草若ちゃんらしいといえばらしいけど(笑)。まるで叱られて家出した少年が行くところもなくオズオズと戻ってくるの図~ですよ、ありゃ
で、事の真相を四草くんから聞いてビックリ仰天する小草若ちゃん。彼が思っていたのよりもずっと深刻な状況になってて戸惑いを隠せません。そんな小草若ちゃんをいっせいに責め立てる草原兄さんと四草くん。

草原 「なんで草々に罪かぶせたりしたんや!?」
(←そう言いたくもなるよねぇ…)
四草 「なに生意気に算段してるんですか!?」
(←これまた四草くんらしい責め方だな 笑)

これに対して本当に知らなかったと言う小草若。これは真実だろうなぁ。まさかあのあと草々くんが自分の罪を被っていたなんて想定外だったのは分かる。とすると、なんで草々くんがそんな行動をしてしまったのかが視聴者の私もものすごく気になります。
真実を知って何も知らずに草々をただ責めていただけの自分を後悔する喜代美…。後悔先に立たず・・・ですよね、ホント(涙)。

明日以降、草々くんの心のうちが分かってくるような展開になるんだと思いますが・・・早くそのきっかけエピソードを教えてほしいです。もう、今日の展開はモヤモヤしっぱなしだったんで(苦笑)。


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『ちりとてちん』68話 哀しい暴力

喜代美ちゃんの年季明け話題で明るかった雰囲気も昨日まで・・・。今日あたりからどんどん事態が悪化して痛々しい状況になってきてしまいました

初高座でやった「ちりとてちん」を一門会でかけることにした喜代美が師匠から稽古をつけてもらっていると奥の部屋から二日酔い状態の小草若が倒れこんできます。タンクトップ着ている小草若ちゃん・・・というか宗彦クン、細っっっ!!前から思ってましたけど、こういう薄着しているとますます彼の細さが目立ちますねぇ…。だから弱っている姿がますますリアリティがあって痛々しい
そんな弱りきっている小草若を介抱してやるのは草若。自ら水を用意してやり師匠としてではなく、「仁志」と呼んで“父親”として息子と対峙する草若の優しさに思わず目が潤んでしまいました。でも、今の小草若はそう簡単に立ち直れるはずもなく・・・「売れへんようになって当たり前やと思ってるやろ」と悪態をついてしまう。落語が精進せずタレント業に精を出していた自分を父親はきっとバカにしているんだろうってマイナス思考になってたんだろうなぁ…。いつも心のどこかでそのことに対する負い目を感じていたんだと思う。でも、そんな息子に草若は優しく語り掛けます。

「お前はおもろい。もっとええとこ出てくる。ええ落語ができるようになる。俺にはわかる」

なんてあったかいいい父親なんだろう~。本来ならばこの役目は志保さんが担っていたはずですが、草若もちゃんと父親として息子を温かく見守ってやってるんだなぁっていうのがすごく伝わってきました。あの言葉は本心からのものだと思います。予想外の父親からの温かい励ましに少し小草若の気持ちも和らいだように見えました。
でも、そんな父と子の姿を軒先からひっそりと見つめていた草々くんがなんだか切ない。早くに両親を亡くしてしまっている彼からすれば、この光景はすごく羨ましかったんじゃないかな…。草々くんから見た草若も「父親」だと思うし…複雑だと思う。

その頃稽古場では一門会で何をかけるかが話題になっていました。草原兄さんは隣の家に生まれた仔犬が可愛いからという理由で『鴻池の犬』をやることに(笑)。すると草々くんが遠くを見つめるように「懐かしいなぁ~」とシンミリ…。初めて見た落語が草原兄さんの『鴻池の犬』だったようですが、なにやらその当時には草々くんに関わる生い立ちの秘密がありそうです。草原兄さんもその頃のことはあまり触れたがりませんでした。
かつては京都の古い民宿で落語会をやっていたけれどももうその民宿も潰れてしまった…という話題をしていたところへ突然小次郎おじさん登場(笑)。その民宿買い込んで高く売ろうという企みのようですが「そんな金ないんじゃ」(by喜代美 笑)。さらに「儲けること考えるのが楽しいだけでしょ」とボソっとツッコミを入れるのを忘れない四草くん(笑)。今回の四草くんの見せ場はこれでおしまい(爆)。小次郎おじさんに「どこにそれあるの?」と迫られてる草原兄さんが面白かった

一方、小浜の魚屋食堂では頻繁に通ってくるらしい友春くんがやって来てました(笑)。いよいよ跡を継ぐべく修行が始まったようですが、単純作業にすっかり飽きてしまった模様。それでしょっちゅうサボッて魚屋食堂来てるのね(←アホぶり爆発 笑)。
そんな友春に順ちゃんは清海がどうなったか訪ねます。そういえば先週ラストの意味深なナレーションがあったな…。家にはあまり連絡していないらしくどうしているのか分からないとか。女子大生キャスターとしてやっていた「ニュースWOW」は半年で打ち切られてしまったそうで・・・A子ちゃんの現状がとっっても心配なんですが
ちなみに魚屋食堂さんには清海ちゃんのサインと、小草若ちゃんのサインと、五木ひろしのサインが飾られてました(笑)。

その頃稽古場では草々が一門会でかけるらしい『辻占茶屋』の稽古をしています。懐かしいですなぁ~。草々が三年のブランクを乗り越えてかけた落語ですよね。喜代美ちゃんにとってもすごく思い出深い噺・・・。ということで、稽古の手伝いとして三味線を弾いてみるのですが・・・あの頃と比べ物にならないくらい上達してた!!素晴らしいよ、喜代美ちゃん!一生懸命稽古してたんだねぇ…。草々にも「よう稽古した」と褒められて思わず見つめてしまうところも可愛い
そんな二人の姿を寝床の常連さんたちが温かく見守っていると(効果音のキラキラが入っていたのがウケたけど、荒れに荒れた小草若がやってきます。以前よりもずつとヤサグレてしまった小草若ちゃんはあんなに大好きだった喜代美ちゃんが心配してくれているにもかかわらず「うっさいなぁ!ほっとけや!!」とものすごい勢いで怒鳴ってしまう。ビクッとしたあとシュンとなってしまう喜代美ちゃんがかわいそうだったけど、そこまで荒れちゃってる小草若ちゃんも哀れすぎる・・・。
さらにビールをあおる小草若に草々は「大事な一門会や。お前もやるべきこときちっとせい!」と怒ります。が・・・

「俺にはどうでもええ一門会や!ずっと天狗芸能におったんや。どこに張り切る理由があんねん」

と聞く耳を持たない小草若。鞍馬会長のあの「知らん」が相当堪えてたんだろうなぁ…。他の兄弟弟子にとっては特別な一門会でも自分は天狗芸能に所属してずっと頑張ってきたという自負があるだけに、そう言いたくなる気持ちも痛いほどわかる。もう誰も自分を必要としてくれないっていう気持ちが体中に溢れて仕方なかったんじゃないだろうか…。辛いなぁ、小草若ちゃん

そのまま時は移ろい秋になりましたが、一度も稽古に現れなかったという小草若。庭の掃除をしながら草原の『鴻池の犬』の話を聞いて切なくなっている喜代美ちゃんが可愛い。と、ここで『鴻池の犬』の解説が入りました。
ここに出てくるワンコたちが底抜けに可愛い!写真をつなげたような映像だったのですがちゃんと物語になっててすごく良かったです。ここに出てくるワンコの声もクロが草々・威張ってる犬が喜代美・みすぼらしい犬が小草若になっててなかなか面白かったです。特にラストの「兄さーーん(by小草若)」「おとーとーー(by草々)」の掛け合いがちょっと笑えてしまった。ですが、けっこう切ない噺だったし・・・なんだか今週の話の大きな伏線になっているような気がするんだよなぁ。

この日は小草若ちゃんが担当していた「なにわ情報局」の最後の飲み会。後釜に決まっている尊建の周りにはたくさんの人が集まって華やかなのに、小草若の元には誰も来ません…。プロデューサーが「またなにかあれば宜しく」みたいなことを言いにきましたが明らかにその気はゼロ…。付き人として一緒に来ていた喜代美ちゃんもそんな小草若を見るのが辛い
ついにこの雰囲気に耐え切れなくなった小草若はその場を離れてしまいます。あわてて追いかけようとした喜代美は他のスタッフに捕まってしまったけれども、小草若を追いかけようとする人が誰もいないなんて哀しすぎる本当にこの業界は浮き沈みが激しく残酷で厳しい世界ですねぇ…。

小草若が外へ出ると草々が待ち構えていました。「なんで稽古にけえへんねん。師匠が待ってはる」と言っても「どうでもええわ」と投げやりな小草若・・・。草々としてみれば小草若のことが本当は心配でたまらないんだと思う。でも不器用だからあんなふうにしか接することが出来ないんだよね・・・。
そこへ飲み会を抜け出してきた尊建がやってきます。「落ち目のお前が下手な落語やったら余計どツボにはまるぞ」と小草若を挑発しますが、そこを草々が「師匠は全員出ろと言っている」と庇います。しかし!これが火種となり尊建の憎まれ口は小草若から草若師匠へ…。師匠から「自制しろ!」と怒鳴られたことを思い出して必死に拳を出すのを耐えている草々でしたが・・・・

尊建 「今さら復帰なんてせんと、さっさと引退したらええねん」

この一言に我を失って殴り飛ばしてしまったのは小草若・・・。尊建が気絶してしまうほどの勢いで殴ってしまったとは・・・。自分のことをけなされているのはまだ我慢ができた。でも、尊敬する大好きな父親をけなされたことが心の底から許せなかったんだろうなぁ。かつて三年間父親を憎み続けてきたときもすごく辛い想いをしていた小草若。涙の寿限無で父親への愛情を吐露した小草若・・・。そんなナイーブな彼だからつい頭に血が上ってしまったんだと思うと手を出したことを責める気持ちになれません

小草若 「・・・やってもうた・・・。これでおやじにも見捨てられる・・・終わりや!」

震えながらこう言い残して走り去ってしまう小草若ちゃんに涙が止まらなかった。テレビからも見捨てられ、殴ってしまったことでついに唯一の小草若ちゃんの生命線でもあった父親からも切られるだろうと本当に絶望してしまったよ・・・。「おやじにも見捨てられる」って言葉があまりにも哀しすぎる
そんな小草若を呆然と見つめている草々・・・。そこへ騒ぎを聞きつけたスタッフたちと共に喜代美も出てきます。そこに見た光景は立ちすくむ草々の前に気を失っている尊建の姿・・・。そして「俺が・・・・・殴った」と言ってしまう草々・・・。草々くんの小草若ちゃんに対する感情がものすごく気になります。



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『ちりとてちん』67話 明と暗

オープニングの挨拶が上沼ナレではなく若狭ちゃんで始まりました、第12週。サブタイトルは“一難去ってまた一男”です。なんとも意味深で嵐の予感が・・・・。

喜代美が恋心を封印してから2年が経過し、そろそろ年季明けが見えてきたようです。内弟子修行は三年と聞かされていた喜代美は「年明けたらすぐ年季明け」と楽観的に語っていますが兄弟子たちからはことごとく「オイ!」とツッコミが入ってました(←2年経ってますます息もピッタリな草原兄さんと四草くんコンビ 笑)。三年はひとつの目安、本当の年季明けは師匠の許可が無いといけないと聞かされて喜代美ちゃん愕然。そしてさらにあの男が・・・

四草 「ま、お前の場合は10年かかっても明けへんやろうな」
(←2年経っても毒舌の質は落ちない四草くん 爆)

このダメ出しのような言葉で落ち込んでしまう喜代美ちゃん、哀れ(笑)。そのあと四草くんも菊江さんから「いじめなんな」と小突かれてましたけどね(そのときも恐らく無表情だったろうなぁ 笑)
そんな風に盛り上ってる中、2年前に小浜の家を出た小次郎おじさんが突然乱入してきます。なんと、あれからずーっと奈津子さんちに居座る「ヒモ」状態になったらしい小次郎おじさん(爆)・・・持っているカバンといい、寝床寄席をサカナに屋台で儲けようという魂胆といい、もろにフーテンの寅さんを地でいってますがな。二人の仲は親密で「小次郎」「なっちゃん」と呼び合う仲になっているようですが・・・・この先あんなラブラブが長続きするとは思えない気が・・・(苦笑)。喜代美ちゃんが「奈津子さん、それでええんですか・・・」と苦笑いする気持ちがよく分かる。
にしても草原兄さん、小次郎さんのこと気に入ってるのか本当はいけないと分かっていながら「この人おもろいからぁ~」と誘ってるところが可愛い。四草くんの賭けにノリノリだった頃のノリと一緒ですがな(笑)。

2年経過した小浜の和田家についても触れられてました。お父ちゃんの箸はやはり売れ行きがあまりよくないようで糸子さんが魚屋食堂さんにパートに出ているようです。小梅ばあちゃんはスペインに行ったきり手紙のみのやりとりだとか。正平くんは無事に大学進学して地質学を勉強中(大学が午後休校と言うと糸子さんが授業料払ってるのに、みたいな発言してました。経済的にかなり窮屈なんだ…)。魚屋食堂はあの頃と変わらずなのですが、順ちゃんがすごい大人っぽくなっててビックリしました。友春くんとの関係はあれからどうなったのかな?気になる・・・。

再び寝床。好評だった寝床寄席も千秋楽を迎えて一門の皆と常連さんたちが打ち上げして盛り上っている中、一人だけヤサグレて酒をあおっている小草若。そこへ情報通の男がまた・・・

四草 「そんなに堪えてはるんですか。秋からなにわ情報局降ろされんのが」
(←相変わらずシレっと傷口に塩を塗りこむ発言をしてるよ 苦笑)
驚く一同ですが、さらに・・・
四草 「ちなみに新レギュラーは尊建兄さんです」
(←ダメ押し発言だが・・・キミ、いつどこでその情報仕入れてんだ? 笑)

ちなみに四草くん・・・というか虎ノ介クン、ええ身体してますなぁ(笑)。特に上半身の筋肉が非常に気になったんですが!しかも肌の色が白っっ!なにか猛烈なトレーニングしたとか?ちと気になった・・・。てなことはさて置き(爆)!
この四草毒舌が火種となり、寝床の雰囲気は徐々に悪くなっていき・・・小草若ちゃんの酒のピッチも上がりかかってます。と、その時草々くんが小草若ちゃんの酒を取り上げたことでついに事件勃発「酒ばっかり煽ってないでもっと落語に精進しろ」と食って掛かる草々に対し「フリートークで盛り上げてるほうが俺の客のオバチャンが喜ぶんじゃ!」と対抗する小草若…。あぁ・・・自分の客層のツボは心得てたのね(苦笑)。この二人の様子に「またか・・・」とため息交じりの草原兄さん、相変わらず胃が痛い日が続いてたんですね
さらに二人の詰りあいは続き・・・

草々 「2年かかって増えたレパートリー『子ほめ』と『時うどん』だけやないか。若狭でさえ5席できんねんど
(←さすがに寿限無以外にもネタが増えたようですが、1年に1席か… 苦笑)
喜代美 「若狭でさえって・・・
(←かわいそうにねぇ・・・)
草々 「15年やってて、それで若狭ごときに負けてどないすんねん!」
(←全く若狭ちゃんのこと見えてませんな 爆)
喜代美 「若狭ごときって
(←ショックだねぇ・・・ 苦笑)

えーと、いつの間にか喜代美ちゃんも巻き添えになってました(爆)。2年経っても草々くんの中では喜代美ちゃんは未熟で世話の焼ける妹弟子としか見えてないのね…。このあともさらに詰りあいはヒートアップしていき、「底抜け」ギャグをバカにされた小草若ちゃんはそばにあった草々くんの大切にしている高座座布団を投げつけてしまいます。それを顔面蒼白で拾いながらはたいている草々くんに向って悪魔のような笑みを浮かべた小草若。これで堪忍袋の緒が完全にブッちぎれた草々くん・・・またまた草々vs小草若の仁義なき戦いが勃発です
そんな二人を見かねた草若師匠は今までに見たこともないような恐い形相で二人を叱り飛ばしました。

草若 「簡単に手挙げる癖ついたらいつか自分の首絞めることになる。ちっとは自制すること覚え!」

いやぁ~、あの啖呵は大迫力でございました。いつも優しい師匠があんなふうに怒鳴るなんて・・・草々や小草若じゃなくても視聴者の私だってシュンとしてしまいます(笑)。渡瀬さんの大貫録ぶりを堪能させていただきました。
その草若師匠の怒鳴り声をどこで聞いていたのか、あの鬼の天狗芸能会長・鞍馬太郎さんがこれまた貫禄十分で寝床にご入店。熊五郎さんの「何や、絵に描いたように貫禄のある爺さんは」っていう最もな反応が笑えました(笑)。入ってくるなり嫌味のオンパレードな鞍馬会長に喜代美ちゃんは大胆にズズズイーっと前に立ちはだかります。「おひけーなすって」のテンションで啖呵を切り、それにビビッた会長がスタコラサッサと逃げ帰る・・・・・という妄想に浸っているだけっていうのが相変わらずで面白かった(笑)。会長の前に棒立ちになってただ満足してるだけだったのね

そのあともチマチマチマチマ・・・・嫌味ばかり口にしている会長に寝床の雰囲気もドヨヨーンとなっていくのですが(四草くんがすごい顔して睨んでるよ 爆)・・・「一門会で出した損害は一門会で返せ言うとんのじゃ」という言葉に表情が変わる一同(喜代美ちゃん除く 笑)。

鞍馬 「暮れの12月25日天狗座、夜7時開演。カレンダーに書いとけ」

と吐き捨てるように言って出て行く会長でしたが・・・素直じゃないんですねぇ徒然亭一門に復活の機会を与えてくれるなんて、実はすごく寛大な人なんじゃないですか!
この会長の言葉に感無量の草若・草々・草原・小草若・四草。あの草若失踪事件から六年、ついに天狗芸能からお呼びがかかった・・・つまり、徒然亭一門の完全復活の日がついにやってきたわけです。目を潤ませている草原兄さん、今にも大声で泣き出しそうな草々、感動のあまり涙がこぼれそうになるのを必死に抑えている四草(感情が溢れそうになっているのを必死に抑えている姿は本当に可愛くて萌える・・・皆どれだけこの日を待ち望んでいたんだろうと思うと胸が熱くなりました

そんななか、小草若ちゃんは一人会長を追いかけて「あんなご迷惑をおかけしたのにこの度の寛大なご処置、傷みいります」と丁寧に挨拶してました。こういう礼儀正しいところを見るとすごいいい教育受けてきたんだなぁと思う。シャキッと挨拶している姿は狂言師・茂山宗彦くんの姿とも重なる気がしますね。とても品があってよかった
ところが、鞍馬会長から帰って来た言葉は・・・「誰?あんた?」・・・。徒然亭が天狗芸能から破門されてからも小草若ちゃんだけはここに残ってタレント活動頑張ってきてたんですよね。それなのに、あの反応は・・・。さらに嘘だろうという気持ちで「また底抜けに~ご冗談を~」と無理やり笑っているのですが反応は同じ・・・。あまりにも痛々しすぎる「底抜け」ギャグ。あれは相当キツイだろう・・・っていうか、見ているこちらも相当キツかったよ。その場に呆然と立ちすくむ小草若を後からそっとみていた草々もかける言葉がない…。

そんなやり取りがあったとは露知らぬ寝床では一門会の復活に大盛り上がり。六年前の雪辱戦だという磯七さんの言葉に「私だけ出られんいうことですよね・・・」と落ち込む喜代美ですが、草原兄さんや四草くんから「お前も出れる」と言ってもらえて大喜び。もうすっかり一門として認められているんですね~。それにしても四草くん、喜代美ちゃんのフォローを入れてあげるとは・・・あれからずいぶん成長したんだねぇ。
さらに、その一門会で若狭の年季明け決めようかと師匠から提案が!二重の喜びで沸き立っている中草々が戻ってきます。早速年季明けが決まったことを報告する喜代美に「すごいやないかぁ!もうちょっとで一人前や!」と心から喜んでくれる草々。可愛い妹弟子の明るいニュースに笑顔を向けてくれた草々ですが、小草若のことを考えると少し複雑な表情に・・・。
明日ものすごく嵐の予感がするんですが・・・・



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『風林火山』最終回 決戦川中島

一年間見続けた『風林火山』がついに最終回を迎えました。1回増えて全50回になったせいか、やたら回想シーンが多く差し込まれるのが気になりましたが(苦笑)、全体的には躍動感のある感動的なラストだったと思います。

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信繁と諸角の死の知らせを受け「守るだけでは足らん、勝つのじゃ」と言う信玄の言葉についに勘助は出陣を決意。駒井に「もはや講ずる策はなし。お屋形様を頼む」告げ、「それがしも前へ出まする」と足を引きずり陣を去る勘助・・・。これが信玄と勘助の永遠の別れ。しかし、このシーンはあまりドラマチックにせず静かに短く終わらせていたのが印象的でした。もう会えなくなるかも知れないという想いはお互いに抱いていたはずなのに、敢えてそれを言わずに静かに別れた二人・・・。実際もこんな感じだったのかもしれません。

一方上杉陣では思わぬ苦戦にそろそろ引き時ではないかと宇佐美が政虎に進言します。ところがそれを無視して信玄の首を取ってみせる!の勢いで突っ込んでく政虎。ついに大将自ら白馬を飛ばして少数の家臣を引き連れて出てってしまった(苦笑)。それにしても馬の乗りこなしがすごいなガックン。コンサートでの乗馬姿が目に留まって謙信に抜擢されたというのが分かる気がした(笑)。
その頃、妻女山から降りた真田は村上軍と激戦を繰り広げてます。村上さん、お久しぶりでしたが相変わらず元気そうでしたな。この戦いは結局どうなったのか?

そして勘助もいよいよ突入しようというところにやってきます。先に出た伝兵衛や太吉のあとを追おうとしたとき、突然義信が現れ驚く勘助。前に出ようとする義信に
「命を粗末にしてはいけない。あなた様の命と勘助の命は違いまする」
と決死の想いで止めにかかる勘助が切なくて涙が出ました。勝頼に愛情を注ぎ義信はどちらかというとあまりよく思っていなかったように見受けられた勘助が、最後に義信に命がけの説得をした・・・。その熱い想いは義信にイヤというほど届いていたのか、なにやら目元が潤んでいるように見えましたよね・・・。武田を守ってほしいという勘助の言葉に引き返していく義信。
いざ戦場へ行こうとする勘助を由布の手が引き止めます。しかし『死んではならぬ』という声を聞いた勘助は「生きている限りは諦めない。お屋形様に天下を!」と突っ込んできます。生きるための勘助の戦いが始まります・・・。

最初の対決は宇佐美。なぜ国を滅ぼしてまで戦うのかと問われた勘助が顔をしかめた瞬間、その間を政虎が猛然と突っ込んでいきます。他の家臣はついてこれなかったのか(笑)一人突っ走ってます!誰か一人でも狙っちゃってもいいものを・・・みんな自分の戦いで精一杯なのかオール無視状態でした。ありえねぇ!とは思いましたが、ドラマ的に、画的には面白かったかも。
信玄の元へまっしぐらに向う政虎。そして有名な一騎打ちのシーンです。ものすごい形相で刀を振り下ろす政虎と3度その刀を軍配で受ける信玄。まさに静と動!ここの映像はとてもキレイでした。亀ちゃんがスタパで言ってましたが、カット割りのほかにも一連の動きも撮影したようですね。それだけ気合がこもってたんでしょう。
もうひと太刀!というところで武田軍の刀が馬に刺ささったようでGackt政虎退却。それを静かに見送る信玄。「三度受け止めたが軍配には七太刀もの傷がある。あれこそが越後の竜神である」というセリフがなんとも重みがあってよかったです。にしても、あの白馬ちゃん・・・刺された割にはものすごく元気だったけど・・・大丈夫だったのか(苦笑)!?

退却してきた政虎を勘助は必死に追いかけながら「一国を滅ぼしてまで何のために戦うのか」という宇佐美の言葉に「生きるためじゃ。我が想うお人のためじゃ」と心の中で応える勘助の姿がとても印象的だった・・・。
しかし、身体には矢が刺さり直江の剣が勘助の兜を飛ばし落馬してしまう勘助。それでも生きるために奮戦する勘助。その目線の先に映っているのは戦う勘助を静かに馬上で見つめている政虎・・・。満身創痍になりながら政虎を求めるように手を伸ばした瞬間、全身に銃弾を受けてついに倒れてしまう。普通ならあれは即死に近いんじゃないかと思うんですが、生きる執念がすさまじい勘助はそれでも死なないのです!不死身か!?
銃弾に倒れた勘助目線のカメラワークがなかなか面白かったです。あんなふうに武田本陣が見えていたのかなぁ・・・。
「見える、我が孫子の旗。見える、我がお屋形様」
そう呻きながらもまだ戦えると全身全霊の力をこめて立ち上がる勘助すごい生命力です。
そのとき目に映ったのは平蔵。勘助に刃を向ける平蔵に覚悟を決めて首を取るように言う勘助。それをためらう平蔵にあの、ミツが刺された時の摩利支天を渡そうとします。平蔵が矢崎さんのお墓に備えたものを勘助が拾って再びつけたんでしたよね・・・。それが巡り巡って再び平蔵の元へ・・・と想った瞬間、平蔵に矢が刺さってしまいその場に倒れてしまう。託せなかった摩利支天を手に呆然とする勘助の目に映ったのは真田軍の六連銭

「勝った・・・、お屋形様、我らが勝ちにござりまする!勝鬨をお挙げくだされ!!」

最期に見たものは味方の旗だったとは・・・。そしてその旗に孫子の旗を重ねるとは・・・。その瞬間に討たれてしまうとは・・・。なんだか切なくてまた涙が出た・・・
屋敷ではリツに与えた摩利支天の彫り物がなぜか軒先に。それを見た瞬間にリツは勘助の死を直感して涙を流します・・・。かわいそうなリツ・・・。

武田本陣では信玄が信繁の遺体に触れ涙を流します。最期まで兄に尽くした弟を思い出し
無念の涙を流す信玄も切ない
そこに伝兵衛が『山本勘助にござりまする』と叫びながら首のない勘助の遺体を背負ってやってきます。首にはあの摩利支天が・・・。さらに別方向から『旦那様の首じゃ』と叫びながら太吉が勘助の首を上杉から奪い取りやってくる・・・。勘助と一番古い付き合いのあった二人が勘助を信玄の元へ連れてきてくれたんだと想うとまたまた涙が
「胴と合わせててやるのじゃ」と静かに語り横たわる勘助を見つめる信玄、そして家臣一同・・・。見つめながら「笑っておるのぉ」と涙を流す信玄・・・。横たわる勘助の前で勝鬨を上げる信玄と家臣たちの姿に涙が止まらなかった

そして矢を受けて倒れたはずの平蔵も家族の元へ戻ろうと必死に家に向っています。家族の為に生きて帰ろうと必死な平蔵。「戦はもういい」というセリフがとても重く感じられました・・・。平蔵は倒れてしまったけど、そんな彼の元にあのおふく婆が駆け寄ってきます。恐らく彼はおふく婆に助けられてヒサの元へ戻るのでしょう。原さんのエピソードはその伏線だったのかな・・・。生きるために戦って死んだ勘助と、死の間際に生きることを臨み恐らく生還する平蔵・・・対照的な二人の姿でした。

月影のなか花の中に埋れている勘助の眼帯シーンがラストでした。そこに被せられたのは「わしにはみえるらよ。勘助の中に咲いている花が。だから勘助は怖くねえら」と言ったミツの言葉というのが意外でした。原点回帰といったところでしょうか。静かで安らかなラストでした。

これで「風林火山」は終わりました。一年間、内野さん、亀治郎くん、その他キャストの皆さんに楽しませてもらいました。ありがとうございました!あとは年末の総集編か・・・。そういえば今回は座談会みたいなのないんですかね。ちょっと見てみたかったんだけど・・・。


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『ちりとてちん』66話 再出発

一日遅れの感想レポになってスミマセン(汗)。先ほどじっくり試聴しましたが・・・また涙が・・・。なんか毎週必ずどこかで泣いてる気がする(苦笑)。

苦渋の決断で秀臣さんの店に箸を卸すことを決めた正典さん。生活の為、子供の為にはどうしてもそうせざるを得なかった無念・・・。厳しい世界ですね。で、アウトレット箸の件で殴られてしまった小次郎さんは『さがさないで下さい』というなんとも古典的な置手紙を残し家出(笑)。「戻ってくる気満々やないな」という正典さんの反応も、今度は本気なんじゃという予感がした糸子さんの「・・・漠然と」の反応も面白かったです。相変わらずいいノリツッコミ夫婦だ(笑)。

東京行きを悩んでいた清海は草々を呼び出し、川辺である告白を…。二人の様子が気になって草若宅前でオロオロしていた喜代美は草々が戻ってくるや否や買い物済みのポリ袋を持ちながら「買い物に行くところです!」と“いかにも”風なリアクションしますが草々くんは不審な目で買い物袋見てましたね(笑)。相変わらず空回りしてる喜代美ちゃんですが・・・清海とのことを知って驚いた彼女は飛び出して行きます。
大阪城と京阪電車の見える川沿いの遊歩道で佇む清海に駆け寄り、なぜ草々のことがすきなのに東京へ行くのか尋ねる喜代美。そんな彼女に清海は草々に渡したはずのお守りを握り締めながら静かにそして力強く
「落語に打ち込んどる草々さんが好きだから、自分もやりたいことから逃げずに一生懸命やっていきたい」
と語ります。草々を尊敬している、とハッキリ語っていた彼女だからこその決断だったんだなぁと思いました。でも、草々のそばにずっといたかったことも事実だろうし・・・それはそれはすごく悩んだんじゃないのかな・・・。草々に渡したはずのお守りを返してもらっている清海を見たとき、彼女の覚悟と苦しみが感じられてとても切なくなりました

さらに今まで溜め込んできた想いをぶつけてきた喜代美に「思うとること全部言うてくれて、嬉しかった」と語る清海。以前にも「嫌われているのかと思った」と言ったことがあったし、彼女の中でもずっとモヤモヤしていたんだろうねぇ…。でも喜代美のことは大好きで友達でいたいと思っていただけにすごく苦しんだんだと思う。だから、「B子のこと、羨ましい思うとったよ」と告白して動揺している喜代美に抱きついたシーンはものすごく切なくて涙が出た

「B子…、頑張ってええ落語家になってね。私もニュースキャスターの仕事、頑張る」

この台詞は思い出すだけでもホントにウルウルですよ。今まで色々なドラマで似たようなシーンは見たことあると思うけど、こんなに泣けたのはこのドラマが初めて。どうしてかなぁ…。
そしてさらに、去っていく清海に涙ながらに語りかけた喜代美の台詞が泣けた

「A子が居らんかったら私…きっとこんな道見つかっとらんかった。落語家になられへんかった。ありがとう、A子!」

清海に抱きしめられて喜代美のなかで今まで抱いていた彼女への心情が大きく変わったんじゃないでしょうか。A子への感謝の気持ちを叫んだB子のこのセリフは一点の曇りもない本心からのものだったと思います。二人はようやく、本物の親友になれたんだろうなぁ。笑顔で大きく手を振り合う二人のキヨミの姿が本当にとても感動的でボロボロ涙が零れてしまいました。本当にいいドラマだ…。でも、これがA子らしい清海の最後の姿になるなんて・・・どうなっちゃうの!?切ないなぁ…。
ちなみに小説では最後に清海に叫んだセリフが「A子になりたいと思っていたけどもうやめる、私は私らしく自分の道を歩いていく」となっています。でも私的にはドラマのほうが清海への思いやりが感じられて温かくて好きだったなぁ。たぶん、脚本が間際に書き換えられたんでしょうね。

一方、喜代美が戻ってくると稽古場では『算段の平兵衛』をかってにかけてしまった四草くんが師匠から問いただされています。その様子を草原兄さんと小草若ちゃんが見つめてて、喜代美ちゃんも思わずその輪に加わってました(笑)。
なぜ客に受けなかったのか、師匠に問われても未だにその理由が分からず神妙な顔をしている四草。そんな彼に「落語のテープ聞いて落語の腹がわかるか?」と語りかけます。どんな間で、どんな顔で言ったら客が笑うのかテープだけではわかるはずがない、稽古というのはそういうことを教わるものなのだと言われ、ハっとなる…。

草若 「落語いうのはな、人から人へ伝わってきたもんや。これからも伝えていかなあかんもんや。お前もその流れの中におる。それを忘れたらあかんで」

落語という伝統はテープなどで覚えるものではなく、人と人とが向き合って伝えられて初めて成り立っていくものだということをじっくり四草に語り聞かせた師匠。とても重く、そして胸に響く言葉だったなぁと思いました。その言葉の端々には未熟な弟子への愛情がたくさん含まれてた…。小説の描写よりもずっと優しい草若師匠に感動してしまいました。だから四草くん、あんなにウルウルして聞いてたんじゃないのかな「落語は一人でやるものではなく、人から人へ伝えていくものだ」というとを四草くんに気づいてほしかった師匠は彼がこだわる『算段の平兵衛』を教えなかったんでしょうね。
それにしても目をウルウルウルウルさせてる四草くんは本当に母性本能くすぐるといいますか…底抜けに可愛いですなぁ(笑)。クールな振りしてますけど、本当はものすごく涙もろいヤツなんじゃないかと…。虎ノ介さんが毎度毎度本当にいい表情してくださるんでますます気になってしまうなぁ(笑)。

師匠に諭された四草くんは突然「若狭、座れ。稽古見たる」と突然振り向きます。彼の中で何かが変わったんでしょうが・・・若狭ちゃんにとってはちょっと災難!?でも小説によると、四草くんの教え方は一見けだるそうながらも(笑)かなり熱心なものらしいですよ。その様子を是非見せていただきたかった~。ラジオで虎ノ介クンが「若狭に対する気持ちが少し変わる」と語ったようですが、たぶんこのあたりのシーンを指していたのではないかと・・・。「でもカットされてるかも」とも言ってたらしいのですが・・・案の定だったんですかね(爆)。
ちなみに小説では「算段の平兵衛」はこの半年後に師匠から教えてもらうという記述があるのですが、ドラマ的にはそれはどうなったんでしょう?後日なんらかの四草くんエピソードで使われる可能性があるから敢えて伏せたのかなぁと思ったんだけど、どうなんだろう。

夜、喜代美は草々を心配して「大丈夫ですか?」と語りかけます。仕方がない、と空を見上げてる草々くんはちょっと寂しそう…。でも、そのあと突然

草々 「おまえ、オレのこと好きなんか?」

とあまりにもストレートすぎる質問!こらこらこら、そんな直球で女の子に聞いたらいかんよ、草々くん(爆)。でも、どこから聞いたのかビックリする喜代美ちゃんに「風の噂」と言っちゃうところが可愛いんですが(←ただすぐあとに小草若ちゃん経由とバラすあたりがなんとも・・・ 笑)
そんなことを聞かれて動揺しそうになりながらも、喜代美ちゃんは必死にそれを押し隠して笑いながら「も~、そんなわけないやないですかぁ」と一世一代の大芝居を打ちます。この笑い方がなんとも自然で・・・そして切なくて・・・思わずウルっとしてしまつた。これを本気と受け取った草々くんは安堵して「ほんまだったらお前のことめちゃくちゃ傷つけたなと思って・・・」と言います。それを聞いたときの喜代美ちゃんの気持ち・・・どんなだったんだろう。私は草々くんのこの言葉、ちょっとだけ嬉しかったです。ストレートすぎて鈍いヤツだけど、でもなんか憎めない草々…。
その言葉に少し俯いている喜代美の頭に手を置いてナデナデしながら「がんばろうな」と笑顔で言って去っていく草々くん。以前なら舞い上がって再び動揺してしまう喜代美ですが、今回はそのことで自分の中に決着をつけて稽古に精進していくことを固く心に誓います。色々な辛いことがあったけれども、そのことでさらに成長できたんじゃないのかな。そんな喜代美ちゃんを心から応援したくなりました。

そして時は流れ2年後の1995年夏。寝床寄席は大盛況で大賑わい。草原兄さんの落語に爆笑しながら見入っているお客さんたち。四草くんにはなぜか若い子たちの黄色い声が飛びまくり(それでも表情をあまり変えない四草くんがオモロイ 笑)、底抜け三連発でノリノリの小草若ちゃんにはオバチャンの固定客(まだ寿限無オンリーなのだろうか 笑)、師匠には通っぽい往年のオジサマがた、草々くんには師匠の芸を継いでいく正統派としてみつめるファンがついてます。見に来る客もそれぞれの個性によって違うというのが面白いですね。それにしても2年経ってもみんな変わらんなぁ(笑)。
さらに喜代美・・・もとい若狭には兄弟子達のファンたちが温かい眼差しで見守ってくれています。初期の頃に比べるとまくらもスムーズにずいぶん落ち着いて噺が出来るようになってます。なんかちょっと貫禄も出てきたし、今後が楽しみです。
そんな盛況な寝床寄席を見つめているのは・・・鬼の天狗芸能社長・鞍馬さんではないですか!なにやら計画がありそうです。

というわけで、小説上巻部分が終了しました。下巻はまだ発売されていないので、次からは私もドキドキしながら見ていくことになりそう(←ステラなどで多少は情報仕入れてますが 笑)。なんだか次週のストーリーは・・・切なすぎて泣きながら見ることが多くなりそうな予感が・・・。

ちりとてちん 上 (1) (NHK連続テレビ小説)ちりとてちん 上 (1) (NHK連続テレビ小説)
藤本 有紀 青木 邦子


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この小説分のストーリーは放送済みなのでファンの方、この機会にぜひ購入されてみては。テレビでは放送されなかった細かな描写もあるので楽しめると思いますよ♪




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『ちりとてちん』65話 未熟と成長

今日は12月14日・・・『ちりとてちん』的にいうと、この日は第1回寝床寄席が開かれて草若師匠が復活した日ですね。あの感動のエピソードを何となく思い出してしまいました。

自分のモヤモヤした気持ちに耐えられなくなった喜代美は草若に「破門にしてほしい」と懇願してしまいます。草々に恋していること、二人が付き合うことで忘れようとしてもどうしても忘れられないこと、A子こそが自分の天災であること・・・などなど、今まで抱え込んでいた気持ちを堰を切ったように泣きながら吐き出します。ようやく、ようやくガス抜きできたねぇ…。
そんな喜代美に「軽々しく破門なんて言うな!」と怒鳴りつける草若。そんなことを言うことこそ最低最悪だ!と叱り飛ばしますが、そのあとひとつひとつ喜代美の言葉と真摯に向き合ってくれる師匠・・・本当に優しくて泣けてくる・・・。

「嫌な自分を見つめることはとても苦しい。けれどもその先に見えてくるものがきっとある。そうすることで優しい気持ちになることが出来るし、あんたの落語をもっともっと楽しいもんにしてくれる」

なんだろう・・・このセリフが本当にすごく感動的で素直に心の中にすーっと入ってくる。説得力があるんですよね。よくドラマ中にいかにもみたいな説教めいたセリフがありますが、今回のドラマは素直に聞ける。「ああ、そうだよなぁ」って頷けるんです。渡瀬さんの語り口調もとてもよかったし、本当に『ちりとてちん』はいいドラマだよなぁと思ってしまいました。
そしてさらに、自分とよく向き合ったあとは天災でもあるA子と向き合いなさいと優しく諭す師匠。落語の『天災』と違うことは話が出来る相手だということっていう台詞がとても印象に残りました。

そして寝床寄席の日・・・『長月の会』のポスターが表に貼られていましたがいつものように演目が記されていませんでした。“口を開くまでわからない笑袋にこうご期待”と書いてあったのが面白かった(笑)。
「天災」と決着つけないと落語『天災』は語れないと喜代美が向った先は清海のマンションでした。師匠に言われ、勇気を出して相手と向き合う決心したんですね…。A子と向き合い、意を決して話し始める喜代美。出会った時からずっとA子が苦手だったこと、B子というあだ名も嫌いだったこと、自分にないものを全て持っているA子に今までずっと嫉妬してきたこと、そして自分も草々のことが好きだったこと・・・。草々と別れてほしくて東京行きを勧めてしまったことも正直に全て告白しました。これだけの重い気持ちを今までよく我慢してきたなぁと思うとなんだかそれだけで泣けてきてしまう
さらに必死に涙をこらえようとしながら清海に東京行きを勧める喜代美には涙してしまった。あのときの言葉は彼女の本心。草々の前で胸張って生きられない人間になりたくない、そんな想いが喜代美ちゃんをまた一歩強くしたように思います。
「今は悔しい・・・。もしかしたら永遠に立ち直られへんかもしれん」
そんな正直な気持ちもストレートに清海にぶつける喜代美ちゃん・・・それでも草々の元へ行ってほしいと懇願する姿はあまりにも切なくて胸が痛かったです・・・。それをまた涙をこらえながら正面から聞き入っている清海ちゃんの気持ちも切ないし・・・。でもこれって、二人にとってはすごく必要な時間だったんじゃないかなと思うのです。喜代美のこの行動がきっといい結果を導いてくれるんじゃないかなと・・・。

一方の寝床寄席開幕直前の稽古場では事件が発生!喜代美への恋心を抱いていた小草若ちゃんもたぶん限界に達していたんだろうなぁ・・・。ついにこらえきれず、草々くんに
「喜代美ちゃんはお前のことが好きなんや!」
と暴露してしまう。清海ちゃんのことしか見えてなかった草々くんはビックリ(苦笑)。まぁ小草若ちゃんも鈍いヤツだったけど、草々くんもそれについては同罪だからなぁ。で、この発言がキッカケで再び小草若vs草々の仁義なき戦いが勃発

小草若「そこまで底抜けにアホか、お前は!?」
(←キレても底抜けポーズは欠かせない 笑)
草々 「誰が底抜けにアホやねん!コラァ~!」
(←レッスンの成果なしな底抜けポーズで対抗 笑)

と、つかみ合いの大喧嘩。騒ぎを聞いて駆けつけた草原兄さんが止めに入ったのですが二人の勢いに突き飛ばされてしまいます。なんかすごい痛そうなぶつかり方してたんだけど大丈夫だったんだろうか、吉弥さん(苦笑)。これには慌てて駆け寄り兄さんを心配する草々と小草若なんですが・・・四草くんは我関せずのただの傍観者(←こらこら、兄さんを労わりなさい 笑)。突き飛ばされた兄さんもついに「本番前にケンカするヤツは高座に出る資格あらへん!」とキレちゃったよ。今週は本当に心労が耐えないですねぇ、草原兄さん(苦笑)。
しかし、そうなると出演者が三人だけになっちゃうんじゃ?という師匠の心配にやけっぱちで
「三人でお客さん感動させたらいいんです!」と四草くんの肩を抱き寄せるんですが・・・・四草くん、な~んか妙な表情してたよなぁ(←すっごい可愛かったけど 笑)。あれは何かやらかそうと思っているんじゃ・・・

と、思ったら・・・本当にやらかしちゃったよ四草くん(爆)。師匠が教えてくれないことによほどフラストレーションが溜まっていたのか暴走して勝手に『算段の平兵衛』をかけてしまいました。師匠、ものすごく厳しい顔してたぞ…。後が恐いぞ、四草くん…。
ところがこの『算段の平兵衛』が全く客に受けず、高座で大粒の脂汗をかきまくる四草。いやぁ、あれは相当キツイんじゃないでしょうか。たぶん若狭ちゃんが初高座で失敗したときと同じような心の焦りを感じたんじゃ・・・(苦笑)。客の反応を気にしながら目が泳いじゃって見るのも痛々しい
稽古場に戻ってから草原兄さんに「何でお客さんが笑わなかったか自分でよう考えてみぃ!」と叱られて返す言葉もない四草くん(笑)。俯いて凹んでいる姿が・・・なんだかかわいそうなんだけど・・・やっぱり可愛い。なんか四草くんて拗ねれば拗ねるほど可愛くなってるような気がするんですが(笑)。

この怒りモードで高座にズンズン上がっていく草原兄さん(笑)。ところが、それがなんとと出たか滑り出しのまくらから絶好調。冷えた客席とクーラーのいらなくなった季節とを掛けてるあたりは巧いなぁと私も思ってしまったし。四草くんの失敗落語で冷えていた客席にも熱気が戻っていきました。草原兄さんは喜代美ちゃんがやるはずだった『天災』をかけたようで、緊張もせずに一度も噛まずにお客さんを大いに沸かせてます。このあたりの話し方はさすが桂吉弥さん!ほんまもんの落語が聞けたなぁという感じで楽しかったなぁ。短いシーンだったけどすごいオーラ伝わってきましたから。
その様子を見守る師匠のもとへ喜代美が戻ってきました。草原を見ながら「未熟なヤツのおかげで成長するヤツもいる」と感慨深げに語りながら、喜代美には「なんぼでも迷惑かけてええんやで」と優しく諭します。この言葉が本当にとっても温かくて涙が出てしまった。本当にいい師匠だと思う・・・。

絶好調だった草原兄さんですが、結局最後のオチで噛んでしまいます(ハラハラしている草々たちが面白かったけど)。でも、客席は温かい拍手で包まれました。この落語会でひとつまた成長した草原兄さんに師匠は

「今日の風呂はよう温もってるな。気ぃ抜いたら火傷しそうや」

と語りかけます。これって草原兄さんが以前天狗座で客席を冷やしてしまったときに師匠から「ぬるめの風呂もたまにはいいもんだ」と励ましの言葉をかけてくれたエピソードがリンクしてますよね。あの時は『ぬるま湯』だった草原兄さんの落語が『よう温もった湯』になった・・・。その言葉をかけてくれた師匠・・・草原兄さんにとって最高の褒め言葉に聞こえたに違いありません。ちょっとしたシーンでしたが心が温かくなる素敵な場面でまたしてもウルウルしてしまいました

トリで師匠が高座に上がり客席はさらに温もっていきます。それを笑顔で見ている喜代美ですが、ふと草々に目が行ったとき、今度は草々が動揺して視線を逸らしてしまいます。小草若ちゃんに言われたことが堪えたんじゃないかなぁ・・・。この二人はどうなるんでしょうか。


明日の展開がものすごく気になるんですが(草々と喜代美の関係とか、四草くんのその後とか・・・)・・・実は、明日は『ちりとてちん』見れないんです(涙)。一番いいところなのにぃ・・・
というわけで、66話の感想は明日書けなくなりました。読んでくださっていた皆様、ごめんなさい(自分もかなり悔しい 苦笑)。日曜日に録画が見れるかもしれないので、その時遅れてアップできるかもしれません。どうぞご了承くださいませ…。

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スタジオパークに内野聖陽さん

いよいよ大河ドラマ『風林火山』も最終回を迎えるということで・・・満を持して山本勘助を1年間演じてきた内野聖陽さんがスタジオパークに登場しました。スキンヘッドからだいぶ髪の毛生えてきたようでなんとなくちょっと懐かしいような風貌に(笑)。紹介されて第一声が「社会復帰しました」っていうのがウッチーらしくて笑ってしまいました
トークはほぼ9割以上が「風林火山」についてでしたね。スタジオのセットもバリバリ武田本陣仕様になっておりましたしNHKさん気合入っております。気合いといえばスタパ放送日限定携帯待受けが無料でダウンロードできるということで、私も早速ウッチー勘助が睨み効かせてる写真(本人も恐いよこれ、と言ってた 笑)ゲットしました。

まずは勘助のいでたちについてのトーク。ラストのほうに着ていた鎧は20キロ以上もあるので相当体力づくりに励んだそうです。あれを着て真夏に立ち廻りしていたというんだから・・・本当に役者は大変だ。それから、一年間ほとんど眼帯をつけて芝居をしていたので、隠れていたほうの左目がイジケて小さくなってしまったんだとか!そう言われてみると・・・たしかにウッチーの左目が小さくなってた。右目を目いっぱい使って演技していたのでそうなっちゃったんですねぇ・・・。これって戻るのかな(苦笑)?
殺陣の稽古は真剣を使っていたというのも驚きです。命のやり取りをするということのリアリティを出したかったということで常に役にストイックな内野さんならではのエピソードでした。クライマックスのシーンは本当に死にたくない気持ちでいっぱいだったというのもなんだか切ない話だなぁと思いました。勘助になりきってたんですね。さすが内野さん!
もうひとつ面白かったのが顔対決(笑)。ウッチーの「じゅけーーにぃぃ~~のシーンと亀ちゃんの「おーーのーーれーー、あーーまーーりーーという、大河史上に残るんじゃないかというほどの顔シーンが比較されてました(笑)。ありゃちょっとした語り草になるくらいすごい顔だったしね・・・。現場では「クドイくらい行きましょう!」とノリノリだったらしいですよ(笑)。

次にお屋形様と由布姫が選ぶベストシーンコーナーというのがありまして・・・まずは亀治郎くんの信玄から。亀ちゃんもずいぶん髪の毛が生えてきて剃髪前に戻った感じ。それに少し痩せた?
で、お屋形様が選んだベストシーンは出家の決意を勘助に語る場面だそうです。由布が死んだのは自分のせいだったかもと勘助の前で晴信がその苦しい胸の内を語る感動的なシーンだったのですが、あの時亀ちゃんの中でもウッチーと心が繋がったような実感があったんだとか。内野さんもそのシーンは印象深いらしく、滂沱の涙が出て困ってしまったほどなんだそうです。涙を拭うシーンがありましたが、あれは素で泣いてたからだったとは・・・。
そのあと、内野さんが亀治郎くんに宛てた手紙が紹介されたのですが・・・この話は「聞いてないよ~」状態らしくものすごく動揺してた内野さん(笑)。全国に読まれるために書いたんじゃないのにぃと亀ちゃんに文句言ってましたが時既に遅し(笑)。立派な文面拝読させていただきました!内野さん、ものすごく字がきれいでビックリ!!

ちなみにもうひとつ印象に残っているシーンが・・・晴信が由布以外の女性に現を抜かしていることを勘助が攻めるところだそうで、この時に言った「板垣に似てきたのぉ」というセリフがほとんどだったらしいです(笑)。亀ちゃん、本当に内野さんのセリフの言い方が板垣に似てるって思ったらしいんですよ。そしたらそれには内野さんも反応してて、本番よりもカメリハのときがもっと似ていて自分でも「千葉真一とり憑いた!」と感動してたんだとか(笑)。
亀ちゃんからではなく、お屋形様からもう一度そのシーンを再現するように命じられたウッチー、照れながらもやってくれましたが・・・笑わなければほんとに似てたかも(笑)。

由布姫の柴本幸ちゃんからのベストシーンは雪のお堂シーンでした。晴信の側室になるのを拒んで逃げ出した由布を勘助が追ってきて力強く励ます場面ですね。ここは内野さんも相当緊張したようで何度もやり直して撮ったそうです。芝居というよりもドキュメンタリーに近いシーンでやはり思い出に残っているようです。

質問コーナーでは4つくらい読まれてました。
今年一番の失敗は、勘助メイクの為に眉毛剃りをしていたら誤ってごっそり剃り落としてしまったことらしいです(笑)。運良くつけ眉毛の撮影日で助かったんだとか。
名前「聖陽」の由来は・・・よく分からないらしいのですが内野さんのお父さんもおじいさんも「陽」がついているのでそれを受け継いでいるみたいな回答でした。
あと最後の晩餐は、世界の宮廷料理で一番豪華なやつを食したいらしいです(笑)。
最後にこれから挑戦したい役柄は壮大なアクション活劇をやりたいということでした。

「風林火山」の濃い話がいろいろ聞けて楽しかったです!来年からは舞台が多くなるであろう内野さん、チケットが取れたらまた観に行きたいです(『ベガーズオペラ』だけは除く 苦笑)

明日は「ちりとてちん」のお父ちゃん、松重豊さんですね。収録したもののようですが楽しみ・・・なのですが、私はリアルで見れない(涙)。見れるのは来週になりそうです。


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[ 2007/12/13 18:09 ] その他気になる人々 | TB(0) | CM(2)

『ちりとてちん』64話 自己嫌悪

喜代美ちゃん、相変わらず小草若ちゃんの付き人もこなしてたんですね。大変だ・・・。でも、そのほうが今の彼女にとってはいいのかも・・・なんて思っていたら楽屋前でA子ちゃんと遭遇してしまいました(苦笑)。戸惑い気味に挨拶する喜代美に気を遣ったのか小草若ちゃんがさりげなくフォローしてくれてるところがなんだか嬉しかったです。ああいう風に言うことでさりげなくA子から喜代美ちゃん離れられますからね。

しかし、そんなA子・・・もとい清海ちゃんにも大きな岐路が!東京のテレビ局から「女子大生キャスター」としてオファーがかかったようです。そういえば民放ってこういうパターン多いよな(苦笑)。報道の仕事がしたかった清海は草々にそのことを報告するのですが・・・何も寝床の皆がいる前でしなくてもねぇ(苦笑)。・・・あ、最初は二人だったのが皆駆けつけてきちゃったのか?それならありえる・・・(笑)。
二人の会話に聞き耳立ててる寝床一同なのですが、ほとんど映りこんでいないにもかかわらず細かい動きをしていたのが四草くん(笑)。喜代美ちゃんの面倒見るどころかウーロン茶を注がせるなど相変わらずコキ使ってるわけですが、そのあと草々たちの会話を聞きながら・・・

店にある熊の置物で遊んでました(笑)。

なんか小草若ちゃんの頭の上に黒いものがウヨウヨしてるなぁと思ったら、四草くんが熊の置物(北海道でよく見るやつっぽい)手にとって動かしてるじゃないですか(笑)。ほんの一瞬の映像だったのですが、四草チェックしてみてしまう私にとってはかなり美味しい場面でした(笑)。まさに、タダでは終わらない男、四草。虎ノ介クン、ナイスでございました(←ついにクン付けかい 爆)。

で、ハッキリした答えが出ないまま清海は店を後にします。そうするや否や寝床で聞き耳立ててた人たちは一気に草々くんの元へ集まってくる。ここがチャンスとみたか、小草若ちゃんは必死です(笑)。

小草若 「今すぐ引き止めろ!今すぐ結婚しろ!!」
草原 「なんでそんな性急やねん(←兄さん、気づいてあげて~ 笑)

さらに磯七さんや菊江さんからも追及のてが続々・・・好奇心旺盛な人々だ。それによりますと、外泊・チューは無しらしい。「ないんや・・・」っていうみんないっせいの反応がめちゃくちゃ面白い!抱きしめ行為は?と聞かれて照れ笑いする草々くんにはいっせいに乗り出して「それはあんねや?」とまぁ、示し合わせたように皆さんタイミングバッチリな反応(笑)。その草々くん、ひたすら奥手だなぁと言われると「19歳の堅気の娘さんにええ加減なことできません」と大真面目な回答してました。まぁ、彼には四草くんの真似は出来ないだろうな(苦笑)。

一方の喜代美は店を出た清海を追いかけて東京行きを決めるように猛烈プッシュしてます。喜代美にとってもA子の東京行きは願ってもない好機なわけで・・・下心ありありで必死に説得するのですが、清海はそのことに気づかず素直に「ありがとう。もう一度考えてみる」と告げて帰って行きます。自分を心配してくれていると思っているA子の反応を見て、下心から彼女を追い払おうとしていたB子な自分を恥じる喜代美・・・。向こうに悪気がないだけに辛いところですよね、ホント
で、自己嫌悪で反省したのかと思いきや・・・草々を見るとついつい必死になって清海の東京行きが実現すればいいと捲し立ててしまう。喜代美ちゃんと草々くんはあまりにも近くにいすぎるのでどうしても感情のコントロールが効かなくなってしまうんですよね。これは残酷・・・。

そんな喜代美を見て草原は「草々は家族が欲しいんや」と諭します。早くに両親と死に別れた草々にとって、家庭への憧れが人一倍強いんだと・・・。その気持ちも分かるなぁ。草々くんの過去についてはさらに後日語られていくと思いますが、ここではその触れだけという事で…。
草々のことで頭がいっぱいの喜代美に草原は「もう少し内弟子修行中やということを自覚しいや」と今度は少し厳しく接します。
自分や四草、そして師匠は3年間離れていた落語に戻ってきたけれどもその3年の間に培ってきた多くのものを捨ててきた。それだけの覚悟で落語をやっている者から見ると稽古に集中できていない今の喜代美はとても腹がたつ・・・。草原兄さんの言うこと、一言一句全くその通りだと思います。相当の覚悟で徒然亭に戻って落語をしている兄さんからすれば、ご法度の恋愛に翻弄されまくって稽古に身が入らない喜代美ちゃんを見るのはものすごくイライラするんだろうなぁ。真剣に落語に向き合っていないように見られても仕方が無いと思う・・・。

喜代美がどん底にいる頃、小浜でも小次郎おじさんが失敗した塗り箸を集めて魚屋食堂で「アウトレット塗り箸」として販売したことが大きな波紋を呼んでいました。血相を変えてやってきた正典さんは思わず小次郎さんを殴ってしまう。喧嘩仲裁の幸助さん、今回は入る隙がございません(苦笑)。小次郎さんは小次郎さんなりに和田家の経済状況を心配してやったことなのですが、がんこ職人の正典さんからすればそれはものすごく屈辱的な行為・・・。でも、そうでもしないと今後の家族の経済が危なくなってしまう現実もあるわけで・・・正典さんの深い苦悩はまだまだ続いています。

草原兄さんから愛のある喝を入れられて稽古に集中しようと必死になっている喜代美ですが、あるとき隣の草々の部屋に清海がやってきたときの会話を聞いて心乱れてしまいます。

草々 「好きやから、一緒にいたい」

自分は器用な人間じゃないから遠距離恋愛は考えられない。人との触れ合いを心から求めている草々くん故のストレートで正直な意見・・・。いつも一緒にいたいという草々くんの切なる想いは自分にではなく清海に向けられていることを改めて思い知らされた喜代美・・・。その場で「残る」と言わなかった清海に安心してしまう自分も許せないわけで・・・限界点に達してきた喜代美は声を殺して涙を流します。この涙が本当に哀しくてウルウルしてしまいましたしほりちゃんって本当に泣きの演技がグッときますよね。

そんな状態で稽古しても当然集中できるものではなく、なんとオチを忘れてしまう失態を犯してしまう喜代美。稽古を見てやっている草原兄さんからすれば、そんな喜代美の態度は我慢できないのも当然なんだよなぁ。ついに寝床寄せには出るなと言い放たれてしまう。

草原 「ええ加減な気持ちでやってるヤツにぶち壊しにされたない!」

この今までに見せたことがないような草原兄さんの怒りにちょっとビクッとしてしまった…。落語に対する愛情が今まで以上に深まっている兄さんの気持ちがこの言葉の中に集約されているような気がしました。
だとすると・・・兄さん、四草くんの今の態度はいかがなもんでしょうか(爆)?彼も喜代美ちゃんに負けず劣らずかなーりイケナイ状態だと思うんですが・・・(笑)。まぁ、四草くんの場合はもうひとりだちしてるから放っておいてるのかな。

兄さんに見放された喜代美はそんな自分にほとほと嫌気が差したのか、意を決して師匠の元へ「破門にしてください」と願い出てしまいました。そんな喜代美に草若師匠はどうでるか!?


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん 喜代美 草原

『ライト・イン・ザ・ピアッツァ』 12/12マチネ

楽曲がとても美しく上質な舞台と銘打たれていたのが気になってチケットを購入したミュージカル『ライト・イン・ザ・ピアッツァ』を観に行ってきました。新作の舞台観劇はこの作品が今年最後となりました。劇場はテアトル銀座です。

これはなんとも「大人」なミュージカルだなぁというのが第一印象。あまりミュージカル初心者の方にはオススメできないかも・・・(苦笑)。楽曲がとにかく難解!あれを歌いこなしている役者さんたちは本当にすごいと思いました。「WIW」も難解だと思いましたが・・・ある意味それを超えたかも。なので、頭に残るようなナンバーはちょっとないんでが・・・何故かものすごく心地よかったです。不協和音ぎみな旋律なのにとても美しい曲が多く、大きな川の流れに身をゆっくりと委ねているようなそんな気分になりました。クラシックに近い感じだったかな・・・。オケも安定していたのも良かったです。女性の指揮者だったからか、音もさらに繊細な感じがしました。

The Light in the Piazza [Original Broadway Cast Recording]The Light in the Piazza [Original Broadway Cast Recording]
Brian Cassier Peter Donovan Gili Sharett


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輸入版のCDが出ています。音楽だけでも聴く価値あり。

舞台美術も印象的。真ん中にオケピゾーンがあって、その周りを役者さんたちが動いている形も印象的でした。決して派手なセットではないのですが、イタリアの空気が感じられるような雰囲気を醸し出していて素敵だなぁと思いました。ナンバーと融合してるって感じかな。
それからアンサンブルの動きがとてもよかったです!皆すごく自然に動いていて主要キャストの人たちを巧く引き立たせていました。今まで見てきた作品の中でも個人的に三本指に入るくらいアンサンブルと主要キャストの融合がピッタリくる舞台だったと思います。全体的に魅せ方がとても巧い!と感動してしまいました。


主なキャスト
マーガレット:島田歌穂、クララ:新妻聖子、ファブリーツィオ:小西遼生、フランカ:シルビア・グラブ、ナッカレリ氏:鈴木綜馬、ナッカレリ夫人:寿ひづる、ジュセッペ:大高洋夫、ロイ:久保酎吉、司祭:佐山陽規 ほか


以下、ネタバレ含んだ感想になります。



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ジャンル : 学問・文化・芸術
テーマ : ミュージカル

タグ : ライト・イン・ザ・ピアッツァ

[ 2007/12/12 23:43 ] Musical観劇作品 | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』63話 ブラック四草

A子と草々がガバッと抱き合ったことで事態が急展開してしまった模様で・・・二人が付き合っている噂がたちまち広がっていきます。それをまず最初に聞きつけていたのが磯七さんですが、あんた、どっからその情報掴んだんだ(笑)?寝床ではその話題で持ちきり。咲さんはどうやらA子が苦手なタイプらしく、将来草々の嫁になっておかみさんになるには反対らしいです。たぶん、A子タイプの女の子に痛い目に遭わされてきたのでは(苦笑)。
しかしそうなると若狭が気の毒・・・という話になったとき、熊五郎さんが喜代美ちゃんが草々くんのことを好きだったことが知らないことが判明!気づいてなかったんかい!!しかも、そのあとA子と比較しながら喜代美ちゃんのことを「未知の生物」発言(爆)・・・のところにバッドタイミングで来てしまうんだなぁ、本人が。それでも無理やり笑顔で平静を装う喜代美ちゃんでありましたが内心は相当傷ついた模様です。可愛そうに・・・

その頃和田家では正典さんが金策に苦労しているようでかなり厳しそうな状況。秀臣の店に箸を卸すことを拒否したのはいいのですが、現実的にはお金も必要なわけで・・・糸子さんは断腸の想いで正典さんに箸を卸す件を考え直してほしいとお願いします。子供の将来のことを言われると正典さんも辛いよなぁ…。そんな夫婦を後ろから見つめている小次郎おじさんもなんだか切ない。

ところ変わって再び草若邸。邪念を振り払うべく拭き掃除をしている喜代美ちゃんですが、そこへ血相を変えて小草若ちゃんがやってきます(再び“KOSOJACシャツ登場 笑)。清海ちゃんと草々くんが付き合っていると興奮気味に話している(「オレのアシスタントにも手を出して」・・・ってなんか意味が違うような 笑)のに気が気ではない草原兄さん。気を利かせて喜代美ちゃんの元から離れた場所に移動し、「若狭の前でその話をするな」とたしなめます。が!小草若ちゃん、この発言が理解できていない模様で・・・なんと、喜代美が草々のことを好きだったことを本気で知らなかったらしい(爆)
「え~~~!!??」と言いたいのはこっちだよ、小草若ちゃん!てっきり知ってるものだとばかり思ってたよ(苦笑)。内心分かってたけど知らないように努めてたってことなのかなぁ。ということで、ここで完全に小草若ちゃんも失恋だ(笑)。

しかし、さらに難敵が喜代美の前に!

四草 「草々兄さん取られたんやてなぁ。オマエが年季明けるまでに結婚してるかもな。なぁ
(←まさに鬼・悪魔的発言 爆)

いやぁ~・・・今回の四草くん、可愛さのカケラもございません(爆)。脅迫です、完全に。師匠に「算段の平兵衛」断られてからすっかり荒んでしまったようで一気にブラックな面が出てきましたな。「なぁ」っていう最後の一押しのときの表情の恐いこと恐いこと。今週は色んな虎ノ介さんが見れて楽しいよ(笑)。
そんな四草くんを見た草原兄さんの「あちゃぁぁ~って表情がまた面白かった!今週は胃の痛いことが続いて草原兄さんも大変だ(笑)。

そんな出来事があるとは露知らぬの草々はのんきに清海宅でお食事中。二人ともラブラブモード全開で喜代美の付入る隙が全くなし・・・。その頃、草若邸でも食事の準備が整っていたのですが師匠まで喜代美ちゃんを弄んでます(笑)。そのことに半ギレ状態になった喜代美に師匠は『天災』という落語の稽古を始めました。まさに今の喜代美の状態にピッタリなお題ですね(苦笑)。この題名を聞いたときの喜代美ちゃん・・・

「『天災』・・・・バカボンですか?」 (←何でやねん!とツッコミ入れたくなるよ 笑)

と反応していたのが本当に笑えた!『テンサイ』とくると彼女の頭の中では『バカボン』が繋がっていたのね(笑)。
ということで、今回も入ってきました再現映像。ここで登場してきたのは松重さんじゃないですか!ついに再現Ⅴにお父ちゃんも参戦です(笑)。「これを天の災い・・・天災と申します」の言い回しがものすごく面白かった!

さっそく新しい噺の稽古に熱中しようとする喜代美ですが・・・草々と清海が電話をしていたりデートしていたりする現場を目撃するたびに心が乱れなかなか集中できません。
そして稽古場でも途中で忘れてしまったりな喜代美ちゃんなのですが・・・・イヤイヤその面倒を見る羽目になってる四草はなんと寝転がって全く教えようという気配が見えません(爆)。すっかり拗ねてしまって・・・反抗期真っ只中状態だよ(苦笑)。それを見かねて草原兄さんがやってきて嗜めますが・・・

草原 「ちゃんと稽古見とらんかい」
四草 「チッ・・・なんで僕が見たらなあかんのですか?」
草原 「なんで・・・て。お前兄弟子やろ」
四草 「ほな草原兄さん僕に平兵衛の稽古つけてくれはるように師匠に言うてくださいよ」
草原 「それは出来へん」
四草 「そしたら僕も若狭の稽古は見ません」

こんな調子でまったくやる気なしの四草くん。すっかり脱力してしまっているようで兄弟子失格状態(苦笑)。なんだか全てを投げちゃっているような感じですねぇ・・・。でも草原兄さんも四草の心がなんとなく分かるからそれ以上はキツく言わないのかなぁ。優しい兄さんだ。
その優しさはそのあとも発揮されるわけで・・・四草くんが拗ねていなくなったあと、自分の稽古を後回しにしてまで若狭の面倒をみてやります。「草原兄さんって本当に面倒見がいいですね」という若狭ちゃんに

草原 「天から授かった才能・・・これがほんまの『天才』や」

と笑います。あ~~本当に和むよ・・・草原兄さん。今の荒んだ状況のなかで唯一のオアシス的な存在だ・・・。後々この優しさが草原兄さんにとってプラスに働くそうなので楽しみです。

ある日、奈津子さんが小浜の塗り箸事件のことを喜代美ちゃんに報告にきます。どこからその情報?・・・と喜代美ちゃんは言ってましたが・・・あれは小次郎おじさん経由だろうなと(笑)。なんか奈津子さんと小次郎さんもどんどん急接近してませんか?
その話を聞いてA子の存在を改めて考える喜代美。出会った頃の幼少期からずっと喜代美にとっての『天災』として立ちふさがるA子・・・。その存在は彼女にとってあまりにも重い。喜代美ちゃんの棘道はまだまだ続く・・・・・


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん 四草

ビバリー昼ズに大泉洋くん

本日ニッポン放送ラジオ「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」大泉洋くんがリベンジ(笑)出演しました。以前、「ゲゲゲの鬼太郎」映画宣伝のためにこの番組に呼ばれたことがあったのですが、その時はもう高田さんと東ックスに洋くんが喋る暇を与えられないほどツッコまれまくって終わってしまったんですよね。あの時はゲゲゲの鬼太郎話をほとんどさせてもらえてなかったような…(苦笑)。
この件について北海道のラジオ放送で「何のために出たのか分からない」とボヤきまくってたのですが(うっすら聞こえてくる電波で試聴)、そのこともしっかり高田さんたちにバレておりました(笑)。

で、前回出たときに思いっきりやらされてた“ドン川上”ネタを今回ものっけからやらされてる洋くん(笑)。「誰も知らないって」とボヤキまくりながらモノマネしたりで冒頭の約5分間を一気に消化(爆)。相変わらずガンガンつっこみ入れてくる二人に必死の応戦してる洋くんがなんだか目に浮かんでしまう
で、前回はアンケートに回答したにもかかわらずひとつも読んでもらえなかったので今回はそれを見越してほとんどアンケート記入していなかったらしい(1位しか書いてなかったらしい 笑)。そんなときに限ってその話題に触れてくるものだから再びキレてる。いや~、このラジオ出演するのって本当にありったけのパワーが必要ですなぁ、洋くん(笑)。

こんな感じで色々と厳しい追及を逃れ逃れて・・・なんとかドラマ『暴れん坊ママ』の宣伝までしてもらえてました。何気に本日最終回オールアップ予定だったそうで、自分だけがそこに立ち会えなくてこのラジオに出演してることへの不満を再びボヤき始めてると(笑)出張放送でやってきていた東ックスに突然出演交渉されてタジタジ。さすがに最終回に突然出演は無理ということで諦めたようですが、まぁ、無理難題が次々に出てくるもんだから本当に大変な放送だ(笑)。
ドラマ宣伝の流れでとりあえず軽く答えてあった『暴ママアンケート』、撮影で楽しかったことベスト3が発表されました。3位は『家族のシーン』、2位は『スープカレーの炊き出し』、1位は『子供がほしくなった』とのことだったのですが・・・この件に関してほとんど追求されずさらりと流されてしまい

あんた、インタビュアーとしては0点だね

と思いっきりボヤいて爆笑誘ってました(笑)。そして結局残りの時間は“ドン川上”のモノマネをヤケでやりまくって終了(爆)。洋くんも結局はこうなることを予想して本筋トークよりもドン川上ネタに磨きをかけてたらしいです(嘘かホントか分かりませんけど 笑)。本当にイジラレキャラだなぁ~。必死に応戦しているのを聞いてるのは楽しかったですけど

ちなみに一番最後の去り際にFAXなどできていた質問にひとつも回答する時間がなかったことが判明(爆)。「それ答えさせてよ!」という必死の頼みで1つだけ読まれまして・・・
『結婚するなら上下何歳までOKですか?』みたいな質問に『ドラマと同じ12くらいOK』とだけ無理やり答えて本当に終了となりました(笑)。

というわけで、今回も高田さんと東ックスに遊ばれるだけ遊ばれただけという感のある洋くんのラジオ出演でした(笑)。まぁ、洋くんもそれ楽しんでると思うけど


[ 2007/12/11 17:53 ] NACS & 大泉洋くん | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』62話 広がる波紋

清海から草々への想いを告白された喜代美は自分の動揺を隠す為に質問攻めを開始。なんでも自分より上だと思っているA子には自分の気持ち知られたくないんだろうなぁ…。それでも「自分から告白したことない」とか「フラれたらどうしよう」とか弱音を吐くA子に小声でツッコミ入れてるところがなんともB子らしい(笑)。でも、清海が草々の落語にひたむきなところを尊敬していて自分も頑張ろうと思える男性として好きになったという言葉には圧倒されてしまうわけで・・・うーむ・・・これはかなり本気で好きになっちゃったみたいですねぇ
結局上着は喜代美が返す形になったものの、それに対する草々の反応に一喜一憂するだけでどんどん自己嫌悪に陥っていく喜代美ちゃん。感情のコントロールが効かなくならなければいいけど・・・。それにしても上沼ナレによる「~の図です」連呼はちょっとしつこかったかも(苦笑)。

その頃和田家では秀臣の一件が大きな波紋を広げています。糸子・小次郎・正典と竹谷・秀臣が真正面から対峙してのっけから不穏な雰囲気・・・
ライバルの店になぜ自分の箸を置かなければならないのかと詰め寄る正典に秀臣は
「あなたの箸は売れはしないが看板になる」
と言い放ちます。“正典坊ちゃん”と一度言っといてそんな年じゃないかとわざわざ“正典君”と言い直すあたりからして秀臣の優位って感じだったのですが、自分の作った箸を「タダの看板」扱いされては正典も黙っていません。
「一度は伝統塗り箸を裏切りながら今さらその伝統を金儲けの手段にするとはどういうことだ!」
と大反撃。それでもその“金銭面”のことを秀臣からツッコまれると何もいえなくなってしまうところがなんとも切ないです。前金がなかったら材料費も買えなかったのではと言われるとその通りだったりするし(芸者遊びにも使っちゃったし 爆)、小次郎がタダでもらえたと思っていた乾燥機も実は秀臣が裏で手を回していたから手に入れられたことが判明したり・・・・まさに伝統塗り箸継続における厳しい『現実』が突きつけられてしまう。
「大きなところの援助がなければ伝統もいずれ立ち行かなくなる。自分のところの下でなら伝統塗り箸を続けられる。だから合併してほしい」
このセリフだけをとってみるとものすごく傲慢でバカにしたような感じに受け取られるのですが、冷静に考えてみると秀臣さんの言うことも間違ってはいないと思ってしまいます。どんなに伝統にこだわっても売れなければ廃れてしまう。そのためには「売れる」箸が必要・・・ではあるけれども小浜ブランドとしての「伝統」の面も受け継いでいかなければいけないことも分かっていると思うんです。理想と現実のギャップに秀臣さんも苦しんでいるんじゃないのかなぁ・・・。胸倉掴まれて「じゃああんたが作ればいいじゃないか」と正典に詰め寄られたときの顔がなんだかちょっと辛そうだったし、他に何か抱えている想いがあるんじゃないでしょうか。
そんなこと考えると、嫌いになれないんだよなぁ・・・秀臣さん(私が慈英さんが好きってことを抜きにしても 笑)。ま、「歯車」発言はどうかと思いましたけどね

一方の草若邸でも新たな波紋が・・・。熊はんから寝床寄席が好評と聞いてやる気を出しているところまでは平和な風景。

小草若 「喜代美ちゃんも新しい話覚えよな」
草々 「オマエがいうな」 (←たしかに正論だ・・・苦笑)

こんなやりとりに笑っているのも束の間・・・突然意を決したように四草が草若師匠の前に手をついて

「次の寝床寄席、算段の平兵衛をかけさせていただきたいんです」

と懇願します。が、師匠はそっけなく断りその代わりに「若狭の面倒みろ」とだけ言って奥に行ってしまいます。納得できない四草は必死になって追いかけようとしますが、草々に「オマエにはまだ無理いうことや」とストレートにズバッと言われ、珍しく何の毒舌も吐かずにみんなの輪から外れてしまいます。
このシーンは小説を読んだときからどうなるのかドキドキしてたんですが・・・今回の四草くん役の加藤虎ノ介さんの目の演技がものすごくよくて違った意味でドキドキしてしまいました(笑)。いつもいい表情するなぁと感動しながら見てたんですが、この時の目の輝きがすごく印象的でさらにビックリ!見ているこちらが引き込まれそうになるような目でしたから・・・。こういう目の演技が出来る俳優さんに出会うことが出来たことが本当に嬉しい。吉弥さんの落語会でも熱心に勉強されているようですし、ますます好感度が上がってしまうなぁ。ちなみに吉弥さんからは「虎ちゃん」って呼ばれてるみたい(笑)。私から見ても一つ年下ですし・・・いつかそう呼んじゃうかも(←失礼だろうが 爆)。

で、この四草の件で残された弟子たちの間にもだんだん悪雲が…。なぜ四草が師匠から「算段の平兵衛」を教えてもらえないのかは皆知らないようで、草々くんは「独学で練習している平兵衛なんか高座でかけられない」とバッサリ。そこまでして四草くんがなぜ「算段の平兵衛」にこだわっているのか謎なんだよなぁ・・・。
その話の流れで小草若ちゃんが「四草じゃなくて自分が喜代美ちゃんの面倒みたい」発言をすると、草々くんすかさず「オマエは自分の面倒見ろ」と即ツッコミ。「大きな御世話じゃ!」とこれまた言い返すとここから小草若vs草々の仁義なき戦いが勃発(爆)。

草々 「いつまでも寿限無とフリートークのもんばっかりやってられんだろうが
(←やっぱり小草若ちゃん、寿限無よりフリートークでもってたんかい 苦笑)
さらに・・・
草々 「オマエの恥は師匠の恥になんねんぞ!」
(←そりゃちょっと言いすぎだろう 汗)

これには当然キレるわけで・・・
小草若 「恥とはなんやねん!オレは売れてんねんぞ」
(←恥発言に勢いついちゃったよ・・・ 汗)
そして…
小草若 「寝床寄せはお前らの広告塔として出とってやってんやないか
(←それを言ったらイカンよ、小草若ちゃん・・・ 苦笑)

これには草々くんも黙ってないわけで二人はいつになく激しく大喧嘩。腹の虫が収まらない小草若ちゃんは先週草々に詰め寄った時の言葉よりももっとキツイ
「落語を崇拝するのは勝手やけど暑苦しいて周りは迷惑してんのじゃ
という捨て台詞を言って立去ってしまい、草々も逆方向に立去ってしまう。小草若から見れば「落語バカ」すぎる草々が見ていてものすごく腹立つんでしょうねぇ…。二人とも落語との向き合い方が根本的に違うからぶつかってしまうけれども想いの根っこは同じだと思うんですが…どうにか分かり合えないかなぁ。

ちなみにこの時に着ていた小草若ちゃんの赤いTシャツ・・・よく見ると模様みたいな部分はみんな小草若ちゃんの顔写真でその中に“KOSOUJYAKU”というプリントがされていたような・・・(笑)。いや~、芸が細かいですねぇ。ハードなシーンでしたがそれを発見したときは思わず笑ってしまいました。

離れの部屋で考え込んでいる草々に喜代美はなんとか元気付けようと「小草若兄さんの言っとったことはあまり気にせんといてください」と励ましています。この時点で小草若兄さん、草々くんに完敗ですがな・・・かわいそうに(苦笑)。
さらに草々に立ち直ってもらおうと考えて喜代美ちゃんが口にした言葉は・・・清海ちゃんが喜代美に話したセリフ「草々兄さんと一緒におったら私も頑張らなあかんと思う」・・・を口にしてしまう(苦笑)。まぁ、そのことは草々くんは知らないにしてもこの時点で喜代美ちゃんも清海ちゃんに完敗だな・・・(苦笑)。それがたたってか、気がついたら隣の部屋はもぬけの殻に・・・。

草々くんはというと、川辺の道で清海ちゃんと会ってます。「良かった、会えて」と言っているところを見るともしや偶然再会したのか!?そうだとしたらこの二人はかなり運命的なものがあるのでは・・・(苦笑)。
「草々さんの目指す落語、これからもずっとやっていけますように」
と健気にお守りを渡そうとする清海ちゃん。小草若から攻め立てられた言葉が心に引っかかってやりきれない想いを抱えていた草々にとってはまさに天の恵みだったんだろうなぁ・・・。あまりにもグッドタイミングな清海ちゃんに気持ちが高ぶった草々くんは彼女を強く抱きしめます。それに応えるように手を回す清海・・・。そして現場を見てしまった喜代美・・・。草々を励ますことが出来るのは自分ではなかったと思い知ってショックだっただろうなぁ。

この一件からどんどん喜代美は落ちていくことに・・・。

(※いつも長い文章になってしまって申し訳ない。簡潔に書かないととは思うんですがなかなか・・・ ←B子気質の私 苦笑)



ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : ちりとてちん

タグ : ちりとてちん 草々 喜代美

ALWAYS 続・三丁目の夕日

ちょうど2年前の今頃、前作を見て予想外の大号泣をしてしまった『三丁目の夕日』。それがついに続編として再び上映されると知った時はものすごく嬉しくてすぐにでも見に行こうと思っていたのですが・・・なんだかんだ忙しくしてしまって結局上映から1ヶ月経ってようやく・・・になってしまいました(苦笑)。でも、映画興行ランキングを見ると『続・三丁目の夕日』はまだ上位にランキングされてますよね。大好きな映画だけに嬉しいです。

今回の設定は前作から約4ヵ月後・・・東京オリンピックが決定して日本が一気に高度成長期に突入しようとしている時のストーリー。前作で作る過程が描かれていた東京タワーが真新しくそびえ立っていて、そのふもとには色んな人たちが時代の変化を感じ取りながらも普段どおり明るく、楽しく、そして一生懸命生きていました。前作から2年経っているということを感じさせないあの和やかな雰囲気が本当に素晴らしい!あの頃と変わらない風景がそこにあるだけでなんだか嬉しくてウルウルしてしまいました

で・・・結局今回もやっぱり号泣してしまった。まだ上映中なのであまりネタバレっぽいことは書きませんが・・・何が今回泣けると言えば、前作以上により深く描かれている人間関係です。前作ではどちらかというと「はじめてもの」(←テレビとか冷蔵庫とか)に感動している人たちを見て思わずその場にいるような気持ちになって涙を流してしまったのですが、今回は色んな人たちの抱えている内面的な部分が丁寧に描かれていたのがすごく良かったと思います。

少しネタバレ的なところを挙げてみると・・・鈴木オート社長の戦争体験、トモエさんの優しさ、淳之介の給食費の謎、踊り子に身を落としたヒロミの想い、映写機を見つめる鈴木夫婦、茶川の想い、再会と別れ・・・このあたりのストーリーは本当に泣けます。特に、茶川さんの芥川賞への挑戦からラストの夕日までの流れは感動的で涙が絶えず流れてしまうほどボロ泣きしてしまいました
私は昭和48年生まれなので『ALWAYS』の世界は体験していません。それなのに、なぜか分からないけれどもものすごく懐かしい気持ちにさせられるんです、この映画。その懐かしさが胸にジンワリ染み込んできて思わず胸が熱くなってしまう・・・。たぶん、心のどこかで夕日町のような風景にものすごい憧れを抱いているのかなぁ。今のように豊かな世の中からとりこぼれてしまった大切なものがこの映画にはたくさん詰まっているような気がします。

キャスト陣も前作から引き続いて堤真一さん、薬師丸ひろ子さん、堀北真希ちゃん、吉岡秀隆さん、小雪さん、小日向文世さん、三浦友和さんなどが演じているのですが、今作も本当に素晴らしかった。特に堤さんと薬師丸さんの夫婦が最高ですね。何度もウルウルさせられました。それから印象的だったのが淳之介役の須賀くん。彼だけがなんだか2年間の時を感じさせられたのですが(声変わりしてるし背も伸びててちょっとビックリ)、それでも茶川を慕い続ける健気な演技が本当に巧くて素晴らしかったです。

新キャストも魅力的でした。則文さんのかつての戦友役に福士誠治くん、ヒロミさんの踊り子仲間に貫地谷しほりちゃん、トモエさんのかつての恋人役に上川隆也さん、六子ちゃんに片想いしている武雄に浅利陽介くんなどなど少ない出番ながらも非常に豪華な顔ぶれでみんなそれぞれとても印象に残りました。

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今年最後の映画鑑賞は『続・三丁目の夕日』となりました。日本人の心の琴線に触れる素晴らしい作品ですが、前作を見たうえで鑑賞するとさらに泣けると思います。前作のエピソードから引きずってるストーリーもあるので、より深く感動するためにはぜひオススメしたいです

ALWAYS続・三丁目の夕日オフィシャル・フォト・ブックALWAYS続・三丁目の夕日オフィシャル・フォト・ブック


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映画鑑賞するまでは見ないようにしていたのですが、これでようやく見れる(笑)。


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テーマ : ALWAYS 続 三丁目の夕日

タグ : ALWAYS 続・三丁目の夕日

[ 2007/12/10 18:35 ] 映画鑑賞作品 | TB(0) | CM(0)

『ちりとてちん』61話 まさかの天災

先週はどうにも不安な展開で終了したわけですが・・・今週はさらに喜代美ちゃんにとって辛い出来事が襲ってきそうです。今週のサブタイトルは“天災は忘れた恋にやってくる”・・・嵐の予感プンプンなのですが、なんか巧い!って思っちゃうタイトル名です(笑)。

雨の神社から濡れたままマンションへ戻ってきた草々と清海・・・。雨降りそうな天候だったにもかかわらず二人とも傘持ってなかったんだ・・・(苦笑)。それに清海ちゃん!そんな簡単に男性を部屋に入れてはいけませんっ(爆)。濡れた姿の清海ちゃんを見て草々くん、思いっきり動揺しまくってますがな。ある意味、この状況は清海ちゃんに恋してる草々くんにとっては残酷だな(苦笑)。
こんな感じで朝からかなーり危ないシチュエーション・・・しかもBGMがそれを煽るような音楽だったんでさらに怪しい(笑)。身体拭いてるといっても草々くん上半身脱いじゃってるし、着替えて出てきた清海ちゃんはなんだかかなり草々くんを刺激するような服着てるし・・・・・・オイ!!ってときにグッドタイミングでやって来てくれたのが友春くんと順ちゃん。なんとかガス欠から脱したものの落語会には間に合わず結局妹の家に駆け込んできたらしいのですが、そんなアホっぷりもなんだか可愛くて好きだなぁ、友春くん

しかし、そんな彼の目に飛び込んできたのが上半身裸の男とやけに色っぽい格好の妹(爆)。そりゃ衝撃受けないほうがおかしいわけで・・・

友春 「いつの間に大人の階段を!?」 (←ストレートな感想だ 笑)

と愕然。慌てて清海は否定して草々のことを紹介するんですが、それに対して「そうそう?変な名前、何を思い出したんや?そうそうって・・・」と微妙な反応が笑える(笑)。この答えに草々からひと睨みされて萎縮してしまうところも小さいヤツだなぁて感じなんですが可愛いんですよねぇ。でも喜代美が草々の世話になっていると聞くや否や態度が急変してしまうところも友春らしいといえばらしいかな(笑)。そのあとの順ちゃんの「すみません、タイミング悪くて」という意味深な発言も面白かった!いつも鋭い彼女のことだからさっそく二人の様子を見てピーーンと来たようですね。

で、この騒動のおかげで草々くんは退散したようで(小説には書いてありましたが)心配している喜代美ちゃんの後ろからヌッと現れます。清海ちゃんと二人だったと知っている彼女としては気が気じゃないわけでさっそく草々くんを質問攻めに(笑)。二人きりになったところに友晴くんがやってきたと知り思わず

「友春さん、ナイス!」 (←初めての金星かも、友春くん 笑)

といってしまうところが可愛い。そこで安心した喜代美は落語が巧くいったことを報告、草々も素直に喜んでくれました。そんな小さなことでもすごく嬉しい喜代美ちゃんの気持ちもよく分かりますが、草々くんにとっては「ただの妹弟子」でしかないところが何とも複雑です。

一方、草々が帰った後の清海宅では友春が我が物顔で歩き回ってるんですが・・・身につけてる物が全部清海ちゃんのものっぽいよ(爆)。キミ、下着はちゃんと男物履いてるんだろうね!?・・・っつーか、あの女性仕様の風呂上りルックで外に出て行くっていうのが思いっきり笑えるんですが(笑)。なーんか本当に「バカなヤツだなぁ」って思っちゃうんだけど憎めない
たぶん順ちゃんもそんなバカな友春くんのことをちょっと面白いと感じてるから「まんざらでもなかった」って言ったんじゃないのかな。いつか友春くんから「魚屋」呼ばわりされなくなる日がくるかも。その順ちゃん、友春くんがB子のことをキッパリ諦めたと泣いてたのがちょっとウザかったと口を滑らせてしまいますが(笑)、A子にとってはまさに寝耳に水な話だったようで本気で驚いてました。この様子にさらにビックリしてたのが順ちゃん・・・、友春くんがB子のことを好きだったことは皆言われなくても気づいていたのにA子だけは全く気づいていなかったというのはかなり衝撃的ですよねぇ。「A子ってもしかしてすっごく鈍い?」と言いたくなるのも分かる(苦笑)。
このA子ちゃんの鈍っぷりはもう少し続きがあって・・・さらに順ちゃんが草々くんのことをツッコミいれてみると「草々さんが自分のことをどう思っているのか分からない」という反応が返ってきたらしいです・・・。あんなに分かりやすいのにねぇ、草々くんの態度(苦笑)。順ちゃんだって気づいてんのにA子の鈍さは筋金入りっぽいです。

翌日の好天の日、喜代美は草々の高座用の座布団を干すように頼まれますがなぜいつも地味な座布団なのか疑問が残ります。あの座布団にはたぶん草々くんの過去に何かしら関係があるんでしょうが・・・とりあえず今回はその伏線ということですかね。
そこへ順ちゃんが喜代美の様子を見にやって来てくれます。久しぶりの友達との再会に嬉しくて色々語りたくなってしまいますが、内弟子修行中ということで順ちゃんも気を遣ったのかほんの束の間で帰って行きました。その帰り際に

「何があっても天災。天から降ってきた災いだと思って乗り越えや」

と忠告していく順ちゃん。相変わらずものすごく鋭い指摘だ!喜代美の身にこれから降りかかるであろう最悪の事態を察知して教えてあげるなんてさすがは順ちゃん。そういえば子供の頃も落ち込んでいる喜代美に対して「天災だと思えばいいんだ」みたいなこと言ってましたよね。すごい人間観察力だ!そういう点においてはちょこっと四草くんと似てるような気がする(笑)。

その頃清海は友春から「芸人みたいなもんと付き合うのはやめておけ」と告げられて思わず声を荒げて反論してしまいます。ムキになって草々のことを庇う清海ちゃん・・・これはもう、完全に恋に落ちましたな。攻め立てられた友春くん、お気の毒様です(苦笑)。
二人が帰った後、草々が置いていった上着を見つめながらムキになってしまった自分に戸惑いを感じている清海。もしかして、彼女にとって草々が初恋の人ってことになるのか!?一方の喜代美は干してあった草々の座布団の温もりに顔をうずめて幸せ気分になっている。この対比がすごく印象的でした。

さてもう一方の和田家でも事件が。工房で小梅ばあちゃんからの手紙をツッコミ入れながら読んでいたところまでは非常に平和だったのですが、そこに秀臣がやってきたことで空気が一気に怪しくなっていきます。正太郎を裏切った形の秀臣には工房に入ってほしくない、そう発言する正典には塗り箸職人としての強い誇りが感じられなんだか一回り大きく見えました。が、そんな正典に臆することなく工房に足を踏み入れ正典の作った箸を眺めている秀臣の口から
「いい出来ですね。店の一番目立つところに置きましょう。残りの代金は約束どおり入荷次第支払わせていただきます」
という衝撃的な一言が告げられます。つまり、大口注文してきた店というのは秀臣の店だったわけで正典にしてみれば騙されたと思っても仕方のない出来事だったわけで・・・。そのことに気づき愕然とする正典たちに余裕の笑みを浮かべる秀臣がなんとも不気味でした。
川平慈英さんが演じている秀臣さんがいよいよ前面に出てきたって感じですね。あのちょっとした笑みの浮かべ方とかすごく巧いと思います。このドラマが始まる前、慈英さんにけっこう期待を寄せていたので(けっこうファンなので)これからが本当に楽しみ!抑えた演技をする慈英さんってなかなかカッコいいんですよ

小浜の和田家同様、喜代美の身にもついに“まさかの天災”がやってきます。草々の上着を返しに来たA子から「草々さんのこと、好きになってしもた」とハッキリ告げられて大ショック!一番恐れていたことがついにやってきたんですな・・・。明日からはさらにハードな展開になりそうです。

(3人の兄弟子と師匠が出てこないのは寂しいけれども、個人的には友春くんと秀臣さんが出てるので今回はけっこうテンション上げて見てました 笑。でもやっぱり彼らがいないと寂しいですけどね・・・)



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テーマ : ちりとてちん

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『風林火山』49話 死闘川中島

とうとう残り1回を残すのみになってしまった『風林火山』。川中島ロケが濃厚だったとのことで1話追加されたほどなのですが・・・今回のラストはとても哀しい結末でした

冒頭で語った勘助の言葉
『それがしは青き月影のごとく、お屋形様は燃ゆる日輪の如し。恋は散り降る花の如く、心はほの暗き森の如し。宿敵は天かける龍の如く、戦は我が人生の如し』
これはたしか、第1話の一番最初に出てきたセリフでしたね。終盤にきてもう一度聞くとなんだかとても重く感じられてしかないです。まさに勘助の人生そのもの・・・。

膠着状態打開の為についに勘助から啄木鳥戦法の提案が!妻女山で本陣突いて山から敵を追い出したところを一気に叩く作戦。勝利を確信する勘助の言葉を信玄も信じるわけで・・・。見破られることを疑っていなかったことがなんとも歯がゆく思ってしまいがちですが、それは歴史を知っているからこその考えなんだろうなぁ・・・。
一方の上杉はなぜ霧のことを見破り妻女山を降りたのかといえば・・・原美濃を助けたおふく婆の情報を宇佐美が聞き出してました。金さえもらえれば婆にとってはどうでもいいことですから仕方ないけど・・・なんともやりきれないですねぇ(苦笑)。

それと知らず味方を二手に分ける武田。「この一戦に全てをかけ申す」と意気込む勘助は勝利を確信しているような表情。
そして決戦の日。それぞれ出陣に備え決死の覚悟を秘め英気を養う。勘助も別働隊の真田・相木と酒を飲み交わします。三人とも最初出会った頃は『武田の敵』だったなぁ、としみじみ語ってるわけですが・・・なんだか雰囲気的にまるで最後の晩餐。それぞれが決死の覚悟でこの時を迎えているのがひしひしと伝わってきて切なかったです。「すべてお屋形様に出会ったため。あのお方が我らの運命を変えた」・・・武田信玄に出会ったことで今の自分がある、その殿のためなら命だって惜しくない、そんな気持ちだったんだろうなぁ・・・。愛されてますね、お屋形様。

一方、信玄と弟の信繁も二人の兄弟として杯をかわしています。『今宵は兄と呼んでくれ』という信玄に『兄上』と呼ぶ信繁のやりとりがこれまた切なかった
息子に残す99条の訓戒をしたためたことを語る信繁。第一条には「お屋形様に対して逆意あらざるとのこと」と示したというのがいかにも信繁らしい・・・。こんな戒めなど残さなくてもいい世の中に早くなってほしいと目に涙をためて語る信繁に、信玄は「そなたが生き抜けばこそそのような世の中が作れる」と語り、母の遺品衣に書いた法華経の陀羅尼を託します。自分は大将だから一緒に戦えないけれども兄として弟の身を守るつもりで書いたと語る兄・信玄の心遣いに涙をこぼす信繁。
このシーンはちょっと涙なくしては見れなかった。兄弟同士の争いが頻発して権力闘争をしていたあの時代、信繁は心の底から兄を慕って終生忠臣を尽くしたわけですよね。本当に素晴らしい弟だったんだなと思います。だからこそ信玄も信繁に絶対の信頼を寄せていたわけで・・・たぶん、信繁にはずっとずっと感謝していたんじゃないだろうか。

いよいよ武田軍が動く。香坂は『父上語武運を』と告げて妻女山へ向いましたが、いつの間にかもう勘助が父上っていう立場になってたんですかね。リツが婚儀を決意したことを告げられたからかな。自分の全てを託した「息子」を見送る勘助の姿がちょっと切ない・・・。
夜が明け始めた頃、山を降りた上杉軍を知らない別働隊は不安を抱きながらも前に進むしかない。そして明るくなってから「鶴翼の陣」で敵を待ち構える武田。いつまでたっても別働隊からの反応がないことに不安を覚える勘助・・・。そんな彼に信玄は「この霧は味方ばかり有利とは限らない」と告げます。ちょっと信玄さん、それもっと早く言ってあげてよ(爆)。思いっきり嫌な予感に勘助が襲われた時、晴れた霧の向こうには無数の敵が待ち構えてます。『読まれた』と愕然となる勘助・・・勝ちを意識した作戦だっただけに大ショックだっただろうなぁ・・・。
車懸の陣で猛然と攻めかかってくる上杉に一気に不利な状況になっていく武田。その頃別働隊はようやく見破られたことを知り急ぎ山を降りますが間に合うんだろうか・・・。

啄木鳥戦法を見破られた勘助は動揺を隠し切れず、失策だったこと信玄に詫びます。もう身が縮むような想いだったんじゃないだろうか・・・。お屋形様を失望させてしまったのではないかという恐怖もあったと思う・・・。でも、そんな勘助に「そちがうろたえて何とする。そちは武田の軍師ぞ!」と喝を入れてくる信玄。その言葉にかつて板垣から「月影になってお屋形さまを照らし続けろ」と言われたことを思い出す勘助。その本当の意味を改めて噛みしめ再び軍師の顔に!強い男だなぁと思ってしまった。

それでも状況は不利なわけで・・・それを見かねた信繁は信玄から貰い受けた陀羅尼の幌を背負って出陣の挨拶にやってきます。「その幌が必ずそちを守護してくれようぞ」と祈るような気持ちで弟を送り出す信玄、その言葉を受け止めて勇ましく出陣していく信繁・・・これが二人の最後の別れになってしまうとは
状況の不利から死を覚悟した信繁は敵陣へ向かう途中、部下に幌を託します。「自分の命がなくなるのは惜しくないが、陀羅尼の幌を失うのは悔やまれる」というセリフがあまりにも潔すぎて泣けてくる・・・。息子に幌を渡すよう頼み、敵陣に突っ込んでいく信繁。その信繁を守るべく、守役だった諸角も応援にやってくるのですが、深手を負ってしまった信繁と以心伝心で語り合うシーンは本当に泣けました。二人の心の絆は深く深く結ばれていたんですね・・・。
そして、奮戦むなしく討たれてしまう信繁と諸角・・・・・。兄の為に人生を捧げた信繁と、その信繁に人生を捧げた諸角は共にこの世から去ってしまいました。その知らせに悲しみをこらえて目を閉じる信玄・・・。史料には信繁の死を知った時、信玄は声を上げて泣き崩れたとあるそうです。そのくらい弟を大切に思っていたんですね・・・。まだ37歳だったなんて・・・。

そしていよいよ来週は最終回。武田家の軍師となった勘助の最期の戦いになります。これもなんだか涙なくしては見られなさそう・・・



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タグ : 風林火山 川中島

『ちりとてちん』60話 八月の雷雨

いよいよ若狭が2度目の高座に上がる日がやってきました。
今回のチラシには「葉月の会」とあったので季節は8月のようです。その下には“笑って猛暑を吹き飛ばせ!”と威勢のいい言葉が(笑)。毎度思うんですが、あのポスターの考案者は誰でしょうか?やっぱり小草若ちゃん担当か?四草くんは絶対絡んでないと思うけど(笑)。
皆様方の演目は・・・1.ちりとてちん(若狭)、2.七度狐(四草)、3.寿限無(小草若)、4.饅頭こわい(草原)、5.高津の富(草若)となってました。え~と・・・もう一回ツッコミ入れていいですか?・・・小草若ちゃん、いい加減飽きられるんじゃないかと・・・(爆)。毎度色んなバージョンの寿限無やってるんだろうか(笑)?でも、まくらは面白そうだからそれで持ってるのかな。

一方、小浜の魚屋食堂では相変わらずの地獄耳な松江さんが喜代美の2度目の高座があると言いふらしております(爆)。身内の正平くんすら知らなかったことをいったいどこから聞きつけたんだ?と順ちゃんに問い詰められると「超音波で大阪のコウモリと交信しとるさけぇな」と全く意味不明な回答をしてくる松江さん・・・ある意味糸子さんよりも強烈キャラかも(笑)。
その席でとても複雑そうな表情をしているのは喜代美と婚約解消(苦笑)したつもりの友晴くん。断腸の想いで吹っ切ったもののやっぱり心の中では未練が残ってるんだろうねぇ・・・。あんな切なそうな顔してたらなんだか可哀想になってしまった。ところが、そんな彼の気持ちを知ってか知らずか喜代美の落語を聞きに行こうと「あんたの車で連れて行ってくれへん?」と頼んでくる順ちゃん(笑)。ある意味残酷だな・・・。吹っ切ろうと頑張ってるのに順ちゃんの勢いにはタジタジになっちゃう友晴くんが好きです

そろそろ開演時間が近くなってきたとき、寝床の前で鉢合わせしてしまう喜代美と草々。今から尊徳師匠の落語会を聞きにA子との待ち合わせ場所へ向うところだという草々に明るく振舞ってしまう喜代美・・・。でも、草々も清海のことで頭がいっぱいというわけではなく喜代美の落語を聞いてやれないことへの罪悪感もあるんですよね。そんなところが憎めないんだよなぁ…。

再び小浜、ちょうど満願日を迎えた糸子さんの百日参り。二度目の娘の高座ということでいつもに増して熱心にお祈りしています。「ちょっとでええさけぇ、お客さん笑わしたってください。ほしたら喜代美かって自信つきますやなぁ」という言葉には母親の愛情がたっぷり染み込んでいてなんだか泣けてきてしまいましたいつか立派な落語家になってほしい・・・そんな想いが痛いほど伝わってきました。そのあとのお経はちょっと笑えましたけどね(笑)。でも、そんなところも糸子さんらしい。和久井さんの温かい演技がとてもよかった!
一方の友晴くんと順ちゃん・・・大阪へ向けて出発したのはいいけどなんと山道でガス欠起して動けずじまいに(苦笑)。なんでそこまでガソリン入れてなかったのかと思いきや・・・順ちゃん「B子に顔合わすんが嫌で、わざと?」と鋭いツッコミを!「そんなんやないわ!」と言いながらも明らかに動揺を隠せない様子の友晴くん・・・そうだったのかぁ。なんだかセコイけど涙ぐましい努力だよなぁ。そこまで好きだったんだ、喜代美ちゃんの事・・・。そう思うとますます切なく見えてしまう友晴くん
でも・・・こういうシチュエーションを見せてるってことは・・・ひょっとすると将来、友晴くんと順ちゃんが!?そんなことを考えてしまいます。意外とお似合いかもしれないし。二人とも好きなキャラなので幸せになってほしいなぁ。

そしていよいよ若狭の高座がはじまりました!相変わらず緊張しているものの、前回よりはだいぶ落ち着いている模様。それでも、まくらに何を話していいのか迷ってる状態で客席の空気も怪しくなってきたその時、大きな雷が落ちて場が騒然とします。この雷、糸子さんが百日間お願いしてきたお地蔵様を照らしてそれが伝染して「へしこ」の目もパッチリさせてしまう(笑)。それがさらに若狭ちゃんにも伝染して彼女の中の何かが吹っ切れたように、2年前に起こった「へしこ丁稚羊羹事件」をまくらとして語りだしました。この展開って・・・落語『景清』の流れですよね!?雷が落ちてへしこの目玉がパッチリするのと同時に若狭が開眼するっていうのを見て「上手い演出だなぁ」と思ってしまいました。
このまくらは大変好評で、客席も笑いに包まれています。その流れで「ちりとてちん」に上手く繋がって前回とは比べ物にならないくらい落ち着いて喋りきった若狭ちゃん・・・その姿を見ていたら思わず涙が零れてしまいました。なんでか分からないけど、でも、すごく嬉しくなっちゃったんですよ、彼女が一人でちゃんと落語を語れたことが・・・。なんか親の心境みたいだな(笑)。とてもいいシーンだったと思います。

で、涙しながらも面白かったのが若狭ちゃんのまくらに対する兄さんたちの反応・・・っていうか、四草くんの反応(笑)。草原兄さんは普通にアハハとウケてて、小草若ちゃんは爆笑してて、師匠は微笑んでるって感じだったんですが・・・四草くんはもんのすごく苦しそうにしてました(笑)。本当は四草くんのなかでものすごいツボにはまっててみんなと同じくらい笑いたいのに、それを他人に見られたくない想いが強くて必死に抑えようと涙ぐましい努力をしている・・・けどどうしても笑えてしまう、みたいな。この時の虎ノ介さんの演技が非常に面白くてウルウルしながらもここだけは吹き出してしまいました(笑)。
でも、考えようによってはなんだかここまで強情に感情を人に見せたがらない四草くんの過去ってどんなだったんだろう・・・とちょっと心配になっちゃうんだよなぁ。たぶん何かしら大きなトラウマ抱えてるんじゃないだろうか?そう思うとちょっと切ない

無事に高座を終えた喜代美は師匠から「生き生きしたまくらだった」と褒められます。が、落語「ちりとてちん」に関しては厳しいダメ出しが。その時に師匠は前日喜代美に謎掛けした答えを語るのですが、この言葉がまたとても感動的でした・・・。
落語には小さくてせこくてずるい人間がたくさん出てくる。そんなおかしな人間達が一生懸命生きている・・・それは喜代美と同じである、と・・・。
この話を聞いたときに彼女の脳裏に甦るかつておじいちゃんが語ってくれた「おかしな人間が一生懸命生きとる姿は本当に面白い。落語と同じや」という言葉。あの時と同じことを師匠が言ってくれている。その時は分からなかったけど、今、ようやくその意味が繋がった喜代美ちゃん。

「あんたのそういうとこ、大事にしぃや。いつか必ず、落語に生かされるときが来るさかい」

という草若師匠の言葉が本当に温かくてここでも思わず落涙してしまいました。本当に素敵な師匠だよねぇ・・・。

喜代美ちゃんがまた一歩成長した頃、草々くんと清海ちゃんの間にはある事件が・・・。
尊徳師匠の『景清』を聞いてすっかり意気消沈してしまった草々。まぁ、尊徳師匠っていったら落語指導の染丸師匠が演じている役ですよね・・・そりゃそうだろう(苦笑)。でも、落ち込む彼に「草々さんの景清も若々しくて、私は好きです」と笑顔で清海に言われたものだからドキドキ度がMAXになっちゃってどこに目を向けていいか分からないくらい動揺しちゃう草々(笑)。その場にいるのが恥ずかしくなったのか「電話してくる」という口実作って席を外してしまうところがなんだか可愛かったりします
ところが、その間に尊健がやってきたことで事態が急変。清海ちゃんを見つけたときの尊健くんの顔が「ピキーーン」となってたのがちょっと笑えたんですが(笑)ファンなんでしょうかねぇ。なれなれしく隣に座って早速アタック開始。なんか清海ちゃん、最初から嫌がっている感じでしたが・・・要するに尊健はタイプじゃないって事ですね(爆)。そこへ戻ってきた草々くん、尊健にかけた言葉が

「何してんのや、鼻毛」 (←ぶっっ 笑)

そういえば、ありましたなぁ~、尊健に「鼻毛出てとるぞ・・・嘘じゃ、ボケ」と言ったことが(笑)。あれから彼の中では尊健くんは「鼻毛」扱いになっていたんだ(笑)。
で、しつこく清海にアタックしようとする尊健を草々は突き飛ばしてしまうんですが・・・尊健、ケンカは弱そうですな。さらに逃げる二人を仲間と追いかけるんですが、あの仲間たちはいったいどこから調達してきたんだ!?・・・っていうか、尊健の教育はどうなっているんでしょうか、尊徳師匠・・・(爆)。
そのおかげで草々と清海は雨の中追っ手から逃れて隠れているんですが・・・寒そうにしている清海の肩に草々が上着をかけてやるとそこから二人の関係が大きく変化してしまったようで。ナレーションでも言ってましたが、このシチュエーションって本当に数年前のトレンディドラマ並みにベタベタな展開だよなぁ(苦笑)。

というわけで、ついに清海ちゃんが草々くんを好きになってしまったようです内弟子修行中の恋愛厳禁を言われている喜代美ちゃん、大ピンチ。いよいよネタバレ小説上巻の最後の週になるわけだな・・・。四草くんにもある事件が起こるようなのでそちらも楽しみ・・というかドキドキです。




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