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カテゴリー  [ 大河ドラマ 平清盛 ]

『平清盛』第1回 ふたりの父

やっと、新しい大河ドラマ『平清盛』が始まりました!
あまりにも前年の大河ドラマが酷すぎたので、いやがうえにも期待が高まってしまって(苦笑)。脚本はあの『ちりとてちん』を手がけた藤本有紀さん。"ちりとて"のあといくつか藤本さん脚本のドラマを見ましたが、好みに合うものとそうでないものがけっこう分かれていたので全面的に期待していたというわけではないのですが(汗)、清盛の予告を見る限りでは十分期待できるかもという予感はありました。

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で、始まってみればやたらとマイナスな報道が目立っているようで(苦笑)。

まず最初に出てきたのが初回視聴率が歴代ワースト3だったというもの。『江』に及ばずとか書いてありましたが、あのドラマは私個人的には一刻も早く記憶から削除したいほどの駄作大河だったわけで(←それでも習慣で最後まで付き合ってしまったが 爆)・・・正直、視聴率云々で評価されるのはどうなのかと思ってしまいます。数字が高いものが"良いドラマ"という定義は必ずしも当てはまらないんじゃないかと。
実際、今回の『平清盛』第1回目を見て…少なくとも前大河よりもずっとドラマチックで面白かったですよ。『江』の田渕脚本なんかよりも魅力ある展開だと思ったし。なので、数字に左右されず"良いドラマ"をこれからも作り上げていってほしいと思います。

そして次に出てきたのが某県知事さんの妙な発言(苦笑)。
画面が埃っぽく汚くて観光地のイメージが損なわれる、とかいう趣旨のコメントがデカデカと掲載されたわけですが…、それってこの県知事さん個人的なご意見ですよね。知事としての公コメントとして発表するのはなんだか違うような気がするんですが。それに、まだ福原シーンじゃないしw。
映像作りが独特なので賛否両論分かれるというのは理解できるのですが、その個人的意見を制作に訴えて改善を迫るっていうのはなんとも大人気ないといいますか…。そもそも『龍馬伝』のほうがもっと汚しがあったし煙っぽかったですよ。それでも観光地は大人気で人もたくさん集まったと聞きます。まぁ、龍馬さんの人気は大河以前からありましたが、それを差し引いたとしても観光地が大河の映像美で左右されるっていうのは違うのではないかと。

と、最初にちょっと個人的な反論を書いてしまいましたが…(汗)、まぁ、世の中には色んな考えの人がいるということで。それに左右されずに制作陣の皆さんには頑張っていいドラマを構築して言ってほしいと思っています。


さて、第1回目の感想を少し軽めに。
前が前だっただけに本当に面白く感じました。主人公の松ケンくんはイメージ映像でしか登場しなかったにもかかわらずドラマ展開がとても面白い。平安の混沌とした町並みもリアリティがあって、まるでその場にタイムスリップしたかのような雰囲気がありました。平安って雅できらびやかなイメージがつきがちですが、それは一つの側面からであって、普通に生活していたあの時代の雰囲気というのはあのように泥臭かったんじゃないかと思うんですよね。

印象的だったのは清盛の育ての父となる忠盛と不遇の白拍子・舞子との交流
白河との子供身ごもってしまったことで排除されるべく追われる舞子を偶然救った忠盛。出会った当初は警戒心から激しく言い争っていた二人が、やがてゆっくりと距離を縮めていく展開が切なくてとてもよかった。特に川辺で忠盛がぶっきらぼうに「守り神になる」と狩ってきた鹿の角を舞子に渡すシーンが好きだなぁ。あの時にはけっこう忠盛の中で舞子の存在が大きくなっていたような気がする。舞子も嬉しそうにそれを髪に挿して…このまま二人が上手くいけばなぁとか思ってしまった。
しかし、やがて舞子は白河方に捕らわれる。助けようと乗り込んできた忠盛に舞子を殺せと迫る白河。それに対し、「舞子を嫁にしたい」と訴える忠盛。彼女を助けたい一心で出た言葉だというのは舞子も感じていて…だからこそ彼に迷惑をかけたくなくて自ら死の道を選んだんですよね(涙)。このくだりは本当に切なくて泣けました…。
舞子亡きあと、忘れ形見となった子供に「平太」という名前をつけ抱きしめる忠盛の姿にも胸が熱くなったな…。

成長した平太は腹違いの弟・平次とも仲良く天真爛漫に育っていましたが、ある事件がきっかけで育ての母・宗子との間に壁を感じてしまう。さらに忠盛に父を殺されたという兎丸の発言によって自らの出生に疑問を抱き苦悩する平太。
こうして次の松山ケンイチくんへの清盛にバトンタッチされていくんですね。

キャスティングもなかなかいいです!

特に、忠盛を演じる中井貴一さん素晴らしい!!舞子へのぶっきらぼうながらも温かい愛情表現や、武士としての立場への苦悩表現が本当に魅力的。さらには温かく優しい父親像と勇敢かつ厳しく冷たい面の演じ分けもさすがです。これ、中井さんだけでも大河ドラマ成り立っちゃうよとか思えるほどだった(笑)。
この熱演を見て、民放で始まる主演ドラマも見よう、とか思っちゃったしww。どこまで出演されるのか分かりませんが(もう撮影終わったのかな?)今後の忠盛には大いに期待したいところです。

朝廷では何と言っても伊藤四朗さんの白河院の迫力が印象深いです!ひと睨みされるだけでもゾクっとしてしまうほど恐ろしい迫力。かなり昔の映画「竹取物語」での僧上の道尊役とちょっと雰囲気が似てるかも!?
それからなんだかか弱いイメージの鳥羽天皇役の三上博史さんも良かったなぁ。儚くて繊細で傷つきやすいイメージ。今後の展開にも期待です。

平家家臣である貞家と守康には中村梅雀さん佐戸井けん太さんが!この二人と言えば…朝ドラ「つばさ」での商店街仲間じゃないですかww。一人足りない金田明夫さんはなんと源氏方に(笑)。なんかこれだけでも楽しめそうだな、個人的には(笑)。
ちなみに源氏方ではオープニングに出てきた岡田将生くんの頼朝が意表をつくキャスティング。しかも彼はナレーションも担当しているようで。でもちょっとナレーター向きではないかなぁという印象が拭えないかも。個人的にはそんなに気にはなりませんけどね。

清盛の少年時代を演じたのは子供漫才コンビ「まえだまえだ」の弟の旺志郎くん。テンションの高いシーンとかはけっこう当てはまってていいなと思いました。お兄ちゃんで朝ドラ経験もある兄の航基くんは市井の浮浪児役で登場。二人が争っているシーンは兄弟喧嘩か!?とか思ってしまった(笑)。

他のキャストの皆さんも魅力的なお芝居で今後に大いに期待できるなと思います。
そしていよいよ来週からは本格的に松山ケンイチ君が登場ですね。この大河の勝負はそこからだなと思いますが、彼は経験をたくさん積んでいるしお芝居もなかなか上手いので楽しみです。

今回の大河はこうしてちょこちょこ感想を書けそうな気がする。1年間、失速せずに魅力的なドラマであり続けてほしいです。


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[ 2012/01/11 15:24 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(5)

『平清盛』第2回 無頼の高平太

いよいよ主演の松山ケンイチ君が本格的に登場してきた第2回。なにやら色々とまだ外野が騒いでるみたいだけど(苦笑)、ドラマとしては個人的にとても面白いと思っています。なんていうか、高揚感があったよ!まだ始まったばかりだけど、藤本作品としては久しぶりに個人的ヒットかもしれない。
画面云々っていうよりも、登場人物がその時代を“生きてる”って感じられるのがいいです。やっと大河ドラマが見られるって感じ。

オープニングに出てきたヤンチャ盛りの松ケン@平太と合わせて挿入曲の「タルカス」が流れていたのが印象的。この曲、放送前に散々番宣とかで流れていて気になってたんですよね。平太の荒っぽさとこの曲の躍動感が見事に合致しててオープニングからけっこうテンションが上がった。

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元服して「清盛」と改名するシーンはなんとも破天荒な雰囲気で面白かったですね。暴れる平太を突然現れた伊藤忠清が押さえつけて無理やり元服させるとは(笑)。実際はあんなに暴れてなかったのではと思いますがw、ドラマとして面白かったです。

それからもう一人、私が楽しみにしていた登場人物…大東駿介くんの平次も出てきました!昨年末に事務所を変わり芸名も変えて(名前の漢字)から放送される初めての本格作品ですよね。
大東くん、可愛いわ~~。あ、これ、完全に個人的趣向ですけど(笑)、でも、「兄上っ」って無邪気な笑顔で平太の前を行く平次は本当に可愛かった。大東くんがこんなに弟キャラがはまるなんて!平太は幼い時の苦い思い出があるゆえか平次や育ての母の宗子に心を開けないみたいだけど、それでも純粋に兄を慕っている雰囲気が出ててなんだかイジらしかったなぁ。
平次はこの先長くは登場しない予定だけど(涙)これからもいい表情がたくさん見れそうで楽しみです。

阿部サダヲさん演じる高階通憲の登場シーンは面白かったですねぇ。
平太が自らの出生に戸惑い家を飛び出した時「誰なんだ俺は~~!!」と道のど真ん中で倒れて苦悩していますが、それに対して「誰でもよーーい」という意表を突く声が(笑)。あぁ、こう来たか、みたいな。しかも、平太が悪い連中を陥れるために掘った穴に落ちちゃってるというのが何ともお気の毒w。
今後、この二人がどう関わっていくのかもとても興味深いところです。

そして上川隆也さん演じる鱸丸、海の男!って感じでカッコイイです。清盛にとってはお兄さん的存在のようですよね。
そんな彼が白河院の出した殺生禁断令に背いて漁に出てしまったが故に父親が捕らわれてしまったことで苦悩します。清盛の尽力も虚しく父親が死んでしまった時、涙をポロポロ零して「お父・・・!」と泣き崩れるシーンにグッときました(涙)。あの涙する姿に鱸丸のか弱い存在が表現されていたなぁと。さすがは上川さんです。
鱸丸は今後清盛とより深く関わっていくキャラクターなので(後の盛国)楽しみ!

第2回で印象的だったのはやはり二人の父親の存在ですかね。

中井貴一さん演じる忠盛はもがき苦しんでいる清盛が自力で這い上がってくるまで辛抱強く待ち続けている存在。どんなに平太が吼えても「さようか、好きにせい」と突き放す。それは「強い男になりたい」と幼い頃にキラキラした笑顔で語っていた清盛を信じればこその言動だと思います。
清盛が鱸丸の父親を救ってほしいと直訴した時、忠盛は取り合おうとはしなかった。それに対し「罪なき民を泣かせて武士など名乗れるか!!」と叫び飛び出していく清盛。しかし忠盛は息子が「武士」であることを受け入れ始めたと悟り内心嬉しくて仕方がない。大声で笑い続ける忠盛の姿がとても印象的だった。

もう一人の父親である白河院との対面シーンはなんだかとてもシビれました。二人の人物のアップを中心にその心情を伝えるような撮影方法。これはちょっと独特な絵だなぁと思いましたが、松ケンくんと伊東さんのヒリヒリするような緊迫感がダイレクトに伝わってきて目が離せませんでした。
白河院から直接母親のことを聞く清盛。今、自分がいるところは、産みの親である舞子が射抜かれ殺された、まさにその場所だと迫られる…。こんな残酷なことってないよね。実の母親が実の父親に殺されたなんて、普通の神経ならば耐えられない。母が息絶えたその場所の砂を握り締め震える清盛の姿に思わず涙…。
そして彼は、なぜ自分は殺されなかったのかと尋ねる。それに対し、白河院は「そちにも、この、物の怪の血が流れておるからじゃ、清盛!!」と威圧する。この残酷な宿命と直面したことで、清盛の中で何かが少し変わったのかもしれません。

石清水八幡宮での清盛の舞、妖しく、激しく、そして感情的で非常に見応えがあった。最後に白河院を見据える時の松ケン@清盛の目が強烈です!!あれはすごいインパクト大だった。松山君、いい表情してたなぁ。
インパクト大といえば白河院の伊東四朗さん。2回のみの登場だったようですが、見事に強烈な悪の存在感を残されました。あのあと月曜日にやってる「ステップファザー・ステップ」を見てちょっとホッとした私(笑)。あ、そういえばあのドラマ上川さんが主演なんだよな。この作品では二人はすごくいい関係なのでギャップが面白いw。

来週はいよいよ最後にチョロッとだけ登場した武者丸…後の源義朝との出会いが描かれますね。玉木宏くんの武者丸にも期待したいと思います。



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[ 2012/01/18 23:01 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(2)

『平清盛』第3回 源氏の御曹司

まだ3回目ですけど、私は十分面白いと思います・・・今年の大河ドラマ。画面の中の登場人物が生き生きしてるしストーリー展開にも満足。ということで、こちらではしばらくポジティブ感想上げていきたいと思います(笑)。

清盛の異母弟・平次が元服して家盛となりました。でもその場にはお兄ちゃんはいなくて…「兄上にも見てほしかった」となんとも健気なコメント。今週も可愛いわ~、大東くんの家盛!それにしても清盛、息災を知らせる手紙というのが"あれ"ですかww。
息災にはしているけれども、やっている行動は相変わらず破天荒でヤンチャ放題。海賊に苦しめられている民を救ってヒーロー気分になっているけれども、実はその行動は無計画で逆に波乱を巻き起こしている。それでもって自分も賊として捕らえられてしまうという有様。そういう危うい幼さを松ケンくんは上手く表現してると思います。

検非違使庁で捕らわれの身となった清盛を見た乳父の盛康は胃が痛くなるばかり。この回だけで何度「申し訳ございませんーーーっっ」と忠盛に頭を下げていたやらw。この気弱な人には荒くれ者の清盛の監視は難しそうだな(サザエさんに叱られてた鈴本社長と重なるよ、佐戸井さん 笑)
それとは逆に、思わぬ形で「兄に元服姿を見てほしい」と言っていた家盛の願いは叶う事に。元服した家盛のことを素直に笑顔で喜んでくれた清盛になんだかちょっとホっとしてしまった。複雑な感情はあるだろうけれども、この二人には仲の良い兄弟でいてほしい気持ちが強い。
でもこの呑気なやり取りに猛ツッコミ入れてきた恐い叔父さん・忠正w。ここまでの一連の流れだけでも面白かった。

以下、ちょっと長くなったので追記へ。
最後に個人的物申す意見もチョコッと入ってます(苦笑)。


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テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/01/24 16:04 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(2)

『平清盛』第4回 殿上の闇討ち

第4回目の感想が遅くなってしまった(汗)。でもやっぱり今回も面白かったので簡単にでも感想を記しておきたいと思います。
ちなみに・・・個人的にけっこうこの時代は好きだし興味もあるので、最近清盛関連書籍を色々と読み漁っている私w。清盛ってこれまで「悪」のイメージが強かったから、改めて彼に焦点を当てた資料や周囲の出来事などを読んでみると本当に面白いです。

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で、面白ついでに原作も買っちゃったよ(笑)。龍馬伝以来かも。


北面の武士として活動を始めた清盛の描写はずいぶんコミカルでしたね。『濡れてるぞ今朝は』発言には吹いたw。
松ケンくんの流鏑馬シーンものっけに出てきたけど、スマートにこなせないという設定で"そうだったのか"と笑ってしまった。これって成功例も後日放送されるのかな?気になる。それとは逆に藤木さん演じる義清はなんだか華やかできれいだった。
北面の武士の仕事はあまりにも清盛に不向き(笑)。そうとは知らない弟の家盛は「羨ましい」と無邪気に語りかけてくる。一緒に父上のような武士になりましょう!とキラキラした笑顔で兄に語りかける大東くんの家盛は今週も可愛いw。この二人が仲良く二人でいるだけでもホッとする。

父の忠盛がとうとう殿上人に出世。あの怖い叔父さんも泣きながら大喜びしてて可愛いぞ(笑)。しかしながら貴族社会に疑問符だらけの清盛には父の出世が喜ばしく思えない。忠盛も清盛には多くを語らないからなかなか息子に真意が伝わらないんだよね。
一方、源氏の為義は忠盛の出世にヤケ酒状態でますますダメパパに(汗)。あまりにも不甲斐ない父親の姿に起こった息子の義朝が弓を引こうとしたシーンは印象的だった。これ、後々の出来事の伏線にもなってるかもしれないな…。

朝廷では権力の座を拡大させようと藤原忠実親子が画策中。鳥羽上皇を巻き込んでのし上がろうとしてたのに、忠盛を出世させたことが許せなくてヤキモキしてる。國村さん演じる忠実がやったら怖いぜw!特に目配せして貴族たちに忠盛の舞を邪魔させるところがなんともオソロシや…。
さらに恐ろしいことに、忠盛への嫉妬心に燃える為義をそそのかして襲撃させようとしてるわけで。でも彼は「襲え」なんて一言も言ってないんだよね。為義の心の隙間に入っただけ。いやぁ、こりゃ、すごいキャラが出てきたよ(汗)。

そして見事にその策略に乗っかって忠盛を襲おうと剣を抜いてしまう為義。襲ってきた為義の存在に驚きながらも堂々と落ち着いてその場を鎮める忠盛。人間的にも忠盛のほうがずっと器が大きい。この二人の対比も面白いです。殿上での抜刀はご法度のなか、忠盛は剣を抜いてしまうわけですが…実はこれは木刀に銀紙を貼り付けたものなので「刀」ではない。家貞との連係プレーも見事。
その一部始終を影から目撃していた清盛と義朝。二人それぞれに父親への想いが沸き起こる。義朝は父が息子のためになんとか出世の糸口を作ろうとしていた親心を察します。その方法が不器用な為義だけど、息子を想う気持ちは変わらないわけで…この二人のやり取りはなんだかジーンときました。

そして清盛も初めて父親から本心を聞きます。朝廷に媚を売って出世しようとするのが目的ではなく、出世という手段で武士の地位を確固たるものにして後の清盛たちへの道筋を作ろうとしていた忠盛。これまで黙して語らなかった忠盛の告白もなんだか聞いていて胸が熱くなった。
初めて父親の本心を知った清盛は、そのとき久しぶりに父親を身近に感じられたのかもしれない。二人で気持ち良さそうに笑っている姿がとても印象的だった。

次回はいよいよ海賊戦か!今年の大河は見ていてワクワクするので本当に楽しみ。


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[ 2012/02/02 15:46 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(3)

『平清盛』第5回 海賊討伐

今年は日曜日が来るのが待ち遠しくて嬉しいです。こうやって感想も書けるし(笑)。しかしながら、我が家のパソコンがご機嫌斜め状態でして(苦笑)あまり長い時間打ち込み出来ず・・・。
とりあえず面白かったので少しだけでも書き残しておきたいと思いますw。

忠盛お父さん、いつの間に3番目と4番目をよそで作ってしまったのさ(爆)。宗子さんは本当に器の大きな女性ですなぁ。平五郎を恐る恐る抱く清盛がなんだかちょっと愛しく見えた。

清盛、義朝、義清のトリオは面白いですねぇ!義朝なんかはちょっと千秋先輩入ってたよ(笑)。清盛と義朝はことあるごとに取っ組み合いのケンカしてて、もう、見ていてなんか微笑ましくさえ思ってしまうw。それを涼しく笑いながら見ている義清。彼は相当のナルシストのようですな。この構図、またちょくちょく出てくれるといいなぁ、なんて。
義清は「美しく生きたい」、義朝は「強く生きたい」、清盛は「面白く生きたい」。三者三様です。

ARATA改め、井浦新さん、ついに初登場!崇徳天皇の儚げな雰囲気が出てて良かったなぁ。セリフがなくても哀しさが伝わってくるところは流石。崇徳といえば・・・"瀬をはやみ~"ですよ。思い出します、ちりとてちん!

王家サイドはだいぶドロドロしてまいりました(汗)。その発端は究極のKY后の璋子様。この方のはもはや、天然とは言わないでしょうww。全く上皇様の気持ちを考えたことがなさそう。だから言えるんだよなぁ、「嫁いだことが哀しくて堪らなかった」なんて言葉(苦笑)。全く悪気がございませんww。こりゃ、鳥羽上皇がキレておかしくなるのも無理ないわ。藤本さん、スゴイ展開の脚本書いてますな(笑)。
そこにやってきたのが、崇徳天皇の后になるはずだった得子。何の因果か鳥羽上皇と結ばれ…そのまま后に。今後、女の戦いとやらが出てきそうな予感。

平氏に海賊討伐の命令が出ていよいよ清盛が初陣することに。その列に加われなかった家盛はなんだかちょっと悔しそう。ここで兄弟の差がでてしまったことで二人の間にちょっとした隙間が出来てしまったかな…。清盛は弟の気持ちを察して「自分は家を継ぐつもりはない」と宣言したけど、気持ちは複雑だよね。
留守番中のボンヤリしている家盛の後姿はなんだかとても切なかった。大東くん、なかなか雰囲気ある芝居してくれるね!そして母親から忠盛とのいきさつを聞く。たぶん、この時まで家盛は清盛の本当に父が白河院だとは知らなかったのかもしれない。それを聞いたら余計に複雑な心境になっちゃったんじゃないのかな…。

清盛たちが意気揚々と西へ向かうなか、義朝は通清の息子・正清と一緒に東へ旅立ちます。この二人の対比もなかなか印象深かった。で、正清は・・・「てっぱん」のかつお節屋の社長さんじゃないかいw。今後どう活躍していくのだろうか?
それにしても為義さん、襲撃事件の一件以来、すっかり骨抜きにされちゃってましたなぁ(苦笑)。源氏がなかなか勢い出せないのも分かる気がするよ…。

海賊討伐に出立し、安芸に到着した頃・・・伊藤忠清が合流したことでちょっとしたいざこざが発生。忠清さんはどうも海の戦いに自信があるらしく余裕かましてるw。それを鱸丸がちょっと忠告して一触即発状態(汗)。忠清、なんか、けっこう感じ悪いキャラ!?鱸丸は賢いよねぇ。騒ぎが大きくならないように自分は身を引いてる。
このシーンで一番印象深かったのが叔父の忠正。相変わらず清盛とぶつかって悪態ついてしまうんだけど・・・「忠盛の子供だったらヤンチャしてる今の清盛も可愛いと思えたのに」って・・・。これまで清盛にことあるごとにぶつかってきたけど、本当はそんな自分が苦しいのかもしれない。それゆえになおさら清盛の存在が腹立たしく思えてしまうんだろうな・・・。忠正叔父さん、切なかったよ…。

でも、これを言われてしまう清盛もさらに辛い。きっと忠正の気持ちも清盛には分かってしまうんだろうな…。
それで鬱々としていると、どこかで聞いたことのある声が!このパターン、第2回にも出てきたな。今度は高階通憲さん荷車から登場です(笑)。「安芸の海が見たかったから」とずーっと隠れてここまで来てしまったらしい…ってんなバカな!とツッコミ入れてしまったw。
でも、清盛に「どんなに重い運命を背負っていようが生きろ、それを与えられたということは清盛にそれだけの力があるということだ」と力強い言葉を送る通憲。カッコよかったよ!!

そしていよいよ海賊との対面。なんだかえらいデカイ船がきてたけど、どう戦うんだろう?ということで、次回はスッキリ!なあの人が出てきますねw。楽しみです。

毎回こんな感じの感想でいいかw。


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[ 2012/02/07 00:05 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(2)

『平清盛』第6回 西海の海賊王

いよいよ平氏vs海賊の戦いが始まりましたな。他のパートのストーリーは少なめで海賊編に多くの時間を割いていたような気がします。雰囲気はまるで「少年ジャ●プ」って感じだったけど(笑)それはそれで私は嫌いじゃない。いや、むしろ、ワクワクして面白かったよ!ちゃんとドラマとして成立してるし、私は今回の大河ドラマ悪くないと思っている(むしろ、DVD購入を考えているくらいw)
なので、スタッフや役者さんには視聴率に左右されてがっかりせずにこのままの勢いでドラマ作りしてほしいです。面白いと思ってる人もたくさんいると思うし!

宋船に乗ってやってきた海賊たちと平氏との戦いが冒頭にあったのが意外。オープニング前に鈴本の社長…じゃなかったw、盛康がやられてしまうとは思わなかった(汗)。とりあえず重症…ってことで命は助かるんだよな?まだ頑張って生き抜いてほしいよ!
しっかしあの船、すごかったですねぇ。一から作ったというのだからなお凄い。ちなみに呉の海は緑色でしたね。自然のいい色が出てたと思う。

盛康が自分のせいで重傷を負ってしまったと考えた清盛は単身海賊船を探しに出かけようとするわけですが、またしても通憲さんと鉢合わせw。この二人、なんだかんだで運命の糸でつながっている!?しかも清盛、彼の宋の国の話を聞いて海賊船探しよりも「宋へ行こう!」ってなっちゃってるし(笑)。そんな単純なところも好きだけど。
しかし、盛り上がった矢先に海賊の手先に捕らわれてしまう二人。ツイてないねぇ。しかしながら通憲は捕らわれの身になっても飄々としてて宋の国の青年たちと仲良くトークしちゃってる(笑)。清盛が混乱するのも無理ないかもw。

一方の義朝は東の国へ向かう途中で由良姫と出会いますが、第一印象はお互いに最悪だったようで(笑)。由良さんも相当気が強そうだ。そんな彼女に苦言を呈す義朝はちょっと玉木先輩入ってるかも!?今後のこの二人のやり取りも楽しみだな。
京では義清がいつの間にやら堀河局さんと良い仲に!?あの歌会がきっかけだろうか?堀河さんはすっかり義清にメロメロっぽいけど、後々あの方が絡んでくると思われ…どうなってしまうのか気になるぞ(笑)。

海賊船ではついに加藤浩次さんが兎丸として本格的に登場!パイレーツオブ・カリビアンのような雰囲気ですねw。ビジュアルからしてインパクト絶大
そんな兎丸と清盛はなぜか意気投合。通憲は宋の本を見つけ無我夢中で読みふけってるし、とても捕らわれの身になってるとは思えないww。兎丸の「義と悪がひっくり返る」という話に大喜びだった清盛。思わず兎丸もそのテンションに乗せられちゃって、ハッと気づいて「図に乗るな!」とツッコミ入れるところが笑えました。今年の大河はこうしたノリツッコミみたいなやりとりがちょこちょこ出てくるので面白い。
ちなみに海賊メンバーの中にセレソンの須賀尾さんの姿も!宋の人という設定らしい(中華系の顔立ち!?w)。ほかにも個性的なメンツがそろっている兎丸の海賊船。

そして出ました、「俺は、海賊王になるぞーー!!」

これは大人気マンガ「ワンピース」から引っ張ったんですかねw。放送前から話題になっていたので確信犯でしょう。いいんじゃないでしょうかね、こういうノリも。活気があって面白いです。
ちなみに私は一度も「ワンピース」見たことがないのですが(←ヲイ!! 爆)

しかし、清盛と兎丸がいい関係を築けそうになっていた矢先にある事実が発覚。それは、兎丸の父親の朧月を清盛の父の忠盛が討ち取った過去。子供だった清盛はその後、朧月の息子だった兎丸と一度だけ会ったことがある。第1回のまえだまえだ兄弟の共演シーンですね。あの時お互いに苦い想いを共有していた二人…。

「お前かーー!!」

その時の少年だったということに気付いた清盛と兎丸は友好モードから一転、戦闘モードに突入。二人ともお互いに向かって言いたいことは山ほどある。がむしゃらに向かっていこうとした清盛でしたが、ここは兎丸のほうが勝っていたために吊るされてしまう。
マツケンくん、あの吊るしシーンは大変だっただろうなぁ!!

そのころ、忠盛たちのもとには兎丸から清盛を捕らえたという文が届いている。息子を助けたければ単身で来いとあるらしく、平氏一門は頭を悩ませる。忠盛が出て行って万一のことがあれば大変ですからね…。ここは強硬に叔父の忠正が阻止するのかと思ったのですが、彼は意外な言葉をかけます。

「わしは清盛などいないほうがいいと思っておる。しかし、兄上にはなくてはならんのであろう…」

このセリフ、すごく泣けた(涙)。忠正は兄の代わりに清盛救出のため単身向かおうとしたんですよね…。きっとうわごとのように清盛を心配する盛康の言葉が響いたからだと思うんだけど…それでも、清盛を見捨てないともとれるような発言をしたことにものすごく感動しました。忠正も、平氏の将来について色々と考えているんですよね…。複雑な思いがある気持ちもわかる。
この言葉に影響されてか、前回イヤミキャラだった忠清も「みなで参りましょう!!」と声を上げる。鱸丸は漁師仲間(清盛が逃がそうとして失敗した仲間もいてよかった)を引き連れて駆けつける。皆が一丸となって清盛を助けようとしている…、その結束力になんだかとてもグッときました。

そして夜明け前、清盛が赤子の頃に聞いていた母親・舞子の歌声に包まれていた時、平氏一門の船が現れる。ここも印象的でした。まるで母親の舞子が助けてくれたかのような…。吊るされながら自分を助けに来てくれた平氏の船を見て涙ぐむ清盛になんだか泣けた(涙)。
さらに泣けたのは忠正が清盛を射殺そうとしていた海賊から助けてくれたこと。いつも清盛にくってかかっていた叔父の忠正が清盛のために動いてくれたことがなんだか我がことのようにうれしかったです。「どうして!?」っていう清盛の問いに「フンッ」とそっぽを向くあたりがなんだからしくて可愛い。こんなシーンを見てしまうと、なんだか後の展開がつらくなりそうだな…。

兎丸は父の敵と忠盛に勝負を挑む。あの忠盛が兎丸に押されてる!?そこへ助けられた清盛が参戦するわけですが、忠盛は二人の戦いに手出ししませんでしたね。そのあたりに器の大きさを感じます。
清盛は兎丸に対し父親を失った日のことを責め立てながら剣をふるう。あの時兎丸に出会わなければ出生の秘密を知ることなく忠盛を本当の父として慕うことができたかもしれない。これまで出生のことで悩み苦しんできた清盛。しかし、それ以来荒くれ者として平氏の面々に迷惑をかけてきた自分を皆が助けに来てくれた。兎丸に剣をふるい続けた清盛だったけれど、この時にはもう兎丸への恨みはなかったんだと思う。

「血は繋がらずとも、平氏の男だからだ!」

父から貰い受けた剣は自分が平氏の男であることの証。その熱い想いはほかの平氏一門にも伝わっていたと思う。清盛の叫びをジッと聞き入る忠正叔父さんの姿にやっぱりグッとくる。
ちなみにこの二人の激しい殺陣シーン、疲労困憊の撮影だったそうですが…加藤さんの顔には本物の血が混じっているらしい!!よく見ると確かに血のりではない色が…!すごい撮影だったんですねぇ。しかも酷暑の9月だったらしいし(汗)。

戦いののち、清盛は兎丸に「共に生きてほしい」と語りかける。父を失い自らの居場所を求めてもがく姿は清盛そのものに見えたのでしょう。他人とは思えなかったんだろうね。そんな清盛に兎丸も惚れたんだと思う。
そして平氏の凱旋パレード。兎丸たちはお縄になっているものの平氏の仲間に入るということでみんな晴れ晴れとした表情になっている。楽しそうに笑う清盛の姿がなんだか愛しい。

「俺は、海賊王になるぞーー!!」

また出たよ(笑)。無邪気に叫んでる清盛に「俺の言葉をーー」ってツッコミ入れてる兎丸。二人は今後親友へとなっていきそうな予感。
そんな清盛の姿を沿道から見ていたのは将来の妻・時子。フカキョンがここで登場か。しかも清盛を見て一言、
「なにあれ」
にはウケた(笑)。

次回は朝廷パートもまた戻ってきそうだし、清盛にも恋の予感!?あーー、楽しみ!



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テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/02/14 00:52 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(4)

『平清盛』第7回 光らない君

放送が終わった後に公式HPを見てみると坂東玉三郎さんのインタビューが掲載されていてちょっとビックリしました。サプライズ出演かと思ったよ(笑)。しかしながら、玉三郎さんもこの『平清盛』ファンだったとはねぇ。なんとなく個人的に心強いw。特に最後の一文には大きく頷いてしまった。
それにしてもNHKもあの一文を赤い文字にするあたり…やはり世間の評判は気にしているんだなとちょっと思ってみたり。ここまでの展開見ても、好き嫌いは分かれるなっていうのは私も思うのですが…なぜかネガティブな意見ばかりが大きく取りざたされてばかりなので不安を感じるのはわかる気がする。私は玉三郎さんと同意見派。大河制作陣には信じた道をそのまま突き進んでほしいです(…と、私みたいな一視聴者がここで書いても何の意味もないだろうけど 爆)

前回が少年漫画のノリで、今回はどちらかというと少女マンガ的なノリだった気がしますなww。原作で先読みした時に"これはまた意見が二分しそうな展開だ"と思ってしまいましたが(汗)どうやらそのようだったみたいで。
ラブコメ色の強かった第7回。前の大河もラブコメとか言われることがありましたが(苦笑)、昨年と違うなと思うのは会話劇の面白さです。私は大河ドラマにこういったマンガちっくな展開が出てきても気にならないほうです。そこに展開されるストーリーがしっかりしていればドラマとしてとても魅力的に思えるから。今年の大河は現代的に思えるシーンもあるけれども、ちゃんと人間ドラマがあるし会話劇が聞いていてとても面白い。それぞれのキャラクターがちゃんとそこに生きてるって感じられるので、私には嫌悪感はないんです。まぁ、これも個人差がありますけどね。

清盛は道端で全く違うタイプの女性とすれ違う。すれ違った女性はそれぞれ全く違う感想を清盛に抱く。この展開がなかなか面白かったですね。時子との出会い方は本当に最悪だよな、清盛(笑)。明子にはもう一目惚れ状態な単純さがなんだか憎めない。明子も出会った時から清盛には悪い印象抱いていない様子でしたよね。
時子は琵琶を習いに明子のもとへ通っているようですが、彼女から清盛との出会いの話を聞いて今夢中になって読んでいる源氏物語の展開と重ね合わせてる。時子の頭の中はまさに乙女脳ってところでしょうか(笑)。源氏の君は彼女にとっては白馬の王子様って感じで「源氏物語」を語る時の時子の目の中にはハートが見えるようだったよww。

で、興味本位に無理やり明子を住吉大社の前に連れ出してリアル源氏物語の世界を期待する時子ちゃん(笑)。ところが現れたのは、あの最悪の出会いをした清盛だったわけで…それでこのサブタイトルにもなっている
「ちっとも光らない君!」
って言葉が飛び出すわけですなw。フカキョンはこういった役柄がなんだかとてもよくハマる。
一方、本当に清盛が住吉大社に来ていて会えると思わなかった明子は動揺してその場を立ち去ってしまう。慌てて追いかけた清盛は不器用ながらも必死に自己アピール。出てくる話は船に乗って海賊退治をしたという、おおよそアプローチには向いていないものばかり、というのが"らしい"わ(笑)。でも、なぜかその話に目を輝かせている明子。彼女には甘い言葉よりもこういった冒険話のほうが向いているようで…清盛、ラッキーだったじゃないかw、みたいな。

しかしながら、明子は逆に壮大な話をしている清盛に自分はふさわしい女性ではないと思ってしまうわけで。なかなか上手くいかない清盛の恋(苦笑)。その手助けをしたのが、北面の武士仲間である義清。彼はすでに奥方もいたのね!清盛のビビリ方がウケたw。放送には出てこなかったけど、この後彼は義清が堀河局とも付き合ってることを知ってさらにビビってるんですよね(笑)。恋の相談をしに来た清盛でしたが「おぬしとは話が合わない」と一度は彼を頼るのを諦めていたのですが、結局はまたすがりに来ちゃったわけです(笑)。
恋愛に関しては百戦錬磨的な義清はサラサラと歌を書いて明子に送るわけですが、あれって、たしかに清盛の気持ち入ってるんだろうな!?と疑わしく思ってしまうぞ。一通目の返信はNOで
「断られたではないかーー!!」
と清盛が義清に食って掛かるシーンに思わず吹いてしまった(笑)。そのあとも何通かやり取りするけれども上手い返事は帰ってこない。まるで他人事みたいに面白がってる義清w。彼にとってはこれはゲームにしか過ぎないわけだけど清盛にとっては人生かかってるからね。ついに待ちきれずに自ら明子のもとへ乗り込んでいく。そのほうが清盛らしくていい。
そして一世一代の大プロポーズ。まっすぐな瞳で明子に想いを伝える松ケン清盛が良かったよ!!明子さんもあんな告白されたら彼についていきたくなるよね。その二人の様子を影から覗き見していた時子は軽く心の痛みを感じる。少女漫画の世界を超えた何かを感じたんでしょうね。清盛と時子の展開もちょっと今後気になるところです。

これでめでたく清盛は明子と結婚できることになるわけですが、それが原因で平氏のなかで少しずつが生まれているような…。
継母の宗子は高貴な家の娘との婚姻話を断ることよりも、忠盛が舞子の歌を口ずさんでいたのを目撃したことのほうが辛かったと思う。これまで抑え込んできた鬱憤がまた清盛にぶつけられなければいいけど…。
前回海賊から清盛を助けた忠正叔父さんも、今回の身分違いの結婚を清盛が選んだことでまた心の中に複雑な思いを抱えていそう。家盛が清盛の結婚を祝福した時、忠正は家盛が自分を押し殺しているのではないかと思えて仕方がないように見えたはず。この想いが将来的に二人の仲を引き裂くような出来事にならないでほしい…。

平氏の内情も気になるところですが、朝廷パートもすごいことになってますね。
得子さんと璋子さんの関係がヤバくなってきましたw。皇子が生まれなかったことで心にモヤモヤがある得子のもとへ産衣などを持参してお祝いにやってくる璋子。璋子はすでに皇子も産んでいるわけで、こういう展開だと得子に嫌味を言ってけん制しにやって来た…となるほうが多いと思うのですが、彼女の場合は違うんですよね。臨戦態勢で構えている得子に対して、ほんっとうに、何の悪気もなく出産のお祝いにやって来ている(笑)。いやぁ、すごいよ、璋子さま!幼児がそのまま大きくなっちゃった、みたいな!?
これは得子も予想外の出来事で、思いっきり牙を抜かれてしまった感じ。糠に釘…な状態ですかね(苦笑)。その気持ちのいら立ちを鳥羽上皇様にそのままぶつける得子、おそるべし!!上皇様、あまりの突然の出来事に流されるままだったじゃないか(爆)。あの繊細でプライドの高い鳥羽上皇がすごい女二人に挟まれて今後どうなっていくのか…楽しみw。

朝廷パートといえば、崇徳院様がある歌を詠まれましたよ!
「瀬をはやみ、岩にせかるる滝川の、割れても末に、逢はむとぞ思ふ」
百人一首でも有名な歌ですが、私としてはどうしても「ちりとてちん」を思い出してしまう!!ちりとてファンにとっては忘れたくても忘れられない一首ですからね、これw。崇徳院が出てくるということで、いつかはこの歌が詠まれる回があると思っていましたが…こんな早くに披露されるとは。
それにしても、新さんの崇徳院、たたずまいだけで哀しみが漂っていてなんだか切なくなってしまう。今後さらに出番が増えることに期待。

それから、鱸丸が平盛国と名前を改めました。盛康が死の直前に鱸丸を養子にしてくれたんですね(涙)。放送ではカットされてるっぽかったですが、この話を聞いたときに盛国は一度遠慮しています。それでも「漁師だからということでお前が差別されているのを見るのは我慢がならないから、今後は堂々と俺に仕えてくれ」と清盛が熱く説得。その言葉に感極まった盛国は涙を流してこの話を受けています。
原作で読んだときはけっこう感動的だったのですが、放送では軽く流されててちょっと残念でした。

平氏の軍議の後、家盛は清盛に駆け寄って「ぜひその時の話を聞かせてください」と目を輝かせているシーンも冒頭に出てきましたが、会話はほとんどナレーションに消されてしまいちょっと残念。あのあと兎丸たちを目にしてビビる家盛の姿がありましたが、清盛は「はみ出し者だからこそ些細なことに執着せず一門のためにできることがある気がする!」と熱く語っています。そのあと京の町へ出ていくんですね。
家盛が兎丸に睨まれるシーン、「ここロク」の番組で共演してる二人が…!ってちょっと笑ってしまったw。相変わらず大東君の家盛は可愛いです。

次回も楽しみ!


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/02/20 15:57 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(7)

『平清盛』第8回 宋銭と内大臣

博多で宋銭と出会った清盛、ハイテンション(笑)。そしてそこには白いオウムの姿が…。こいつが後々えらいことしでかすわけですが、藤本さんは鳥アイテム好きなのかなw。
それにしても、忠盛お父ちゃんはなんとも肝が据わった男ですねぇ。偽の「院宣」を持ち出して王家に内緒で商いしちゃうわけですから。只者ではないなと思ってしまう。「海賊より質悪いで」っていう兎丸の言うこともごもっともだけど。彼の関西弁については異論が多いようですが、あれは"関西弁"ではないと思って見ればいいのではと思います。確立される前の言葉って設定みたいだし。独自のオリジナルな言葉とでもw。

それにしても、冒頭で笑えたのは桜金造さんの中国人(笑)。あれは登場した時から吹いたww。

同じころ、家盛も忠正たちに連れられて六波羅で宋品について色々と教えてもらっています。宋品と王家とのつながりの話などを聞いて弟もじっくり聞き入っていますが、兄とはどうも事情が違う。
忠正たちはなんとしても家盛に跡継ぎになってほしいわけで…こういうところに連れて行くことでプレッシャーかけちゃってるんですよね。それを痛いほど感じている家盛が哀れで泣けてくるよ(涙)。今回は兄と弟の明暗が分かれるような演出が多くて切なかった…。

一方の王家では珍しく鳥羽上皇様がご機嫌です(笑)。これまでKYな璋子様に翻弄されっぱなしで気が狂いそうになってるシーンばかりでしたからね。隣に寄り添っている得子さんはしたり顔でまるで本物の后みたいになってます。その席で畏れ多くも歌を詠めと召し出されたのが義清。さすがに緊張していたようですがものの見事に王家ヨイショな歌を詠んで鳥羽上皇様もますますお喜びに。
しかし、それを冷たいまなざしで見つめている一人の男がいます。

ようやく登場、山本耕史くんの藤原頼長!

後に悪左府と呼ばれた男ですよ。酒の席で嫌味をタラタラ言いまくり、すでにその片鱗が見えておりますw。あんなの鳥羽さんに聞かれたらエライこっちゃだよ(苦笑)。
で、この頼長君…家族関係がとても複雑です。兄の忠通と父の忠実が出迎えていましたが…ドラマでは「兄上」「父上」って呼び方してましたよね。ところが、実際のところ、頼長は忠通の養子に入っているんですよ。頼長が生まれたころは白河によって藤原家が没落させられてたということで、お家の血をなんとかしようと男子のいなかった兄・忠通のところに頼長を養子に出したらしい。
そんなわけで、原作では忠実(國村さん)のことを「宇治の父上」、忠通(堀部さん)のことを「父上」と呼んでいます。

一方の璋子様はと言いますと…庭のスイセンが得子によってすべて菊に変えられてしまったことによりちょっと寂しさを感じている様子。鳥羽上皇のそばに自分がいるのは義務だからと思ってきたけれど、得子の登場によってその心境に変化が表れてきたのかも。
得子はまたまた鳥羽上皇の子供を身ごもっているようで、今度こそ男子を産もうと相当気合が入っているみたいです(汗)。

もう一つ王家で印象的だったのが崇徳天皇と義清のシーン。義清が鳥羽院の前で歌を詠んだことがお気に召さなかった崇徳は声を荒げ「許さぬ!」と一喝。もはや崇徳様の心の中には鳥羽院への憎しみが渦巻いてしまっているのですね…。それだけ寂しい思いをさせられてきたかと思うと気の毒で泣けてくる。

「信じられるのはそのただけじゃ…。朕を一人にせんでくれ…」

御簾の中から出てまで義清にすがろうとする崇徳天皇の哀しさに胸が熱くなった…。こういう繊細なお芝居はさすが新さんだよなぁ。
それにしてもあの構図…、ちょっと違った見方をするとかなりアブナイな絵に見えなくも…。まさか将来的に義清と…!?(以下自粛 爆)

京の通りではオモロイこと大好きな兎丸が宋の品々を道に並べて商いを始めている。さらに通憲までもが「素晴らしいっ!」と大絶賛したものだから清盛もその気になって自由にやらせてます(笑)。この二人に囲まれてる限り清盛の冒険心は膨らむ一方だなw。
で、兎丸は市井の人々に宋の品を売るとき「ここで買うたことは内密にな」と決まり文句のように口止めしてる。あれだけ繰り返し言っているのを見りゃ、そこにいるオウムちゃんは言葉覚えちゃいますよね(笑)。どういうわけか為義の手に渡ってしまったオウム。献上した先は源氏が最後の綱と頼みにしている藤原家…しかも、よりによって内大臣に昇格したばかりの頼長だった(苦笑)。

「ココデコウタコトハナイミツニナ」

あんなところで覚えた言葉を得意げにしゃべらなくてもねぇ(笑)。献上しにやってきた為義さんは顔面蒼白で大慌てですよ…ってこのシーンになぜかデジャヴを感じるちりとてファンの私ww
ちなみに原作では為義のせこい魂胆を見抜いた頼長が「賄賂を持ってくるなどけしからん」と突っぱねようとしてるんですよね。オウムはしゃべりだすしでまさに踏んだり蹴ったりだった為義さんです(苦笑)

さっそくこのオウムの言葉がきっかけになり京での無断商いに清盛が関わっていることを突き止めた頼長。兎丸や通憲も呼び出され万事休す状態。それにしてもまぁ、コマコマコマコマ…重箱の隅つつくようなところまで調べ上げてますなぁ、頼長さんw。
かなりの几帳面?あれだけ調べ上げたことを目の前に出されては万事休すか、清盛?と、思いきや、「呆れてものが言えませぬ」と堂々たる振る舞い。自由商いの必要性や宋銭への想いを熱く語り逆に頼長を黙らせるところはさすが清盛ですな。ところが、内大臣様はその上をいっておられる。

「気が遠くなるほどの愚かさよ」

と清盛の言葉を一蹴。さらに二の句が告げられないようにグサグサと清盛の未熟さを突いてくる。結局清盛完敗w。しかしこのことが後々発奮材料になって彼はさらに大きくなるんだろうな。

屋敷に帰ると妻の明子が懐妊したことも発覚。喜びに沸く清盛たち。しかし、それとは全く逆の立場になっていたのが弟の家盛。
清盛はあの猪突猛進型の性格で身分違いの初恋の人を妻にすることができたけれど、いつもどこか一歩引いた立場にいた家盛にはそれができなかった…。それに家盛は自分にかけられている忠正たちの重すぎる期待も十分すぎるほどに感じていて…その想いを裏切ることはできないって思っちゃったんだろうな(涙)。自らの初恋を諦め、身分の高い姫との婚礼を承諾してしまう。
立場的には清盛よりも平氏の血が濃く流れている家盛ですが、"次男"であることが彼を追い詰めてしまっているような気がする。もしも清盛が弟の立場だったらこんなことにはならなかったのかもしれないと思うと切なくなります…。

今後の家盛の展開が気になるところですが…今月頭に大東君はオールアップしたそうで。せめて4月までは登場してほしいよ~~


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/02/28 15:50 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(4)

『平清盛』第9回 二人のはみだし者

清盛もこれまで大いに「はみだし」ていたわけですが(笑)さらにそれを上回る人物が出てきました。雅仁親王…鳥羽上皇の第四皇子で後に"天下の大天狗"と言われる後白河法皇。これまで平安系のドラマでは黒幕として描かれることが多かった後白河の若き日のエピソードが中心に描かれていました。
第9回のテーマは親子愛ですかね。平氏と王家。結束が固かったとされる平家と泥沼の王家、みたいな感じ。まぁ平家も清盛と忠正の不仲っていうのはありますが(汗)今のところは様子見状態なので王家のドロドロのほうが大いに目立っているw。

清盛に長男が生まれたことで真っ先に祝いに駆けつけてくる弟の家盛。二人で並んで仲良く酒を酌み交わしているシーンは和みます。いつまでもこんな関係が続いてほしいよなぁ…。いろんな思いを抱えつつも兄上が好きだっていう家盛の気持ちに嘘はないと思う。
それにしても、宴の席での鱸丸改め盛国の酒癖の悪さにはビックリしたなぁ(笑)。あのシッカリ者だった盛国がヘロヘロに酔ってあの兎丸に絡んでたよwww。

一方、不幸が際立ってきたのが王家サイドの崇徳帝…。即位して十五年経っても子供が産まれず、そのことに遠慮した后の聖子が崇徳の誘いを断って立ち去ってしまうシーンは切なかった(涙)。拒絶されてしまった直後のあの崇徳様の表情…なんか、胸の内をえぐられるような孤独感に満ち溢れてたよ…。新さんはああいう表情の芝居がとても上手い。
孤独が深くなる一方の崇徳様はますます義清を頼りにしていきそうな様子。無言のまま御簾の向こうから彼に訴えかけるようなあの雰囲気が印象的。新さんの振る舞いがものすごく哀しくて美しい!!
それに対して、崇徳の弟・雅仁親王は第四皇子ということで振る舞いが超自由です(笑)。堂々と市井に赴き博打までやっちゃってるとは破天荒が過ぎまするぞw。…っていうか、いつの間に通憲さんは雅仁の乳父になったんだ!?…っていうか、通憲さんの妻役が浅香唯さんだよっ。懐かしのアイドル…w。

彼らの母親でもある璋子様は相変わらずポケーっとした感じで…母親らしさが感じられず。こんな母親じゃ皇子たちが迷走するのも分かる気がするよ(苦笑)。ちなみに第二と第三の皇子はどうしているんだろうか?最近崇徳帝と心を通わせている義清からすれば、璋子のあの無関心さは腹に据えかねるものがある。それで思わず嫌味を進言したわけですが…当の璋子様には訳が分からないご様子で…ダメだこりゃな状況w。
その時居合わせていた清盛はこの時初めて王家の内情を耳にします。崇徳帝が鳥羽院の本当の息子ではないということも初めて聞かされたわけで…、このドラマの中では、いうなれば、清盛と崇徳は異母兄弟ってことになるのか!?清盛の前で改めて崇徳院のために動きたいと話す義清。璋子に手を出すのか!?とビビる清盛に「そんな怖いもの知らずではない」と話していた義清ですが…、後日それが現実になろうとはね。

ポケーっとしてる璋子様に対し、得子様はまるで火の女!まさに執念で皇子を産んでしまったっ!
ドラマではカットされていましたが、このことで藤原家ではちょっとした会議が行われていた様子。忠通としては娘を崇徳帝の后に出している手前、いまだに子供が産まれていないことで今後の情勢に不安を抱いています。早く皇子を産んでもらって実権を握らなければと躍起になる忠通でしたが、お父ちゃんの忠実とクールな弟であり養子でもある頼長は「たとえ子供産んだとしても思い通りにはならないと思うよ~、だって今の王家は普通じゃないし~」みたいに話してる(笑)。二人とも"その先"を見極めようとしているようですね。
こんな内情を抱えつつの祝いの宴出席だった藤原家の皆さんなのでした。

得子様の産んだ皇子は躰仁と名付けられ祝いの宴が開かれる。前回の宴では珍しく超ご機嫌だった鳥羽院様でしたが、今回はまたどこか浮かないお顔。そのまま宴が進むわけですが、得子が歌読みに指名した義清によって空気が一変。彼が詠んだ句は、崇徳帝の「瀬をはやみ…」でした。おおっと、また再びここであの句が登場するとは!
崇徳帝の寂しい心の内を詠んだ句を披露することで義清は璋子の目を覚まさせようとしたわけですが当然得子様は怒り心頭で鳥羽院は苦悩の色を深めているものの…当のご本人は何を考えていたのか感情がよく読み取れない(苦笑)。さらにそこへ高笑いして現れたのが雅仁。ただでさえ不穏な空気だったのをさらに悪化させる男の登場だよw。これぞドラマww。

雅仁は戯れ行動を次々に発動。まずは躰仁をあやすふりして頬をつねり泣かすという暴挙(苦笑)。次に王家の内情を大暴露して父の鳥羽院をさらに困惑へと陥れる暴言っぷり。さらには得子の闘争心をわざと煽らせて璋子をなじらせる。
得子から本音をぶつけられて「人を愛しく思う気持ちというものが分からぬ…」と泣き出してしまう璋子様。これまであまりのKYっぷりに色々と驚かされてきましたが、今回ばかりは璋子様がお気の毒だと思ってしまった。そういう風に、白河院から刷り込まれてしまったんですよね。白河院以外には心を開けないような女性に育てられてしまった。ある意味、璋子も犠牲者だと思う。
しかし、「人を愛しく思えない」って言葉を改めて聞かされた鳥羽院はもっと辛いよなぁ(苦笑)。そりゃ泣きたくなるさ…、本当はまだ彼女のこと愛してるんだから。「愛しく思う故に傷つけてしまい、傷つけるほどに愛しく思う」存在だと鳥羽院から告白された得子はさらに暴走しそうで恐ろしい…!

雅仁のせいで躰仁生誕祭になるはずが王家のドロドロぶっちゃけ大会になってしまいました(汗)。余りの惨状にシレッと見切れをつけて席を立つ頼道のクールさがなんだかカッコよかったぞw。誰もいなくなった宴の席を見た清盛は躰仁の誕生を祝うことなく自分たちの欲を優先する王家の面々に憤りを隠せない。自分に子供ができた時には皆が駆けつけて盛大に祝ってくれたからね。同じ子供でも扱いがこうも違うことにショックを隠し切れない清盛の気持ちはよく分かる。
一方の義清は「人を愛しく思う気持ちが分からない」という璋子に接近。彼はあの言葉を聞いて彼女に心が傾いてしまったのだろうか…。この二人のことを知ったら、崇徳様はどう思うんだろうか…と心配になった。

雅仁の戯れはあれだけに収まらず、最後は清盛邸で爆発(苦笑)。賭博でスッて身ぐるみはがされた雅仁を六波羅の館で着替えさせた清盛でしたが…それで礼を言って帰るような皇子様ではなかった。
清盛の生まれのことを口にして馬鹿にしたように笑う雅仁。以前の清盛だったらこれにキレて怒るところだったと思いますが、今は一児の父として落ち着いた様子。逆に雅仁の笑い声は「母を求めて喚き散らす赤子の鳴き声にしか聞こえぬ」とグサリ言い当てる。これがけっこう図星だったんだよなぁ、雅仁。ある意味彼も犠牲者の一人ではあるわけで…。
しかしこの清盛の言葉が雅仁の暴走に火をつけてしまい、双六勝負を仕掛け自分が勝ったら清盛の子供・清太をもらうと宣言。その眼は戯れではなく本気だと感じた清盛は超プレッシャーを受けてしまいいつもの調子が出てこない。ありゃ生きた心地しないよな(苦笑)。しかしあと一歩で負けるかもって時にそばにいた清太が賽を振ったところ…ビックリ、逆転勝利ww。清太お手柄!
ところがところが、この展開に超逆ギレした雅仁は「邪魔しおって!!」と双六盤を清太に投げつけようとする。怖すぎるよ、雅仁!!感情のコントロールができない未熟な雅仁と、息子を守るために必死になり雅仁に刀を向ける清盛。二人の長い長い双六勝負はここから始まったようです。

いやはや、松田翔太くんの雅仁、強烈なキャラでしたねぇ。皇子姿がとても似合ってるんだけど、なんか某●×△学苑のCMキャラクターに似ているような気も…(笑)。次回はもう元服しちゃうのでこの姿は今回が見納めかなw。
次回は義清が大変なことに!?今後の展開も楽しみです。



ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/03/06 15:47 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(0)

『平清盛』第10回 義清散る

ここ数回は平氏・源氏サイドよりも王家サイドが賑やかですな(笑)。昼ドラ並みのドラマ展開になってきたような気がします。まぁ、こういうのが嫌いな人も多いので…これ以上視聴者が離れないような流れになることを望みます(爆)。
とか言いつつ、私はけっこう楽しく見ています。鳥羽院、璋子様、得子様のねじれた関係は見ていて妙だしスリリングだしマンガみたいw。そういえば、最近このお3方のツイッターをフォローしてみたのですが(非公式BOT)そのつぶやきがやたら楽しくてツボですww。

今回、ちょっとまだ指が完治していないので…ザックリ書きます(いつもそうしろって!? 爆)

義清、ついに璋子さまと一線越えてしまいました。で、璋子様はそれにうっとりして義清に心を移したかと思えば…どうもそうとは言い切れないらしい。相変わらずの掴みどころのなさが面白いよ、璋子様w
そうとは知らずに堀河の局の妨害にも負けず再び璋子様の元へ忍んで行った義清でしたが…花の落ちた菊畑に一輪のスイセンが咲いているのを見つけて超嬉しそうな璋子の姿を目撃しプッツン(汗)。
「私のことを愛してくれてたと思ったのにぃぃぃ」
って感じですかね、義清的には。スイセンの花=鳥羽上皇様ですから…。義清は璋子様の心を開かせるのには成功したけど、その気持ちを自分に向けることには失敗してしまったと。「義務で后やってる」なんて言ってたけど、実は心の底では鳥羽院のこと好きだったんだろうね。

で、璋子さまに掴みかかって首絞めてるところを清盛が駆けつけてきて引き離す。清盛、よく義清があの場所にいるってわかったなw。そういえば、先日トーク番組でこのシーンの裏話を壇さんと藤木さんがやってたな。
このまま立ち去って黙ってれば分からないさ、みたいな流れにしたかったものの…運悪く頼長に見られていた。よりによって一番見られちゃいけない人にねぇ(笑)。ちなみにこの人は何しに来てたかと言えば…鳥羽院にお説教しにやって来ていたのでしたww。

義清が大っ嫌いだった頼長様はここぞとばかりにデータ脳を駆使して上皇様の前で証拠をツラツラと言い重ねる。さすがの義清も脂汗かいてるし(汗)。秘め事をこの人に知られたらホントおしまいだよw。
ところが、鳥羽院は…「あっそ…」みたいな感じで立ち去ってしまい頼長痛恨の計算ミス(←最終的には思い通りになったけどね 笑)。それにしても上皇様、璋子がその場に駆けつけてきたのを見て

「そなたが何をしようと、もはや私の心にはさざ波一つたたぬ」

と突き放した物言いをするとは…、どんだけツンデレ(笑)。璋子に背を向けた後の表情にはさざ波以上の波が上皇様を襲っていたような気がするんですけど。得子がこの現場見たらまたキレちゃうところだったよ。

予想外にお咎めなしとなった義清も混乱するよな、当然。そんなモヤモヤした気持ちを抱え家に戻るものの、無邪気にふるまう娘やよくできた奥さんを見ているうちに鬼の形相。原作ではこのあと娘を「突き飛ばし」家を飛び出しているのですが、ドラマでは「蹴落とし」ていたのでちょっとビックリしたぞ(汗)。
結局義清は自ら王家に深入りしてしまったが故にバランスを崩してしまった。王家は義清の求めている「美しさ」とは無縁ですから…。清盛が泣きながら殴り飛ばしてまで引き留めようとしても、義清の決意は変わらない。

と、いうわけで、義清…桜の花びらと共に散りました。ここでいう「散る」は死ではなく出家。彼は今後"西行"と名乗り清盛と関わっていくようです。それにしてもあの桜…ものすごい乱れ散りだったなw。


次回の展開は、ちょっと切ないです…。久しぶりに平氏の物語になるかも。あ、それから、突然義清に去られてしまったお気の毒な崇徳帝もさらに…。新さんの少しずつ壊れていく芝居に期待しています!!


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/03/13 17:10 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(7)

『平清盛』第11回 もののけの涙

現在発売中の原作第1巻の最後のエピソードになりました。

璋子様、義清が出家してしまったことに責任感じて落ち込んでしまった様子。しかしもっと落ち込んでるのはその息子の崇徳帝かもしれませんねぇ。体中から生気が抜けてしまったようで…なんともお気の毒なお姿(涙)。
そんな崇徳帝に義清の最後の句を聞かせて叱咤激励する清盛、君はなんて怖いもの知らずw。ちなみに原作ではもっと無礼な言葉を崇徳帝に投げてる清盛くん(←義清が出家したのは王家のせいだ!みたいなこと言って崇徳帝を追い込んでます 汗)。ある意味、これがカットされてよかった気がするよ…。まぁこのドラマの中では二人は異母兄弟…だからね。崇徳さんはそのこと知ってたのかな。

しかし失意のどん底状態の崇徳帝にも明るい出来事が!自分の血を分けた息子・重仁の誕生に涙を流して喜んでる姿になんだかグッときた…。自分の息子さえできればその子を次期天皇として立て自らは上皇となり院政で権力持てる。まさにこの日を待ってた崇徳帝。今の感覚とは違うけど、崇徳様にとっては息子が救世主に見えたんじゃなかろうか。新さんの繊細な芝居が非常に印象的!
ところが、鳥羽院に「自分の息子が次期天皇」とタンカ切ったまではいいのですが…その后の得子は思い通りにいかないわけで…。得子としては何としても養子に預けた自分の息子の躰仁を天皇に立てなければいけないということで、崇徳帝に「帝の座を退いてまずは躰仁に帝位を譲り重仁はわたくしが育てれば万事うまくいきますよ」みたいなことを甘い言葉も織り交ぜながら説得。孤独な崇徳帝はついついその口車に乗ってしまい躰仁にひとまず帝位を譲ったのですが…宣旨を聞いて顔面蒼白に。

"皇太と定めたまへり、躰仁親王に…"

つまり、崇徳帝は息子に帝位を譲ったのではなく弟に帝位を譲った形になってしまい上皇としての権力は結局鳥羽院のままということに…。崇徳院、大ショック!!御簾の向こうで取り乱している姿が何とも痛々しや(涙)。こうして崇徳様は崩壊していってしまうのね…。切ないなぁ。こういう壊れゆく芝居、やっぱり新さんは上手い。今後も目が離せません。
ちなみに鳥羽院、今週からスキンヘッド初お目見えですw。三上さん、坊主頭もなかなか似合いますね。しっかし得子は怖い女ですなぁ。自らの欲望のためには手段選んでないですからw。大嫌いな璋子様には「あんたのお付が私を呪ってたみたいだから僻地に流すことにした」と言い放ち外堀埋めてます(←完全に言いがかり 汗)。しかも呪詛人形は璋子様が最初の子供の出産祝いに送った産衣を着せてあるところがまた怖いよ!ここまで来ると、KYでぽかーんな璋子様も気の毒に思えてくるな(苦笑)。

そんな王家のドロドロとは違う世界が平氏にはある。
今後どう振る舞っていくか一族郎党が集まってヤンヤ言い合ってるシーンも、忠清の知ったかぶり相槌でなんだか和やかになっちゃう(笑)。賢い家臣だと思ってたけど、意外に政治的なことには疎いみたいですなw。ちょっと殺伐とした空気になっても宗子、明子、家盛の妻・秀子の音色によって和んでるところがなんかよかった。
家盛は結婚してからすっかり大人っぽくなって、会議に参加する気のない兄の清盛を真剣に叱り飛ばしてる。たくましくなったなぁ、家盛。これでますます忠正叔父さんとかは跡取りにと考えたくなってるんじゃないだろうか。清盛と家盛には言い争いはしても最後には笑顔で仲直りするような兄弟でいてほしい…。

清盛と明子の夫婦仲は極めて順調…っていうか、それ以上の関係に見える。とにかく明子さんが清盛にはもったいないくらいの出来た奥様で。彼女のおかげで清盛一家・郎党共々上手くいってるんだろうなと思ったな。
盛国のエピソードは特に印象的だった。琵琶を習いに来ていた波子さんに一目惚れしながらも自分の身分の低さを考えて遠慮していた彼の心を明子は読み切っていた。自らの身分を気にし、清盛にもしもの影響が出ては大変だと恐縮しまくる盛国に「そなたは立派な武士じゃ」と優しく諭し背中を押してやる明子。本当に素敵な女性だなぁって思いましたね。

しかしその平和は長続きしない。明子は清盛との参詣の帰りに道端で苦しむ民に救いの手を差し伸べる。この時代の京は荒れ放題で悪い病が蔓延していたそうで…。この時の明子の優しさが残酷な結果を招くことになってしまうとは(涙)。
疫病が移り、隔離されたところで一人苦しむ明子。診察に来た薬師は手の施しようがないと諦めてしまい、清盛は狂ったように責め立てる。宋の薬が容易に手に入らないなんて…。仁先生が転生してきてくれれば助かったかもしれないのにね…なんて思ってしまう。僧に祈祷を頼み、最前列で背中を丸め一心不乱に祈り続ける清盛の姿に思わず涙が…(涙)。清盛にとって明子は何よりも大切な存在だからね…。
しかし一向に明子の病状が回復しないことに痺れを切らせた清盛は狂ったように

「陰陽師を呼べ!!」

と騒ぎ始める。この光景にドキリとしたのは忠盛と家貞。かつて璋子が沈んでた時に白河院が陰陽師を呼んで「災いを為すであろう子供を宿した舞子がいなくなれば治る」みたいなお告げを聞きあの悲劇が起こった経緯がありましたね…。だから、忠盛たちにとって"陰陽師"は忌むべき存在「陰陽師など当てにしてはならん!」と思わず清盛を叱りつけるものの、彼はそんなこと知りませんから取り乱すばかり…。
そんななか、ひと時目を覚ました明子は駆けつけた清盛に最後の言葉を託す。まだ船に乗って二人で旅をしていないじゃないかと泣く清盛に

「大きな船も、海の景色も、殿の目に映っていたから…殿の目に映る広くて面白き世を共に思い描くことができて幸せでした」

と言葉をかける。あんな瀕死の状態でこんなけなげな言葉が出てくるなんて…(涙)。そして最期に「どうか悲しまないでくださりませ」と語った後に天に召されてしまった明子…。ショックのあまり我を失い、祈祷する僧侶に乱暴狼藉を働き荒れ狂う清盛。その凄まじい荒れっぷりを見た忠盛は戦慄を覚える。清盛の中には白河院の…あの物の怪の血が間違いなく流れていると…。
清盛を鎮めた盛国の叫びは胸に刺さったなぁ。

「恨むなら、飢餓と疫病を止められぬ朝廷をお恨みなされませ!!」

権力争いに明け暮れている朝廷が実権を握っている限り、皆が健やかで暮らせる世はやってこない。明子のためにもその景色が見れるような世の中を作るのが清盛に科せられた使命なのかもしれない。最後にグイッと涙をぬぐってた家盛の姿も印象的だったな…

次回は、あの野生児となったw義朝との再会が待っている!東国修行の旅で超肉食系になった義朝と清盛はどんな対面をするのか。さらに森田剛君演じる時忠が初登場!このキャラもクセモノっぽいので今後の活躍が楽しみw



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テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/03/19 11:09 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(6)

『平清盛』第12回 宿命の再会

えぇ…このところまた外野が騒がしくなりましたが(苦笑)、あくまでも私は面白いと思って見ているので感想続けたいと思います。

忠盛はこれまで朝廷のために忠義を尽くしてきましたが、周囲の期待虚しく公家の地位まで上げてもらえず平氏の面々の落胆は大きい。忠盛の狙いは公家という地位にのし上がって武士の存在感をアップさせようって腹ですからね…。それにしても相変わらず政治のことにはかなり疎そうな忠清さんww。合いの手が「知ったか」バレバレでウケます。
実力のあるものが上に行けるというわけではない。朝廷はあくまでも守りの姿勢で武士を見下している…そんな社会にほとほと愛想の尽きた通憲は出家して信西と名を改めました。いやぁ、突然サダヲさんが坊主で出てきたのでビックリしたよ(笑)。でもけっこうお似合いかも。それから面白かったのが頼長殿のペットになってるオウムくん。また新たな用語を覚えたようです。

「シュクセイ」

頼長様、よっぽど毎日のように「粛清」って呟きまくってるのね(笑)。この方の頭の中、いまやオウムくんに覚えられるほど「粛清」でいっぱいのようですw。

一方、妻の明子を失ってから心ここにあらずで目が死んでいる清盛。"平五"と名付けられていた弟が元服して頼盛と改める場でも思わず暴言を吐いて飛び出してしまう。可愛そうな頼盛~~。せっかくの晴れの場なのにねぇ。家盛がとっても頼もしく見えちゃったよ。
と、いうわけで、ここで新たにAAAの西島隆弘くんが登場です!彼はとてもきれいな顔立ちをしているので今後の活躍が楽しみでもあります。このドラマ、出てくるキャストが本当に私好みで魅力的な人ばかりなので嬉しい。

清盛の館には明子亡き後、頻繁に時子が訪れるようになっている様子。明子が重篤のときにも時子は子供たちのそばにいてあげましたからね。すっかり懐いているようです。しかしながら清盛はというとそうではない。琵琶を弾く時子に対してまたまた暴言吐いてしまい彼女を怒らせてしまう始末。明子さんがいなくなった影響は大きいなぁ…。
清盛に暴言吐かれ怒り心頭で家に帰った時子を待っていたのは頼りなさそうな父親と、なにやらクセモノ臭漂う弟君w。はい、ここで時子の弟役・時忠@V6森田剛君登場です。彼はかつて大河「毛利元就」にも出演しててその時の芝居が個人的にすごく好きだったんですよね。今回も期待してるぞ!
それにしても、父親役が蛭子さんというのが面白い。あの父親からどうやってあんな勝気な娘とヤンチャな息子ができたんだろうか…とか思ってしまった(笑)。
その時忠くん、さっそく突拍子もないことを清盛に言ってしまっております。「姉を後添えに」ってこのタイミングで言うか!?最悪だぞ。しかも時子は「明子にとって代わろうとしてるんじゃないの?」とか平然と言い放つし(汗)。突然の発言にビックリした時子は「清盛様は明子だけの光る君です!」と弟を叩いてしまう。しかしこの時、思わず表情に本心が出てしまう時子…。本当は心の底で気になってるんだよね、清盛のことが。彼もそれを何となく察した様子。この時の二人の表情がとても繊細でよかった。
でも、とんでもない弟だけど…「どんな綺麗事も、欲ってものがなければ始まらないということです」っていうセリフは印象的でした。

朝廷ではついに璋子様がお倒れに。あのトラブルメーカーの元になってたポカーンな璋子さまでも、病に苦しんでいる姿はとても哀れです(涙)。これにショックを受けたのが鳥羽法皇。璋子に対してツンデレな態度を貫いてきましたが、もはやそんなこと言ってる場合ではありません。彼女への愛の証でもあるスイセンの花を気が狂ったように求めている。
と、いうことで…またまた平氏に「スイセン探してこい」という無理難題が(苦笑)。鳥羽さんにとっては重要なことでも、正直言って下々の…平氏の者たちにとっては"なんでそんなことで駆り出されなきゃいかんの!?"ですよねぇ。欲しけりゃ自分で取ってこいって思った人多いんじゃないのw!?朝廷から心が離れた清盛は真っ先にそう思っていてふてくされて動こうとしません。
そんな兄をたしなめたのが家盛。愛する人を失った悲しみなど誰にもわからないと喚き散らす兄に、ついに自らの悲恋を口にしてしまう。平氏の家のために、愛する人との別れを選んでしまった家盛…。この時初めて清盛は"哀しいのは自分だけではないんだ"と気が付きます。いつも不安定な兄の下で彼を支えるべく色んなことを我慢してきている家盛。切ないよなぁ(涙)。溜まり溜まったものが…もうすぐ…と思うと胸が痛い。

家盛の告白で目が覚めた清盛は必死にスイセン探しますが、季節的にそう簡単に見つかるものではない。
と、そこに現れたのが東国修行ですっかり肉食獣のようにw逞しくなった義朝。その手にはしっかりとスイセンの花を持っているところが心憎いですなぁ。這いずりまわる清盛を馬鹿にしたような目で見ながら去っていく後姿が印象的だった。お坊ちゃま的な雰囲気がなんだかすっかり抜け落ちてしまったような…。
義朝のおかげでスイセンを手に入れた鳥羽法皇はこん睡状態に陥ってしまっている璋子の元へ。彼女への素直な溢れる愛がようやく出せたわけですが…時すでに遅し。最期は璋子の傍からも引き離され、扉の向こうで彼女の言葉を受け止めなければならなかった鳥羽法皇…哀れ(涙)。璋子様もこんな晩年になって鳥羽法皇への愛に目覚めるなんてねぇ…。開かない扉を叩きまくって泣き崩れる鳥羽法皇の姿が哀しかった。璋子様はでも、最期は幸せだったと思うな。
これで壇さんの美しくもKYだったある意味超個性的な璋子様は出番終了か。来週から出てこないとなるとなんだか寂しい気がする。

一方、スイセンを持って行った義朝は鳥羽法皇の覚えよろしくお褒めの言葉をもらってる。さらに宮中にやってきた清盛とすれ違いざまに大喧嘩(笑)。以前よりも喧嘩のスケールがアップしているような!?あんな場所でやりあってて大丈夫か!?って思わずツッコミ入れたくなったよw。しかも御簾をぶっ壊してるしね、清盛(笑)。
ぐぐっと逞しくなった義朝の姿を見たお父ちゃんの為義は涙ながらに歓迎。なんかここで、父と子の成長の差が見えてしまったような…。為義さん、相変わらずなんだかヘタレっぽいし、この親子今後大丈夫か!?と思ってしまう。

清盛と大喧嘩した後の義朝はすこぶる機嫌が悪いわけですが…そのタイミングで現れたのがずーーっと帰りを待っていた由良姫さん。彼女の素直じゃないところは相変わらずで、自分の気持ちを言ったすぐ後に「…と、父が申しておりました」と付け加えてる(笑)。もう、見ていて気持ちバレバレなんですけどw。
そんな気持ちを悟ってかどうかは定かじゃありませんが(汗)義朝は由良さんに東国修行で子供2人設けたと平気で告白。さらにそのあと「そなたも産むか!?」とトンデモ発言が飛び出した(汗)。さらに由良さんが統子内親王に仕えているのを利用しようとするかのような発言も…。女心を全く無視したプロポーズ炸裂(爆)。
これにはさすがに怒り心頭の由良さん…かと思いましたが、「俺を待っててくれたんだろう」って抱きしめられると惚れた弱みで身をゆだねてしまう。あぁ、恋心ってなんとも脆いものだなぁと(苦笑)。それでも頼朝の母になりますからね。一応は上手いことやっていけてるのかと。

さらに清盛のほうもぶっ飛びなプロポーズ炸裂(笑)。時子の姿を見ると

「もう、そなたでよい!皆、後添いをもらえとうるさい!そなたは俺に惚れておる。子どもたちもそなたに懐いておる!あとは俺がそなたに惚れればよいだけじゃ!」

おいおいおいおい、清盛くん!その言いぐさはないだろうが。現代ならばビンタものだぞ(汗)。時子さんも言われた直後は何が起こってるのか分からないみたいだったじゃないかww。
しかし、こちらも惚れた弱みだよなぁ。彼女の中で清盛の存在はかなり大きくなっていたようで…彼の胸の中に飛び込んでいきます。フカキョンの時子、可愛かったなぁ。なんだかんだでこの二人、盛国の言うように面白い夫婦になるかもしれない。清盛も通ってきていた時子になんとなく心惹かれるものがあったのかもしれないしね。

こうしてようやく清盛の目にも生気が戻り元気を取り戻したわけですが…次回の展開がまたとんでもないことに(汗)。この事件がきっかけで、家盛くんが…(涙)。

あ、そういえば、加藤虎ノ介くんの『平清盛』藤原師光(西光)役での出演が正式に発表されました。藤本さんの脚本だから、と虎ちゃんファンの間では期待が高まっていたわけですが(笑)やはり来ましたね。登場はまだもう少し先ですが、その前に来週から青木崇高くんが登場します!鬼若役…、武蔵坊弁慶の若き日の名前ですよね。イメージ合う!ということで楽しみです。


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テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/03/27 22:27 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(4)

『平清盛』第13回 祇園闘乱事件

午後8時のみの視聴率調査はやめたほうがいいんじゃないかと思う今日この頃(苦笑)。毎週楽しみに見てる人だってたくさんいるわけで、あの数字だけで判断してほしくない気がする。私はたとえ一桁台に突入したって見ますぜw。ストーリーが面白いしキャラクターも個性的で見ごたえあり。
ただ、そんな私でも、今回の演出についてはちょっとだけ物申したい気が…(汗)。これまでも煙たいとは思ってましたが、それはそれでリアリティがあっていいと思ってきました。が、今回はちょっと蒔きすぎでは!?あの眼光鋭い明雲役の腹筋善之介さんの表情が見づらかったのにはさすがに苦笑いしたよ…。リアルを求めすぎて役者の表情を隠してしまうのはドラマとしてちょっといただけない気がする。
現場で見る景色と画面を通して見る景色とはまた別だと思うんですよね。せっかくいい物作っても視聴者に伝わらなければ意味がない。これまで撮ってしまったものはもう仕方ないけど、これからのものに関してはちょっと考え直してほしいです。このドラマが好きだからこその意見。

…って、ここで言っても詮無いことか。制作の人の目に留まらないと意味ないしね(苦笑)。


その煙たい空気の中で冒頭から兎丸とかつての悪さ仲間が大喧嘩、さらにモクモク状態で大変なことにw。それにしても銀覚役の脇くん、あまりにもあっさりやられすぎ(笑)。これをやり玉に日頃平氏に恨みを抱いていた延暦寺の明雲は鳥羽法皇に直訴。これまで平氏を贔屓にしてきた鳥羽院も宝殿を怪我されたと訴えられては「合分かった」と言うしかないよな(汗)。とりあえず清盛の代わりに盛国と兎丸を検非違使に差し出して様子を見ることに。
この事件をきっかけに一気に反撃に出たい寺社側は神輿を担ぎ出してさらに激しい強訴へ。その中にいる若い荒くれ法師・鬼若。「竜馬伝」での後藤象二郎役での熱演が記憶に新しい青木崇高くんが初登場です!血気盛んな感じがムネくんに合ってるわ~w。ちなみにこの人物、後に弁慶となります。大往生のところまで放送するのかな?

勢いに乗って神輿を担ぎ出し強訴する明雲たちを抑えようとやってきたのは源氏。それにしても対峙した時の砂埃がまたすごかったですねぇ(苦笑)。玉木くんのファンはもどかしく思ったんじゃないか?ほっとんど顔が煙ってたし。もそっと別の演出方法はなかったのかね(苦笑)。
で、しまいには弓引いて源氏が応戦することになるわけですが…神輿に当たったら大変ということでなかなか思うように飛ばせない。と、その時、一筋の矢が神輿に見事命中!ビビッて腰を抜かす鬼若が面白かったw。彼がビビったのは神輿に当たった矢というよりは、神輿に向かって矢を放った人物に腰抜かしたって感じでよね。そんな罰当たりなことをしたのは…誰あろう、清盛。「神輿なんて言ってるけどあんなのマヤカシ、ただの箱だ」と言うのが彼の考えですが、この当時は神仏はとても尊いものだと信仰されてきたようですから…そりゃ、鬼若のみならず義朝たちもビビるよなw。
それにしても、この場面で「タルカス」が流れたのは良かったよなぁ!清盛のセンセーショナルっぷりが際立っててカッコよかった。

神輿を清盛が射抜いてしまったことで平氏は緊急会議。「わざとじゃないよね?」って家盛たちが問いただしますが、それに乗じて忠正叔父さんが「あったりまえじゃ!!」と一喝したのが面白かった(笑)。字幕では普通に「当たり前だ」になっていたので、豊原さんがテンションあげてこういう言い回しになったのではとw。さらに面白いが忠清。登場した時にはめっちゃ強そうな豪胆な人物だと思っていたけど、今じゃすっかりヘタレキャラ(笑)。「神罰が怖い~~」とか「ひょえぇぇぇ」とか、あんた怯えすぎwww。
こんな周りの動揺に対し、清盛はハッキリと「狙って射た」と言い切ります。その時の迷いのないあの顔が印象的だったなぁ。鬼のような形相だった。こういうところが白河の血を感じさせるんだろうな。そんな息子に対し、思いっきりぶんなぐる父の忠盛。二人で一緒に責任とって謹慎することに。

朝廷では清盛と忠盛の処遇を巡って頼長と忠通が対立。頼長としては鬱陶しい清盛にはさっさと消えてほしいわけで流罪を主張してますが、兄でもあり義父でもある忠通は祇園社が吹っかけてきた事件だからそれに屈したら朝廷のプライドが崩れると反論。この二人、何かとぶつかってるな。頼長はここぞとばかりにチマチマと朝廷を批判。まぁ、彼の言うことも至極ごもっともな点があるんですよね(苦笑)。
悩む法皇様に忠実がトドメの一言。忠実はかつて神仏に逆らった父を「神罰」で亡くした過去があるのでこういうことには敏感な様子。「法皇様の世は長くは続きますまい」と言った時の冷たい迫力が印象的。さすがは國村さん!流罪にしないとまた災いが起こると不気味に言い放ちますが、彼に言われると本当に災いが起こりそうで怖かったw。

謹慎中で主人が留守の清盛邸に珍しく忠正叔父さんが訪ねてきます。このシーンは今回のストーリーの中で一番心に残ったな。身重の時子の前で夫である清盛を罵倒してしまったことを謝ろうとしてやってくるなんて…忠正、本当はとっても温かい良い叔父さんじゃないか(涙)
でも、時子はその時まさに陣痛と格闘中(汗)。その間、清盛の二人の息子の相手をしてやります。ワラと竹で馬を手作りしてやるなど、今までには見られなかった優しい一面が…。新しく生まれてくる子供に不安を抱く長男の清太には「そんなことは断じてない」と笑顔で励ます忠正。

「誰も好き好んで血のことで争おうとは思わない」

このセリフがとても印象的でしたね。その『血』のことで一番葛藤しているはずの忠正からこの言葉が出てくるとは…。清盛に対する自分の気持ちと重ねていたに違いない。それでも幼い甥っ子にはそんな苦しい想いはしてしくなかったんだろうな。ここのシーンは本当に泣けた(涙)。これがきっと後の悲劇にズシリと響いてくるのかもしれない。

一方謹慎中の清盛は父から実の母のことを聞きます。舞子は陰陽師のお告げに逆らい白河院の子供を産んでその命を絶たれた。その舞子の息子である清盛が、いつか、迷信に惑わされずに立ち向かっていくのを待っていたという忠盛。「平氏になくてはならない男」と改めて言い聞かせる父の言葉の重みをズシリと感じる清盛。

白河院の元にはなんとしても清盛親子を流罪にしたい頼長が鬼若を証人として連れ込み鳥羽院に追い打ちをかけている。頼長よ、君は本っ当に清盛が嫌いなんだねぇ(笑)。神輿を清盛が狙い撃ちしたとハッキリ鬼若から聞けば、そりゃ法皇様も罰せざるを得なくなる状況になるだろうし。
ますます苦悩を深めた鳥羽院は白河院の呪縛から逃れようとするかのように謹慎中の清盛の元へ自ら赴き真偽を問いただす。それに対し、迷いのない目で「わざと」だとはっきり答える清盛。二人の間にピーンと張りつめた緊張が感じられるあの空白の時間が実にスリリングでした。その言葉を聞いた法皇様、何を思ったか清盛に「自分を射てみよ!」と無謀なことをおっしゃる。それに応え、気合の弓を放つ清盛。ここの間にも非常に緊迫感あふれる空気が張りつめていましたね。

清盛に射抜かれた鳥羽院は気が狂ったように笑いだし、自らの体から白河院の血があふれ出てくるのを感じる。その時の三上さんの鬼気迫る芝居がすごかったよ!!本当に法皇様がヤバイことになっちゃったと思ったし(笑)。スタパに三上さんが出たとき「清盛と面白いシーンがある」って言ってたけど、たぶんこれのことだろうね。
鳥羽院は、同じ白河院の血が流れる清盛に自らの中に流れている同じ血を吐き出させたかったのかもしれません。白河院の呪縛にいつまでも苦しむ鳥羽院に対し、清盛は真っ向からそれに反抗している。清盛から射られることで鳥羽院はどこかに救いを求めたのかもしれないなと思いました。彼が放った矢は白河院の亡霊に突き刺さったんだと感じたんだろうね、法皇様。

この事件がきっかけになったかどうかは定かじゃありませんが(実際そんなことなかっただろうしw)、清盛と忠盛は銅30斤の償いという軽い罪で済みました。平氏は大喜びですが、頼長からするともう敗北感でいっぱい。ますます清盛排除の行動がエスカレートしそうで怖いぜww。

時子はそのころ男の子を無事に出産。清盛も喜びに沸きますが…、それも一転するような出来事が…。彼の元にやってきた家盛の顔は暗い。「兄上を嫡男と思うことはできません」と厳しい顔で言い放つ家盛…。あんなに兄想いだった家盛の口からこんな辛辣な言葉が出てくるなんて(涙)。
しかし、家盛が清盛に対し態度を翻したのにはあるきっかけがあります。それは、偶然聞いてしまった母・宗子の切ない想い…。忠盛はいつまでたっても舞子との思い出に執着していることに対し、ついに宗子の胸の奥に秘めていた嫉妬が溢れてきてしまった。母親想いの家盛がその話を聞いて…心中穏やかになるはずがありません。

そしてついに、来週…、家盛が…(涙)!!!あ゛~~~…


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テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/04/04 08:44 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第14回 家盛決起

ここまでずーっと応援してきた大東駿介くん演じる家盛が…。5月くらいまでは居てくれるかなと思っていただけに4月頭にこの展開が来てしまうとは正直ショックでした(涙)。というわけで、今回はホントに切なくてたまらなかったなぁ…。

家盛が突然冷たい態度になったことに戸惑いを隠せない清盛。宗盛誕生の喜びなんかどっかいっちゃうよなぁ、あれじゃ…。幼いころ二人の運命が変わったあの木の前で、兄への不信感をあらわにした弟。家盛の中では母の宗子の存在が大きいんだよな。母を悲しませ苦しませる清盛の行動にもはや我慢の限度を超えてしまった。二人の絆に決定的なヒビが入ってしまったことが切なくてたまらなかった(涙)。
ちなみに小説では清盛が家盛に平氏の棟梁になりたい気持ちを打ち明ける場面がありました。あの謹慎生活で何かを悟ったらしい清盛、というような感じですが…ドラマではカットされてしまった。後半のあのシーンがあるので、それとつなげる意味ではあったほうがよかったかもしれないシーンのような気がしないでもないかも。

家盛に平氏の棟梁宣言をされてから心に火が付いた清盛は賀茂祭の舞の練習に躍起になるわけですが、あの時子さんのお調子ではねぇ(笑)。たしかに踊りづらそうだったよw。それでも、清盛、いつになく超必死です。ところが…、例の祇園闘乱の影響から清盛は舞人に適さないということになり家盛が代わりに舞うことが決定してしまう。やる気を起こした傍から出鼻くじかれるツイてない清盛w。すっかり凹んじゃいました。
突然チャンスがめぐってきた家盛はそれを生かそうと舞の稽古に余念がない。奥方様のお調子もいい感じで…(でもちと微妙!?)清盛との対比がちょっと面白かった。出来の悪い兄と出来のいい弟みたいな構図!?

以下、追記にて。ひたすら家盛のことで嘆いてますが…(涙)


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[ 2012/04/11 21:47 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第15回 嵐の中の一門

冒頭からやたら辛い展開だったなぁ…。物言わぬ姿として戻ってきた家盛に気が狂ったように泣き続ける母・宗子、そして、弟の傍に行くことすら許されず忠正からは「お前が死ねばよかったのに!!」となじられる清盛…。あぁぁ…辛いよ、家盛が死んでしまったことで皆がみんな辛い。私も辛いよ…。家盛ぃぃぃ…なんて悲しい最期(涙)。
それからしばらくして訪ねてきたもう一人の弟、頼盛は「清盛の兄上のことは正直苦手」と言いながらも家盛がいまわの際に「兄上」と清盛の名を呼んだことを伝える。家盛とのシーンはほとんどなかったけど、頼盛と家盛はきっと仲のいい兄弟だったんだろうね。そのなかで家盛はきっと清盛のこともたくさん話していたに違いない…。だからこそ頼盛は苦手な兄の清盛にその事実を伝えに来たのではなかろうか。そう考えるとなおさら切ない(涙)。

家盛の喪が明けたころ、忠盛は鳥羽院から落雷で焼失した高野山の大塔や金堂の再建を依頼される。未だに家盛を失ったことのショックから抜け切れない清盛と違い、父の忠盛はこの仕事にすべてをかける意気込みで話を受ける。しかも、宝塔再建を任せたい人物として清盛を指名。そうすることで自分の後の世の土台作りを着実に築こうとしてるんだろうな。忠盛にとってはそれが家盛への供養だという想いもあったかもしれない。
そんなわけで清盛はさっそく高野山へ視察に行くわけですが、そこで懐かしき人物との再会が!璋子様との恋に破れ姿をくらませていた義清じゃないか!しかも、その姿は坊主。つまりは西行さんとして再登場です。藤木さん、坊主になってもやはり美男子ですなぁ~。けっこう似合ってるんじゃない!?出家してもモテモテっていう設定に違和感なしw。それにしてもこのドラマ、話が進むにつれてやけに坊さんが増えていくよなぁ(笑)。

このシーンの後、時子が時忠に「清盛は思い描いていたよりもずっと寂しく人恋しく生きてきた方」とその想いを打ち明けていましたが、この展開は原作とちょっと違いましたね。
原作では、清盛が西行に家盛のことを相談しています。家盛が想いを残して一人寂しく死んでしまったことがいたわしくてたまらない…、もうこの世にはいない家盛に「恨み言でもいいからお前が最期に自分に伝えたかった言葉を聞きたい」と涙ながらに叫んでいました。清盛の家盛に対する深い思慕の念が感じられて読んでいてかなりグッときたシーンだったんですが…ここが放送されなかったのはちょっと残念だったかも。

一方の藤原家は兄と弟の対立が激化。お互いに権力持とうとして近衛帝に自分の養女を競って入内させてるという…。なんともドス黒い世界。忠実の父さんは可愛がっている弟の頼長に味方しているようで、これがますます兄の忠通の対抗心に火をつけている様子。なんとおっそろしい権力社会。女子は本当に政の道具状態だったんですね…気の毒に…(この当時の女の人はそういう感覚すらなかったのかもしれないけど)
その権力闘争の蚊帳の外にいるのが崇徳上皇と雅仁親王。崇徳様はなんだか世捨て人のようなオーラが出ていてますます儚げに(涙)。一方の弟の雅仁は相変わらず奔放に生きている様子。でもねぇ、崇徳さん、あなたあのドロドロの中にいなくて正解かもよ…なんて思ってしまったけどな、私はw。でも後に哀しい運命が…

家盛の一周忌供養の日、正倉院に愛用の品を収めることになり一族が集まってくる。愛する息子を失った宗子の心の痛みは一年経っても癒えることはなく、射るような目で忠盛にあの「鹿の角」を入れるように迫る。鹿の角は清盛の生みの親の舞子の化身ともいえるもの。忠盛にとっては忘れられない初恋の相手。そのことがさらに宗子を傷つけているんだろうな…。
そんな宗子に忠盛は静かに「気が済むように」と告げますがかえって逆効果となりすべての恨みをぶつけるかのように鹿の角を叩き割ってしまう。その一部始終を見ていた清盛は辛かっただろうなあ…。鹿の角は舞子の分身でもあると同時に清盛の存在でもあったわけで…それを母が恨みをぶつけるかのように叩き割っていて…まるで自分が家盛を殺したと責められているような気持になったに違いない(涙)。

一門からは白い目で見られ、母親からも恨みに思われていると感じた清盛は心が折れてしまい宝塔の再建は自分には無理だと弱音を吐く。「嵐の元は俺なのじゃ」と焚火の前で設計図を燃やしている清盛の姿はなんだか孤独な子供のようでなんだかとても切ない(涙)。
そんな自分が宝塔再建しても家盛は浮かばれることはないと呟く清盛でしたが、「嵐の中の一門のため、よそ者のお手前にしかできないことがきっとござります」と励ます。西行が焼けかけた宝塔の設計図を再び清盛に手渡しますが…よくあの炎の中に放り込んであれだけのコゲで済んだなと(←そこツッコミ入れちゃダメ 笑)。西行、なかなか徳の高い坊主らしいことを言うではないか!これからも清盛のアドバイザーとして頼むよっ。

そのころ源氏では義朝と為義の間がかなり危険な状態に…。おそらく義朝は東国修行で野生児みたいに逞しくなりすぎちゃったんだろうなぁ。藤原摂関家を頼みの綱にしようとする父親の姿がなおさら情けなく思えてしまうのでは…。かつては不器用な父親の気持ちを汲んでやれる優しい息子だったのになぁ。
意見が衝突して町に出た義朝は常盤と再び出会う。そのことがきっかけで、彼女は忠通の養女が入内するのに付き添う雑仕女としてドロドロの朝廷の世界に足を踏み入れることに。武井咲ちゃん、綺麗な顔立ちだから白塗りしてもそんなに不気味に見えなかったw。

忠盛は得子に目通りし、宝塔が完成したら公卿に推薦するという約束を取り付ける。長年の夢だった貴族の座がついに目の前に迫ってきたと知り、忠盛は外に控えていた家貞と喜びをかみしめる。それが実現すればいよいよ武士が表舞台に立てるチャンスが広がりそうですからね。このために忠盛はずっと耐え忍んできたわけですし。
ところが、その帰りに一番会ってはいけない人物と鉢合わせ(苦笑)。こういうところにニュッと現れるのが頼長のいやらしいところだよなぁw。この人がただで通り過ぎるはずもなく…なんと、忠盛の前で家盛との出来事をご丁寧に暴露しちまったよ!!ヒドイーーーー、ヒドイよーーー、頼長ーーーー(涙)。あんたのせいでどれだけ家盛が苦しんだと思ってんだよーーー!!誰にも言えずに一人で抱えて死んでしまったのに…それをサラッと

「家盛と私はすべてにおいて、しかと結ばれた仲であったゆえ」

とニンマリ暴露するなんて・・・悪魔だーーーー!!目をひん剥いて血走ってるし…妖怪みたいな形相だったぜ、ヤマコー@頼長(笑)。すごい怪演だったな。しかもちゃんと後ろに新しい恋人の公春がヒョコヒョコついてきてるしw。妖しいったらありゃしないww。

それを聞いた忠盛、ついにこれまでずーっと張りつめてきた心の軸がポッキリ折れてしまいました。見事に頼長の暴言の策略にはまってしまった…。忠盛は家盛が清盛のために今まで抑えて生きてきたことを知っている。だけど心を鬼にして平家のために見て見ぬ振りをしてきた。武士が公卿の座まで上りつめたときに、家盛や宗子たちの気持ちも報われると信じてここまで走ってきた忠盛。
しかし、頼長の言葉で忠盛は急に現実を突き付けられた。家盛はもうこの世にいないことを…。我慢を強いてきた息子は報われる日を迎えることなく世を去ってしまったことを…。そしてそう仕向けてしまったことへの罪悪感に襲われた忠盛は宝塔に捧げる曼荼羅に向かおうとする清盛の元へ駆けつける。これまでため込んできた自分の気持ちを吐き捨て、財をなげうってまで宝塔再建にかかわる必要などないと清盛に当たり散らす父。

ところが、清盛は忠盛に何度投げ飛ばされても曼荼羅に筆を入れようとする。清盛にとって、曼荼羅に筆を入れるということは家盛と対話をすることだったんじゃないかと思います。父が自暴自棄になったとしても、清盛は何としてもかけがえのない弟と向き合いたかった。
忠盛との激しいぶつかり合いで額から大量の血を流しながらも曼荼羅に向かう清盛。その額の血で大日如来の唇を朱く色づけていく…。弟の声を必死に聞こうとするかのように、額の痛みも忘れて筆を入れていく清盛の姿に涙が止まらなかった(涙)。
そこへ宗子たちが駆けつけてくる。清盛が筆を入れ終えた血に染まった曼荼羅を食い入るように見つめた宗子の耳に愛する息子の声が…。清盛の魂がこもった、ありったけの想いをこめて筆を入れた大日如来に家盛の魂が宿ったんだろうね。最期につぶやいた「兄上」に続く言葉を宗子は確かに感じます。

「家盛が…兄上によろしゅうと言うておる。かけがえなき、たった一人の兄上に」

このシーン、私号泣(涙)。家盛は清盛と仲違いをした状態で別れてしまったけれど、兄を慕い続ける気持ちは失うことがなかった。聞きたかった弟の声を感じることができた清盛も、家盛が兄を慕う気持ちを感じることができた宗子も、そしてあの場に集った一門も、あの瞬間に心が救われたんじゃないのかな…。宗子はあの時初めて「母親」として清盛に微笑みかけたんじゃないかな…。
家盛は最後に、平氏一門を救ったんだね…。

これで家盛は出番が終わってしまいました(涙)。大東くんのお芝居、とっても良かったよ!屈託のない笑顔が可愛かった家盛から理に叶わないと感じることを多々経験して大人になっていく家盛まで、本当に繊細に様々な表情を見せてくれた。晩年の家盛の強さと脆さが入り混じったような芝居は秀逸でした。公式HPには家盛の思い出写真集が掲載されてて…なんかそれをみてウルウルしてしまう私です(涙)。
本当に良かったよ、大東くん!素敵な家盛をありがとう!!この役を経験したことでまた役者として一回り大きくなったんじゃないのかな。これからの活躍も楽しみです。あ゛あ゛・・・でもやっぱり家盛のいない「清盛」は寂しい…。大東くんの家盛が大きな楽しみの一つだったので…。

次回はついに忠盛お父さんが…。と、その前に、源氏の為義さんはとんでもない行動してそうだな(汗)。ますます息子との溝が…!!



ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/04/16 21:15 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第16回 さらば父上

先週の家盛に続き、今週はここまでドラマを引っ張ってきた忠盛が退場してしまうことに…。中井喜一さんの繊細な名演技が見られなくなるのは非常に残念。大東くんと中井さんの退場は個人的にけっこう凹むなぁ。

冒頭に藤原家の壮大なる兄弟喧嘩(厳密にいうと父と弟vs兄ですが)が展開されてました。これ、見ていてわからない人も多かったかもしれないですね。私もあとから調べて分かったんですけど、朱器台盤を持っているということはすなわち、藤原家のトップにいるという意味につながるそうな。父の忠実は兄よりも弟を可愛がっているので頼長に実権を握ってほしいわけで(汗)摂政の座を譲ろうとしない兄の忠通に業を煮やしあんな強硬手段に出たらしい。なんっちゅう、恐ろしい骨肉の争いなんじゃ(苦笑)
で、結局は父のたくらみ通りに頼長が出世。天皇への決裁文章を先に確認するという内覧の権という地位まで経て事実上の政治のトップに君臨。兄の忠通は気の毒に、摂政・関白という肩書きのみがついている状態に。そりゃあーた、怒るの当然でしょう。で、相談してる相手が得子さんっていうのがまた事態をややこしくしているわけでw。

この得子さん、策士ですなぁ。頼長の性格をよく知った上での煽り作戦とは。頼長も、たかが馬から降りなかったというだけで家を襲ってしまうという苛烈な性格、何とかならんのかい(苦笑)。プライドが異常に高く神経質なんだろうね。そこを突かれたわけですよ、美福門院様に。
家を襲われたのは家成さんでしたが、怒り心頭というよりかは呆れ果ててるというか…なにか腹に一物ある感じ?ただではやられないぞ、みたいな雰囲気が逆に怖かったな。二朗さんの芝居がなかなか渋くてよかった。で、この家成さんは鳥羽院の側近ですから、側近の家がやられたと知れば…そりゃ頭にもきますがな。その仕返しに頼長を襲えとなってくる…って、これ、悪の堂々巡りじゃないか!まったく藤原家の骨肉の争いは迷惑千万な話だ。

この争いに大いに巻き込まれたのが源氏の棟梁の為義さん。藤原摂関家の後ろ盾でのし上がろうと考えているので、忠実さんの言うなりになって動いている。忠通の家を襲ったのも為義。そんな父親の行動が、正義感の強い義朝には許せなかったんですね。気持ちは分かるよ。だけど、きれいごとだけでは源氏は埋もれてしまうって追い詰められてる父親の気持ちも分かってやってほしかった。
由良さんの父と息子仲直り作戦も、結局は藤原家の骨肉の争いに巻き込まれて失敗。何やってんだよ、藤原家!って気持ちだよなぁ、由良さんにとっては。あの家のせいで父と息子の仲はどんどん悪化してるし。さらには義朝なんて癒しを求めて常盤の元に走っちゃうし(汗)。
為義さん、生き方が不器用なんだよね。要領が悪いというか…。でもそれが逆に人間臭くて魅力でもある。小日向さんはそんな為義のみじめな部分をうまく演じていると思います。

藤原家の骨肉の争いに平氏も巻き込まれそうになりますが、清盛の毅然とした一言に踏みとどまった形となりました。武士が何のために刀を振り回しているのか…その答えにずっと悩んでいた忠盛は清盛の言葉に目からうろこが落ちたような気持になったんじゃないだろうか。
朝廷の言いなりになって頼長を襲えば、それがきっかけで貴族の座が手に入ったかもしれない。けれども、それは平氏の目指す「武士の世の中を作る」という志に反している。武士の世を作るために剣を振り続けてきたことに息子の一言で気づかされた忠盛。彼はここで清盛の大きな成長を感じたはず。こうして源氏とは違い平氏は自分たちの意思を貫き通しました。このあたりの結束力の堅さがいいですね。

その後、息子や重臣たちに形見分け…そして遺言を残す忠盛。経盛は「見えなかった」と言われて気の毒だったけどww無事に形見分けしてもらってよかったよ。忠清を超えた相当なヘタレキャラか!?
この席でついに忠盛はハッキリと清盛を次の平氏の棟梁とすることを宣言します。もしここに家盛がいたら…きっとあの無邪気な笑顔で祝福してくれたんだろうな…なんて思うと切ない。話を受ける前に宗子の顔を見て反応をうかがっていた清盛のシーンが印象的だった。

安芸に戻った清盛の前にふっと現れる忠盛。海岸で父と手合わせをする息子。

「強うなったな、清盛」

そう言い遺して忠盛はあの世へ旅立っていきました…。
幼い清盛に「強くなれ」と言い放った父は、紆余曲折しながらも成長していく息子の姿をずっと見てきた。そして、様々な壁を越えて大きくななった清盛に最後に「強くなったな」と言い遺す。父と子の関係性が凝縮された静かでいいシーンだったと思います。

来週からは、ちょっと小奇麗に変化した清盛が登場(笑)。原作読むとちょっとコミカル的な内容になりそうですが楽しみです。




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[ 2012/04/23 16:22 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第19回 鳥羽院の遺言

2週分感想お休みしていましたが、またぼちぼち書いていきたいと思います。…っていうか、保元の乱を前にしてこの怒涛の展開は…もはや書かずにはいられない!みたいな心境です、正直。

清盛が平氏の棟梁になりホームドラマ的な展開だった17回、虎ちゃんの師充が登場し後白河帝が誕生した18回も見どころ満載でした。
藤本さんの脚本ということもあってか、やっぱり出てきたねぇ、加藤虎ノ介くん!のっけから目つきがダークだったぜ(笑)。雰囲気的には何となく捻くれ者だった四草に似てる気がしましたが…この先、師充はサダヲくん@信西の元でますますダーク路線まっしぐらになると思われます。原作読んでて首絞めてやりたくなりましたから、私(←あくまでも師充にですよw)。たぶん第21回から再び出てくると思うので心して見たいと思いますw。

しかしながら、ここ数回は特に井浦新さんが演じている崇徳上皇から目が離せません!登場した時からその佇まいなど惹きつけられるものがありましたが、いよいよ動きが出てくると一気に加速したと言いますか…まるで上皇が新さんに憑依しているのではないかと思えるような素晴らしい表現力に衝撃を受けまくっています。
もともと雰囲気のある役者さんで、これまでも何本かの作品で彼の芝居には十分惹きつけられてきたわけですが…今回はまたさらにその上を行っているような、そんな気さえしてきます。

冒頭に出てきた鳥羽院の「許せ」と崇徳上皇の「許さぬ」のシーンはとても印象的でした。二人ともなんというか、画面から妖力みたいなもが感じられたというか…今にもポキリと折れてしまいうなギリギリのところで精神状態を保っているみたいな…そんな物悲しさがあって見ていて思わず涙…。三上さんも新さんもすごいよ、本当に!
それにしても、鳥羽院がここ数回で突然上皇に心を寄せ始めたのはちょっと唐突かもと思ってしまいます。白河院のことが頭から離れなかったためにずっと遠ざけてきて相手にもしなかったのに、近衛帝の病がひどくなってから急に「上皇をないがしろにした報い」と悔やむのはなんとも虫のいい話だなと(苦笑)。鳥羽院も十分苦しんできたわけですが、崇徳はそれ以上に傷つき精神的にダメージを受けてると思うんですよね。
新さんがインタビューでそのあたりのことをコメントしていますが、すごい頷いてしまった。

この鳥羽院と崇徳上皇の仲をなんとか改善させたいと奔走したのが清盛。しかしながら、彼が起こしている行動はあの時代の中ではただの甘いヒューマニズムというか、自己満足に過ぎなかったんじゃないのかな。でもそういう風に動かずにはいられない清盛の気持ちも分かる。彼も出生のことでずいぶんと傷ついてきたし、その果てに今の自分があるわけですから、鳥羽院と上皇も本当の親子になってほしいと思ってしまうのは理解できます。
でも、そのことが結果的にどんなにか崇徳上皇の心を傷つけてしまったことか…(涙)。最初から大乱を期待して武士の世の到来のチャンスを狙っている義朝のほうがこの場合においては残酷度は少なかったと思います。初めから上皇に媚び売るようなことしてませんし。信西にしてもそうです。彼はもう上皇はダメだと見切りすらつけてるような感じですし(苦笑)。中途半端な愛情や温情は時に人を恐ろしく傷つけてしまうものだということを、清盛には分かってほしかったですね。

鳥羽院の気持ちを代弁するような写経「法華七喩」の長者窮子を無表情でピリピリと破り捨てる崇徳上皇も非常に印象的でした。無表情なんだけど、その奥には狂気のようなものすら感じられるというか…人はあまりにも傷つけられるとあんなふうになってしまうんだろうなと思わせるような新さんの表現に衝撃!!あれはただの無表情じゃなかったですから。なんか、崇徳院が新さんに降りてきてるんじゃないかとすら感じたくらい私には衝撃でしたね、あのシーン。
そのあと、得子が訪ねてきたときの佇まいも絶妙ですよ!魂がフッとどこかに彷徨ってしまっているような、肉体だけがそこにあるみたいな感じ。その無の表情がこれまた実に上品で美しいので見とれてしまう。得子はホントにどの面下げて上皇のところに来てんだ!って思っちゃいますが(笑)そんな彼女も鳥羽院があのようなことになってしまって気持ちが弱ってたんでしょうね…あまり感情移入できないけど(爆)。
で、その時に鳥羽院の病状のことを聞いたときの新さんの表情がこれまた絶品!!感情を失った表情がピクっと動くことで見事に動揺した心境を表していました。あの瞬間から何か計り知れない鳥羽院への感情が再び上皇の元に降りてきた。そのことを肌の動きと目の動きで表現できるってすごいなと…ホントにこれも衝撃的。

そしてあのクライマックスの雨の御所前のシーン。拒み憎み続けてきた父親の元へ一目会いたいと駆けつけた崇徳上皇。彼は鳥羽院のことを憎んで憎んで憎み切っていたけれど、実はその反面、鳥羽院からの…父親からの愛情が欲しくて欲しくてたまらない人だったと思うんですよね。まさに憎しみと愛情が紙一重みたいな状態だったのではないかと。駆けつけようと思った時に彼の中の父親への「愛情」が一気に噴き出したんじゃないのかな…。
でも、その願いは虚しく門前払いされてしまう。その役目を買って出ていたのが、鳥羽院との仲を取り持とうと奔走していた清盛だったというのがなんとも残酷すぎる展開で涙が…!!清盛は最後にとうとう平氏の棟梁としての自分の役割に気付いたわけですが、それは崇徳上皇にとってあまりにも残酷すぎる決断だよなぁ(涙)。

降りしきる雨の中、鳥羽院が亡くなったことの鐘が鳴り響いたとき…「父…上」と思わず口にした崇徳上皇。あれは原作にはないシーンだったので思わず涙…。決して届かないその声…。間に合わなかった父への本当の気持ち。まさに万感の思いが込められた「父上」というセリフだったなぁ(涙)。もう、新さんの言い方が…泣けて仕方なかったですよ…。
そして、雨が降りしきる中、一人で道にうずくまって慟哭する崇徳上皇の姿が…(涙)。あれは涙なしには見られないよ…。心底哀しかった。

こうして保元の乱へ向かうわけですが…上皇と天皇の争いのほかにも哀しい亀裂がたくさんあります。義朝と父・為義との修復できない絆も泣けます…。通清が涙ながらに「もう元には戻れないのか」と訪ねるシーンも思わず涙が溢れてしまいました。
義朝は彼自身の中で葛藤はあるのでしょうが、自らの志のために息子を使って叔父を暗殺するくらいの強硬派になってしまいましたからねぇ。義朝の息子役に波岡くんが出てきたのはちょっとビックリ(ちりとてでは尊建だったね)。ちゃんと若々しく見えたからすごいなぁと。それにしても義賢があんなに情けなく殺されてしまうとは…(涙)。歌舞伎に出てくる義賢とはえらいキャラが違うのでそういった意味ではかなり衝撃でした(苦笑)。

また、政治の場を追われてしまった頼長も…まぁ自業自得と言えばそれまでですが(汗)、オウムに「内覧の宣旨が出た夢を見たから正夢になるぞ」と語っている姿を見るとなんだか同情してしまう。彼は粛清をしまくったせいで信用を失い、帝を呪い殺した疑いまでかけられてしまった。
後ろ盾となって庇ってくれるはずの忠実お父さんは頼長の不利を知るや、手のひら返したように冷たく突き放してしまう。逆にこれまで虐げられてきたお兄さんの忠通はしてやったりのニヤリ顔w。あの表情、悪魔みたいでめっちゃ怖かったよ!こうして追いつめられている姿を見るとなんか気の毒だなって…。

そして平氏ではとても哀しいすれ違いが来週…。
時子の妹の滋子がやってきて色めきだっていた忠正叔父さん。その姿がとても可愛くて微笑ましかったんですが(家貞のはしゃぎっぷりは笑えたww)…それだけに、次の展開があまりにも辛い。おそらく、宗子さんの「お前が守っておくれ」という言葉も効いていると思う。忠正はひそかに宗子のことを慕っていたのではないだろうか…。

原作で保元の乱の後までの展開読みましたが、涙なしには見られないシーンが今後もたくさん出てきます。保元の乱って本当に悲しい戦だったんだなと…。


ここまでドラマを引っ張ってきた三上博さん演じる鳥羽院が退場。素晴らしい熱演で何度も惹きつけられました!三上さん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!


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[ 2012/05/15 16:48 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第20回 前夜の決断

先日テコ入れと称して特別番組が放送されたわけですが…あの番組、前半は分かりやすい説明でよかったけど後半は今後のドラマ展開を楽しみにさせるようなものじゃなくて先取りみたいな形になっちゃってて、あれじゃあ逆に「これで満足」って人が出てダメなんじゃないか?とか思ってしまった(苦笑)。あれならやらないほうがよかったかも…。
そんな微妙な空気で迎えた第20回でしたが、ドラマの内容は非常に濃くて見応え充分だった。歴史の流れというよりかは、人間ドラマとして胸を打つエピソードが多かったのが印象的です。

政治の表舞台から遠ざけられた頼長は最後の砦として崇徳上皇に接近する。上皇は最後まで鳥羽院と分かり合えなかった絶望で既に正常な思考ができなくなっていたんじゃないだろうか。ずぶ濡れになって身も心も引き裂かれた儚い上皇を、これまたセリフがないにもかかわらず新さんが素晴らしい佇まいで演じていて息を呑みました…!
その心の隙に見事に入り込む頼長のあのギラギラした眼差しがこれまたすごい!耕史くんはあんな表情もできるんだ!撮り方もなんか怨霊みたいな感じだったし(笑)なんとも印象的でございました。弱った心にあんな妖力のある誘い文句で迫られたら、上皇様も惹き込まれちゃうよなぁ。その弱さがまた何とも言えず切ないんですが…。
しかし頼長、よもや、上皇様には手を出してないだろうな!?といらぬ心配をしたのは私だけだろうか(爆)。

清盛後白河の対面シーンも非常にスリリングで面白かった。清盛は崇徳上皇に刀を向けてからなんだかちょっと雰囲気が変わったような気がします。天皇方にも上皇方にもすぐには態度を示さず恩賞を吊り上げようとしているブラックさがなんだか将来を予見させるような。こういう一面も彼には必要ですよね。
そんな清盛の態度を見抜いていた信西と後白河帝。清盛を呼び出し、後白河は人払いをして彼を挑発しまくる。どんな小細工してもお前は父親のように公卿にはなれないと。これ、以前の清盛だったら頭に血が上って食って掛かるところですがw、後白河から賽を投げつけられた時にその真意を悟り勝利宣言を言い放つあたり大人になったなぁと思ってしまう。二人の長い長い双六ゲームは既に始まってるんですよね。
後白河帝役の松田翔太くんの何とも言えない妖しくピンとした雰囲気がいいですね。彼のセリフ回しは時々「?」と思うことがあるんだけど(汗)表情や佇まいはすごくいい。

兄の清盛が後白河帝につくと判断したことにどうしても納得がいかない弟の頼盛。彼は家盛が死んでしまってからますます清盛に対して不信の念を抱き続けてましたが、そのピークがついにきてしまった。後白河の挑発に乗って彼の味方につこうとしている兄っていうふうに映ったんでしょうね。そんな理由で動かれてしまってはあまりにも危ういと思い詰め、あえて上皇方につこうと決断してしまう頼盛…。もしも後白河帝側が敗北すれば平氏は滅亡しかねないわけで…、宗子の子供としての平氏の血を絶やしたくないっていう気持ちはなんだかわかる気がするなぁ。
この兄と弟が今後どのように気持ちを近づけていくのか気になります。

そして今回、最も印象的で涙したシーンの一つが清盛の叔父の忠正です。
これまでずっと清盛に対して「平家に災いを為す者」として食って掛かっていた忠正。しかしながら清盛が棟梁になってからはあまり対立することもなく支えている立場に立っているようにすら感じられます。私はおそらく、清盛が家盛を想い血染めの曼荼羅を清盛が描いていたあの時に忠正の中で何かが変わったのではないかと思っています。完全に認められはしないけれど、今まで抱いていた清盛へのわだかまりみたいなものが消えたんじゃないか…みたいな。
そんな忠正が頼盛の離反行為を知ってしまった…。彼は頼盛の行動を理解したうえで敢えて反対します。仮に上皇が勝利したとしてもこの先一人平氏を抜けて生き残った裏切り者として誹りを受けることが容易に想像できる、そんな負い目を頼盛に…宗子の息子である彼に受けてほしくなかったんですよね…。そして決断します、頼盛の想いを自分が引き継ぐことを…。どのような結果になろうとも、平氏の血を絶やさないために自らが泥をかぶろうと心を決めた忠正に泣きました(涙)。
いつも以上に忠正叔父さんが大きく見えたよ…。なんだかんだとこれまで悪役を買って出ていた忠正だけど、誰よりも平氏を想い、兄の忠盛を…そして宗子を慕っていたからこそなんですよね。そんな忠正のことを分かっていたから忠盛も静観していたところがあったと思う。本当はとても優しい心を持っている忠正…。
頼盛は忠正が離反したという辛い現実を清盛に告げる。平氏の絆を厚く信じていた清盛の衝撃は計り知れず連れ戻しに行こうとしますが…

「お前とわしとの間に絆などはなっからないわ!」

という伝言を頼盛から告げられ思い止まります。頼盛はこの言葉を本気で投げかけていたけど、忠正はこの言葉に清盛に平氏を託すという意味合いを込めていたように感じます。その心意気を本能的に清盛は悟ったんじゃないかな…。だから彼は心の痛みを抱えつつ前進できた。そういう風に仕向けたのもやっぱり忠正で…。
切ないけど、カッコいいよ、忠正!!だけどやっぱり悲しいよ、忠正叔父さん…(涙)。


一方、源氏のほうも哀しい別れがありました…。
義朝は自らの志のために迷いなく父と違う道を邁進していくわけですが、そんな彼についていくのが疲れてしまった乳兄弟の正清は為義方についてしまう。しかし、心の迷いがずっと燻っているわけで…そんな気持ちを為義や正清の父親の通清は悟ってるんですよね。為義は見かねて「お前は自由にしていい」と心遣いを見せるんですが…優しいよなぁ。本当にこの人の不器用でこういう甘いところは武士の世には向かないんだろうけど憎めない。
しかし、それでも強がって為義と共に戦うと決意した正清。けれどもやっぱり義朝への気持ちが消えなくて、決戦当日になっても心が晴れない。そこで気を効かせて通清と親子二人きりにしてやろうとその場をさりげなく設けた為義…!!その優しさが泣けるんだよ…(涙)。

そしてこの回もう一つの涙のシーンが通清の息子を想うが故の行動です。
息子と二人きりになった通清はわざと正清の前で義朝についての苦言を並べ立てる。もうねぇ、これが正清の本心を引き出すための芝居だって分かっているだけに見ていて泣けて泣けて仕方なかったですよ(涙)。案の定、正清は義朝への想いが止められなくなって父に向かって「殿のことを悪く言う者は父上であっても許しませぬ!」と突っかかってしまう。通清はまさにこの時を待っていたんですよね…。ハッとして口をつぐんでしまった我が子に

「厄介な殿を見捨てられぬはワシ譲りじゃのう」

と優しく微笑みかけ立ち去る父…。金田さんのあの父親としての息子を慮った表情が泣けて泣けて仕方なかった(涙)。これが今生の別れになるかもしれない予感を感じつつも、それっきり後ろを振り返らず去っていく背中が切なくて切なくて本当に涙しました…。通清もかっこいいよ、本当に…(涙)。
そして正清は義朝の元へ戻る。義朝は彼が抱えていた想いを何となく察したんじゃないだろうか。だからこそ、何も追求せずに「遅かったではないか!」と普段通りに彼を出迎える。このやり取りも良かったです。義朝にとっても正清は兄弟同然の大切な存在なんですよね…。

そのほかにも見ごたえあるシーンがたくさんあったな。相変わらず空気の悪いところに弟を連れてきて意気揚々としてるちょっとズレた忠清も面白かったし、家成の娘の経子を見て清盛の相手だと勘違いする時子も可愛くて面白かった。この時彼女が身ごもっているのは、重衡ですかね…?それからさとしさん@為朝も相変わらず豪胆で迫力あってよかった!これが玉木くんの義朝より年下って言うんだからビックリだけどw。
そういえば、原作には出てこないはずだった虎ちゃん@師充が信西と一緒に冒頭でチラリと映ったな。思わず「お、ラッキー」とか思っちゃった(笑)。来週以降、信西と共にダーク路線で活躍していくと思うので注目したいところ。

そして次回、ついに保元の乱が始まってしまいます。この乱は本当にとてもとても哀しい方向へと動いてしまうきっかけになるので辛いんですが…しっかり見守りたいと思います。


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[ 2012/05/22 15:55 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第21回 保元の乱

とうとうドラマの一つの山場である保元の乱が始まりました。思っていたよりも戦の勢いを重視するような展開ではなく、どちらかというと人の心の動きに焦点が当たった描き方だなと思いました。

清盛とは違って最初から天皇方につくことを決めていた義朝は自己主張もしっかりしてる。死ぬ覚悟できてるんだからさっさと昇殿させろ!という勢いに清盛すっかり飲まれてましたね(笑)。実戦を数々と経験してきている自信と源氏復興への並々ならぬ意気込みが伝わってくる。まさに火のような男、義朝!玉木くん、良い役者になったなぁと改めて思った。
でも、信西から「親と本気で命のやり取りをする覚悟があるのか」と問われて即答で「無論」と答えたことが後々彼に重くのしかかってくるんだよなぁ…。

千秋先輩も真っ青のグイグイな勢いwwでついに昇殿を許される義朝はさらに熱を帯び、軍議でも大活躍。彼が提案したのは"夜討ち"。それと全く同じころ上皇サイドではガンダムみたいな為朝wwが礼儀もわきまえずに堂々と"夜討ちすべし"と熱弁を振るっている。兄弟で同じ策を主張するとはねぇ。しかしながら、この為朝…義朝のお兄さんではなくてなんだよね…(笑)。しかもあの時まだ10代とか!?さとしさんが玉木くんの弟…すごいな、この配役w。ちりとてで京本さんが10代を演じていたのを思い出す(笑)。
それぞれの陣営で源氏の兄弟は同じ策を主張していましたが、トップの参謀は全く違う判断を下します。天皇方の頭脳・信西と上皇方の頭脳・頼長…、かつては意気投合し共に学力を競い合っていた二人。それだけに、"夜討ち"の解釈に孫子の言葉を引用してくるのは同じだった。しかしながら、その解釈の仕方が全く正反対。

「理に合えばすなわち動き、理に合わざればすなわち止まる」

頼長はこれにあてはめ"兵が少ない今、夜討ちなんていう姑息な手段を用いるのは理に合わない"と考える。つまりは夜討ちなんていう卑怯な手段は理に合わないからやめろということ。いかにも頼長らしい主張(為朝の「何を言っているのかさっぱりわからん!」というツッコミはもっともだと思ったw)。一方の信西はこれを"夜明けをぼんやり待つことを孫子は良しとしていない。だから今すぐ動くべし"と考える。つまり今は「動くとき」だと解釈した。これまた先の野心に燃える信西らしい主張。引用するものは同じなのに考え方が全く違う。この対比の映し方が実にスリリングで面白かった。
上皇は「夜討ちを仕掛ければ上皇様は世を治める器に非ずと罵られる」という頼長の言葉を鵜呑みにして最終的に夜討ち案を排除してしまう。このあたり、流されてフワフワしているこの人の弱さというものが象徴されているようでなんだかとても哀れに見えましたね。頼長の美徳説に同調してしまうのが哀しい。集まった武士たちもこの決定には口出しできなかった。戦というものを知っているだけに失望しただろうな…。
天皇は信西の演説にニンマリ顔。こういった展開には胸躍る性格ですから、義朝の策を聞いたときに最初から乗り気だったように思います。勝利のためには手段を選ばず。頼長と同じように美徳にしがみつきたい貴族たちもその考えを覆ざるを得なかった。義朝の夜討ち案は直ちに取り入れられることになり彼の鼻息も荒くなる。

しかし、そこに付け込んでくるのがブラック信西とその腹心の虎ちゃん@師充。清盛と並べて義朝を褒め殺しまくる。勝利の暁にはさらに恩賞をはずむというエサもちらつかせますます義朝のやる気炎に火を注ぐ信西。逆に清盛には特に何も言葉をかけずにサラリと流す。これを見た師充は
「あれでは下野守が気の毒にござりまする」
と含みのある顔で言葉をかけるんですね。はたから見ると気の毒なのは清盛のほうだと思うのですが、師充は義朝が気の毒だと言っている。つまりは勝利するために義朝をガンガン持ち上げて戦闘マシーンにしてやろうという腹だったんでしょうね、信西としては。身内と争う心の痛みを抱える義朝をたきつけて迷いを捨てさせようとしたんでしょう。あえてそれを清盛にはしなかったわけですが…、比べられたことで黙ってても清盛は功を焦って最強の相手である為朝を崩そうという策に出てくる。こうなることまで予感していたのだろうか、信西は…。本当に人が悪い(それを黙認してニンマリしてる師充も同じく 苦笑)


少し長くなりそうなので以下、追記へ。


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[ 2012/05/28 17:55 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

NHK公開セミナー『平清盛』 井浦新トークショー -1-

大河ドラマ『平清盛』で最近ものすごく注目しているのが崇徳上皇を演じている井浦新さん。"ARATA"の名前で芸能活動している頃から注目していた役者さんですが(モリのアサガオとかすごい芝居だったし)、今回の崇徳上皇役はなんだか神がかり的なものを感じまして…。
そんな新さんが上皇の配流先にもなっていた香川県の坂出でトークショーをやるという情報をキャッチ。最初は"四国は遠いなぁ"と思っていたのですが、ためしに時刻表でシミュレーションしたら日帰りできることが判明(笑)。新さんの上皇に関する話を生で聞いてみたかったこともあり、往復はがきで応募したところ…
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当選ハガキが…キターーー!!宿泊するお代までは出せないのでw、新幹線自由席を往復割引で購入し…当日はまだ夜も明けきらぬ暗いうちに始発で出発し…、片道約6時間かけて坂出まで行ってきました(笑)。

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つい先日GWに四国巡りしたばかりですが…こんなに早くまた訪れることになろうとはw。前回車で来たときは明石大橋を渡りましたが、今回は瀬戸大橋。眼下に広がる海が渦を巻いているのを見て"あぁ、来ちゃったなぁ…"って感慨深く思いました。

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だいたい11時20分頃に坂出市民ホールに着いたのですが、すでに100人くらいの列ができていて。しかも待っている間にまさかのが…(汗)。傘は重いのでと持っていかなかったことを後悔していたところ、12時30分開場予定を少し早めてくれてホールのロビーに入ることができました。
そこから待つことだいたい30分、ついに入場。これまで参加したNHKのイベントで使われたホールは常設の椅子が設置してあって段差もあることが多かったのですが…坂出市民ホールは1階席が平坦になっててそこにパイプ椅子のちょっと立派なやつがズラっと並んでいる状況にちょっとビックリ(汗)。体育館みたいな感じですね。2階席は常設の椅子があって段差もちゃんとあったようですが…意外と前のほうに並べたので1階席へ。なんとか視界が開けるところを見つけて座ることができました。
舞台上には大きめのスクリーンとちょっと平安を意識したような装飾の舞台。下手に聞き手のアナウンサーさん、上手に新さんと磯プロデューサーの席が用意されているといった感じ。このあたりはたぶん高松放送局の清盛特設HPでレポート上がると思うのでその時に見てください。

始まる前に新人アナウンサーさんによる注意事項と拍手の練習が行われました。会場にはNHKのテレビカメラがそこかしこに!この日の模様は収録されて、後日25分番組として放送されるらしいのですが…ご当地の香川県内しか予定されてないというのがなんとも悔しいところ(涙)。
そのあと、聞き手担当の廣瀬アナウンサーが登場。こちらもまだ若くてけっこう緊張している様子w。ゲストの登場前に「どこから来ましたか?」みたいな質問があって、一番多かったのはやはり四国・中国地方方面。全体の7割くらいだったかな。その次が近畿地方方面でこちらも2割強手を挙げてました。で、そのあと、「まさか関東から参加されてる方とかいませんよね?」という呼びかけがありww…恐る恐る手を挙げたところ、私が見ただけで4-5人くらいしかいなかった(汗)。10人はいるんじゃないかと思っていたんですが、あんなに少ないとは思わずビックリしたw。最前列の方は埼玉だと言ってたなぁ。私は千葉だから…けっこう近いわ…ww。だけど日帰りしてるのは私だけのような気がするけど(爆)。
ちなみに、九州と東北からの人はいませんでした…っていうか、もしかしたら手を挙げなかっただけかもだけど。

この日の参加者はだいたい700人だったらしい。ハガキ1枚で2名入れるので、当選は350枚ということかな。670枚近くきたらしいので倍率的にはだいたい2倍か。2階席もいっぱいだったし、来れなかった人を含めても8割以上は埋まってたと思います。ほぼ大入り満員
参加していた客層は…圧倒的に女性が多かったです。男性はお年が高そうな方が奥様と一緒にというパターンがけっこう多かったかも。私が見るに…半分は私と同年代くらいであとの半分はご高齢の方といった按配だったかな。なかには大河ドラマ知らないけど有名人が来るらしいから来た…みたいなことを話してる人もいたけど(苦笑)。そういえば、トーク中に流れてた映像を見て「あら、あれ●●さんじゃない?」みたいな内輪ネタで盛り上がってたオバちゃんもいたな(苦笑)。

そんなわけで、前置きが長くなりましたが、トークの様子を以下レポートしたいと思います。遠いところまで日帰り遠征していたので、けっこう頑張ってメモしたりガン見したりしてきたのでww…相変わらず無駄に熱く長くなると思いますがご了承を。


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[ 2012/06/04 21:03 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

NHK公開セミナー『平清盛』 井浦新トークショー -2-

こちらの記事はその1からの続きになります。気になる方は前記事からどうぞ。

3.大河の舞台裏

どのようにして大河が作られていくのか、リハーサル風景を撮影したものが流されました。よくやったぞ、高松放送局!って感じですよ。滅多に見れませんからねぇ。貴重なものを見られてラッキーでした。
シーン的には、ダイジェスト映像の最後に出てきた…崇徳天皇が得子に騙されたと知って取り乱すところ。「違う、違う!」から始まって「謀りおったなぁぁぁ」の恨み言で終わるあのシーンですw。これを撮ったのが1月の頭だったようですね。日付見たら1月9日ってありました。リハーサルは主に月曜日にすべて行って火曜日から金曜日の間に本番をどんどんとっていくスタイルなんだとか。このあたりは朝ドラと同じですかね。毎朝早くから夜遅くは深夜以降まで撮影が続く日もあるようですが、1日に撮ったものでドラマとして使えるのはだいたい10分前後だそうです!本当にドラマ作りって大変なんだなぁと思いました。

で、新さんは黒っぽい浴衣姿でNHKの畳の敷かれたリハ室でセリフ合わせや動きの確認をしていたんですが…廣瀬アナが「新さんノーメイクだったんですけど本当にお美しいですね」とシミジミ語っててww。いや、それ、私も同じこと思いましたよ(笑)。髪型がまだ短かったころの新さんで(今はけっこう伸びてるほうだったかな)目が泳ぐ芝居とかやってたんですけど…そのままドラマで流してもいいくらい素敵な表情してました。
ドラマでは崇徳上皇が「違う、違う」と取り乱しながら前進していって転んでましたが、最初のほうは「違う、違う」と言いながら横のほうに後ろを向いて歩いていくような動きをしていたのが印象的でした。渡辺監督とはこの時、御簾の向こうにいるたくさんの人のほうに向かって行って果たして「謀りおったな」というセリフが出てくるのか…というのを確認していたそうです。なので最初は前進せずに奥のほうへ入っていくような動きをしていたようですね。孤独な中でどうセリフが出てくるのか確認したそうですが、結局は前進していってセリフを出すという形に落ち着いたみたいでした。
ちなみに渡辺監督とは以前「チェィス」で一緒に仕事をしたことがあるので、芝居に関しての話し合いもかなり濃密に話し合いができていたようですね。感情が溢れるシーンはリハでは方向性だけ決めて、当日その心に重きを置いて本番演じるようにしていると。本番ではなかなか相談する時間がないので、そういった意味でもリハーサルはとても大切な場なんだとか。ちなみに渡辺さんは役者の感情を引き出すタイプの演出家さんだそうですよ。

カメラマンは追うのが大変なのでは?という廣瀬アナの素朴な疑問に関しては、磯P曰く、リハーサルの現場にカメラの人も含めて照明や美術など大勢スタッフがいるのでその時に色々と確認していくとのことでした。時にはスタッフさんから「現状ではこういうシーンになってるけど、新さんはこういう芝居をしたがっているのでどうにかなりませんか?」みたいな提案もあるそうです。新さんはそのことを知らなかったようで「そうだったんだ…」みたいなちょっと驚いた顔をしていたのが印象的でした。
新さんの芝居プランとしては、アドリブを入れていこうということではなく、なるべく台本の世界観をどのように形にしていくかということを大切にしているそうですが…積み重ねていくと文字だけではなかなか伝えきれない芝居というのも出てくるので、そういった部分も綿密にスタッフさんと話し合いを続けているとのことです。哀しみという表現ひとつにとっても泣くとか、背中で語るとか、色々あるのでそういうことも含めて作業していると。
うーーん、この話聞いて、ほんっとに役者さんって凄いなぁと思いましたね。人物の心の芯まで捕らえようとしているからこその細かいやり取りが行われているんだなぁと。新さんは特にそういうところに重点を置いているようで、だからこそ、あんなすばらしい芝居が出てくるんだろうなと感動いたしました。

ちなみに、自宅にはあまり役柄は持ち込まないようですね。頭の中のイメージは家でやるものではなくリハーサルでやるものだと思っていると。自分の思った動きをスタッフさんに見てもらうっていうのがリハーサルだって考えていると語っていたのが印象的。あぁ、役者だなぁと思った。演じるにあたっては常に気持ちに重きを置いているとのことで、それはこれまでの作品を見てきてもすごく強く感じるところですね。だからこの役者に惹かれるのかなぁって納得してしまった。


以下、追記にて。


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[ 2012/06/04 22:28 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

NHK公開セミナー『平清盛』 井浦新トークショー -3-

こちらの記事はその1その2から続いています。気になる方は前記事からどうぞ。


濃い~大河ドラマの裏話トークがだいたい1時間ちょっとでいったん〆となり、休憩なしで第2部は新さんが5月に坂出を訪れたときの様子を中心に映像を見ながらのトークとなりました。この映像というのが、おそらく、6/24に香川県のNHKでのみ放送される「井浦新、崇徳上皇を語る」って番組だろうなぁと思います。それを今回一足先に流していただけて。まぁ、高松放送局、アッパレなり!その勢いで全国放送実現もお願いしますよ!!
後ろにある大きめのスクリーンにその様子が流されていたんですけど、新さんが後ろ振り返って見てる感じで。そしたらスタッフの人が途中で気を遣って出てきて何やらこそこそ耳打ち。すると、「あぁ、分かりました」って感じでホワッと微笑んでトークのテーブルにある画面に目を移すって一幕がありました。おかげで途中から映像を穏やかな表情で見入ってる新さんを堪能できました~。いやぁ、ほんっとに綺麗な顔立ちだった…。

崇徳上皇の遺跡巡りが中心の映像。新さんは首からはカメラをぶら下げ肩にはリュックを背負ってるというけっこうラフな格好でしたね。もう遺跡巡りの準備万端って感じでしたw。その洋装からも"あぁ、この人本当に史跡巡り好きなんだなぁ"と思ってちょっと嬉しくなった。私もけっこうそういうところあるものでw。

まず最初に訪れたのが雲井御所跡
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私も今年のGWにここを訪れていたのですが…新さんもそのあと同じところを訪れたんだなぁと思うとなんだかとっても感慨深いものがありました。※私が訪れたときのレポートはこちら
雲井御所は意外にも初めて訪れたという新さん、石碑の前にある崇徳上皇がここで詠んだとされる歌を口にして「素敵な歌ですね…」と感慨深げにしていました。さらに、その近くには上皇が鴨川を重ねて見ていたとされている綾川が流れていて…周りの山々の風景をじっくりと眺めつつ上皇の当時の心にすっと寄り添おうと佇んでいる姿がとても印象的でした。「感慨深いなぁ…」とつぶやいて川を見つめている姿はなんだか上皇様のようで…なんだかちょっと胸熱になってしまった。
新さん曰く、「讃岐に流されてまずここに置かれたというのは、都で負った心の傷が癒されてとてもいいことだったんじゃないか」とのこと。山や川の景色、風の流れを見て感じてそんなことを強く思ったそうです。
ちなみに私たちはあの当時急いでいたので綾川があるのに気が付かなかった(次の宿の時間が迫ってて慌てての史跡巡りだったので ←結局宿に間に合わず車中泊で帰った 爆)


以下、今後のネタバレめいた場所も出てくるので追記へ。



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[ 2012/06/05 10:03 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

NHK公開セミナー『平清盛』 井浦新トークショー -4-

こちらの記事はその1その2その3から続いています。気になる方は前記事からどうぞ。

本来ならば2日間の坂出ロケだったということですが、翌日に金環日食があったのでもう一日延長したんだそうです。朝の5時に宿を出発して廣瀬アナと一緒に讃岐富士に登り山頂から眺めることができたと嬉しそうに語る新さん。
金環日食がたとえ見れなくても、以前から香川のシンボルでもある讃岐富士にはぜひ登りたかったんだとか。崇徳上皇も登ってはいないまでもw必ず目にしていたはずだから…と熱っぽく語ってました。同じものを見て、感じたいと強く思っていたんですねぇ。金刀比羅宮からも見えた讃岐富士、そこへ参詣していた上皇は本当にきっと見ていたはず。
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↑ちなみにこんな感じに見えます。たしかに一つだけ「山」って感じなので目立ちます。
天気が心配だったにもかかわらず、新さんの引きが強かったおかげで綺麗に見ることができたと廣瀬アナも感慨深げでした。そんなサプライズがあったので、この香川の旅3日間で撮った写真は約1000点にも及んだそうですw。私たちは700枚だったから…負けたw。

以下、追記へ。



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[ 2012/06/05 11:00 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第22回 勝利の代償

先日の日曜日の放送は…大遠征に出ていたために見れませんで(汗)遅ればせながらようやく視聴する運びとなり感想が遅くなってしまいました。保元の乱の前後のエピソードは本当に胸を突かれるような哀しいストーリーがてんこ盛りで(涙)。この回も泣きましたがな…。

まずは敗者となった崇徳上皇の逃避行…。このシーン、讃岐のトークショーに行ったときにちらっと流れて一足先に見たんですが…あの時司会のアナウンサー含め会場で涙していた人多数でした。私もその一人ですが…。あの少しの場面であそこまで泣けるとは。ノベライズ見たときも泣きましたけど、それ以上の切なさでございました(涙)。
山奥まで逃げてきた上皇様は自分を守ってきてくれた者たちに逃げるよう伝えましたが…この時の演じている井浦新さんの目がものすごく印象的。疲れ切った、空虚でうつろな目…。その視線の先にはもう何も見えていない、みたいな…ものすごく繊細な表情だった。あれ見ただけで私会場でもテレビでも泣きましたがな(涙)。そして、出家が叶わないと知った時の絶望の表情。

「なんと思うままにならぬ我が一生よ…!生まれてよりこの方…、何ひとつ、何ひとつ…!!」

と自嘲から嗚咽に変わるあの芝居がまた秀逸ですね。崇徳上皇の弱さと儚さと、そして哀しさが痛いほど伝わりました…。新さんのあの芝居の余韻がもっとほしいとすら思ってしまった。傍に仕えている教長の見守る視線もこれまた泣けるし(涙)。
トークショーを見た後にこのシーン見てみると、本当にいろんな想いがこみ上げてきて…教長との関係も含めてものすごく切なかったです。崇徳上皇の感情をあそこまで見事に表現できるのは他にあまりいないんじゃなかろうか。ちなみに、トークショーのレポートはこちらに上がっているので興味がありましたらどうぞ。

崇徳上皇はこのあと教長と共にどれくらい彷徨われたのだろうか…。そう思うと本当に悲しい(涙)。そしてようやく弟のいる仁和寺にたどり着いて出家を果たします。寂しいシーンではありましたが、後ろからの光がなんだかとても神々しかったなぁ。見守っている教長の姿も泣けたし。
それになにより、上皇様、坊主になられてもお美しい…。なんだか高僧のようにも見えた…。あの美しい佇まい…雰囲気。哀しいシーンだけどすごいなとも思った。

勝者のほうにも犠牲者が出てしまいました。忠清の弟の忠直。清盛は「勇猛果敢な働き、忘れぬぞ」と手を合わせていましたが…忠直の勇猛果敢なところって言えば…ビッグマウスだけだったような気が…(汗)。もっと本当は戦で働いたんでしょうが、そのシーンがほとんど出てこなかったのが残念ですね。でも、忠清は弟を失った悲しみで涙ぽろぽろ流してて…。
それは義朝の乳兄弟である正清も同じ。父の通清は息子の正清を庇って死んでしまいましたから…(涙)。後白河帝からのねぎらいの言葉を聞いても涙が止まらない気持ちはよく分かるよ…。ちなみにこのシーン、信西の隣に虎ちゃん@師充がいたのですが…ことごとく画面からはみ出して映っておりませんでしたw。

で、清盛と義朝は共に勝利した興奮を抑えきれぬまま将来像を語り合う。「戦はお前が一枚上手だったな」というように、たしかに義朝のほうが清盛よりも戦い慣れしてる感はあったよなw。二人並ぶと清盛はまだ子供っぽさが残るというか。でも私はそんな松ケン清盛嫌いじゃないよ。「おもしろく」生きたい清盛「強く」生きたい義朝。二人はいつかのように忌憚なく話を弾ませるわけですが…、この先の運命考えると…もうこんなシーンは見られなくなるかもしれません。そう考えるとちょっと切ないシーンでもあります。
ちなみに、義朝の友切の剣が「髭切」に変わる創作エピソードは微笑ましかったですな(笑)。兄弟みたいだったよ、二人w。実際は最初から「髭切」という名前の刀だったようですね。友切という名前になって運を開けなかったことを嘆いた義朝が「髭切」に戻したらしい…とネットに書いてあったw。


長くなりそうなので追記へ。


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[ 2012/06/07 14:48 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第23回 叔父を斬る

原作のノベライズ第2巻の一番最後のエピソードがこれだったわけですが…もう、読み終わった後に涙止まらなかったんですよ。なので、この第23回は本当に心の準備を以って臨みました。

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ただ、印象としては、ノベライズよりもドラマのほうが深いなと感じました。「斬る」というところにクライマックスがあるように感じられるノベライズと違い、ドラマでは「斬る」事件を経たそれぞれの心の動きというものに焦点が当たっていたように思います。そのあたりがよかった。
でも、ノベライズにしかない…ドラマではカットされてしまった部分もあったりするので(個人的には保元の乱のときに兎丸が忠正に「清盛は海賊船のときにお前が助けなければ俺が殺してたかもしれないんだぞ」と叫んだシーンを入れてほしかった)、そういった意味では楽しめます。第3巻は夏以降ということで、それもきっと買ったらすぐに読破しちゃいそうだな(笑)。

それにしてもこれまでの中で一番泣いたエピソードになった第23回。BSと地上波と2回見ましたが…終わった後に魂がどこかに浮遊してるんじゃないかと思えるくらい泣きました(汗)。これまでドラマを牽引してきた…しかも、武士の世の中が来るのを心から望んでいて、そのために尽力を注いできた人たちが命を絶たれてしまうのは本当に辛くてたまりませんでした。
オープニングが始まる前から目が潤んでしまったのは今回が初めてだったかも…。

今回も熱く長くなること必至なので(爆)最初から追記にします。長くても付き合えるぞwっていう方はどうぞ…。



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[ 2012/06/12 08:13 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第24回 清盛の大一番

この放送回では大河史上初の試みとして磯チーフプロデューサー(いそぴーw)によるツイッターで放送と同時に生解説というのが行われました。視聴率回復策とか言ってたみたいだけど(外野も含めて)それに関してはもうあまり望めないだろうし正直どうでもいいと思ってます(放送局とすれば大変なんだろうけど)。このツイッター企画したところで上がると思えなかったしw。
でも、企画的にはけっこう楽しかったです。いつもより盛り上がって見ちゃったのは確か(ドスコイついーととか楽しかった 笑)。それに磯Pによる生解説で「へぇぇ!」って目から鱗な情報もあったりしてドラマをより一段と楽しむことができた気がする。何よりも、清盛視聴者と制作側がリアルで繋がっている感があったのが個人的には嬉しかったです。ネットってすごいよなぁ。その時の磯Pによる生解説ツイートがまとめてあるサイトはこちら。予想していたよりもやたら熱く一生懸命ツイートしてくださった様子が伺えると思います(熱すぎて規制くらったくらいだったので 笑)
今回はテスト運用ということでしたが、またいつの日かこういった視聴者と制作が繋がれるような企画としてチャレンジしてほしいです。外野は色々うるさいけど、熱心なファンはたくさんいる作品ですので。私もその一人としてw楽しみにしています。

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さて、前回までの展開があまりにも辛く哀しいストーリーだったわけですが…今回はちょっと閑話休題的な感じでした。少なくとも、涙涙すぎて呆けてしまうっていうことにはならなかった(笑)。かといって、ストーリーがダレたかと言えばそうではない。それどころか、痛快でとっても面白かったし45分あっという間(ツイート見て盛り上がってたっていうのもあるけど 笑)。今後の伏線につながるようなエピソードもあったし、見応え充分でした。

ただ切なかったのは冒頭ですね…。OPで新さんの名前が出てきたので「おっ」と思ったのですが…ちゃんと崇徳上皇が流罪になるまでの経過も放送されるとは。しかも、遠くからは西行の「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の…」って上皇様の歌が詠まれてて…それを受けて輿の中で最後の「あはんとぞ、おもふ」って呟く。あれは泣けた(涙)。見世物のようにされて、誰も見送りに来てくれないなか、かつて唯一心許せる友と認めた西行の声を感じて涙ぐむ崇徳上皇様…哀しすぎます(涙)。ここでも新さんの繊細な表情のお芝居が光ってましたね。
高松サイトのほうでこのシーンについて新さんが語ってますが、西行は上皇の輿からかなり遠くにいて歌詠む声は実際には耳に届いてないって設定らしいですね。その声をふっと感じて、「あはんとぞおもふ」って句が出たって。あぁ、深いなぁって思いました。崇徳はあともう1回出てくるので(たぶん夏頃)期待したいです。

保元の乱でとてもとても辛い経験をした清盛と義朝。二人の命運がクッキリ分かれて描かれていたのが印象的です。なんだかかつての二人の父のやり取りを見ているような気分だった。このあたりの親子関係のかぶせ方も上手いなぁと思う。

以下、追記へ。


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[ 2012/06/20 00:10 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第25回 見果てぬ夢

平治の乱の足音がいよいよ迫ってきました。それと同時に新しいツイッターのアカウントも誕生!制作者に直接応援している気持を伝えられるのが嬉しい。ほんと、いいドラマだと思ってますので…最後まで今のレベルを貫き通してほしいです。
そういえば、今月頭に私が弾丸讃岐日帰りツアーした時の井浦新さんの番組がうどん県で放送されたとか。私が胸熱になったあの新さんの讃岐巡りも放送されたんだろうなぁ…。ぜひとも新さん再登場の前に真夜中でもいいので全国放送してほしいです。それにしても高松放送局の清盛サイトは本当に充実してますなぁ。ご当地サイトの鑑ですよw。

今回は平治の乱の直前エピソードなのでスリリングな展開が多いだろうなと思っていましたが…それもあったけど、どちらかというと、泣けた(涙)。過去のエピソードが見事に伏線となって出てきて…ほんと、やられたなぁと思いました。藤本有紀さんはこういった伏線回収のエピソードを紡いでいくのが上手いです。過去エピソードがただの回想シーンじゃなくて、ちゃんと意味のあるものになっているというのが特にすごい。


さて、今回のキーマンは信西。もう齢50になりましたか!そのことにちょっと軽い衝撃が(笑)。宋の言葉を巧みに操ってビックリさせたエピソードが出てきましたが、たしかにそのシーンはちょっと若々しく見えた…かも。ちなみにあの場面で映ってた鳥羽院はダミーですよねww。誰が担当したんだろう?
信西は次々に改革を進めていきますが、そのやり方がちょっと問題アリですね。やろうとしていることは本当にとても立派だし意味がある。大学寮を作るっていうのだって、腐った貴族を一掃して使える人材を育てたいっていう彼の熱意からのものですし。しかしながら、あの容赦なく切り捨てるやり方は確実に敵を作ってしまう…。信西としてはそれも覚悟の上なんだろうけど、あの時代、恨みを抱かれてしまったら命を落としかねないわけで…見ていて本当に危なっかしい。
源氏への対応も露骨すぎたしね。情を捨てなければ改革はできないっていうのは分かるけど、もう少し違う方法がなかったのだろうかとか思ってしまう。傍に仕えてる師光よ、君はなんか意見できなかったのか!?どうもこのキャラあまり好きになれない。

面白かったのは塚地さん演じる信頼さんですな。どうやら後白河上皇様の過剰なるご寵愛を受けているらしく(笑)。後白河さんは、ああいう殿方がお好みだったのねwww。で、もう調子に乗ってさらに上の官位も欲しがってしまうという。たいして能力もないのに位ばかり望んでしまうというのがこの時代の貴族の象徴か。
信西はこれに対して真っ向からNOを突き付けるわけですけど、信頼は信西に恨みを抱いてしまう。さらに信西は後白河に「遊びに現抜かしてると後でひどい目に遭うぞ」っていう遠回しの諫めの巻物を渡すんだけど、彼にはまったく理解できなかったようで(汗)。ありゃお遣いに行った師光も苦笑いだよな。頼朝のナレーションも面白くてちょっと吹いた(笑)。

一方の義朝には悲劇が続く。
清盛に後れを取ってしまった義朝は卑屈になってしまい、清盛が由良さんが倒れたのを心配して薬を…と言ってきたのも拒絶。二人の間にどんどん広がっていく…。清盛は朝廷からの力を得るために信西を利用して出世をしてきているけれど義朝はその方法をとして受け入れようとはしない。武士は正々堂々と戦いで上にのし上がるべき、というのが義朝のモットーだからね…。それが通用しない世の中だっていうのは分かってるんだけど、八方塞がりでどうすることもできない義朝が切なくて泣けます(涙)。
「すべてにおいて恵まれた貴様とは違うのだ」
清盛にこう吐き捨てるのが精いっぱいだった義朝。涙を流しながら馬具を磨く姿がさらに切なくて胸が痛みました…。

そんなある日、頼朝が初めて清盛と対面する日がやって来た。貴族たちのあざ笑う声を背に受けながら清盛に酌をした頼朝でしたが、緊張から粗相してしまう。震えながら頭を下げて謝る頼朝を見た清盛は

「やはりもっとも強き武士は平氏じゃ!そなたのような弱き者を抱えた源氏とは違う!」

と言い放ちます。清盛、ちょっと天狗になってんじゃないのか!?ってこのシーンだけ見ればそう思ってしまうけれど、実はこれ、深い意味があるんですよね…。涙目になりながら怒りに震えた視線を頼朝が向けたとき、清盛は余裕の表情で笑って見せた。そこに嘲りの表情はない…頼朝もそう感じたから憎しみから戸惑いの表情に変わったんだと思う。頼朝役の中川くんがなかなかの熱演です。

その日の午後、由良さんの容体が急変。医者も手の施しようがなくて…動揺した義朝は清盛に宋の薬をもらいに行こうとしますが、苦しい息の中で由良さんがそれを止める。平氏に決して頭を下げてはいけないと…。あぁ、由良さん、なんて誇り高き源氏の妻なんだ(涙)。死の床にありながらもなお強く源氏のことを考えてる。まさに武士の妻の鑑ですよ…。この人がもしも男で源氏の棟梁になっていたら、状況は少し違っていたのかもしれないって思いました。
弱りゆく妻を見て義朝は初めて優しい言葉をかける。遅いよ…遅いよ、義朝!!もっと早くに由良さんの気持ちを思いやっていればこんなことにならなかったかもしれないのに(涙)。どれだけ彼女が心の奥底で辛い想いをしてきたか…。本当に心底好きだったんだよね、義朝のこと…。
「そなたの命に代えられるか」
でも、最期にこの言葉が聞けただけで、由良さんは幸せだったのかもしれない…。とても綺麗だったよ、由良さん。強くてそして儚くて美しい由良御前。愛する人に看取られて…帰らぬ人になりました(涙)。このシーン、本当に泣けました…。田中麗奈さんが素晴らしかった!凛として最後まで美しい由良御前だった。
由良さん亡き後、さらに落ち込んでしまった義朝は常盤の元を訪ねますが拒絶されてしまう。常盤の気持ちも分かるけど、そんな時のための側室でもあるんじゃないの?とか思ってしまった…。どうもこのドラマの中における常盤御前は私苦手なんですよね(汗)。

不幸続きですっかり心に隙ができてしまった義朝。そこに付け込んできたのが官位の取得を阻んだ信西への私怨を抱える信頼です。塚地さんが軽薄で嫌らしい~雰囲気を実にうまく出してますな(笑)。信頼は義朝が信西から冷遇されてきたのを知ってますから、これはチャンスと近づいてきたわけで…「ここで起死回生を狙ってはみぬか」と食いつきそうな言葉で惹きつける。そして…
「信西の首を取れ」
こやつ、ほんとにムカつくキャラだな(笑)。あまりの突然の恐ろしい申し出に義朝は怖気づいて必死に断ります。信頼、これ以上義朝を負の道に引きずり込むなーー!とどれだけの人が思ったことでしょうw。なんか心の隙に付け込まれるパターンが続きますね。崇徳上皇も頼長に誘い込まれてたし(上皇様はフラフラとそっちへ流れてしまったけど 汗)。こういった駆け引きが実際にもきっと行われていたんだろうなと思います。

館に戻ってボンヤリ外を眺める義朝。なんか寂しい後姿が父親の為義に本当に似てきたよ…。そこへ頼朝がやって来て清盛との関係を尋ねます。義朝の脳裏に走馬灯のように駆け巡る清盛と競い合った日々…。出生のことで悩み深かった清盛がヤケを起こして競べ馬を義朝に挑んだあのシーンが出てきたんですが、あぁ、ここで繋がるのか!と目から鱗。勝負に負けた清盛はウジウジと泣き言を言っていましたが、あの時義朝は

「最も強き武士は源氏じゃ!貴様のような情けないものを抱えた平氏とは違う!」

と怒鳴りつけた。
このセリフ…、今回清盛が頼朝に対して放った言葉と同じじゃないか…!そう、清盛はあの時、頼朝に若き日の自分を重ねて見たんでしょうね。あの日、義朝から挑発的な言葉を投げかけられた清盛は対抗心から再び立ち上がり立ち去る義朝に食らいつくように追いかけてた。清盛は頼朝が涙目になりながらも挑むような視線を向けてきたことが嬉しかったんでしょう…。かつて義朝が追いかけてきた清盛を嬉しく思ったのと同じように…。

清盛と義朝が競べ馬をした回でナレーションの頼朝は「あの時父は決して振り返らなかったそうだ」と語っていましたが、そのエピソードの回収がここで来るとは!あの時は何となくこの言葉を聞いていたけど、今になって聞いてみると実に胸に沁みます(涙)。頼朝はライバルでありながらも心の深いところで認め合っている清盛と義朝の絆を感じたんじゃないだろうか。
"平清盛なくして源義朝はなく、源義朝なくして平清盛はなかった"
成人となった頼朝が初期にそう語っていたことが、ここにきてとても重く響いてくる。そう感じたとき、なんだかものすごくこみ上げてきてしまって…落涙です(涙)。彼が清盛に対して憎しみの気持ちを抱ききれない理由も納得できるような気がしました。

若き日の清盛とのライバル関係を思い出した義朝はついに決起することを決断。それは信頼の言葉に乗ったからではなく、もう一度ライバル清盛と同じ場所に立つために。それには信西の存在はやはり消さなければならないんですね…。
信西は宋へ行くメドが立って気分が高揚している。清盛にその大願成就のための熊野詣へ行くように命じる信西。清盛は信西が通憲の時代からずっと宋の国に憧れを抱いていたことを知っている。それだけに友がその夢をかなえられる現実が近づいていることは嬉しかったと思います。でも、この熊野詣が悲劇を呼んでしまうんだよ…(涙)。

対等の立場に立つために決起するライバル・義朝、憧れの国へ夢を膨らませる友・信西。清盛が今最も心を寄せている二人の運命がどう動いていくのか…次回からも目が離せません。

以下、ちょい辛口な師光意見です。虎ノ介くんファンで師光大好きっていう方は読まないほうがいいかも(汗)。



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[ 2012/06/26 08:21 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第26回 平治の乱

いよいよ平治の乱が勃発しました。で、このタイミングでなんと清盛ムック本の後編が発売されています。NHKから出版されているものは近年前・後・完結と3種類発売されてきましたが、他の出版社からのもので後編が発売されるのは珍しいのでは。

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ということで、さっそくお買い上げ(笑)。とりあえず崇徳院が掲載されているほうをチョイスw。ちなみにネタバレ満載誌なので知りたくない方はご注意を(汗)。

以下、少し長くなると思うので追記へ。



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[ 2012/07/02 08:41 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第27回 宿命の対決

ついに清盛と義朝の直接対決の時を迎えました。ということで、この日は第2回清盛スタッフによる生ツイートが実施され大いに盛り上がってました。磯Pのほかにも時代考証の先生や担当ディレクターさんも参加してけっこう遅い時間まで質問に答えてくれたりと、なかなかの充実っぷり。また機会があれば第3回目も実施してほしいですw。
そういえば、先日私が讃岐弾丸日帰りツアー(爆)したときの香川県限定番組が…ついに全国放送されることが決まったみたいです!!リクエスト出してよかったーーー!!16日の早朝4時半からだそうですので録画予約はしっかりと(笑)。井浦新さんがどれだけ崇徳院に想いを寄せているのかが伝わる番組だと思いますので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

信西の死に直面しついに義朝との直接対決を決意したわけですが…"いよいよだ!"と盛り上がる義朝勢に対して静かに「時」を待つことを選択した清盛勢。「力」の源氏に対して「知」の平氏とここでも二つの違いがくっきり表れているのが面白いなと思いました。まぁ、平氏の中にも血気盛んな教盛の兄上がいましたけどね(←浮きまくってたし 笑)「今は信頼がトップなのだから従うように」という清盛の言葉に真意を読み取れず戸惑うもののみんな一斉にそれに倣うのが平氏の強さでもありますね。
戦う気満々でテンションあげてた源氏はすっかり調子を狂わされてしまいイライラも募っている様子。すぐにでも清盛と戦えると思っていた義朝の顔にも焦りの色が…。このあたりからしてもう平氏の策略にハマっちゃってますよね(汗)。

そんなタイミングでさらに源氏側に驚くべき使者が送り込まれてくる。なんとやって来たのは平氏の古参家臣である家貞!戦うことでは役に立てないと話していた家貞でしたが、こういう知略戦ではまだまだ健在ですね。堂々と振る舞い、信頼に清盛達が恭順の意を示した「名簿」を渡す。これにすっかり心を許してしまう信頼は本当に単純な奴だなぁ(笑)。なんだか最近可愛く見えてきたよ。それにしても塚地さん汗かいてましたね。あの衣装はけっこう暑いんだろうかw。
義朝はこの申し出に疑惑の目を向けていましたが、「帝をお守りする心に何ら変わりない」という家貞の言葉にグゥの根も出なくなる。信西が殺されたことについても清盛は静観していると聞けばなおさら疑いますよね。それでも家貞の静かなオーラの前に何もできなかった。この勝負は完全に老兵の家貞の勝ち。下手すれば殺されてもおかしくないような状況の中でよくあそこまで堂々と振る舞えるなと感心してしまいましたよ。まだまだ元気でいてほしい、家貞!!

相手をすっかり油断させたことでついに清盛は一門にその腹の内を告白した模様。全てを悟った皆がドンチャン騒ぎをして楽しそうにしていましたが(特に時忠と教盛ww)、一人その輪に加われない重盛が気になる…。なんだかいつもちょっと孤独を背負った感じだよね。
そんな時に信頼方についていたはずの惟方と経宗が清盛のもとへ謝罪に訪れる。少し前の時代ならば貴族が武士に頭を下げるなんて考えられなかったのにねぇ。しかも清盛は上座ですよ!本当に武士の世の中がすぐそこまで迫っているんだなって実感させられたシーンだった。平身低頭謝る二人ですが、清盛は信西を死に追いやったことに関して烈火のごとく怒り二人を威嚇。為すすべなくヒーヒーおののいてる貴族二人がなんだか情けなかったな(笑)。そんな二人を清盛は利用することを思い立ちます。
それにしても有薗さん演じる経宗は表情が豊かで怪しいこと極まりないww。なんかこの人から目が離せない。「風林火山」では"勘助~~!"って叫んでた純朴なお百姓さんだったのにね(笑)。

その夜、清盛と義朝は二人して同じことを考えていた。直接対決することは「宿命」であったのだと…。ここの映し方がとても印象的でカッコよかったし切なかった。目指すところは同じなのに、その道が違ってしまったために戦う運命にある二人。清盛と義朝が戦うことは避けられない宿命なんですね…。

惟方と経宗は清盛に言われたとおりに信頼をおだてまくり護衛の兵士に酒を振る舞うことに成功。ほんっとに信頼は単純馬鹿というか…(苦笑)。あそこまで単純だと逆に可愛く思えてしまうよw。
義朝の許可なく大量の酒を摂取させられた護衛兵は気が緩んできていたことも手伝ってか皆バタンキュー状態に。その隙に後白河上皇や統子、そして二条天皇を幽閉先から脱出させることに成功。二条天皇は女装して牛車に乗り込みましたが、悪源太の義平ですら気が付かないほどの美しさ。これは冨浦くんの本領発揮シーンだなと思ってしまったw。どうやらこの場面を想定してのキャスティングでもあったらしいですね。
六波羅の館に無事に到着した帝は清盛たちに源氏を撃つよう勅命を下します。強引なやり口で幽閉されてしまったわけですから帝がお怒りになっているのもご尤も。清盛はそこをうまく利用して見事に官軍になったわけですね。まさに頭脳戦の勝利。それにしても、帝が武士の館に入り直接お言葉をかけることじたいこれまではありえなかった出来事。時代の変化を感じます。

逆に出し抜かれた形で賊軍になってしまった義朝たちは信頼に怒りをぶつけまくり。もはや何の権力も役に立たない存在になってしまった信頼、憐れww。鎧兜渡されて戦えって言われても、無理だろうねぇ。しかし義朝は反面、清盛の行動が自分の血を滾らせるのも感じている。
「それでこそ貴様だ…!清盛!!!」
そう叫んだ義朝はまるで獲物を捕らえた猛獣のような顔をしていた。ギラギラした眼差しが怖いくらいの迫力。玉木くん、本当に義朝役を通じて役者として大きくステップアップしているような気がします。

いよいよ戦闘モードに入る平氏一門。ようやく戦える興奮に皆が浸っている中、翌年に元服するはずだった清三郎が突然元服させられて宗盛と名を改めました。何がなんだかわからないまま元服させられ、さらに初陣まで駆り出されることになろうとはちょっと気の毒だね(笑)。あの何とも頼りなさげな雰囲気が将来を暗示しているような気がします…。
源氏もまたようやく平氏との直接対決の時が来たと士気が上がる。そこへやってくる身重の常盤…。なんだかなぁ、私はどうも常盤が好きになれない。こんな時に来て「いつまでもあなたの妻」とか言われてもねぇ(苦笑)。私個人的には本当の妻は由良御前しかいないと思ってるのでなおさら…。でもまぁ、ここでおなかの子供の名前を付けなければいけないということで、義朝は『牛若』と命名しました。この子供が将来平氏と深く関わります。そして常盤と義朝は今生の別れになるわけですが…特別何も感じなかった(爆)。

そして戦が始まる。
重盛は悪源太・義平と対峙。立派な武士になったね…重盛(涙)。父親に負けるとも劣らないあの勇ましさ!カッコよかったよ!!窪田くんがあんなに逞しい芝居をしてくれるとは…感動です。頼盛は忠盛からもらった形見の刀で応戦。保元の乱では戦場から追い出されてしまった苦い過去がありますから、今回の戦は彼にとっても想うところが色々とあるんだと思います。西島君の殺陣も迫力があってカッコいい!
そんななか、突然元服させられて心の準備もないまま戦場に駆り出された宗盛は頼朝と対峙する。頼朝の矢が飛ぶ中、一歩も動けず腰を抜かしてしまう宗盛…。立ちはだかった忠清の逞しい剣さばきによって救われましたが、この二人のやり取りも将来を見据えた関係のように見えましたね。こういった比較の見せ方がこの大河は上手い。
矢が飛び交う中、「私を守れ、守らぬかー」と兜だけ被って怯える信頼(笑)。このセリフ、たしか頼長も追い詰められた時に叫んでましたよね。貴族の軟弱さが浮き彫りになったシーンでもあります。

しばらく時がたった後、平氏は突然退却を始めます。優位に立ったとテンションを上げた源氏は当然これを追いかける。しかし、その先に待っていたのは平氏の大群だった。つまりは源氏はまたしてもまんまと平氏の罠にかかってしまったわけです。こういった戦略的なところでもやはり平氏のほうが一枚上手だったんですね。
この状況にため息交じりだった頼政は一人戦列を離れます。はい、第一の裏切り発生です(苦笑)。この先も色々やらかしそうなクセモノなので注目ですね、頼政。

大量の矢が源氏を襲うシーンはCGだったそうですが、まるで映画のような迫力ですごかったですねぇ。矢の脅威を感じました。形勢不利になった義朝は清盛を人気のないところに誘う。平氏と源氏という戦い以前に、義朝は清盛と個人的に戦いたかったんですね。その想いに清盛も応える。お互いにお互いのことが分かるが故の阿吽のやり取り…。それだけ通じ合うことができるのに戦う運命にあるのがなんだか悔しいし切ない。
馬上での剣のやり取りは松ケンくんも玉木くんもすごい迫力!あれを乗りこなすの本当にすごいと思います。そして河原での息詰まる二人だけの対決…。音楽を入れずに二人の息遣いと剣が交わる音だけで2分間を表現しきった演出に拍手です!本当に息詰まる…目の離せない、緊迫した戦いだった。戦いというよりも…私にはなんだか二人が剣を通じて会話をしているようにすら見えてしまった…。殺そうっていう気が感じられなかったし。ただひたすら勝負することに徹していた二人。

そしてついに清盛は義朝を追い詰める。でも、そこにあるのは殺意ではなく哀しみ…。

「武士とは勝つことじゃ!いかなることをしても勝ち続けることじゃ!!義朝…お前は負けたのじゃ。次などない戦いに…負けたのじゃ」

このセリフ、泣きました(涙)。清盛と義朝が初めて対決した競べ馬。その時敗れた清盛は義朝に「次は負けぬからな!!」と叫び続けた。あの時はまた次があると二人とも信じていた。しかし、今回の戦いは違う。清盛はもうこれっきり義朝とライバル同士競い合うことができないことを悟ってしまったんですよね…。彼が唯一ライバルだと認め、そして友でもあると認めた男、義朝。彼との別れは身を斬るように辛かったはずです(涙)。
義朝の髭切の刀を河原に突き刺し、背を向ける清盛。その悔しさと悲しみとが入り混じった背中を見た義朝はその場をふらふらと立ち去ります。あの時、本当に滅ぼす気概があれば清盛を斬れたはず。しかし彼はそれをしなかった。清盛との勝負に決着がついたこと…負けたことを強く自覚したからでしょう。二人はきっと、一度も本気で憎しみ合うことはなかったんじゃないかと思います…。それ故に、この別れは本当に切なかったです(涙)。
ガイドブックでは清盛が義朝を何度も殴り飛ばす表現があったんですが、放送では違う展開でしたね。"戦いは既に終わった"という解釈からそのような展開になったんだそうです。こちらのほうが切なさが増してよかったと思います。

去り際、義朝は「源氏は滅びぬ。我が身が滅びても源氏は決して滅びぬ」という言葉を残す。頼朝が…自分の血を分けた息子がきっと無念を晴らしてくれると信じたからこその言葉ですよね、きっと…。
そして、涙をこぼしながら義朝は清盛に別れの言葉を告げます…、「清盛、また会おう…」と。それはおそらく、今生の別れの言葉。現世ではきっともう清盛には会えないであろうことを悟っての言葉だったに違いない…。義朝は自分の命運が尽きてしまったことをこの時にもう感じてしまったんでしょう(涙)。それ故にこの言葉は本当に悲しくて切なくて泣きました…。そしてその後ろ姿を哀しみの想いで見送る清盛も泣ける…。「負けぬからな!」と追いかけたあの日の義朝の背中ではもうないから…これっきりもう次に会えないであろうことを悟っているから…。
時代が違えば、二人は何だかんだ言い合いながらも最高のパートナーになれていたのかもしれないのに…と思うとドラマの出来事とはいえ本当にこの戦は切なかったです。

義朝は最後に髭切を置き去りにして去っていきました。このことが次回…。またしても切ない戦後ストーリーになりそうです。
が、次回は哀しきかな、主人の実家への帰省のために清盛をリアルタイムで見ることができません(涙)。感想もかけるかどうか微妙です…。



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[ 2012/07/10 22:35 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

崇徳上皇×井浦新

帰省が入っていたので少々ブログの更新が滞ってしまいました(汗)。大河ドラマ『平清盛』も結局生で見ることができずフラストレーションがあったわけですが、先日ようやく録盛(録画の清盛を見る、という意味ww)できまして。ただ、感想を入れようかと思ったんですが…ちょっと今週はお休みさせてください。スミマセン。

一応簡単に印象に残ったシーンだけ。

・義朝と正清の最期。
風呂で亡くなったという説があるのですがドラマでは違う方向で決着つけてました。でもこのドラマにおける二人には相応しい死に方だったかもしれません。
・池禅尼の心遣い。
てっきり清盛に対抗しての断食かと思ったのですが、実は彼を慮っての行動だったというオチ。長い間ぎくしゃくしてきた親子関係がありましたが、もうそのわだかまりはないんだなと思ってホッとしました。
・清盛vs頼朝。
頼朝に流罪を言い渡すシーンで義朝を重ね合わせた演出はやられたなと思いました。頼朝を通して友であった義朝に涙ながらに自分の胸の内を吐き出す清盛の姿に泣けました(涙)。松ケンくんの芝居がよかった!
・坊主・西光お目見え。
この大河ドラマは坊主率が非常に高いわけですがww、とうとう虎ノ介くんも坊主になりました。外見的には意外と似合ってるなと思った。師光キャラはどうしても好きになれなかったけど、西光はどうだろう?


さて、その翌日…というか明け方に香川県オンリーで放送された「崇徳上皇×井浦新」がついに全国放送されました!リクエスト出してた人多かったみたいですね(私もその一人ですがw)。ありがとう、高松放送局!
ところが…始まってから1分後に関東地方で地震発生(汗)。我が家はほとんど揺れなかったので気づかなかったのですが、震度4地域が出てしまったということで25分番組のうち18分くらいずーっと地震テロップが流れ続けるという状況に(汗)。ようやくなんとか全国枠を確保しての放送だったのに何たること。しかしながら、よくよく考えてみるとこの地震で目が覚めて番組を見たという方も少なくなかったようなので、もしかしたら崇徳上皇が意図的に地震発生させて番組を見る人を増やしたのかも!?と思わなくもないな(笑)。
だけど、できれば・・・せめて、DVD特典としてこの映像入れてほしいです…!!

6月3日に行われた坂出での井浦新さんのトークショー。あぁ、思い出す、あの日帰り弾丸ツアーww。実はあのトークショーおよそ2時間越えのものすごく濃い内容だったのですが…よくぞ25分にまとめたなと思ってしまった。でもやっぱりあの日の事を考えるとちょっと物足りない気持ちになったけど(汗)それでもあの番組通して新さんの崇徳上皇に対する熱い想いが多くの人に伝わったんじゃないでしょうか。
番組ではカットされてしまった部分のほうが多いわけですが、少しだけ思い出しながら追記にて捕捉したいと思います。



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[ 2012/07/18 17:23 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第29回 滋子の婚礼

戦もひと段落つき、いよいよ清盛の快進撃が始まろうとしてます。今回はその序章といった感じかな。
コミカルなシーンも出てきたりして面白かった。みんな位が上がって煌びやかになりました(時子の十二単が特にすごかった)し、呼び名も「平氏」から「平家」に変わりました。そんな中でも一人忘れられた存在になってしまう経盛くんw。盛国にまで「気づかなかった」と言われてしまうとはねぇ。私は忘れてないよ、経盛!

しかしながら、長い間このドラマを支えてきた二人が退場してしまうことに…。

清盛の祖父の代から平氏を支えてきた家貞がついに世を去りました…。目立たないながらもいつもしっかりと平氏のために働いてきた家貞。「欲」があってこそ上を目指せる…という名言を残し、大好きな唐果物を口にしつつ、静かに穏やかに眠りにつきましたね。いかにも家貞らしい引き際。梅雀さんのお芝居が本当に随所で光っていて素晴らしかったです。
その息子役として田口浩正さんが登場。家貞の息子…確かに違和感なし!ナイスキャスティング。

そしてもう一人、乱の引き金にもなっていた美福門院得子。崇徳を陥れてほくそ笑んでた時はホントに「なりこぉぉぉーーー」って一緒に恨み言を言いたくもなりましたが(笑)、いざ落日ともなるとやはり寂しいものです。松雪さんも毎回素晴らしい存在感で魅せてくれました。

得子の死後、清盛は彼女が育てた二条天皇に滋子を入内させようと目論んでいる様子。そうなればますます出世街道乗れるしね。しかしながら、「私は好いたお方の元にしか嫁ぎません」と相変わらず現代っ子のような滋子さん。宮中で天然パーマのことを馬鹿にされても言い返すだけの気の強さも持ち合わせてる彼女ですから、一筋縄ではいかない感じ。
そんな時、彼女は宴の席で奔放に振る舞っている後白河に目を留める。無能なように見えて、実は目の奥には孤独が潜んでいた後白河。滋子はそんな彼の心の内を感じたんでしょうね。だからどんなにゴッシーから怒鳴られても平然と言い返していたんじゃないのかな。ゴッシーからすれば、自分に逆らうような人物はここ最近現れていなかっただろうから返って滋子に興味を持つのは自然な流れ。彼女の中に救いのようなものが見えたのかもしれません。
甘えるように滋子に顔をうずめてくる後白河を彼女は黙って受け止めた。二人はどこか共鳴し合っている。滋子が実は清盛の義妹だと知った時、珍しく後白河は「政の道具になるだけだからここには来るな」と諭しましたね。あんな優しい言葉初めて聞いたかも。それに対して毅然と「帰りませぬ」と言い放つ滋子。出会うべくして出会った二人…。

しかしながら、さっそくにゴッシーの子供を身ごもってしまうとはビックリw。滋子、非常に現代的です。そりゃ清盛もびっくり仰天ですわ(笑)。後白河とはつかず離れずの関係が一番だと言っていた矢先に滋子が繋がってしまったわけですから動揺しまくる気持ちはよく分かるw。計算が狂ってアタフタしてる松ケン清盛の顔芸が面白かったぞww。
時子の説得もむなしく最後まで滋子の婚礼を認めようとしない清盛でしたが、ゴッシーはもう婚礼の準備をサクサクと進めてしまっている。しかもめっちゃ嬉しそう(笑)。彼にとってこれが初恋だったんでしょうねぇ。滋子も上西門院に嫁ぐことの報告をするわけですが…「その髪の毛では宮中に入り辛い想いをするだろうから何とかしたほうがいい」とさりげない忠告を受けてしまう。

と、いうことで、滋子の天然パーマをストレートパーマにしよう大作戦が決行(笑)。今の時代では美容院で色んな髪型にできるけど、この時代はその方法すらわからないものだからテンヤワンヤの大騒ぎ。引っ張られるわ、熱湯つけられるわ、滋子さん大変なことになってました(笑)。
そんな様子を見て呆れ顔の清盛は「外見なんか気にしないと思ってたのに見損なったぞ」とツッコミ入れるんですけど、実は彼女は自分の外見のせいでゴッシーが恥をかいてしまうのではないかと気にしていてのことだったんですよね。まさに恋する乙女な滋子さん、可愛い。でも天パはどうにもならず、さすがの彼女も凹んで嫁ぐのは辞めにすると言い出してしまう。

そのことで彼女以上に凹んですねちゃったのが後白河さんww。なんと分かりやすいお方(笑)。なんていうか、本当に精神年齢が子供のままなところあるよねぇ。璋子様の血を引いてると思っちゃうよ。その様子をそっと影から見た清盛は思わず吹き出してしまってましたねw。
そんな二人を見ては、もう、反対ばかりもしていられない清盛は一計を講じます。滋子の天パを逆手にとって宋国風にアレンジ。滋子のパーマが美しく映え、衣装もとても可愛らしくて似合ってます。そういう機転を思いつく清盛、さすがだなぁ。でも時子からお礼を言われても決して滋子のためだと言わないところがなんだか可愛いw。
婚礼の席で後白河と一緒に「遊びをせんとや」を歌うシーンがとても印象的だったな。二人の駆け引きはこれからさらに続いていくわけで…そんな将来を想わせる一コマでした。

そういえば、兎丸にもロマンスが生まれそうな雰囲気でしたね。清盛と出会ってもう30年…彼もすっかり老けました。で、そのロマンスの相手は…海賊船時代に一緒に乗り込んでいた桃李ちゃん!かなりの年の差だぞ!ある意味現代的!?この二人の恋の行方もちょっと注目したいところです。


さて、次回はついに崇徳院が…!!予告がすごいことになっておりました…。オリンピック放送の影響で本盛は21時からの放送だそうなのでお間違えの無いように。
さらにさらに・・・、なんと、第3回清盛生ツイッターが開催されるらしい!そのゲストとして…「さよなら崇徳院」ということで演じられた井浦新さんも参戦するんだとか!!!めっちゃテンション上がるんですけどww。29日は早盛から本盛終了後までいつも以上に濃い時間が過ごせそうです。

あぁ・・・でも・・・新さんの崇徳院がいよいよ本当に最後かと思うと…切ないなぁ・・・・・




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[ 2012/07/24 00:09 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第30回 平家納経

この回を以て第2部が終わるそうで…、それに相応しく色々な意味で記憶に残るものとなりました。

まずは、清盛生ツイート第3弾が行われたこと!しかも、崇徳上皇最終回ということもあってか演じた井浦新さんご本人がツイートしてくださるという超贅沢な企画が敢行されまして・・・、もう、始まる前からテンションアップですよ(笑)。ドラマ開始前から磯Pと新さんがこまめに呟いてくれていやが上にもワクワク感が募っておりましたw。
しかし予期せぬ出来事も発生。もともとオリンピック中継が延びるのを踏んで21時から放送開始とされていたのですが、柔道の勝負が長引いていて開始時間になっても始まらないというハプニングが!清盛ファンも磯Pも大混乱になるなかww、井浦新さんの「柔道で放送が遅れるなんて、最期まで、なんとも崇徳らしい」という胸熱なツイートがっ!いやはや、本当ですよ…。

そして放送開始時間が定まらない中、清盛ファンと新さんたちは柔道の応援に。新さんとオリンピックの応援がこんな形でできることになるなんて思ってなかったよw
この日戦っていたのは柔道男子の海老沼選手。延長戦の末に誰もが「優勢勝ちだな」と確信する中、疑惑の判定が発生!この瞬間、清盛ファンの脳裏に走る"崇徳院の呪いか!?"の想いww。しかし判定に関して大揉めになった結果これまでありえなかった判定の覆りが起こり海老沼選手が勝利。この一連のゴタゴタ…やはり崇徳院が何かしら関わっているのでは!?と思わずにはいられなかった(汗)。
そんなわけで、清盛待機組の脳裏には柔道の海老沼選手の名前が深く刻まれることになったのでした。ちなみに海老沼君は銅メダル獲得。疑惑の判定に泣いた韓国の選手も銅メダルが取れて良かった…。あれは本当に選手が気の毒だったから。

で…一通り柔道の試合に区切りがついた後、ようやく清盛の放送時間が決定。結局21時始まりの予定が22時2分始まりとなりました(汗)。これって、崇徳上皇が「まだこのドラマから去りたくないっ」と念を送っていた結果なのだろうか!?新さんの中に住みついてる崇徳の主張だったのかもしれない…なんて思ってしまったり。
とにかく放送前から色んなことが重なって、なんとも崇徳院最終回に相応しい!?回になったような気がします。

以下、ドラマの感想です。ちょっと長いかも。


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[ 2012/07/31 10:32 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第31回 伊豆の流人

いよいよ第三部に突入しました。オリンピック期間中ということもあり外野がまた騒がしくなりましたが、現場は変わらず熱を以て制作しているというツイートがありなんだか我がことのようにホッとしてしまった。このまま変わらず良いドラマ作りしていってほしいです。

で、今回の感想に入る前に・・・前回壮絶な最期を遂げた崇徳院を演じた井浦新さんについて少し。
あの放送が終わった後にNHK高松放送局のHPにインタビューが掲載され、白峯陵の前での崇徳院との心の会話についての記述がありました。最期を納得いく芝居で演じられたら公開しようと思っていた、というのが役柄と真摯に向き合う新さんらしいなと。で…その内容なんですが…読み終わって私、涙しましたよ(泣)。崇徳院に対する熱い想いというのは私の想像をまた一段階越えたところにあったんだなと思った。まさに、自らのすべてを崇徳院のために捧げたからこその、あの芝居だったんだなと思うと本当に涙が溢れてしまって…。
崇徳院、白峯陵で涙を流して喜んでると思うよ…あんなに想ってくれる人が現れて…。特別番組では流れなかったけど、心の会話をした後にドラマで使った鳥羽上皇の法華七譬「長者窮子」をお慰めにと納めていたし…。新さんにとって崇徳院を演じるということはまさに鎮魂歌でもあったんだろうなと思いました。ぜひ多くの人にその想いを読んでいただきたいです。
ちなみに、高松HPに設置された掲示板に運良く私の送ったコメントを掲載していただけました。恥ずかしいけど嬉しかった…。井浦新の崇徳上皇、たぶん一生忘れられないと思う

さて、第三部に入りOPの清盛の映像が武士バージョンから公家バージョンに変わりました。なかなか貫録あってカッコいいではないか。
冒頭には伊豆に流されて5年が経過した頃の頼朝の姿が。いよいよ本役・岡田将生くんの登場ですね。少年期を演じた中川くんと顔立ちが似ているので変わっても違和感なし。流人生活ではありながら、傍にはいつも明るい藤九郎がいてそれなりに平和な生活をしている様子。ちなみに、先日、頼朝が流されて生活していたという伊豆蛭ケ小島へ行ってきました。
DSCF6845.jpg
現在はこんな形に整備されています。

以下、追記へ。


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[ 2012/08/07 10:44 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第32回 百日の太政大臣

前回はオリンピック中継でお休みということもあり、なんだか久しぶりの再会感があったなぁ…今回の清盛。ちなみにお休みの期間中にはツイッターで「源為朝を語る会」なるものが開催されてて面白かった。さとしさんのコメントとか、新さんのコメントとか、読んでてけっこうテンション上がりましたww。
そういえば、新たなキャストも発表されましたね。秀衡になんと、京本政樹さんが!!来たか、小次郎おじちゃん(←ちりとて繋がりw)。たぶん、今まで見た中で最も艶っぽい秀衡になりそう。登場が楽しみです。

さてさて、清盛はついに大納言に出世。盛国は息子たちにいかに清盛がすごいのかを説いてますが、その中でも劣等生っぷりを発揮している三男の宗盛が面白い(笑)。弟の知盛に負けるのは分かるけど、妹の徳子にまで後れを取るとはねぇ。
しかし清盛もなかなか朝廷では存在感を発揮できず苦戦している様子。彼としては大和田の泊を何とか実現させたいわけですが、武士が公卿になったことを面白く思わない連中にスルーされてしまうありさま。そんななか、唯一助けてくれる存在だったのが忠通の息子の基実さん。清盛の娘・盛子のお婿さんということですが非常に関係は上手くいっているみたい。

ところが…、その基実さんが突然お亡くなりに!!ポロポロ涙を流してる妻の盛子ちゃんはまだ11歳だよ…(嫡男の基通は盛子の子供ではないです、当然のことながら)。基実さんとはどんな結婚生活送ってたんだろうか…。まぁ、いつか裏切るんじゃないかと思ってた基実が意外といい人のまま終わったのはちょっとホッとしたけど。
それよりも危険人物が二人…。弔問にやって来ながら「やっと邪魔な奴がいなくなったぜ」と言わんばかりの不敵な笑みを浮かべる弟の基房兼実もしや、お兄さんを・・・!?と思ったのは私だけではないのでは。この二人、存在そのものが黒すぎるぜ!!細川さんと相島さんがニタぁ~と笑うたびにゾクゾクする(笑)。清盛の朝廷での立場がいよいよピンチになってきたな。

一方の後白河上皇は様子伺いをしているようでかえって不気味。清盛が形式だけのあいさつに訪れても癇癪起こすわけでもなく平然としてる。さすがに清盛も変だなと思ってるみたいですが…そんな時に西光と再会。虎ノ介くん、髭坊主姿がやけに似合っててビックリなんですけど(笑)。予想外に公家姿よりもしっくりきてるよ。
で、清盛は「お久しぶり~」と軽くあいさつするわけですが、西光は「おまえ、頼朝を助けたから信用できねぇ」とばかりに冷たい視線。これってやっぱり、嫉妬じゃないの!?と思っちゃう。信西が自分よりも最終的に清盛を頼ったことへの逆恨みじゃ…(苦笑)。まぁ、最初の清盛への態度はやたら悪かったわけですから元に戻ったといえばそれまでだけど、どうもこの感情の動きの部分が浅い気がするんだよなぁ。
で、信西の妻だった朝子から「後白河の側近になれ」と言われた西光ははじめ拒絶するも「信西の言葉だと思え」という一言で観念してその通りにしようと決意。なんか、「信西」の名前出されたとたんに涙目になって突然崩れ落ちたからビビったよ(汗)。あんた、一方的な片想いだったのか、やっぱり。なんか怖いわ…(苦笑)。だからこのキャラ好きになれない。

清盛は出世の道が基実の死で難しくなるのではと思われましたが、なぜか助け舟が色々と出てくる。邦綱の智恵で基実の所領は盛子が相続することになり平家の地位も保たれ、さらには滋子から呼び出されて息子の憲仁の東宮大夫になるようにという話まで舞い込み…あれよあれよという間に出世階段をどんどん昇って行く清盛。
ここまでトントン拍子で上手いこと行くのには何かしら裏があるのでは…と思ったら、五節の宴でやはり明らかになりました。裏で手を引いてたのは後白河上皇。今までおとなしくしていたと思ってましたが、実は清盛をトントン拍子に出世させて名ばかりの地位と言われる太政大臣に押し込めようという魂胆だったらしい。恐ろしや、ゴッシーの策略!
これで双六もあがりだ、と勝利宣言をした後白河。彼としてはここで清盛が地団太踏んで悔しがる姿を見たかったんでしょうが、そこまで思う通りにはならず。逆に

「ゾクゾクいたしまする、治天の君の掌のすわり心地、存じて居るは国広しといえどこの平清盛のみにござりましょう」

と宣戦布告ともとれる言葉を返されムッとしてしまう。ゴッシー、こりゃ清盛に一本取られましたなw。二人の双六合戦はこの先まだまだ続きます。

そんな五節の宴で再登場してきた乙前…こと祇園女御。聖子さん、再び始動ですか!・・・っていうか・・・この人の年齢が全く読めない(爆)。祇園女御って清盛が平太と呼ばれている頃何歳だったんだろう!?それにしたってあの若々しさは…もはや妖怪(汗)。あ、乙前って後白河に仕えるんだよな。ということは…そういう立ち位置でいいのか(違)ww。

太政大臣になった清盛は平家の面々の地位を上げるだけ上げ、その地位を盤石にしたのを確認するかのように百日で辞任。こういうところ、スパッとしてますなぁ。

一方の伊豆では頼朝に悲劇が。深い仲になっていた伊東祐親の娘・八重姫との間に子供をもうけ涙を流して喜んでいた頼朝。しかし、平和な日は長続きせず、京から戻ってきた祐親にその現場を目撃されてしまう。八重姫…父親から反対されるだろうと分かっていながら、なぜあんな無邪気に頼朝との子供・千鶴丸を見せてしまったんだろう。ちょっと配慮がなかったよなぁ…。
京で清盛の恐ろしさを身を以て体験してきた祐親は(腰抜かしまくりでビビってたしww)、監視していた頼朝が嫡男を設けたことが知られたらエライこっちゃという想いが強いわけで…千鶴丸の命を絶ってしまう。頼朝と八重姫に走る衝撃と悲しみ…。頼朝の流人人生はまだまだ清盛の手の内にあるということなのでしょう。

とりあえず今回のストーリーは清盛たちのトントン拍子の出世と、年齢不詳の妖怪・乙前の再登場と言ったところが目玉だったかな。個人的にはあまり記憶に残る回じゃなかったかも。もう少しドラマ動いてほしい…。やっぱり崇徳院の存在感大きかったなぁ(汗)

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[ 2012/08/21 14:51 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)

『平清盛』第33回 清盛、五十の宴

先週に引き続き再び新しいキャストが発表。高倉天皇の千葉くんはなかなかいいなと思いました。ちょっと冨浦くんとキャラが被るかも!?辻本くんが清盛の撮影に入っているという話は聞いていたんですが、重衡役だったとは!これはちょっと意外なキャスティング。
それにしても、ちりとてから京本さんに続いて辻本くんも参戦。こうして懐かしい顔が集合してくれるのは嬉しいです。

さて、今回は清盛の50歳のお誕生日会が中心のストーリー。嵐の前の静かさ的な…閑話休題といった感じではありましたが、会話劇が実にテンポよく楽しく面白かった。

それにしても、乙前は髪の毛だけは白くなっているのにお顔がまったく婆臭くないよ!あの時代、どうやってその若さを持続させていたのか…謎すぎる。まさに妖怪ww。ダンナ曰く、乙前は娘の神田沙耶加にたほうがまだよかったんじゃないか…と。まぁ、彼女じゃ逆に若すぎる気はするけど妖怪とは思えないかww。まぁ、色んな意味で面白いから別にいいけど。
で、若々しさから言えば…乙前までとは言わないまでも清盛もかなーり若いですぜ。なにせ、五十路ですよ!?視聴者がそれを突っ込もうとした途端、清盛自ら「誰が五十だって?」とすっとぼけたことを言い出す(笑)。本人自らが50を自覚していないのだから、視聴者がそう思えなくても仕方がないねw。清盛50歳を事細かに脇でフォロー入れて解説の役割をしている盛国ナイス!上川さんはこれまで特に目立った動きはないものの、しっかりと存在感出してるよね。前に出ないのに存在感出してるってすごいと思う。

滋子さんは雨が降ろうが槍が降ろうが毅然とした態度で躍り続けてますw。気の強そうなところは以前と全く変わってない。その様子にご機嫌な後白河さんですが…さっそく西光は滋子ヨイショ発言をしてポイントを稼ごうとしておりますww。あんた、ゴッシーの側近になるのを崩れ落ちるほどに拒否しようとしてたのに今はもうすっかり取り込まれてるのね(苦笑)。信西への愛はもう失せたのか(違)?
私はあの信西の涙に同調したシーンを見てからすっかり西光への印象が悪くなっているわけですがw、坊主になってからの虎ちゃんはなんだかやたら似合ってるなと思っている。それになんか立ち位置的にもけっこういいところにいないか!?いずれスタパ出演の機会が巡ってくるのでは…と期待している(←もちろん一人で 笑)。あ、でも、新さんは結局出なかったからなぁ…。出てほしかった……(←その代り讃岐行ってしまったがw)

で、またしても新しいキャラ登場。以仁王だ!!この方、非常に大きな事件に関わってきます、今後。源氏方からのストーリーで見ると以仁王ってヒーローみたいに描かれているけど、今回はちょっとダークな印象もあるところが面白い。ゴッシーに翻弄されて不満を溜めている様子。滋子の子が次期天皇と定まっているだけに、自分より幼い弟に先を越されたのは当然納得いかないよね(滋子、コワっ!!だったw)。その気持ちわかるわー…。この不満の種がいずれ…ってことか。
傍にいた八条院、インパクトありますねぇ。さすが美福門院の実の娘だけあるわw。八条女院と言えば…かつての水曜時代劇『武蔵坊弁慶』で大活躍した人物ではないか!懐かしい!!あのドラマ大好きだったんだよ。何だか思い出してしまった。
ちなみに以仁王を演じていた柿澤勇人くん、元劇団四季の役者さんです。「春のめざめ」で主人公のメルヒオールやってた子。あのあとわりと早い時期に退団して今は色んな舞台で活躍してますね。以仁王の活躍も楽しみだ!

そしていよいよ清盛の五十のお誕生日会当日。重盛にはいつの間にか3人の子供が!その長男・重太(後の維盛)は忠清が指南役に当たることになって目を輝かせていましたが…彼には暗い将来が待っているだけになんだか切ない。『武蔵坊~』ではやたらひ弱なキャラクターとして描かれてましたが、清盛ではどうなるのか気になるところ。個人的には二男の資盛が今後どう出てくるのか気になります(将来は知盛と活躍しますし…)
印象的だったのは牛若丸が清盛を父親のように慕っていたこと。たしか以前の大河『義経』でも幼い牛若は清盛をとても慕っていましたよね。清盛は単なる敵という存在ではなかった。今回もその流れのようです。この無邪気に清盛を父と慕っている少年が将来…。清盛の子供や孫たちとあんなに仲良くしてる様子を見るとますます切なくなります。

続いて清盛の末の弟・平忠度がやって来ました!髭面がインパクト大(笑)。まるでクマみたいな容貌で最初は不審者扱いを受けてしまうわ、兄弟たちからは「あんた誰?」状態になるわで散々でしたがwwなんだか憎めない雰囲気。ムロツヨシさん、いい味出してます!それにしても…"清盛の兄上"より忠度のほうがよほど年上に見えるのは気のせいだろうかwww←それ突っ込んじゃダメ(爆)。
このあと自己紹介が始まるんですが…盛国と時忠の人物解説がやたら面白かった(笑)。この二人、なんだか漫才コンビができるんじゃないか?ってくらいになってきましたなw。

盛国「口の悪さは天下一品」
時忠「そう褒めるな」
盛国「褒めてはおりませぬ」←さすが上川さん、速攻ツッコミw

ぷぷっっwwww。本当に面白いこの二人。
さらには経盛。前回紹介されるシーンでは盛国に「見えませんでした」と言われてしまい気が気ではない様子。それを察知した盛国が「ご心配なく、こたびは見えておりまする」とフォローww。これも思わず吹いたwww!!時忠に"二人合わせて一人みたいなもの"と言われても「本当のことだから言いかえせない」と認めてしまう経盛に教盛が「認めてどうするのじゃ!!」と猛反発してたのも笑えましたw。いやぁ、本当に面白い面々だ。

しかし、テンション上がった忠度が滑稽な熊野の踊りを披露して場が大盛り上がりになっていた時に限ってやってくる黒い貴族・兼実と基房兄弟…。本当にKYなお二人ですなぁ(苦笑)。で、何しにやって来たかと思えば平家の出世に関する嫌味をネチネチネチネチ…。改革は武士風情が手を出すことじゃないということだけをわざわざ言いに来たらしい。ホントにちっさい男たちだねぇ。まぁ、今の世の中にもこういう人はいるわけですが(苦笑)。
その話に清盛は「くだらない話はこれくらいにして、一緒にどうぞ」と膳を進めます。ナイスあしらいww。思ったよりも立派な料理が出てきてプライドに火が付いた二人は色々と勝負を吹っかけてきます。

踊りの部: 兼実・基房 vs 重盛・宗盛
重厚感を前面に出した貫禄の藤原家に対し、軽やかで優雅な舞で対抗する平家。重盛たちのほうが雅という点では上だった気がします。兼実たちは忠度の熊野踊りを垣間見てたのでビビったのではw。でも個人的には楽しませてくれたという点で忠度のほうが好みだけど。ちなみに経盛は繊細な笛を披露できて得意顔w。こういう時には大活躍しますな。

歌の部: 兼実 vs 忠度
これはまさかの人選!時忠は「こんなときじゃなければ目立たないんだから」と経盛をけしかけますがw、いざという時に腰が引けてしまう経盛。こういう情けないところが笑えるねぇ、この人は。で、清盛が指名したのがおよそ歌とは縁が遠いんじゃないかと思わせる風貌の忠度。まさか自分が指名されると思ってなくて呑気に食事してただけに、そのビビリっぷりは尋常じゃなかったろうね(笑)。
突然の使命にビビりまくっていた忠度ですが…なんとビックリ、歌では名手と呼ばれていた兼実と互角以上に渡り合っているじゃないですか!!人は見かけによらず、ですなぁ。忠度、すごいよ!!でもさらにすごいのは清盛。そのことを見抜いていたのかと思いきや、まったくの勘で指名していたらしい。まさに驚異の勘!この人には何かが付いている。

予想に反して不利な立場に立たされた二人は負け惜しみのように厳島神社の改築に猛反対する意見を述べますが、そこで清盛は自分の構想していたものを初披露します。世界遺産にもなっている現在の厳島神社の姿がそこには描かれている。まさに誰も考え及ばないアイディアと思想がそこに詰まっていた。これを見せられてはビビりすぎて反論もできない黒貴族二人は退散したようです。
テンションが上がった清盛は酔ったその足で舞台へ上り舞を披露。そして扇をパッと天に向けると…あら不思議、沈みかけた太陽がまた昇ったように見えたじゃないですか。音戸の瀬戸の日招き伝説のワンシーンですね。まぁ実際には雲が晴れてちょうどいいタイミングに太陽が出てきたからそう見えたのだと思いますが…清盛が太陽を昇らせたという噂を立たせてしまうほどこのころの彼の権力はすごいものだったんでしょう。

一方伊豆では子供を殺されてしまった頼朝がまるで廃人のようになってしまっていた。清盛の権勢にビビった祐親が手をかけてしまったわけですが…頼朝にとってはどうやら清盛が子供を殺したというようにとらえている様子。ここから彼の平家打倒への想いが芽生え始めていたのかもしれません。
その様子を影から見て衝撃を受ける裏切り者・頼政。あの頼朝を見て彼がまたどう行動するのか注目です。

しかしながら清盛にも暗雲が…。あんなに若々しく元気そうだったのに宴の数日後に倒れてしまった。そのうなされた夢の中で、懐かしいあの方が登場するようです。そして坊主へのカウントダウンも。色々今後も楽しみです。


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ 平清盛

[ 2012/08/28 07:45 ] 大河ドラマ 平清盛 | TB(-) | CM(-)