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カテゴリー  [ 大河ドラマ 龍馬伝 ]

大河ドラマ『龍馬伝』 第二次キャスト発表

来年2010年の大河ドラマは坂本龍馬の人生を描く『龍馬伝』です。三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎の目から見た龍馬ということで、今までの坂本龍馬像とはちょっと違うドラマが楽しめるのではないかと期待しています。個人的にはあまり坂本龍馬は好きな人物ではないんですが(←どちらかというと新選組みたいな幕府側に興味があるので)、このドラマでその印象が変わるといいな・・・と思っています。
スタッフはどうやら「ハゲタカ」を制作した人が多く絡んでいるようですね。ハゲタカはちょっと苦手分野ドラマだったので見なかったんですが・・・少なくとも、今年の大河ドラマよりは濃密なドラマを作ってくれるものだと信じています(苦笑)。個人的には『三丁目の夕日』の音楽を担当した佐藤直紀さんのサントラが楽しみ。

さて、キャストですが、主演の坂本龍馬には既に福山雅治さんが決まっていましたが・・・ようやく第二次キャストも発表されました。その面々を見ると・・・かなり中堅から上の役者さんが多いようです。

龍馬のライバルでもある岩崎弥太郎には香川照之さん、土佐勤皇党を結成した武市半平太には大森南朋さん、龍馬の妻になるおりょうには真木よう子さん、龍馬の姉の乙女には寺島しのぶさん・・・などなど。
この中では寺島しのぶさんの乙女姉さんがけっこうイメージに合ってるかも(←でも福山さんよりも年下ですよね 笑)。武市は去年舞台で見た田辺さんがものすごくかっこよかったイメージがあるのですが・・・大森さんも芸達者な方なのでどのように演じるのか楽しみです。真木さんは『風林火山』以来ですね。香川さんも芸達者な方なのでどんな芝居を見せてくれるか期待しています。

そのほかの詳しいキャストはNHKのドラマHPを参照。

個人的に注目したいのは若手キャストでは・・・千葉道場の娘で龍馬に惹かれていく千葉佐那役の貫地谷しほりちゃん、人斬りと恐れられた岡田以蔵役の佐藤健くん、そして薩長同盟に奔走しながらも最後は切腹させられるという近藤長次郎役の大泉洋くんです。
特に大泉くんが大河ドラマでどんな演技を見せてくれるのか、これはかなり期待!ついにきましたか~大河ドラマ出演の日が!結婚してからますます好調のようですね。彼が演じる近藤長次郎という人物は私も知らない人物なのでその人生にも注目したいと思います。

主要人物で言うと、勝海舟役の武田鉄矢さんや西郷隆盛役の高橋克実さんもけっこうイメージに合うかも。特に高橋さんの西郷はすぐイメージが浮かんできた(笑)。


またしばらくしたら第三次キャストも発表になると思います。また私の注目してる役者さんが入ればいいなぁ~。個人的にはそろそろ合田さんにも大河出てほしいんだけど・・・。役の幅をもっと広げさせてあげたい気がする。いい役者さんなのに活動範囲が今のところ限られててもったいない・・・。




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[ 2009/07/15 17:09 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

大河ドラマ『龍馬伝』 第三次キャスト発表

来年放送開始のNHK大河ドラマ『龍馬伝』の第三次キャストが発表されました。
龍馬伝公式HPによりますと・・・これまたかなり魅力的な役者さんが!

まず注目したいのは桂小五郎役の谷原章介さんです。谷原さんといえば04年の大河『新選組!』で新選組隊士の伊東甲子太郎を演じてましたよね。それが今回は桂小五郎に大抜擢とは!谷原さんの知的な雰囲気が生かされるんじゃないでしょうか。なんかすごくハマりそうで楽しみです♪

それから、望月亀弥太役の音尾琢磨くん。なんと、大泉洋くんに続いてTEAM-NACSから二人目の大河出演者が!二人が共演するシーンとか・・・あるんでしょうか!?亀弥太が悲劇の死を遂げてしまう前に実現すればいいなぁ。音尾くんはとてもいい役者さんでもあるので色んな意味で本当に楽しみです。

そのほかにも生瀬勝久さんの吉田松陰や、近藤正臣さんの山内容堂といったベテラン陣のお芝居も楽しみ。リリー・フランキーさんも配役されてるんですよね。どんな存在感を大河で見せてくれるのか期待したいところです。
それから、青木崇高くんが後藤象二郎役で出演するのも嬉しいです。先にキャスティングが決まってた千葉道場の娘・佐那役の貫地谷しほりちゃんと共演するシーンとかあると面白そうなんですけどね(笑)。


現在TBSでやっている『JIN』の内野聖陽さんによる坂本龍馬の完成度が非常に高いので、正直、ちょびっと不安がある来年の大河なんですが・・・(汗)、こうして新しいキャストが続々と発表されてくると期待が高まってきます。大河の龍馬も応援したいと思います。


[ 2009/11/02 23:22 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(2)

大河ドラマ『龍馬伝』 第四次キャスト発表

年明け3日からいよいよスタートする大河ドラマ『龍馬伝』の第4次キャストが発表されました。

この中で注目すべきは…中岡慎太郎役の上川隆也さん、陸奥宗光役の平岡祐太くん、そして先日終了した「JIN」での好演が光っていた池内蔵太役の桐谷健太くんです!
特に上川@慎太郎は嬉しいですねぇ~。先日ご結婚されたばかりですが、仕事のほうも充実している上川さん。福山@龍馬と並んでいるのを想像するだけでも楽しみです♪なんだかすごい絵になりそうな予感…。

『JIN』での内野@龍馬があまりにも素晴らしかったのでちょっと不安はありますが…(汗)そこから少し時間が空きますし、キャストも演技派の役者さんが多いので切り替えはできるかなと思ってます。福山さんの龍馬も好きになれるといいなぁ。

今年いっぱいは『天地人』ですね。現在総集編を4回に分けて放送中ですが、オープニングに過去映像を挟むなどちょっとした工夫が見られます。でもちょっとドラマ全体としては安っぽく見えちゃうんですけど…(苦笑)、やっぱり嫌いじゃないです。北村一輝さんの上杉景勝は何度見ても惹きこまれます
その総集編のあとに龍馬伝の予告が流れるんですけど、これがけっこうカッコイイので期待しちゃいます。あのPRナレを担当してるのは宮迫博之さん!?『宇宙へ』のときのナレーションが素晴らしかったけどそのときの雰囲気に似てるかなぁなんて。宮迫さんも今回の大河に出演されるので楽しみです。

放送日まで色んなPR番組が放送されるようなので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。公式HPもかなりカッコイイ作りになってますよ♪


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[ 2009/12/23 08:30 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第1回 上士と下士

ついに始まりました、大河ドラマ『龍馬伝』
幕末モノではどちらかというと新選組など幕府側の人物たちに興味があった私ですが、ここ最近は坂本龍馬も興味を持つようになりました。特に昨年末放送された『JIN』での内野聖陽さん演じる龍馬が本当にリアルに感じられて素晴らしかったのでさらに龍馬が好きになったかも!そんなわけで、今回の大河は個人的にすごくいいタイミングでの放送ってことになります。

『天地人』もそれなりに面白かったんですが(北村一輝さんばっかり偏って見てた気がするけどw)、『龍馬伝』は初回からかなり丁寧に作っている印象が強い。画面の色付けも独特できれいだし、チープさが出ていないところがいい!今度は人物描写も細かく描いてくれそうだし…期待しています。

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福山雅治さんの坂本龍馬ですが、たしかにちょっとイメージが今までとは違うかも。内野@龍馬が個人的にはすごいリアルな人間像ではないかと今でも思っているわけですが、福山@龍馬のような内に何かを秘めている悩める青年みたいな人間像も逆に新鮮でいいんじゃないかと思ってます。
というのも、この大河ドラマのタイトルは『龍馬伝』。"伝"がついている。語り部である岩崎弥太郎から見た坂本龍馬という設定らしいので福山さんのようなちょっときれいで爽やかさのある坂本龍馬が受け入れられるんじゃないかと。第1回目を見る限り弥太郎は龍馬にかなりコンプレックス的感情を抱いていたようなので…彼からすれば福山さんが演じているような人物に見えたんじゃないかと思うのです。
それにしても弥太郎を演じる香川さん…『坂の上の雲』から結果的に連投になっちゃいましたね。つい先日まで坊主頭で病が進行してて痛々しい姿だったのに、年が明けたらそりゃまぁ、ギラギラした野心家な人間に生まれ変わっちゃってますよ(笑)。全く違う人物だし香川さんは演技派の役者さんなので違和感というものはないんですが、でもちょっと妙な気持ちには最初なったかも。

龍馬の仲間である土佐藩士たちが生き生きしてていいですね!望月役のNACS音尾くんも初回から登場ですよ♪大泉君はもう少し先かな。もしかしたら共演シーンも見られるかもしれないので楽しみ。以蔵役の佐藤健くん、予想していたよりもずっと役柄にマッチしててかなり好印象。
武市役の大森南朋さんはまだギラギラした部分が出てきていないのですがああいったホノボノ系青年も可愛くていいですね。お酒一杯であんなにベロンベロンになっちゃうのがなんとも笑えました(それに責任感じて切腹すると騒いでるって…どんだけ真面目人間!?w)
それからもう一人の注目株なのが平井収二郎役の宮迫博之さん。雨上がりの宮迫さんですが、役者としての彼も私は非常に買っております。とにかくカッコいいです。それに個性がある。今後の活躍を大いに期待したいところです!

女性陣では龍馬の母を演じた元バレエダンサーの草刈民代さんが素敵でしたね。子供の龍馬に優しく微笑んでいる姿が美しくてなんだか心癒されました。冒頭部分で死んでしまったのが残念。草刈さんは今後女優業もこうしてこなしていくことになるんでしょうか。
それから、乙女姉さん役の寺島しのぶさん…最高です!気が強い乙女のイメージにピッタリです。龍馬をたたき起こすシーンは笑えました。あれ、メイキングでも出てきてましたが…実際には一瞬しか放送されてなかった(笑)。上士に絡まれてドブ川に落ちた龍馬を見つめているシーンもとても印象に残りました。

今回の放送で一番グッと来たのはやはり見せ場だった龍馬が弥太郎と川に転落するシーンでしょう。上士に対してこびへつらっているように見えた龍馬の本心があのシーンで垣間見ることができます。討たれそうになった弥太郎を必死に庇いながら

「下士も上士と同じ人間ですきに!」

と訴える福山@龍馬の姿にはかなり胸が熱くなりましたよ…。彼の中でも実は上士と下士といった差別社会に対する違和感は存在している。何度打たれても必死に『みんな同じ人間だ』と訴え続ける龍馬の姿にウルっときました。さらには、龍馬が大嫌いだと吐き捨てていた弥太郎が自分の身代わりになって上士から打たれているのを見て居たたまれなくなり庇おうとする姿もよかったなぁ。彼は本当に竜馬が嫌いなんだろうけど、実は自分でも気づかない部分では彼を好きだったりするのかもしれない。このあたりの複雑な感情をこの先香川さんがどう演じていくのかが楽しみです。
弥太郎に「母親は上士に殺されたも同じなのになぜ恨まないのか」と詰め寄られた龍馬は

「母上が…教えてくれたがじゃ…。憎しみからは、何も生まれん」

と語り涙を流します。その言葉を聞いた弥太郎も涙を流し、乙女や武市もじっとそんな龍馬を見つめる…。このシーンは本当に感動的で涙が出ました(泣)。みんななんとかしてこの不公平な世の中を変えたい気持ちがある。そのためには上士と下士が戦うというのではない方法を見出したい。それを見つけたいのに見つけられない龍馬のやるせなさ、弥太郎の悔しさ…痛いほど伝わってきて泣けました。福山さんにあんな繊細な表現ができるとは!この先も期待できそうです。

もうすぐ黒船がやってくるようですね。龍馬は江戸行きを認められるのか?はたまた三菱財閥を作り上げた弥太郎は今後どのように龍馬を語っていくのか!?楽しみです。



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[ 2010/01/10 01:10 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第2回 大器晩成?

しばらくブログ更新できず申し訳ありませんでした。最近ちょっと気分の浮き沈みが激しくなっているんですが(汗)、とりあえず今はかなりハイ状態なので(笑)書けるときに書いてみます。

ちなみにこのブログは「龍馬伝」肯定派な一個人が書いてます。あしからず。

『龍馬伝』第2回見た感想ですが…かなり好きな大河ドラマになりそう。これ『天地人』のときも同じことを言ってて最初のうちはものすごくテンション高かったわけで、でも徐々にトーンダウンしてしまったという前歴があったんですが(爆)…今回は最後までいいテンションでこのドラマと付き合えそうな予感がします。
一番期待しているのが弥太郎と龍馬の関係。弥太郎は表向きでは龍馬に対してものすごい敵対心を抱いているのですが、彼の心の奥底…自分の気づかない部分で龍馬に一目置くような気持ちがあると思うんです。その部分が今後チラホラでも顔を出してくるとかなり面白くなるかなぁと。

江戸へ行きたいと言い出した龍馬の言葉が波紋を広げた今回。弥太郎は密かに想いを寄せてる加尾から聞いちゃったもんだからますます嫉妬心がメラメラ。あの、龍馬が加尾から弁当をもらってる現場見ちゃうシーンはちと気の毒だったかも。もう少し我慢して様子見してたら違う展開も見れただろうに(笑)。
武市もみんなの前では「自分は土佐に残る」と強がりを言いながらも実は龍馬が江戸へ行きたいと言ったことに対して密かに嫉妬心が芽生えた模様。心の底では自分こそが江戸へ行く人間になれるはずだと思ってるんじゃないでしょうか。でも、家庭の事情でそれを表に出して言えないところがなんとも切ないところ。

そして龍馬は江戸の代わりに久万川の堤作り差配役に任命されて四苦八苦してる。なかなか心を開いてくれない現場の農民たち。彼らに少しでも近づこうと酒を振舞ったり歌を歌って和ませようとしたり…。三味線で歌うシーンは福山さんのサービスカット?さすがミュージシャンだけあって自然に見えました。龍馬がこうしてあれやこれややっているのには下心がない。ただみんなの心と近づきたくてその一心で必死になっている。その姿はなんだか心撃たれるものがありました。
一番グッと来たのは現場を離れていこうとする農民たちに堤作りの重要さを熱弁するシーン。

「この堤作りには人の命がかかっちゅうがじゃき!」

土下座までして頭を下げ必死に頼む龍馬。今まで武士から頭を下げられたことがなかったであろう農民たちはその姿に何かしら感じ入るものがあったんじゃないでしょうか。結局はその場を離れてしまったしなかなか龍馬と向かい合おうとしませんでしたが、最後にはみんな作業に戻ってきてくれた。福山@龍馬の真摯な姿勢はなんだグっと来るものがあった。ちょっと方言が不自然に聞こえることもあるけど(苦笑)龍馬のまっすぐさはすごく伝わってくるので私はそんなに気にならないかも。
龍馬の不思議な魅力に引っ張られるように農民たちは作業に励み、久万川の堤は無事に完成。今まで龍馬は不出来な息子だと悩んでいた父も心動かされるものがあったようです。

「わたしは人に助けてもろて生きちゅう。今のままではいかんち。一人で生きてみたいがです!この土佐を出て広い世の中を見てみたいがです」

再び父の前で懇願する龍馬ですが、父は「そんなあいまいな理由では江戸にはやれん」とピシャリ。
かと思いきや、「剣術修行という名目ならば」ということで江戸の千葉道場宛の紹介状を龍馬に手渡してやります。なんて優しい父上なんだ~~~(涙)。龍馬は愛に満ちた家族に囲まれてほんとに幸せ者だったんだなぁ。ほろ酔いの年老いた父上と共に一つ傘の下歩く龍馬。その姿を見てたらなんだかとても泣けてきてしまった。


このドラマ、いいバランスで泣けるシーンが挟まってると思う。このままの調子で今後も行ってもらいたいです。今のところDVD買いたいかもと思ってきてますんで(笑)。

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[ 2010/01/17 13:59 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第3回 偽手形の旅

ついに龍馬、江戸へ向けて出発。それをちょっと手荒い祝福で送り出す道場の仲間たちや、厳しくも温かく送り出す家族…こういう風景見てるとなんだかとてもジーンとしてしまいます。特に龍馬の家族はホントにみんな温かくていいですよねぇ。父の児玉@八平さんによる修行心得はあれはまさに親の愛。龍馬が感極まってしまうのも分かります。
出発前、加尾に自分の本当の気持ちを打ち明けた龍馬。女性として好きなのか、妹として好きなのか…少なくともあの告白で龍馬の気持ちが大きく加尾に動いたことは確かな様子。加尾と別れ「これでいいのじゃ」と呟くシーンがなんだか切なく見えました。これを機に加尾も龍馬への想いをさらに強くしたようで、見合い話を断ってほしいと言ってしまう。彼女には今後辛い選択が待ってるんですが…どうなっていくのか気になるところです。

一方の武市半平太…彼の立場も非常に微妙。心の中では自分のほうが江戸行きに相応しいと思いつつもそれを表に出さず龍馬を快く送り出してるあたり…なんとも辛いです。半平太は病で伏せている祖母に親代わりになってもらった経歴があることから自分の気持ちを押し殺してしまっている部分がある。
「親を大事にできんもんは侍ではない」
という言葉がなんとも重いです。こういう真っ直ぐな部分が半平太の素敵なところかも。でもその反面、江戸へ行かれないことへの苛立ちも隠せない。そんな人間らしいところも好きだな。

案内役の溝渕と共に江戸を目指していた龍馬。高知から江戸…当時はほとんど歩いて行くわけですから…昔の人の体力は本当にすごいなぁと感心してしまう。その途中で弥太郎とバッタリ遭遇。強引に一緒についていこうとする弥太郎ですが…溝渕さんとはことごとく相性が悪そうで(笑)。
最初の番所は何事もなく3人通過。ところが、弥太郎は“倉田安兵衛”と偽名を使ってた…つまり、偽の手形を自分で作って土佐を飛び出してきちゃったらしい。バレたら捕らえられて打ち首になるかもしれないというのに弥太郎は「バレやせん」と自信満々。恐ろしきその自信とハングリー精神!!偽手形だと知った龍馬たちは弥太郎を一緒に連れて行くことはできないとつっぱねますが、それでも強引に食らいついてきますからねぇ~、ここまでくれば本当にたいしたもんだと思えてしまう。
宿賃がなく野宿せざるを得なくなっても全く諦める気配のない弥太郎を見て龍馬もついに根負け。「人がよすぎる」と溝渕さんに言われながらも「かわいそうぜよ」と弥太郎の宿賃を出してやっちゃう。なんとも無防備というか無垢というか…。まぁ弥太郎もそれを狙って龍馬にわざとわびしさを見せつけてたんだろうけど(笑)。

ところが、風呂から出た帰りに弥太郎は父親の借金を返せという輩に絡まれてしまう。必死に偽名を使ってシラを通そうとするも弥太郎であることはバレバレの様子で万事休す…。その騒ぎを聞いて駆けつけた龍馬は弥太郎を助けるために輩ともみあううち刀を彼らに向けてしまう。そのときの龍馬はいつものホンワカした雰囲気ではなく侍の顔になってた。福山@龍馬…かっこええ…と素直に思ってしまった(笑)。
輩を追い払うことには成功したものの、龍馬と弥太郎はそれぞれ重苦しく黙り込んでしまう。龍馬は父の書いてくれた心得を無視して剣術修行以外のケンカ沙汰で刀を人に向けてしまったことを激しく後悔している。父の愛に背いてしまった自分が許せなかったんでしょうね…。なんて素直な龍馬。そんな彼を見つめる弥太郎は恨めしい目をしている。弥太郎はダメ親父に自分の将来を壊されてしまうと思い憎んでいる部分がある。自分は地位にも恵まれないばかりか父親にも恵まれない…そんな強いコンプレックスが余計に龍馬への嫉妬心へと変わっていってたのかもしれません。しかし、弥太郎の父は息子を彼なりに愛してる。家出をしてしまった息子を血眼で捜し、息子の悪口を言う者とは本気でケンカしようとする。そんな父の姿を弥太郎は知らないわけで…なんとも切ない親子関係だなぁと思いました。

その夜、龍馬は弥太郎に「この先どうなるかわからんのはおまんと一緒じゃ」と土佐へ帰るように諭す。しかし、「おまんと一緒」という言葉が弥太郎には許せなかった。

「おまん、飢えたことがあるがか!?」

毎日の食事も満足にできず、いつ家族が息絶えているかもしれないと怯える日々を送ってきた弥太郎。それでも毎日必死に生きてきた。しかし、這い上がろうにも世間の自分たちを見る目は一向に変わらない。どんなに頼んでも自分を江戸にやろうという者は独りもいなかったと涙ながらに語る弥太郎の言葉はあまりにも切なく、重く、哀しい(涙)。どんなに必死に努力しても決して認めてもらえないあの世界から偽手形を作成してまで飛び出してきた弥太郎の覚悟は、龍馬の覚悟とはやはり重さが違うのかもしれない。
龍馬はその告白にショックを受け何も返す言葉がなかったけれども見ているこちらも苦しくて弥太郎にかけるべき言葉は見つからなかったです…。

翌朝、相変わらず後ろから必死についてくる弥太郎。龍馬は晩の告白もあってかまともに弥太郎と向かい合うことができない。微妙な関係のまま旅を続けるなか、目の前に大海原が広がります。この映像がとてもきれい…。その海を見て龍馬は意を決して弥太郎に告げます。

「一緒に行こう、弥太郎!おまんの覚悟はよう分かった。わしが力になっちゃるきに」

弥太郎の本心を聞いて龍馬は自分の器の小ささに改めて気がついたのかもしれません。「一緒にいこう」という言葉が力強くて優しくて温かくて…なんだか泣きたくなってしまった。龍馬の言葉を聞いた弥太郎は嬉しさよりも驚きと衝撃を隠せない。なぜこの男はこんなにも卑屈な自分を受け入れてくれようとするのか…そんな風に感じたのかも。溝渕さんの反対を押し切ってまで弥太郎を連れて行こうとする龍馬のまっすぐな心に衝撃を受けたんじゃないでしょうか。その複雑な感情は次の番所で弥太郎の素性がバレそうになったときに爆発します。
偽手形だと見破られ弥太郎だけ残るように言い渡されたとき、龍馬は庇おうとしますが弥太郎はそれを強く制し「彼らは自分の金目当てについてきただけの関係ない人物だ」と悪態をつく。本当に龍馬が憎かったら自分と一緒に罪を着せようとすることができるはずなのに、弥太郎は結果的に自分を犠牲にして龍馬を江戸に送るよう仕向けた。心のどこかでは龍馬から「一緒にいこう」と言われた言葉が嬉しかったんじゃないでしょうか。それは絶対に弥太郎が認めたくない気持ちでもあるけれども…。

「わしは江戸にはいかん!とっとと行ってしまえ~!!」

もみ合いになりながらも必死に龍馬に悪態をつく弥太郎…しかし、その言葉には彼なりの龍馬に託した想いというものも含まれているような気がしました。それをきっと、龍馬も感じたはず。連行されていく弥太郎を見送る龍馬の表情がとても切なくてウルっときてしまった(涙)。

江戸に向かう船の上、弥太郎の身を案じる龍馬。弥太郎を嫌っていたはずの溝渕も彼のことを気にかけている様子。もしかしたらもう首を撥ねられてしまったかもしれない…そう思った瞬間、対岸の崖の上には番所に連行されたはずの弥太郎の姿が!弥太郎よ、おまえはどこまで粘っこい男なんだ~~~(笑)。あの厳重な警備のなかをよく逃げ出せたな。江戸へ旅立ってしまった船を諦めきれずに見送りにきてしまったんだなぁ。

「おんしだけ江戸に行きおって…畜生!!!どっかでのたれて死にやがれ~~!!」

江戸へ旅立ってしまった龍馬へありったけの悔しさをぶつける弥太郎。しかしその声は龍馬には届いていない。龍馬からは弥太郎が自分にエールを送っているように見えているわけで…

「わかったきや!!おまんの志も、わしが背負うて江戸まで行っちゃる!!」

弥太郎の雄たけびを応援だと受け止めて噛み合わない叫びを返している龍馬。この言葉を弥太郎が聞いたらますます頭に血が上っちゃうんじゃないかと思ったんですが(笑)、でもこのやり取り…、なぜか見ていてとても泣けてきてしまうのです。弥太郎は最後まで龍馬に向かって恨み言を叫んでいましたが、気づかないところで龍馬に自分の志を託した気持ちがあったんじゃないかと思うんです。龍馬が解釈した弥太郎の気持ちはあながち間違っていなかったかもしれない。そう感じさせてくれた弥太郎@香川さんのお芝居が本当に素晴らしかったです。
一見して全く噛み合わない言葉を交わしている龍馬と弥太郎ですが、心のどこかで繋がってる。そう思うとなんだか無性に泣けてくるシーンでもありました。

さていよいよ次は…っていうか、今夜は江戸ですね。どんなストーリになるのか楽しみ。


※このブログは「龍馬伝」肯定派な一個人が書いてます。あしからず


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[ 2010/01/24 11:07 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(2)

『龍馬伝』第4回 江戸の鬼小町

来年の大河ドラマ『江』の主人公が上野樹里ちゃんに決定したそうですね。樹里ちゃんといえば"のだめ"なイメージなんですけど(笑)演技力がある子なので期待しています。それにしても福山さんに続き樹里ちゃんも大河主演とは…所属事務所アミューズすごいな。


さて、すったもんだの末に無事に江戸に着いた龍馬。冒頭の江戸の景色がなんだかとてもリアルで生き生き見えてすごく良かったです。到着してから溝渕さんのお誘いを断り(笑)「全国からの猛者が終結してる」と言われている千葉道場へ意気込んで行く龍馬。ところが案内された場所では猛者ではなくちびっ子剣士たちがレッスン中。呆気にとられる龍馬に愛想よく近づいてきたのが渡辺いっけいさん演じる千葉重太郎。で、その重太郎が案内してくれた場所に…いましたいました、猛者たちが!この落差の光景見たら誰でもビビるわな(笑)。
さっそく千葉定吉に挨拶する龍馬。いやぁ、黄門様…じゃなかった(笑)里見@定吉はさすがの貫禄でございますな。しかし、龍馬の対戦相手役として定吉が指名したのは娘の佐那。しほりちゃん、久しぶりの大河ドラマ出演!無表情ながらもやっぱり可愛いですなぁ。ところがこの佐那さん、剣の腕がハンパない!あの連続の打ち込みは怖すぎるだろう~~。女の子なのにあんなすごい剣術ができるとは、恐るべし。龍馬も負かしちゃった…ということは、土佐の仲間たちも必然的に佐那にはかなわないということになるんだろうか(苦笑)。この佐那さんこそが、江戸の鬼小町と呼ばれた人で、後々龍馬とも深く関わっていくことになります。

そのころ土佐では武市さんがやたら熱心に門人を集め指導しています。龍馬が江戸に行ってしまったことの悔しさがにじみ出た結果でしょうね。江戸に行くことができない半平太は土佐でなんとか頭角を示そうと必死になってるのかもしれない。無事に土佐に戻り相変わらず売れない鳥篭を持って歩き回っている弥太郎に出会う半平太。
「侍は文武両道ぜよ。おまんは剣をおろそかにしすぎる。うちで修行したら…」
とちょっと上から目線で弥太郎を門人に加えようとしますが「いつからそんなおしゃべりになったがじゃ」とバッサリ切り捨てる弥太郎。彼は半平太が龍馬の江戸行きに嫉妬しているのを見抜いてたんですよね。そういうところはさすがだなと。さらには「龍馬が戻ってきて道場を開いたらおんしはもうかなわん」ととどめの一言も忘れない(苦笑)。これ、思いっきり武市さんの自尊心傷つけてるよ~。思いっきり図星つかれてしまいますます苛立ちを募らせていくような気がしてちょっと怖いな。その微妙な心境を大森さんが上手く表現してると思います。これからますます狂気めいた思想へと走ってしまうんじゃなかろうか。

江戸では日々稽古に励む龍馬。その様子を家族にちゃんと報告しているところが可愛いじゃないか。土佐の家族が集まって龍馬の手紙を読むシーンはよかったなぁ。乙女ネエやんだけは不満顔だけど(笑)。
自主練習のあと上半身裸で体を清めている龍馬の近くを佐那さんが通りかかるシーンは福山さんのお勧め見所でもありましたが(笑)、いやはや、素晴らしい肉体美!!しーちゃんが「ヘラクレス!」と思わず口走ってしまったのも分かる。ずいぶん頑張ったんでしょうねぇ、福山さん。しかしシーン的には佐那さんのガンコさが出ていて龍馬としては戸惑うばかり。なかなか心開いてくれませんねぇ。女の子が剣に生き、感情も失ってしまっているような姿を見たら龍馬も気にせずにはいられないだろう。

なかなか溝渕さんの誘いに乗らなかった龍馬でしたが、「いかんいかんいかーん!」と尻を叩かれて(笑)渋々ついていくことに。連れて行かれた先はなんともピンクの気配がぷんぷん漂う…どう見てもいかがわしい茶屋。溝渕さん、あんた、今まで江戸に来たことがあるらしいけど…まさか、こっちの勉強ばっかりに力入れてたんじゃなかろうな(爆)。ウブな龍馬はもうドキドキしまくりでパニクってる(笑)。
そんなとき、声をかけてきたのが桂小五郎さん。谷原章介さんの登場ですね~、待ってました!「新選組!」では甲子太郎役だったけど、今回は小五郎。楽しみです。にしても、初登場姿がなんとも…顔に墨で書かれちゃってるし。あんたもしや、添い寝してたんかいっみたいな(爆)。「世界は日本の何万倍もでかいんじゃ!」と酔っ払いながら叫ぶ小五郎さんですが、谷原さんもしや、素で台詞かんでますw?坂本君を「さかともくん」と呼んだのは台本どおりだと思うけど(笑)。この小五郎さんが今後どうやって変化していくのか期待したいところです。

土佐の武市道場が活気を帯びてきたころ、弥太郎にも奇蹟の春が!なんと、片思い中だった加尾が弥太郎の下で学びたいとやってきた!生きててよかったなぁ弥太郎、と思わず声をかけてあげたくなったわけですが…実はこれも本当のところは龍馬のためっていう名目があるわけで、それを知らない弥太郎はなんだか哀れでもあるなと(苦笑)。縁談を断ったのも自分になびいてきたからじゃ…とか思ってんじゃないだろうか(汗)。

江戸の千葉道場も龍馬がやってきてますます活気付いている様子。初心者クラスでは龍馬の提案した太鼓が取り入れられ、そこに加わった佐那は初めて笑顔を見せます。楽しそうな佐那の笑顔を初めて見た龍馬は嬉しさのあまり素直に喜びを伝えますが、佐那さんのガードは未だ堅い様子(苦笑)。こりゃ一筋縄ではいかんなぁ。佐那さんも素直に自分を表現するのが苦手な子なんだろうな…。それはある意味とても可哀想だなと思う。
そんなある日、佐那は父に呼び出され突然「龍馬を斬ることができるか?」と問いただされます。父の真意を測り知ることができないながらも「相手が誰であろうと私は斬れます」と言い切る佐那。しかし、一瞬の感情の隙を見逃さなかった定吉は「無理だな」と一刀両断…さらには坂本には勝てないとまで断言されてしまう。これはショッキングだよなぁ。今までずっと女であることを捨てて父の後を継ぐ心で一心不乱に剣の道に邁進してきた佐那に対して、「お前は女だ」と言う定吉はなんとも残酷だなぁと…。今更「女だ」と言われてもすぐには納得できないと思う。まぁ、定吉の親心でもあるんだろうけど…佐那さんの気持ちを考えるとあまりにも切ない。

その足で佐那は龍馬の元へ行き勝負を申し込む。しかし龍馬は「剣は戦で相手を殺す道具です」と言って相手にしようとしない。その言葉が佐那には許せなかったんだろうな…。女だから戦では闘えないと…。怒りのあまり龍馬に挑みかかる佐那の姿はあまりにも痛々しくて泣けてきます。

「どうして…私は女に生まれてしまったの?…どうして…」

と一筋の涙を流す佐那。相変わらずしほりちゃんは涙の演技が素晴らしいですね。あれを観ただけでこちらも泣けて仕方なかったですよ。佐那の悔しさ、無念さが痛いほど伝わってきます。なぜ女性に生まれてしまったのかという台詞が哀し過ぎる(涙)。しかしそんな佐那に龍馬は

「わしはお佐那様ほど凛々しい女子は今まで観たことがないがです!その凛々しさは間違いのう剣の修行で身についたものじゃ!他の誰にも真似できん、佐那様だけの凛々しさじゃ!」

と正面から彼女を受け止める。女子としての自分の価値が見出せなかった佐那にとって、この言葉はすごい救いになったと思う。今までやってきたことは決して無駄じゃないと…。そういう懐の大きさが坂本龍馬なんだろうなぁ。影からそっと見守る兄・重太郎の姿もよかったです。可愛い妹が心配でたまらなかったんですよね。

「私は…弱くない!あなたが…強すぎるのです」

この台詞がとても印象的。佐那は女性である自分を受け止めることができたんじゃないのかな。今後彼女が龍馬にどうアプローチしていくのか楽しみです。

次回はついに黒船来襲!それを目の当たりにした龍馬はどんな心境の変化が生まれるのか?



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[ 2010/01/29 00:15 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(2)

『龍馬伝』第6回 松陰はどこだ?

前回の第5回は感想を書く時間が取れず(苦笑)でしたが、黒船がやってきてからストーリーがググっと動いてさらに面白くなった気がします。谷原さん演じる桂さんが黒船ショックで目の下にクマ作ってたのが可愛くて笑えた(笑)けど、そのあと冷たく龍馬を突き放すような言葉を言うのもよかったなぁ。谷原@小五郎、かなり好き!あと、ラストシーンで龍馬が自分を送り出してくれた家族の顔を浮かべて橋の上で泣くシーンもグッときたなぁ。あんなに温かく送り出してくれたのに、剣は黒船には何の役にも立たないと言い切って道場を追い出されちゃいましたから…そりゃ罪悪感の固まりだったろうなと。
ちなみに黒船を見てビビってる龍馬たちのシーンで、かつて『新選組!』にハマってた我が家では一言…
「たしか龍馬は近藤や土方たちと黒船見て喜んでなかったっけか…」
とツッコミ入れておりました(爆)。細かいことは気にするなw。

道場から追い出された龍馬は日々やることがなく、それでも溝渕さんの前では稽古に行ってきた振りをし続けていたみたいですが・・・心配してやってきた佐那の来訪でその猿芝居もすっかりバレてしまいました(笑)。それにしても初めて佐那を見た溝渕さんの「鬼小町!?」と慌てふためく姿が面白かった。佐那さんも正面きって鬼小町と言われちゃあ、そりゃ、乙女心としては気分のいいもんじゃないですよね。
佐那は必死に「黒船を見て剣をやめるなんて坂本さんくらいですよ!」と道場に戻るよう説得しますが龍馬は黒船と剣との間で悩み苦しんでてとてもそれに応じられそうにない。それならばと兄の重太郎への説得にかかる佐那さんですがここでもうまく行かない。最終手段で「私が坂本さんのこと好きなの知ってるくせに」と痛いところを突いて兄を動揺させる佐那、最後の「兄上のバカ!」はかなりボディーブローで効いた模様です(笑)。重太郎兄ちゃんは妹の佐那に弱いんだよねぇ、そこが可愛くて笑えるんですが。
そんな息子に父・定吉は龍馬への想いを語ります。決して彼を嫌って追い出したのではなく、龍馬が黒船が来た今の時代だからこそ侍は剣で己を磨かなければいけないということに気づいてほしかったと…。それまで待とうとしてるとは…さすがは定吉先生!人間の器が違う。懐の大きな人物だったんですねぇ。里見さんが演じるとなおさらそう感じ入ってしまう。やっぱり黄門オーラ全開か(笑)。

その頃龍馬はいまだに黒船ショックの迷宮に迷い込んだまま。しかしふと小五郎が「松陰先生」と口走っていたことを思い出します。さっそく小五郎に松陰に会わせてほしいと交渉に向かうんですが…いやはや、前回にも増してのゲッソリぶり(笑)。こちらもさらに黒船迷宮の深みにはまっている様子。小五郎から松陰の経歴のすごさを聞いてますます会いたいという気持ちを募らせる龍馬でしたが、運悪く松陰先生は江戸不在。「いつ帰ってこられるがですか!?」と詰め寄る龍馬に「分かりませんっっ!」とヤケで返してた小五郎さんが可愛いです(笑)。

世間では幕府がいよいよペリーとの交渉を開始。その知らせが高知に届き、さまざまな立場の者達から藩主・山内容堂のもとに意見書が寄せられている様子。なかでも半平太の意見書は容堂や側近の吉田東洋をも唸らせる存在ではありましたが、「下士」というだけで気にかけてはもらえない。一方の弥太郎は意見書を出したものの半平太のように目に留めてもらえず落ち込んでいます。そんな彼を励ますべくそれを読ませてほしいと目を輝かせる加尾。これで弥太郎のテンションまたまた上がっちゃうわけですが…なんとも加尾さん、罪なことをしてるような気も…(苦笑)。
そんなとき、半平太は吉田東洋に呼び出されます。最初は意見書についての褒め言葉をもらったものの、「異国を打ち破れると本気で思っているのか」と問われたことに対し「断固打ち払うべし」と答えた半平太を見てあざ笑う東洋。思わぬ仕打ちを受けたと思い込んだ半平太は吉田東洋への憎しみを募らせやがて危険な尊皇攘夷思想に傾いてしまう。真面目一筋すぎたんでしょうねぇ、半平太。自分の信じた道を決して曲げられない性格がどんどん彼を鬼へと変えてしまうような気がします。
一方の弥太郎は彼の書いた意見書を加尾が米問屋に持ち込んだことがきっかけで江戸行きの切符を手にすることができました。どん底の暮らしでずっと耐えてきた弥太郎にも、ついに本当のが挿してきた様子。家族にも祝福されていよいよ第一歩を踏み出せそうですね。ただ、その勢いで加尾に結婚を申し込んじゃうところがすごいけど(笑)。まぁ、弥太郎にとってはまさに救いの神でもあったしずっと片想いしてたから突然…ってことはないんだろうけど、加尾にとっては唐突な話なので結果はねぇ…たぶん(苦笑)。

その頃江戸では松陰が黒船に乗り込もうとしているといった知らせが小五郎の下に寄せられ大騒ぎに。無理やり松陰探索の手伝いを買って出た龍馬と必死に探していたところ、夕暮れ近くに浜辺でなにやらビンタ合戦している二人を発見。「畏れるな!」「アメリカ行くんじゃ!」とそれはそれは二人ともすごい勢いのビンタ応酬で龍馬たちもビックリ。こりゃ猪木もビックリかもね(笑)。この人こそが吉田松陰。ビンタのお相手は松陰の弟子である金子重輔。いやはや、ものすごいエネルギッシュな松陰先生じゃないですか。これまでは以前NHKで放送された「蒼天の夢」での中村橋之助さんの松陰イメージが強かったので生瀬さんの意欲満々なギラギラした松陰はなんだかすごく新鮮に映りました。
必死に密航を食い止めようとする龍馬と小五郎でしたが、そんなことには耳を一切貸そうとしないパワフル松陰。そのあまりのアメリカ行きへの情熱に逆に影響を受けてしまった龍馬は自分も同行させてほしいと嘆願してしまいます。
「今まで自分がなんちゅうコンマイことで悩んでいたのか、恥ずかしくなった」
と語る龍馬。彼にしてみれば松陰の熱のこもった一言一言は目から鱗状態だったんでしょうねぇ。ところが、そんな龍馬を松陰先生は思いっきりぶん殴ります!!いやぁ~~こんな熱血教師みたいな吉田松陰、今まで想像したこともなかったよ(笑)。しかし、彼の語る一言一言はなぜかものすごく説得力があり熱くて重い。

「君は何者じゃ!?何のためにこの天のもとにおる。君のやるべきことはなんなんじゃ!」

「考えるな、己の心を見ろ。そこには答えがあるはずじゃ」


生茶パンダ先生の「考えるな、感じるのちゃ」っていうのと同じかもしれないけど(笑)松陰先生に言われると心にズッシリと来ますなぁ。龍馬にこれだけ告げるとそのままの勢いで金子くんと共に海へと乗り出していってしまう。それを呆然と見送り…そして自分の心の中と改めて向き合う龍馬。松陰先生とのこの出会いは歴史的にはなかったと思いますが、ドラマ的には彼に多大な影響を与えてくれたに違いない。
結局、吉田松陰の密航は失敗に終わり自ら奉行所に出てお縄になったそうな…。実際に吉田松陰は黒船に乗り込もうとしていたわけですから、もしかしたら本当に生瀬さんが演じたような熱血漢な人だったのかもしれません。たぶん彼は自分の行動を後悔したことはないんじゃないかと。しかし、同じく捕らわれの身になった金子くんは若くして獄死してしまうんですよね。そのことに関しては松陰はとても苦しんだんじゃないだろうか…。

松陰に出会ったことで改めて自分を見つめなおした龍馬は再び千葉道場を訪れます。定吉の前で自分が間違っていたと告げる龍馬。

「己は何者か、己が進むべき道はどこながか。それは、己を極限まで追い詰め無の境地に達してこそ見えてくるがです。そのためにわしは剣術をやりおったがです」

剣を続ける意味を見出した龍馬は定吉にもう一度千葉道場で修業させてほしいと懇願。そんな龍馬に定吉は「剣で黒船に立ち向かえるのか?」と問いかける。龍馬が今まで散々悩み苦しんできた問いをあえて投げかける定吉に対し、龍馬は毅然と

「黒船に通用するかしないかは剣ではなく、この坂本龍馬いう人間の問題です」

と言い放ちます。また一歩大人になったねぇ、龍馬。その答えに満足げに笑みを浮かべる定吉。彼は龍馬がこの境地に至るのをずっと待ってたんですよね。快く千葉道場に迎え入れられる龍馬を見て一人ヒッソリと涙を流していた重太郎兄さんにグッときました(涙)。なんだかんだと彼を否定した重太郎でしたが、心の底では龍馬のことを買っていて戻ってきてほしかったんだと思います。もちろん佐那のためにも…。いい兄ちゃんだよなぁ、重太郎。

そして時は過ぎ、龍馬の江戸修行が終わり千葉道場を去る日がやってきます。別れが辛いためまともに龍馬の顔を見れない佐那さんがなんだかいじらしくて可愛い。そんな佐那の心を知らない龍馬はあっけらかんと「国許に戻ったらすぐに江戸行きの許可をもらってまた戻ってくる」と宣言。これを聞いたときの佐那の驚きの表情がこれまた印象的。永遠の別れだと思ってたのに、また戻ってくると言ってくれた。

「約束して、約束…」

と龍馬と指切りする佐那。この時代から指きりってあるんだ。くったくない龍馬の笑顔に動揺してドキドキしている乙女な佐那が可愛い。「本当に嘘ついたら針千本飲ませますからね」といった脅し文句も照れ隠しだろうな(龍馬はビビってたけど 笑)

こうして龍馬は土佐へ戻っていきます。今度は一人旅のようですね。しかし土佐では武市さんがますます攘夷運動にのめりこんでいるようだし…これまたドラマがありそうな予感。それに次回は父上も…。かなり泣ける回になりそう(涙)。

全くの余談ですが、「龍馬伝」の新キャストでまだ発表されていない高杉晋作が誰になるのか気になります。私のイメージだと…加藤虎ノ介くんが浮かぶんだよなぁ。キャスティング…されないかな。っていうか、高杉晋作、出てきますよね?個人的には「蒼天の夢」での野村萬斎さんの晋作がかなり好きだったんですけど、新しい晋作像も見てみたいなぁなんて。



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[ 2010/02/12 20:30 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第7回 遥かなるヌーヨーカ

第7回の『龍馬伝』は前半戦の一つの核になるようなストーリーだったと思うのですが、個人的に間違いなく記憶に残る素晴らしい回だったと思います。いやはや今年の大河ドラマ…なんだか毎回のように心を鷲掴みされてヤバイかも…。

以下、長文になってしまったので追記にアップします。興味のある方はどうぞ。

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[ 2010/02/18 18:16 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(3)

『龍馬伝』第8回 弥太郎の涙

八平父さんが亡くなった後、坂本家は正式に兄の権平さんが跡を継ぐことになり挨拶回りをしていたのですが、その帰り道、弥太郎の父・弥次郎が大勢の荒くれ者に袋叩きに遭っている現場に遭遇してしまう。弥次郎さん、かなりの重症だったなぁ。そりゃあんだけ大男に囲まれて攻撃されれば無理ないけど…どうやら今回はいつもの酒癖からのケンカとは違う様子。


以下、少し長いので追記へ^^;


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[ 2010/02/27 09:49 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第10回 引きさかれた愛

前回の感想をまた書くことができませんでしたが(汗)ちゃんと見てます『龍馬伝』。第9回で印象深かったのはやはり武市先生の心の葛藤ですかねぇ。攘夷の鬼となったはずの武市も、実は心の中にある本来の優しさみたいな部分は捨て切れていなかった。龍馬のことを親友だと思っていると発言したことも非常に印象的でした。
ちなみにあの山本琢磨さん、言伝えでは龍馬とともに武市さんも逃がす手伝いをしていたそうですね。ドラマでも龍馬を黙認したみたいな空気になっていたので本当のことだったかもしれません(親戚関係にあったし)。とにかく第二の人生は日本初の司祭として活躍した人らしいので逃がしてもらったことは結果的によかったのかもしれません。

さて、ついに龍馬は2度目の江戸修行で北辰一刀流の免許取得。定吉先生の「人としての道を切り開いていけ」というお言葉は胸に響きますね。さすがは黄門様(違)。
剣術修行が終わったということで千葉道場も立ち去ることになる龍馬。今まで何度かアピールしようとしたものの空振りに終わっていた佐那さんが覚悟を決めてついに龍馬に自分の気持ちを告白しますが…既に彼の気持ちは土佐にある加尾のほうに向いている様子。佐那さん、結果的に失恋してしまいましたが…しほりちゃんの芝居がなんとも切なくてウルっときてしまった。龍馬も佐那に振り返ることなく立ち去ることで誠意を示したんだと思う。

江戸で井伊直弼が日本に不利だとされる"日米修交通商条約"を結んでしまったことで騒ぎになっていてる頃、龍馬は土佐に到着。さっそく家族に北辰一刀流免許を見せているんですが…乙女姉さん、いつの間にか岡上医師と結婚してるよ!しかも岡上さん役がヌックンこと温水さんじゃないか。乙女姉さんは旦那さんにかなり気を遣っているようでしたが、温水さんの岡上さんの存在感がなんだか見ているだけで笑えてくるので妙な夫婦関係に思えてしまい面白い。それにしても岡上さん、よくもまぁ坂本の鬼王様と呼ばれた乙女さんを嫁に迎える気になったよな(笑)。
しかし乙女姉さんはこの結婚に多少の不満を抱いている様子。風呂に入る龍馬に「おまんは、好きな人と夫婦にならんといかんよ」と言う台詞がなんだかちょっと切ないかも。そんな姉の言葉に"もう相手はいる"みたいな返答をしたもんだから乙女姉さんの悪戯心に火がついた(笑)。相手を聞き出すためにわざと湯を熱くしていく姉さん、恐るべし!
それにしてもまたまた福山@龍馬脱いでますな(笑)。うーん、いい肉体だった…。福山雅治、脱いでもすごいんですっみたいな(違)。

その後、加尾と再会した龍馬は土産で買ってきた簪を彼女に挿し…ついにプロポーズ。長かったなぁ、ここまで。加尾は本当によく耐えて待ち続けたと思うよ。龍馬のことを信じてたんでしょうねぇ。

「わしはもうどこへも行かん。おまんの側におるきに。わしの女房になってくれんかい」

という言葉に思わず泣き崩れてしまう加尾がイジらしくてなんだか見ていて泣けた…。本当に待ちわびた言葉だったんだろうなぁ。

以下、チョイ長いので追記へ。興味のある方はどうぞ。

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[ 2010/03/10 15:22 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第12回 暗殺指令

全4部制の『龍馬伝』の第1部もいよいよクライマックスになりました。加尾と別れてから龍馬の中でも何かが変わったような感じで、ドラマも一気に動き出し面白くなってきたと思います。
そしてついに武市半平太は土佐勤皇党を立ち上げ。土佐での最初のメンバー署名として選ばれたのは半平太が唯一心を許す友と語る龍馬でした。吉田東洋から上士への取立て依頼もきていましたが、龍馬が選んだのは半平太率いる土佐勤皇党に加わることだった。でも、血判を押した龍馬の表情は固く険しい…。明らかに半平太の考えに同調して勤皇党に加わったんじゃないよなぁ。ちなみにテンションが上がるみんなの中で一際目に付いたのは音尾@亀弥太でした(笑)。音尾くん、熱演しとりますな!彼がクローズアップされるのはもう少し先かな。

龍馬が勤皇党に加わったことで今まで敵対心をむき出しにしてきた収二郎が急にフレンドリーになってます(←単純な男だ 笑)。以蔵も上士とすれ違っても堂々と歩けたことに興奮している。この頃の以蔵は龍馬を本当に兄のように慕ってたりして可愛いんだよなぁ。
そんな気分のいい酒の席に沢村惣之丞なる人物が登場。彼、前回も登場してたらしいんですけど(要潤くんの名前出てたし)勤皇党員に紛れててクローズアップされてなかったので分からなかったんだよな(苦笑)。ということで、今回から正式に堂々と『龍馬伝』デビューです。しかしこの男、龍馬にただならぬ雰囲気を感じているらしく…
「おまん、ホンマに武市半平太の考えに同意しちゅうがか?」
と痛いところをついてくる。そのあとも半平太に対する不満が彼の口から出てくる出てくる…で、一気に雰囲気最悪状態に(苦笑)。どうやら華々しく勤皇党を立ち上げたものの、攘夷に結びつくような行動はまだ何一つ起こせないことに苛立ちを募らせている様子の惣之丞。その話の流れの中で"久坂玄瑞"の名前が出てきて食いつく龍馬。あのいつか海で出会った吉田松陰の一番弟子と聞いては居て立ってもいられない。彼にとっては思いっきりビンタ食らわせた人物でしたから忘れたくても忘れられないよな(笑)。

城ではムネ君@象二郎が叔父にあたる吉田東洋に半平太から攘夷の意見書が届いていることを知らせてますが、東洋はそれを読む気は全くなし。というか、象二郎もあまり相手にされてないような気が…(汗)。不安を募らせてる若き象二郎はなんだか可愛いけど。
一方の半平太は龍馬に東洋への不満をぶつけまくってます。意見書を握りつぶされていると勘付いている彼はますます東洋への憎しみを募らせていく。それを何とか鎮めようと説得する龍馬ですが…半平太は龍馬が勤皇党に加わった本当の目的を見抜いていた様子。暴走しようとする彼を引き止める役を龍馬は買って出たということだったんですね。それをすべて承知の上龍馬を勤皇党に入れた半平太。
「それでもええき。おまんはわしが唯一心を許せる友じゃ。そばにおってくれるだけでええ」
表では鬼の形相して人が変わったみたいになってしまった半平太ですが、龍馬に対する想いというのはずっと変わっていなかったんだなぁと…なんだかちょっとこの言葉に感動してしまった。とはいえ、自分の攘夷の気持ちもわかってほしい半平太。もどかしさを募らせていると…タイミングよく龍馬が攘夷を知るために長州の久坂玄瑞に会いたいと言い出した。これには半平太も大喜び(笑)。自分の想いが龍馬にも伝わったと思ってテンション上がっちゃってる武市さんはなんだか無邪気で可愛かった。でもねぇ、龍馬はどちらかというと「知らないことを知りたい」って気持ちが強いから・・・武市さんの喜びとはちょっとずれてるかもね。

その頃、弥太郎はなんと人生の大転機…結婚式を挙げているではないですか!しかもかなーりきれいな奥様。肥溜めにはまってる弥太郎を助けたのが縁だということらしいのですが・・・それだけで結婚まで行くか?「可愛いぃぃ」とデレデレな弥太郎には申し訳ないけど、なんか裏がありそうな気がするよ(笑)。


以下、追記へ。


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[ 2010/03/25 16:30 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第13回 さらば土佐よ

早いもので『龍馬伝』もついに第1部が終了です。今回の大河は心の琴線に触れるようなシーンがけっこうあるので個人的にはハマっています。早く感じるのはそのせいもあるのかも。

吉田東洋に足蹴にされた半平太はついにブラック半平太に魂を売り渡し(たぶん 苦笑)、狂ったように龍馬に東洋の暗殺をと詰め寄ります。そんな夫の姿を初めて見た妻の冨さんはショックだよなぁ…。目の前で起こっていることが信じられないといった様子で動揺している様子。それを察した龍馬は吉田東洋に真意を確かめてくると半平太を説得。もしもの場合は斬ることまで約束していましたが、これは恐らく龍馬の本意ではなかったんじゃないかと思いました。
同じ頃、弥太郎は後藤象二郎に龍馬暗殺を迫られています。もう、ムネくんの象二郎がイッちゃってて怖すぎ。弥太郎の目を潰しかねない頭の掴み方だよ(笑)。龍馬殺害のための毒薬まで用意し、失敗したら弥太郎の恋女房がどうにかなるかもという脅しまでして…象二郎の龍馬への恨みはそうとうなもんだな、こりゃ。言われた弥太郎のほうはたまったもんじゃないけど(汗)。

象二郎から龍馬暗殺用の毒薬をもらってしまった弥太郎は悶々としながら茶屋にたどり着くと、タイミングがいいのか悪いのか…そこには龍馬の姿が。上士の命令は絶対ということもあり、迷いを振り切るように弥太郎は龍馬に話しかけます。まさか弥太郎が自分の毒殺指令を受けているとは夢にも思っていない龍馬は他愛のない会話をしていつもどおりに接してますが…弥太郎としてはとても平常心じゃいられない。すると、ふと龍馬が厠へ席を立つタイミングが…。オイオイ、あまりにも都合のいい展開じゃないかい(苦笑)。毒を入れるなら今!と粉を取り出すのですが、手が震えてなかなかうまく行かない。それでも龍馬が戻るまでに任務遂行した弥太郎はさりげなくその場を立ち去ります。
でも、罪悪感と惨めさが角を曲がったところで押し寄せる。龍馬のことは大嫌いだけど、憎しみは抱いていなかったであろう弥太郎。龍馬が毒入りの茶を飲んでもがき苦しむ姿を想像し、自分の犯してしまった出来事に耐えられなくなり引き返して龍馬の手から茶の湯を叩き落とします。なんだかこのシーンはとても切なかったなぁ…。弥太郎の屈折した龍馬への気持ちが表れていたと思う。「龍馬を助けようと思ったんじゃない」と告白していましたが、やはりどこかで殺したくないという想いはあったんじゃなかろうか。

「悔しかったがじゃ!この土佐じゃやっぱり下士は虫けらながじゃ。上士に命じられて虫けらが虫けらに毒を盛る…こんな滑稽で惨めなことがあるかえ!!」

と泣きながら告白する弥太郎の惨めさや虚しさが痛いほど伝わってきて泣けました(涙)。世の中では夷敵が日本を侵略するのではないかと騒がれ大変なことになっているときに、土佐は情けない内輪揉めを続けている。龍馬の心の中にそんな想いが渦巻いていたのではないだろうか。この出来事がもしかしたら、土佐を離れなければ何もできないという考えを大きくしたんじゃないだろうかと思いました。


以下追記へ


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[ 2010/04/01 18:13 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第15回 ふたりの京

先週から第2章に突入した『龍馬伝』。龍馬の雰囲気も第1章とは違ってなんだかしがらみから解放されたような溌剌さを感じますね。脱藩したことで彼の中で何かが変わったんだろうなと思いながら見ています。

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小説のほうも第2弾が発売されました。ドラマには出てこないシーンとかも書かれていると思うので併用して楽しもうかなと思ってます。ちなみに第1章の小説で出てきた象二郎と東洋の二人のエピソードはドラマでは結局使われませんでした(汗)。象二郎が龍馬への憎しみを募らせるに至った心境などはあの場面があればもっと説得力があったかも…とか思ったのでちょっと残念でした。

大坂の町を出た龍馬は旅の途中で乙女姉さんに手紙を出しています。今自分が会いたい人は「生きる道を教えてくれる誰か」とそしてもう一人…。この先は手紙には名前を書かなかったのかな?視聴者にはピンとくるものがありましたけどね。

一方、武市半平太率いる土佐勤皇党は土佐藩主・山内豊範を京の都へ入れることを実現させます。その足で半平太は尊皇攘夷派の公家と言われていた三条実美に謁見。この人に探りを入れるために加尾は京へ行く羽目になったんですよね…。
土佐では虐げられてきた半平太ですが、京に入った彼の表情は自信に満ち溢れている。堂々と三条に攘夷実行のための意見を述べています。それは、徳川将軍を帝に引き合わせ攘夷実行を約束させるというかなり強行突破な提案。これにはさすがの実美さんもビックリした様子でしたね(汗)。いまや半平太には怖いもの無しと言ったところでしょうか。
同じ頃、収二郎は妹の加尾に会いに行っています。「豊範公が京の都に入れたのは加尾のおかげでもある」と語っている時は優しい兄の顔になってます。やっぱり心配だったと思うよ…無理やり京都へやってしまったこともあるし。しかし龍馬のことになるととたんに顔色が変わる。一時は勤皇党に入った龍馬に心を許したものの脱藩してしまったことは収二郎にとって裏切られたという想い以外の何物でもないんだろうね。それゆえに、妹が龍馬に心を寄せていると察すると「あれはもう、お前の知ってる男じゃないきにのぅ」と釘を刺してしまう。収二郎にしても複雑な想いだったと思います…。

以下追記にて。興味のある方はどうぞ…。


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[ 2010/04/13 22:52 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第16回 勝麟太郎

ついにあの坂本龍馬を崇拝する男…あるときは金八先生、あるときは洪庵先生武田鉄矢さんが本格的に登場してきました。
サブタイトルはズバリそのものの「勝麟太郎」ですが、たしか放送前のサブタイトルは「面白き男」だったんですよね。個人的には後者のほうがドラマっぽくていいような気がしましたが(笑)、ただ、ドラマのストーリーとしては非常に見ごたえがあって面白かったです。


4年ぶりに千葉道場に現れた龍馬。稽古の真っ最中だった佐那は突然目の前に初恋の人が現れたものだからどうしていいかわからず俯いてしまうのですが、龍馬はそんな佐那さんの様子には全く無頓着な様子(汗)。それでも重太郎兄ちゃんは「お前に会いに来たんだよ!」と佐那の恋心をさらに煽ってしまうものだから(←ホントにそう思って疑ってないんだよねぇ…重太郎さん 苦笑)身支度にも気合が入ってしまう。そのアタフタっぷりがなんとも乙女で可愛いんですが、なぜか流れるBGMはその後の展開を予測するかのように非常に緊迫ムードだったりする(苦笑)。
で、その顛末はすぐに訪れるわけで…龍馬は佐那に会いに来たのではなく、定吉先生に勝麟太郎との対面を取り持ってほしいという目的だったことが判明。しかし定吉は龍馬が脱藩したことを知り、幕府の要人がそんなに簡単に会ってくれるわけないとつれない態度。当てが外れてガックリする龍馬ですが、当てが外れたのは佐那と重太郎も同じこと。「あの…あなたは…あなたは…」と必死に語りかけようとする佐那の言葉は龍馬には届いていない。彼の頭の中には勝麟太郎に会いたいということだけがグオングオン渦巻いてるんですが…それにしてもこの仕打ちはあまりにも気の毒(汗)。
重太郎は必死に佐那の想いを伝えようとしますが、逆に越前藩邸で指南役を務めているのではと龍馬に詰め寄られそのまま引きずられて松平春嶽の元へ案内させられる羽目に(苦笑)。重太郎兄さん、妹の恋の橋渡しができず無念!龍馬はあの勢いで取り次ぎの北村に懇願して春嶽との対面を許してもらった様子。
さすがに今の格好ではということで…龍馬の身支度を用意したのが佐那。愛しい人が自分のほうを全く見ていないと悟りながらも彼の志のために坂本家の家紋つきの羽織を用意するとはなんという心遣い!本当は辛くて堪らないだろうにねぇ…。髪型もすっきりとまとめてます。写真で見る坂本龍馬像に近づいた感じでなかなかカッコいい。

佐那が用意してくれた正装で松平春嶽とついに対面する龍馬。春嶽の前でも堂々とした語りっぷりの龍馬に後ろに控えていた重太郎さんは心臓バクバクな様子でしたが(笑)かえってその態度が春嶽の心を捉えたようです。さらには定吉先生もサプライズで現れ「面白い男」である龍馬は見事に勝麟太郎との対面を認められることに。なんか龍馬、脱藩してから「怖いもんなし」になったような感じですね。大物を前にしても物怖じしない態度は土佐ではあまり見られなかった姿です。

以下追記にて


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[ 2010/04/20 23:45 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(2)

『龍馬伝』第17回 怪物容堂

今回の『龍馬伝』は笑いあり、涙あり、ドキドキ感あり…と、色んな要素が詰まっていて見応えたっぷりでございました。

麟太郎に咸臨丸を案内してもらう龍馬はもう、子供に戻ったかのようにハシャギまくっていてなんだか微笑ましい。そこに現れたのが、河田小龍先生から聞いてずっと会いたいと思っていたジョン・万次郎。まさかこんなところで遭遇できるとは思ってなかった龍馬はさらにボルテージアップ!麟太郎の紹介に答えるように「イエェェス!」と英語で答えてる万次郎さんですが、龍馬にはその言葉の意味が判らない(笑)。

「アメリカ語で"はい"という意味じゃ」
「OH!!イエェェス!イエェス!!」

このやり取りがやたら面白くて笑えました。龍馬、なにげに「OH」と返答がアメリカナイズされとります(笑)。万次郎役のトータス松本さん、なかなかいいですね!
さらに麟太郎から「海軍操錬所ができたら訓練生の頭を龍馬に任せようと思っている」告げられると

「OH!ワンダフォーー!」
「わ、わんだほぉ??」
「"すごい"がゆうことです」
「OH!!ワンダホォォーー、ワンダホォォ!!」

という、またまたオモロイ英会話教室が(笑)。もう、福山@龍馬のはしゃぎっぷりが可愛くて仕方ないですよ。
さらに興奮した龍馬はアメカのプレジデント(大統領)は商人でも百姓でもなれるというのは本当なのかと尋ねます。すると、アメリカの大統領は日本のように代々受け継がれるものではなくみんなが選挙して決めるものだと語る万次郎。
「アメリカゆう国は民が国の行く末を決めるがじゃ」
この言葉に、かつてないほどの衝撃を受ける龍馬。上士と下士という身分制度のある土佐で育った龍馬にしてみれば、民が国の行く末を決める国があるということじたい想像を超えている。万次郎はなぜそんな進んだ国にいながらまた日本に戻ってきたのか、龍馬にしてみれば不思議で堪らない。すると…
「アメリカがどんなにワンダホーでも、わしゃあ、日本人じゃけん!」
と誇らしげに答える万次郎。日本人だって負けていない、海外に負けない海軍を作るんだと意気揚々と語る万次郎の姿にただただ感動する龍馬。こんな進んだ人間と触れ合えたからこそ、ますます刺激されて龍馬は自分の信じた道を進んでいけるんだろうなぁと思いました。知らなかった世界に次々と触れ感無量の龍馬は麟太郎に感謝します。すると、
「"先生"でいいよ、おめぇさんはもうオイラの弟子だ」
と、ついに正式に麟太郎の弟子として認められる龍馬。よかったねぇ~、ほんと。それからの麟太郎はますます活動的。江戸にある各藩邸に海軍の必要性を説きに歩き回り、龍馬はそのお供として駆け回る日々。忙しそうだけど彼にとってはとても刺激的で充実した日々だったに違いない。

千葉道場に戻った龍馬は興奮気味に重太郎と佐那に事の次第を報告しますが、二人はそれを複雑な心境で聞いています。さらに、海軍操錬所を作るために神戸へ渡るとになり江戸にはあと3日しかいられないと聞くと一気に表情が曇る。今度龍馬が江戸を発てばもう戻ってくる可能性はほとんどない…。それを聞いた佐那はショックの気持ちを悟られまいと「夕げの支度をしてまいります…」と立ち去ってしまう。龍馬は佐那が自分に恋心を抱いていることを知っているが故に、彼女への配慮が足らなかったことを後悔してしまう。切ないよなぁ…佐那(涙)。どうしたって龍馬の心は自分の方向には向いてくれないし。必死に涙を堪えようとしても溢れて溢れて仕方がない佐那を見ていたらこちらも泣きたくなった(涙)。やっぱり貫地谷しほりちゃんは演技派だ。

以下、追記にて。


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[ 2010/04/27 17:44 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第20回 収二郎、無念

ようやく体調が落ち着いてきましたのでまたボチボチ更新していこうと思います。寝込んでいる間に『龍馬伝』の第2部原作を読破したのですが…読み終えたときには涙が溢れて仕方ありませんでした(涙)。映像になったものを見たら…なおさら堪え切れないものがあるかも…。

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5月10日の攘夷実行には長州のみが決行に移し散々な結果に。共に戦う気満々だった土佐勤皇党は藩主・容堂の命令を待ち続けましたが結局何事もなく無念のままその日を迎えてしまった。ここから彼らの転落のドラマが始まっていったわけですが…その落差があまりにも哀しく切なく描かれていくことになると思います。

以下、追記へ。


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[ 2010/05/21 17:48 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第21回 故郷の友よ

今までの『龍馬伝』もところどころでかなり涙してきたのですが…今回はさらにそのをいきました(汗)。普段はBS-hiでダンナと見てて泣きそうなシーンでも目を潤ます程度で抑えててw、ダンナが風呂に入る時間のNHK地上波を一人で見て涙するってパターンだったのですが…この『故郷の友よ』だけは1回目の視聴の時点でどうしても涙がこぼれるのを抑え切れませんでした。これまでとこれからの『龍馬伝』のなかでも、5本の指に入る名作だったのではないかと思ってます。

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サウンドトラックの第2弾が発売されました。今回もかなり泣けます。特に『想望』は今回のクライマックスシーンが蘇ってきて…ボロ泣きしてしまいました(涙)。勝先生のテーマ曲にもなってる『からっ風』も入ってますよ♪


以下、長くなりそうな感想。泣きながら書いてます(汗)。



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テーマ : 龍馬伝

[ 2010/05/27 15:37 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(2)

『龍馬伝』第22回 龍という女

前回の『龍馬伝』であまりにも号泣状態に陥ってしまったせいか、今回も1回目の視聴時に涙を抑えることができなくなってしまった(汗)。以蔵のシーンがどうしてもダメだったよ~(涙)。
ちなみに、22回もサブタイトルが当初とは変更になってますね。最初は"お龍と以蔵"だったはずなんですが…。個人的には前のサブタイでも十分いけたのではないかと思ってます。

半平太が投獄され以蔵も追われる身になっていることは龍馬の耳に届いていましたが、彼は何もすることができず勝塾に没頭する日々。そんなところに土佐の役人が乗り込んできて帰国命令を無視すれば脱藩扱いになると脅しにやってくる。しかし、塾生たちは龍馬たちを後ろに隠しそれぞれの故郷の言葉で役人達を追い払ってしまう。ここでは"藩"ではなく"日本人"なんですよね…みんな。だから故郷が違うとしても仲間を守ろうという意識は誰よりも高い。そんな彼らの行動に胸打たれ涙を堪えていた洋くん@長次郎の姿が非常に印象的でした。
その日の夕刻、龍馬は姉からの手紙を読んでいます。再び脱藩者になってしまった龍馬を気遣う内容と同封された五両の資金に思わず涙を浮かべる龍馬…。本当に坂本家は離れていてもいつも温かく龍馬を支えてくれていて…それがなんだか泣けてきますよ。画面には出てきませんでしたが、手紙を読んだ龍馬は自分がまだ何も成し遂げられていないことがもどかしくて「ごめんちや」と泣いているんですよね(涙)。


以下、追記へ。


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[ 2010/06/01 10:35 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(2)

『龍馬伝』第23回 池田屋に走れ

翌日に24回が迫ってきてるので今回はレポートパスしようと思ったんですが…再放送を見たら書きたくなってしまいましたw。でもちょっと時間がないので箇条書き風に…。


長次郎、お徳さんと結婚
大泉@長次郎、結婚おめでとう!勝塾のみんなも盛り上がってていい雰囲気。だけど新婚早々離れ離れになっちゃうようで気の毒ではありますね。いつか一緒に住めるのかな?

陸奥陽之助、登場
後の陸奥宗光、龍馬伝では陸奥陽之助がいよいよ本格的に出てきました。平岡祐太くんのツンデレっぽい芝居がいいですねぇ。イヤミばっかり言ってる生意気な奴だけど、陽之助も脱藩して操練所に参加している。彼は彼なりに志を持っているんですよね。

TEAM-NACSの内紛!?
ドラマの内容には関係ないですが(笑)亀弥太と長次郎がやりあうシーンを見るとついついNACSとして見てしまいます。大泉洋くん音尾琢磨くんが大河ドラマで共演してるってだけでもなんか嬉しいんだよな。しかし亀弥太、陽之助の挑発に乗ってしまって相当気持ちが荒れてしまった様子。長次郎に対する「ニセ侍」って言葉はちょっと酷かったよね…。
でも、亀弥太は半平太たちが捕らえられたことがいつまでたっても心の中にくすぶっててやりきれない気持ちを抱えてる。犬猫同然だった自分達に光を当ててくれた半平太のことはやはり気になってしまうよなぁ。そんな罪悪感と戦っている姿が痛々しくて切ない。龍馬はあえてその気持ちを知りつつ「後戻りはいかん」と必死に亀弥太を説得。亀弥太も龍馬の言うことを痛いほどよく分かってる。でも素直にそれに乗れない。辛いよなぁ(涙)。

谷原@小五郎
京都で再起を図る会合をする攘夷派。その中心になっている桂小五郎。谷原さん、この役柄に合ってますねぇ!あの不敵な雰囲気がいい!お龍と対峙するシーンも見応えありました。

半平太の苦悩
長い間の牢獄暮らしですっかりやつれてしまった武市さん(涙)。そんな彼にも牢番の和助という味方がいてちょっと安堵。小市さんの渋い芝居がいい感じです。そこへムネくん@象二郎が以蔵を連行してくる。半平太と会わせて東洋殺しの証言を引き出そうという狙いがあったようですがその策は読まれてて空振り。ここでも象二郎空回り(笑)。
それにしても以蔵…ホントに泣けてくるよ(涙)。何がなんだか分からないまま拷問されそうだし…。半平太も仲間を想って真相は決して話さないと覚悟は決めているようですが結局誰も救うことができない自分に気づく。自分が拷問されることよりも辛いと想う…。

弥太郎の優しさ
武市家にズカズカ上がりこんで訪れていた乙女姉さんにどやされる弥太郎ですが、どうやら冨さんを心配して材木売りと称して様子を見に来たみたいですね。彼も子供が生まれたことで心境の変化があったのかもしれない。ちょっと弥太郎を見直してニンマリする乙女さんがなんか可愛い。
そこへ和助が半平太の手紙を持ってやってくる。弥太郎は自分のことを棚にあげて和助にツッコミ入れてて笑えた(笑)。彼が持ってきた手紙には冨の体調を気遣う優しい文面が…(涙)。どんな極限状態でも妻への変わらぬ愛を貫いている半平太の優しさが泣けるよ…(涙)。かえって不安を募らせる冨さんに優しく接する弥太郎と乙女さんもなんか見ていて泣けました…。

亀弥太の脱走
龍馬に説得されたものの心の中のモヤモヤ感はぬぐうことができずにとうとう亀弥太は操練所を脱走して京へ行ってしまう。しかし、他の仲間達は「好きにすればいい」となんだか冷めた対応。特に「ニセ侍」と亀弥太に侮辱された長次郎は「無理に引き止めないほうがいい」とそっけない。ここでもNACS内紛が(違)。
しかし、龍馬だけは違う。「おらんでもえいゆう仲間らあ、ここには一人もおらん!」と熱弁を振るう。福山@龍馬、セリフ頑張ってたなぁ~。亀弥太を想う熱い心が伝わってきましたよ。一人一目散に京へ向かっていきました。京に着いた龍馬がお龍に亀弥太の特徴を話すシーンがありましたが…「いかつい顔」よりも「サカナのような」と言ったほうが分かりやすかったかも(NACSネタデス 爆)と余計なことを思っちゃった(笑)

池田屋事件
どのくらい時が流れていたのか分かりませんが(汗)あっという間に池田屋事件に。宮部鼎蔵は大病から復帰された小西博之さんじゃないですか!元気になられたようで本当によかった…。会合のメンバーの中には目をギラギラさせながら聞き入っている亀弥太の姿も…。過激な計画ではありますが彼らはそれが日本のためだと信じているわけで…亀弥太も燃えるような想いであの場所に居たんじゃないのかな。
しかし、その時はやってくる。桂さんが来たと様子を見に行った浪士が階段から落ちる音…その直後に暗転…。新選組が突入するシーンはその後描かれませんでした。あとに映ったのは、斬られて絶命している攘夷派の浪士たちの哀しい姿…。この演出がかえってこの事件の壮絶さを物語っているようでやたらリアルに感じられました。
「池田屋事件」って新選組側から見ると正義の行いをしたように描かれることが多いのですが、龍馬の側から見ると暗殺集団による過激な排除みたいな感じに映るんですよね。視点を変えることによって同じ事件でも全く違う性格のものになる。

亀弥太、自刃
龍馬は池田屋に駆けつける途中で偶然、亀弥太と遭遇。しかし、亀弥太は「あいつらにやられるくらいなら」と既に切腹したあとだった(涙)。虫の息の亀弥太に必死に語りかける龍馬…。そんな彼に最期に呟いた言葉が
「おまんの言うとおりにしちょったらよかったのう…」
というのがあまりにも哀しい(涙)。後戻りしなければよかったと言いながら息絶えてしまった亀弥太…苦しんだ末に出した答えがこの最期とは…。やりきれなかっただろうな。海軍への想いも彼の中にはあっただけになおさら切なかったです(涙)。音尾くん、熱演でした!
亀弥太の死に泣き叫ぶ龍馬…。そして池田屋へ向かった先で彼が目にしたのは返り血を浴び意気揚々と歩いていく新選組の姿でした。沖田の鼻歌がなんだかやたら不気味に見える。彼は池田屋で一度倒れたはずなんですが…ここではそんな素振り見えませんでしたね。龍馬には新選組は亀弥太を殺した憎い集団に写ったに違いない。目の色変えて新選組を追いかけていこうとする龍馬…。

なんか、この回はあっという間に終わってしまったという印象。それだけ集中して見たって事なのかな。次回はなんだかかなり泣けそうな予感が…




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[ 2010/06/12 14:48 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第24回 愛の蛍

半平太と冨の夫婦の絆がテーマとなった今回の『龍馬伝』…この二人のエピソードはホンットに泣けます(涙)。そのほかにも色んな出来事があったりで…濃い内容のあるストーリーでした。


前回のラストで池田屋事件が起こったわけですが、戦いのシーンは全く描かれずに返り血を浴びた新選組の姿を出すことだけで臨場感を出した演出でした。ところがそのまま先に進むのかなと思っていたら、なんと、今回の冒頭で池田屋での新選組と攘夷派志士の奮戦が描かれてる!短いシーンだったけどその戦いのすさまじさがやたらリアルに伝わってきました。今まで観た新選組の池田屋騒動の中でも上位に上がるほど事件の恐怖が描かれていたのではないかと。
亀弥太が新選組との戦いの中で深手を負いながらも2階から飛び降りるシーンもありました。彼がいかな過酷な状況に巻き込まれたのかがこれまたリアルに描かれていてなお一層切なさが増しましたね…。

龍馬は亀弥太を死に追いやった新選組への憎しみを募らせ彼らに襲い掛かろうとしますが寸でのところで桂小五郎に止められます。本当だったら池田屋にいて事件に巻き込まれていたかもしれなかった小五郎も新選組への憎しみは募っていましたが、今襲い掛かったところでどうにもできないという冷静な判断力も持っている。そういうところが只者ではないなと思わせます。
ちなみにここまでの流れが小説版とはちょっと変更になってました。原作だと龍馬は八木邸にまで忍び込んでいて機を狙って踏み込もうとしてました。新選組は屯所に戻ってから返り血を浴びた隊服を洗っていたようでその隙を襲おうとしたみたいです。それはそれですごい展開だったなと(汗)。

以下、追記にて。


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[ 2010/06/16 11:36 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第27回 龍馬の大芝居

最近ちょっとバタバタでドラマ感想を書けなくなってしまいましたが、『龍馬伝』しっかり見ております!第二部もとうとう終盤ですなぁ。ブログ感想を書いていない間に草刈@お登勢さん高橋@西郷が出てきてしまった(汗)。高橋さんの西郷はなかなか不敵な感じが出ててよかったんじゃないかと思います。

今回のサブタイトル"龍馬の大芝居"ですが、かなり創作した部分が多くて歴史ファンの間では賛否両論が渦巻いている様子。ただ、ドラマとしては動きがあってなかなか面白かったと思います。実は最初はこのサブタイトルは存在してなくて…いつの間にか追加エピソードみたいに出てきたんですよね(笑)。
小説版にはこのタイトルは出てこないのですが、ストーリーとしては「西郷吉之助(小説では薩摩の怪物)」と「武市の夢」をつなげて3つに分けた形になっています。ちなみに弥太郎が龍馬に手紙を書くシーンが「西郷吉之助」エピソードで、龍馬が土佐を再び旅立つシーンが「武市の夢」の前半から中盤にかかったあたりのエピソードとなっています。なぜこのように分割したのか定かにはわかりませんが、もしかしたら龍馬の見せ場を増やそうという意図があったのかなぁ…なんて。ただちょっとドラマの流れがゆったりになっちゃったかなとは思いましたけどね。
「武市の夢」は小説ではもう半分近くが進んでしまったことになってしまうのですが…、この短いエピソードを45分間でどれだけ膨らませるのか気になるところです。

今回の感想はちょっと簡略化でいきたいと思います(あまり時間取れないんで 汗)


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[ 2010/07/07 15:10 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第28回 武市の夢

とうとう『龍馬伝』第2部が最後を迎えてしまいました。それはすなわち、このドラマの中でもすごく大きな存在だった武市さんと以蔵との別れでもあり…見る前からなんだか切なくてウルウル状態でした。いよいよこの時が来たんだなぁと思うとついねぇ…。
原作の小説ではだいたい1話18ページ前後といったペースでこれまで進んできましたが、ここ数回は龍馬クローズアップを試みてかじっくりと進んだために「武市の夢」の回は実質10ページちょっと。これをどうやって45分間膨らませていくのかとても興味がありましたが、個人的には実に上手くまとまっていたなぁという印象です。やたら回想シーンを長々放送するような手法でもなかったし、じっくりドラマとして魅せられました。


龍馬が吉田東洋暗殺の真犯人だったことは象二郎によってすぐに容堂に報告され一気に龍馬探索の動きになるのですが、当の容堂はそれを聞くや否やフラフラと立ち去ってしまう。その行動に呆気に取られる一堂。彼らには大殿様の心の内がつかめずに戸惑うばかりといったところでしょう。象二郎の感情のことを考えるとちょっと気の毒かなとも思ったり…。

そんな容堂が向かったのは、なんと、半平太が投獄されている牢。大殿様がじきじきにあんな場所に足を運ぶなんてあり得ない!とは思うのですが、ドラマとして見ればここが一つのになるシーンでもあるわけで。
和助の慌てっぷりからしても、あれは心臓止まるような出来事だっただろうなぁ。容堂に会わせてほしいとずっと懇願してきた半平太もまさか牢獄まで大殿様自らが足を運んでくるなんて夢にも思わない。2人の慌てっぷりから、いかに異例中の異例な出来事だったかというのが伝わってきました。歴史的にはあり得ないエピソードだとは思いますけど、人間ドラマとしてのエピソードと見れば非常に興味深いシーン。私は嫌いじゃない。


以下、追記にて。けっこう全力で書いたので長いです(苦笑)




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[ 2010/07/13 17:24 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第29回 新天地、長崎

前回、武市さんと以蔵との別れに号泣しまくりつつ第2部が終了。いよいよ今回から第3部がスタートとのことでオープニングも冒頭が新しくなり福山@龍馬の顔がはっきりと映るようになりました。今までとイメージが変わってなんだかカッコイイし躍動感を感じます。
それから、サントラ音楽も新曲がたくさん出てきましたね。今まで聴いたことないものばかりが出てきてこれまたカッコイイ。第3弾のサントラ発売が楽しみになりました(っていうか、発売するよね?)

第3部冒頭ということでまたまた弥太郎と坂崎とのシーンからスタート。今回は弥太郎、あまり体調が優れないらしくお灸治療中。お灸師の女性の顔はなかなか見えないのですが…「龍馬」という名前が出て始めてその正体が明らかになるっていう演出が面白かったです。彼女はなんと、龍馬に恋していた千葉佐那さん(知らされた直後の坂崎のビビリ方が面白かった 笑)。けっこう中年に近い年だと思うのですが…(汗)しーちゃんの佐那は相変わらずきれいで可愛い。
佐那さんからすれば龍馬との思い出は甘酸っぱくも美しいものばかり。ところが、弥太郎はその後の龍馬の姿も知っていたわけで…「すっかり変わってしまった」と語りだす。すると目の色が変わる佐那さんたち。お灸の熱さに唸っている弥太郎に「我慢しなさい!!」と一喝してしまうシーンは笑えた(笑)。まだまだ鬼小町と呼ばれた時の勢いは持っていたのね。それにしても、香川@弥太郎のお灸…あれ、本当に熱そうだったよ(笑)。

第2部ラストで龍馬に友情のような感情を素直に表現していた弥太郎でしたが、第3部ではそれが封印されまたまた嫉妬に燃えるキャラに戻るようです。これからどのように龍馬と接していくのか楽しみ!

以下、ドラマ感想は追記にて。


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[ 2010/07/22 16:06 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(2)

『龍馬伝』第31回 西郷はまだか

前回の龍馬伝も面白かったのですが、ついつい感想を書きそびれてしまいました(汗)。第2部とは雰囲気がガラリと変わり勢いのある展開でドラマ的にとても魅力的だと思います。
ちなみに今週は伊勢谷@高杉、および虎ちゃん@井上はお休みの回。次回またたっぷり暴れて頂きたい。

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ネタバレ本もついに第3巻。これを読んだ上で『龍馬伝』を見るとドラマで描かれない部分もあったりして個人的にはかなり楽しめています。


前回は龍馬が西郷を長州と手を結ぶようにと説得するところまでが放送されました。その時は西郷は答えを保留した形で終わっていましたが、冒頭ではその後のやり取りが出てきます。薩摩も幕府には不満を抱いていたしこのままだといつか幕府に潰されるかもという恐怖があったゆえ、龍馬の話に乗ってみることにした西郷。それを受けて、龍馬は高杉に会いに行くことを決断します。
この緊迫したシーンの時にかかっている音楽がすごくカッコイイ!かなりドラマを盛り上げていると思います。早くサントラ第3弾がほしいなぁ~。


以下、追記にて。興味のある方はどうぞ。


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[ 2010/08/04 17:45 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第33回 亀山社中の大仕事

ここのところの怒涛の観劇で『龍馬伝』の感想が滞ってしまいました(汗)。
第32回の『狙われた龍馬』も書こうと思ってたんですが…実はこの回のストーリーは個人的にあまり好きではなかったんですよね。新選組の近藤さんがちょっと情けなく描かれてるような気がして…。そう思うということは、私はやっぱりまだ佐幕派なのかなとか思ったり(汗)。それに上に出ていた西郷さんも下関へ行かなかったことでヘコヘコ頭を下げてしまい立場が逆転してしまったのもなんとなく見ていていやな感じだったし(苦笑)。一瞬だけ虎ちゃんの聞多が出てきましたがストーリーに絡んでることもなかったので感想はパスしました。まぁ、今回の虎ちゃんはあまり前面に出る役ではなさそうですしね。

で、第33回の「亀山社中の大仕事」ですが…第34回が始まる直前にようやく録画を見ました(汗)。どうやら本放送の時は視聴率が恐ろしく落ちたらしいんですけど…録画を見る限りは32回よりもずっと面白かったですよ。それにチラチラと次の会に繋がるような伏線が出てきているのも切なかった(涙)。


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もうこの小説の半分までドラマの展開は進んでしまいました。早いなぁ(汗)



以下、簡単に33回の感想を。



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[ 2010/08/22 17:12 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第34回 侍、長次郎

前回の放送で大活躍だった長次郎ですが、この回の伏線にもなっていたわけで…なんとも切ない想いがありました。そしてついに訪れた、大泉洋くん演じる近藤長次郎との別れ(涙)。登場した時から大好きだったよ…洋ちゃんの長次郎…。それだけに、本当に哀しかった。もう、タイトル見ただけで泣けましたから…。
本編もBS-hiの先発から見たんですが、ダンナが一緒に見ているにもかかわらずどうしても涙を抑えることができなかったです。あんなにボロ泣きした『龍馬伝』は武市さんが最期を迎えた日以来だろうか。第3部に入ってからは初めてです。

以下、感想になりますが、久しぶりに全力出して書いたのでかなり長くなります(汗)。


日本の最初の写真家と呼ばれた上野彦馬のスタジオに亀山社中の面々がそろいの白い袴を身につけやって来る。上野彦馬役を演じてたのがテリー伊藤さんです。最近こうしてちょこちょこドラマとかにも顔出すようになりましたね、テリーさん。なかなかいい味出してると思います。幕末の肖像写真って彦馬が撮影したものが多いんですよね。
グラバーから船の買い付けに成功し薩長同盟締結に向けて息上がる社中の面々ですが、その中で一人だけそのテンションになりきれない男がいます。それが長次郎…。みんながそろいの袴でワイワイしている時も「わざわざこんなもの作らんでも…貧乏ながじゃぞ、亀山社中は!」と言ったり…写真撮影のときもみんなが写真そのものに興味を示す中「金がないきぃ、一枚だけじゃぞ!」と現実的なことを言っている。

一見するととても楽しいシーンに見えますが、長次郎の何気ないこの現実的な発言が今後起こる悲劇を予感させてなんだか胸が痛くなりました。ユニオン号買い付け成功により夢と理想に燃え現実が見えていない社中の面々に対し、金庫番だった長次郎だけは「今」を冷静に見つめていた。もともとは商人だった故になおさら現実的になってしまうんだろうなぁと思いました。この感覚のズレが彼を追い詰めてしまうことになるなんて…(涙)。

薩摩名義で買い付けたユニオン号は桜島丸と名前を変えて無事に長州へ引き渡されます。最後の交渉さえ無事に終われば薩摩と長州の同盟がより実現に近づき日本を変えられるとあって龍馬も長次郎も胸を躍らせている。でもその中で長次郎は亀山社中の今後についても視野に入れているんですね。この取引の成功で亀山社中を軌道に乗せたいという想いが彼の中にはある。でも、龍馬は社中の将来よりも日本の将来しか見えていないので「私利私欲があってはいけない」と語っている。
うーーん、龍馬…その想いはとても尊いものなんだけど、商売を始めたからにはもう少し現実も見てほしい気がするんだよなぁ。理想だけでは社中は成り立たないし同盟もうまく行かないのではないだろうか。そんな違和感を、長次郎はこの頃から少しずつ感じていたんだと思う。


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[ 2010/08/23 21:34 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第40回 清風亭の対決

すっかり『龍馬伝』の感想レポが疎かになってしまいましたが…視聴率が落ちようがなんだろうが、毎回真剣に観ております!第3部の最終回だった"霧島の誓い"はけっこう好きな回だったんですけど結局感想書けなかった(汗)。
で、気がつけばもう第4部突入…龍馬暗殺までカウントダウン入ってきてしまったよ。オープニングの映像がなんだか彼の未来を暗示しているようでドキリとします。
前回の馬関戦争、高杉晋作が凄かったですねぇ。あれだけ銃弾飛び交っているのに平然と浜辺を歩いてて弾に当たらず敵を斬り捨ててたよ(驚)。伊勢谷くんが演じているからなおさらカッコよく見えた。

その馬関戦争から無事に帰還した龍馬。それまでは男勝りに鉄砲打ってたお龍さんが突然乙女になって龍馬に抱きついていたのが可愛かった(笑)。でも鉄砲持ったまま抱きつくのは危な過ぎるぞ!あれじゃあ危うく龍馬暗殺犯になっちゃうよ(爆)。
薩長同盟締結に尽力した挙句に馬関戦争で長州に味方したが故にすっかり幕府のお尋ね者になってしまった龍馬。亀山社中も荒らされているしどうにもこうにもかなり危ない身の上に。そこに救いの手を差し伸べてくれた小曾根さん、すっかり龍馬に味方するようになったみたいですね。

馬関から戻った晋作は肺結核の療養中で元気がない…。そこへ尋ねてくる桂小五郎…改め木戸さん。幕府との次の戦いに向けて闘志を燃やしている木戸でしたが、晋作は龍馬に感化されたのか「何かほかに手だてがあるはず!」と発言しようとしますが聞き入れてもらえない。この龍馬伝に出てくる晋作は戦に燃えるタイプではなくどちらかというと平和論者のように描かれていますね。逆に木戸のほうがメラメラと闘志を燃やすキャラに描かれている。たぶん今までになかった人物像ではないかと。歴史に詳しい人からすると受け入れがたいのかもしれないけど、ドラマ的に見ればけっこう面白く見ています。
それにしても伊勢谷くんが演じる晋作…声もかすれて咳も苦しそうで本当に結核患者に見えて痛々しい(涙)。さすが演技派ですねぇ。さらに生命力に溢れた木戸を演じる谷原さんもカッコイイ!

その頃土佐には幕府が汚名挽回とばかりにフランスの力を借りて着々と準備を進めているという知らせが入る。容堂はこれまで幕府寄りの立場を取ってきましたが、馬関での幕府の敗北を知ったあたりくらいからどうも風向きが変わっていることを感じ取っている様子。土佐の将来のためにも幕府側についているのは得策ではないと思い始めたようですね。それにしても容堂さん…未だに酒に溺れているのかい(苦笑)。
その容堂の命令を受けて長崎の弥太郎の元を訪れたのが後藤象二郎。ムネ君、ずいぶんと恰幅がよくなったなぁ!この撮影のために夜中に牛丼食べまくり10キロ太って貫禄出したらしいですよ。凄い気合入れて役作りしたのが画面から伝わってくるよ。薩長の重役に自分を引き合わせてほしいとお慶さんや小曾根さんら商人に伺いたてる象二郎ですが、彼らはこぞって「坂本龍馬に頼めばいいじゃないか」と言い出す始末。その言葉だけは弥太郎も必死に飲み込んだのに小曾根さんたちは事情を知らないからねぇ(苦笑)。
「坂本龍馬」という言葉を聞いたとたんに象二郎の顔が見る見る興奮で高潮してくる。蘇ってくる龍馬から受けた苦い思い出の数々…そりゃ、イライラも爆発するわな。そのとばっちりを受けるのが弥太郎でして…(笑)龍馬を探し出すようにと言いつけられてしまう。もしかしたら龍馬は象二郎に殺されてしまうかもしれないわけで、いくら「憎い」と口では言ってても龍馬のことは心のどこかで認めてる弥太郎としては辛い任務になりますね。

象二郎には逆らえない弥太郎は必死になって龍馬を探すものの商人たちの口は堅くなかなか居場所を教えてもらえない。まさに孤軍奮闘で気の毒ですらあるよ(苦笑)。そんでもって、お元の前で愚痴三昧。そうでもしなきゃやってられんわな。この撮影の時、弥太郎とお元の顔の距離が異様に近いのが見どころの一つとHPに書いてあったんですが、ホントにやたら近くて鼻と鼻がぶつかってたよ(笑)。弥太郎、優しい奥方がいるのを忘れて過ちを犯すんじゃないかとヒヤヒヤしてしまったじゃないか(爆)。
そんなところへ突然龍馬が現れたものだから弥太郎の驚きっぷりは相当なもの!あんなに血眼になって探してたのにこうもあっさり目の前に現れたらそりゃビビるよね。香川さんのこの時の芝居がやたら面白かった(笑)。しっかし探索の手が厳しくなってる中よく誰にも見つからずに辿り付けたな、龍馬!忍者か!?さらに象二郎が龍馬に会いたいと言ってきたことは既に耳に入っているらしく、自ら会わせてほしいと弥太郎に頼み込む。大胆不敵すぎるぞ。
亀山社中の面々も当然こぞって大反対しますが、龍馬の決意は変わらない。

「後藤象二郎が昔のことを根に持つような男か、それとも、日本の将来を考えることができる男か、わしがこの目で見定めてくるき」

うーーん、殺されるかもしれないのに一点の迷いもないこの龍馬の発言はちょっとグッとくるものがあったな。

そしていよいよ清風亭での会談へ。この撮影は福山さんによりますと18分間の長回しで行われたんだとか!まるで舞台だよ!それだけに緊迫感溢れた見応えあるシーンになっていたと思います。
最初はお互いに腹の探りあい。切り出したのは象二郎。薩長との橋渡しをするようにと命令口調で優位に出ようとしますが、龍馬は「土佐のために働いた武市半平太や岡田以蔵を殺したような藩のために動くつもりはない」とキッパリ断る。それで出鼻をくじかれた形になる象二郎。逆らうと奥で控えている上士が襲ってくると脅しをかけても龍馬は一向に怯まない。そしてついに「大政奉還」を口にする龍馬…。

「土佐が新しい日本を作る要になるということぜよ。まさにそのことが大殿様がお望みになっていることではないですろうか?これほどまで言うたち、気に入らんといわれるなら、土佐藩も後藤様もとんでもない大馬鹿者じゃ」

とまで言い切る龍馬。これには象二郎方の家臣も黙ってないよなぁ。上士が下士にバカ呼ばわりされたわけですからそりゃ怒りますよ(汗)。必死に抑える弥太郎も大変だな、こりゃ(笑)。亀山社中の面々ももはや象二郎だからといって怯んだりしていない、むしろ攻撃的。平和的会談は不可能か!?
そう思われた時、象二郎は刀を捨て、亀山社中が土佐藩に入ることを条件に大政奉還実現のための龍馬の策に乗ることを了承します。象二郎は龍馬への個人的恨みを越えてついに手を結ぶことを選んだんですね。この瞬間、福山@龍馬の目から一筋の涙がスーッと流れていたのが非常に印象的でした。シェイクハンドの瞬間は音楽効果もありちょっと鳥肌がきましたね。世間的にはあまり知られていなかったエピソードですが、こうしてドラマとしてみると(内容は色々違うかもしれないけど)かなり歴史的な出来事だったんだろうなと思いました。
この瞬間に立ち会った弥太郎、龍馬にますます脅威を持ったのではないだろうか?今後どう関わっていくのか気になります。

お龍の元へ戻った龍馬はいよいよ自分の身の上が危なくなったことを悟り名前を変えると告げます。

"才谷梅太郎"

この頃からこの名前を使い始めたのか…。余談ですがミュージカル"天翔ける風に"に出てくる龍馬はずっとこの"才谷梅太郎"名を使ってるんですよね。そしていよいよ暗殺まで10ヶ月…。終わりが見えてきた…。

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清風亭のクライマックスで流れた音楽も入ってます!かなりお気に入りな一枚♪


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[ 2010/10/06 16:39 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)

『龍馬伝』第41回 さらば高杉晋作

先日、ついに『龍馬伝』の撮影がオールアップしたそうです。放送終了まであと1ヵ月半ちょっとですから、けっこうギリギリまで撮影してたということになりますよね。福山さんのラストシーンは近江屋ではなく第45回の場面だったそうな。とにもかくにも、撮影の皆さん、お疲れさまでした!

本編のほうではついに高杉晋作に最期の時が訪れてしまいました…。

冒頭では海援隊の旗揚げが描かれ皆すごく意気盛ん。隊記のなかに「勝手に切腹してはいけない」という決まりごとを作ったのは、きっと長次郎の一件があったからだろうな…と思ったらなんだかちょっと切なかった。
で、この海援隊に会計担当としてやってきたのが岩崎弥太郎。歴史的にはこのあたりで龍馬と弥太郎が出会ったということになってますね。後藤象二郎と手を結んだことで土佐商会の後ろ盾も得て前途揚々です。堂々と得意げに海援隊に乗り込んできて鼻高々だった弥太郎でしたが、さっそく任された仕事が亀山社中時代から溜まっているというツケの支払処理「菓子折りでも出すがかえ」と天狗状態だった弥太郎はそりゃビックリするわな(笑)。さらには龍馬から商売のために使う船も手配してほしいと頼まれるは…踏んだりけったりです。

その頃長崎奉行所に呼び出された象二郎は坂本龍馬に関する情報を迫られています。寺田屋事件で捕り物を殺してしまったことが尾を引いている様子。さらには龍馬が逃げるのを手助けしたお龍までターゲットにされているらしい。
ところが象二郎は全く怯むことなく「私の知っている坂本龍馬はれっきとした土佐藩士でございます」と言ってのける。手を結んでから龍馬に対する評価がずいぶん変わったようですねぇ。そんな象二郎をどうにか崩そうとカステラを用意する奉行ですが、「疑われるとは迷惑千万」とまるで野獣のような食いっぷり(お奉行の指まで噛み切ろうとする勢い 笑)逆に威嚇。いやはや、すごい迫力だぞ、青木崇高!面白いわ~、ムネくんの象二郎。先輩ベテラン俳優の前でも全く怯まない堂々とした暴れっぷりがいいですね。

お龍の身にも危険が迫っていると情報を得た龍馬は彼女を連れて下関へ。懐かしい三吉さんとも再会です。
木戸が晋作の見舞いに訪れていると知った龍馬は彼の療養先へ出向きます。咳き込んで血を吐いている晋作…もうだいぶ悪そうだ(涙)。龍馬は晋作に大政奉還を目指すために海援隊を立ち上げたことを知らせます。晋作はその話に喜んでいますが脇で聞いていた木戸は苦い顔をしている。彼はまだ武力で幕府を倒すということを捨て切れていないんですね。長州はこの時点ではまだ朝敵…それ故に残された方法はもはや力づくしかない。木戸さんの苦しい胸の内が伝わってきます。
この話に乗り気がない木戸は帰ろうとしますが、晋作は「遺言だと思って聞いてくれ」と大政奉還を目指す協力してほしいと必死に頼み込む。
「坂本さんの起す奇跡に我ら長州も賭けてみてはどうじゃろうか。いや、今一度賭けてみて欲しいんじゃ」
咳き込みながらの命がけの説得…。でも、なんとなく腑に落ちない気がするんだよなぁ。高杉晋作は大政奉還を望んでいたんだろうか?奇兵隊を結成して革命を起こそうとしていた人物がそう簡単に龍馬の平和論に乗るかなぁとか思ってしまう。でも、龍馬と晋作はソウルメイトみたいな関係だったというんだったら、晋作が龍馬の考えに乗ったというのも理解できないわけでもない。実際のところは本人に聞かないと分からないですかね。

居たたまれなくなりその場を逃げるように立ち去った木戸を追いかけた龍馬は晋作の命がもうあとわずかしかないことを知ります。俯く木戸に「高杉さんは桜ではなく新しく生まれ変わった日本が見たいはずだ」と再度説得しようとしますが、その想いは木戸も同じなんです。涙ながらにそのことを訴える木戸を演じる谷原さんの涙に思わずグッときてしまった(涙)。
この先ほとんど時間が残っていない晋作にせめて新しく生まれ変わった日本を見てほしいという気持ちは木戸さんだって誰よりも強く持っている。でも、龍馬の大政奉還論は木戸には現実的とは思えない。それ故に残された道はもう武力しかないと思っている。切ないよねぇ、木戸さん…。その想いを汲んであげてほしいよ、龍馬…。
そこへ奇兵隊だったという百姓たちが「一目だけでも会わせてほしい」と懇願しにやってくる。そう簡単に会わせるわけにはいかないものの、彼らが持ってきた卵を受け取る木戸さん。自分のために決死の想いで来てくれていた奇兵隊の仲間の声を晋作は軒先から涙ながらに聞き入っています(涙)。皆に会いたかっただろうに…。泣き崩れる木戸さんの姿も切なくて苦しくて泣けました…。

その頃弥太郎は引田屋で大洲藩にいろは丸を貸してもらえるように商談中。葉巻をくわえ得意げな様子がいかにも弥太郎らしい(笑)。なんだかんだ龍馬に文句言っても結局はこうして協力しちゃうんだよねぇ、いつも。いろは丸の貸し出しに渋い顔をする大洲藩の人たちを前に
「心っ配っご無用!!」
と豪語する弥太郎が笑える。あの大胆さが人を惹きつけていくんだろうなと。それにしてもあの「心配ご無用」の言い方、どこかで聞いたことあるなぁ。以前の大河ドラマ「秀吉」で使われてなかったっけ?弥太郎、パクリか(笑)!?まぁ、何はともあれすごい大芝居気味な商談はあっぱれです。

数日後、幾分気分がよくなっていた晋作を龍馬は海に誘います。晋作を支えながら海辺を散歩する龍馬…。きっとこれが最後になるだろうということは悟っていたんだろうな。海辺で龍馬は海援隊で新しい世を切り開きたいと未来について熱く語りだす。晋作の作った身分の差のない奇兵隊こそが新しい日本の未来だと確信したと話す龍馬。
希望を託せるお方に出会えた!と嬉しそうに語っていた晋作ですが、本心では自分もその一員として働きたいはず。
「僕の出番はコレで終わりです。あとは酒を飲んで三味線弾いて面白おかしく暮らしたい、あの世でね。高杉晋作はそういう男ですけん…」
と言うセリフに本心が見え隠れしてて涙が溢れてしまった(涙)。あの寂しげな笑顔が哀しくて仕方なかった…。
海から戻った龍馬はお龍に「人はななぜ死んでしまうのか」と尋ねると

「人の死というものは終わりだけではないと思います。その人の役目を志を受け取るものにとっては始まりですから…」

と答える。このセリフもグッときました…。人の死というものはただ単に終わりではない。その人の志は生きているものたちに受け継がれていくんですよね。晋作の想いも龍馬に受け継がれていく。でもその龍馬も…

龍馬とお龍の滞在先に久しぶりに中岡慎太郎が訪ねてきます。本当に久しぶりだよ、上川@中岡さん!今までどうしていたのか聞きたいくらいだ(笑)。
龍馬と二人きりになって切り出した話は大政奉還について。龍馬の語る大政奉還論を真っ向から否定する中岡は陸援隊を作り武力で幕府を倒す方向で新しい日本作りを目指すことを告げます。終着点は同じところにあるのに方法論が分かれてしまった二人…。

そしてついに弥太郎の商談が実り大洲藩からいろは丸を借りられることが決まります。海援隊のテンションもマックスに上がり弥太郎も鼻が高い。いろは丸で大洲藩に人と荷物を運ぶことが彼らの最初の仕事となりました。
病床で海援隊の初仕事についての龍馬からの手紙を嬉しそうに読んでいる晋作…。そこへ一緒に花見がしたいと奇兵隊だった百姓たちが大勢で訪ねてくる。それほどまでに慕われてたんですね…高杉晋作という男は。桜の下で青白い顔をしながら嬉しそうに三味線を弾いてる晋作…。散っていく桜の花びらはまるで晋作の零れ落ちていく命のよう…(涙)。
いろは丸船上では龍馬が晋作から届いた奇兵隊の旗を受け取る。晋作の無念の想いを胸に龍馬はいろは丸で大海原へ旅立つ。海辺で龍馬への想いを託しながら号泣する高杉晋作の姿があまりにも哀しすぎる…(涙)。それから程なく、高杉晋作はこの世を去っていきました。まだ29歳…あまりにも早すぎる死でした…。

伊勢谷くん、素敵な高杉晋作をありがとう。素晴らしい熱演だったので本当はもう少し詳しく描いてほしかった気がするな…。
次回はいろは丸事件です。



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テーマ : 龍馬伝

[ 2010/10/13 16:51 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第45回 龍馬の休日

とうとう『龍馬伝』も今月いっぱいということで…一年なんかあっという間だなぁと。次のドラマの都合上放送期間が短くなっているのが本当に残念。
ちなみに、今公式HPでは『龍馬伝』名場面へのアンケートが実施されています。色んな場面を見ているとこれまでのことが蘇ってきたりして懐かしかったなぁ。第一部の募集が終わり今は第二部の募集をしているようなので興味のある方は是非。

今回のサブタイトル「龍馬の休日」ですが…なんだかどこかで聞いたことがあるような言葉の響き。"リョウマの休日"→"ローマの休日"…あぁ、なるほどね(笑)。これまで緊迫した日々を過ごしてきた龍馬が久しぶりにゆっくりと自由な時間を過ごしたエピソードが中心になっていました。

坂本家には龍馬から手紙が届いていてみんな大興奮。そこには大政奉還にかける強い決意と同時に"嫁をもらった"という記述も。この時初めて龍馬が嫁を取ったことを知った家族はビックリ仰天。しかもピストルを撃つのが上手いなんて書かれてるもんだから、そりゃ兄上もビビるわな(笑)。乙女姉やんもちょっと龍馬を取られたような嫉妬感みたいなものがあるようで心中複雑だったようですが、「日本中を駆け巡ってる龍馬の嫁になってくれたのだから偉いではないか」という千野の言葉に納得した様子。それにしても相変わらず女所帯の中で権平さんは肩身の狭い想いをしてるみたいですね(笑)。
その後、乙女はお龍に「龍馬を頼む」と手紙を書き送ったようです。その文面に早く龍馬の家族と対面したいという想いを募らせるお龍が可愛かった。懐の大きな乙女姉やんはやはり坂本家の主のようだ。ところで旦那さんはどうしたんだ?(汗)

その頃、海援隊には弥太郎からミニエー銃千丁が届けられて息が上がっている。それを土佐に持ち帰り容堂を説得しようと試みる龍馬。しかし弥太郎はこれを手切れ金にして二度と海援隊…特に龍馬とは係わり合いを持ちたくないと宣言します。お元の事件の時に弥太郎から「疫病神」と吐き捨てられていた龍馬は何も言葉が出てこない…。自分の今までの行動で弥太郎や周囲の人たちに辛い想いをさせてきてしまったことを思い知らされたあの日の夜のことが大きな傷になって残っているんでしょう。でも、友人だと思っている弥太郎と深い溝ができてしまったことが龍馬にとって一番辛いことなのかもしれません。
ちなみにこのシーンが『龍馬伝』での最後の撮影になったそうです。撮了後の記者会見はこのシーンのあとに行われたということで。そういう想いでこの場面を見るとなんだかちょっと感慨深いものがありますね。

弥太郎が土佐商会へ戻ってみると主任の席にはいつの間にか上士の佐々木がふんぞり返っている。イカルス号事件が原因で主任の座を追われてしまったらしい弥太郎。しかし、逆にこのことが彼の商売魂に火をつけたようです。もう地下浪人と卑下されても怯むことはしない、自らの手で商売を切り開こうと闘志を燃やしている。今までずっとヘコヘコしてきた弥太郎が…なんだか一段と逞しく大きく見えました。この強さがあったから、三菱創設までいけたんだろうなぁと思いました。

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テーマ : 龍馬伝

[ 2010/11/10 10:17 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第46回 土佐の大勝負

とうとう土佐に戻ってきた龍馬。目的は一つ、煮え切らない容堂公に大政奉還を実現させるために動いてもらうこと。史実では龍馬は実際に容堂に会っていないし、そもそも会える身分ではないということですが…、まぁ、ドラマですからここは龍馬の活躍を見せるということで。それに彼に残されてる時間もなくなってきましたしね…(涙)。
決死の覚悟で容堂に「龍馬と会ってほしい」と頼み込んでいる象二郎。まさか彼が龍馬のためにこんなに苦労することになろうとはねぇ…最初の頃からすれば考えられないですよ。容堂は徳川への忠誠心から今の幕府に違和感は抱いていてもなかなか首をたてに振ろうとしない。

一番印象的だったのが、薩長を結びつけ薩土盟約を結ぶ立役者になっていたのが龍馬だと容堂に告白したシーンですね。容堂から「なぜ早くそれを言わなかった」と責められた象二郎は今まで自分の胸の中に溜め込んできた感情をついに表に出す。

「妬ましかったがです!坂本が!!」

自らの感情をぶつけた上で、それでも今は上士だ下士だと言っている場合ではないと必死に説得する象二郎の姿に胸が熱くなりました。ムネくん、大熱演(←シャレじゃないですよ 笑)。最終撮影ということもあったらしくさらに気合が入っていたのかもしれませんね。
この象二郎の決死の告白で、ついに容堂は龍馬に会う決心をするのです。象二郎の功績は限りなく大きい。

容堂公に会う前、龍馬は久しぶりに実家へ戻ります。しばらく家を離れている間に八平さんの後妻だった伊興さんが亡くなっていたことを知らされる龍馬。坂本家の中でいつも龍馬のことを親身に考えてくれていた優しい伊興さん…とても人間ができた人だったと思う。
乙女姉やんは坂本家に出戻ってるし(笑)権平兄さんも女家族の中で孤軍奮闘してる(笑)。驚いたのは春猪が人妻になって既に二人の娘の母親になっていたこと!前田あっちゃんが母親役って…スゴイな(笑)。皆変わらず温かく龍馬を迎えてくれる。
夜にはなぜか岩崎家の面々が押しかけてきて宴会になってるし(笑)。これ、弥太郎の近況を語らせるための演出ですかね。ちと不自然ではありますが久しぶりに登場した岩崎家の皆さんも相変わらずでした。特に弥次郎父さんは変わってないね(笑)。でも、龍馬は弥太郎の家族と顔を合わせるのがなんとなく気まずい。やはり弥太郎から「疫病神」と言われたことが彼の中で傷になっている…。それでも明るく岩崎家の面々に弥太郎は優しい男だと語る龍馬がなんだかいじらしく思えました。

その弥太郎は商売で転機を迎えている。独立しようとしている彼のもとに上士の高橋と森田が賛同してくれた。時代は確実に変わってきているんですね。「よろしゅう頼みます、岩崎さん!」と彼らが弥太郎に頼み込んだシーンがとても印象的でした。以前なら下士の弥太郎に「さん」付けして上士が呼ぶなんてありえない出来事ですからね。

そしてついに容堂と龍馬が面会する時が訪れる。龍馬を見て「わしが憎くはないのか」と問う容堂。容堂は龍馬の親友だった武市や以蔵を死に追いやり、土佐勤皇党を弾圧した張本人。ずっと下士をさげすんできた。そんな容堂に龍馬は堂々と「憎いですき」とハッキリ答える。精一杯の抵抗ですね。これは直訴というよりも容堂と龍馬の一対一の勝負だなと思いました。下士が殿様に意見するなんて周りから見れば前代未聞。でも、たしかに時代は動き、変わってきている。
しかし、その憎しみを水に流し、これからは上士も下士もない日本にならなければいけないと必死に説く龍馬。幕府も武士もない世の中にならなければいけないと、決死の覚悟で容堂に訴え続ける龍馬の目からは一筋の涙が…。福山さんは感情が高ぶる芝居になるとこうして素で涙を流されてますよね。それがとても印象的です。
そんな龍馬に容堂は武士も幕府も無くなったら何が残るかと問いかける。龍馬の答えは…

「日本人です。異国と堂々と渡り合える日本人が残るがです」

このセリフもなんだかとても心に響きました。異国の脅威が迫る中、今こそ日本がまとまらなければいけないという龍馬のメッセージ。これは今の日本にも言えることかもしれないなぁと思ってしまった…。

そしてついに容堂は大政奉還の建白書を書き上げる。「なぜ書くと分かっていたのか?」と問いかける容堂に対し「武市さんと同じ地べたに座ったという話を聞いたから」と答える龍馬。下士である半平太と同じ目線で「えい家臣だ」と確かに容堂は語ってた。完全にフィクションだと思いますけどね…でも、あのシーンは今でも心に残っていて泣きそうになる。
龍馬はそうした容堂の度量を信じてたんですね。まぁこの直接対談もフィクションだと思うけど。

大きな山を越えた龍馬、そんな彼に自ら手を差し出す象二郎。シェイクハンドする二人の姿がとても感動的だった。妬みも恨みも越えて二人が本当に結び合えた瞬間だったと思う。

土佐を出発する前、龍馬は海岸で乙女と語り合う。「家族みんなを黒船に乗せて世界を旅する」…死の影が迫っていた父・八平さんの前で語っていた龍馬の夢…。あのシーンを思い出すだけでも涙が出てくるよ(涙)。その想いは数年たった今でも龍馬の中で生きている。すべてが終わったら、坂本家皆で世界旅行に出る夢を語り合う二人。
でも、乙女姉さんはこの時妙な胸騒ぎがしていたのかもしれない…。波打ち際で二人が戯れる姿がなんだかとてもとても泣けた(涙)。龍馬が家族と会えたのはこれが最後になってしまうから…。

いよいよ「龍馬伝」も残すところあと2回…。その時がくるのがなんだか怖い気もします…。
そういえば昨日11/15は龍馬の誕生日であり命日でもありましたね…


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テーマ : 龍馬伝

[ 2010/11/16 23:02 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』第47回 大政奉還

とうとう最終回まであと1回というところまできてしまいました…。恐らく『新選組!』以来の夢中になって見入った大河ドラマだったと思う。このブログのサイドバー龍馬伝のカウントダウン表示が切ないです…。
今回はかなり簡略化した感想です(汗)。

ドラマ冒頭と最後に出てきた「ええじゃないか」には龍馬伝のスタッフさんたちも多数参加していたようですね(笑)。どこにスタッフさんが紛れ込んでいたのか私には分かりませんけど、ついつい探してしまうのでした。
この騒ぎの最中、ついに後藤象二郎の手から大政奉還の建白書が幕府に提出されます。しかし、その答えはなかなか出てこない。これに業を煮やした龍馬はなんと幕府側の永井に直談判!この永井様って…『新選組!』で佐藤B作さんが演じていた人物ですかね?あの時とずいぶん雰囲気が違います。慶喜を説得して欲しいと決死の説得を試みる龍馬の言葉に永井も心が動いたようです。「大政奉還を実現させなければ戦になり幕府が負ける」その言葉に打ちのめされる慶喜。彼にとって、土佐から建白書が届いたことはかなりの打撃だったに違いない。
田中さんの演じる慶喜はこれまで強気のイケイケキャラでしたが、ここにきてついにその勢いを折られてしまったような形になりましたね。ちょっと気の毒だなぁと思えてしまったり…。しかしながら、ここまで悪役色の強い慶喜っていうのも…初めて見た気がします。そういった意味ではとても新鮮でした。

その頃、弥太郎は戦が近々起こることを予測してミニエー銃を大量に売りさばいて儲けようと鼻息が荒い。彼も上士と下士という壁を越えて人脈をつくり新たな商売を始めています。しかしながら、お慶さんたちから「龍馬さんなら大政奉還を成し遂げられる」と言われたことが弥太郎を苦しめる。龍馬を信じたくない反面、彼なら大政奉還を成し遂げてしまうのではないかという確信めいたものがあるんですよね。
そして…弥太郎は最終的には龍馬を信じてしまう。ミニエー銃を大政奉還が成立する前までに必死に売りさばく。皮肉なことにその試みは見事に的中。結果的に大量の儲けを出したものの、龍馬を信じてしまった自分が許せない。この捻じ曲がった弥太郎の龍馬への想いがなんとも切なかった。

二条城に各藩の重役を集めるといった知らせが届いた時、誰もが慶喜は大政奉還を拒絶すると思っていた。薩摩や長州も戦の準備に余念がなかった。同じ頃、龍馬は「やるべきことは全てやった」と酢屋で藤吉相手に新たな世界へ船出する夢を語っている。龍馬の見据える先には明るい未来が広がっていた。そんな彼を憧れのまなざしで見つめている藤吉の姿がなんだかとてもイジらしくて切なかったな…。この時は二人ともそのすぐ後に起こる悲劇なんて知らないわけですから…。
そして翌朝、思いもかけない人物が龍馬のもとを訪れる。海軍操練所閉鎖で別れた勝麟太郎。史実ではあの時が龍馬と勝の最後の別れだということになっているようですが、ドラマではこんな風に二人をまた再会させてしまったんですね(武田鉄矢さんがもう一度出たいと切望していたらしいし 笑)。龍馬と勝先生のやり取りがなんだかとても懐かしかったなぁ。

そしてついに、徳川慶喜が大政奉還を決意したという知らせが龍馬のもとに届く。もしも慶喜が大政奉還を拒絶したら、その時は慶喜の命を狙うとまで覚悟を決めていた龍馬。この内容の手紙が近年見つかっていたそうで…龍馬の大政奉還への強い執念みたいなものを感じますね。

「新しい日本の夜明けぜよ!!」

陽之助たちと抱き合って喜ぶ龍馬。そんな彼に勝は「さて坂本、おめえさんこれから何をするんでい!?」と問いかける。この言葉にまた龍馬の中で何かが目覚める。ええじゃないかの踊りの輪の中で、二人は再会を約束して別れます。このシーン、武田鉄矢さんが坂本龍馬に最後の別れの挨拶をしているように見えてちょっと胸が熱くなりました…。
陽之助たちが早く京を出るように説得しても龍馬は聞く耳を持たず一心不乱に筆を走らせる。新政府綱領八策ですね。これの中にある「○○○」が後に大きな悲劇へと繋がっていくわけで…

大政奉還が成立したことは武力倒幕を目指していた薩摩や長州にとっては寝耳に水。西郷は坂本を生かしておかなければよかったと言い出し、木戸も龍馬への言いようのないもどかしさを滲ませている。こうして龍馬の回りにはさらに敵が多くなっていってしまったと…。
ちなみに、長州のシーンでチラリと虎ちゃん演じる井上聞多の姿が映りましたね。実は小説では「なんでこげなことに…」というセリフが一言あったんですよ(笑)。使われたのは伊藤俊輔の「誰が慶喜をたぶらかしたんだっ!」という椅子蹴りシーンのほうだった。ちなみに、最終回では井上聞多の出番が小説どおりに進んだとしたら2シーンあるはずです。そのうちの1シーンにはセリフがあるんですが…今度はカットされずに使われるか!?

あぁ、とうとう近江屋になってしまうよ…。「龍馬伝」が終わってしまうのが寂しくて仕方ない。最終回はやっぱり涙してしまいそうです(小説でも涙が溢れてしまったので…)。特に亀治郎くんと香川さんの従兄弟初共演シーンはかなり泣けるのではないかと…。期待しています。

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最終回の前にシーズン2のDVDが発売されるらしい。ううっ…シーズン1もまだ購入できてない…。もう少しお金がたまったら買うぞ~



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テーマ : 龍馬伝

[ 2010/11/25 22:48 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(0)

『龍馬伝』最終回 龍の魂

とうとう終わってしまいました…大河ドラマ『龍馬伝』。
新しい龍馬像を目指すということから始まったドラマで色々と賛否両論分かれていましたが、私はこの『龍馬伝』というドラマ作品そのものが本当に好きでした。おそらく、『新選組!』以来最も夢中になって見ていた大河だったかもしれない。何度涙させられたことか…、こんなに泣かされた大河も本当に久しぶりでした。

最終回は時間延長して放送されたわけですが、ある意味話題になる出来事もあったようで(苦笑)。
我が家はいつもBSで『龍馬伝』を見ているので気づきませんでしたが(最終回は「坂の上~」を見終わった直後にBS-hiの録画を見ました 笑)、なんと、龍馬が近江屋で暗殺されるというクライマックスシーンで知事選挙の結果を知らせるテロップが出てしまったそうな…。なんたるKYなタイミング…(汗)。見た人の話によるとかなり長い時間そのテロップが出ていたそうで集中力を削がれてしまったんだとか…。そりゃそうだろう!
災害など一刻を争うニュースならば仕方がないですが、選挙結果はねぇ…。しかもドラマが終わる数分前だっただけに、もう少し待てなかったのかと(苦笑)そういいたくなる気持ち分かりますよ。案の定、その日は苦情がかなり多数いったそうで…なんとも、妙なところで記憶に残る最終回となってしまったようです。

さらにはエンドクレジットに出てきた"伊藤俊輔"と"井上聞多"の役者名が入れ替わるというアクシデントも(苦笑)。虎ちゃん、いつの間に伊藤になってたんだ?みたいな…。土曜日の再放送の時には修正されていると思いますが、色々編集作業間際まで頑張ってたんですかね。

何はともあれ、約1年間夢中で見続けてきた『龍馬伝』が終わってしまったのはとても寂しい。本当は『坂の上の雲』を違う時間帯に回して『龍馬伝』をもうあと2回くらい入れて1年間見せてほしかった気がする。なぜに大河の時間帯に…(苦笑)。
ちなみに、総集編は年末に2日間2時間ずつ放送されるそうですが、そのなかでムネくんや香川さんが龍馬縁の地を訪ねるコーナーなどもあるんだとか。ということは、総集編の内容もかなり端折られるんだろうけど(汗)でも、それはそれでまた楽しみです。

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さらにはこんな本も発売されるらしい!あのでっかいハードカバーの写真集は購入見送ったんですが(汗)この本は購入しようかなぁとか考えてます。けっこう興味あり。


最終回の感想は小説と見比べながら書いていきたいと思います。私が読んだときの印象とちょっと違った感じで放送されたので。以下、相当長くなった(爆)ので追記に。


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テーマ : 龍馬伝

[ 2010/12/01 11:43 ] 大河ドラマ 龍馬伝 | TB(-) | CM(4)