FC2ブログ

エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます

再来年の大河

来年の大河ドラマがまだ始まっていない中、再来年の大河ドラマ『風林火山』の主演が決定したようです。主役の山本勘助役は・・・

内野聖陽さん

うっちーに決まりました~。最近の大河ドラマはジャニーズ系が続いていましたが、ここにきて実力派の俳優さんが注目されてきたみたいですね。山本勘助は武田信玄を影の間者として支えた人物。私のイメージだと中井貴一さんが信玄をやってたときに勘助を演じていた西田敏行さんなのですが、新しい内野さんの演技に期待したいと思います。でも、ということは、その間しばらくは舞台出演は無理っぽいですねぇ・・・。それはちと残念かな。

さて現在放送中の大河ドラマ『義経』もついに来週「安宅関」になります。今日の石原さとみちゃん演じる静も鬼気迫る演技でなかなか良かったと思います。鶴岡八幡宮で踊った「しずやしず」は有名ですよね。しかし男の子が生まれてしまったがために海に捨てられてしまったというのはあまりにも無残・・・。滝沢君の義経、演技が単調なのがまだ気になるけど殺陣は美しいので見応えがあります。それだけに惜しいよなぁ・・・。今日死んでしまった忠信の海東くん、以前に比べるとずいぶん演技上手くなりましたよね。最期のシーンはけっこう泣けました・・・。

今後の大河ドラマもなんだかんだ言いながら楽しみだったりします。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 大河ドラマ

ビックリ!来年大河製作発表

さきほどNHKニュース7を見ていたら、来年放送される大河ドラマ『風林火山』の製作発表の模様が流れました。「内野さんが主役」って聞いてからずいぶん経ちますが、ようやく正式発表かぁ~と思っていると・・・主要キャストのところになにやら派手な方が(笑)。

Gackt、上杉謙信で出演!?

内野さんの坊主頭にもオッと思ってましたがgackt出演のニュースでビックリして飛んじゃいましたよ(笑)。いや~、これはすごい冒険的なキャストですねぇ。ガックンがどんな演技を見せてくれるのか今からめちゃくちゃ楽しみなんですけど
それに、武田信玄役は先日『決闘!高田馬場』で奮闘していた市川亀治郎くんじゃないですかっ!!これまたかな~り楽しみなんですけどっ

もう一気に来年の大河に対する期待がヒートアップしとります(笑)。早く始まらないかなぁ~『風林火山』

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 時代劇

『風林火山』 さらば故郷

先週から始まった新しいNHK大河ドラマ『風林火山』!前の大河『功名が辻』は個人的にかなり退屈してしまったので、今回は本当に待ってました!って感じでした。大河ドラマはやはり『男』っぽいものが見ていて面白いです。それにストーリー展開も高揚感があるし・・・やっとハマれそうな大河が来たなと思ってます。
(放送前のプレマップや土スタ特集などはほとんど録画してたし 笑)

先週の「隻眼の男」はテンポいいストーリー展開でなかなか密度も濃く、ちょうど『功名~』のストレス解消といった感じで楽しめました(笑)。ミツの貫地谷しほりちゃんがなかなか素晴らしい演技で印象的でしたね。でも個人的にはやっぱり主演のウッチー内野勘助!ワイルドで生命感に溢れていて見応えがあります。さすがは内野さんっ!

で、今週「さらば故郷」。前回がかなり濃密にバンバンときたのに対し、今回はちょっと落ち着いた感じだったかな。勘助がいかに大林から山本に戻ったのか、そこがキーポイントだったと思います。

それにしても勘助、本当に孤独の人ですよね・・・。育ての親には裏切られ、実の兄には殺されかけ、誰からも必要とされていないことを悟った勘助が雨の中呆然とするシーンは胸打ちました・・・。
さらに、晴信も長男でありながら父に疎まれて辛い日々。弟との勝負に父の顔色を伺ってわざと敗れるシーンはこれまたウルっときてしまった。それにしても勝千代を演じた池松君、大きくなりましたねぇ。『義経』の少年時代の頼朝や『新選組!!』の鉄之助などあどけなさの残る少年役が今まで印象的でしたが、今回はしっかりとした若き日の信玄を演じていてちょっと大人っぽくなったなぁと感動してしまいました。でもやっぱり可愛さもありますけどね

次回は本格的に亀治郎くんの晴信が活躍しそうで楽しみ!それから勘助とミツとの束の間の幸せも・・・。谷原さんの義元はまだかなぁ?田辺さんはもう1回目から出演していますけどね。
とにかく、内野さんを筆頭に私の気になる俳優陣がゴロゴロ出演するので(笑)この一年間は本当に楽しめそうです

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』 摩利支天の妻

先週の放送で兄の裏切りを受けて失意のまま甲斐に戻ってきた勘助が村に馴染んでいくまでのストーリーだった今回の『風林火山』。まだ嵐の前の静けさって感じですね。でもやっぱりお気に入りの役者さんが出ているドラマは退屈しない(笑)。

勘助の子供を宿しているミツですが、勘助はその責任を負うことを最初拒絶してしまう。そんな勘助に怒りのままつっかかった平蔵ともみ合いになって貴重な食料がこぼれてしまったシーンが印象的でした。凶作で食べるものに事欠くなか、必死に生きてきたミツたち・・・。
「勿体にゃ~、勿体にゃ~」
と泣きながらこぼれた米をほおばる姿に胸打たれました。貫地谷しほりちゃん、なかなか上手い女優さんですよね。

でも、時間が経つに連れて勘助は百姓の生活に馴染んでいく。そんな中で『自分を必要としてくれるミツ』の存在に改めて気づかされ、ようやく心が通い合うことができました。あ~よかったねぇ…と安堵したのも束の間!!晴信の父、信虎の矢が~~
っていう、まぁ先が気になるような巧い終わり方でございました(苦笑)。無邪気な笑顔を浮かべていたミツが逆に痛々しいよなぁ~…。そのミツに興味を持ち始めていた晴信の目の前での惨劇… 来週はどのように展開していくんでしょうか。信虎役の仲代さんの怪演がゾクッとするほどはまってます。

さて、今回本格的に登場した晴信役の市川亀治郎くん。若々しくハキハキとした青年でなかなかいいのですが、まだちょっとテレビ慣れしてないですよね。台詞の言い回しも舞台っぽいし顔の筋肉がやけに動いているのが気になりました(笑)。亀治郎くんは今回テレビドラマ初体験ですから、追々慣れてくるんだろうなぁと思います。そんな成長を見ていくのも大河ドラマの楽しみの一つかな。
でも、千葉さん演じる板垣の心に打たれて涙を流すシーンは良かったです!ここに熱い主従関係が結ばれたって感じで感動的でした。

それから田辺誠一さんの小山田が想像以上によかった!どこかミステリアスな雰囲気がすごくよく出ていて目が離せません。出番も多くなりそうだし、今後の田辺さんも楽しみです

いよいよ来週は谷原さん演じる今川義元登場です。ここ最近色々と谷原さんに想う事はありましたが(苦笑)、俳優としての谷原さんはやっぱり応援していきたい!というわけで期待しています。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』 復讐の鬼

今月スタートの『風林火山』もあっという間に4回目。いよいよ今回から物語の芯に触れてきたような気がします。

先週放送ラストが「ミツどうなんの!?」という感じでしたが、結局は信虎に残忍な方法で殺されてしまいました(涙)。一度は命を守ってくれた勘助の摩利支天も・・・と思うと本当にかわいそうですよね。ミツの遺体のすべてを写さないところがなんとも言えなかった・・・。
こうして、ミツの出番は終了・・・しちゃったんですね。貫地谷しほりちゃんが予想以上に可愛くて健気な演技をしてくれたので残念です。勘助との心の交流ももう少し見てみたかったな。それと、晴信ともうひと絡みあるとなお興味深かったかも・・・。

ミツとのラブラブシーンは思ったほどなかった勘助でしたが、村にやってきた板垣に狂ったように刀を向ける姿に彼の怒りや悲しみが集約されていてなんだか切なかったです。こういう内面表現はさすが内野さん、巧いです!二人の殺陣も見応えがありました。
板垣はこのときの勘助のただならぬ雰囲気に恐れを抱いたようですが、話を聞いた晴信は逆に興味を持ってしまった模様(笑)。そしていよいよ予告で何度も流れていた『ご対面シーン』が登場です!

勘助の静ながらもメラメラと燃える復讐心を敏感に感じた晴信はズバリその内面を言い当てて、例の台詞

『恨みでは武田は討てんぞ、山本勘助!』

が出てきました~(笑)。なるほどそういう流れでこの台詞が出たのねと納得。この"ご対面"は予告で見るよりもなかなか濃くてなんだかワクワクしてしまうような迫力あるシーンで個人的には好きですね。
晴信の亀治郎くん、まだちょっとテレビ的な台詞回しが難しい時期かなぁ。なんとなく表情が固まってて今にも見得切りそうな気も・・・(笑)。でもハキハキした聡明な若者の雰囲気は出ているので今後もう少し自然になってきたらすごく良くなるんじゃないかなぁと期待しています。

で、このあと勘助が「挫折を知らない若造が!」と怒り心頭で刀振り回すんですが、個人的にこのシーンかなりツボでした。図星突かれた感じで逆にイライラしてしまう勘助、なんだか可愛い(笑)。怒りながらもどこか心では晴信に惹かれるものを感じたんじゃないのかな。
ちなみに、内野さんのこのときの白い歯がすごく気になったりした私(笑)。汚れメイクだからなおさら目立つのよね~。

さて、次回はいよいよ今川家内紛の「花倉の乱」。今回一言も発さなかったながらも異様な存在感を出していた谷原さんはやっぱりすごいと思いました。来週からついに本格的に始動ですな。
最近のお騒がせ事件以来ちょっと個人的にも心がざわついていたりするんですが(爆)、役者している谷原さんはやっぱり気になります。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』7話 晴信初陣

ドラマも7話まで進んだにもかかわらず、未だに勘助は武田晴信の家臣にあらず。でも昨日のストーリーはなかなか内容が濃くて面白かったです。

北条氏康の人柄に惚れた勘助は家臣にしてもらおうと必死ですが、
「恨みも人の欲、恨みを捨てて大望を抱いた時に相手の姿が見える」
という氏康の言葉に衝撃を受けます。これって以前、勘助が晴信から言われた言葉と同じなんですよね。今はまだガチガチにミツを殺されてしまったことへの怒りに縛られている勘助ですが、二人から言われたこの言葉はのちのち重くのしかかってくるのでは。そのときの勘助の反応が今から気になります。
それにしても氏康、まぁ~なんとも偉大な人物なんでしょうか!あれはかなり器の大きい人間ですよ。松井誠さんが巧く演じられていますね。さすが大衆演劇のスターさんだけあってオーラがありますし、なんといっても「眼力」がすごいです(笑)。次に勘助と会うときの氏康が楽しみ。

氏康から"間者"として放たれた勘助はいよいよ真田幸隆の領土へ。ようやくここで佐々木蔵之助さんが登場です。なんとも快活な人物でカッコイイ。勘助とは親友関係になるということで、今後の展開が楽しみです。
その真田の里では平蔵とも再会。辛く重い表情が多かった勘助ですが懐かしい出会いについ笑顔がこぼれてしまったシーンがとても印象的でした。内野さんの笑顔はやっぱり素敵だ。槍の稽古しているシーンもカッコよかったし、今後の活躍がますます楽しみ!

一方晴信は父親の信虎との関係に苦しんでます。三条夫人が信虎から聞いた晴信への想い・・・あれってすべてが嘘ではなかったような気がするなぁ。でも晴信の明朗な表情を見てどうにも素直になれなかった・・・そうであってほしいですが。だとしたら信虎の気持ちも少しは分かる気がします。でも、二人の関係はますます悪くなるばかりで・・・晴信の気持ちは完全に父から離れてしまうんでしょう。
それにしても晴信と三条夫人、今のところかなり仲良さそう。中井貴一さんが主演の大河ドラマ「武田信玄」では最初からあまり良い関係ではなかったような気がするので(苦笑)、今回の二人は見ていてとても微笑ましいです。あ、でも、三条夫人のお付きである萩乃はちょっとキャラ被るかも。前の小川真由美さんの"八重"よりは恐くないけど(笑)。
NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 武田信玄NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 武田信玄
田向正健 中井貴一 柴田恭兵


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
懐かしいなぁ。もっと安かったら買いたいくらい…(笑)。

そしていよいよ晴信初陣。馬に乗ってる亀治郎くん、なにやらかなーり緊張しているような・・・(笑)。ますます顔が固まってたのが気になってしまった。乗馬練習で落馬して失神したと言っていたのでこの頃はまだその恐さがあったのかもね~。普段の演技もようやく少し台詞回しがこなれてきたような感じですが、まだ表情が固まってます(苦笑)。顔の筋肉をもう少しほぐして亀治郎くん、頑張ってほしいです。

来週は海ノ口の決戦。勘助vs晴信の戦いということで展開が楽しみです!

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』8話 奇襲!海ノ口

どんどん面白くなっていく予感がする『風林火山』!久しぶりに日曜大河の時間が待ち遠しかったりします

今回は勘助が真田の使者として海ノ口での戦に奮闘するストーリでしたが、これが本当に予想以上にパワフルで面白い展開でございました。
これまでは比較的悶々としていた勘助が、まるで水を得た魚のように次々と手柄を立てていく場面は痛快で見応え満点。なんと言っても勘助役の内野さんの表情が非常に良いです。水瓶で敵の動きを察知するのなんて、もうあれは動物的ですな(笑)。生命力に満ち溢れてギラギラしている内野勘助、非常に分かりやすいし見ていてとても面白い。このあたりが舞台を多く踏んでいる内野さんならではなのかなぁ。

逆に武田側は3日で城を落とせると豪語していたものの勘助の策に見事にはめられて大苦戦。信虎のイライラは募っていくばかり・・・。お~コワっ(苦笑)。でも普通なら父親のそばに初陣の息子晴信がついているものなんですが、ここでも全くの別行動。二人の仲は本当に決裂してしまっているんですよねぇ・・・。なんか一人だけ蚊帳の外な晴信がちょっと気の毒に思えてしまいました

ついに武田軍は海ノ口城攻めを諦め退却。そのシンガリを務めると申し出た晴信に冷ややかな家臣一同・・・。特に小山田の嫌味がかなり効いております(笑)。田辺誠一さんのクールな演技もなかなか楽しませていただいてますが、今回もなかなか良い味出してました~。これから晴信に従うことになるんだろうけど、どう付き合っていくのか!?興味津々です(笑)。

シンガリの晴信は途中家臣たちに休憩を命じます。『ここで馬を潰す』っていう台詞がなんともリアルで動物好きの私としてはちょっと複雑な心境になりましたねぇ。つまり、ここから先は馬は食料になるってことで・・・。昔はこういうことがよくあったんだろうと思うとなんだかやり切れない気持ちになります。
で、食料を得て元気回復した家臣を見て晴信は海ノ口に奇襲をかける計画を明かします!勘助が活躍した戦ではなくこれが今回のドラマのテーマだったとは・・・なんとも皮肉(苦笑)。あれだけ勘助が油断大敵と説いていたのに勝利に浮かれた平賀たちは助っ人に来てくれた人たちを帰してしまったり気が緩みまくり。まさにそこを突かれたわけ。勘助の言うとおり気を引き締めて構えていれば歴史は変わっていたのかもしれない。
ここで目を惹いたのは亀治郎くんの殺陣・・・ではなく(爆)板垣役の千葉真一さんによる本格的な殺陣!二刀流で敵を斬り捨てていく姿はなんとも堂に入ってて見応え満点です。ここはスタッフ側の拘りもあったんじゃないですかね(笑)。

結局海ノ口城は落城・・・。勘助の努力も一瞬のうちに水の泡。天井裏から晴信と板垣に目を凝らす勘助と平蔵ですが、なんと無謀にも平蔵は晴信に向って弓引いてしまい・・・!!

と、ここで終了。この先がどうなるか気になる!的なところでブツっと切るところがなんとも憎い今回の大河ドラマです(笑)。次回の『勘助討たれる』という副題が気になります。本当に討たれたらここでドラマ終了ですけどね(爆)。次回も楽しみです!

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』9話 勘助討たれる

先週ものすごいスリリングな終わり方をした『風林火山』。で、その続きのお話が今回というわけですね。

平蔵晴信にむけて放った矢は一本目はなんと勘助手づかみで阻止したよす、すごい動体視力だ、勘助(笑)!!
晴信は海ノ口城を落としたことを信虎にではなく、板垣だけが分かってくれれば良いと切々と訴えます。ここはなんだか切なかったなぁ。本当の父にも疎まれているし他の郎党からもあまり良い目で見られていない晴信の孤独・・・。
「そなたを我が父とも思っている」
という台詞がなんとも胸打ちました。ウルウルした亀治郎くんの演技がとてもよかったです。

ところが、平蔵またもや2本目を放ったところ今度は板垣にカットされ・・・勘助もはや万事休す。平蔵は屋根裏に残し、自ら晴信達の前に覚悟を決めて進み出る勘助・・・。内野さんの死を前にした激しいテンションの台詞回しにも圧倒されたんですが、それ以上にこわいオーラ出してたのが千葉さん演じる板垣(笑)。表情をほとんど変えずに電光石火のごとく刀を抜いて勘助を斬ろうとするシーンは本当に息呑みました!あの迫力は千葉さんにしか出せないでしょう。

そんな板垣をさらに強く咎めた晴信は自らの手で勘助を討ち取ると言い出すのですが・・・刀は勘助の首の手前で寸止め。でもたしか、刀振り下ろした時に「ブチャッ」ってイヤ~な効果音出てたんですけど…(爆)。まぁそれはともかく(笑)、晴信は
「偽軍師、山本勘助が首討ち取ったり!!」
と叫ぶと勝ち名乗りを上げてその場から立去ってしまいます。
首を撥ねてくれと懇願する勘助に「ニヤリ」と勝ち誇ったような笑みを浮かべた板垣がまためちゃくちゃ恐かったです
武田軍が去った後、敗北感でいっぱいの勘助・・・。そのときのワナワナ震える内野さんの表情がまた素晴らしかった!!
平蔵と別れた勘助が崖下に倒れこんで水を叩く演出もよかったなぁ。
この一連の動きで勘助の痛みがすごく伝わってきて本当に切なかったです

で、今回の勘助の見所はこの前半でほぼ終了。前回はとてもイキイキとした勘助の戦ぶりにドキドキさせられっぱなしだっただけにちょっと寂しかったかも・・・。やっぱりこのドラマは内野さんありきだなぁ、なんて思ってしまったのでした。

ただ、この回からは諏訪のエピソードも入り、頼重役の小日向さんや晴信の妹禰々役の桜井さん、そしてキーパーソンにもなる由布姫役の柴本さんが登場してきました。
ちなみに由布姫は前回の大河ドラマ『武田信玄』では"湖衣姫"だったんですよね。南野陽子さんが演じていたのがとても印象深く残っているのでまだちょっと"由布姫"というのには馴染めなかったりします。
そういえば、晴信は諏訪に嫁入りする禰々に摩利支天(しかも色つき)を渡していましたね。勘助も摩利支天を崇めていたし、後々これが二人を結びつけるキーになるのかも。

今回冒頭のほかに印象に残ったのが晴信が父・信虎を追放する決意を板垣に打ち明けるシーン。晴信の並々ならぬ悲壮なまでの決意に心動かされました。亀治郎くん、台詞回しも自然になってきたしかなり良くなっていますね
信虎追放に賛同できなければこの場で自分を討ち取ってくれと、自分の刀を板垣に抜かせる演出はNHKのこだわりを感じました(笑)。あの刀と太陽を組み合わせる『画』はその甲斐あってなかなか見応えがあったと思います。あの撮影ロケ、どのくらい時間かけたんでしょうねぇ。なんかそっちのほうが気になったりして(笑)。

来週は晴信の一世一代の謀反です。今回のラストシーンでかなーりグレてた勘助(眼帯もミツからのものではなく貝殻になってた)はどう動くのか!?

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』24話 越後の龍

なんだかとっても久しぶりな『風林火山』感想になってしまいました。前回はなんとまだ勘助が晴信の家臣になってない頃だったり…(爆)。でも、毎週欠かさずDVD録画しながら見ておりますよ~。由布姫編はちょっと見ていて疲れた部分がありましたが(柴本さんの何とも言えない一本調子の熱入り演技がコワかった 苦笑)、再び戦シーンになって面白くなってまいりました。

この回からついにガックンことGackt景虎が登場!映画で俳優をやっていたことは知っていますが見たことがないので彼の登場は個人的にとても興味がありました。でもオープニングの名前登場を見て私もダンナも思わず苦笑い…。

長尾景虎 ガクト(Gackt)

この表示・・・どうなん!?普通だろう、名前の載せ方~(苦笑)。正式芸名は“Gackt”ですよねぇ、ガックン(笑)。これ、この先もずっと同じ表示方法なんだろか?

で、副題にも出てくるくらいですがどのくらいの出演シーンかと思いきや・・・放送前の番宣で見たもの「だけ」でした(苦笑)。ガックンファンはちょっとがっかりしたのでは?でもまぁ彼らしい派手な演出でしたねぇ。燃えてる城の中で斬りまくってましたから。殺陣は影絵になっていたので実際のところどう美しく見えるのか分かりませんでしたが、今後に期待してみたいと思います。
あと思ったのが『声』。いつも番組とかではボソボソ話しているので気がつきませんでしたが、ドラマで聞いてみるとなんかちょっと「アニメ系」!?声優もできそうとか思っちゃいました(笑)。とにかくもう少し活躍する回を見てみないと今のところまだ分からないですねぇ。

印象的だったのは真田の六連銭エピソード。先日甲斐と諏訪に風林火山旅へ行ってきたのですが、その時一番気になっていたのが真田の六連銭の旗印だったんです。あの旗印には真田の固い絆という意味が込められていたんですねぇ。なかなか感動的なストーリーでした。
武田を憎んでいた真田もついに勘助の説得に折れました。郷の一部ももらえたし、今後の活躍に期待です。

亀治郎くんの晴信、だいぶテレビ画面慣れしてきて今では貫禄すら感じられます。素の亀ちゃんってなんとなくオヤジくさい雰囲気があるので(笑)年を重ねてヒゲの生えた晴信が違和感なく見れますね
昨日の回からだんだんと晴信の中にオヤジ信虎の激しい部分がチラホラ見えてきましたが、そのキッカケになったのは由布姫の言葉。もう見ていて
「なんて余計なことペラペラ話すんじゃ、この姫は~!」
とツッコミまくってしまいました(苦笑)。晴信にとってはかなりショック大きかったと思いますよ、あれは。それにしても由布姫、いくら勘助に雪山の中助けてもらったとはいえいつの間にあんなに「勘助贔屓」になってしまったのだろうか!?

そして、内野さんの勘助!昨日はオープニング映像から笑わしてもらいました(笑)。なんじゃ、あの、微妙な画は(笑)。あれ、先週勘助が撃たれたことを知らない人が見たら何のことだかサッパリ分からないと思うんですが…(苦笑)。
エピソードとしては長い間生死を彷徨っていた勘助が「馬糞」を煎じたものを飲んで回復したっていうのが面白かったですね。今まで重い表情が多かった勘助の可愛さみたいなものが表れててとても微笑ましかったです。ああいうオーバーな表情を作れるのはやはり舞台俳優である内野さんならではじゃないでしょうか(笑)。

次回はついに家督について晴信の鬼の部分が見え隠れしそう。予告の亀ちゃんシャウトがとても気になる(笑)。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』25話 非情の掟

いよいよダークな部分に突入してきた『風林火山』。晴信もやはり信虎の子だったというエピソードが強くなってきて、最近はちょっとサスペンスチックな展開になってます(笑)。

今回は「甲州法度」誕生エピソードという事でこの副題になったようですが、実際は非情なる家督争いがメインでした。諏訪家の姫で晴信の側室になった由布が四郎(後の勝頼)を産んだことで、晴信の亡き妹寧々の子供で諏訪家を継ぐはずだった寅王丸が寺に出されてしまう・・・つまりは追放されちゃうわけで、なんとも心の痛む話でした。寺に預けられる日に涙ながらに抱き合う寅王丸と大井夫人のシーンはけっこうウルっときました。寅王丸役の子、本気で涙流しててなかなかうまかったですよね。最近の子役はレベルが高い。
実際に寅王丸についての記述はほとんど見られないので今後どう描かれていくのかが気になります。なんか悲劇の予感が強いですけどね。

今回の策を提案したのが勘助なんですが、四郎が産まれてからどんどん暴走しているような気が…(苦笑)。三条夫人の嫡男太郎(後の義信)を影から見つめている姿はかなーりコワイ!四郎のためならどんな黒いこともやってみせる、みたいな決意しちゃってましたが・・・勘助の愛情がこんな風にしか表に出せないって言うのも哀しいもんですね。その根底には由布への歪んだ愛情もあるだけに複雑。
でもなぁ、なんか今回の由布は好きになれない。最近丸くなってきたとはいえまだまだ気が強い部分が前面に出ちゃってどうもねぇ。南野陽子の湖衣姫は下手だったけどなんか感情移入できる魅力があったんだよなぁ。

勘助がダークになるのと比例するように晴信もどんどんダークに(苦笑)。ていうか、晴信、現在、26歳!?亀ちゃんの風貌が落ち着き払っているからか貫禄があるからか、とにかく26歳の若者には見えん(爆)。よほど谷原さんの今川義元のほうが若く見える(笑)。まぁ、昔の人の20台って言うのは今でいうのよりもずっと大人だったと思うからいいのかもしれませんけどね。晴信はこの先どんどん信虎化していくようですが、その先に待ち受けているのは・・・。その場面がきてしまうのがなんだかコワイです。

先週登場して話題になったGackt景虎ですが、今回は出番なし。来週からまた少しずつ活躍するようなので楽しみです。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』27話 最強の敵

ついに中盤のひとつの大きな山がきたという感じの『風林火山』。このドラマを支えていた重鎮二人がいよいよ…。今回はその前振りみたいなストーリーでした。そのため、主役の勘助よりも板垣や甘利のほうがより前面にクローズアップされてる感じです(由布姫はさらに影薄 苦笑)。

戦に勝ちつづけてきた晴信ですが、今度は負けることの恐怖に陥りどんどん増長していきます。なんか由布から「御屋形様が今まで勝てたのは勘助のおかげ」みたいなこと告げられてからどんどん凶暴化しているような気が(苦笑)。あんなに勘助を重用していたのに今では敵意すら感じさせる態度で聞く耳持たず状態。ついには父親とも慕っていた板垣にすら耳を傾けなくなる有様に。まったく由布姫はトラブルメーカーだよなぁ~という目でついつい見てしまいます(ナンノの湖衣姫はどうだったっけ…)。

亀治郎くんの晴信、素晴らしい迫力ですなぁ。最初の頃はハラハラしながら見てたんですが(笑)、当主となってからの亀=晴信は堂々たる存在感を発揮。歌舞伎役者・市川亀治郎の晴信像というのが明確になってきたのではないでしょうか。一番印象に残ってるのが傲慢な態度で笑うシーン。前々回くらいだったかな…
「だぁ~~っはっはっはっは!!」
とえらい豪快に笑ってたのには恐れ入りました(笑)。久々に見た、ああいう笑いの演技する人。こちらにまで風圧が伝わってくるみたいでしたよ(笑)。なんていうか、亀ちゃんの演じる晴信ってものすごく判りやすいのがいいですよね。

今回はこの自分を見失っているかのような晴信を必死に軌道修正しようとしている板垣と甘利のそれぞれの言動が胸打ちました。甘利も板垣も晴信に目覚めてほしい一心でそれぞれ死を覚悟した行動に出ます。その前に、勘助に晴信を託すことをほのめかした言葉を遺すわけで・・・切ないですねぇ。二人のただならぬ様子に勘助も何かを感じ取っているようでした。
甘利は単身敵方に乗り込み、板垣は遺言のように晴信に『自信を持て』と必死に訴える。この二人の心を少しでも晴信が理解できたらと思うと辛いなぁ。特に板垣の血が滲んできそうな必死の説得はこちらにも胸に迫るものを感じました。まさに、千葉真一、一世一代の魂の言葉!

その千葉さん、土スタで突然「役者引退」宣言して小野アナたちをアタフタさせたんですよね。私はドラマ見た後に土スタ録画を見たんですけど、シーンを振り返るごとに涙ぐんでいた姿が非常に印象的でした。それほどこの板垣に精魂注いでいたということなんだと・・・これで燃え尽きたというのも分かる気がしましたね。これを踏まえたうえで、今週最後の説得シーンを見直してみるとかなり泣けます!特に、最後
「若・・・若・・・」
と搾り出すように声を出している姿が本当に遺言みたいで・・・。そばにいた勘助の目にも涙が溜まってたし、晴信も息を詰めて板垣を見ていた。このシーンを撮ったときの現場の緊迫感はすごかったんだろうなぁと思ってしまいました。

そしてついに来週、板垣と甘利が晴信の楯となり槍となる!なんだかとっても泣けそうな予感・・・。

ちなみにもうひとつ気になるサイドストーリーが田辺誠一さん演じる小山田の動向。戦の戦利品としてもらいうけた美瑠姫との哀しい関係が今後どうなっていくのか。最近の小山田さん、ちょっと丸くなった?田辺さんがいい味出してます。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』28話 両雄死す

ついに武田家を支えてきた重臣、板垣と甘利が上田原の戦いで戦死してしまいました…。勝ち目のない戦だと知りながらも、晴信を諌める為に身体を張って敢えて危険な策を講じた二人。

甘利は味方を欺いてまで村上方に一人で潜入し義清の首を狙いますが失敗して囚われの身に。しかし、危険を承知で脱出し背中に多くの矢を受けながらも板垣陣営に必死に戻ってきた姿には胸が痛みました…。
「わしには謀は向いていなかった」
と板垣の胸の中で自嘲しながら死んでいった甘利…悲しすぎます

そして晴信の父親代わりでもあった板垣。伝兵衛を晴信に仕立て、村上方の攻撃を身代わりとなって一身に引き受ける無謀な策に…。伝兵衛を庇いながら必死に応戦していたものの、最後は馬から引きずり落とされ身体中に刃を受けながら死んでいきました。その姿はさながら主を守りながら死んでいった“衣川の弁慶”のようで…。助けに行くことも出来ず遠くから板垣の死を目の当たりにした晴信はただただ板垣の名前を叫ぶことしかできませんでした。
板垣の最期の表情に悲壮感はなく、「若」と呟いた顔には未来の武田家を託したという一種希望に満ちた笑みが浮かんでいて・・・なんだかそれが無性に泣けましたねぇ。最後の最後まで板垣は晴信の父親だったんだと思うとなんだか切なくてたまりませんでした。

板垣役の千葉真一さん、今回の板垣信方の死を以って「俳優・千葉真一」も引退するそうです。上田原での最期の立ち回りは圧巻の一言!まさに全身全霊をかけた華麗でキレのある素晴らしい殺陣でした。この役で燃え尽きたという千葉さんの気持ちがなんだか分かるような気がしましたねぇ…。今後は後進の指導に力を入れられるということで、新しい道で頑張っていただきたいと思います。

それにしても、今回の亀治郎くん・・・すごい表情してたシーンがありましたよね(苦笑)。甘利が裏切ったのではないかというところで晴信が怒り爆発する場面。メラメラ怒りが湧き上がっていったかと思うと、みるみるうちに目が寄っていくじゃないですかっ!気がつけば晴信の怒りMAX顔はもろ“歌舞伎の見得”状態に(笑)!いやぁ~、笑うシーンじゃないんですが思わず吹いちゃいましたよ。今まで歌舞伎役者さん何人も大河出演してますけど、ここまで歌舞伎顔を演技で披露した人っていないんじゃないかなぁ。ある意味伝説になったような気が…(汗)。
周りにいた重臣たちもマジでビビってたようなきがします(笑)。特に甘利一族殺害を言い渡されてしまった飯富さん、明らかに顔が動揺しまくり(笑)。亀ちゃん、もう少し周りと合わせた方がいいような~。

今回の戦いで板垣と甘利という大きな支えを失ってしまった武田家。二人の死を受けて今後の勘助の立場も変わってくるような気がします。それぞれから託されてますしね。これからの勘助にも注目です。

次回のラストはかなり泣けそうな予感…。亀=晴信の涙の演技に期待です(歌舞伎顔にはならないでほしいぞ~ 苦笑)

1IMG_3953.jpg
GWに上田原の合戦跡へ行って来ました。
1IMG_3949.jpg
畑の真ん中にひっそりと佇む板垣信方の供養塔がある板垣神社。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』29話 逆襲!武田軍

前回の板垣と甘利の死も非常に濃い内容で胸に迫るものがあったのですが、どちらかというと個人的には今回の晴信が苦悩するストーリーのほうを期待していました(以下のムック本を先読みしてまして 笑)。

風林火山(後編)です。実は毎大河ごとに購入してます(笑)。

上田原の合戦で敗北してもなお陣を動かずに抜け殻のようになっている晴信。亀治郎くんの茫然自失の表情がなかなか良かった!前回までは怒りの感情表現MAXってことが多くて見ているこちらもなんだか疲れてきた部分はあったんですが(苦笑)、そのせいもあってかこういった力を抜いた表情が逆にグッと来るものがありましたね。
そんな晴信を諌め帰陣させたのが晴信の母・大井夫人。今までは影ながら気にかけ続けていた母親でしたが、今回は直接的に晴信と関わってきてました。やはりいざという時の母の言葉は説得力がありますねぇ…。
「そなたが強いから信じるのではなく、そのたの信じたいものを信じたいのじゃ」
という台詞は特に印象的でした。晴信も思わず落涙…。
ちなみに前回壮絶な死を遂げた甘利は大井夫人の元に霊として現れましたね。この二人の関係ってなんだかちょっといい感じだったかも…。甘利は密かに御北様のことを好いてたのかな?なんて思ってしまいました。

悲しんでいる暇もなく武田の敗北に乗じて小笠原と高遠が攻め入ってきた為に再び出陣。陣内では勘助と小山田の意見対立など見応えあり。このシーンから晴信の態度が今までとガラッと変わってましたね。家臣の声に耳を貸そうともしなかったのに今度はちゃんとそれぞれの意見を聞こうとしている。そんな姿がなんだかちょっとイジらしい亀=晴信
この回の田辺誠一さん演じる小山田は短いながらもすごい存在感出してたような気がします。まぁ、私が田辺ファンだからというのもありますが(笑)、立ち姿がすごくきれい!勘助と対立する姿勢を見せながらもなんとなく“女性面”においては理解がありそうな感じを出してるのがまた良かったです。個人的には内野さんと一緒のシーンが多かったのが単に嬉しかったんですけどね(笑)。

全体的に感動的シーンで覆わなかったのがまた今回のいいところ。小笠原と高遠の面白コンビはなんというか、一服の清涼剤みたいな感じでした(笑)。以前からマヌケっぽい雰囲気が漂ってましたけどここにきて本領発揮でしたね。小笠原役の今井さんはなんか某消臭剤CMの殿が浮かんじゃって(爆)見ているだけで笑えますよ。『新選組!』と同様、かなり記憶に残るキャラでございました。再登場はあるのかな?それから高遠役の上杉さんも面白かった!敵に囲まれてからぶんぶん刀を振り回しながら「おのれ~!」を連発。すると追い詰めてた飯富さんが
「何回“おのれ!”と言ったら気が済むのじゃ~!」
と鋭いツッコミ入れてました(笑)。これって台本に本からあったんじゃなくて現地で金田さんと上杉さんが考えたものなのかなぁ。すごい面白かったんで(笑)。

戦に勝利した武田軍。この勝利に大きく貢献したのは死してなお晴信を思い続けていた板垣でした。有名な諏訪神号旗のエピソードも感動的だったけど、もうひとつ有名な
『人は城、人は石垣、人は壕、情けは味方、仇は敵』
という言葉を晴信の口から言わしめるに至ったシーンがとても印象的でした。父親代わりでもあった板垣が死を賭して晴信に気づかせた言葉ですから、重みが違いますね…。それだけに切ない
トンボの精になって最後に晴信の前に現れた板垣。晴信の言葉を能の舞として表現していたのが美しかった。千葉真一さん、これが多分俳優として最後の姿だと思うんですが…声がとてもいいですねぇ!能役者とかできそうな感じ。素晴らしかったです

柔らかい父親の表情で消えてしまった板垣の霊に
『何故死んだ!!!』
と血を吐くような声で号泣する晴信・・・。ここは放送前から期待していたシーンだったのですが、亀治郎くん、期待以上のものを見せてくれました。晴信の板垣への限りない愛があの号泣に感じられてこちらも思わずもらい泣きしそうになりましたよ。『何故死んだ』という言葉の中に晴信のどうしようもない胸の痛みが詰まってました…。切ないですよね…失ってから気づくその人への大切な想いって…。
ちなみに亀治郎くんは今回のシーンで歌舞伎の女形を取り入れていたんだそうです。斜めに倒れる形とか、泣き崩れる時の形とか、多分そうだったんじゃないかな。怒りのシーンでの歌舞伎っぽさはちょっと浮いてるように見えたけど(爆)、哀しみのシーンに取り入れたのは大変効果的だったように思いました。また、そのシーンを見守っていた柴本幸ちゃんは亀治郎くんの号泣に思わず涙してしまっていたんだとか。たぶんそれ以外にももらい泣きした人っているんじゃないかな。

さて、来週はいよいよ勘助が前面に出て活躍しそうです!楽しみ!予告編での『長尾景虎』リフレイン状態は笑っちゃいましたけど(笑)、Gacktと内野さんの共演に今から期待大です

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』35話 姫の戦い

いよいよ大河ドラマ『風林火山』も後半に差し掛かってきました。ついに晴信の成人した長男、太郎義信役の木村了君も登場してきましたし、今週は晴信の第2の側室である於琴姫役の紺野まひるさんも出てきたし、この先の展開が楽しみになってきました。

今までは男性陣の重厚な演技に魅了される回が多かったのですが、今回は女性陣の戦い・・・というか・・・由布がメラメラしまくっててなんかちょっと恐かった(苦笑)。由布の気持ちは分かるんだけど、どうもあの“我の強さ”が苦手なんだよなぁ。その激しさに晴信は距離を置きたくなって於琴姫へ傾いちゃったわけですが・・・晴信の気持ち分かる気がする(笑)。由布一筋の勘助もなんか戸惑ってたし、由布の一人相撲って感じで見ているこちらもなんだか疲れてしまった

面白かったのは勘助と晴信の対決(?)。勘助は由布姫様一筋!な気持ちがあるので晴信に新しい女性ができたことが許せないわけで・・・その勢いで「御屋形様!!」と問い詰められた晴信の狼狽ぶりがすごい可愛かった(笑)。ウッチーの迫力にビビった亀ちゃんって感じで思わずウケてしまいました(笑)。でも2度目の対決では亀=晴信のほうが優位でしたけど。
重いシーンが増えてきたのでこういうコミカルなシーンがあると嬉しいですね。特に今回のような女のドロドロした話の時には…。

あと、諏訪太鼓見物のときの家臣団の黙談も面白かった!みんなけっこう腹の中で言いたいこと言ってるんだけど(晴信の女性問題で 笑)、なぜか会話が成り立ってるのは笑えたなぁ~。そして於琴姫に子供ができたらみたいな話になったときに駒井さんが
「おりますよ・・・腹の中に」
とクールに一言(爆)。いや~、回を追うごとに存在感増してきましたなぁ。

さて、いよいよ来週は小山田様のXデーが(涙)!今週のステラは田辺誠一さんが表紙になってます。最近の田辺さんってすごい素敵でいい表情してるなって思うんですよね。それだけに『スタジオパーク』出演してほしかったぁぁぁ!!ずっと待ってたんだけどなぁ…。
とにかく来週は心して見ないと(涙)。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』36話 宿命の女

ついにこの日がやってきてしまった…。小山田様、最終回でございます。そこに至るまでけっこう時間かかりましたね、今回の「風林火山」(苦笑)。

由布姫のために於琴姫殺害に向う勘助でしたが、明るく屈託ないリツやら於琴姫のちょっとした不思議ちゃんっぷりに邪気が消えてしまいました(笑)。このあたりのやりとりがなんともコミカルで面白かったです。なかでも内野さんの舞台向けともとれる表情が実にいい効果を生んでいたのではないでしょうか。この先の展開がけっこう重いんで、こういうちょっとテイストの明るいストーリーはなんだか見ていてホッとしますね
結局由布も大井夫人に諭されてなんとか落ち着いた模様。この件はとりあえず終息したとみていいのかな。なんか由布が鼻息荒く怒ってるシーンが多いと疲れてしまうんで(苦笑)。これってまさに亀=晴信と同じ心境ってことなのか!?

もうひとつのエピソードが今川家との繋がり。今川家に嫁いでいた晴信の姉が死んでしまったので新たな縁をどう繋ぐかと・・・まぁ戦国時代にありがちなダークな展開です。こういうの見るとつくづく戦国の女性に生まれなくてよかったと思ってしまいます。政の道具って意味合いがかなり大きいですからね。
久しぶりに登場の谷原さん。今川義元の妖しいダークな雰囲気がすごく出てますね。ブランチのハラショーくんとは大違い(笑)。今年初めの某事件(爆)でちょっとテンション落ちましたが・・・でも俳優やってるときの谷原さんはやっぱり嫌いになれないかも。
結局は武田晴信の嫡男である太郎に今川家の姫をもらうということで決着するようですが・・・晴信はこのことでよからぬ未来を予測してました。現に晴信と太郎は哀しい関係になっていきますからねぇ…。

そして・・・小山田がついに側室の美瑠姫に殺されてしまった。『風林火山』ガイドブックやノベライズを読んでいたのでこの結末はかなり早い段階から知っていたんですが・・・いざ、この日を迎えてしまうとやっぱりショック大きいです。いつもクールで他の家臣とは一線画していたような小山田が、美瑠姫を愛してからはちょこっとずつ変化していったんですよね。その変化が勘助への理解だったわけで…。なんか最後は今までの倍は台詞ありましたよね、小山田さん。それがまた終焉を予感させるようで切なかったな…。

美瑠は、小山田が自分の子ではないのではと疑っていた息子の死に思わず安堵の表情を出してしまったのを見て何かが弾けたように狂気に走ってしまったわけで・・・なんとも哀しい結末でした。小山田が思わず笑みをこぼしてしまった気持ちもなんか分かっちゃうしねぇ・・・。
でも、結局彼女は敵であるはずの武田家臣・小山田信有を愛していたんですよね。それだけは真実だと思うし、それが救いかな。

ちなみに小山田さんは史実では「砥石城攻めで負った怪我がもとで病死」という説が有力視されているそうです。でもドラマでは大怪我したのが原さんでしたよね(苦笑)。でも田辺さん演じる小山田には戦が元でというよりも、こういう男女の関係が原因という最期のほうがふさわしかったのかも。

あ~~、これでひとつ、『風林火山』の楽しみが減ってしまった田辺さん、もう少し活躍してほしかったなぁ。前にも書いたけどせめてスタパに登場してほしかったし、内野さんや亀治郎くんの田辺さん評も聞きたかった!DVD特典でそのあたりのものがついたとしたら…その巻だけ買うかも(爆)。とりあえず、年末にあるであろう特別編にちょっと期待します・・・って気が早い(笑)。

何はともあれ・・・田辺さん、お疲れ様でした!

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

クランクアップおめでとう

大河ドラマ『風林火山』の撮影が26日オールアップしたそうです!終了後のインタビューでは感極まって涙したとか…

内野さん、1年間お疲れ様でした

しかも、全49話の予定が1話増えて全50話になるそうですね。追加された1話分の内容が気になるなぁ。勘助の死後、武田家がどうなっていくのかを追うようなものになるのか、それとも川中島で勘助が散るまでをじっくり描くのか・・・うーん、気になる。そうなると、総集編の放送とかスケジュールどうなるんでしょうね。あと「新選組!」から続いているドラマ終了後の特番も気になる!毎年これが楽しみなんで(笑)。

それにしても内野さんも亀治郎くんも、剃髪姿がなんだか清々しい。二人とも頭の形が良いですなぁ(笑)。特に内野さん。さすがはお寺の息子さん

『風林火山』41話 姫の死

『風林火山』ももう41話まで進んでしまったんですねぇ…。1話増えたとしてもあと9回かぁ。前の大河は異様に遅く感じたのに(苦笑)今回はすごく早く感じてしまう。

『姫の死』ということで女優初挑戦だった柴本幸さんの由布姫がついにここで出番終了になりました。脚本演出のせいだとも思うんですが、最期まで「強気」攻めな姫様で(苦笑)とにかく“我の強さ”だけが印象に残った由布だったのがちょっと残念です。もう少し強さの中に優しさの面も演技の中で見せてくれればなぁ…とは思うんですが、女優初挑戦ということもあるしそのあたりは仕方ないですかね。
勘助との別れシーンで勘助に強く「嫁取り」を勧める由布。脅迫にも似た迫力にぐぅの根も出てこない勘助(苦笑)。本来ならばここはかなり感動する場面だったはずなんですけど・・・私的には
「由布、最後まで勘助脅しにかかってるよ、コワっ」
って感想のほうが大きかったのが残念です。ただ、勘助が「本当は姫様以外誰も愛せない」という言葉を表にどうしても出せず押さえに押さえ込んで由布の説得に涙するシーンはウルっときました。切ないよねぇ・・・勘助。内野さんの熱演には拍手です

そしてもう一人、今川家の頭脳でもあった雪斎もあっけなくその命の幕を閉じてしまいました。毎度毎度、伊武さんの妖しい演技に魅せられていたんですが・・・最期はあまりにもあっけなかったですよね。妖しさ満点だった雪斎が望んでいたのは「流血のない世の中」。やっぱり仏に仕える高僧だったんだと最後に思わせるところがよかったです。倒れた直後、雪斎はイビキをかいてたんで死因は脳卒中だったんですかね・・・。演出が細かいなぁと思わず感心してしまいました。
ちなみに雪斎が倒れる寸前まで一緒にいたのが後の徳川家康。家康は人質時代の幼年期、雪斎に育てられたんだとか。これは初耳!

由布は晴信の腕の中で息を引き取ります(引き取るシーンは出てきませんでしたが)。かつて放送された大河ドラマ「武田信玄」ではたしか姫(あのドラマでは湖衣姫)の死に晴信は間に合わなかったと記憶していますが、今回のドラマでは最期まで晴信はそばにいた事になってました。
でも、その由布を一番愛していた勘助はその場で看取ることができず戦場にいたわけで…。いざ戦!というときに姫の死を聞かされた勘助は半狂乱に…。今後どう立ち直っていくのかが気になります。

気になるといえば今回のストーリーの中でクスっとなるようなちょっとアブナイ会話をしていた伝兵衛と葉月カップル(笑)。最近はあんな会話もOKとはNHKもずいぶん変わったものですなぁ(笑)。この二人が今後どうなっていくのかも注目です

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』42話 軍師と軍神

いつもは8時から見ていた『風林火山』ですが、新しいDVDデッキを購入したら急に地デジが見えるようになってしまい(笑)6時から放送のBShiを見ました。早い時間に『風林火山』見るっていうのもなんだか新鮮でいい感じかも。

先週の放送で勘助が心底愛していた由布姫が病死してしまったため、今週の勘助はそれはそれはもう憔悴しきっていて痛々しいくらいでした。そんな勘助に追い討ちかけるように
「由布との約束(山本家の為に嫁を取ること)を」
と迫る晴信。今の勘助にそれを迫るのはあまりにも酷だって…。前から思ってたんですが、晴信は勘助の由布への想いをどのあたりまで認識してるんでしょうねぇ。由布もどちらかというと晴信より勘助を慕ってたように後半は見えたし…。このあたりの人間模様が複雑ですな。

で、勘助は由布逝去のショックから抜け出せずに高野山の寺篭りへ。一人で経を読んでいる姿が様になっている内野さん(笑)。で、偶然にも同じ時期に越後の内紛でプッツンしてしまった景虎も高野山に出奔してしまっていて勘助と鉢合わせ。実際に景虎は高野山に足を運んでいた記録があるそうなのですが、そこで勘助と上手く会わせるような演出を組んだわけですね。これはなかなかナイス

今回は“道安”としてではなく“勘助”として景虎と対峙することに。勘助は由布姫ショックの為に高野山に来ていたわけで景虎の偵察に来ていたわけではない・・・景虎としてはそれが信じられなくて勘助を見た瞬間に怒りが沸々と湧き上がってきて斬りかかってしまう。この二人の殺陣シーンが実にスリリングで面白かったです!初めて見せた人間としての弱さ故に暴走する景虎と、必死に言い訳しようとしながらだんだん闘志に火がついていく勘助。この二人の対決は見応えがあってとても印象的でした。

でも、高野山の和尚さん(佐藤慶さん、久しぶりに拝見しました)に一喝されて結局二人は同じ屋根の下で渋々飯をすすってる(笑)。なーんか子供みたいな勘助と景虎がこれまたやけに可愛かったりしたんだよなぁ~。敵同士ではあるけれどもお互いに何か通じるものを感じる二人が顔を見合わせて思わず笑ってしまったシーンがとてもよかったです。gacktと内野さんの演技いいですね。

結局、景虎は家臣に説得されて次の戦いの準備の為に山を降り、それを知った勘助も気持ち新たに山を降ります。修行期間は短かったかもしれませんが(笑)お互い気持ちを切り替えるのにはいい時間を過ごしたんじゃないでしょうか。勘助も悲しみをひとつ乗り越えたようですし。
でも結局嫁取りはせずリツを「養女」として迎え入れることにしたあたり、まだ由布への未練は感じられますけどね。リツもそれを受け入れてるし・・・本当にいい娘だねぇ。そんな彼女に勘助が高野山で彫った摩利支天を授ける勘助・・・ここはなんだかちょっとジーンと来ました

さていよいよ来週、内野さんと亀治郎くんが坊主になります(笑)。
楽しみ楽しみ!?

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』43話 信玄誕生

とうとう晴信が「信玄」になっちゃいました。それと同時に勘助、真田、原も坊さんに…。この中で本当に頭を剃ってしまっているのが勘助の内野さんと晴信の亀治郎くんです。来週からは軍議の席に坊様が増えるわけですな(笑)。

それにしても、内野さんの頭の形は本当に「坊さん」向きといいますか…そのまま寺に入ってもいいような感じですねぇ(笑)。血筋もあるんでしょうか。でも、その前日に放送された土スタでのオチャメな内野さんの断髪式は微笑ましかった~。現在はちょこっと髪の毛も生えているようですね(一路さんとの披露宴写真を見る限り)。
亀治郎くんは・・・まぁ、見事にまん丸な頭(笑)。今までの鬘ではそれなりの年齢に見えたんですが、頭を丸めて信玄になってからはなんか急に若返ってしまったような印象が…(苦笑)。

今回もうひとつ面白かったのが勘助とリツの微妙な親子関係。リツは未だに勘助への未練を断ち切れないようで、そんなリツに勘助もオタオタしてしまう(笑)。前田亜季ちゃんのリツがすごく可愛くていい味でてるし、それに翻弄されて動揺しまくってる内野さんの演技も楽しい!今後は重いシーンが多くなってきそうなので、せめて二人のシーンはちょっとした清涼剤のようであってほしいですね。

と、「風林火山」も残りわずかになってきましたが・・・なんと来年には舞台化も決定しているんだとか!しかも、亀治郎くんが晴信と勘助の2役をやるっていうのだからまたビックリ(姫役はやらないんだ 笑)。内野さんは他の舞台で忙しいのかな。そしてさらに、俳優引退宣言した千葉真一さんが亀ちゃんの熱い説得に応じて再び板垣を演じることになるんだとか。

スポーツ報知

過去にも大河の舞台化はありましたが、いずれも観に行ってないんですよね。でも、今回はちょっと興味あり!チケット確保に走るかも!?

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』45話 謀略!桶狭間

いよいよ『風林火山』後半のクライマックスでもある桶狭間の戦いでございます!前回(ブログに感想書きそびれましたが 爆)寿桂尼の企みで信玄が殺されそうになったことを知った勘助が恐るべき復習劇に出ることに。前回ラストの内野さんの表情がめちゃくちゃ怖かったもんなぁ(苦笑)。

その前に、信玄を殺そうとして刺客として放たれた寅王丸が飯富の独断で殺されてしまいます。幽閉先から逃げたからということになってましたが信玄はちょっと疑いを持ってる模様。でも、寅王丸は坊主でありながら三条の御付だった萩野を殺してしまいましたからねぇ…致し方ないかも。
それにしても信玄、胡桃をコリコリさせる癖が出ておりますな。このあたり御父上の血を引いてるということでしょうか。しっかし亀ちゃんのまん丸坊主が・・・威厳ありの信玄って雰囲気じゃなくて笑えてしまうんだよなぁ(笑)。

そして桶狭間への謀略が始まっていくのですが・・・そこに至るまでの資料があまりないからか、勘助が深く関わってくる設定になっているのがなかなか面白いなと思いました。その仲立ちになっていたのが勘助と親交のあった瀬川亮くん演じる庵原之政。久しぶりの登場ですが、すっかり立派になって頼もしくなったのねぇ。あの『武者震いがいたしまする』っていうのも聞けたし(笑)。
でも、勘助との仲立ちをしたことでご主人の今川義元からは怒られっぱなし。義元も大切だけど勘助も信じてる…なんだか素直で可愛い之政だけにちょっと今回の立場は可哀想だったな。でも桶狭間で生き残れたようでそれだけはよかった…。

で、勘助はわざと義元をけしかけていきますが・・・ここは見応えありました。谷原さん演じる義元が勘助の進言に逆切れするんですが、その切れてる姿が妙にカッコよかった。逆に勘助は黒すぎ(爆)。さすがは策士、煽るのが上手いというか。結局は勘助の策略に乗ってしまった義元が勘助が進言したのとは全く違う桶狭間に兵を進めてしまうというところに至ってしまいました。

桶狭間で余裕かまして酒を飲んでいる義元でしたが、なぜかその姿は凛々しくてカッコよかった。今回敗れ際で義元がカッコよく描かれたのはこの谷原さんが演じたのが初めてじゃないでしょうか。そのすぐあと鉄砲で狙われて腰を抜かしてしまい家臣に引きずられていく姿の情けなさとのギャップがとてもよかったです。
谷原さん、お疲れ様でした!

ラスト、寿桂尼が義元の首桶を抱えるシーンは哀しかったですね…。このあと今川家はどんどん没落していくわけで…。義元ってそう考えると本当にすごい人だったんだなと思います。いつも情けない描かれ方ばかりしている義元ですが、今回こうしてカッコよく描かれたことで少し浮かばれているのではないでしょうか。

そしてまた景虎との戦いが迫ってきます!


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

タグ : 風林火山 内野聖陽 谷原章介 瀬川亮

『風林火山』46話 関東出兵

なんだか出家してからブラックな雰囲気の勘助と信玄。オープニングのやり取り見てるとまるで水戸黄門に出てくる『おぬしも悪よのぉ・・・』みたいな会話に見えちゃうんですが(爆)。それだけ終盤に向けて緊迫してきてる情勢ということだと思うんですが、なぜか笑えてしまう

今回はついに上杉を名乗ることになった政虎(景虎)vs北条氏康の戦いを中心に展開するストーリーでしたが、戦いよりもGackt上杉祭の印象がやたら強かったです。ガックンファンにとってはまさに見所満載だったんじゃないでしょうか

戦を重ねていくうちにいつの間にか『驕り』の部分が強くなった政虎。3日で北条の小田原城を攻め落とすと豪語し、寝返り防止策として成田長泰の妻である伊勢を半ば強引に自分と同行させてしまう。この成田の奥さん・伊勢(井川遥さん)が政虎のお母さんによく似ていたということでなにやら特別な感情を抱いた模様(苦笑)。直江の娘・浪さんが知ったらこりゃショックだろうなぁ。政虎は母親からの愛情に飢えてたってことなんだろうか…。

ところが、小田原の北条はとってもしぶとくてなかなかお城が落とせない。氏康を演じてる松井誠さんの目力演技が効いとりますがな。なんか、この城は落とせないんじゃないかって気になりますしね。さすがは大衆演劇スターだ。早乙女くんはあまり前面に出てきませんねぇ…。
で、なかなか陥落しない小田原に対して政虎がとった行動とは・・・単独で敵方の小田原城に入って余裕だぜってところを見せ付けること(笑)。まぁ、無謀も無謀ですわ・・・この方。あんな至近距離で矢がびゅんびゅん飛んできたり鉄砲がガンガン飛び交っている中「フンッ」といった表情で笑いながら酒飲んでますよ。あれだけ矢やら鉄砲の弾やら撃ち込んでるんだから一発くらいは命中するだろう~~と笑いながら見てしまった。
それにしてもガックン、あの状況下で酒を飲む姿が異様に美しかったです…。さすがは自分を魅せることを心得ていらっしゃる!

そんな最中に行われた関東管領就任式。帰り道、政虎の目に入ってきたのは人質として連れている伊勢のダンナ、成田が馬の上から降りていない姿。驕りの気持ちに支配されてる政虎はこれにプッツン切れてしまい(苦笑)、近づくや否や成田を馬上から引きずり落としてものすごい形相で鞭打ちの刑を実行

こ・・・怖いぃぃぃぃ!!

ものすごい勢いでビシバシひっぱたいてるその顔は・・・まるで快感にでも浸っているようだったぞ。ドSかいな(爆)!しかも、この表情のまま今回は終了・・・。まさに、ガクト祭なストーリーでした(笑)。

そのほかに面白かったのは伝兵衛と葉月の恋物語。どさくさに紛れて告白する伝兵衛はなんだかとても可愛かったし男らしくもあった。葉月にもその気持ちは伝わったようでしたが・・・彼女が伝兵衛にお見舞いした効果音に思わずウケてしまった(笑)。NHKもついにそういう描写をするようになったかと(笑)。この二人にはくっついてほしいけど・・・でもなんとなく悲劇のにおいもするよなぁ

大出世した香坂くんが勘助から嫁についてツッコミ入れられるシーンも可愛かった。勘助の脳裏に浮かんでいるのはきっと・・・と察しはつくんですけどね。でも香坂くんにしてみれば『勘助に言われたくない』ってところでしょうか(笑)。

残り回数が少なくなってきました。勘助最後の決戦までカウントダウン…。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

『風林火山』48話 いざ川中島

いよいよ勘助最後の決戦となる第四次川中島の戦いが始まりました。この大河ドラマも残すところあと2回かぁ…。

軍議の席で胡桃ゴリゴリさせてる信玄。父親と似るものですねぇ。悠然と動いている亀ちゃんの信玄がなんとなく笑えてしまうのは気のせいだろうか・・・(苦笑)。上杉は動いたものの、もう少し先の情勢を見てからということで武田は容易に動きません。
一方の政虎は海津城を攻めるのは「弱気者を撃つのは自分の性に合わない」と言い放って、あえて信玄と真っ向勝負を挑める妻女山に陣を引くことを決断。こういう上司につくと失敗した時が恐ろしいですなぁ(苦笑)。で、その意を汲んで信玄もついに決戦の決意を。たしかに敵としては申し分なしと言ったところでしょう。両軍にとって今までにない運命の戦いであるということを暗示しているようで緊張感が高まります。

「死を覚悟した戦」ゆえにそれぞれの想いが交錯するシーンが多くなりちょっとジーンとしてしまいました。信玄は今まで苦労させてきた三条夫人へ詫びを入れ、それに対し三条は「私のためにお勝ち下され」と言います。なんだか今生の別れのような雰囲気で哀しかった…。それにしても祈りにふける亀治郎くんは貫禄があってよかった。
一方、勘助宅でも・・・。今まで「だんな様」としか呼ばなかったリツが初めて「父上」と呼ぶシーンは本当にウルッときました。勘助の意を汲んで香坂に嫁ぐ決意をしたリツ・・・健気で可愛くて哀しいよね。そして出陣の時・・・リツは「山本家のことはご心配なく」といい、勘助は「帰ったらそちの祝言じゃ」と告げてついに旅立ちます。この戦いがどうなるのか分かっているだけにこのシーンは本当に泣けました。

決戦の地へ行く前に由布の墓の前で思い出を語る勘助。こういうシーンもなんだか今生の別れを意味しているようで哀しいですね・・・。この戦いに勝頼の初陣に出すことを報告すると突然あの世から由布が現れて「なりませぬ」と勘助の袖を引っ張る。この時の由布はなんだか生きていた頃よりもずっと可愛く見えた(笑)。由布の霊に何かを感じ取った勘助は勝頼の初陣を止めます。結果的にこれが良かったことになるのはなんだか皮肉です・・・。

そして信玄と駒井。「勘助は親方様一筋に生きてて羨ましい」という駒井に信玄は「絶対に死んではならん」と告げます。駒井がいたからここまでやってこれたという信玄の言葉に目を潤ませている駒井がすごく切なくて可愛かった。勘助に負けず劣らず駒井君も信玄に全てを捧げてきたんだよね・・・。そのことを信玄は分かってくれていた、それだけで十分だったんだろうな。

戦場でもマイペースに琵琶を引き続けるGackt政虎(笑)。ガックンが演じてると本当に独特の雰囲気感じますなぁ。武田軍は海津城に篭りにらみ合い状態に。まさに動かざること山の如し。今後の策を練っていると相木さんが駆け込んできて原美濃さんが生きていると知らせます。先週見たときは「あれは命落としたな・・・」と思うほどの状態だったはずなんだけど・・・原は不死身か(苦笑)。
で、そこへ勘助が駆けつけてみるとボロい家の中で意外と元気そうな原さんが。なんか本当に回復力早そうだな(ごま油にムカデつけると血が止まるんだと 笑)。助けてくれたのは怪しいこと極まりないおふく婆さん。それを怪訝な目で見てる勘助がコメディっぽくて可愛かったです。内野さん、こういう表情うまいですよね。重くなりがちな内容でもなんだかホッとしてしまいます。そんなおふく婆さんに褒美を余分に与えて(笑)勘助は戦の勝敗を左右するであろう濃霧が出る日を聞き出します。「明日来る」と知った勘助。
ついに運命の日が来るんですね・・・。

ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

タグ : 風林火山

『風林火山』49話 死闘川中島

とうとう残り1回を残すのみになってしまった『風林火山』。川中島ロケが濃厚だったとのことで1話追加されたほどなのですが・・・今回のラストはとても哀しい結末でした

冒頭で語った勘助の言葉
『それがしは青き月影のごとく、お屋形様は燃ゆる日輪の如し。恋は散り降る花の如く、心はほの暗き森の如し。宿敵は天かける龍の如く、戦は我が人生の如し』
これはたしか、第1話の一番最初に出てきたセリフでしたね。終盤にきてもう一度聞くとなんだかとても重く感じられてしかないです。まさに勘助の人生そのもの・・・。

膠着状態打開の為についに勘助から啄木鳥戦法の提案が!妻女山で本陣突いて山から敵を追い出したところを一気に叩く作戦。勝利を確信する勘助の言葉を信玄も信じるわけで・・・。見破られることを疑っていなかったことがなんとも歯がゆく思ってしまいがちですが、それは歴史を知っているからこその考えなんだろうなぁ・・・。
一方の上杉はなぜ霧のことを見破り妻女山を降りたのかといえば・・・原美濃を助けたおふく婆の情報を宇佐美が聞き出してました。金さえもらえれば婆にとってはどうでもいいことですから仕方ないけど・・・なんともやりきれないですねぇ(苦笑)。

それと知らず味方を二手に分ける武田。「この一戦に全てをかけ申す」と意気込む勘助は勝利を確信しているような表情。
そして決戦の日。それぞれ出陣に備え決死の覚悟を秘め英気を養う。勘助も別働隊の真田・相木と酒を飲み交わします。三人とも最初出会った頃は『武田の敵』だったなぁ、としみじみ語ってるわけですが・・・なんだか雰囲気的にまるで最後の晩餐。それぞれが決死の覚悟でこの時を迎えているのがひしひしと伝わってきて切なかったです。「すべてお屋形様に出会ったため。あのお方が我らの運命を変えた」・・・武田信玄に出会ったことで今の自分がある、その殿のためなら命だって惜しくない、そんな気持ちだったんだろうなぁ・・・。愛されてますね、お屋形様。

一方、信玄と弟の信繁も二人の兄弟として杯をかわしています。『今宵は兄と呼んでくれ』という信玄に『兄上』と呼ぶ信繁のやりとりがこれまた切なかった
息子に残す99条の訓戒をしたためたことを語る信繁。第一条には「お屋形様に対して逆意あらざるとのこと」と示したというのがいかにも信繁らしい・・・。こんな戒めなど残さなくてもいい世の中に早くなってほしいと目に涙をためて語る信繁に、信玄は「そなたが生き抜けばこそそのような世の中が作れる」と語り、母の遺品衣に書いた法華経の陀羅尼を託します。自分は大将だから一緒に戦えないけれども兄として弟の身を守るつもりで書いたと語る兄・信玄の心遣いに涙をこぼす信繁。
このシーンはちょっと涙なくしては見れなかった。兄弟同士の争いが頻発して権力闘争をしていたあの時代、信繁は心の底から兄を慕って終生忠臣を尽くしたわけですよね。本当に素晴らしい弟だったんだなと思います。だからこそ信玄も信繁に絶対の信頼を寄せていたわけで・・・たぶん、信繁にはずっとずっと感謝していたんじゃないだろうか。

いよいよ武田軍が動く。香坂は『父上語武運を』と告げて妻女山へ向いましたが、いつの間にかもう勘助が父上っていう立場になってたんですかね。リツが婚儀を決意したことを告げられたからかな。自分の全てを託した「息子」を見送る勘助の姿がちょっと切ない・・・。
夜が明け始めた頃、山を降りた上杉軍を知らない別働隊は不安を抱きながらも前に進むしかない。そして明るくなってから「鶴翼の陣」で敵を待ち構える武田。いつまでたっても別働隊からの反応がないことに不安を覚える勘助・・・。そんな彼に信玄は「この霧は味方ばかり有利とは限らない」と告げます。ちょっと信玄さん、それもっと早く言ってあげてよ(爆)。思いっきり嫌な予感に勘助が襲われた時、晴れた霧の向こうには無数の敵が待ち構えてます。『読まれた』と愕然となる勘助・・・勝ちを意識した作戦だっただけに大ショックだっただろうなぁ・・・。
車懸の陣で猛然と攻めかかってくる上杉に一気に不利な状況になっていく武田。その頃別働隊はようやく見破られたことを知り急ぎ山を降りますが間に合うんだろうか・・・。

啄木鳥戦法を見破られた勘助は動揺を隠し切れず、失策だったこと信玄に詫びます。もう身が縮むような想いだったんじゃないだろうか・・・。お屋形様を失望させてしまったのではないかという恐怖もあったと思う・・・。でも、そんな勘助に「そちがうろたえて何とする。そちは武田の軍師ぞ!」と喝を入れてくる信玄。その言葉にかつて板垣から「月影になってお屋形さまを照らし続けろ」と言われたことを思い出す勘助。その本当の意味を改めて噛みしめ再び軍師の顔に!強い男だなぁと思ってしまった。

それでも状況は不利なわけで・・・それを見かねた信繁は信玄から貰い受けた陀羅尼の幌を背負って出陣の挨拶にやってきます。「その幌が必ずそちを守護してくれようぞ」と祈るような気持ちで弟を送り出す信玄、その言葉を受け止めて勇ましく出陣していく信繁・・・これが二人の最後の別れになってしまうとは
状況の不利から死を覚悟した信繁は敵陣へ向かう途中、部下に幌を託します。「自分の命がなくなるのは惜しくないが、陀羅尼の幌を失うのは悔やまれる」というセリフがあまりにも潔すぎて泣けてくる・・・。息子に幌を渡すよう頼み、敵陣に突っ込んでいく信繁。その信繁を守るべく、守役だった諸角も応援にやってくるのですが、深手を負ってしまった信繁と以心伝心で語り合うシーンは本当に泣けました。二人の心の絆は深く深く結ばれていたんですね・・・。
そして、奮戦むなしく討たれてしまう信繁と諸角・・・・・。兄の為に人生を捧げた信繁と、その信繁に人生を捧げた諸角は共にこの世から去ってしまいました。その知らせに悲しみをこらえて目を閉じる信玄・・・。史料には信繁の死を知った時、信玄は声を上げて泣き崩れたとあるそうです。そのくらい弟を大切に思っていたんですね・・・。まだ37歳だったなんて・・・。

そしていよいよ来週は最終回。武田家の軍師となった勘助の最期の戦いになります。これもなんだか涙なくしては見られなさそう・・・



ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

タグ : 風林火山 川中島

『風林火山』最終回 決戦川中島

一年間見続けた『風林火山』がついに最終回を迎えました。1回増えて全50回になったせいか、やたら回想シーンが多く差し込まれるのが気になりましたが(苦笑)、全体的には躍動感のある感動的なラストだったと思います。

NHK大河ドラマ 風林火山 完全版 第壱集NHK大河ドラマ 風林火山 完全版 第壱集
内野聖陽 市川亀治郎 Gackt


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
DVDボックスも発売決定のようです。

信繁と諸角の死の知らせを受け「守るだけでは足らん、勝つのじゃ」と言う信玄の言葉についに勘助は出陣を決意。駒井に「もはや講ずる策はなし。お屋形様を頼む」告げ、「それがしも前へ出まする」と足を引きずり陣を去る勘助・・・。これが信玄と勘助の永遠の別れ。しかし、このシーンはあまりドラマチックにせず静かに短く終わらせていたのが印象的でした。もう会えなくなるかも知れないという想いはお互いに抱いていたはずなのに、敢えてそれを言わずに静かに別れた二人・・・。実際もこんな感じだったのかもしれません。

一方上杉陣では思わぬ苦戦にそろそろ引き時ではないかと宇佐美が政虎に進言します。ところがそれを無視して信玄の首を取ってみせる!の勢いで突っ込んでく政虎。ついに大将自ら白馬を飛ばして少数の家臣を引き連れて出てってしまった(苦笑)。それにしても馬の乗りこなしがすごいなガックン。コンサートでの乗馬姿が目に留まって謙信に抜擢されたというのが分かる気がした(笑)。
その頃、妻女山から降りた真田は村上軍と激戦を繰り広げてます。村上さん、お久しぶりでしたが相変わらず元気そうでしたな。この戦いは結局どうなったのか?

そして勘助もいよいよ突入しようというところにやってきます。先に出た伝兵衛や太吉のあとを追おうとしたとき、突然義信が現れ驚く勘助。前に出ようとする義信に
「命を粗末にしてはいけない。あなた様の命と勘助の命は違いまする」
と決死の想いで止めにかかる勘助が切なくて涙が出ました。勝頼に愛情を注ぎ義信はどちらかというとあまりよく思っていなかったように見受けられた勘助が、最後に義信に命がけの説得をした・・・。その熱い想いは義信にイヤというほど届いていたのか、なにやら目元が潤んでいるように見えましたよね・・・。武田を守ってほしいという勘助の言葉に引き返していく義信。
いざ戦場へ行こうとする勘助を由布の手が引き止めます。しかし『死んではならぬ』という声を聞いた勘助は「生きている限りは諦めない。お屋形様に天下を!」と突っ込んできます。生きるための勘助の戦いが始まります・・・。

最初の対決は宇佐美。なぜ国を滅ぼしてまで戦うのかと問われた勘助が顔をしかめた瞬間、その間を政虎が猛然と突っ込んでいきます。他の家臣はついてこれなかったのか(笑)一人突っ走ってます!誰か一人でも狙っちゃってもいいものを・・・みんな自分の戦いで精一杯なのかオール無視状態でした。ありえねぇ!とは思いましたが、ドラマ的に、画的には面白かったかも。
信玄の元へまっしぐらに向う政虎。そして有名な一騎打ちのシーンです。ものすごい形相で刀を振り下ろす政虎と3度その刀を軍配で受ける信玄。まさに静と動!ここの映像はとてもキレイでした。亀ちゃんがスタパで言ってましたが、カット割りのほかにも一連の動きも撮影したようですね。それだけ気合がこもってたんでしょう。
もうひと太刀!というところで武田軍の刀が馬に刺ささったようでGackt政虎退却。それを静かに見送る信玄。「三度受け止めたが軍配には七太刀もの傷がある。あれこそが越後の竜神である」というセリフがなんとも重みがあってよかったです。にしても、あの白馬ちゃん・・・刺された割にはものすごく元気だったけど・・・大丈夫だったのか(苦笑)!?

退却してきた政虎を勘助は必死に追いかけながら「一国を滅ぼしてまで何のために戦うのか」という宇佐美の言葉に「生きるためじゃ。我が想うお人のためじゃ」と心の中で応える勘助の姿がとても印象的だった・・・。
しかし、身体には矢が刺さり直江の剣が勘助の兜を飛ばし落馬してしまう勘助。それでも生きるために奮戦する勘助。その目線の先に映っているのは戦う勘助を静かに馬上で見つめている政虎・・・。満身創痍になりながら政虎を求めるように手を伸ばした瞬間、全身に銃弾を受けてついに倒れてしまう。普通ならあれは即死に近いんじゃないかと思うんですが、生きる執念がすさまじい勘助はそれでも死なないのです!不死身か!?
銃弾に倒れた勘助目線のカメラワークがなかなか面白かったです。あんなふうに武田本陣が見えていたのかなぁ・・・。
「見える、我が孫子の旗。見える、我がお屋形様」
そう呻きながらもまだ戦えると全身全霊の力をこめて立ち上がる勘助すごい生命力です。
そのとき目に映ったのは平蔵。勘助に刃を向ける平蔵に覚悟を決めて首を取るように言う勘助。それをためらう平蔵にあの、ミツが刺された時の摩利支天を渡そうとします。平蔵が矢崎さんのお墓に備えたものを勘助が拾って再びつけたんでしたよね・・・。それが巡り巡って再び平蔵の元へ・・・と想った瞬間、平蔵に矢が刺さってしまいその場に倒れてしまう。託せなかった摩利支天を手に呆然とする勘助の目に映ったのは真田軍の六連銭

「勝った・・・、お屋形様、我らが勝ちにござりまする!勝鬨をお挙げくだされ!!」

最期に見たものは味方の旗だったとは・・・。そしてその旗に孫子の旗を重ねるとは・・・。その瞬間に討たれてしまうとは・・・。なんだか切なくてまた涙が出た・・・
屋敷ではリツに与えた摩利支天の彫り物がなぜか軒先に。それを見た瞬間にリツは勘助の死を直感して涙を流します・・・。かわいそうなリツ・・・。

武田本陣では信玄が信繁の遺体に触れ涙を流します。最期まで兄に尽くした弟を思い出し
無念の涙を流す信玄も切ない
そこに伝兵衛が『山本勘助にござりまする』と叫びながら首のない勘助の遺体を背負ってやってきます。首にはあの摩利支天が・・・。さらに別方向から『旦那様の首じゃ』と叫びながら太吉が勘助の首を上杉から奪い取りやってくる・・・。勘助と一番古い付き合いのあった二人が勘助を信玄の元へ連れてきてくれたんだと想うとまたまた涙が
「胴と合わせててやるのじゃ」と静かに語り横たわる勘助を見つめる信玄、そして家臣一同・・・。見つめながら「笑っておるのぉ」と涙を流す信玄・・・。横たわる勘助の前で勝鬨を上げる信玄と家臣たちの姿に涙が止まらなかった

そして矢を受けて倒れたはずの平蔵も家族の元へ戻ろうと必死に家に向っています。家族の為に生きて帰ろうと必死な平蔵。「戦はもういい」というセリフがとても重く感じられました・・・。平蔵は倒れてしまったけど、そんな彼の元にあのおふく婆が駆け寄ってきます。恐らく彼はおふく婆に助けられてヒサの元へ戻るのでしょう。原さんのエピソードはその伏線だったのかな・・・。生きるために戦って死んだ勘助と、死の間際に生きることを臨み恐らく生還する平蔵・・・対照的な二人の姿でした。

月影のなか花の中に埋れている勘助の眼帯シーンがラストでした。そこに被せられたのは「わしにはみえるらよ。勘助の中に咲いている花が。だから勘助は怖くねえら」と言ったミツの言葉というのが意外でした。原点回帰といったところでしょうか。静かで安らかなラストでした。

これで「風林火山」は終わりました。一年間、内野さん、亀治郎くん、その他キャストの皆さんに楽しませてもらいました。ありがとうございました!あとは年末の総集編か・・・。そういえば今回は座談会みたいなのないんですかね。ちょっと見てみたかったんだけど・・・。


ジャンル : テレビ・ラジオ
テーマ : 風林火山

タグ : 風林火山