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エンタメ牧場

舞台・テレビ・映画・俳優など、エンタメ関連について無駄に熱く書き綴ってます

『レッドクリフ Part1』

どちらかというと中国系映画は苦手なほうなので「レッドクリフ」も観る予定に入れてなかったんですが・・・5週連続興行成績1位とか言われるとなんだか無性に興味をそそられてしまい(笑)・・・水曜レディスデー活用して見に行ってしまいました。
ただ、私は三国志についてはほとんど無知状態だし、中国語のセリフを聞くのはちょっと苦手という意識もあって(汗)あえて今回は日本語吹き替え版を選択。欧米の役者さんに日本語セリフがかぶると何となく違和感がありますが、同じアジア人だったらすんなり入れると思って(笑)。

結果、日本語吹き替えにして正解。三国志超初心者の私にとっては字幕よりもダイレクトに日本語が流れてくるほうが分かりやすくストーリーに集中することができました。しかも、声優さんもベテランの方が担当しているので安心して聞ける。
ちなみに、主演のトニー・レオン演じる周瑜には山寺宏一さんが!これはかなり嬉しかったかも♪私が高校時代から好きだった声優さんなんで。金城武演じる諸葛孔明は「アグリーベティ」で編集長ダニエルの声を充ててる東地宏樹さんでした。金城さんは当初本人が充てる予定だったようですがスケジュールの都合が合わなかったようですね。唯一の日本人キャスト(金城さんは日本人か台湾人か微妙なので 笑)だった中村獅童さん演じる甘興の声は獅童さん本人が直接充ててました。

ストーリーは曹操が強大な力で中国全土を支配しようとしていた時代に劉備孫権が手を組んで対抗しようとしていた頃の戦いの模様を描いています。劉備の軍師でもあった諸葛孔明と孫権の腹心でもあった周瑜の二人が互いの腹を探りながら同盟の道を探っていくシーンは見ごたえがありました。
曹操は権力に物言わせて領土侵略を企む悪役的な描かれ方をされていましたが、私にはそんなに極悪人には見えなかったなぁ。寄せ集めの兵士ばかりが部下ではあったけれども人を信頼する心を持っていたしどこか人間的で憎めない。これは役者さんが巧いのかもしれない。
ちなみに「RED CLIFF」とは三国志に出てくる"赤壁の戦い"のこと。かなり有名な戦とのことですが、中国史についてはまるっきり勉強不足の私は今回初めて知った次第(苦笑)。ですが、このpart1では赤壁の戦いはまだ出てきません。全2作ということなので本番の戦いは来年4月公開のpart2に出てくるそうな。つまり今回のpart1は赤壁の戦いへの序章といった感じですね。

で、感想なのですが・・・なるほど、素直に面白いと思いました、この作品。中国作品は今まで敬遠してきた部分があったけれどこれはエンターテイメント性あふれるスリリングで分かりやすい作品ですね。映像がとてもきれいだしエピソードごとのつなぎも自然な流れでよかった。そしてあのエキストラの数!千人単位だそうで・・・さすがです(笑)。
映画の流れとしては、冒頭から迫力ある戦シーンがおよそ30分くらい続いたあと、孔明が周瑜と同盟を結ぶまでが静かながらも緊迫感ある空気の中で描かれ、そして八卦の陣の奇策での戦いが息つく暇なく続く・・・といった感じ。静と動がくっきりしてるので分かりやすい。なんか曹操軍と劉備・孫権連合軍の戦いシーンは映画「300」を彷彿とさせるような動きもあってすごかったなぁ~。それぞれの将軍によるワイヤーアクションも迫力満点です。

音楽担当は岩代太郎さん。日本で様々なドラマの音楽を担当されている方ですが、この映画のなかでも岩代さんの音楽は光ってました。心にジーンとくるような旋律がけっこう多かったです。サントラチェックしようかな。

レッドクリフ Part1 オリジナル・サウンドトラックレッドクリフ Part1 オリジナル・サウンドトラック
岩代太郎 松井五郎 中野雄太


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周瑜のトニー・レオンさんは精悍な顔立ちでいてたくましくカッコいい。孔明の金城さんもクールなイメージで羽根を仰ぐ姿がカッコイイのですが、時折柔和な表情も見せたりして可愛かった。獅童さんはセリフは少ないのですがアクションシーンとかも派手で存在感あり。中国系俳優さんの中にあってもまったく違和感ないですねぇ。日本人離れしてる顔立ちなんだなぁと思ってしまった(笑)。女優さんたちはものすごく美人でうっとり。どうしたらあんな美しくなれるんだろうか(汗)。
で、一番のお気に入りだったのが孫権役のチャン・チェン。初めて観る役者さんだったんですが…底抜けに、文句なくカッコよかった!イケメンです!特に目力が印象的ですねぇ。孫権登場シーンになるとドキドキしちゃったくらい(笑)。こりゃpart2も見なきゃ!とマジで思いました(笑)。

"曹操・劉備・孫権"って名前は今はまだ「ちりとてちん」を連想してしまうんですけど(爆)、孔明とか関羽は名前だけは知ってました。三国志無知な私が知ってるんだからよほどの超有名人。孔明に関しては"三顧の礼"とか"泣いて馬謖を斬る"とか有名な故事がいまでも使われているんだからすごいなぁと感動してしまいます。ちなみに饅頭や紙芝居発案も孔明だと言われているそうですね。改めて、諸葛孔明・・・すごい男だなと。

とりあえず来年4月、パート2も観に行きます。


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ジャンル : 映画
テーマ : 映画館で観た映画

[ 2008/12/04 20:08 ] 映画鑑賞作品 | TB(0) | CM(2)
ご無沙汰です♪
えんしゅうりんさん、お久しぶりです。
こちらこそご無沙汰しておりました~。

「レッドクリフ」は本当に予備知識がほとんどないまま見に行ったんですが、素直に面白かったです。ちょっと三国志のマンガに興味が出てきたんですが60巻ですか!?もう少し短そうなの探します(笑)。

おにぎりはヒガシ知事との対談ですか(笑)。
[ 2008/12/09 22:08 ] [ 編集 ]
ごぶさしてました。
こんにちわ。

三国志は奥が深いです。
まともにマンガで全部読むと60巻ですからね。(爆)

そのなかで、赤壁の戦いは最も盛り上がる場面ですよね。


話は変わりまして、
「おにぎり」豚一家は宮崎県県庁に出向いて東国原知事との対談に入り始めました。
[ 2008/12/07 09:56 ] [ 編集 ]
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